タグ: スーパーフォーミュラ

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第3戦 SUGO 決勝レポート

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第3戦 SUGO 決勝レポート

    スーパーフォーミュラの第3戦がスポーツランドSUGOで行われ、途中に入ったセーフティカーと戦略の違いで順位が大きく入れ替わり、ニック・キャシディ(KONDO RACING)が自身キャリアベストとなる2位フィニッシュ。中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が3位、スーパーフォーミュラの決勝レースとしては実質デビュー戦となるトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が大健闘の4位に入った。

    スーパーフォーミュラの第3戦が5月26日(土)、27日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。

    悪天候のため決勝レースがキャンセルとなってしまった前戦オートポリスからわずか2週間。間にSUPER GTのレースを挟んでの連戦という厳しいスケジュールで迎えた第3戦は、杜の都仙台にほど近い、SUGOのマウンテンサーキット。高い技術と度胸が要求される難コースSUGOでは、一昨年デビューイヤーながら鮮烈な勝利を飾った関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が昨年も連続勝利。関口雄飛の3連勝がなるか、僅差での混戦が続くスーパーフォーミュラで、新たな覇者が生まれるか、そして今季より全戦採用となった2スペックタイヤ、ソフトタイヤでの走行は初めてとなるSUGOでどのようなレースが繰り広げられるか、注目の一戦となった。

    予選
    26日(土)は好天に恵まれ、爽やかな風と暖かな日差しという非常に過ごしやすい陽気の下、気温24度、路面温度41度というコンディションで、午後1時20分にノックアウト方式の予選が開始された。

    ミディアムタイヤでのアタックが義務づけられているQ1(20分)はまず各車一旦タイムを出してピットへ戻り、タイヤを交換して再アタック。1度目のアタックの時点で、上位16台が0.8秒位内に入るという、相変わらず僅差の争いが予想される幕開けとなった。

    各車が2度目のアタックに入り、次々にタイムが塗りかえられていく中、残り1分15秒というところで、今大会スーパーフォーミュラ2戦目の出場となるトム・ディルマンが電気系のトラブルから止まってしまい、セッションは赤旗中断。この時点で前戦ポールポジションの平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、昨年のSUGO大会ポールのニック・キャシディらがアタック出来ておらず、Q2進出圏外に。

    セッションは1発アタックがぎりぎりの、残り2分20秒で再開され、トップタイムの国本雄資(P. MU / CERUMO・INGING)ら上位の数台を除く、当落タイム近辺の車両が再アタックに入った。

    ここで平川亮らはタイムを上げQ2進出圏内へ浮上。山下健太(KONDO RACING)が15番手、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が16番手、ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)が17番手でQ1敗退が確定かと思われたが、ここで、中断前まで5番手につけており、Q2進出は確実として再アタックしていなかった関口雄飛が、黄旗区間で減速しなかったとしてベストラップタイムを抹消。16番手へと順位を落とし、Q2進出を逃すこととなってしまった。

    コースアウトしたトム・ディルマンの車両撤去にも手間取り、予定よりも遅れて午後2時15分から7分間のQ2がスタート。今大会、フリー走行からトップタイムをマークするなど好調な石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)がこれまでのコースレコードを更新する好タイムをマークし2番手。チームメイトの国本雄資もコースレコード更新タイムでこれに続き3番手。小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が5番手、平川亮が6番手、中嶋一貴が7番手でQ3へ進出。関口雄飛の脱落によりQ2進出を果たした山下健太は進出ラインの8番手にコンマ1秒及ばず10番手、ニック・キャシディが11番手でQ3進出を逃すこととなった。

    Q3(7分)は午後2時32分にスタート。各車Q2までとはなぜかタイヤのグリップ感が変わったコンディションに苦しみながらもタイムアップ。平川亮がまず1分4秒台に入れると、小林可夢偉がこれを上回るタイムで2番手、最前列グリッドを獲得。平川亮は3番手。国本雄資が平川亮のタイムと1000分の1秒差の4番手で2列目に並ぶことに。

    中嶋一貴は7番手。石浦宏明はセクター2で最速タイムをマークし期待されたが、僅かに攻めすぎ、SPコーナー出口でハーフスピン。なんとかクラッシュは免れたものの、以降のアタックは諦めざるを得ず、8番手から決勝に臨むこととなった。

    決勝
    27日(日)も好天に見舞われ、気温24度、路面温度41度のコンディション。暖かな日差しの下、多くのレースファンが見守る中で予定よりも4分遅れの午後2時19分、68周で争われる決勝レースのスタートが切られた。

    最前列2番手グリッドの小林可夢偉はそのままの順位をキープすると、首位の車両から離されることなく周回を重ね、14周目のストレートエンドで首位を奪取した。

    首位に立った小林可夢偉は、後続をみるみる引き離し、2位に4秒もの差を付けたが、17周目、ジェームス・ロシターが前車をパスしようとして接触、2台共にコースオフ。これでセーフティカーが導入されることとなり、小林可夢偉が築いたマージンは帳消しとなってしまった。

    中嶋一貴ら数台がこのセーフティカー導入と同時にピットインし、その翌周には平川亮らもピットへ。これに対し小林可夢偉と国本雄資の2台はピットインせず、1-2位につけて24周目にセーフティカーが戻り、本格戦が再開された。

