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  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウン レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウン レポート

    1月24日(水)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロのシェイクダウンが、フランス南部のギャップ近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が3番手タイムを、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)が6番手タイムを、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が10番手タイムを記録。明日スタートする競技初日デイ1に向けて、ヤリスWRCの最終調整作業を実施した。

    ラリー・モンテカルロのシェイクダウンは、ギャップに置かれるサービスパークの北側エリアで午後4時から始まった。全長3.350kmのコースは実際のSSと同じくターマック(舗装路)で、好天に恵まれ路面コンディションはドライだった。明日からの競技本番では雨や雪が降る可能性もありますが、選手はヤリスWRCの最終セッティング作業を行ない、コースやクルマに対する自信をさらに深めた。

    競技初日となる1月25日(木)のデイ1は、夕方モナコのカジノ広場で行われるセレモニアルスタートで華やかに開幕する。モナコを出発した選手たちは、その後190km以上のリエゾン(移動区間)を走行し、21時43分スタートのSS18(トアールーシステロン)、22時51分スタートのSS2(ベイヨン-ブレジエ)と、2本の夜間SSを走行する。最初の選手がギャップのサービスパークに戻ってくるのは、24時近くになる。2本のSSの合計距離は62.18km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は312.65km。

    カイ・リンドストローム (スポーティング・ディレクター)
    ラリー・モンテカルロのシェイクダウンでは自信を高めることにより重きを置いていますが、今日はとても良い内容で終えることができました。走り終えた後はドライバー3人とも非常に良い表情をしていました。戦うための準備は万端です。今回は最初の2日間が我々にとって極めて重要な日になるだろうと考えていますが、今シーズン最初のラリーに向けて、すべてがうまく行っていると分かりましたので、とても良いフィーリングで臨めると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    シェイクダウンではクルマ、ドライビングのどちらも良いフィーリングだったので、とても嬉しく思います。最初の2本の走行ではコーナーのターンインに関して、完全には満足できなかったのですが、サービスでフロントのディファレンシャルを変更した後は曲がりやすくなりました。このラリーでは良いフィーリングと自信を得ることが最も重要ですが、シーズンをスタートする準備はすでに整っていると感じています。ただし、明日デイ1のシステロンでのSS1は全車にとって難しいものになるでしょう。SSの大部分はよくグリップしますが、ダウンヒルのストレート部分では凍っている部分もあるので、注意して走りたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    クルマは走り始めから非常に良い感じで、マシンについて何も不満はなくポジティブに走り終えることができました。実際のラリーでは今日のシェイクダウンとは大きく異なる路面コンディションとなるかもしれませんが、それでも良いフィーリングでラリーをスタートすることができそうです。明日の夜のSSは大きな挑戦となるでしょうが、できれば良いポジションで1日を終え、翌日以降の戦いに臨みたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    シェイクダウンでは非常に良い感触を得ることができました。最初の2本の走行ではやや自信を持ち切れないところもありましたが、セッティングの小変更により大幅に改善することができました。今回のラリーではいつも以上に注意深く戦おうと考えています。モンテカルロでは様々なことが起こりうるので、このアプローチが日曜日に良い結果に繋がることを期待しています。今回は焦ることなく、ステップ・バイ・ステップでスピードを高めていくつもりです。

  • 【WEC】 トヨタ、2018年型『TS050 HYBRID』で初テストを完了

    【WEC】 トヨタ、2018年型『TS050 HYBRID』で初テストを完了

    トヨタは、2018/19シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)に投入するLMP1カー『TS050 HYBRID』での初テストを完了させた。

    トヨタはスペインのアラゴン・サーキットで3日間のテストを実施。セバスチャン・ブエミとマイク・コンウェイが最新版のTS050 HYBRIDを走らせた。

    トヨタの広報担当は「良いスタートが切れました。多くの走行距離を重ね、懸念事項もありませんでした」と Autosport に述べた。

    昨シーズン限りで王者ポルシェがLMP1クラスから撤退。唯一のマニュファクチャラーとしてハイブリッドカーを走らせるトヨタは、開発プログラムを保留にしており、3世代目となるTS050 HYBRIDは先代モデルとそれほど大きな違いはない。

