タグ: トロロッソ・ホンダ

  • ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    F1アゼルバイジャンGPでは、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3戦連続の4位フィニッシュを果たし、貴重なポイントをもたらした。

    4番手スタートのマックス・フェルスタッペンはスタートで5番手に順位を落とすも、すぐに4番手のポジションを取り戻す。上位4台の中では最も遅い14周目でピットインし、ミディアムタイヤで復帰すると、レース中盤では上位陣をしのぐペースでレースを続け、前との差を詰めていく。

    ただ、バーチャルセーフティカーの導入により一旦タイヤの温度が下がったこともあり、終盤では縁石を避けながら4位をキープする走りに切り替え、ポジションを維持したままフィニッシュした。

    金曜のセッション中のペナルティーによりピットレーンからスタートしたピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤでスタートすると力強い走りでポジションを上げ、一時はフェルスタッペンの直後まで順位を上げる。この路面コンディションの中ではソフトタイヤよりもペースがよかったミディアムタイヤを38周目まで引っ張るが、11周を残したところでドライブシャフト破損によりリタイアを喫することになった。

    一方のトロロッソ・ホンダにとっても、難しいレースになった。ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトのペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替える。しかしながら、31周目、他車に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    同じくソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    田辺豊治 (ホンダF1 F1テクニカルディレクター)
    「今日のレースは、スペック2のICEを導入した初戦ということもあり、4台完走を目指していましたが、残念ながら2台がリタイアとなってしまいました。フェルスタッペン選手はいつも通りの安定した走りで、3戦連続となる4位を獲得してくれました。一方で、ガスリー選手とクビアト選手が、それぞれマシンのトラブルとレース中のアクシデントによりリタイアとなってしまったことはとても残念でした。また、完走を果たしたアルボン選手についても、あと少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく思っています。新しいスペック2は週末を通して問題なく機能しましたので、さらなるデータ分析を進め、次のスペインGPに向けて準備を進めます。今後ともチームと一緒に前進を続けていければと思います」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「一般的に見れば、いいレースができたと言えるでしょう。レース中常にメルセデスとフェラーリが視界にあり、ただそのギャップを縮めようと走行しました。スタートでブロックされ、コーナーにより突っ込んだ状態でのブレーキングができず、ペレス選手にオーバーテイクを許してしまいました。確かに順位は落としてしまいましたが、1周目にリスクを負って無理する必要はありませんでした。抜き返したあと、他より少し長めにソフトタイヤで走行し、マシンからはいい手応えを感じていました。ペースはよく、特にミディアムタイヤを使用した第2スティントでは前方とのギャップを7~8秒も縮めることができました。VSC(バーチャルセーフティーカー)ではタイヤを冷やしてしまったのか、解除後に後れを取ってしまいました。このコースでは、タイヤの温度がカギであり、低いとマシンが滑ってしまうため、ファイナルラップでリスクを背負って攻めることはしませんでした。バルセロナでのパフォーマンスはそこで持ち込むアップデートの内容によりますが、さらに他とのギャップを縮めて戦えるようにしていきたいと思います」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今回のレースウィークは、今までの3戦よりずっといい週末となりました。マシンにさらに慣れ、自分が思ったような走行ができるようになりました。予選ではQ1を上手くまとめることができ、いいパフォーマンスを見せられたと思います。レースではピットレーンスタートとなってしまったため、前方でポジション争いをするには難しい位置だと分かっていましたが、ポイントを獲得するには十分な速さがマシンには備わっていると感じていました。決勝中も6番手までポジションアップして上手く進んでいたのですが、ドライブシャフトのトラブルにより完走することができませんでした。結果的には、僕自身はあらゆる状況に上手く適応できたレースウィークだったと感じていますし、チームの方向性は正しかったと思います。マシンの挙動も予測がつきやすく、僕自身もアプローチを変えた部分があります。まだ改善すべきことはありますが、一戦ごとにチームとともに正しい方向へ前進していると信じています」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「ポイント獲得圏内にあと一歩のポジションで終わってしまったことが悔しくてなりません。スタートはまずますでしたが、前方を阻まれブロックされたとき、タイミング悪く間違った方向にマシンを逃がしてしまったことで1コーナーの壁をかすってしまったので、その後の数コーナーは気をつけながら走行を続けました。以降、マシンのペースは安定していましたが、ピットインのタイミングが少し遅かったことによりタイムロスをしてしまった気がします。ピットイン後はすべてのマシンの後ろでコース復帰をし、ポジションを落としてしまいました。中団チームの差がどれもわずかで、その中でポジションアップを狙うには、ペースに他よりも大きなアドバンテージがないと難しいことです。最終的に、何台かオーバーテイクもでき、レースを楽しむことができました。それがなによりも重要なことではないかと思います!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「自分の責任でないのにレースをリタイアしなくてはならなかったことが残念でなりませんが、このようなことはレースで起こり得るので、仕方がないことだと思います。リカルド選手は自分のミスだと認めていますし、彼との間に問題はなく、水に流して次に進もうとしています。ポイント獲得も可能だと思って挑んだレースだったので、もちろんこの結果は残念ですが、あのときはなす術なしだったと思います。昨日の予選ではマシンに大きな手応えを感じていたのですが、今日の決勝ではタイヤのマネージメントに苦戦しました。なにが原因かを解明し、次のレースへ向けて準備を進めたいと思います。マシンのパッケージは十分に戦えるものなので、必ず我々のときがやってくると信じています」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • トロロッソ・ホンダ 「ポイント獲得のチャンスを逃した」