    小林可夢偉はどこかで一度ピットインしなくてはならないため、ピットインを終えた車両よりも前でコースに戻るためには、その車両と約35秒以上のマージンを稼ぐことが必要となり、再スタートから猛プッシュを開始。周回毎に後続との差を広げて行った。

    43周目、実質的な首位となる、ピットイン終了組最上位との差を30秒まで広げてピットインした小林可夢偉だったが、ピット作業でタイヤの交換に手間取りタイムロス。アウトラップでも数台にかわされ、実質6位でコースへ復帰した。

    その直後にピットインした国本雄資は、ピットアウト直後にシフトのトラブルに見舞われ痛恨のリタイア。最後までピットインを引っ張った関口雄飛、石浦宏明もピットアウト後はポジションを落とすこととなってしまった。

    全車がピットを終えた時点でトヨタ勢最上位の2位に浮上したのは、5周終了という早い時期にピット作業を終えるという、独自の戦略を採ったニック・キャシディ。これにセーフティカー導入と同時にピットインした中嶋一貴が続き、そしてやはり7周目という早いタイミングでのピット作戦を採ったトム・ディルマンが4位に浮上した。

    中嶋一貴は前を行くニック・キャシディを攻めましたが逆転には至らず。小林可夢偉も再び猛烈な追い上げを見せ前車との差を1秒以内まで詰めて行ったが追い上げもそこまで。

    ニック・キャシディがスーパーフォーミュラ2年目にして自身キャリアベストとなる2位でチェッカー。中嶋一貴が3位で表彰台を獲得。第2戦から7号車をドライブ。前戦の決勝が中止となったため、事実上のデビュー戦となったトム・ディルマンが大健闘の4位入賞。この日最速の強さを見せながらもセーフティカーなど不運に泣いた小林可夢偉が6位。山下健太が8位、平川亮が9位。石浦宏明は11位、関口雄飛は終盤ファステストラップをマークする速さを見せましたが13位に終わった。

    ニック・キャシディ (KONDO RACING 3号車)
    とても嬉しいです。予想していたよりもはるかに良い結果の週末となりました。金曜日、土曜日共に好調とは言い難い状況で、昨年ポールポジションを獲得したコースだというのに、方向性が見えず悩みました。しかし、今朝のウォームアップで手応えが得られたので、5周でピットインし、残り63周をソフトタイヤで走るという作戦を僕から提案しました。ソフトタイヤの持ちが未知数な中で、チームからはクレイジーだと言われました。途中でセーフティカーが入ったことで、タイヤが冷えてしまい厳しいかと思ったのですが、結果的には燃料面で助かりました。それでも燃料はぎりぎりで、最後の5周は、私のレースキャリアの中でも最も苦労した5周でした。スタート順位を考えれば2位は望外の結果です。

    中嶋一貴 (VANTELIN TEAM TOM’S 36号車)
    展開的に幸運だったというのもありますし、セーフティカーが入ることをある程度頭に入れながら戦略を立てていた部分もあるので、それがある程度当たってくれた結果だと思います。SUGOはちょっとツキがあるのかなとも感じています。今季はここまで鈴鹿、オートポリスと非常に苦しいレースが続いていて、今回もQ3進出こそ果たせましたが、決して良い状況ではありませんでした。なかなか気持ち良く走れる状況では無い中で、何とか結果を出すことが出来たというのは非常に重要だと思います。これで流れが変わってくれれば良いですし、次戦以降に繋げていきたいです。

  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第3戦 SUGO 決勝レポート

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第3戦 SUGO 決勝レポート

    5月26日(土)~27日(日)にかけて、スポーツランドSUGO(宮城県)で2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズの第3戦が開催された。オートポリスでの第2戦が悪天候によりキャンセルされたため、今回がシーズン2レース目となる。#15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)はFIA-F2選手権参戦のため今大会を欠場し、その代役は昨年のマカオF3勝者であるダニエル・ティクトゥムが務めた。

    土曜日の午後1時20分からノックアウト方式の公式予選が行われ、#5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がポールポジションを獲得、#6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が5番手、#16 山本尚貴(TEAM MUGEN)が6番手につけた。

    決勝レースは日曜日の午後2時22分から始まった。ポールポジションの野尻智紀はトップで第1コーナーに飛び込んだが、5番手スタートの松下信治は大きく後退。野尻智紀はトップを守ったものの、その後はペースが上がらず、#18 小林可夢偉(トヨタ)らに追いかけられる展開となった。一方、山本尚貴はそのトップ集団の後方につけていた。

    15周目にコース上でアクシデントが発生し、セーフティカーがコースイン。ちょうどタイヤ交換のためのピットインのタイミングと重なり、ここで順位が大きく変動することとなった。これまで6番手につけていた山本尚貴は、セーフティカーが入った直後に素早くピット作業を終えてコースに復帰し、コースにステイアウトした上位陣より優位な展開を築くと、68周レースの61周目にしてついに首位に立った。

    山本尚貴はそのまま後続を振りきってレースを走りきり、鈴鹿サーキットでの開幕戦に続いて今季2勝目を達成、ポイントランキングでは首位の座を守った。5位には#64 ナレイン・カーティケヤン、7位に野尻智紀が続いた。

