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  • MotoGP | スズキ 最終戦 バレンシアGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 最終戦 バレンシアGP 予選レポート

    スズキは、MotoGP バレンシアGP予選で、アレックス・リンスがMotoGPキャリアベストリザルトとなる2番手となり初のフロントロースタート。アンドレア・イアンノーネは7番手に入り3列目からのスタートとなる。

    バレンシアGP2日目の朝は雨が上がり、一時は青空が広がったものの、FP3がスタートして間も無くすると再び雨が落ち始めウエットコンディションに。しかしその後天候は徐々に回復し、午後の予選はドライセッションで行われた。

    FP3はトリッキーなコンディションの中、各ライダー達がトップ10入りを賭けてプッシュ。アンドレア・イアンノーネはセッション中盤に転倒を喫し、マシンを変えてコースインするも、タイムアップできずに13番手でセッションを終了し、トップ10入りを逃す。一方、アレックス・リンスはセッション終盤に8番手までポジションを上げるが、チェッカーフラッグが振られる直前に転倒。幸いライダーに怪我はなかった。

    Q1でトップ2入りして挽回を狙うイアンノーネはセッション序盤に好タイムをマーク。その後各ライダーがタイムアップを続けるも、イアンノーネのタイムは塗り変えられることなく、2番手に1秒以上の差をつけたままトップでセッションを終え、Q2行きを決める。

    イアンノーネは続くQ2でもQ1同様の力強いパフォーマンスを試みるも、トップから0.317秒差、7番手でセッションを終了。明日の決勝は3列目からのスタートとなるも、チームスズキエクスターでの最後となるレースに全身全霊で挑む。一方ストレートQ2行きを決めたリンスは、週末2度目となったFP4での転倒後、軽い脳震盪を訴える。しかし、今年最後の自国GPへの気合いを見せ、激しいタイムアタックを展開してセッションを2番手で終了。ポールポジションのビニャーレス(ヤマハ)からはわずか0.068秒差。自身のMotoGPキャリア予選ベストリザルトとなった。また、Q2進出を果たした6メーカーが全て0.3秒内に収まる激しい予選を終えた。

    アレックス・リンス
    「できればポールポジションを獲りたかったし、本当にあと少しだったから悔しいけど、今日の結果には満足しているよ。今日は2度転倒してしまい、2度目の転倒はかなり激しかったから、とにかく怪我なく決勝日を迎えることができたことを喜ばなくちゃね。今日は路面のコンディションが変わって難しかったけど、マシンをうまくマネージメントできたと思うんだ。明日は概ね雨の予報だけど、トップグループで走りきる自信はあるし、もちろん表彰台を目指すよ。有終の美を飾れるような最終戦にしたいね。」

    アンドレア・イアンノーネ
    「雨の量が中途半端だったから、路面はかなり難しいコンディションだったよ。おまけに転倒もしちゃったし、思い通りにはいかなかったね。Q1は良いフィーリングで走れてトップタイムを記録できたんだけど、Q2ではタイヤを変えたらフィーリングが変わってしまって、タイムを上げることができなかった。でも3列目スタートはそれほど悪くないと思っているよ。この週末は天候が安定しなかったせいでマシンのセッティングに手間取ってしまったけど、とにかく決勝ではトップグループで戦い抜けるように全力で頑張るのみさ。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「非常に難しいコンディションの中、アレックスは予選を2番手で終え、MotoGPキャリアでのベストポジションを獲得しました。FP4で転倒を喫したにも関わらず、Q2では怯むことなくセッション序盤から全開でプッシュし、本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思います。我々チームとしても、予選でのパフォーマンスを上げることを目標にしていたので、狙い通りの仕事ができました。アンドレアは天候にも翻弄され、FP3でトップ10入りを逃してしまいましたが、その後きっちりとQ1で挽回し、最終的に3列目グリッドに留まることができ、ふたりのライダーがそれぞれ力を最大限発揮してくれたと思っています。明日は雨予報ですが、チームとしてはともかく万全な準備をして決勝に臨むのみです。」

  • MotoGP | スズキ 第18戦 マレーシアGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第18戦 マレーシアGP 決勝レポート

    スズキは、MotoGP マレーシアGPでアレックス・リンスが渾身の走りで2位獲得。スズキは3戦連続の表彰台獲得となり、アレックス・リンスはチャンピオンシップランキングが一気に浮上。アンドレア・イアンノーネは1周目に痛恨の転倒・リタイヤ。チームスズキエクスターは3連戦を好リザルトで締めくくった。

    2018年MotoGPチャンピオンシップ第18戦の決勝日を迎えたマレーシア・セパンサーキットは、厳しい暑さにも関わらず、10万人を超えるファンに埋め尽くされ、サーキットはさらに熱い熱気に包まれた。