    トヨタの広報担当は最新版のTS050 HYBRIDを“キャリーオーバーカー”と表現し、2017年の経験に基づいたマイナーなアップデートしか施されていないとしている。最新のTS050 HYBRIDでのテストは来月に再開されるという。

    トヨタは、2月9日にパリで行われるWECのル・マン24時間のエントリーリスト発表に先立って、2月上旬にドライバーラインナップの発表を予定しているが、ラインアップは変わらないと以前に述べている。

    昨年11月のルーキーテストでTS050 HYBRIDをテストしたF1ドライバーのフェルナンド・アロンソが、トヨタからル・マン24時間レースに参戦するかどうかはまだ明らかになっていない。

    2018/19シーズン、LMP1クラスでハイブリッドカーを走らせるのはトヨタのみとなり、ノンハイブリッドのマシンとは間には大きな性能調整が実施される。

    最低重量は、ハイブリッドが878kgなのに対し、ノンハイブリッドは833kg、燃料流量はハイブリッドが80.2kg/hなのに対し、ノンハイブリッドは110kg/h110kg/h、燃料エネルギーはハイブリッドが124.9MJ/Lapなのに対し、ノンハイブリッドは210.9MJ/lapとなっている。

  • トヨタ 豊田章男社長、ダカールラリー2018でのトヨタ勢を称える

    トヨタ 豊田章男社長、ダカールラリー2018でのトヨタ勢を称える

    トヨタの豊田章男社長が、ダカールラリー2018に参戦したトヨタ勢を称えた。

    豊田章男(トヨタ自動車 代表取締役社長)
    2018年のダカールラリーがゴールを迎えました。様々な表情を見せる路面、標高差、温度差、変動する気候…9000kmにも及ぶ厳しい道のりを2週間かけて走破するこの競技に、今年も多くのラリーストがトヨタ車に乗って挑んでくださいました。過酷な戦いに立ち向かう相棒としてトヨタ車を選んでくださったチームの皆様にまずは感謝申しあげます。

    日野自動車のレンジャーで参戦した「日野チームスガワラ」はトラック(排気量10リットル未満)部門で9連覇を、ランドクルーザーで参戦した「トヨタ車体チームランドクルーザー」は、トヨタ車体の社員である三浦選手がドライバーを務めた337号車が優勝し、チームとして市販車部門で5連覇を成し遂げられました。

    また、南アフリカトヨタのチームである「TOYOTA GAZOO Racing South Africa」はハイラックスに乗り、3台中2台が総合2位と3位の好成績で完走を果たしてくれました。

    チームの皆様、関係者の皆様、偉業を成し遂げられたこと、心から敬意を表します。おめでとうございます。

    「自然とは、なんて厳しいものか」「こんなところをクルマが本当に走破できるのか」映像からもそう感じ取れるような道に挑み、リタイアするクルマも続出する中で完走を果たし、トヨタ車、日本車の持つ性能と可能性を広く示してくださったことに感謝しております。

    毎年、年初にダカールラリーの戦いを見ていると、「道がクルマをつくる」という言葉の意味を改めて強く感じます。

    本年も、トヨタグループ一丸となって世界中のさまざまな道を走り、「もっといいクルマづくり」に取り組んでまいります。

    引き続き、皆さまに応援いただければ、うれしく思います。よろしくお願いいたします。

    関連:ダカールラリー2018 結果:カルロス・サインツが2度目の総合優勝!