    山本尚貴(優勝)
    「正直なところ、今回勝てるとは思っていませんでした。今日のレースは戦略面での勝ちです。コースを半分くらいまで走ったところでピットに呼ばれたのでピットインしました。自分としてはリスタート直後に前を走っていたマシンを2台オーバーテイクしたのが勝負のポイントの一つだったと思います。昨年はなにをやっても駄目で、苦しい時期もありましたが、今年はいろいろなことがうまく行く感じがしていて、こういうこともあるのだなと思っています。鈴鹿以外のサーキットで初めて勝ったので、とてもうれしいです」

    佐伯昌浩 (プロジェクトリーダー)
    「野尻選手がポールポジションを獲得してくれて、予選一発の速さを確かめることができました。ただ、決勝レースのペースには課題があるように感じました。まだ決勝レースでソフトタイヤを使いこなしてはいない傾向が見られます。今回はTEAM MUGENさんの戦略勝ちです。とはいえ、山本選手が連勝(*)したので、シリーズチャンピオン争いを考えると非常に大きな戦果です」
    *第2戦が中止となったため、開幕戦と第3戦で実質的な連勝となります。

  • 【スーパーフォーミュラ】 第3戦SUGO 結果:山本尚貴が今季2勝目!

    【スーパーフォーミュラ】 第3戦SUGO 結果:山本尚貴が今季2勝目!

    2018年のスーパーフォーミュラ 第3戦の決勝が5月27日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、山本尚貴(TEAM MUGEN)が優勝した。

    ソフト、ミディアムの使用義務がある今回のレース。68周のレースではセーフティカー導入によるタイヤ交換のタイミングや燃料を含めたチームの戦略が明暗を分ける展開となった。

    スタートではポールポジションの野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップを奪うもペースに苦しみ、14周目に小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がメインストレートでアウトから追い抜いてトップに躍り出る。

    17周目、ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)と千代勝正(B-MAX RACING TEAM)が接触リタイア。ここでセーフティカー導入が上位陣の数台がピットに駆け込む。

    トップを走行していた小林可夢偉は45周目まで引っ張るが、左リアタイヤの交換に手間取ってタイムロス。大きく順位を落とすことになる。

    全車がピットインを終えてトップに浮上したのは山本尚貴。そのまま後続を引き離してトップでチェッカーを受け、開幕戦に次ぐ今シーズン2勝目を挙げた。通算5勝目。ポイントラインキングで大きくリードを広げた。

    2位にはニックキャシディ(KONDO RACING)、3位には中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いて表彰台を獲得した。

    4位はピエトロ・フィッティパルディの代役として参戦しているトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、5位にはナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)。小林可夢偉は6位でレースを終えた。

    2018年 スーパーフォーミュラ 第3戦 スポーツランドSUGO 決勝 結果

    Pos No Name Team
    1 16 山本尚貴 TEAM MUGEN
    2 3 ニックキャシディ KONDO RACING
    3 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
    4 7 トム・ディルマン UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
    5 64 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING
    6 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG
    7 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    8 4 山下健太 KONDO RACING
    9 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    10 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    11 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
    12 17 塚越広大 REAL RACING
    13 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    14 65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING
    15 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
    16 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING
    17 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM
    18 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM’S
    19 15 ダニエル・ティクトゥム TEAM MUGEN
  • 【スーパーフォーミュラ】 第3戦SUGO 予選:野尻智紀がポールポジション

    【スーパーフォーミュラ】 第3戦SUGO 予選:野尻智紀がポールポジション

    2018年のスーパーフォーミュラ 第3戦の予選が5月26日(土)に宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がポールポジションを獲得した。

    前戦オートポリスでは悪天候で決勝が中止になったスーパーフォーミュラ。土曜日のスポーツランドSUGOは快晴のなかで予選を迎えた。

    予選はQ1から波乱。残り2分20分で赤旗。WECで負傷したピエトロ・フィッティパルディの代役として参戦しているトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がクラッシュ。一旦再開が宣言されてピットレーンにマシンが並んだが、回収に時間がかり、スタートしないというトラブルがあった。

    Q1では国本雄資が1分05秒330でトップ通過。山下健太(KONDO RACING)、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)、トム・ディルマン、そして、午前中のクラッシュで予選に出走できなかった伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)がノックアウト。

    しかし、その後、5番手タイムだった関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が赤旗中にタイムを記録したとしてタイム抹消。16番手に下がり、Q1脱落。山下健太がQ2に進出することになった。

    7分間のQ2。松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分04秒でトップ通過。今回の大会にはF2に参戦する福住仁嶺に代わってTEAM MUGENの15号車をドライブしているレッドブルの育成ドライバーでマカオGPのウィナーであるダニエル・ティクトゥムが9番手で脱落。以下、山下健太、ニック・キャシディ(KONDO RACING)、塚越広大(REAL RACING)、千代勝正(B-MAX RACING TEAM)、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)がノックアウントとなった。

    8台で争われたQ3。野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がコースレコードを更新する1分04秒694を記録して自信3度目となるポールポジションを獲得。

    2番手には0.247秒差で小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が続いてフロントローを獲得。3番手に平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、4番手には国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が続いた。