    トロロッソ・ホンダ 「ポイント獲得のチャンスを逃した」

    トロロッソ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストとテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンがF1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンが11位でフィニッシュ。ダニール・クビアトはダニエル・リカルド(ルノー)とのインシデントでマシンにダメージを終えてレースをリタイアすることになった。

    ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、ペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替る。しかしながら、31周目、ダニエル・リカルド(ルノー)に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    同じくソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    フランツ・トスト (チーム代表)
    「予選で良いペースを示し、我々は良いポジションにいたし、レースに対して非常に楽観的だった。残念ながら、結果は我々の予想とは完全に異なるものとなった。両方のドライバーが1周目にポジションを落とし、非常に早くに二人ともグレイニングについて不満を抱え始めた。最初にピットストップを行ったのはプライムタイヤに交換したダニールだった。彼はそのセットで強力なパフォーマンスを示し、リカルドとのインシデントが発生するまで10位争いを展開する集団に追いついていた。リカルドはブレーキをミスして二人のドライバーのコースオフを招いた。リカルドがコースに復帰しようとした際に彼はバックでダニールに突っ込み、彼のフロアは大きなダメージを負って、ダウンフォースの60%を失った。これによりダニールは継続することが不可能となり、リタイアしなければならなかった。アレックスに関しては我々がピットストップさせるのが遅すぎた。だが、彼は第2スティントで挽回することができた。それにもかかわらず、彼は11位でフィニッシュすること精一杯だった。スペインで強くなってカムバックするために我々は今日何が間違っていたのかを分析しなければならない」

    ジョディ・エギントン (テクニカルディレクター)
    「今日は我々にとって特に良いレースではなかったし、ポイントのチャンスを逃したという気持ちでバクーを離れる。ダニー(クビアト)のレーススタートタイヤが予想外に早くにドロップオフしたことで早めのストップを強いられ、彼はポジションから外れることになった。ダニーはピットストップ後にポイント圏内を走行していたが、リカルドとの接触によってさらにタイムをロスし、最終的にそのダメージが原因でリタイアした。アレックス(アルボン)はまずまずのレースをしたし、1ポイント獲得には至らなかったが、我々はチームとして正直でなかればならないし、今日は我々のピットストップ戦略でもう少し助けられたかもしれない。このようなことは起こり得るものだし、気持ちを切り替えて数値を見直し、今後同じようなトラップに陥らないようにしていきたい。我々は次のレースに焦点を移している。そこでは再びミッドフィールドはポイントを賭けた激しい戦いになるだろう」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ホンダF1 「スペック2のICEは問題なく機能したが2台リタイアは残念」