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、1月25日(木)から28日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。WRC復帰2年目となる今シーズンは、新たにタナックをドライバーとして迎え、昨年ラトバラが総合2位を得たラリー・モンテカルロで、改良によりさらなる進化を果たしたヤリスWRCで、より良い結果を得ることを目標に、チーム一丸となって2018年のシーズン開幕戦に臨む。

    ラリー・モンテカルロは世界でもっとも長い歴史を誇り、もっとも人気があるラリー。コースは基本的にターマック(舗装路)だが、天気が変わりやすいためドライ、ウェット、雪、アイスとスペシャルステージ(SS)の路面コンディションは目まぐるしく変化する。1本のSSの途中でコンディションが変わることも多く、そのためタイヤ選択の違いによってタイムに大きな差が生じえる。また、SSのスタート前に路面コンディションを調査して選手たちに情報を伝える、「セーフティクルー」と呼ばれるチームスタッフの働きも非常に重要となる。

    ラリーは1月25日(木)、モナコのカジノ広場でのセレモニアルスタートで幕を開け、その晩デイ1として2本のSSがフランスの山中で行なわれる。夜間の走行となり路面が凍結している可能性もあるため、選手たちにとっては非常に難しいシーズンのスタートとなる。26日(金)のデイ2は、フランスのギャップに置かれるサービスパークを中心に、6本計144.88kmのSSが行われる。そして27日(土)のデイ3は、やはりギャップを中心に5本計117.55kmのSSを走行し、その後選手たちは一般道を走りモナコへと移動する。競技最終日となる28日(日)のデイ4は、モナコを中心に4本計63.98kmのSSが行われるが、うちSS14とその再走ステージであるSS16は、難所として知られるチュリニ峠を通過する。SSは4日間合計で17本となり、合計距離は388.59km。リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は1642.40kmに達する。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    昨年の今ごろはまだヤリスWRCのデビュー準備を進めていましたが、自分たちの実力を完全には理解できていませんでした。 しかし、来るべきシーズンはより一貫性をもってシーズンを戦えると信じています。それは選手権のタイトルを争う上で必要なことですし、去年1年間学び続けた自分たちの目標です。 昨年の最終戦ラリー・オーストラリア終了後、それほど長い休みがあったわけではありませんが、クルマをさらに良くするため非常に忙しい日々を送りました。ラリー・モンテカルロは常に、シーズン開幕戦としては難しいイベントです。私は過去にドライバーとして4回優勝しましたが、その当時はそれほどしっかり準備をしなかったと思います。ラリーのことは考えず、スキーに行っていたくらいです。それと比べれば、我々の3人のドライバーは十分なテストを行ない入念な準備ができているので、良い結果を期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    チームにとって最初のシーズンとなった昨年、私たちは一丸となって多くを学びました。何を改善すべきかを探求し続けた結果、2年目を戦うための準備が整い、高い競争力を得ることができたと思います。我々3名のドライバーはいずれも2017年に優勝をおさめており、とても強力な体制です。全員が優勝を目標に戦えば、きっとチームに良い結果をもたらすはずです。ヤリスWRCのデビュー戦となった去年のラリー・モンテカルロでは、それまでの自分のモンテカルロでのベストリザルトに並ぶ2位でフィニッシュするなど、良い結果を残すことができました。昨年のモンテカルロではミス無く走りきることが重要でしたが、それは今年も変わりません。しかし、今年はスピードをさらに高めていきたいと思っています。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    TOYOTA GAZOO Racingのメンバーとして臨む最初のラリーを前に、とても興奮しています。昨年はチームにとって1年目のシーズンだったにも関わらず、最初から非常に競争力が高く素晴らしい仕事をしました。チームにどれ程のポテンシャルがあるのかを知り、将来はこのチームの一員になりたいと強く思いました。我々の目標は選手権に勝つことです。私自身はかなりチームに慣れてきたと思いますし、とても歓迎されていると感じます。参戦準備はとても順調に進んでいます。モンテカルロは、路面が雪なのか氷なのか、ウェットなのかドライなのかなどコンディションを予想することが容易ではなく、カレンダーの中でもっとも難しいラリーですが、ライバルに対してどれくらい競争力があるのかを見ながら戦いたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    私にとって今年は、ワールドラリーカー(WRカー)でフル出場する最初のシーズンとなります。そのため、安定した走りを最優先するなど、以前とは異なるアプローチで臨む必要があります。私自身はまだまだ経験値が不足していますし、特にシーズン序盤はWRカーでの出場経験がないラリーが続き、モンテカルロもそのひとつです。モンテカルロは経験がとても重要なラリーなので、すべてのSSを走りきることを目標に置いて戦うつもりです。しかし、中盤以降のラリーに関しては自信があるので、十分に競争力を発揮できるでしょう。開幕に向けての準備は順調に進んでおり、クルマの改善と私たち自身の能力向上に取り組んでいます。

