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  • 小林可夢偉、予選3番手 「このポジションに帰ってこれたのは力になる」

    小林可夢偉、予選3番手 「このポジションに帰ってこれたのは力になる」

    小林可夢偉は、スーパーフォーミュラ 第5戦 オートポリスの予選を3番手で終えた。

    今大会の予選は、Q1はミディアムタイヤでのアタックが義務づけられ、Q2、Q3でソフトタイヤを使用可能という規則で実施された。

    ソフトタイヤが使用できる7分間のQ2で、小林可夢偉が残り6分というところで最初にコースイン。

    他の車両が全車アウトラップの翌周にアタックに入ったのに対し、小林可夢偉のみ3周目のアタックという作戦に。コースレコードを更新するタイムでトップに浮上。

    Q3でも小林可夢偉が先陣を切りコースイン。小林のみが3周目のアタックとなったが、Q2のタイムを上回ることが出来ず、3番手で終えた。

    「Q2が終わった時点で行けるかなと思ったのがあまり良くなかったのか、守りに入ってしまった部分があり、タイムを上げることが出来なかった」と小林可夢偉はコメント。

    「とはいえいずれにせよ野尻選手のタイムは抜けなかったと思うので、野尻選手がすごく良いタイムを出したということだ」

    「ただ、僕自身、クルマは今週走り出しは調子が良くなくて、今週はダメかなと思っていたのだが、今日クルマのセッティングを変更したら改善され、予選が始まったら更に良くなった。上手くリカバリー出来たことをとりあえずほっとしていると同時に、このポジションに帰ってこられたというのは本当に力になると思う」

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第5戦 予選:野尻智紀がポールポジション

  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第5戦 オートポリス 予選レポート

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第5戦 オートポリス 予選レポート

    2017 全日本スーパーフォーミュラ権シリーズ第5戦の公式予選が9日(土)、大分県日田市のオートポリスにて行われました。

    今回のレースは第4戦に引き続き、タイヤ2スペック制で行われる。土曜と日曜に使用できるタイヤは、新品ミディアムタイヤ2セット、新品ソフトタイヤ2セット、持ち越しユーズドタイヤ2セットと制限され、全車が出走する公式予選Q1セッションではミディアムタイヤのみを使わなければならないという規則となる。

    快晴の空の下、午後1時45分からQ1が始まった。#40 野尻智紀(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)は、赤旗が提示されたためアタック中断を余儀なくされたが、2番手のタイムを出し、他4名のHondaドライバーとともにQ2進出を果たした。

    ソフトタイヤの使用が許されるQ2でも野尻智紀は2番手につけてQ3へ進出、Q3では会心のアタックで、Q1とQ2をトップ通過していたを逆転。コースレコードとなる1分26秒196を記録して自身2回目となるポールポジションを獲得した。なお、野尻のコースレコード更新は第4戦に続く2戦連続での快挙となった。

    #15ピエール・ガスリー(チーム無限)が5番手、#16山本尚貴(チーム無限)が7番手に続き、明日の決勝レースを迎えることとなった。

    54周で繰り広げられる決勝レースは明日10日(日)の午後1時5分にスタートが切られる予定。

    野尻智紀 (♯40 ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)

    スーパーフォーミュラでのポールポジションには特別な意味があると思うので、とても嬉しいです。Q1で赤旗が出たときはタイムアタックの途中でした。このサーキットはタイヤのグリップが残っていないとタイムが全然出ないので、アタックをやり直すにせよそれが心配でした。それでもアタックをやり直し、Q1を突破できてホッとしました。Q2では他のマシンに引っかかったりして攻めきれなかったのですが、Q3ではスピンしてもいいと思って限界まで攻めました。ぼくは、最初から頑張ると飛び出してしまうタイプなので、Q3で一番いい走りができたのは良い展開でした。クルマもすごく良く仕上がっていてチームに感謝しています。この感謝を明日のレースの結果にして返したいです。

    ピエール・ガスリー (♯15 チーム無限)
    今日の公式予選はまずまずでした。ただクルマは決してパーフェクトな状態ではなく、いくつか課題がありました。そこからなんとかパフォーマンスを引きだそうと努力しました。その結果として5番手はいいポジションだと思います。ソフトスペックのタイヤを使うのはちょっと難しかったです。優勝した前戦のツインリンクもてぎではあまり問題はなかったのに、このサーキットではたった1周走るだけでデグラデーション(グリップ低下症状)が出てしまうんです。タイヤに適した温度、適した内圧をつかむのがとても難しいので、明日の決勝レースでは大きな課題になります。オーバーテイクが難しいサーキットですから、まずはいいスタートをすることですね。

    佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)
    野尻選手が予選をきっちりまとめてくれたので嬉しいです。Q1、Q2はライバルに先行を許しましたが、あれはある程度マージンを持ちながらクリアしたという感じでした。この週末は空気も乾燥しているために、しっかりとエンジンのパワーが出て、想定通りのタイムが出ました。もてぎ大会から投入のこの2基目のエンジンについては、みんな「乗りやすくなった」と言ってくれています。レースになってタイヤがタレてきてもドライバビリティを武器にいいペースで走れるかなと思います。野尻選手にはポールから逃げ切って優勝してくれると期待しています。それに加えて、シリーズも終盤ですから、ポイントランキング上位にいるチーム無限の2人にも頑張ってもらって大量ポイントを獲得して欲しいです。

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第5戦 予選:野尻智紀がポールポジション

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第5戦 オートポリス 予選レポート

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第5戦 オートポリス 予選レポート

    スーパーフォーミュラ 第5戦の予選が九州・オートポリスで行われ、トヨタエンジン勢では国本雄資(P. MU / CERUMO・INGING)が最前列2番手グリッドを獲得。小林可夢偉(KCMG)が3番手、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が4番手で2列目に並び、明日の決勝レースのスタートを切ることとなった。

    9月9日(土)全日本スーパーフォーミュラ選手権の予選が大分県のオートポリスで行われた。

    2年ぶりのオートポリス戦予選は、やや雲がかかり、風は気持ちよいものの、気温30度、路面温度44度とまだまだ残暑を感じるコンディション。

    今大会の予選は、Q1はミディアムタイヤでのアタックが義務づけられ、Q2、Q3でソフトタイヤを使用可能という規則で実施された。

    午後1時45分、Q1のセッションが開始され、19台が一斉にコースへと向かうと、一度アタックタイムを出してピットへ。タイヤを履き替え、残り6分くらいから本格アタックに入った。

    まず小林可夢偉がトップに立ち、国本雄資が唯一1分27秒台に入れる速さでそれを塗りかえると、この2台の間に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が割って入る形に。セッション終盤となり、更に他の車両もタイムアップを図った残り45秒、クラッシュ車両によりセッションは赤旗中断に。残り3分で再開されることとなった。

    アタックを途中で止めた車両を含め、各車一発アタックに入ると、ここで速さを見せたのはルーキーのヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。セクター1、セクター2でベストタイムをマークし、3番手へ。国本雄資のトップは変わらず、4番手以降に中嶋一貴、小林可夢偉、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)らが続いてQ1はチェッカー。トヨタ勢では大嶋 和也(SUNOCO TEAM LEMANS)が僅か0.017秒及ばず15番手、ニック・キャシディ(KONDO RACING)も大嶋に遅れること0.086秒という僅差の16番手でQ1敗退となってしまった。

    ソフトタイヤが使用できるQ2は午後2時28分に開始。7分間のセッションの最初は誰も出ず、小林可夢偉が残り6分というところで最初にコースイン。他の車両が全車アウトラップの翌周にアタックに入ったのに対し、小林可夢偉のみ3周目のアタックという作戦に。

    国本雄資が1分26秒台に入れてトップに立ったが、小林可夢偉がコンマ5秒以上も速い、コースレコードを更新するタイムでトップに浮上。国本雄資は3番手。アンドレ・ロッテラーが5番手、中嶋一貴が6番手、石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)が7番手で上位8台で争われるQ3への進出を決めたが、ルーキーの山下健太(KONDO RACING)は0.08秒届かず9番手。フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が10番手、関口雄飛、ヤン・マーデンボローもタイムが伸ばせず、それぞれ11番手、14番でQ2敗退となった。

    Q3は午後2時45分から7分間で実施。ここでも小林可夢偉が先陣を切りコースイン。小林可夢偉のみが3周目のアタックとなった。ここでも国本雄資が速さを見せ、Q2の小林可夢偉のタイムには及ばないもののこれまでのコースレコードを塗り替えるタイムで2番手につけ、最前列グリッドを確保した。小林可夢偉はQ2のタイムを上回ることが出来ず、国本雄資に次ぐ3番手。ロッテラーが4番手、中嶋一貴が6番手、石浦宏明が8番手から明日の決勝レースに臨むこととなった。

