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  • トム・クリステンセン、フェルナンド・アロンソのル・マン挑戦を称賛

    トム・クリステンセン、フェルナンド・アロンソのル・マン挑戦を称賛

    ル・マン24時間レースで史上最多9度の総合優勝を飾ったトム・クリステンセンは、フェルナンド・アロンソのル・マンへの挑戦を称賛している。

    マクラーレンのF1ドライバーを務めるフェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成すること目標に掲げており、昨年はモナコGPを欠場してインディ500に挑戦している。

    今年は、マクラーレンでF1ワールドチャンピオンを獲得するとともに、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)からル・マン24時間レースを含めたWECに参戦することが30日(火)に発表された。

    「フェルナンドはル・マンについて非常に広い知識を持っている」とトム・クリステンセンはコメント。

    「彼がスペシャルゲストスターターを務めた2014年だけでなく、私は彼とこの数年で何度か話しをしている」

    「彼はいつもこのイベントに大きな関心を示していた。プロトタイプを見たとき、彼はそれが信じられないほど魅力的だとわかった」

    「今、彼が最も楽しみにできるのは夜間での走行のセンセーション、3時間以上の走行、そして、そのゾーンを見つけることだ」

    トム・クリステンセンは、2014年に競技から引退したが、今週末のレース・オブ・チャンピオンズでトラックに戻る予定となっている。

    「このチャレンジは本当に素晴らしいものだ。リズムを掴み、クルマのパフォーマンスを発揮できているときは、それ以上のものはない。それが私が世界で最も偉大なレースで得たものだ」

    「もちろん、グリッドに戻って、レースのスタートに向けたドライバーの集中と決意を感じ、メカニックのハイファイブやフィストバンプを目にするとそれを恋しく思う」

    「だが、私はもう50歳になったので、離れて観ていることができるようになった。今年もそれは例外ではない」

    トム・クリステンセンは、F1外で成功を目指すというフェルナンド・アロンソの挑戦に大きな敬意を表していると語る。

    「フェルナンドのレースに対する姿勢で称賛しているのは、F1でのキャリアだけではなく、モータースポーツ全体に情熱を持っていることを示していることだ。彼はインディアナポリスとデイトナを戦い、今はル・マンにむけて準備をしている」

    「その種の多才ぶりは、私が育ってきたなかで目にしてきたものだ。マリオ・アンドレッティやジャッキー・イクスといった素晴らしドライバーを観てね。他にも多くの種類のレースで競い合ってきたドライバーがいる」

    「私はそれを素晴らしいことだと思っている。レースの真のスピリットを示していると思う」

  • 【WEC】 アンソニー・デビッドソン、アロンソの加入でリザーブに降格

    【WEC】 アンソニー・デビッドソン、アロンソの加入でリザーブに降格

    フェルナンド・アロンソのトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)加入により、これまでレースドライバーを務めてきたアンソニー・デビッドソンはリザーブ兼開発ドライバーの座に降格することになった。

    元スーパーアグリのF1ドライバーだったアンドニー・デビッドソンは、トヨタがFIA 世界耐久選手権に復帰した2013年にル・マン24時間レースでドライバーを務め、2013年からフルタイムで参戦。2014年にはセバスチャン・ブエミとともにドライバーズチャンピオンに輝いた。

    しかし、2018/19シーズンにフェルナンド・アロンソが加入したことにより、アンドニー・デビッドソンはシートを明け渡すことになった。

    フェルナンド・アロンソは、TS050ハイブリッドの#8号車をセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴とともに走らせることになり、#7号車は引き続き、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスが走らせる。

    TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表を務める村田久武は「耐久レースではチームの総合力が重要ですが、なかでも今シーズンのドライバーに関してはレベルの高い強力なラインナップとなりました」とコメント。

    「この2018-19 WECは最大目標であるル・マン24時間レースが2回ある、特別なシーズンになります。新加入のフェルナンドはWECではルーキーになりますが、長年に渡るトップレベルでの活躍は周知のことであり、必ずチームに貢献してくれるものと信じています。チーム全員が彼とレースが出来ることを喜んでいます」

    「一方、これまで様々な厳しい状況で活躍してくれたアンソニーには心から感謝の意を申し上げたいと思っています。彼は引き続きチームのメンバーとして、重要な役割をお願いするので、今シーズンも忙しい日々を送ることになります」

    アンソニー・デビッドソンは、2017年に5勝を挙げている。だが、メキシコで不本意なパフォーマンスの後、“個人的な理由”でオースティンのレースを欠場していた。

    トヨタは、フェルナンド・アロンソの出場レースについて「F1と日程が重ならない全ての2018-19 シーズンのWEC全戦に参戦する予定」としており、リザーブドライバーとして、アンドニー・デビッドソンは、フェルナンド・アロンソがF1アメリカGPのために欠場する富士6時間レースで代役を務めることになることは間違いないと考えられている。