  • トヨタ、GRスーパースポーツコンセプトを東京オートサロンで初公開

    トヨタ、GRスーパースポーツコンセプトを東京オートサロンで初公開

    TOYOTA GAZOO Racingは東京オートサロンにて、FIA世界耐久選手権(WEC)で鍛えられたハイブリッド技術を生かしたコンセプトカー「GRスーパースポーツコンセプト」とその「テストカー」を世界初公開した。

    TOYOTA GAZOO Racingは、モータースポーツ活動を通じてクルマを鍛え、人を鍛える「もっといいクルマづくり」に取り組んでおり、世界や国内のレース、ラリーに参戦している。そしてそれらの活動で得た技術や知見を生かし、新たな市販車に繋げている。

    日本では4月に商談申込み受付を開始する「ヴィッツGRMN」はスポーツカー「GRシリーズ」の頂点に立つ数量限定モデルで、世界一過酷と言われるドイツ・ニュルブルクリンクでのテスト走行や、全日本ラリーに参戦しているヴィッツからの知見を盛り込んで開発した。

    また、継続参戦を発表したWECは、先端ハイブリッドシステムならびにEVシステムの開発を進める上で、大変有益であり引き続き重要なプロジェクトと捉えている。既にこの激しい技術競争を通じて得られた燃費向上技術などが市販車にフィードバックされている。

    そして、今回公開した「GRスーパースポーツコンセプト」はまさに、WECに参戦しているレーシングマシン「TS050 HYBRID」とほぼ同じ主要パーツで構成された、コンセプトカー。この流麗、かつ斬新なフォルムの中には、実戦で鍛えられた、V6ツインターボチャージャーやトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)を搭載。このパワーユニットは、高効率のEVシステムと、希薄燃焼エンジンの組み合わせにより、究極のパワーと環境性能を両立した、次世代のスーパースポーツカーを目指している。

    【車両概要】
    GRスーパースポーツコンセプト
    パワートレーン/エンジン型式:V型6気筒直噴ツインターボチャージャー
    エンジン排気量:2,400cc
    出力:パワーユニット最高出力:735kW/1000ps(エンジン+ハイブリッドモーター)
    ハイブリッドシステム:トヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)
    ホイール:サイズF 18×13J / サイズR 18×13J
    タイヤ:サイズF 330/710R18 / サイズR 330/710R18