    2018年 スーパーフォーミュラ 第3戦 スポーツランドSUGO 予選 結果

    Pos No Name Team Best Time  
    1 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分04秒694 Q3
    2 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG 1分04秒941 Q3
    3 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分04秒985 Q3
    4 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1分04秒986 Q3
    5 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分05秒048 Q3
    6 16 山本尚貴 TEAM MUGEN 1分05秒313 Q3
    7 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 1分05秒498 Q3
    8 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 1分12秒71 Q3
    9 15 ダニエル・ティクトゥム TEAM MUGEN 1分05秒256 Q2
    10 4 山下健太 KONDO RACING 1分05秒286 Q2
    11 3 ニックキャシディ KONDO RACING 1分05秒377 Q3
    12 17 塚越広大 REAL RACING 1分05秒497 Q2
    13 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM 1分05秒562 Q2
    14 64 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING 1分05秒584 Q2
    15 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分05秒920 Q1
    16 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分06秒063 Q1
    17 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM’S 1分06秒091 Q1
    18 7 トム・ディルマン UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分07秒239 Q1
      65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING   Q1
  • スーパーフォーミュラ 第2戦 オートポリス:悪天候により決勝は中止

    スーパーフォーミュラ 第2戦 オートポリス:悪天候により決勝は中止

    2018年のスーパーフォーミュラ 第2戦 オートポリスのレースは悪天候により中止となった。

    前日までの好天から一転、朝から小雨が降り始めた大分県地方。その段階で、オートポリス周辺は、霧に包まれていた。だが、そこから霧が濃くなってコース上の視界が悪くなったため、午前9時50分から予定されていたフリー走行は、一旦10時35分からと開始時間が変更になる。しかし、その決定後、今度は雨脚が強まり、フリー走行はキャンセルされることが決定した。

    その後、ピットウォークからは一時天候が回復。併催のJSB1000クラスに関しては、距離を75%に短縮しての決勝レースが行われた。

    これに続いて、スーパーフォーミュラのフリー走行が午後1時20分から40分の予定で行われる。しかし、開始から7分余りというところで、No.20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が13コーナーで、No.8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が16コーナーでコースアウトしストップ。セッションは赤旗で中断された。その後、再び雨脚が強まったため、フリー走行はここで終了した。

    当初の予定よりも10分遅れの午後1時55分、各ドライバーはグリッドへの試走のため、ピットを後にすることになった。ところが、このタイミングになると、場内放送が入り、チーム代表者がブリーフィングルームに召集される。そして、午後2時15分、これ以上の天候回復が見込めないということで、本日の決勝レースは中止されることが決定した。

    今回のレースでは、予選でポールポジションを獲得した平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1ポイントを獲得した。

    前日、ポールポジションを獲得するも3グリッド降格が決まっていた平川亮は「明日は雨で中止なんで」と自嘲気味に語っていたが、その予言が的中する結果となった。

  • 【スーパーフォーミュラ】  第2戦:平川亮が初ポールポジション!

    【スーパーフォーミュラ】 第2戦:平川亮が初ポールポジション!

    2018年のスーパーフォーミュラ 第2戦の予選が5月12日(土)に大分県のオートポリスで行われ、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がポールポジションを獲得した。だが、平川は前戦のクラッシュにより3グリッド降格となる。

    2018年からスーパーフォーミュラは2スペックタイヤ制を導入。1大会で使用できるのはソフトとミディアムの新品を2セットずつ、また前戦からの持越しドライタイヤ2セットの合計6セットとなる。

    オートポリスは、阿蘇の大自然に抱かれ、地形を生かしたコース。大きく2回のアップダウンがあり、フルブレーキングするポイントはあまり多くない。第1ヘアピン、第2ヘアピンと、2つの低速コーナーを除けば、ほとんどが中・高速コーナーで構成されたレイアウトとなっている。特に、後半の上り区間はコーナーが連続しており、タイヤへの負荷が高い。

    例年、オートポリスは秋口に大会が開催されてきたが、今年は初夏の開催。気温24℃、路面温度38℃まで上昇し、午前中のフリー走行とは異なるコンディションでセッションはスタートした。

    今回のオートポリス戦では、他カテゴリーとの日程重複により、No.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)とNo.7 ピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が欠場し、福住の代わりには阪口晴南、フィッティパルディの代わりにはトム・ディルマンが出場している。

    ミディアムタイムでのセッションとなるQ1では、開始早々にまずその阪口晴南がトップタイムとなる1分277秒667を刻む。その後、2回目のアタックで伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)が1分27秒053でトップでQ1を通過。

    Q1では国本雄二(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)、そして、大嶋和也とトム・ディルマンのUOMO SUNOCO TEAM LEMANSの2台がノックアウトとなった。

    ソフトタイヤでのセッションとなったQ2では、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がトップ通過。昨年、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が記録したコースレコード(1分26秒196)を上回る1分25秒799というタイムを叩き出した。

    Q2では石浦 宏明(JMS P秒MU/CERUMO・INGING)、山下 健太(KONDO RACING)、阪口 晴南、塚越 広大(REAL RACING)、千代 勝正(B-Max Racing team)、そして、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がノックアウト。中嶋一貴はアタックラップでスピンを喫している。

    迎えたQ3。ポールポジションを獲得したのは平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。1分25秒937を記録して自身初ポールポジションを獲得した。しかし、平川亮は開幕戦でのクラッシュによって3グリッド降格ペナルティを科せられるため、決勝は4番グリッドからスタートとなる。

    そのため、2番手の野尻智紀がポールポジション、3番手の松下信治とDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台がフロントローからスタートする。