    FIA 世界耐久選手権は、今年“スーパーシーズン”として2018年に5戦、2019年に3戦の計8戦を予定。ル・マン24時間レースが2回行われる。

    関連:【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソを8号車のドライバーに起用

  • トヨタ 豊田章男社長 「アロンソ、トヨタを選んでくれてありがとう」

    トヨタ 豊田章男社長 「アロンソ、トヨタを選んでくれてありがとう」

    トヨタ自動車の豊田章男社長が、2018/19シーズンをともに戦うことになったフェルナンド・アロンソにメッセージを送った。

    トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)は30日(火)、2018-19 シーズンのWECに参戦するドライバー・ラインナップを決定。フェルナンド・アロンソが新たにチームに加わりWECに参戦することを発表した。

    トヨタにとってル・マン24時間レース優勝は悲願。トヨタは1985年に初めてル・マンに挑戦して以来、19回に渡ってこの偉大なレースに挑戦し、5回の2位という記録を残しているが、優勝は未だ果たせていない。

    豊田章男社長は、昨年、ル・マンに足を運んでレースを見守った。3台体制で挑んだ19回目のル・マン24時間に挑んだトヨタは、小林可夢偉がポールポジションを獲得したもののリタイア、9号車もリタイアし、#8号車が9位で完走という結果に終わった。ル・マン初制覇の夢を叶えることはできず、「思いっきり走らせてあげられなくてゴメン…。」とコメントしていた。

    2018年のル・マン24時間レースでは、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソを8号車のドライバーに迎えて悲願のル・マン24時間レース初制覇を目指す。フェルナンド・アロンソは、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴とタッグを組む。

    フェルナンド・アロンソは、F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースという世界3大レースでの“3冠”達成をキャリアの目標に掲げており、ル・マン制覇を目指すトヨタと思惑が一致した。

    昨年末でポルシェがLMP1クラスから撤退。今年はハイブリッドクラスのマシンはトヨタだけとなるが、ノンハイブリッドのLMP1カーとの間で性能調整が行われ、決して楽に勝てる状況ではないことが予想される。

    豊田章男社長は「LMP1のクルマに乗ってみたい…、そしてル・マンを走りたい…勝ちたい…。その想いを叶えるためのパートナーとして、トヨタを選んでくれてありがとう」とフェルナンド・アロンソの参戦についてコメント。

    「今まで数々のレースを戦い、我々の誰もが経験したことのない景色を見てきたアロンソ選手がトヨタガズーレーシングのクルマに乗ることにとてもワクワクしています。彼がクルマに乗ることで、我々のクルマが更に鍛えられていくと思います。そして、ドライバーやチームメンバー全員が耐久レースで今まで学んできたことに、彼の経験から学びとれることが加わるとトヨタガズーレーシングがどう成長できるのか…、私自身、本当に楽しみですし何より、メンバー全員がその成長を楽しみにしています」

    「WECという耐久レースの道で、そして、その中でも過酷を極めるル・マン24時間レースという道でアロンソ選手と共に、トヨタガズーレーシングが誰よりも長い距離を走り切れるよう…、そして、その先にある“もっといいクルマ”をお客様にお届けするというゴールに向けても、心ひとつに一緒に走っていければと思います。アロンソ選手を迎えセブ、一貴、マイク、可夢偉、ホセ…6人のドライバーと共にトヨタガズーレーシングはゴールに向けて、“思いっきり”走ってまいります。今シーズンもトヨタガズーレーシングを応援いただければ嬉しく思います。よろしくお願いします」

    フェルナンド・アロンソも「ル・マン24時間レースに初めて参戦できる事をとても嬉しく思っています。ル・マンは以前から参戦を夢見てきたレースです。耐久レースは、F1のようなスプリントレースとは違いますが、デイトナ24時間レースではその一端を経験し、本当に楽しむことができました。耐久レースで豊富な経験を持つセバスチャン、一貴の2人から学びながら、ともにレースをするのが楽しみです。短時間で学ばなければいけないことも多いでしょうが、心の準備は出来ています。開幕戦を迎えることを心待ちにしています」と決意を語った。

  • フェルナンド・アロンソ、F1とWECの掛け持ちで超過密スケジュール

    フェルナンド・アロンソ、F1とWECの掛け持ちで超過密スケジュール

    フェルナンド・アロンソは、2018年にF1とFIA 世界耐久選手権(WEC)の両方に参戦することで超過密スケジュールをこなすことになる。

    マクラーレンのF1ドライバーを務めるフェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成すること目標に掲げており、昨年はモナコGPを欠場してインディ500に挑戦している。

    今年は、マクラーレンでF1ワールドチャンピオンを獲得するとともに、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)からル・マン24時間レースを含めたWECに参戦することが30日(火)に発表された。

    フェルナンド・アロンソはトヨタでセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴という元F1ドライバーとともにトヨタ TS050ハイブリッドの8号車でWECのレースに出場する。

    だが、フェルナンド・アロンソのWEC参戦を許可したマクラーレンだが、あくまで“F1が最優先”としており、日程が衝突するF1アメリカGPと富士6時間レースでは、フェルナンド・アロンソはアメリカGPに出場することになる。また、F1バーレーンGPの週末に開催されるWECのプロローグテスト(4月6~7日)も不参加となる。