    友山茂樹(GAZOO Racing Company プレジデント)
    市販車両をレベルアップしてスポーツカーをつくるのではなく、レースやラリーで培われたノウハウを、様々な制約の中で、いかに市販車に落とし込むことができるか、挑戦することがTOYOTA GAZOO Racingの目指すクルマづくりと位置付けています。そして、まさに現役のレーシングカーから、スポーツカーをつくるという、トヨタにとって全く新しい挑戦が始まっています。実際に皆さまがステアリングを握れるようになるまでには、まだ時間がかかりますが、我々が目指す、次世代のスポーツカーのあり方を、このGRスーパースポーツコンセプトで感じて頂きたいと思います。昨年末に、WECに継続参戦することを発表した際に、社長の豊田から、「クルマが誕生して100年を過ぎ、自動車産業が大きな変化点を迎える中、次の100年もクルマを楽しくしていきたい」とコメント致しました。そして、年初に米国で開催されたCESにおいては、社会の共有物としての新たなモビリティー、「eパレット・コンセプト」を披露しました。GRスーパースポーツコンセプトは、eパレット・コンセプトが次世代の幌馬車とするならば、全く対照的な、自分の愛馬とも言える、パーソナルで魅惑的な、次世代の競走馬であると思います。ただし、この二つのコンセプトモデルは、どちらも電動車であり、恐らくは、最先端のIT技術を駆使した、安全で、環境に優しい、コネクティッドカーになるであろう、と言えます。この先、クルマの電動化やIT化が加速しても、この両極のモデルの中間も含め、いろいろな形があり、クルマは決してコモディティー化しない、と思います。そして、更に、「自分の意志で自由に移動したい、どこまでも遠くに、誰よりも早く、美しく移動したい」という人間の欲求は、不変的なものであり、それを実現してくれるクルマに対する人々の感情は、豊かで、心ときめくものがあります。次の100年も、クルマを徹底的に面白くするという、TOYOTA GAZOO Racingの挑戦は、まだ始まったばかりですが、お客様の笑顔のために、自動車産業の未来のために、心ときめくクルマづくりに拘り続けていきたいと思います。これからも、皆様のご支援をよろしくお願い致します。

    トヨタ<br />
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  • トヨタ、2018ニュルブルクリンク24時間耐久レースにLEXUS LCで参戦

    トヨタ、2018ニュルブルクリンク24時間耐久レースにLEXUS LCで参戦

    TOYOTA GAZOO Racingは2018年5月12日(土)~13日(日)にドイツで開催される第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、LEXUS LCで参戦することを発表した。

    ニュル24時間レースは、世界一過酷なコースと言われるドイツ中部のニュルブルクリンクで毎年開催され、第46回となる2018年は、5月12日(土)~13日(日)に決勝レースが行われる。

    ニュル24時間レースへの参戦は、TOYOTA GAZOO Racingの目指す「もっといいクルマづくり」の活動の原点として、2007年よりトヨタ社員自らが製作したレース車両で、社員メカニック、エンジニアで構成するチームで参戦を続けており、今年で12年目となる。

    2018年は新規車両となるLEXUS LC1台での参戦。トヨタ社員のメカニック、エンジニアの手でレースカーに仕立て、将来のスポーツカーなどの市販車に活かすための技術を先行投入し、「人を鍛え、クルマを鍛える」活動の実践を通じ、「もっといいクルマづくり」を追求する。

    ドライバーは、土屋武士選手をリーダーに、若手の松井孝允選手、蒲生尚弥選手、中山雄一選手の4名を起用。もっといいクルマづくりとともに、若手ドライバーを鍛え、チーム一丸となってニュル24時間レースの完走を目指す。

    チーム名:TOYOTA GAZOO Racing
    車両/クラス:LEXUS LC(予定 : SP-PROクラス)

    主な仕様:
    エンジン 2UR-GSE改
    タイヤ ブリヂストン

    ドライバー(予定):
    土屋武士(Takeshi Tsuchiya 日本)
    松井孝允(Takamitsu Matsui 日本)
    蒲生尚弥(Naoya Gamo 日本)
    中山雄一(Yuichi Nakayama 日本)

    チーフメカニック:関谷利之(Toshiyuki Sekiya) トヨタ自動車社員(凄腕技能養成部)
    エンジニア・リーダー:緒方和良(Kazuyoshi Ogata) トヨタ自動車社員(GR開発統括部)

    土屋武士
    今開発を進めている参戦車両“LEXUS LC”はまだ生まれたばかりで、ようやくよちよち歩きを始めたくらいです。
    しっかりと独り立ちできるまで時間はかかりますが、とてもやりがいのあることですし、これが本当に未来のトヨタ自動車のもっといいクルマづくりに繋がっていると考えると、携わることができて幸せです。ドライバー4人の力を合わせてみんなの想いを運んでいきたいと思います。