    決勝の路面温度は50度を超え、20周の暑く厳しい戦いが午後1時に幕を開ける。

    フロントロースタートのアンドレア・イアンノーネは好スタートを切り、狙い通り早々にトップグループにつける。ところが1周目最終コーナーで前を走るM・マルケス(ホンダ)がミスを犯し、それを回避しようとしてフロントが切れ込み、まさかの転倒。イアンノーネに怪我はなかったものの再スタートはできず、そのまま痛恨のリタイヤを強いられた。一方アレックス・リンスは、序盤激しい争いに押し出される形で7番手まで順位を落とすが、トップグループに標的を定めたまま、徐々にペースを上げながら追従。5周目にはファーステストラップをマークし、その後4番手までポジションアップする。終盤にV・ロッシ(ヤマハ)が転倒を喫し、リンスは3番手にポジションを上げるも、それでも猛追は終わらず、ラスト2周でJ・ザルコ(ヤマハ)をオーバーテイクして2位に上がり、そのままチェッカーを受けた。

    リンスはチャンピオンシップランキングが一気に5位までアップ。チームスズキエクスターにとっては3戦連続の表彰台となり、またチームスズキエクスターはオーバーシーズ3連戦連続表彰台を記録した唯一のチームとなった。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「今日はオーストラリアGPに続いて2位表彰台を獲得でき、非常にポジティブな1日でした。雨でも晴れでも両ライダーが良いペースでレースができると思っていたので、アンドレアの転倒・リタイヤはとても残念です。アレックスのスタートポジションは良くなかったのですが、追い上げのレースを展開し、最終的に2位まで順位を上げて表彰台を獲得でき、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。前戦に続いてこの結果を獲得することができ、改めてこのプロジェクトに関わってくれている全ての皆にお礼を言いたいです。シーズンもいよいよ残り1戦となってしまいましたが、何としてでも、まだ達成していないあとひとつのポジションを獲りに行きたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願い致します。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「3戦連続表彰台、そして今期8回目の表彰台を獲得でき、とても嬉しいですね。さらにふたりのライダーがそれぞれ4回ずつ表彰台を獲得できていることが、スズキにとっても、チームにとってもとても重要なことだと思っています。最後まで諦めず、猛進を続けて2位を手にしたアレックスの走りは、本当に素晴らしいものでした。アンドレアも転倒がなければ同じように表彰台争いのチャンスがあったはずなので、とても残念です。常に努力を続け、チームのレベルを上げていってくれている全てのチームスタッフと、日本で支えてくれているファクトリーの皆に、改めて心から感謝の気持ちを伝えたいです。シーズン終盤、チームが確実に強くなっているのを実感しているので、最終戦もとても楽しみです。ぜひ最高の締めくくりにしたいですね。」

    アレックス・リンス
    「今日僕らのレースペースはかなり強かったと思うよ。オーバーテイクしながら前とのギャップも少しずつ詰めていくことができたし、レース終盤になってもペースを落とさずに走ることができた。タイヤのマネージメントをうまくできたからだろうね。残念なのは序盤にかなりタイムをロスしてしまったせいで、追い上げに時間がかかってしまったことだよ。チーム皆が本当に一生懸命仕事をしてくれていて、いくつか大切なポイントを見つけ出すことができたから、来シーズンが今から楽しみさ。バイクも僕自身も好調だから、最終戦のバレンシアが今から待ちきれない思いだよ。皆で最高のシーズンエンドにしたいね。」

    アンドレア・イアンノーネ
    「連戦で表彰台に乗れる可能性があっただけに、今日は本当に残念だったけど、起こってしまったことを掘り下げても仕方ないからそれはやめることにするよ。僕はどちらかっていうと前向きな性格だから、ポジティブな部分だけを考えるようにしているんだ。ここ数戦僕らのレベルはかなり上がっていて、今週末もペースは良かったし、バイクのフィーリングもかなり良かった。次がスズキでの最後のレースになってしまうけど、皆の頑張りを形に残せるように、最後まで精一杯頑張るよ。」

  • MotoGP | スズキ 第18戦 マレーシアGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 第18戦 マレーシアGP 予選レポート

    マレーシアGP土曜午前のFP3セッションは、夜に降った雨で濡れた路面がほぼ乾き、ドライコンディションでスタート。ライダー達はコンディションが安定してきたセッション中盤過ぎから前日のタイムを次々と塗り替え、アンドレア・イアンノーネ、アレックス・リンスは揃ってトップ5に立つ。しかしその後もタイムは次々入れ替わり、このセッションをリンスが5番手、イアンノーネも終盤にタイムを上げて10番手に留まり、共にQ2行きを決める。