    ホンダF1 「スペック2のICEは問題なく機能したが2台リタイアは残念」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

    ホンダは今週末のF1アゼルバイジャンGPでレッドブルとトロロッソの4台にアップグレード版“スペック2”エンジンを投入。マックス・フェルスタッペンは4位入賞を果たしたが、アレクサンダー・アルボンは11位、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトはリタイアという結果に終わった。

    「今日のレースは、スペック2のICEを導入した初戦ということもあり、4台完走を目指していましたが、残念ながら2台がリタイアとなってしまいました」

    「フェルスタッペン選手はいつも通りの安定した走りで、3戦連続となる4位を獲得してくれました。一方で、ガスリー選手とクビアト選手が、それぞれマシンのトラブルとレース中のアクシデントによりリタイアとなってしまったことはとても残念でした。また、完走を果たしたアルボン選手についても、あと少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく思っています」

    「新しいスペック2は週末を通して問題なく機能しましたので、さらなるデート分析を進め、次のスペインGPに向けて準備を進めます。今後とっもチームと一緒に前進を続けていければと思います」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ダニール・クビアト 「リカルドとのことは水に流して次に進む」

    ダニール・クビアト 「リカルドとのことは水に流して次に進む」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、ペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替る。

    しかしながら、31周目、ダニエル・リカルド(ルノー)に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    ダニール・クビアトは、ダニエル・リカルドは自分のミスを認めており、水に流して次に進むと語る。

    「自分の責任でないのにレースをリタイアしなくてはならなかったことが残念でならないが、このようなことはレースで起こり得るので、仕方がないことだと思う」

    「リカルドは自分のミスだと認めているし、彼との間に問題はなく、水に流して次に進もうとしている」

    「ポイント獲得も可能だと思って挑んだレースだったので、もちろんこの結果は残念だが、あのときはなす術なしだったと思う」

    「昨日の予選ではマシンに大きな手応えを感じていたが、今日の決勝ではタイヤのマネージメントに苦戦した。なにが原因かを解明し、次のレースへ向けて準備を進めたいと思う。マシンのパッケージは十分に戦えるものなので、必ず僕たちのときがやってくると信じている」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • アレクサンダー・アルボン 「ポイント獲得まであと一歩だったので悔しい」

    アレクサンダー・アルボン 「ポイント獲得まであと一歩だったので悔しい」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースを11位で終えた。

    ソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。

    その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    「ポイント獲得圏内にあと一歩のポジションで終わってしまったことが悔しくてならない」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「スタートはまずますだったが、前方を阻まれブロックされたとき、タイミング悪く間違った方向にマシンを逃がしてしまったことで1コーナーの壁をかすってしまったので、その後の数コーナーは気をつけながら走行を続けた」

    「以降、マシンのペースは安定していたけど、ピットインのタイミングが少し遅かったことによりタイムロスをしてしまった気がする。ピットイン後はすべてのマシンの後ろでコース復帰をし、ポジションを落としてしまった」

    「中団チームの差がどれもわずかで、その中でポジションアップを狙うには、ペースに他よりも大きなアドバンテージがないと難しいことだ。最終的に、何台かオーバーテイクもでき、レースを楽しむことができた。それがなによりも重要なことではないかと思う!」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 予選レポート

    ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 予選レポート

    波乱に満ちたF1アゼルバイジャンGP予選の結果、決勝はホンダのF1エンジンを積んだマシンのうち2台が、2列目と3列目からスタートすることになった。

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、昨日のプラクティスセッション中にレースオフィシャルによる計量の指示に従わなかったことによるペナルティーのために明日のレースではピットレーンからのスタートが決まっていた。