    2018年のF1世界選手権は史上最多となる21戦で開催。また、ヨーロッパラウンドでは、フランス、オーストリア、イギリスがF1史上初めて3連戦で開催され、6週間に5戦という過密スケジュールとなっている。

    元F1ドライバーで、ポルシェでWECも経験しているマーク・ウェバーは「2つはまったく異なるものだし、両方とも精神的に多くのエネルギーが奪われる。F1をやっていれば、気を散らしている余裕はないと思う。F1はかなり特殊であり、そのような余裕はない」と両立は難しいと警笛を鳴らしている。

    先週末にはデイトナ24時間レースに参戦し、「僕は毎週末レースをしている。ゴーカートにも乗っているし、インディ500にも参戦した。レースにむけてシミュレーターで作業して、アラバマのレースに行った。レースは僕の人生だし、僕が大好きなことだ」と語るフェルナンド・アロンソだが、F1を優先して全てのテストに参加した場合、2018年シーズンは超過密スケジュールをこなすことになる。

    1月
    1月27日~28日:デイトナ24時間レース

    2月
    2月26日~3月1日:プレシーズンテスト1回目 (バルセロナ)

    3月
    3月6日~3月9日:プレシーズンテスト2回目 (バルセロナ)
    3月25日:F1 開幕戦 オーストラリアGP (メルボルン)

    4月
    4月6日~7日:WEC プロローグテスト (ポール・リカール)
    4月8日:F1 第2戦 バーレーンGP (サキール)
    4月25日:F1 第3戦 中国GP (上海)
    4月29日:F1 第4戦 アゼルバイジャンGP (バクー)

    5月
    5月5日~6日:WEC 開幕戦 スパ・フランコルシャン6時間レース
    5月13日:F1 第5戦 スペインGP (バルセロナ)
    5月15日~16日:F1インーズンテスト (バルセロナ)
    5月27日:F1 第6戦 モナコGP (モナコ)

    6月
    6月10日:F1 第7戦 カナダGP (モントリオール)
    6月16日:WEC 第2戦 ル・マン24時間レース
    6月24日:F1 第8戦 フランスGP (ポール・リカール)

    7月
    7月1日:F1 第9戦 オーストリアGP (シュピールベルク)
    7月8日:F1 第10戦 イギリスGP (シルバーストン)
    7月22日:F1 第11戦 ドイツGP (ホッケンハイム)
    7月29日:F1 第12戦 ハンガリーGP (ブダペスト)
    7月31日~8月1日:F1インシーズンテスト (ブダペスト)

    8月
    8月19日:WEC 第3戦 シルバーストン6時間レース
    8月26日:F1 第13戦 ベルギーGP (スパ・フランコルシャン)

    9月
    9月2日:F1 第14戦 イタリアGP (モンツァ)
    9月16日:F1 第15戦 シンガポールGP (マリーナ・ベイ)
    9月30日:F1 第16戦 ロシアGP (ソチ)

    10月
    10月7日:F1 第17戦 日本GP (鈴鹿)
    10月21日:WEC 第5戦 富士6時間レース
    10月21日:F1 第18戦 アメリカGP (オースティン)
    10月28日:F1 第19戦 メキシコGP (メキシコシティ)

    11月
    11月11日:F1 第20戦 ブラジルGP (サンパウロ)
    11月18日:WEC 第6戦 上海6時間レース
    11月25日:F1 最終戦 アブダビGP (ヤス・マリーナ)

  • 【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソを8号車のドライバーに起用

    【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソを8号車のドライバーに起用

    トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)は、2018-19 シーズンのWECに参戦するドライバー・ラインナップを決定。フェルナンド・アロンソが新たにチームに加わりWECに参戦することを発表した。

    チームは既にフランス西部自動車クラブ(ACO)へ参戦の登録を申請しており、ル・マン24時間レース2戦を含む全8戦からなる2018-19 シーズンに2台のハイブリッド車で参戦する予定で、最大の目標であるル・マン優勝と共にシリーズ・チャンピオンを目指す。

    TOYOTA GAZOO Racing は、昨シーズンのTS050 HYBRIDに更なる熟成を加え、今シーズンのWECに参戦する。厳しい耐久レースの場で最先端ハイブリッド技術の開発を行うことは、「もっといいクルマづくり」のために大変有益であり、引き続き重要なプロジェクトとして取り組んでいく。

    TS050 HYBRID #7号車のドライバーは、昨年同様、マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスが務める。

    TS050 HYBRID #8号車は、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴に加えて、新たにフェルナンド・アロンソが加わる。

    フェルナンド・アロンソにとっては、5月に開催される開幕戦スパ・フランコルシャン6時間レースがWEC LMP1カテゴリーのデビュー戦となり、F1と日程が重ならない全ての2018-19 シーズンのWEC全戦に参戦する予定。

    2017年には、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴と共に5勝を挙げたアンソニー・デビッドソンは、2014年WEC世界チャンピオンとしての経験を生かし、リザーブ兼開発ドライバーとしてチームに残り、引き続き重要な役割を担う。