    午後のFP4では走行開始後しばらくして雨が降り出し、全てのライダーがピットインしてウエットタイヤを装着。

    しかし続く予選では雨足がさらに強くなり、走行の安全性を考量してセッションがディレイに。雨はなかなか上がることなく降り続いたが、徐々に雨足は弱まり、約1時間遅れて予選が再開。Q2セッションも雨が降り続ける難しいコンディションとなったが、イアンノーネ、リンスは慎重かつ果敢なタイムアタックを重ね、それぞれ4番手、8番手でセッションを終了した。しかしその後マルク・マルケス(ホンダ)が危険走行によりペナルティーを課せられ、6ポジションの降格に。それにより4番手のイアンノーネがひとつ順位を上げ、明日の決勝を3番手、フロントローからスタートすることとなった。なお、明日の天候が午後の遅い時間から大雨予報のため、決勝日のスケジュールが変更となり、MotoGPクラスはウォームアップ走行が8時40分スタート、決勝は予定より2時間早まり、現地時間13時スタートとなる。

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー「非常に難しいコンディションにもかかわらず、ふたりともうまくマネージメントしてくれました。アンドレアはもっと上位のグリッドを獲得できるチャンスがあったのですが、タイムアタック中に妨げられる形となってしまったために残念です。しかしマルケスのペナルティーで、結果的にアンドレアはフロントロースタートとなりましたし、一本のタイヤでアタックを続け、8番グリッドを獲得したアレックスも、悪いポジションではないと思っています。明日が晴れでも雨でも、我々は強い戦いを見せることができるでしょう。」

    アンドレア・イアンノーネ
    「決して楽な1日ではなかったけど、昨日と比較するとマシンのフィーリングもかなり良くなったし、最後はポジティブな結果で終えることができたからよかったよ。アタックラップの9コーナーで妨げられてコンマ4秒ロスしてしまったせいで、目標のタイムを出すことができなったことが悔やまれるけど、明日はフロントロースタートなので、思い切り行くしかないと思っている。厳しい戦いになるのは覚悟しているけど、楽しみでもあるんだ。」

    アレックス・リンス
    「今日は中古タイヤで周回して良いリズムを掴むことができたことが大きな収穫だったね。予選は作戦を間違えちゃったんだ。他のライダーと同じようにピットインしてタイヤを変えていれば、もっと上位のグリッドに行けたはずだからね。でもスタートポジションはそんなに悪いわけじゃないから、とにかくスタートを決めて、速いペースを維持できるように頑張るよ。」

  • MotoGP | スズキ 第17戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第17戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    スズキは、MotoGP オーストラリアGPの決勝レースで、アンドレア・イアンノーネが激しいトップグループ争いを2位でフィニッシュした。

    海を見渡すオーストラリア・ビクトリア州・フィリップアイランドサーキットは、週末の不安定な天気を一蹴し、午後から太陽に照らされ、シーズン17戦目となるオーストラリアGPが現地時間午後4時に幕を開けた。

    チームスズキエクスターライダーのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスは共に金曜、土曜と素晴らしいパフォーマンスを見せ、大きな期待と共に迎えた決勝日の朝のウォームアップでもイアンノーネがトップタイムをマーク。リンスも6番手タイムにつけ、決勝での勝負にさらに期待を高めた。

    日差しはあるも気温の上がらない決勝コンディションに、イアンノーネ、リンスは共にフロント・ミディアム、リア・ハードのタイヤコンビネーションを選択。決勝はふたり揃って好スタートを切り、27周の長いバトルが始まった。イアンノーネ、リンスはスタート後、激しくプッシュしてどちらもフロントグループに食い込み、イアンノーネは3周目にファステストラップを記録。リンスはM・ビニャーレス(ヤマハ)とのバトルで一時ポジションダウンをするが、その後も粘りの走りで最終ラップまでトップグループにしがみつき、5位でレースを終えた。

    イアンノーネはレース序盤、J・ザルコ(ヤマハ)とM・マルケス(ホンダ)の接触アクシデントのすぐ後ろを走行していたが、ひるむことなく終始激しくプッシュ。数回オーバーランのミスで後続車にオーバーテイクを許すも、ラスト5周でふたたび2番手に浮上し、最後まで2位を死守。イアンノーネにとってスズキ移籍後のベストリザルトとなった。イアンノーネ、リンスの上位フィニッシュにより年間ランキングも接近戦となり、残り2戦にさらなる期待を高めることとなった。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「もてぎに続き、ここでも連続して表彰台を獲ることができました。非常に嬉しく思います。チームの皆、ライダー、そして本社で開発してくれているメンバーが素晴らしい仕事をしてくれたお陰だと、本当に感謝しています。その反面、今週我々は、特にアンドレアは十分勝てるだけのスピードがあったと思うので、勝てなかったことに悔しさも半々です。このレースで我々の強い点、弱い点が分かりましたし、まだまだ勝つためにはもっと開発していかなくてはいけないことも理解しましたので、引き続き進化を続け、少しでも早く表彰台の真ん中に立てるように頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「2戦連続の表彰台、そしてアラゴンからオーストラリアまで4戦中3戦表彰台を獲得でき、今日はチームにとって、再び喜ばしい1日となりました。トップグループが大きな集団だったので、後ろを引き離すことは困難な状況でしたが、アンドレアがその激しい争いを2位で終えたことは素晴らしい結果だったと思います。アレックスも終盤に順位をひとつ上げて5位でフィニッシュし、ふたりのライダーがトップ5フィニッシュしたことも、チームにとってはとてもポジティブな要素でした。いよいよシーズンも残りわずか2戦となりましたが、最後までこの好調を維持して良いシーズンの締めくくりとなるよう、さらに気持ちを引き締めていくとともに、チームの皆やこのプロジェクトに関わっている全ての皆に、この成果への感謝の気持ちを伝えたいです。」