    スーパーフォーミュラ 第2戦の決勝は明日5月13日(日)の14時10分からスタートする。

    2018年 スーパーフォーミュラ 第2戦 オートポリス 予選 結果

    Pos No Name Team Best Time  
    1 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分25秒937 Q3
    2 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分26秒088 Q3
    3 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分26秒266 Q3
    4 3 ニックキャシディ KONDO RACING 1分26秒266 Q3
    5 65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING 1分26秒590 Q3
    6 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分26秒625 Q3
    7 16 山本尚貴 TEAM MUGEN 1分26秒714 Q3
    8 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG 1分26秒732 Q3
    9 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 1分26秒476 Q2
    10 4 山下健太 KONDO RACING 1分26秒554 Q2
    11 15 阪口晴南 TEAM MUGEN 1分26秒964 Q2
    12 17 塚越広大 REAL RACING 1分27秒266 Q2
    13 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM 1分27秒268 Q2
    14 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM分S 1分38秒963 Q2
    15 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1分27秒570 Q1
    16 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM分S 1分27秒631 Q1
    17 64 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING 1分27秒645 Q1
    18 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分28秒647 Q1
    19 7 トム・ディルマン UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分28秒934 Q1
  • 【スーパーフォーミュラ】 第2戦 オートポリス プレビュー

    【スーパーフォーミュラ】 第2戦 オートポリス プレビュー

    2018年のスーパーフォーミュラ第2戦が5月12日(土)~13日(日)に大分県のオートポリスで開催される。

    “全戦2スペックタイヤ制”という新たなレギュレーションのもとでスタートした2018年のスーパーフォーミュラ。4月下旬に鈴鹿サーキットで行われた開幕戦は、レース距離が300㎞という条件だったこともあり、各チームのタイヤの使い方にそれぞれ違いがみられた。

    そこで2年ぶりにポール・トゥ・ウィンを達成して勝利したのは、No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)。予選14番手から大躍進を見せたNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が2位、スタートのミスを走りでリカバリーしたNo.5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3位と続いた。

    その鈴鹿戦から3週間のインターバルを経て、注目の第2戦がオートポリスで開催される。例年、オートポリスは秋口に大会が開催されてきたが、今年は初夏の開催。しかも、今年の5月は例年より気温が高いとされており、ドライコンディションになった場合には、気候条件も予選と決勝の結果に影響を与えるかもしれない。

    オートポリスは、阿蘇の大自然に抱かれ、地形を生かしたコース。大きく2回のアップダウンがあり、フルブレーキングするポイントはあまり多くない。第1ヘアピン、第2ヘアピンと、2つの低速コーナーを除けば、ほとんどが中・高速コーナーで構成されたレイアウトとなっている。特に、後半の上り区間はコーナーが連続しており、タイヤへの負荷が高い。しかも、オフシーズンのテストが実施されていないため、今シーズンの新スペックのソフトタイヤがどれぐらいの周回、性能を保てるのかは未知数だ。

    開幕戦から持ち越せるタイヤは2セット。ほとんどのドライバーが今回ミディアムとソフトを1セットずつオートポリスに持ち込むが、それらのタイヤでのセットアップ確認やタイヤ自体の持ちの確認が初日から重要な作業となるはずだ。特に、今年のソフトタイヤは昨年スペックよりも柔かく、横浜ゴム曰く“あえて持たない仕様”となっているだけに、タイヤに厳しいオートポリスでのグリップダウンに関して決勝前に確実なデータを取りたいところだ。開幕戦では、関口が51周のうち24周もの長距離にわたってソフトタイヤを持たせたが、オートポリスでは誰が最も上手くソフトタイヤを使いこなせるのかも決勝レースに大きな影響を与えるポイントだ。

    また、エンジンウォーズに関しても、気になるところだ。決勝こそトヨタエンジンユーザー勢が挽回を見せたものの、開幕戦の予選ではホンダエンジンユーザー勢がトップ5を独占した。それが、オートポリスではどのような勢力図になるか。鈴鹿でコーナー区間でセクタータイムが速かったホンダ勢が予選も席巻するの、もしくはトヨタが巻き返してくるのか。その点も興味深いポイントとなる。

    さらに、今回のオートポリス戦では、他カテゴリーとの日程重複により、No.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)とNo.7 ピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が欠場し、福住の代わりには阪口晴南、フィッティパルディの代わりにはトム・ディルマンが出場する。特に、阪口にとっては今後を見据えた非常に重要な経験となるだけでなく、存在感を示すいいチャンスとなる。一方のディルマンは、日本のコース&レース未体験ということで、いきなり順応するのは簡単ではないかもしれないが、ピエトロ・フィッティパルディがスパ6時間レースでのクラッシュで両足を骨折して長期離脱が予想されるため、その走り次第では日本でキャリアを積むという選択肢も出てくるだろう。

    また、開幕ノーポイントに終わったNo. 18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)や8位に留まったNo.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)といった元F1ドライバー、また予選Q1で圧倒的な速さを見せたものの、その後の流れに翻弄されたNo.6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION)など、ここからさらに上を目指す若手ドライバーには、オートポリスでの巻き返しに期待がかかる。

    さらに、開幕戦の決勝日朝に担当の山田健二エンジニアが急逝し、精神的に厳しい中でレースを走り切ったNo.8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)にとって、スーパーフォーミュラではオートポリスがある意味“弔い合戦”。ファンの皆さんの声援は彼にとって、何にも勝る後押しとなるだろう。