    ル・マン24時間レースの2度の覇者であるアレックス・ブルツは、引き続き、2016年から続くチームのアドバイザー兼アンバサダー(親善大使)として、チームをサポートしていく。

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表)
    この2018-19 WECは最大目標であるル・マン24時間レースが2回ある、特別なシーズンになります。新加入のフェルナンドはWECではルーキーになりますが、長年に渡るトップレベルでの活躍は周知のことであり、必ずチームに貢献してくれるものと信じています。チーム全員が彼とレースが出来ることを喜んでいます。耐久レースではチームの総合力が重要ですが、なかでも今シーズンのドライバーに関してはレベルの高い強力なラインナップとなりました。一方、これまで様々な厳しい状況で活躍してくれたアンソニーには心から感謝の意を申し上げたいと思っています。彼は引き続きチームのメンバーとして、重要な役割をお願いするので、今シーズンも忙しい日々を送ることになります。

    フェルナンド・アロンソ
    ル・マン24時間レースに初めて参戦できる事をとても嬉しく思っています。ル・マンは以前から参戦を夢見てきたレースです。耐久レースは、F1のようなスプリントレースとは違いますが、デイトナ24時間レースではその一端を経験し、本当に楽しむことができました。耐久レースで豊富な経験を持つセバスチャン、一貴の2人から学びながら、ともにレースをするのが楽しみです。短時間で学ばなければいけないことも多いでしょうが、心の準備は出来ています。開幕戦を迎えることを心待ちにしています。

    豊田章男 (トヨタ自動車社長)
    LMP1のクルマに乗ってみたい…、そしてル・マンを走りたい…勝ちたい…。その想いを叶えるためのパートナーとして、トヨタを選んでくれてありがとう。今まで数々のレースを戦い、我々の誰もが経験したことのない景色を見てきたアロンソ選手がトヨタガズーレーシングのクルマに乗ることにとてもワクワクしています。彼がクルマに乗ることで、我々のクルマが更に鍛えられていくと思います。そして、ドライバーやチームメンバー全員が耐久レースで今まで学んできたことに、彼の経験から学びとれることが加わるとトヨタガズーレーシングがどう成長できるのか…、私自身、本当に楽しみですし何より、メンバー全員がその成長を楽しみにしています。WECという耐久レースの道で、そして、その中でも過酷を極めるル・マン24時間レースという道でアロンソ選手と共に、トヨタガズーレーシングが誰よりも長い距離を走り切れるよう…、そして、その先にある“もっといいクルマ”をお客様にお届けするというゴールに向けても、心ひとつに一緒に走っていければと思います。アロンソ選手を迎えセブ、一貴、マイク、可夢偉、ホセ…6人のドライバーと共にトヨタガズーレーシングはゴールに向けて、“思いっきり”走ってまいります。今シーズンもトヨタガズーレーシングを応援いただければ嬉しく思います。よろしくお願いします。

    ■ドライバープロフィール
    マイク・コンウェイ
    誕生:1983年8月19日 イギリス
    ル・マンデビュー:2013年
    ル・マン出走回数:4回
    ル・マン最上位:2位(2016年)
    WEC出場戦数:37戦
    WEC勝利数:2勝
    WECシーズン最上位:3位(2016年)

    小林可夢偉
    誕生:1986年9月13日 日本
    ル・マンデビュー:2013年
    ル・マン出走回数:3回
    ル・マン最上位:2位(2016年)
    WEC出場戦数:26戦
    WEC勝利数:1勝
    WECシーズン最上位:3位(2016年)

    ホセ・マリア・ロペス
    誕生:1983年4月26日 アルゼンチン
    ル・マンデビュー:2017年
    ル・マン出走回数:1回
    ル・マン最上位:-
    WEC出場戦数:8戦
    WEC勝利数:0勝
    WECシーズン最上位:6位(2017年)

    セバスチャン・ブエミ
    誕生:1988年10月31日 スイス
    ル・マンデビュー:2012年
    ル・マン出走回数:6回
    ル・マン最上位:2位(2013年)
    WEC出場戦数:43戦
    WEC勝利数:10勝
    WECシーズン最上位:チャンピオン(2014年)

    中嶋一貴
    誕生:1985年1月11日 日本
    ル・マンデビュー:2012年
    ル・マン出走回数:6回
    ル・マン最上位:4位(2013年)
    WEC出場戦数:37戦
    WEC勝利数:7勝
    WECシーズン最上位:2位(2017年)

    フェルナンド・アロンソ
    誕生:1981年7月29日 スペイン
    ル・マンデビュー:2018年予定
    ル・マン出走回数:0回
    ル・マン最上位:-
    WEC出場戦数:0戦
    WEC勝利数:0勝
    WECシーズン最上位:-

  • フェルナンド・アロンソ、トヨタからル・マン24時間レースとWECに参戦

    フェルナンド・アロンソ、トヨタからル・マン24時間レースとWECに参戦

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソが2018年にル・マン24時間レースを含めたFIA 世界耐久選手権にトヨタから参戦することを発表した。