    それでも今日の予選Q1ではトップタイムを記録し、明日に向けて期待を持たせるスピードを見せた。なお、Q1でのクラッシュによる赤旗中断により30分遅れでスタートしたQ2では、ガスリーは走行を行わなかった。

    その他の3台も順調にQ2進出を果たしたが、Q2最後のアタックでトラフィックなどの影響によりタイヤをうまく作動できず、トロロッソ・ホンダのアレックサンダー・アルボンはわずか0.1秒差でQ3進出を逃す結果となった。アルボンは13番手のタイムだが、他車のペナルティーにより明日は12番グリッドからのスタートになる。

    10台で争われるQ3にはレッドブルのマック・フェルスタッペンと、トロロッソのダニール・クビアトが進出。フェルスタッペンは二台のメルセデスと一台のフェラーリに次ぐ4番手。最後にすばらしいアタックを見せたクビアトは、フェルスタッペンの後ろとなる6番手を獲得し、予選を終えた。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の予選は波乱含みで難しい展開になりましたが、フェルスタッペン選手が今日もすばらしい走りを見せて4番グリッドを獲得してくれました。また、Red Bull Toro Rosso Hondaとして今季初のQ3進出になったクビアト選手も6番グリッドを獲得し、明日のレースに向けて前向きな結果になりました。今週末にあわせて競争力のあるパッケージを準備してくれた両チームのメンバー、そしてHRD-Sakuraとミルトン・キーンズにいるHondaの仲間たちの尽力に感謝しています。
    ガスリー選手はQ1で全体のトップタイムをマークしたものの、昨日のセッション中のペナルティーにより明日はピットレーンからのスタートになってしまうことは残念です。ただ、明日は長いレースになりますし、ここバクーはさまざまな波乱が起こる可能性があるサーキットですので、12番手からスタートするアルボン選手とともに着実に順位を上げ、入賞圏内を目指してもらいたいと思います。明日のレースは4台完走、4台ポイント獲得を狙います」