    2018年 スーパーフォーミュラ 第2戦 オートポリス スケジュール

    5月11日(金)
    15:00 – 16:00:専有走行

    5月12日(土)公式予選
    10:00 – 11:00:SUPER FORMULA フリー走行
    15:50 – 16:10:公式予選(Q1)
    16:20 – 16:27:公式予選(Q2)
    16:37 – 16:44:公式予選(Q3)

    5月13日(日)決勝レース
    09:50 – 10:30:フリー走行
    14:10:決勝(54Laps)

  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:山本尚貴がポールトゥウイン

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:山本尚貴がポールトゥウイン

    2018年のスーパーフォーミュラの開幕戦が鈴鹿サーキットで行われ、ホンダのエンジンを搭載する山本尚貴(TEAM MUGEN)がポール・トゥ・ウィンを達成した。

    前日、初夏を思わせる日差しの下で午後3時45分からノックアウト方式の公式予選が行われ、#16 山本尚貴(TEAM MUGEN)がポールポジション、スーパーフォーミュラデビュー戦を迎えた#15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)が2番手と、フロントローに並ぶこととなった。

    2018年のスーパーフォーミュラの開幕戦が鈴鹿サーキットで行われ、ホンダのエンジンを搭載する山本尚貴(TEAM MUGEN)がポール・トゥ・ウィンを達成した。

    前日、初夏を思わせる日差しの下で午後3時45分からノックアウト方式の公式予選が行われ、#16 山本尚貴(TEAM MUGEN)がポールポジション、スーパーフォーミュラデビュー戦を迎えた#15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)が2番手と、フロントローに並ぶこととなりました。

    また#5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、#65 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)、#17 塚越広大(REAL RACING)と続き、ホンダ勢が予選上位5番手までを占めました。

    シリーズ第1戦の決勝レースは快晴の日曜日、午後1時50分から始まりまった。スタート合図とともにフロントローの山本尚貴と福住仁嶺がうまく加速し、レースをリードした。3番手の野尻智紀は加速に失敗し、大きく遅れて集団に取り込まれてしまった。その後2ストップ作戦を選び燃料が軽い状態でレースを始めた塚越広大が福住仁嶺の前に出た。山本尚貴は首位を譲らず、ミディアムタイヤからソフトタイヤへの1ストップ作戦で51周300kmを走りきり2年ぶりのポールトゥウインを飾った。

    福住仁嶺は32周目、電気系のトラブルでスローダウンし、リタイアした。いったん順位を大きく下げた野尻智紀が後方から追い上げて順位を回復し、3位入賞を果たした。5位に伊沢拓也、6位に2ストップ作戦をとった塚越広大が入賞し、山本尚貴、野尻智紀とともにシリーズポイントを獲得した。

    山本尚貴(優勝)
    「本当にうれしい優勝です。スタートの前から、自分たちとは違う戦略をとってくるチームがいるだろうなと予想はしていました。もし前に行かれても結果的に勝てるだろうと思えるほどマシンに手応えがありましたが、後ろを走ればタイヤを傷めてしまうので、それだけは避けようとがんばりました。勝ったとはいえ決して余裕があったわけではなくて、もっと周回数があったら、もしかしたら違う結果になっていたかもしれない展開でした。次のレースに向けてデータを分析してチームと万全の準備をします」

    野尻智紀(3位)
    「予選3番手というポジションが悔しかったほどにマシンの調子が非常によかったので、決勝レースで取り返しのつかないミスをしてしまったことを後悔しています。スタートで遅れてしまい前方にマシンがいる状態で走るとダウンフォースが得られず、本来のペースが全く出せなくなってしまいました。前のマシンがピットに入って一人で走る状況になると、ペースが上がってあっという間に前に追いついていけました。マシンの状態に手応えがあったので残念ですが、この経験を次のレースにつなげたいと思います」

    佐伯昌浩 (プロジェクトリーダー)
    「開幕戦でポールトゥウインを飾れたこと、大勢のドライバーが選手権ポイントを獲得できたことをたいへんうれしく思います。今年はタイヤが進化してエンジンにかかる負荷も大きくなったので、それを考えてエンジン開発を行いましたが、その効果が結果として出たかなと感じています。この鈴鹿の開幕戦は、昨年よりも50kmもレース距離が長くなり、さらに今シーズンはソフトとミディアムのタイヤ2スペックをどちらも使わなければならないという規定変更がありました。それを戦略としてどう受け止めるか、チーム毎に作戦が違い、結果的にレース結果は予選結果よりもばらけてしまいましたが、山本選手はきっちりポールトゥウインを飾ってくれました。今シーズンに向けていいスタートが切れたので、チャンピオンを目指してこの調子で戦います」

    山本尚貴(優勝)山本尚貴(TEAM MUGEN)山本尚貴(スーパーフォーミュラ)

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:関口雄飛が猛追を見せ2位表彰台獲得

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:関口雄飛が猛追を見せ2位表彰台獲得

    鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラが開幕。2スペックタイヤ使用と、300kmの長丁場で大乱戦となった開幕戦で、14番手スタートの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が見事な追い上げを見せ2位表彰台を獲得。石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)が7番手スタートから4位でフィニッシュした。

    スーパーフォーミュラの第1戦が4月21日(土)、22日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。