    アンドレア・イアンノーネ
    「今週はウィークを通して常に上位を走れたし、結果にも満足しているよ。マシンのフィーリングを良くしていこうといくつかの改善を図り、その結果、攻めの走りでトップ争いができたしね。今日は優勝を狙っていたけど、思った以上に激しいバトルになって、グループから逃げ出すことができなかった。やっとグループから抜け出した時にはもうトップを走るビニャーレスには追いつけない状況だったから、気持ちを切り替えて、タイヤをセーブしながら最後に100%の力を出し切って2位を死守したんだ。好調だっただけに悔しさは残るけど、今日は良いレースができたよ。」

    アレックス・リンス
    「今日のレースは本当に面白かったし、学ぶことも多かった。序盤トップグループでバトルを続けている時はフィーリングも良かったし、上位でフィニッシュできる自信もあったんだけど、マーベリック(ビニャーレス)と絡んだ後に順位を落としたせいで、そこからの追い上げに手こずってしまったんだ。あとはミラーをオーバーテイクするのにもかなり苦労して、前とのギャップを広げてしまった。でも最後にロッシとのバトルを制して5位でゴールできたことに関しては満足しているよ。この数戦は安定した結果が出ているし、次のマレーシアでもまた今日のようなレースをしたいね。」

  • MotoGP | スズキ 第17戦 オーストラリアGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 第17戦 オーストラリアGP 予選レポート

    MotoGP オーストラリアGP土曜朝のFP3セッションは、強い風と寒さ、そして何度も変化する路面温度により難しいコンディションとなったが、アンドレア・イアンノーネ、アレックス・リンスは快調な走りで共にトップ10入りし、揃ってQ2行きを決める。予選を後に控えたFP4では、主に決勝を見据えたロングランにセッションの大半の時間を費やすも、イアンノーネはこの走行でもトップタイムをマークして好調ぶりをアピール。

    予選最後のステージとなるQ2は、セッション開始と同時に小雨が降り出し、コンディションが危惧されたが、チームスズキエクスターライダーのふたりは積極的にタイムアタックを続け、アンドレア・イアンノーネが4番手、アレックス・リンスもイアンノーネに続く5番手と、決勝に向けてより優位なポジションを獲得。マシンの仕上がり、決勝ペースにも自信を持つふたりは、明日の決勝で共にトップ争いを目指す。

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「総してポジティブな1日だったと言えるでしょう。フリー走行でアンドレアがかなり良いペースで安定した走りを見せてくれていたので、予選はもう少し良い結果を期待していたというのが正直なところではありますが、セカンドローからのスタートなので、決勝ではこれが大きなアドバンテージとなるでしょう。アレックスも徐々にタイムアップし、最終的にふたりのライダーが揃ってセカンドローを獲得できたので、明日の決勝では揃ってトップグループで戦ってくれると信じています。マシンもライダーもかなり良い状態なので、ぜひともさらに良い結果に繋げたいですね。」

    アンドレア・イアンノーネ
    「予選開始直前に雨が降り出して路面のコンディションが変わり、全開でタイムアタックできなかったのが悔やまれるね。路面が完全に濡れているわけでも完全にドライでもなくて、いくつかのブレーキングポイントがかなり滑りやすかったから、慎重にプッシュしなくてはいけなかった。この週末、マシンのフィーリングもかなり良いし、いくつかのセッションではトップタイムもマークしていたから、ポールポジションを狙っていただけに、ちょっと残念だね。周りも皆かなりペースが良いし、決勝はトップグループが大きな集団になると思うけど、なんとか最後までトップ争いに加わっていたいね。」

    アレックス・リンス
    「予選の目標はセカンドロー以内だったから、まずは目標達成ってとこかな。予選のタイムアタック中はコース上のところどころで雨が降っていて、予測不可能なところがあったから、あまりリスクは背負えなかった。でもベストは尽くしたし、単独で5番手タイムが出せたから、今日のところはまずまず満足しているよ。GSX−RRは本当にこのサーキットと相性が良いから、決勝では良いパフォーマンスを見せたいね。速いライダーがたくさんいるからトップグループもかなりの数のライダーになるだろうけど、ともかくベストを尽くすのみさ。」