  • 【WRC】 トヨタ、2018年仕様ヤリスWRCを公開

    【WRC】 トヨタ、2018年仕様ヤリスWRCを公開

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(WRT)は、イギリス・バーミンガムで1月11日(木)~14日(日)に開催中のオートスポーツ・インターナショナル・ショーで、2018年仕様のヤリスWRCを公開した。

    新たなモータースポーツ・シーズンの幕開けを告げるイベントとして親しまれているオートスポーツ・インターナショナル・ショーの初日、FIA世界ラリー選手権(WRC)で競い合う4つのマニュファクチャラーが一同に会し、2018年シーズンの合同発表会を実施した。

    TOYOTA GAZOO Racing WRTはこの機会に、昨シーズン中に得た多くの学びを元に改善を施した、最新のヤリスWRCを披露した。

    主な改良点として、ヤリスWRCのフロント周りの空力パッケージが挙げられる。新しいフロントバンパーとフェンダーにより、車両前方で更なるダウンフォースを得ることで空力バランスを均衡にすることを目的とした。また、気温の高いイベントに備え、冷却系にも改良が施されている。

    チームは、1月25日(木)~28日(日)に行われるラリー・モンテカルロに向けて、この改良したヤリスWRCでテストを重ね、最終準備を行っている。2017年シーズンで得た多くの学びを活かし、参戦2年目となる2018年シーズンも、「もっといいクルマづくり」への挑戦は続く。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    「多くのモータースポーツファンの方々がいらっしゃるオートスポーツ・インターナショナル・ショーで、2018年シーズンの発表会に参加することができ、嬉しく思っています。昨年、チームの皆の努力の結晶であるヤリスWRCは、ラリーに勝つことが出来るクルマであると分かりましたが、同時にライバルとの競争を通じ、我々にはまだまだ改善すべき点があることも数多く学びました。それらの学びから、フロントの改良によるエアロダイナミクスパフォーマンスの向上と冷却系の改良をすることができました。今シーズンも更なる学びが得られるであろうとワクワクしています。“もっといいクルマ”を作っていきたいと思います。」

    2018年 トヨタ ヤリスWRCTOYOTA GAZOO Racing Yaris WRCトヨタ ヤリスWRC 2018

  • トヨタとマツダ、米国アラバマ州に合弁新工場を建設

    トヨタとマツダ、米国アラバマ州に合弁新工場を建設

    トヨタ自動車とマツダは、2017年8月に発表した米国における合弁新工場をアラバマ州ハンツビル市に建設することを決定。本日、アラバマ州において、同州のケイ・アイヴィー知事、ハンツビル市のトミー・バトル市長、マツダの小飼雅道(代表取締役社長兼CEO)、トヨタの豊田章男(代表取締役社長)らが記者会見を行い、発表した。

    新工場の生産能力は年間30万台を予定し、マツダ・トヨタ向けの各生産ラインで、マツダが北米市場に新導入するクロスオーバーモデルとトヨタの「カローラ」を15万台ずつ生産する。

    新工場は、トヨタのアラバマ工場(Toyota Motor Manufacturing, Alabama, Inc.)から約20km離れた場所にあるハンツビル市の敷地に建設されます。2021年の稼働開始に向けて、両社折半出資で約16億米ドルを投資する計画。新工場の雇用人数は約4000名を予定している。

    アラバマ州のアイヴィー知事は、「マツダとトヨタのパートナーシップは、アラバマ州における革新的な自動車製造業の力を拡充するものです。両社がハンツビル市に工場を建設する決定をしたことは、アラバマ州の優れた労働力の証でもあります。このパートナーシップにより、ダイナミックかつグローバルな自動車産業において、アラバマがさらに技術力に優れた州となることを喜ばしく思います」と語った。

    ハンツビル市のバトル市長は、「今回の発表で私たちの世界は一夜にして変わることになります。世界で最も革新的な自動車メーカーの一角をなすマツダとトヨタが、今後数十年にわたってハンツビルやアラバマに雇用をもたらすレガシープロジェクトに取り組みます。これは、私たちの国を動かす次世代のクルマ作りにおいて、アラバマを業界のリーダーに飛躍させるものです」と述べた。