    国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
    2番手でほっとしている。昨日からすごく車の調子が良く、本当はもう少しバランスを合わせていきたかったのだが、良い流れを断ち切ってまでチャレンジ出来ない部分があって、車を変えることが出来ないままQ1、Q2、Q3と行ってしまった。最後、まずまずの走りが出来たのだが、ポールを取ることが出来なかったので、少し残念だ。しかし、2番手グリッドということで明日は優勝できるチャンスがものすごくあると思うので、しっかりと明日もやりきりたい。

    小林可夢偉(KCMG)
    Q2が終わった時点で行けるかなと思ったのがあまり良くなかったのか、守りに入ってしまった部分があり、タイムを上げることが出来なかった。とはいえいずれにせよ野尻選手のタイムは抜けなかったと思うので、野尻選手がすごく良いタイムを出したということだ。ただ、僕自身、クルマは今週走り出しは調子が良くなくて、今週はダメかなと思っていたのだが、今日クルマのセッティングを変更したら改善され、予選が始まったら更に良くなった。上手くリカバリー出来たことをとりあえずほっとしていると同時に、このポジションに帰ってこられたというのは本当に力になると思う。

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第5戦 予選:野尻智紀がポールポジション

  • 【スーパーフォーミュラ】 第5戦 予選:野尻智紀がポールポジション

    【スーパーフォーミュラ】 第5戦 予選:野尻智紀がポールポジション

    スーパーフォーミュラ 第5戦の予選が9日(土)、大分県日田市上津江町に位置するオートポリスで行われ、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がコースレコードして今季初ポールポジションを獲得した。

    前大会 もてぎ から3週間、2017年シーズンのスーパーフォーミュラも後半戦に入る。第5戦の舞台となるのは、九州オートポリス。昨年は熊本地震の影響によりキャンセルとなったため、オートポリスでのスーパーフォーミュラ開催は2年ぶりとなる。

    土曜日のオートポリスは快晴。気温30度、路面温度44度で予選はスタート。ノックアウト予選方式の予選は、Q1(全車): 20分間 → Q2(14台): 7分間 → Q3(8台): 7分間で行われる。

    Q2では小林可夢偉(KCMG)が2014年に山本尚貴が記録したコースレコード(1分26秒469)を上回る1分26秒317をマーク。

    そして、Q3で野尻智紀がさらにコースレコードを更新する1分26秒196を記録して今季初ポールポジションを獲得。2番手には0.181秒差で国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、3番手には小林可夢偉が続いた。

    前戦優勝のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は5番手、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は6番手につけた。

    2017 スーパーフォーミュラ 第5戦 オートポリス 予選

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分26秒196
    2 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分26秒387
    3 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ 1分26秒414
    4 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分26秒637
    5 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分26秒738
    6 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分26秒810
    7 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分27秒178
    8 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分27秒200
    9 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分27秒324
    10 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分27秒400
    11 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分27秒540
    12 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分27秒637
    13 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分27秒677
    14 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分27秒837
    15 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分29秒078
    16 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分29秒164
    17 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分29秒227
    18 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分29秒306
    19 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分29秒370
  • 【スーパーフォーミュラ】 第5戦 フリー走行:アンドレ・ロッテラーが首位

    【スーパーフォーミュラ】 第5戦 フリー走行:アンドレ・ロッテラーが首位

    スーパーフォーミュラ 第5戦のフリー走行が9日(土)、大分県日田市上津江町に位置するオートポリスで行われた。

    前大会 もてぎ から3週間、2017年シーズンのスーパーフォーミュラも後半戦に入る。第5戦の舞台となるのは、九州オートポリス。昨年は熊本地震の影響によりキャンセルとなったため、オートポリスでのスーパーフォーミュラ開催は2年ぶりとなる。

    快晴のなか1時間行われたフリー走行では、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップタイムとなる1分27秒197をマーク。2番手には0.05秒差でチームメイトの中嶋一貴、3番手には野尻 智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。

    小林可夢偉(KCMG)9番手、もてぎで初優勝を飾ったピエール・ガスリーは11番手だった。

    ノックアウト方式で行われる予選は、このあと13時45分から行われる。

    2017 スーパーフォーミュラ 第5戦 オートポリス フリー走行

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分27秒198
    2 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分27秒253
    3 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分27秒631
    4 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分27秒791
    5 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分27秒832
    6 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分27秒879
    7 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分27秒953
    8 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分27秒968
    9 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分27秒986
    10 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ 1分28秒075
    11 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分28秒120
    12 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分28秒207
    13 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分28秒302
    14 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分28秒453
    15 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分28秒456
    16 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分28秒572
    17 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分28秒689
    18 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分28秒986
    19 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分29秒107
  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2017年 第5戦 オートポリス プレビュー