  • MotoGP | スズキ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    好天に恵まれたツインリンクもてぎにて開催されたMotoGP 日本グランプリには、55,000人を超える熱狂的なモータースポーツファンが詰めかけた。

    24周で行われる決勝レースに向けて、チームスズキエクスターのライダーは揃って前後にミディアムコンパウンドのタイヤをチョイス。2列目と3列目という好位置からのスタートで、アレックス・リンスは1周目には5番手につける。

    2人のライダーはファーステストラップを記録する勢いで、すぐにトップ集団に加わる。

    そして、残り10周の時点で4番手、5番手の好ポジションに位置するものの、残念ながら、アンドレア・イアンノーネは10コーナーにて転倒。怪我がなかったのが幸いだったが戦列を離れてしまう。一方、リンスは表彰台獲得を目指して、カル・クラッチロー(ホンダ)の攻略にかかる。

    そして残り2周となった23周目。2番手を走行していたアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が転倒したことにより、リンスは3番手にポジションアップ。2番手にあと少しと迫りつつ3位でチェッカーフラッグを受けた。

    また、シルバン・ギントーリはレースを完走し、来季の開発に向けた有効なデータを収集することに貢献した。

    河内健 (テクニカルマネージャー)
    「とても良いレースでした。アンドレアの転倒は残念です。彼に完璧なマシンを用意してあげられず申し訳ない気持ちです。ただ、転倒するまでの彼のパフォーマンスはとても良いものでした。また、アレックスも非常に良いパフォーマンスを見せてくれました。表彰台を獲得しただけでなく、2位獲得を目指してトライしてくれました。私たちはこの結果を本社から応援に駆けつけてくれた社長、社員の皆さん、そして多くのファンの前で見せることが出来たことを嬉しく思っています。この調子を続けていけるように引き続き頑張っていきます。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「もちろん、今日の結果はとても嬉しいです。2人ともとても速かったですし、トップグループからも離されていませんでした。不幸にも、2人が4番手と5番手で走行しているときにアンドレアが転倒してしまいましたが、その後、アレックスがクラッチローとの距離を詰めていきましたね。ドビツィオーゾの転倒によって表彰台を獲得出来たのはラッキーだったとも言えるでしょう。しかし、私はペースの良さに注目して欲しいです。とても速く、トップからもそれほど離されないでレースを終えることが出来たことに満足しています。我々はまだ改善出来ることが分かっていますので、さらにハードに作業をしていくことを続けていきます。今日はスズキから社長とともに多くのエンジニアも応援に駆けつけてくれました。チームスタッフも含め、感謝の気持ちで一杯です。彼らの母国であるもてぎで表彰台を獲得出来たことはとても喜ばしいことです。」

    アレックス・リンス (3位)
    「僕にとってもチームにとってもとてもハッピーな気分だよ。なんといってもここはスズキにとってのホームレースだから尚更だね。僕たちは素晴らしいレースをしたよ。スタートも上手くいったし、レースペースも良かったんだ。ドビツィオーゾがクラッシュした後、状況をみるとクラッチローを追うにはちょっと離れすぎていると思ったんだ。でも、僕はやっぱり挑んでいくことを決めたんだ。ただ、彼のブレーキングはとてもハードだったから抜くまでには至らなかった。でも、3位を獲得出来たんだから結果には満足しているよ。僕はまだまだ勉強中だから、速いライダー達と戦うことをとても楽しんでいるんだ。最終戦まで表彰台をもっと獲得出来るように頑張るよ。」

    アンドレア・イアンノーネ (DNF)
    「不運にもあまり良いスタートが切れなかった。でも、すぐに順位を挽回してハードに攻めたよ。そうしたらリアから振動を感じるようになってブレーキングが安定しなくなったんだ。でも、なんとかそれをコントロールしながら攻め続けた。しかし10コーナーのブレーキングでフロントを失ってしまったんだ。すべてをこのレースに捧げるつもりで挑んだから、表彰台獲得は可能だったと思う。ただ、不運にもこういったことは起こってしまうんだ。もう、フィリップアイランドに向けて楽観的にいこうと思っているよ。あそこは本当に僕の好きなコースだからね。」

    シルバン・ギントーリ (21位)
    「開発ライダーからすると、とても忙しい週末になることを望んでいたんだ。たくさんのことを試さないとならなかったからね。メインとなる狙いは新しい試みのどこが一番強みになるかを判断すること。現行のレースバイクはすでにとてもいいレベルにあるんだ。アンドレアとアレックスが今日のレースで見せたようにね。その上で来年用のバイクにあと少しの余裕があればより強みになるからね。その任務に関しては上手くいったと思うよ。チームの頑張りと成果にとても満足しているよ。まだ、いくつかのテストが残っているけど、それが更なる前進に向けてとても重要なものになるんだ。」

  • MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    初開催となったブリラム、チャン・インターナショナルサーキットで行われたMotoGP タイGP決勝は、激しい気温の上昇により、ライダーは暑さとの戦いを強いられ、またタイヤ選択が大きな鍵を握ることとなった。

    10万人を超える熱狂的ファンに見守られる中、午後2時に決勝がスタート。26周の熱く、厳しいレースが幕を開けた。

    2列目グリッドからスタートしたアンドレア・イアンノーネは、一斉に1コーナーに飛び込もうとする集団の中で行き場を失ってコースアウトし、後方4列目からスタートしたチームメイトのアレックス・リンスの前に入って、チームスズキエクスターライダーは9番手、10番手に。

    イアンノーネは必死でトップグループについていこうと粘るも、タイヤが消耗するに従いペースを維持できず、セカンドグループでバトルを続け、11番手でゴール。リンスは徐々に前をオーバーテイクしながら、レース中盤にトップグループに追いつき、グループの最後尾を走行。虎視眈々とポジションアップを狙い、残り10 周で5番手に。しかし、最終ラップにオーバーテイクを許し、6位でレースを終えた。

    アレックス・リンス (6位)
    「後方からのスタートだったから、とにかくトップからのギャップが広がらないように、最初から全開でプッシュしたんだ。でも前のライダー達と激しくバトルしたせいで、タイムもロスしちゃったし、タイヤも消耗しちゃったね。結果トップグループには追いつくことができなかったけど、後ろも離れていたので、少なくても5位か6位ではフィニッシュできると分かり、落ち着いて走ったよ。最後にひとつポジションを落としてしまったことは残念だったけど、今日のコンディションではこの結果はそんなに悪くないと思うんだ。ここ数レースは比較的順調に行っているし、次戦は僕にとってもチームにとってもとても大切な日本GPだから、この良い流れで、ぜひとも良いウィークにしたいね。」

    アンドレア・イアンノーネ (11位)
    「今日は本当にスタートが悪くて、最初の数周でかなりポジションダウンしちゃったんだ。週末良いペースで走れていただけに本当に残念だけど、とにかくスタートの失敗で全てを台無しにしてしまったよ。なんとか最後までセカンドグループに留まることはできたけど、ブレーキングでオーバーテイクするのは不可能だった。次の日本GPに行くのを心から楽しみにしているよ。どんなレース展開になるかは全く想像もつかないけど、少なくとも僕らのマシンとは相性の良いサーキットだし、僕らも今かなり良い状態だと思うから、きっと良いパフォーマンスを見せることができると思うよ。」

    河内 健 (テクニカルマネージャー)
    「前戦のアラゴンのレースが非常に良い結果だっただけに、今日のレースは残念な結果に終わったと言わざるを得ません。アレックスは最後までトップの見える位置でレースができたので、その点ではポジティブだったのですが、スタートポジションが悪かったこと、そしてレース序盤で良いポジションにいれなかったことが、この接戦ではハンデとなってしまったと思います。あとは最後にポジションをひとつ落としてしまったことも残念でした。アンドレアはこの週末ずっと良いペースだったのですが、スタートを失敗して序盤にポジションを下げてしまったので、そこからリカバリーするのが難しかったようです。全体には厳しいレースでしたが、次は私達スズキのホームレースとなる日本GPもてぎなので、今日の結果をしっかり反省し、また表彰台争いに戻れるよう全力を尽くしたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「予想通りかなり厳しいレースになりましたが、アレックスはうまくレースをマネージメントしたと思います。しかし後方のグリッドからスタートしたために、序盤に他のライダー達よりプッシュしなくてはならず、そのためにタイヤを消耗させてしまいました。しかしそれでも彼は積極的にオーバーテイクし、トップ6でゴールすることができたので、予選ポジションを考えれば上出来だったと言えるでしょう。アンドレアはスタートを失敗してしまったせいで、それを取り戻そうと、序盤にタイヤに負担を掛けすぎてしまいました。トップグループから大きく離されることはなかったものの、追いつくことは不可能で、11位という悔しい結果となってしまいました。今日のレースは難しいレースになることを覚悟していたので、この結果を踏まえつつ、気持ちを切り替えて次戦の日本GPに挑みたいと思います。」

  • スズキ、新型「KATANA(カタナ)」を発表

    スズキ、新型「KATANA(カタナ)」を発表

    スズキ株式会社は、海外向け大型二輪車の新型「KATANA(カタナ)」を10月2日から7日までドイツ・ケルンで開催されている二輪車の国際見本市「インターモト」において発表した。