    マクラーレンとフェルナンド・アロンソは、F1がプライリティだということで合意している。そのため、F1アメリカGPと日程が衝突する10月21日の富士6時間レースは欠場することになる。

    フェルナンド・アロンソは、キャリアの最終目標として、F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースの世界3大レースで“3冠”を達することを掲げている。昨年末にはFIA 世界耐久選手権(WEC)のルーキーテストでトヨタのLMP1カーをテストしていた。

    フェルナンド・アロンソ
    「僕はモナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースというモータースポーツの“3冠”を達成したいという目標を隠してはこなかった。僕たちは去年インディに挑み、間近だったけど、逃してしまった。今年、マクラーレンのおかげでル・マンで勝つためにレースをするチャンスを得ることができた。大きなチャレンジだ。うまくいかない可能性は高い。でも、僕は準備はできているし、戦いを楽しみにしている。WECでのレースへの取り組みは優れた理解とマクラーレンとの強力な関係によって可能になった。彼らが耳を傾けて、これが僕にとってどのようなものかを理解してくれたことをとても嬉しく思う。この挑戦はマクラーレンとの僕のメインの目標であるF1の価値を落とすことは決してない。2018年の僕の目標はすべてのグランプリで競争的であることだ。僕たちはその達成に近づいていると確信している」

    ザク・ブラウン (マクラーレン エグゼクティブディレクター)
    「フェルナンドがル・マン24時間レースに出場することを望んでいたことは秘密ではない。そして、我々の組織の全員が、フェルナンドのようなモチベーションが高く、ハングリーでハッピーなワールドクラスのドライバーはF1のどのチームにとっても大きな資産であると感謝している。昨年、我々はモナコGPではなく、インディ500でフェルナンドとレースをすることを合同で決定した。しかし、我々は常にそれぞれの機会をケースバイケースで検討すると言ってきたし、我々のどちらも2018年の中核的なプライオリティはF1で成功することであることをわかっている。マクラーレンでのフェルナンドのように、我々はレーサーであり、我々のチームはスポーツの様々なカタチで成功し、競争する勇敢なヘリテージを築いている。同様に重要なことは、F1というナンバー1の目標を損なうものではないという自信だ。適切な評価をして、我々はこのキャンペーンがそうならならず、マクラーレンの最高の利益が勝ると満足している」

    関連:【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソを8号車のドライバーに起用

  • 【WRC】 トヨタ:開幕戦でタナックが2位、ラトバラが3位でダブル表彰台

    【WRC】 トヨタ:開幕戦でタナックが2位、ラトバラが3位でダブル表彰台

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロの競技4日目最終日となるデイ4が28日(日)にモナコを基点に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合3位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合7位でフィニッシュ。ヤリスWRCは全車が完走を果たした。

    ラリー最終日のデイ4は、モナコを基点にフランス山中で2本のステージを各2回走行する4本、計63. 98kmのSSが行なわれた。デイ3で2位につけていたオット・タナックは、確実なフィニッシュを目指し安定した走りを続け、ヤリスWRCで出場した最初のラリーで2位という結果を残した。タナックは難しい路面コンディションでヤリスWRCのポテンシャルを引き出し、4日間で4本のSSベストタイムを記録した。また、ヤリ-マティ・ラトバラは最終日も3位のポジションを堅持し、昨年に続きポディウムフィニッシュを果たした。デイ3終了時点で4位につけていたエスペッカ・ラッピは、最終ステージのSS17で小さなミスをしてタイムをロス。4位と約14秒差の7位でラリーを終えた。ラッピは今回ラリー・モンテカルロに初めてWRカーで出場したが、力強いパフォーマンスを示し、今後に繋がる多くの経験を蓄積した。

    WRC次戦は、2月15日から18日にかけて開催される第2戦ラリー・スウェーデン。スウェーデンはシーズン唯一のフルスノーラリーであり、ラリーカーはスタッド(スパイク)が埋め込まれた、雪道専用のスノータイヤで雪と氷に覆われた森林コースを走行する。スタッドタイヤのグリップ力は非常に高く、またスウェーデンのSSは緩やかな高速コーナーが多いため、雪のラリーにも関わらず平均速度はWRC全戦の中でトップ3に入るほど。なお、ラリー・スウェーデンは去年チームがWRC復帰後、最初に勝利を手にしたラリーでもあり、優勝したラトバラとチームにとってはとても思い出深い1戦となる。