    マツダは、創立101年目、米国販売51年目となる節目の2021年に、本工場を立ち上げ、アメリカに根付いて生産・販売を本格化させる。

    マツダの小飼社長は「私たちは、『人を元気にし』、『人にやさしい社会』と『美しい地球』に貢献するといった明確なビジョンを持ってクルマ造りをしています。こうした意味を持ったクルマをこの地で末長く生産し続けることで、従業員から愛され、地域の皆さまからも愛される工場になりたいと思っています。そうした活力あふれる工場を通じて、私たちも成長し、ハンツビル市やアラバマ州の皆様と支え合える存在になりたいと思います」と語った。

    トヨタにとっては、合弁新工場は米国における11か所目の生産拠点となり、昨年に発表した「2017年以降の5年間における100億米ドルの投資」に加えて、米国への継続的なコミットメントを象徴する投資になる。

    トヨタの豊田社長は「アラバマ州にマツダとの車両生産工場を新設する今回の投資決定は、トヨタが15年以上にわたり同州でエンジン生産を行ってきた経験に裏打ちされたものです。トヨタとマツダの知見を持ち寄り、アラバマ州の優れた方々とともに、2021年より、高い競争力を誇る工場を運営できると確信しています。今後、両社の新たな『ふるさと』であるハンツビル市やアラバマ州において、『町いちばんの会社』となることを目指して取り組んでまいります」と語った。

    アラバマ州は、ハンツビル市にある、約1400名の従業員が働くトヨタのエンジン工場を含めて自動車関連工場が多く存在するなど、米国で5番目に大きな自動車生産量を誇る州。同州では、自動車メーカーに加えて、150を超える1次および2次仕入先を含め、約5.7万人の自動車関連雇用が生み出されている。

    トヨタとマツダは、今後、各国の独禁法当局の許認可等を取得後、合弁会社を設立し、2021年の稼働開始に向け、準備を進めていく。

  • フォース・インディア、風洞の効率化でトヨタと協力

    フォース・インディア、風洞の効率化でトヨタと協力

    フォース・インディアは、トヨタの風洞施設の改善させるためにトヨタと取り組んでいる。

    フォース・インディアは、2015年からトヨタのケルンの施設を使っている。フォース・インディアのCOOを務めるオトマー・サフナウアーは、生産能力とCFD効率を向上させるだけでなく、施設を改善させるためにトヨタと取り組んでいると語る。

    「より多くの生産能力があることは助けになるし、風洞効率とCFD効率にも役立つ」とオトマー・サフナウアーはコメント。

    「いくつか大きなピースがあり、まだ我々は次のステップを踏み出すのか、もしくは今の位置に留まるのかを整備していく必要がある」

    「現在、そのいくつかのことが実行されている。短期的なものこあれば、中期的なものもある」

    「我々はトヨタと彼らの風洞をより効率的にするために協力している。その変化の一部はすでに実現している」

    それらの変更を行動に移すためには、フォース・インディアはコンストラクターズ選手権4位とその賞金を確保する必要があった。

    2017年、フォース・インディアはチームの歴史で最多となる187ポイントを獲得し、2年連続でコンストラクターズ選手権4位で終えた。

    フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは“資金の注入”によって2017年にチームは開発を加速させ、マシンの知識を増やすことがえきたと述べた。

    「4位は本当に重要だ。F1で最少の予算である我々にとっては、自分たちの判断で使える予選は本当に小さいからね」

    「賞金が得られれば、それは我々が費やせる裁量的な部分となり、開発能力とクルマのパフォーマンスを発展させるためのあらゆる実験に費やせる。なので、それを維持することは非常に重要だ」

    さらにフォース・インディアをシルバーストンの施設を強化し、事業全体を同じ建物内に収容することを計画している。

    オトマー・サフナウアーは、「コロケーションは大きな助けになる。我々は、全員が同じ屋根の下にいるわけではなく、75/25に分かれている」と Autosport にコメント。