    新型「KATANA」は、1980年のケルンモーターショーに出品し、日本刀をイメージした前衛的なデザインで世界のバイクファンの注目を集めた「GSX1100S KATANA」を原点とする新型モデルである。開発にあたっては、スズキのものづくりの精神と「KATANA」の歴史を背景に、「スズキらしさ」と「KATANAらしさ」を表現することに注力した。

    その結果、鍛錬を重ねた日本刀のように、他にはない個性的かつ前衛的なデザインと現代の最新技術を併せ持つ、全く新しい「KATANA」が誕生した。

    「GSX1100S KATANA」をモチーフに、現代風にアレンジした独自性の高いデザインは、シャープで大胆なラインをあしらった流線型のスポーティーなスタイリングを採用した。先進的な印象の長方形の縦型2灯LEDヘッドライトや、刀の切先をモチーフにしたLEDポジションランプにより「KATANA」らしい特徴的な顔つきに仕上げた。また、スズキで初めてスイングアームマウントリヤフェンダーを採用し、リヤウィンカーとナンバープレートホルダーを下部に配置することで、凝縮感のあるデザインを実現した。

    「KATANA」にマッチした高揚感のある加速とストリート走行に適した扱いやすさを実現するため、「GSX‐R1000」をベースに改良した999cm3直列4気筒エンジンを軽量フレームの車体に搭載した。さらに、3段階から選択可能なトラクションコントロールやABS、倒立フロントフォーク、ブレンボ社製のラジアルマウントフロントブレーキキャリパー等を装備した。
    新型「KATANA」は、浜松工場で生産し、2019年春より欧州を中心に販売を開始する計画である。

    10月2日に開催された記者発表会において、鈴木俊宏社長は「おもしろい、楽しい、ワクワクする商品を、お客様の立場になってつくるのが、スズキの役割であり、新型「KATANA」はそのスズキの将来を示す重要なモデルである。今後も世界中のお客様に革新的でワクワクする商品をお届けすべく、2021年までに、大型車を中心に10機種以上の新型モデルを投入し、シリーズ化と商品ラインアップの強化を図っていく。」と述べた。

    新型「KATANA」の主要諸元
    全長2,125mm×全幅830mm×全高1,110mm
    ホイールベース 1,460mm
    装備重量 215kg
    エンジン型式 999cm3水冷4サイクル直列4気筒エンジン
    最高出力 110kW/10,000rpm
    最大トルク 108N・m/9,500rpm

  • MotoGP | スズキ 第14戦 アラゴンGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第14戦 アラゴンGP 決勝レポート

    MotoGP 第14戦 アラゴンGPは、チームスズキエクスターライダーのふたりが、終始エキサイティングかつコンスタントな走りで、アンドレア・イアンノーネが3位に、そしてアレックス・リンスもチームメイトから僅かな遅れで4位と大健闘を見せた。

    テクニカルなサーキットながら、オープニングの金曜日から快調な滑り出しで速いタイムを刻んできたイアンノーネとリンスは、日曜日も変わらずその強いパフォーマンスを維持。朝のウォームアップでは、セッション最後に転倒を喫するも、イアンノーネがトップタイムを記録。

    決勝は気温も路面温度も上昇し、さらに63,000人のファンの熱気が加わり、最高潮の雰囲気の中でスタート。23周の長いレースのひとつの鍵となるタイヤはそれぞれ違ったコンビネーションの選択をするも、週末のデータに基づいた選択はどちらにも正しい戦略をもたらし、さらにふたりのライダーはスタートをうまく決め、5番手、9番手ポジションから3番手、4番手にジャンプアップしてフロントグループになだれ込む。M・マルケス(ホンダ)とA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)のふたりが数度のトップ争いを繰り広げる激しいレースで、終盤にイアンノーネもふたりのトップ争いに果敢に加わり、残り数周では一時トップを奪うも、すぐにオーバーテイクを許し3位でチェッカーを受けた。地元レースとなったリンスも最後までトップグループに食らいつき、チームメイトから僅かな差で、前戦サンマリノGPから2戦連続の4位を獲得した。

    アンドレア・イアンノーネ (3位)
    「今日は本当に良いレースができたよ。スタートはうまく決まったけど、直後に目の前でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が転倒したのを見た時はちょっとショックだったね。中盤まではスロットルの開け方や乗り方を工夫して、できるだけタイヤをセーブするための走りをしていたから、100%全開で走ったのは終盤になってからだったけど、後半にタイヤがきつくなることを予想していたから、その戦略が上手く行ったんだ。ストレートで離されちゃうところは今後まだ対策が必要だけど、ここ数戦なかなか思うような結果を残すことができてなかったから、久しぶりにまた表彰台を獲得できたことがとにかく嬉しいよ。」