    豊田章男 (チーム総代表)
    私どもTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは昨シーズン、世界中の道で闘いながらヤリスを鍛えてまいりました。そのヤリスを、チームメンバー達はほんの数週間しかないシーズンオフの間もあまり休まず、さらに改善を重ね、モンテカルロのスタートラインに立たせました。そうして迎えた初戦…結果は8号車が2位、7号車が3位、9号車が7位と素晴らしい結果でシーズンのスタートを切ることができました。このメンバー達と共に今年もヤリスを走らせていけること、本当に頼もしく思います。私は現地に赴くことはできませんでしたが、心はチームと共にありました。現地からの報告やSNS、テレビ中継でその様子を見守っていましたが、そこでは日本はもとより各地にいるファンの皆さまからの声が多く寄せられており、応援頂いているファンの皆様への感謝の気持ちを新たにいたしました。本当にありがとうございます。アスファルト、雨水、雪、氷、泥の全てが入り混じった難しい道でヤリスをゴールまで運んで来てくれたマキネン代表、メカニックやエンジニアなどチームの皆、そしてなにより6人のドライバーとコドライバーに敬意を表します。昨年11号車でモンテカルロを闘ってくれたメンバーは、今年は縁の下でチームを支えてくれるようになりました。ユホは、セーフティクルーとして道の状態をドライバー達に伝える役を、カイは、スポーティングダイレクターとして3台みんなが思いっきり走れるよう、調整をしてくれています。1年間、共に「もっといいヤリス」を目指してきた仲間が、立場を変えて、また新たに一緒に闘っているということは何よりも心強いです。今シーズンは始まったばかり、これから極寒、高地、灼熱、そしてライバル達の熟成…。闘いは厳しさを増してまいります。もっといいヤリスを作るため…素晴らしいチームの仲間達とそして、応援いただける全てのファンの皆さまと、世界中の道でヤリスを走らせていければと思います。皆さん、よろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン (チーム代表)
    とても素晴らしいシーズンのスタートとなりました。我々がWRCへの参戦を開始してから、チームは最も力強い状態にあると思います。チーム全員が全力でラリーに臨む姿を見て、本当に嬉しく思いました。また、タナックのチームに溶け込むはやさ、彼のプロフェッショナルな仕事ぶりと吸収スピードに、とても感動しました。この調子を続けることができれば素晴らしいですし、次のラリー・スウェーデンがとても楽しみです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    モンテカルロは、決して簡単には行かないラリーです。今日もまた難しいコンディションでした。特に、レッキ以来の走行となったチュリニ峠の凍結路面は難しく感じました。そうした中、ラリーを最後まで走りきり、表彰台に立つことができてホッとしています。チームは本当に良い仕事をしてくれましたし、クルマの調子も非常に良かったので、これからのシーズンが楽しみです。冷静さを保ち、選手権とポイントのことを考えながら戦っていきたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    このような良い形でシーズンをスタートできて、とても嬉しく思います。非常に強力なチームに加わることができたと実感しました。マシンは驚くほど素晴らしく、ラリー開始直後からずっと気持ち良くドライブすることができました。とても難しいコンディションでタフなラリーでしたが、とくに大きな問題を抱えることなく走り切ることができました。今日はこれまでよりもコンディションが良くなるだろうと期待していたのですが、道は凍っていました。しかし、私たちは良いポジションにつけていたので、今日は手堅く走ることができたと思います。いまは、この後のラリーが本当に楽しみです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    今日は十分なスピードがあり、とても良いスタートだったと思います。自分の計画は最終SSのパワーステージも含め最後まで自分のリズムを保って走ることでしたが、ひとつのコーナーでワイドに膨らんでしまい、コース復帰にかなり時間を要し順位を3つ落としてしまいました。もちろん今はとても落ち込んでいますが、それでもすべてのステージを走りきり、経験をさらに積み重ね、多くの学びを得たことをポジティブに捉えたいと思います。チームにとっては本当に良いラリーとなりましたし、次戦ラリー・スウェーデンは自分によりあった1戦になるはずです。

    ラリー・モンテカルロ デイ4の最終結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 4h18m55.5s
    2 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +58.3s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1m52.0s
    4 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +4m43.1s
    5 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +4m53.8s
    6 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +4m54.8s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +4m57.5s
    8 ブライアン・ブフィエ/クザビエ・パンセリ (フォード フィエスタ WRC) +7m39.5s
    9 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +9m06.7s
    10 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +16m43.0s

    関連:【WRC】 ラリー・モンテカルロ 結果:セバスチャン・オジェが優勝!

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 3日目レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロの競技3日目デイ3が27日(土)にフランス南部ギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合3位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合4位につけ、ヤリスWRCは全車が良いポジションでラリー最終日に駒を進めることに成功した。

    競技3日目のデイ3は、サービスパークを中心に2本のステージを各2回走行し、その後デイ1でSS2として走行したステージをSS13として再走。全部で5本、計117.55kmのSSが行なわれた。オープニングのSS9と、続くSS10はステージの多くの部分が雪で覆われ、とても滑りやすい路面コンディションになった。首位と14.9秒差の総合2位でデイ3をスタートしたタナックは、SS9で差を1分18.4秒に拡げられましたが、SS10ではダンパーに問題を抱えながらもトップタイムを記録。サービスで問題を解決した後、SS11では2番手タイムの選手よりも15.3秒速いトップタイムを記録するなど激しく追い上げ、最終的には33.5秒差まで挽回を果たし総合2位の座を守った。デイ2終了時点で総合5位だったラトバラは、経験に裏打ちされた安定感のある走りを続け、SS9で総合3位にポジションアップ。総合4位だったラッピはSS11でパンクを喫し、タイヤ交換作業を余儀なくされ総合5位に後退しましたが、その後速いペースで追い上げ、前日と同じ総合4位でデイ3を走り終えた。