    アレックス・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「最後は少し不満が残る予選となりました。Q3に進出できるだけのペースがあると感じていたのですが、重要な時に発揮できなかったようです。タイヤを適正な温度にマネージできるよう努力していたのですが、赤旗中断後のセッション終盤に急激に気温が下がった後は、その対応に苦慮することになりました。路面が冷えている時にマシンがスライドしてしまうという状況が発生してしまったのですが、うまくウォームアップできていなかったが原因かもしれません。今日も目の当たりにしましたが、ここではどんな大混乱が起こるかわからないので、明日は気を取り直して決勝を迎えたいと思います」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「今日はQ3でもいい走行ができ、予選でも満足のいく結果を出せたと思います。このサーキットのようなコースはドライバーにとって勇気を試されるコースであり、いいラップをまとめられると自信につながります。昨日十分に走ることができず、誰にとっても理想的な状況ではありませんでしたが、僕はいいペースをつかむのにあまり多くの周回を走る必要がないタイプなので、大きな影響はありませんでした。走行中トラックウォールをかすめてしまったラップがあったのですが、このサーキットはそのぐらいの度胸を持って攻めなければいいタイムは出せないコースです。明日の決勝は長い一戦となるので、いい結果につなげるにはすべてをうまくまとめなければなりませんが、僕には十分そのチャンスがあると手応えを感じています。決勝は何が起こるか全く予想がつきませんが、冷静に最善を尽くして戦います」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「Q1をトップタイムで終えることができたのはよかったのですが、明日の決勝はピットレーンからスタートすることが決まっていたので、燃料の少ない状態でのマシンの感触を確かめることを最優先しました。今シーズン始まって以来、初めてではないかと思うぐらい、いい手応えを感じることができたので、とても満足しています。常にどんな状況にも適応できるよう努力しているのですが、その努力のおかげで少しずつ前進できているように感じています。方向性は間違っていないと思うので、結果的にポジティブな予選となったのではないでしょうか。決勝に向けてエンジンのマイレージをセーブしておきたかったので予選ではPUのパワーレベルを上げることを控えたため、あまり期待はしていませんでした。結果的には手応えを感じることができた予選セッションとなりました。チームはいいマシンを準備してくれているので、マックス(フェルスタッペン選手)がQ3でいいグリッドを獲得できるよう願っていました。このサーキットでは予想外のことばかりが起こるので、決勝ではチェッカーを受けるまで最大限、攻めて戦います。マシンの仕上がりには自信があるので、明日はスタートの遅れを取り戻してポイント獲得してレースを終えられるようにプッシュしていきます」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「予選でここまでのパフォーマンスを出せたことはいい意味で驚いていますし、2列目スタートになったことは、悪くない結果だと思います。Q3では1セットしか使用できるタイヤが残っておらず、ライバルと違った戦略を取ることになったため、単独で走行するセッションになりました。このサーキットを単独で走るのは難しく、スリップストリームを使いながら走行している他のマシンと比べてしまうと、もちろんタイムは出せません。自分のQ2の結果と比べても、0.25秒もメインストレートではタイムを失うことになりました。別のもう一本のストレートでは6、7秒先を走行するマシンの後ろに吸い込まれるように付いて走れば、そこで0.1か0.2秒も稼ぐことができます。予選セッション最後のアタックラップで最大限にプッシュをした結果、うまくまとめることができただけに、もし多数のマシンの列からのスリップを利用できる位置にいれば、ポールポジション争いもできたかと思います。しかし、マシンの調子に十分な手応えを感じることができたことに満足しています。ここでのレースは1コーナーで結果が決まってしまうようなレースにはならず、いつも荒れる一戦となります。ライバルとの差は大きくないですし、4番手スタートは十分にトップ争いができる位置であると信じています」

  • トロロッソ・ホンダ、今季初のQ3進出 「2台揃っての入賞を目指す」

    トロロッソ・ホンダ、今季初のQ3進出 「2台揃っての入賞を目指す」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1アゼルバイジャンGPの予選を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが今季初のQ3進出を果たして2列目6番グリッドを獲得。アレクサンダー・アルボンはわずか0.1秒差でQ3進出を逃して13番手、他車のペナルティーにより明日は12番グリッドからのスタートとなる。

    「FP3では両方のドライバーがまずまずのバランスを報告しており、予選にむけての変更は路面と周囲の条件に合わせてタイヤと走行の長さを最適化することに限られていた」とジョディ・エギントンはコメント。

    「Q1の2回目の走行の1周目で記録したタイムは2台揃ってQ2に到達するには十分なものだった。だが、赤旗によってセッションが遅延したことにより、その後、予想していたよりも低い気温でセッションが終了したため、ドライバーとエンジニアにとって追加のチャレンジがもたらされた」

    「ダニーはQ3に進出することができたが、アレックスはここまでバクーで非常に競争力があったものの、残念ながら今回の機会に進出することはならなかった」

    「低い気温にうまく対処するためにQQ3ではプッシュ/クール/プッシュのアプローチを継続することを選択し、ダニーは非常に素晴らしいラップを刻んでレースにむけて6番グリッドを獲得した。それはチームの努力に対する大きな報いだ」

    「今週末ここまで示したペースを踏まえ、これから我々はレースで2台揃っての入賞することに焦点を切り替えていく」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 予選 | バルテリ・ボッタスが今季2度目のPP獲得

  • ダニール・クビアト 「良い結果を出せると手応えを感じている」

    ダニール・クビアト 「良い結果を出せると手応えを感じている」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1アゼルバイジャンGPの予選を6番手で終えた。