    アレックス・リンス (4位)
    「この週末は色々なことを試し、理解することができて、チームにとってもとても実りがあったし、レースの結果にも満足しているよ。決勝中のバトルは本当に面白かったし、マルケス、ドビツィオーゾ、アンドレアのバトルをすぐ後ろで見ることができて、学んだことも沢山あった。とにかく素晴らしかったね。今日のパフォーマンスは自分のモチベーションをさらに上げたし、次戦のタイは大好きなサーキットだから、すぐにでもレースしたい気分だよ。」

    河内健 (テクニカルマネージャー)
    「非常に良いレースでした。今年の後半戦、我々は少し苦戦していたので、この表彰台はとても大きな意味があります。もうひとつポジティブな要素は、ふたりのライダーが揃って最後までトップから離れることなく、表彰台を目指して良いレースができたことです。この結果は、ライダー、チーム、日本で開発をしてくれているスタッフ、そしてこのプロジェクトに参加してくれている全ての皆の努力の成果だと思うので、その全員に感謝の気持ちを伝えたいです。これから先は我々の得意なサーキットが続きますので、この調子でさらなる表彰台と、そのまた上の結果を残していけるよう頑張っていきます。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「今日はふたりのライダーが揃ってトップグループで戦い、さらに最後までトップから離されることなく優勝争いに加わることができ、本当に素晴らしいレースでした。今日のアンドレアはとても強かったですし、アレックスのパフォーマンスも素晴らしかったです。タイヤの選択も正解でしたし、タイヤマネージメントもうまくでき、全てがポジティブだったと思います。今日の結果により、我々のチームはコンセッションの権利を失ってしまいましたが、それはイコール、チームの戦闘力が増したことを意味しているので、喜ぶべきでしょう。チームスタッフと日本で頑張ってくれている全ての皆の努力に心から感謝しています。残りのレースではさらに目標を高く持ち、良い形でシーズンを終えることができるようさらに努力を続けていきます。」

  • MotoGP | スズキ 第14戦 アラゴンGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 第14戦 アラゴンGP 予選レポート

    モーターランド・アラゴンで初日に好スタートを切ったチームスズキエクスターのライダー達は、予選に大きな期待を掛けて2日目の走行をスタート。ふたりのライダーは共に金曜のフリー走行で快調な走りを見せていたが、トップ10を決めるFP3では常に激しい順位争いが繰り広げられるため、さらなる強いパフォーマンスが求められる。しかしこの走行でアンドレア・イアンノーネはさらにタイムを上げてポジションをアップし、またFP2まではトップ10圏外だったアレックス・リンスも大幅にタイムを上げ、ふたり揃ってトップ10に留まる。

    Q2へのチャレンジが確定したふたりは、FP4では予選に向けたセッティングを再確認。ここでもイアンノーネは強いパフォーマンスを維持し、セッションを2番手で終え、予選への自信をさらに確信。

    Q2はさらに激しいタイム争いとなり、マージンが取りにくい中、イアンノーネは終盤に5番手へとジャンプアップし、セカンドローを獲得、地元レースで多くのサポーターの声援を受けて熱い走りを見せたリンスは9番手で終え、明日の決勝を3列目グリッドからスタートする。

    アンドレア・イアンノーネ (5番手)
    「総じてポジティブな1日だったとは思うけど、今日はフロントローを獲得できるチャンスがあっただけに、ちょっと残念な気持ちでもあるよ。最後のタイムアタックの最中に、コースアウトしたM・マルケス(ホンダ)がコースに戻り、運悪く僕の前に入ったせいでタイムロスしちゃったんだ。ま、でもそんなことは日常茶飯事だから、別に気にもしてないけどね。この週末は良いペースでスタートして、走行毎にさらに進歩していっているから、今のところ順調なんじゃないかな。もうちょっとリアのトラクションが欲しいところだけど、明日はとにかくベストを尽くすのみさ。」

    アレックス・リンス (9番手)
    「フィーリングは良いよ。今日はタイヤも含めて色々な事を試す事ができて、興味深い1日だった。FP3でうまくセッティングがまとまった事も大きなアドバンテージになったしね。明日のタイヤ選択が難しいところだけど、それは明日の天候次第だから、今は考えないようにするよ。セカンドグループでは確実に戦えるペースだと思うから、とにかくスタートを決めて、地元のファンの為にも強いバトルを見せるよ。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「アンドレアは2列目からのスタートなので、ポジション的には悪くないと思います。今日は常に安定した良いペースで走れていましたし、明日が楽しみですね。アレックスはこの2日間、色々とセッティングを試しながら懸命にチャレンジを繰り返し、その結果3列目のグリッドを獲得しました。アンドレアからは1列後ろですが、サンマリノGPのように良いスタートを決めてトップグループにしがみついていければ、十分チャンスはあるでしょう。ライダーふたり共に良い状態ですし、マシンのパフォーマンスも出せているので、決勝で強いレースができるポテンシャルは十分揃っていると思っています。」