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2017年 第5戦 オートポリス プレビュー

    スーパーフォーミュラの第5戦「AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE」が9月9(土)~10日(日)の両日、大分県日田市上津江町に位置するオートポリスで開催される。

    前大会 もてぎ から3週間、2017年シーズンのスーパーフォーミュラも後半戦に入る。第5戦の舞台となるのは、九州オートポリス。昨年は熊本地震の影響によりキャンセルとなったため、オートポリスでのスーパーフォーミュラ開催は2年ぶりとなる。

    高速かつテクニカルなレイアウトで知られ、”ライト&クイック”なSF14にはうってつけのコース。

    また、前大会 もてぎ に続き、通常スペックのタイヤに加えてソフトタイヤが導入され、2スペックのタイヤを決勝で両方使用することが義務づけられる。タイヤに厳しいレイアウトとして知られるオートポリスだけに、タイヤの使いこなし方や、レース戦略面でも興味深い戦いとなりそうだ。

    アップダウンの激しいテクニカルコース
    九州唯一の国際公認サーキットであるオートポリスは、大分県と熊本県の県境近く、阿蘇山麓の山間に位置し、高低差最大52mと、アップダウンが激しく、テクニカルながら高速コーナーも併せ持つコースとして知られる。ストレート長も約900mに及び、標高が高い故の空気の薄さもあり、セッティングの難しいコースだ。

    1周4.674kmのコースは2012年に路面舗装が一新され、路面はスムーズになったものの、タイヤに厳しいレイアウトは変わらず、各チーム戦略を練っての激戦が予想される。

    タイトル争いにおいても重要な一戦
    終盤へ向け抜け出すのはどのドライバーか

    今季のスーパーフォーミュラは、ここまでの4大会5レース全てで異なる勝者という乱戦が続いている。

    前戦もてぎでトヨタエンジンによる開幕からの連続勝利は途絶えてしまったが、ドライバーズランキングでは第3戦富士で優勝、その他2位1回、4位2回と安定して上位フィニッシュを続け、25.5ポイントを 獲得している石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)が、2位のアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)に5.5点差とやや抜け出し、首位につけている。

    とはいえ、シーズンはまだこのオートポリス大会を含めて3戦を残す。1戦で最大11ポイントが獲得可能な上、最終戦は2レース制でボーナスポイントもつくため、まだまだ他のドライバーも逆転が可能な状況であり、今年も最終戦までタイトル争いは混戦のまま続くと思われる。

    一昨年のオートポリス大会では、その石浦宏明がポールポジションを獲得するも、スタートでかわした中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が勝利。石浦宏明が2位、予選2番手につけていた小林可夢偉(KCMG)が3位表彰台を獲得した。その中嶋一貴と小林可夢偉は、現在ポイントでは12.5ポイント、13ポイント差と充分に逆転可能な位置につけている。

    また、首位の石浦宏明と9ポイント差でランキング3位のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)、10.5ポイント差の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)も勢いに乗っており、上位争いに絡んでくる可能性は高い。

    ランキングではやや離されてしまったものの、第3戦でトラブルに見舞われるまで独走する速さを見せたディフェンディングチャンピオンの国本雄資(P. MU / CERUMO・INGING)、そしてルーキーながら予選から光る速さを見せているニック・キャシディと山下健太のKONDO RACING勢も含め、誰が勝ってもおかしくない状況といえる。ここオートポリスで好成績を挙げ、終盤の2戦へ向けてライバルに対し有利な状況で臨むためにも、予選から目の離せない、激しいバトルが繰り広げられるはずだ。

    2017 スーパーフォーミュラ ポイントランキング

    Po. No. ドライバー チーム ポイント
    1 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 25.5
    2 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S 20
    3 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS 16.5
    4 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN 15
    5 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 15
    6 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 13
    7 18 小林可夢偉 KCMG 12.5
    8 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN 10.5
    9 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 7
    10 3 ニック・キャシディ KONDO RACING 7
    11 4 山下健太 KONDO RACING 6.5
    12 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 4
    13 10 塚越 広大 REAL RACING 3
    14 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2.5
    15 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 2
    16 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING 1
      8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS  
      65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING  
      50 小暮 卓史 B-Max Racing team  
  • 【動画】 スーパーフォミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝ダイジェスト

    【動画】 スーパーフォミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝ダイジェスト

    スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が20日(日)に行われた。

    気温28℃、路面温度30℃。直前に小雨は降ったものの、ドライコンディションとなった決勝。今回のレースはタイヤが交換義務づけられており、上位3台がソフト、その後ろ3台がミディアムを装着するなど、各チームでタイヤ戦略は分れた。

    優勝はピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)。レッドブルの育成ドライバーでF1での将来が期待されるピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤでのスタートを選択。小林可夢偉のトラブルも味方し、日本での4戦目で見事優勝を成し遂げた。

    2位は小林可夢偉(KCMG)。序盤はレースをリードした小林可夢偉だが、ピットストップで右リアタイヤの交換にトラブルが発生して大きくタイムロスして残念な2位となった。3位のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は2戦連続での表彰台となった。

    2017 SUPER FORMULA Round4 TWIN RING MOTEGI Highlights

  • 小林可夢偉 、アクシデントに「ショックというより笑ってしまった」

    小林可夢偉 、アクシデントに「ショックというより笑ってしまった」

    小林可夢偉は、スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎの決勝で前半首位独走するも、ピットでのアクシンデントで遅れをとり、2位表彰台で終えた。

    2番グリッドからスタートした小林可夢偉(KCMG)は、スタートで首位に立ち、1周目で2位に1.3秒差をつけると、その後も1周当たりコンマ5秒速いペースで差を広げていった。

    だが、34周終了でピットインした際に、右リアタイヤの交換で大きくタイムロス。ピエール・ガスリー(TEMA MUGEN)に次ぐ事実上の2位へポジションを落としてしまった。

    その後は、ミディアムタイヤに交換した小林可夢偉を、ソフトタイヤに換えたフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)とニック・キャシディ(KONDO RACING)が攻め、三つ巴での2位争いが展開。しかし、小林可夢偉は逃げ切って2位でチェッカー。2015年第2戦岡山大会以来自己最高位タイとなる2位表彰台を獲得した。

    「レースは全体的には良かったが、(ピットでのアクシデントは)ショックというよりも笑ってしまった」と小林可夢偉はコメント。

    「そもそも10周目くらいから無線の調子が悪くなり、いつ入って良いのか毎周ピットを見ながら確認するような状況だった」

    「あのピットでのアクシデントの後は、感覚的にもっとポジションを落としていたと思っていたので、2位で終われて逆に良かった」

    「レースウィークを通してクルマは本当に調子が良かった。前戦富士も良かったし、今回も予選で2番手を獲得出来、決勝レースでも最終的に2位と言うことで、今まで見せられなかったパフォーマンスは示せたと思う。もちろんまだまだ足りない部分もあると思うので、ハングリー精神で更に成長していきたい」

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

  • 【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:決勝トップ3ドライバーコメント

    【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:決勝トップ3ドライバーコメント

    スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が20日(日)に行われた。

    優勝はピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)。レッドブルの育成ドライバーでF1での将来が期待されるピエール・ガスリーは、日本での4戦目で見事優勝を成し遂げた。2位は小林可夢偉(KCMG)。序盤はレースをリードした小林可夢偉だが、ピットストップで右リアタイヤの交換にトラブルが発生して大きくタイムロスして残念な2位となった。3位のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は2戦連続での表彰台となった。

    優勝:ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)

    驚きの結果を残せてとてもうれしいです。チームやホンダ、一緒に仕事をしている人たちに感謝しています。特に今回新しくアップグレードしたエンジンを用意してくれたおかげです。今シーズン序盤はチームとしても色々と悩むことが続きましたが、みんないつも一生懸命がんばって準備をしてくれたことで結果を出すことができて、本当に素晴らしいと思っています。また僕自身、まだスーパーフォーミュラでのレースが4戦目ですがそこで優勝できたのは本当に素晴らしいことです。できればこのままこの調子をキープしていきたいです。とにかく今日はハッピーです!今回、スタートでミディアムタイヤを装着することは、予選を終えて決めました。雨になるかもしれないという心配もありましたが、ドライコンディションなら絶対ミディアムだと思いました。僕自身、そのほうが心地良いと思っていました。周りはソフトもミディアムもいましたが、その中でもミディアムのほうが確実にいいと思っていました。シーズン前のテストでは手応えがあったのに、開幕後はレース毎に状況が異なり、苦しみました。今日、自分たちのポテンシャルを出して優勝できたのは良かったのですが、まだまだ改善することはあるし、中でも予選でのパフォーマンスをあげていきたいので、その課題に向けて取り組みたいと思います。