    前日のフリー走行ではクラッシュを喫していたダニール・クビアトだったが、予選では今シーズンのトロロッソ・ホンダにとって初となるQ3進出を果たし、素晴らしいラップで3列目6番グリッドを獲得した。

    「今日はQ3でもいい走行ができ、予選でも満足のいく結果を出せたと思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「このサーキットのようなコースはドライバーにとって勇気を試されるコースであり、いいラップをまとめられると自信につながる」

    「昨日十分に走ることができず、誰にとっても理想的な状況ではなかったけど、僕はいいペースをつかむのにあまり多くの周回を走る必要がないタイプなので、大きな影響はなかった」

    「走行中トラックウォールをかすめてしまったラップがあったけど、このサーキットはそのぐらいの度胸を持って攻めなければいいタイムは出せないコースだ」

    「明日の決勝は長い一戦となるので、いい結果につなげるにはすべてをうまくまとめなければならないけど、僕には十分そのチャンスがあると手応えを感じている。決勝は何が起こるか全く予想がつきませんが、冷静に最善を尽くして戦う」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 予選 | バルテリ・ボッタスが今季2度目のPP獲得

  • アレクサンダー・アルボン 「重要な時にペースを発揮できなかった」

    アレクサンダー・アルボン 「重要な時にペースを発揮できなかった」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1アゼルバイジャンGPの予選を13番手で終えた。

    順調にQ2進出を果たしたアレクサンダー・アルボンだが、Q2最後のアタックでトラフィックなどの影響によりタイヤをうまく作動できず、わずか0.1秒差でQ3進出を逃す結果となった。

    アレクサンダー・アルボンは13番手のタイムだったが、他車のペナルティーにより明日は12番グリッドからのスタートになる。

    「最後は少し不満が残る予選となった。Q3に進出できるだけのペースがあると感じていたけど、重要な時に発揮できなかった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「タイヤを適正な温度にマネージできるよう努力していたけど、赤旗中断後のセッション終盤に急激に気温が下がった後は、その対応に苦慮することになった。路面が冷えている時にマシンがスライドしてしまうという状況が発生してしまったけど、うまくウォームアップできていなかったが原因かもしれないい」

    「今日も目の当たりにしたけど、ここではどんな大混乱が起こるかわからないので、明日は気を取り直して決勝を迎えたいと思う」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 予選 | バルテリ・ボッタスが今季2度目のPP獲得

  • ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 金曜フリー走行レポート

    F1アゼルバイジャンGP初日はさまざまなトラブル続きの一日となったが、ホンダのF1エンジンを搭載する4台のマシンはすべてトップ10入りを果たし、いい兆候の一日となった。

    ホンダはこのグランプリから4台のマシンにスペック2のパワーユニット(PU)を搭載して臨んだ。しかしながら、P1開始直後のインスタレーションラップの最中に、他チームのマシンの底部に外れたマンホールの蓋が直撃するトラブルが発生。安全確認とマンホールの修復のために、P1の残りのセッションはキャンセルされることとなった。

    このトラブルにより、P2の重要性が増すことになったが、P2のセッションでも開始早々に他チームの選手のクラッシュにより赤旗中断となる。トロロッソ・ホンダのクビアトはセッティングの変更に時間を要し、セッション序盤の走行時間を失う。セッション中盤にセッションに復帰すると早々に6番手タイムを記録するが、そのすぐあとに第7コーナーでオーバーステアによりウォールに接触。マシンは損傷し、再度の赤旗中断となった。

    ホンダ勢のその他の3台は順調に走行を重ね、マックス・フェルスタッペンはメルセデスの2台の間に分け入る4番手、アレクサンダー・アルボンが8番手、ピエール・ガスリーがその後ろに9番手と続いた。ここからは、今日得られたデータを解析し、P3への準備を進めていく。