    競技4日目、ラリー最終日となる1月28日(日)のデイ4は、モナコ北側に広がるフランスの山岳地帯で2本のステージを各2回走行する。SS14とその再走ステージであるSS16は、途中で有名なチュリニ峠を通過。昔から多くの観客が集まり盛り上がることで知られるチュリニ峠のコースは、ラリー・モンテカルロのハイライトといえる。また、SS15の再走となる最終ステージのSS17は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は63.98km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は224.58kmとなる。

    カイ・リンドストローム (スポーティング・ディレクター)
    ひとことで言えば、とても良い1日でした。今朝の極めて難しいコンディションの中、我々のチームの全ドライバーは素晴らしい仕事をしてくれました。エサペッカはパンクでタイムをロスしましたが、それでも何とか4位まで挽回しました。彼があのような状況でも冷静さを保てたのは、大きな収穫だと思います。もちろん、タナックは今日も非常に速く、ラトバラは良いドライブをできています。明日に関して唯一分からないのは天気がどうなるかですが、勝負は最後のタイムコントロールを通過するまで続きます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    今日は典型的なラリー・モンテカルロの天気のなかでのラリーでした。午前中は雨と雪に見舞われ、午後は晴れて乾いた路面を走るというように、1日の中に四季があるような感じでした。ラリーが始まる前、私は「トップ3以内ならば完璧」だと言いましたが、実際のところ現在の順位に満足しています。完全にうまく行っているとは言えませんが、後続との差は大きく開いています。ですので、今は自分自身のドライビングに集中しています。今回は大きなリスクを避けてフィニッシュすることを目標に置いていますし、それがとても重要であると思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    自分とチームにとって、今日も力強い1日となりました。また、運転がとても楽しく感じられるくらいクルマは好調でした。雪の中の最初のSSでタイムを失ったのは残念ですが、それ以降のSSは本当にうまく走れたと思います。気持ち良くかつクレバーに、そしてコースから外れないように注意しながら、自分のペースを保つことだけを考えて走り続けました。ヤリスWRCでの最初のラリーで、現在の順位につけていることにとても満足しているので、リスクをおかしてまで順位を上げようとは思っていません。また、チームとしてもそのほうが良いと思います。シーズンが始まる前の段階で、私たちのチームには良いドライバーが揃い、クルマに競争力があると確信していたので、チームにとっても良い展開だと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    比較的スピードが低い左コーナーで雪が解けてぬかるんだ状態となっていました。そこで滑ってしまい、ワイドに膨らんで土手に当たりリヤタイヤがホイールから外れてしまいました。そこまではミスなくクリーンに走っていただけに多くのタイムを失い残念ですが、それでもまだ4位につけています。明日も4位のポジションを守り抜くのは決して簡単ではないと思いますが、路面がドライならば自信はあります。なぜなら、今日最後のSSでクルマのフィーリングがとても良かったからです。タイヤのグリップレベルさえ大きく変わらなければ限界を把握することができ、そういう路面で私はいつも良い走りをできていると思います。

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 2日目レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロの競技2日目デイ2が26日(金)、フランス南部ギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合4位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合5位につけ、ヤリスWRCは全3台がトップ5に入った。

    競技2日目のデイ2は、サービスパークの南側エリアで3本のステージを各2回走行する、全6本のSSが行なわれた。デイ1終了時点でトップと42.4秒差の総合5位につけていたタナックは、SS3でチーム加入後初となるトップタイムを記録し、総合4位に浮上。さらにSS4では総合3位に、SS5では総合2位に順位を上げました。そして、午後最初のSS6では2回目のSSベストタイムをマークし、続くSS7では強い雨が降る中3番手タイムを記録。首位とのタイム差を大幅に縮め、最終的には14.9秒差にまで迫りデイ2を締めくくった。また、前日4位だったラッピは安定した走りを続け、ポジションを堅持。ラトバラは6位から5位に順位を上げ、ラッピの0.2秒後方につけるなど、両選手とも十分に表彰台を狙える位置で1日を終えた。