    日本のトップフォーミュラシリーズである全日本スーパーフォーミュラ選手権の2018年シーズンが、例年通り鈴鹿サーキットで開幕戦を迎えた。トヨタは今季もこのスーパーフォーミュラで6チーム11台にエンジンを供給。5年目を迎えたSF14シャシーで戦われる最後の年となる今年もタイトル獲得を狙う。

    今季のスーパーフォーミュラにおける大きな変更点は、昨年まで何戦かで試行されてきた2スペックタイヤ制の全戦での採用。これまで利用されてきたミディアムタイヤに加え、よりグリップが高いものの、耐摩耗性で劣るソフトタイヤも使用出来るため、戦略面やセッティングの調整など、勝負を左右する要素が増え、更なる熱い戦いが期待される。

    今季のスーパーフォーミュラには、昨年若くしてSUPER GTのチャンピオンに輝いた平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の復帰など、ドライバーラインナップにおいても新たな顔ぶれが加わり、実力派のベテラン、若手との激戦が予想される。開幕戦鈴鹿は、他のレースよりもやや長い300kmでの争い。今シーズンを占う上でも重要な一戦として注目を集める中で行われた。

    予選
    21日(土)は朝から好天に恵まれ、気温、路面温度共に4月とは思えない暖かな陽気の下で、午前中のフリー走行に続き、午後にノックアウト方式での予選が行われた。

    午後3時45分、気温23度、路面温度33度というコンディションの下でまずは20分間のQ1が開始。このQ1は、ミディアムタイヤのみ使用という条件の中、各車まず一旦タイムをマークしてピットへ戻り、残り7分程から再コースイン。目まぐるしく順位が入れ替わる中、トヨタ勢はセッティングがあわず苦戦を強いられ、昨年のシリーズチャンピオンである石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)が当落ラインぎりぎりの14番手でかろうじてQ2へ進出。

    昨年ルーキーながら速さを見せたニック・キャシディ(KONDO RACING)はタイムを伸ばせず15番手、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が16番手、今季2年ぶりの復帰となったジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)が18番手。元F1ワールドチャンピオンの孫で今大会スーパーフォーミュラデビューとなったピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)も洗礼を受け、19番手で4台がQ1敗退となってした。

    Q2(7分間)は各車ソフトタイヤを投入し、更なるタイムアップへ各車アタック開始。しかし、残り1分を切ったところで平川亮がデグナーカーブでコースアウト。セッションは赤旗となり、残り3分、一発アタックでの決戦となった。セクター前半で好タイムをマークしながら赤旗に阻まれタイムを出せていなかった山下健太(KONDO RACING)と関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は再アタックを途中で諦め、13番手、14番手。

    アタックタイムをマークした車両も、当落ラインを含む7,8台がコンマ3,4秒の中に入る相変わらずの超僅差での争いとなる中、国本雄資(P. MU / CERUMO・INGING)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が8番手とコンマ1秒強の差で涙を飲み、Q3進出を逃すこととなってしまった。

    トヨタ勢では再アタックに新品タイヤを投入し、タイムアップを果たした中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)と一度目のアタックで好タイムをマークしていた石浦宏明、平川亮がQ3進出。しかし平川亮はコースアウト後、自力でピットへと戻れなかったためQ3での出走はならず、8番手グリッドが確定。

    Q3(7分間)のアタックでは、石浦宏明が6番手、中嶋一貴は7番手グリッドにつけ翌日の決勝レースに臨むこととなった。

    決勝
    22日(日)は前日以上に気温が上がり、気温26度、路面温度40度という暖かなコンディションの下、午後1時50分に51周、約300kmで競われる決勝レースのスタートが切られた。

    予選上位のライバル勢がミディアムタイヤでのスタートを切る一方で、予選で苦戦したトヨタ勢は多くがソフトタイヤでスタート。9番手グリッドから絶好のスタートを決めた国本雄資が5位へ浮上。13番手スタートの山下健太が7位へとポジションアップ。7番手スタートの中嶋一貴もスタートで出遅れた石浦宏明をかわした後、2周目の1コーナーで更に1台をパスし、国本雄資に続く6位につけた。

    12周目、早くも山下健太がピットイン。最後尾ながら誰も居ないスペースに復帰した山下健太はハイペースで周回を重ねた。

    18周目、序盤9位へポジションを落としたあと追い上げを見せていた平川亮がピットイン。素早いピット作業にも助けられ、山下健太のすぐ後でコースに復帰。その後、各車は次々とピットインしていったが、関口雄飛がソフトタイヤスタート組では最後となる24周目まで引っ張ってピットイン。チームメイトの平川亮の直前でコースに復帰した。

    ピットアウト直後でタイヤが暖まっておらず、ペースの上がらない関口雄飛に対しパッシングを仕掛けた平川亮だったが、ヘアピンの進入で関口雄飛と接触。イン側の縁石に乗り上げる形となった平川亮はコントロールを失い、タイヤバリアにクラッシュ。レースを終えることとなってしまった。

    ミディアムタイヤでスタートした上位勢は30周あたりでピットへ向かい、順位が入れ替わりました。33周目に全車が1回目のピットを終えた時点で、山下健太が大健闘の3位、ミディアムタイヤながらハイペースで周回を重ねた関口雄飛が4位へとポジションを上げていた。