    なお、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーについては、P2で計量を指示された際、その指示に従わずガレージに戻ったことのペナルティーを受け、日曜のレースはピットレーンからのスタートになることが発表された。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は予定通りスペック2のPUを4台のマシンに投入しました。P1ではセッション序盤での中止により1周ずつしか走行できず、P2でも赤旗中断により走行時間が削られてしまいました。状況は他チームも同じですが、新しいPUでしたので、もう少し走行を重ねたかった部分はありました。2本のロングストレートとタイトな市街地部分をあわせもつバクー市街地サーキットは、PUのエネルギーマネージメントやシャシーのセットアップなど、チャレンジングなサーキットです。今日はマシンからベストなパフォーマンスを出すセッティングを見つけるためのプログラムを実施しましたので、ここからは得られたデータを分析し、チームと一緒に明日以降への準備と改善を進めます。なお、P2でクラッシュを喫したクビアト選手については、早急にPUの状態の確認を行います」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「今日のプラクティスセッションはP2のみになってしまいましたが、(P1を中断したことは)安全面を考慮すると正しい判断だったと思います。ただ、P2開始後すぐの状態で、マシンにはすでに速さがありました。いい準備ができた状態で週末に臨めていますし、ロングランに入る前のショートランでも速いタイムを出すことができました。現状ではいい感じだと思っています。もう少しセッティングを熟成し、自分自身もこのサーキットでのF1マシンの走らせ方をもう少し理解すれば、さらにいいタイムが出せるようになると感じています」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「今日はいつもとは少し異なる一日になりました。P1はインスタレーションラップのみで終ってしまいましたし、P2ではステアリングホイールに異常があり、その修正をするために時間を要しました。P1でもP2でも大事な走行時間を失うことになってしまったので、P2で走行可能になったときは、すぐにプログラムに取りかかりました。ただ、残念ながらタイヤをロックさせてオーバーステアとなり、ウォールに接触してしまいました。ただ、ポジティブな部分としては、アクシデントが起こる前のマシンのフィーリングはとてもよかったと思うので、明日はさらに前進できるようにプッシュしていきたいです」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「ショートランはあまり手応えのいいものではありませんでしたが、ポテンシャルはあるので、しっかりとまとめていけば改善できると思います。一方で、燃料を多く搭載したときのロングランでは満足いく走行ができました。もちろんP1も走れればよかったのですが、P2ではやりたかったことのすべてをこなすことができたので、大きな問題にはなりませんでした。多くのテストを行い、明日へ向けての方向性がつかめました。手応えは感じているので、今日のセッションはとても前向きな一日になったと思います。ブレーキングは少し難しく、限界を探るために何度かエスケープゾーンに逃げなくてはならないときもありました。周回を重ねるごとにマシンの調子もよくなり、僕自身もマシンの感触には満足しています。フェラーリが今日のセッションでは速さをみせていましたが、明日の予選で自分たちがどのくらいできるか楽しみです。僕たちにはいいレーシングマシンが準備できているので、前向きな週末となりそうです」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「午前中のセッション時間が短くなってしまったことは他チームも同じですし、金曜のセッションではP2が一番重要なので、大きな影響はありませんでした。コースはとても滑りやすく、(タイヤが)ロックしたり、コース外にはみ出してしまうことがあり、なるべく多くの周回を走り路面コンディションに慣れることが大切でした。グリップを最大限に活かし、マシンを最大限までプッシュしながら周回を重ねていかなくてはなりませんが、このようなグリップ力の低いコースでは適応能力が求められます。今日のセッションの結果にはたいへん満足しています。さらに改善できる部分のデータを振り返る必要がありますが、ほぼ十分な仕上がりなのではないでしょうか。明日どの程度の結果を出せるのかまだわからない部分が多いですし、たった一度のプラクティスセッションだったので、他チームもまだまだ改善の余地があると思います。しかし初日としてはマシンのバランスの手応えはよく、両コンパウンドのタイヤで十分な周回数を重ねることができたセッションとなりました」

    関連:F1アゼルバイジャンGP FP2 結果:シャルル・ルクレールがトップタイム