    2位:小林可夢偉(KCMG)

    レースは全体的には良かったんですが、ピットストップで…。なんて言うんやろ…。あのぉ、自分の中でショックというよりも笑ってしまったんです。その横で、「あーっ!」ていう顔をしている(ピットレポーターの松田)次生さんの顔が目に入り、笑っちゃったんです。で、リスタートしたんですが、感覚的にはもっと(ポジションが)後ろのほうかなという感じだったので、逆に2位で終われて良かったと思います。前回の富士でもクルマは良かったのですが、今回も本当にレースウィーク通してクルマは良かったし、予選2位、決勝2位だったし。今回パフォーマンスを見せることができたのは良かったです。一方でまだまだ足りない部分もあると思うので、そこをハングリーにやって成長しつつ、もうピットストップで笑うことがないようにしたいと思います。無線が走りはじめて10周くらいから繋がらなくて。いつ(ピットに)入っていいのか、(無線がつながらないことを)気づいているのか、何度か手を振ってみたんですが…。“BOX”の表示を見て、すぐピットインしました。毎周必死にサインボードを見ていました。正直、無線が切れていたので集中するのが難しい状態だったのですが、ピットへはもう少し早めに入りたかったですね。ただタイヤが用意されていなければやばいと思ったので、確実に気づいてくれるまで待とうと思って待ちました。

    3位:フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)

    こうやってシーズン2度目の表彰台に上がることができてとてもうれしいです。決勝では、ピエール(・ガスリー)と同じ戦略で挑んだことがいい結果に繋がったのだと思います。彼はミディアムタイヤでのペースがとても良く、僕は必死にあとを追ったのですがオーバーステアがひどくて差が開いて行き、思うようにポジションを上げることができませんでした。ですが、ピットアウト後はバトルをして、楽しむこともできたし、最終的に3位でレースを終えることができてとても驚いています。リスタート後、タイヤをロックアップさせてフラットスポットを作ってしまったんです。それで大きなバイブレーションを感じるようになって視界が確保できずに苦戦したのですが、3位まで上がることができてうれしいです。これからもこの調子で安定した走りをしていきたいと思っています。

    優勝チーム監督:手塚長孝

    この場に来ることができて、ひと安心というか、本当にうれしいです。開幕からガスリー選手と山本選手の二台体制になり、色んな苦労がたくさんありました。前回(第3戦富士)もそこそこいいレースでしたが、なんとか4レース目しかもこのホンダのホームコースであるもてぎ、そして20周年を記念する中でホンダエンジン搭載車として我々チーム無限が優勝できたというのは、記憶と記録に残るようなことなので本当に幸せです。うれしいです。今日のレースを振り返ると、(小林)可夢偉選手もローゼンクヴィスト選手もすごく素晴らしかったですが、特に可夢偉選手がすごく速くて、もう(勝つのは)無理かなと思いました。こういう形で我々が優勝することができましたが、可夢偉選手には敬意を表します。これからのオートポリス、SUGOに関してはポール・トゥ・ウィンを狙って16号車を含め、2台で表彰台に上がれるようにがんばります。

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  • ピエール・ガスリー、初優勝に「まさか勝てるとは思わなかった」

    ピエール・ガスリー、初優勝に「まさか勝てるとは思わなかった」

    ピエール・ガスリーは、スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもでぎの決勝で初優勝を飾った。

    4番グリッドのピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は、ミディアムタイヤでのスタートを選択。序盤は4番手でレースを進める。

    ソフトタイヤに交換したピエール・ガスリーは上位をキープし、首位を走っていた小林可夢偉(KCMG)がピット作業で遅れた際に順位を入れ替え、40周目に首位へ立った。

    ピエール・ガスリーはそのまま首位を守って52周を走りきり、スーパーフォーミュラ初優勝。ホンダにとっても今季初優勝となりました。

    「ツインリンクもてぎを走るのは初めてだったが、金曜日はブレーキに問題が生じクルマを壊してしまったので、ほとんど走れないまま終わってしままった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも悩んでいてもしかたがないし、もてぎは自分にとって相性のいいコースだと感じたので、気持ちを入れ替え土曜日を迎えた」

    「決勝では4番手からスタートして、まさか勝てるとは思わなかったが、今回ホンダが持ってきた新しいスペックのエンジンが素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた」

    「日本に来て以来、ここまで少し苦労もしていたが、この勢いに乗って残りのシーズンも戦いたい。第5戦が行われるオートポリスは僕の好みのコースなので楽しみだ」

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