    「うまくいけば2~3年後には全員が同じ屋根の下にいるだろう」

  • 【WEC】 トヨタ、2018-2019年シーズンのWEC参戦を決定

    【WEC】 トヨタ、2018-2019年シーズンのWEC参戦を決定

    トヨタは、来シーズンもFIA 世界耐久選手権(WEC)への参戦継続を決定。来シーズンは、従来のLMP1規則が一部変更され、新たな規則のもとで参戦することになる。

    TOYOTA GAZOO Racingは、レースやラリーといったモータースポーツを通じて、「もっといいクルマづくり」の活動を推進している。特にWEC参戦は、先端ハイブリッド技術並びにEVシステムの開発を進めるうえで大変有益であり、引き続き重要なプロジェクトとして取り組んでいく。

    一例を挙げると、WECシリーズではこの数年間の激しい技術競争によって、2012年以来、35%もの燃費向上が図られたが、ここで得られた様々な革新的な技術がトヨタの市販車に日々フィードバックされている。

    また、技術面と共にWECプロジェクトは、先端パワートレーン開発を行う技術者の育成の面においても、トヨタが目指す『もっといいクルマづくり』に繋がるという点で大きな意味を持つ。プロジェクトの開始直後から、多くのトヨタのエンジニア達がWECチームに加わり、耐久レースの重圧の中競い合うことで、日々の業務では得難い様々なことを学んできた。

    尚、TOYOTA GAZOO Racingの2018-2019年シーズンへ向けた、ドライバーラインナップなどを含む、詳細情報は、来年早々に発表する予定としている。

    豊田章男 (トヨタ自動車社長)
    クルマが誕生して100年を超え、“電動化”、“自動化”など大きな変化の時を迎える中、「次の100年もクルマは楽しいぞ!」、そうしていきたいという決意を、私は強く抱いています。

    2012年より、我々はハイブリッド技術を載せたレースカーで、ル・マン24時間レースを含む世界耐久選手権の道に挑んでまいりました。もちろん、どのクルマよりも長い距離を走りきり、レースに勝ちたいという想いで続けてきた挑戦でしたが、我々がそのクルマに載せていた想いは、それだけではありませんでした。

    「燃費など環境性能だけを高めるだけでなく『運転が楽しい』、『もっと乗っていたい…』、『もっと走らせていたい…』、ドライバーがそう思えるハイブリッドカーを実現したい」、これが私どもの強い想いでした。

    今年、はじめてル・マンに行きましたが、トヨタを応援してくださる声援と共に、「こういうハイブリッドのスポーツカーは出さないのか?」という声も多くいただきました。私自身、そのようなクルマを世に出したいと思っていますし、それは「次の100年もクルマを楽しくする」ための1台になると思います。

    今年、我々のクルマは、ル・マンの道を“速く”駆け抜けることは出来ました。しかしながら、24時間走り続ける“強さ”を兼ね備えることは出来ませんでした。お客様に乗っていただくクルマをお届けしたいと願いながらも、まだその域に達していない…それが我々の今の実力です。

    この道で技術を磨き合うライバルが去ってしまったことは大変残念ですが、スピード域の異なるクルマが混走し競い合う世界耐久選手権という競技、とりわけ、公道をも舞台にしながら24時間戦い続けるル・マンが「次の100年もクルマは楽しい」の実現に向けた最適な実験場であることに変わりはありません。

    私どもトヨタが目指す“もっといいクルマ”は、モータースポーツという極限の環境において鍛えられ、つくられていきます。だからこそ、我々は、景気の良し悪しなどに左右されることなく、永続的にモータースポーツに取り組んでまいりたいと考えます。

    TOYOTA GAZOO Racingは、来シーズンもこの競技への参戦を続けます。そして、この先も、運転が楽しい…もっと走らせていたい…、そう思っていただけるクルマをお客様にお届けできるよう、培ってきた技能と技術を更に高めてまいります。引き続き、応援いただければ嬉しく思います。皆さま、よろしくお願いいたします。