    競技3日目となる1月27日(土)のデイ3は、ギャップの北側エリアで2本のステージを各2回走行し、その後南東エリアでSS13として1本のSSを行なう。SSを走行後ラリーカーはサービスパークで整備を受け、競技最終日デイ4の基点となるモナコへと移動。5本のSSの合計距離は117.55km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は658.57kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    とてもポジティブな1日でした。オットのパフォーマンスは信じられないほど素晴らしく、ここまで彼がやってきたことと、習得の早さに我々全員が驚いています。彼の今後がとても楽しみです。彼はこのクルマでどんどんと経験を重ねてきていますし、明日も非常に速いはずだと確信しています。我々のチームは、強さを備えているという自信があります。エサペッカの出走順はあまり良くなかったと思いますが、それでも、朝は特に良いスピードを示してくれました。また、ヤリ-マティは午後のステージで走りが良くなりました。ラリーはまだあと2日間ありますし、明日は雪で難しいコンディションになるかもしれませんが、きっと大丈夫でしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    今朝はマシンの動きに少し苦労し、コーナーで良いフィーリングを得ることができませんでした。しかし、午後に向けてディファレンシャルを少し調整したところ、だいぶ良くなりました。それでも、水が溜まっている路面ではあまり強気に行くことができず、タイムをロスしてしまいました。その点を除けば、クルマは良くなってきています。私たちはエサペッカと良いバトルを展開しており、お互い表彰台からそれほど遠くない位置につけています。まずは今日の勢いをキープし、結果を待ちたいと思います。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    2位で1日を終えることができ、とても前向きな気分です。今日はクルマにいくつか改良を施しましたが、それがすべてのステージで自信向上に繋がりました。常に学びを続け、クルマをより深く理解するという作業を明日以降も続けたいと思います。今日は多くの選手がミスをおかしたので、クレバーなドライビングを続けることを心がけました。もうこれ以上激しく攻める必要はありません。このラリーは純粋なスピードだけで結果が決まるわけでなく、安定した走りや賢明な判断こそが重要なのではないかと思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    細心の注意を払ってラリーに臨むという自分の戦略はうまく作用し、それが良い結果に繋がっていると思います。とにかくミスをしないように走り続けましたが、それでも表彰台を狙える位置につけていますので、満足しています。ここまでのところチーム全体としてのパフォーマンスも良好ですが、まだ先は長く、明日は降雪も予想されるなどコンディションはさらに難しくなるでしょう。それでも、タイヤ選択さえ誤らなければ、きっとうまく行くはずです。

    関連:【WRC】 ラリー・モンテカルロ 2日目:オット・タナックが2番手に浮上

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 初日レポート

    1月25日(木)、2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロの競技初日デイ1が、フランス南部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が総合4位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)が総合5位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合6位につけ、初日の難関SSを全車揃って走破した。

    2018年のWRC初戦ラリー・モンテカルロは、午後5時50分からモナコのカジノ広場で始まったセレモニアルスタートで華やかに幕を開けた。その後選手たちはフランス山中を約190km走行し、SS1のスタート地であるトアールに到着。システロンへと至る今大会最長の36.69kmのSS1は、午後9時43分にスタートした。ドライのターマック、雪道、そして凍結路が入り混じる難易度の高いステージでは、多くのトップ選手がスピンやコースオフをするなど波乱含みの展開となった。しかし3台のヤリスWRCは難関のSS1、それに続くSS2と2本のナイトステージを走り抜き、競技初日を総合4、5、6位で締めくくった。

    競技2日目となる1月26日(金)のデイ2はフランス、ギャップのサービスパーク南側エリアで3本のステージを各2回走行する。そのうちSS4とその再走ステージとなるSS7は、今大会最長となる30.54kmのロングステージ。6本のSSの合計距離は144.88km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は446.60kmとなる。

    トミ・マキネン (チーム代表)
    予想していたとおり、システロンのSS1はどのドライバーにとってもドラマティックなものになりました。暗闇の中最初のステージに臨むというシーズンの始まりかたは、WRCの中でも本当に難しいものです。自分がステアリングを握る立場でなくて良かったと思えるほどです。我々のドライバーは良いポジションでサービスに戻ってくることができましたし、明日はもっと違う内容のラリーになると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    SS1のスタートではややナーバスなフィーリングがあり、凍った路面でどうなるのか不安でした。最初はうまくいっていたのですが、その後2回スピンしエンジンをストールしてしまいました。とてもフラストレーションの溜まるドライビングを強いられ、かなりタイムロスしましたが何とか乗り切ることができました。ただし、そのようなドラマに遭遇したのは私だけではなかったと聞き、少し救われた気がします。2本目のSSでは数カ所で少し注意深く走りすぎましたが、タイムは問題がなかったので明日も頑張りたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    コースの路面状態はとても難しく、実にモンテカルロらしいスタートとなりました。SS1の最初の1kmは完全なドライコンディションでしたが、その後は全面氷に覆われたような路面でした。途中の凍結路面では左前輪を雪壁に引っ掛けてしまいマシンが滑ってストップし後退をしなくてはなりませんでしたが、すぐに走り出せたのでラッキーだったといえます。今日、我々のタイヤ選択は少し攻めすぎていたのかもしれません。SS2に向けてサスペンションのセッティングを少し変更したところ、タイヤのグリップが良くなり走りを楽しめるようになりました。明日は降雨の可能性が高いようなので、情報をよく分析し、正しいセッティングに仕上げる必要があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    正直なところ、今日のリザルトを見てとても驚いています。最初のステージはとても難しいコンディションでしたが、うまく走ることができました。2本目のSSは他の選手たちが良く知っているステージで、昨年自分はあまりうまく走れなかったSSなので、タイムを失うことになるだろうと予想していました。道にはすでに多くの砂利が出ており、そのような汚れた路面で自信を少しなくしていたので、やや慎重に走り過ぎたと思います。とはいえ、良い滑り出しとなりましたので、明日も同じように戦いたいと思います。