    しかし、早めのピットイン作戦を採っていた山下健太は、再度の給油ピットを必要としており、37周目に2度目のピットイン。ライバルも1台が2回ピット作戦を採ったため、関口雄飛が2位へ浮上した。

    2位の関口雄飛は終盤、ペースの上がらない首位の車両に対し、毎周1秒以上も速いペースで猛追。残り8周の時点で10秒以上あった差を、ファイナルラップでは2.6秒差まで詰めて見せたが、それ以上の追い上げはならず、2位でチェッカー。それでも14番手と後方のスタートから12ものポジションアップを果たし、表彰台を獲得した。

    スタートでポジションを落としながらも後半見事な追い上げを見せた石浦宏明が4位。各所で激しいバトルを見せ観客を沸かせたニック・キャシディが7位、中嶋一貴が8位でポイント獲得。

    一時は2位を走る活躍を見せた山下健太は、終盤タイヤの厳しくなった小林可夢偉と見応えある攻防を展開。ファイナルラップの第1コーナーで小林可夢偉をかわして9位。小林可夢偉は10位でチェッカーを受けた。

    関口雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車)
    スタートタイヤの選択は直前まで悩みました。結局ソフトタイヤでスタートして、24周まで引っ張りましたが、最後はタイヤがタレてタイムが落ちてきたので、それを基準にピットインしました。あれが限界でしたが、そこまでは割と好調でした。セッティングのおかげなのかはわかりませんが、周りに比べてタイヤを上手くもたせることが出来たのではと思います。昨日はQ2で不運なタイミングで赤旗が出たため、本来の自分のアタックが出来ないまま予選を終えることとなり、14番手という非常に不本意な結果だったんですが、今日はそこから2位まで追い上げることが出来、非常に満足しています。

    関口雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車)

  • 【スーパーフォーミュラ】 開幕戦 結果:山本尚貴がポール・トゥ・ウィン!

    【スーパーフォーミュラ】 開幕戦 結果:山本尚貴がポール・トゥ・ウィン!

    2018年のスーパーフォーミュラが開幕。4月22日(日)に鈴鹿サーキットで決勝レースが行われ、山本尚貴(TEAM MUGEN)がポール・トゥ・ウィンで開幕戦を制した。

    2018年からスーパーフォーミュラは2スペックタイヤ制を導入。1大会で使用できるのはソフトとミディアムの新品を2セットずつ、また前戦からの持越しドライタイヤ2セットの合計6セットとなる。

    持ち越しタイヤは、ミディアムタイヤでもソフトタイヤでも新品がOKとなるが、開幕戦で使用できる持ち越しタイヤはユーズドタイヤとなる。特に開幕戦は300kmと長いレースとなるため、タイヤ戦略が鍵を握ることになる。

    51周の決勝レースは13時50分にスタート。上位6台はミディアムタイムでのスタートを選択。9名のドライバーがソフトタイヤでのスタートを選択した。

    スタートではポールポジションからスタートした山本尚貴(TEAM MUGEN)が好スタートを決めて首位をキープ。2番手にはチームメイトの福住仁嶺、3番手には5番グリッドスタートの塚越広大(REAL RACING)が浮上。3番グリッドからスタートした野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はスタートで失速して順位を下げる。

    3周目に塚越広大が福住仁嶺をメインストレートでパスして2番手に浮上。後方でもいくつかオーバーテイクは見られるが、レースはしばらく膠着状態となる。

    12周目にソフトタイヤでスタートした山下健太が最初にピットイン。以降、ソフトでスタートしたドライバーは続々とピットインを行う。20周目には2番手を走行していた塚越広大がピットイン。ミディアムからソフトに交換して10番手でコースに復帰。2ストップ戦略を採った模様。トップの山本尚貴は2番手の福住仁嶺に約15秒差をつける展開。

    25周、ソフトタイヤでスタートした関口雄飛がピットイン。ソフト勢が全員ピット作業を終える。だが、直後にチームメイトの平川亮がインを突こうとして接触。平川亮はリタイア、関口雄飛はレースを続行する。

    32周目、2番手を走行していた福住仁嶺がピットイン。しかし、ピット作業に手間取り、11番手でコースに復帰する。翌周にはトップを走行していた山本尚貴がピットイン。トップでコースに復帰する。一方、福住仁嶺がスローダウン。ギアボックストラブルでリタイアとなる。

    35周目に塚越広大、38周目には山下健太が2度目のピットストップを実施する。43周目には国本雄資が給油のためにピットインを行う。その後、後方では各所で好バトルが展開される。

    優勝はポールポジションからスタートした山本尚貴。終始レースをコントロールして2年ぶりの通算4勝目を挙げた。2番手には14番グリッドからスタートした関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がわずか1.720秒差まで迫った。3番手には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続き、表彰台を獲得した。

    2018年 スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿 決勝 結果

    Pos No Name Team
    1 16 山本尚貴 TEAM MUGEN
    2 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    3 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    4 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
    5 65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING
    6 17 塚越広大 REAL RACING
    7 3 ニックキャシディ KONDO RACING
    8 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM分S
    9 4 山下健太 KONDO RACING
    10 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG
    11 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM分S
    12 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    13 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING
    14 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM
    15 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
    16 7 ピエトロ・フィッティパルディ UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
    17 64 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING
      15 福住仁嶺 TEAM MUGEN
      20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL