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  • スクーデリア・トロ・ロッソ:歴代F1マシン

    スクーデリア・トロ・ロッソ:歴代F1マシン

    トロ・ロッソは、ホンダのF1パワーユニットを搭載した第1号マシン『STR13』を2月25日(日)にバルセロナで発表する。

    トロ・ロッソは、2015年にレッドブルがミナルディを買収して設立。レッドブルの若手ドライバーを育成するジュニアチームとして誕生した。チーム名のスクーデリア・トロ・ロッソ(Scuderia Toro Rosso)は、Scuderiaがチーム、Toroが雄牛、Rossoが赤を意味し、英語に訳すとTeam Red Bullとなる。

    当初はレッドブル・テクノロジーが開発したレッドブルと同じシャシーを使用していたが、2010年から他チームとのマシンデザイン共有が完全に認められなくなり、独自にマシンを開発している。

    STR1 (2006年)
    トロ・ロッソ STR1Toro Rosso STR1
    トロ・ロッソの最初のF1マシン。2005年のレッドブル RB1を2006年のレギュレーションに合わせて改修。特例としてコスワース製3りったー V10エンジンを搭載。ドライバーはヴィタントニオ・リウッツィとスコット・スピードが務め、F1アメリカGPではリウッツィが8位入賞してチームに初ポイントをもたらした。コンストラクターズ選手権9位。

    STR2 (2007年)
    トロ・ロッソ STR2Toro Rosso STR2
    レッドブル RB3と共通のデザインを採用。だが、エンジンはレッドブルとは異なりフェラーリ製のV8エンジンを搭載。ドライバーはヴィタントニオ・リウッツィとスコット・スピードでシーズンをスタートしたが、第11戦からセバスチャン・ベッテルがスコット・スピードに代わって加入。中国GPでダブル入賞を果たした。コンストラクターズ選手権7位。

    STR3 (2008年)
    トロ・ロッソ STR3Toro Rosso STR3
    前年モデルSTR2の正常進化版。シャークフィンやエアロパーツなど、RB4のものが搭載された。ドライバーはセバスチャン・ベッテルとセバスチャン・ブルデーが務め、第14戦F1中国GPではセバスチャン・ベッテルがチーム初となるポール・トゥ・ウィンを達成。レッドブルよりも先の勝利を飾り、コンストラクターズ選手権でもレッドブルを上回り、6位でシーズンを終えた。

    STR4 (2009年)
    トロ・ロッソ STR4Toro Rosso STR4
    レッドブル RB5と各部分は共通。セバスチャン・ブルデーとセバスチャン・ブエミでシーズンをスタートし、第10戦ハンガリーGPからはブルーに変わってハイメ・アルグエルスアリがF1デビューを果たした。コンストラクターズ選手権10位。

    STR5 (2010年)
    トロ・ロッソ STR5Toro Rosso STR5
    コンコルド協定の関係から他チームとのデザイン共有が認められなくなり、トロ・ロッソとしては初めての自社デザインした完全自社製マシン。しかし、基本デザインはSTR4をベースにしている。ドライバーはセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリが務めた。コンストラクターズ選手権9位。

    STR6 (2011年)
    トロ・ロッソ STR6Toro Rosso STR6
    コンストラクターとして独立してから2作目となるSTR6は、ダブルフロアを採用するなど、トロ・ロッソとのしての個性を打ち出したデザイン。フェラーリ製のKERSを搭載した。ドライバーはセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリ。コンストラクターズ選手権8位。

    STR7 (2012年)
    トロ・ロッソ STR7Toro Rosso STR77
    前年マシンのコンセプトをさらに発展。段差ノーズが特徴のシーズン。ドライバーはジャン・エリック・ベルニュとダニエル・リカルドが務めた。コンストラクターズ選手権9位。

    STR8 (2013年)
    トロ・ロッソ STR8Toro Rosso STR8
    ジョルジオ・アスカネッリに代わって、ジョームス・キーがテクニカルディレクターとして加入。しかし、STR8の開発にはあまり関与していない。ダブルフロアが廃止となり、一般的なサイドポッド形状となった。ドライバーはジャン・エリック・ベルニュとダニエル・リカルド。コンストラクターズ選手権8位。

    STR9 (2014年)
    トロ・ロッソ STR9Toro Rosso STR9
    ジョームス・キーの指揮による初のマシン。不評だった突起ノーズを採用。エンジンはレッドブルと同じルノー製に変更。ダニエル・リカルドがレッドブルに昇格し、ダニール・クビアトとジャン・エリック・ベルニュがドライバーを務めた。コンストラクターズ選手権7位。

    STR10 (2015年)
    トロ・ロッソ STR10Toro Rosso STR10
    酷評されたノーズ先端の突起自体はなくなり、先端が三角形にロングノーズとなった。ドライバーは、マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツが務めた。コンストラクターズ選手権7位。

    STR11 (2016年)
    トロ・ロッソ STR11Toro Rosso STR11
    レッドブルとルノーとの関係が悪化したあおりを受け、1年落ちのフェラーリ製エンジンを搭載。フェラーリのパワーユニットに適合させるためにロングホイールベース化された。前年と同じマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツでシーズンをスタートしたが、第5戦スペインGPからフェルスタッペンがレッドブルに移籍し、ダニール・クビアトが降格する形で復帰した。コンストラクターズ選手権7位。

    STR12 (2017年)
    トロ・ロッソ STR12Toro Rosso STR12
    レッドブルと同じルノー製エンジンを搭載。カラーリングが大きく変わり、レッドブル缶を思わせるブルーとシルバーの新コンセップトを採用。ダニール・クビアトとカルロス・サインツでシーズンをスタートしたが、サインツはレッドブルに移籍、クビアトは解雇となり、後半戦はピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがドライバーを務めた。コンストラクターズ選手権7位。

  • トロロッソ・ホンダにとって3基のF1エンジン使用制限は“頭痛の種”

    トロロッソ・ホンダにとって3基のF1エンジン使用制限は“頭痛の種”

    トロロッソ・ホンダにとって、2018年の新しいF1エンジン制限は“頭痛の種”になる可能性がチーム代表のフランツ・トストは認識している。

    2018年からはF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    トロ・ロッソが新たにエンジンパートナーとして迎えるホンダは、過去3年間でパワーユニットの信頼性に苦しんできた。

    ホンダが3年間に投入したコンポーネントは、ICE(内燃機関)が56基、ターボチャージャーとMGU-Hが各61基、MGU-Kが48基、エネルギーストアが36基、コントロールエレクトロニクスが39基。(合計301基/144基)。エンジン関連のグリッド降格ペナルティは、F1復帰した2015年に305グリッド、2年目の2016年は140グリッドと半分以下となったが、パワーユニットを一新した2017年は初年度を上回る380グリッド降格ペナルティを科せられている。

    ホンダとの新しいパートナーシップの成功を確信しているフランツ・トストだが、それでも信頼性は問題をはらんでいることを認識していると語る。

    パワーユニットコンポーネントの使用数について質問されたフランツ・トストは「そこは主にホンダが耐久性をどのようにコントロールしていくかによるが、容易でないことは確かだ」と Speed Week にコメント。

    「ユニット数の削減は我々に頭痛の種を与えていくだろう」

    だが、フランツ・トストは、ホンダが信頼性を向上させてくれると楽観的に捉えている。

    「ホンダは素晴らしいインフラを提供している。そこは誰も異論は唱えないだろう」とフランツ・トストは語る。

    「彼らはとてもグレバーであり、技術者のモチベーションも高い。過去の欠点を認め、全員がそれを排除しようとしている」

  • トロ・ロッソ 「ホンダとのF1エンジン独占契約の恩恵を享受している」

    トロ・ロッソ 「ホンダとのF1エンジン独占契約の恩恵を享受している」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表フランス・トストは、2018年にホンダと独占的なパートナーシップを結んだことでF1マシンの設計上の恩恵を享受していると語る。

    マクラーレンとのパートナーシップを解消したホンダは、F1に残留することを選び、2018年からルノーのカスタマーだったトロ・ロッソにF1パワーユニットを独占供給する。

    フランツ・トストは、ホンダとの作業の初期段階に満足していると語り、すでに独占契約によってトロ・ロッソは他のカスタマーの要求に対処することがないことのメリットに感じていると述べた。

    「ホンダと一緒に大きな変化を迎えることになるだろう」とフランツ・トストは RACER にコメント。

    「我々は昨シーズンの最後の月からミーティングを開始しているが、協力関係は本当にうまくいっていると言わなければならない。彼らは信頼性のある強力なエンジンを生み出してくれると確信している」

    「トロ・ロッソはこの提携から利益しか見い出せないと思っている。今年、我々はホンダからエンジンの供給を受ける唯一のチームなので、我々はお互いにだけ集中することができる」

    「エンジンを車に合わせるためのあらゆる設計をする必要が出た際にすでにそれを目の当たりにしている。他チームに妥協を要求する必要はなく、我々が望むようにそれを進めることができる。ホンダに関しては非常に楽観的だ」

    ホンダとの契約は、トロ・ロッソにとって初のワークスパートナーシップであり、フランツ・トストはチームにとってエキサイティングなマイルストーンだと語る。

    「トロ・ロッソにとって新しいことであり、特別なことだ」とフランツ・トストは語る。

    「パフォーマンスを改善するためにこのチャンスを最高のカタチで生かせることを願っている」

    トロ・ロッソは、ホンダとのパートナーシップとの“第1号”となる2018年F1マシン『STR13』を2月25日(日)に発表する。

  • 「トロロッソ・ホンダは成功すると確信している」とフランツ・トスト

    「トロロッソ・ホンダは成功すると確信している」とフランツ・トスト

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダとの新たなパートナーシップは成功すると確信していると語る。

    昨シーズンはレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにとって激動の一年となった。シーズン後半に不可解な競争力の低下と信頼性トラブルが多発したことにより、最終戦でルノーにコンストラクターズ6位の座を明け渡すことになった。

    また、カルロス・サインツがホンダとのエンジン契約の一部としてルノーに移籍し、不調のダニール・クビアトを解雇したことで、シーズンをスタートした両方のドライバーがいなくなり、結果としてピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという二人のルーキーとともにシーズンを終えることになった。

    そして、2018年、トロ・ロッソはワークスパートナーとしてホンダを迎える。

    「トロ・ロッソの歴史で初めて、我々はエンジンパートナーと独占的に仕事をする。それは完全に新しいアプローチを提供し、新しいシャシーの設計から始まる」とフランツ・トストは Speed Week にコメント。

    「例えば、我々はデザイナーのアイデアに従ってパワーユニットの配置を設計することができた。これは我々が以前に直面した“食べるか死ぬか”という状況とはかなり異なるものだ」

    「トロ・ロッソは開発プロセス全体にもより関与している。我々はすでに様々な要素を最適化するためにトランスミッションで無数のテストベンチを完了している。もちろん、シーズンは厳しいチャンジだが、我々は喜んでそれを受け入れるつもりだ」

    マクラーレンがホンダとのパートナーシップを解消したのは、ホンダが競争力と信頼性のあるエンジンを製造できなかったことが主な原因だが「ホンダは素晴らしいインフラを提供している。彼らはとてもグレバーであり、技術者のモチベーションも高い。過去の欠点を認め、全員がそれを排除しようとしている」とフランツ・トストはコメント。

    また、マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられているが、フランツ・トストは、イタリア本部のスタッフが非常に異なる日本の文化を理解することが重要になることを理解していると語る。

    「日本の文化をより深く理解するためにセミナーやワークショップを開催しており、我々の従業員も大きな関心を抱いている」とフランツ・トストは Speed Week にコメント。

    「我々全員が日本には独自の文化があることを把握しているし、実際にそれを我々自身の文化と同期されることは本当にエキサイティングな課題のひとつだ」

    「もし我々にそれを達成できるという確信がなければ、このプロジェクトを進めることはなかっただろう」

    「予期しないメリットもかなりある。例えば、時差は今のところポジティブであることが証明されている。我々のメカニックが質問がある場合、午後に日本に送れば、彼らは翌日の朝に回答してくれる。それ以上に何が望める?」

    トロ・ロッソとホンダの契約は9月に確定し、その後、2つの組織はF1プロジェクトの統合プロセスを開始した。

    「実際、このような早くに決定することは稀なことだ」とフランツ・トストは語る。

    「2年前にフェラーリへの変更が12月に決定したことを思い出してほしい。だが、我々はそれをなんとか時間内に達成することができた。我々独自のトランスミッションを使用することでそのプロセスは簡素化されている」

    マクラーレンでの失敗を経て、ホンダはトロ・ロッソとの名誉挽回を熱望しており、パワーユニットのリソースが不足に事欠くことはない。

    フランツ・トストは、ホンダとの新しいプロジェクトはトロ・ロッソにとってステップアップだと語る。

    「このような評判の良い会社とのコラボレーションは、トロ・ロッソの認知度とファン数を拡大させていくだろう。スポンサーシップを探求することにも役立つと確信している」

    「チームの構造は変わらない。従業員の数は成功した未来のための健全な基盤だ」

    しかし、ホンダとの初年度となる2018年に関しては過度な期待はしていないとフランツ・トストは語る。

    「我々の現実的な目標はミッドフィールドだ。大まかに言えば、大きな変化は期待していない。まだメルセデスが強いと思っているが、もちろんレッドブルとフェラーリがタイトルを争うことを期待している。正直に言えば、フェラーリよりもレッドブルにより期待している」

    トロ・ロッソは、ホンダとのパートナーシップとの“第1号”となる2018年F1マシン『STR13』を2月25日(日)に発表する。

  • トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』を2月25日に発表

    トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』を2月25日に発表

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』を2月25日(日)にバルセロナで発表する。

    スクーデリア・トロ・ロッソは、2018年から新たにホンダをF1エンジンパートナーに迎え、「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦する。

    新生トロロッソ・ホンダは、2018年のプレシーズンテストがスタートする2月25日(日)のスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで2018年F1マシン『STR13』を発表する。

    すでにトロロッソ・ホンダ STR13は、FIAのクラッシュテストに合格しており、プレシーズンテストにむけて準備を進めている。2018年のトロロッソ・ホンダのドライバーは、ピエールガスリーとブレンドン・ハートレーが務める。

  • トロ・ロッソ、ホンダF1との成功のためにスタッフに日本文化の講習

    トロ・ロッソ、ホンダF1との成功のためにスタッフに日本文化の講習

    2018年からホンダと新たにパートナーシップを結ぶトロ・ロッソは、マクラーレン・ホンダの失敗を教訓にしていくつかの対策に取り組んでいる。

    マクラーレンは2015年からF1に復帰したホンダとパートナーシップを結んだが、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足と相まって期待した結果を出すことができず、マクラーレン・ホンダは3年間で終止符を打つことになった。

    マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられている。

    今年からホンダはイタリアのチームであるトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給。トロ・ロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、イタリア本部のスタッフが非常に異なる日本の文化を理解することが重要になることを理解していると語る。

    「日本の文化をより深く理解するためにセミナーやワークショップを開催しており、我々の従業員も大きな関心を抱いている」とフランツ・トストは Speed Week にコメント。

    「我々全員が日本には独自の文化があることを把握しているし、実際にそれを我々自身の文化と同期されることは本当にエキサイティングな課題のひとつだ」

    「もし我々にそれを達成できるという確信がなければ、このプロジェクトを進めることはなかっただろう」

    ホンダにF1パワーユニットを変更するという決定には遅れが生じたが、トロ・ロッソは2018年にむけて非常に異なるエンジンを組み込むための時間は十分にあるとフランツ・トストは語る。

    「実際、このような早くに決定することは稀なことだ」とフランツ・トストは語る。

    「2年前にフェラーリへの変更が12月に決定したことを思い出してほしい。だが、我々はそれをなんとか時間内に達成することができた。我々独自のトランスミッションを使用することでそのプロセスは簡素化されている」

    また、フランツ・トストは、ホンダのワークスチームになることはスポンサーを見つけるための“助けになる”が、既存の基本的なチーム構造に変わりはないと語る。

    「従業員の数は成功した未来のための健全な基盤だ」

    しかし、ホンダとの初年度となる2018年に関しては過度な期待はしていないとフランツ・トストは語る。

    「我々の現実的な目標はミッドフィールドだ。大まかに言えば、大きな変化は期待していない。まだメルセデスが強いと思っているが、もちろんレッドブルとフェラーリがタイトルを争うことを期待している。正直に言えば、フェラーリよりもレッドブルにより期待している」

  • トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』がクラッシュテストに合格

    トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』がクラッシュテストに合格

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』がクラッシュテストに合格したことを明らかにした。

    スクーデリア・トロ・ロッソは2018年シーズンにルノーからホンダのF1パワーユニットに切り替える。だが、決定がシーズン後半までもつれ込んだため、すでにルノーのF1パワーユニットを想定して設計を開始していたマシンをホンダ用に変更することを強いられた。

    トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジームス・キーは「(ホンダのパワーユニットを)同じスペースにはめ込むことはできない。それに適応するためいはかなりのレイアウト作業が必要だ」とコメント。

    「我々は可能な限りベストな方法でクルマを適応させた。その結果、シャシーデザイン、ギアボックスの動作方法などでまったく異なるアプローチをとることになった」

    トロ・ロッソは、ギアボックスのケーシングをチーム内で設計しており、デザインは前年モデルよりも短い新しいものとなっていると語る。

    「今年のもと比較して、ホンダのエンジンのためのレイアウトとサイズは異なる。コンセプトは同じだと思うが、アーキテクチャは異なる」とジョームス・キーはコメント。

    「インターナルのいくつかは引き継がれ、一部は変更され、一部はSTRボックス専用となっている。それ以外は我々が走らせてきたものにかなり近い」

    また、リアエンドに関してもレッドブル・レーシングと同じものを使用する予定だったが、ホンダにパワーユニットを切り替えたことで、変更することになった。

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは「我々は2018年にむけてまったく異なる計画を立てていた。レッドブル・レーシング、もしくはレッドブル・テクノロジーの完全なリアエンドを使用したいと思っていた」とコメント。

    「だが、我々は異なるエンジンのため、もはやそうではない。我々は成功するためにこのプロジェクトに人材を迎え入れる必要がある。だが、それは正常なプロセスだ」

    トロ・ロッソは16日(火)、2018年F1マシン『STR13』がFIAのクラッシュテストに合格したことを報告。ファクトリーでお祝いしている模様をTwitterで公開した。

    「我々はFIAのクラッシュテストに合格した。つまり、我々はレースをする準備が整ったということだ!」

    FIA(国際自動車連盟)が公表した2018年のF1世界選手権の暫定エントリーリストによると、2018年にトロ・ロッソは親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦するとされている。

  • トロロッソ・ホンダ 「ガスリーとハートレーにはポテンシャルがある」

    トロロッソ・ホンダ 「ガスリーとハートレーにはポテンシャルがある」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表フランス・トストは、ピエール・ガスリーとブランドン・ハートレーはF1で真のポテンシャルが示すチャンスがなかったと考えており、2018年にはそれを実現すると考えている。

    昨シーズン後半、トロ・ロッソはドライバーラインナップを何度も変更。ピエール・ガスリーはダニール・クビアトに代わってマレーシアGPと日本GPに参戦。その後、最後の4戦ではブレンドン・ハートレーがカルロスサインツのシートを引き継いだ。

    2018年に新生トロロッソ・ホンダのドライバーを務めることが決定しているピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーだが、二人がペアを組んだレースは最後の3戦だけだった。

    フランツ・トストは、2017年終盤のパフォーマンスで二人を判断するのは不公平だと語る。

    「彼らにとってF1にやってくるには困難な期間だった。我々のクルマにはシーズン序盤のような競争力がなかった」とフランツ・トストは RACER にコメント。

    「我々はトラックに新しいパーツやアップグレードをもたらしていたが、我々の直接のライバルの方が良い仕事をしていたように見える」

    「それに加えて、我々は信頼性問題にも見舞われていた。それによって、彼らは常にグリッド後方からのスタートとなった。それは簡単な状況ではない」

    「シーズン途中からF1に参戦するのは常に難しいタスクだ。他の全てのドライバーは彼らのクルマで何千キロも走行している。彼らはクルマに慣れており、チームやあらゆることを把握している。ニューカーマーとして入るのはかなり難しい」

    2018年シーズンにむけて、フランツ・トストは、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの過去の業績を考えれば、フルシーズンで成し遂げられることを見るのを楽しみにしていると語る。

    「二人のドライバーは本当に速いと言わなければならない。二人のドライバーの歴史を見れば、ピエールはF2チャンピオンを獲得し、昨年は日本のスーパーフォーミュラ選手権でわずか0.5ポイント差でタイトルを逃した。スピードは見てわかったと思うし、チームに彼がいることにとても自信を感じている」

    「ブレンドンはポルシェで2度チャンピオンを獲得し、ル・マン24時間レースも制した。昨シーズンの最後に彼が毎週レースをしていたことも忘れてはならない。ある週はF1、次の週はLMP1だった。ハンドリンクだけでなく、タイヤも含めて完全に異なるクルマだ。ドライバーににとって、あるクルマから別のクルマに飛び乗るのは簡単なことではない」

    「ブレンドンは本当に良い仕事をしている。彼は走るたびにパフォーマンスを改善していたし、シーズンの最後にレースを走れたことは両方のドライバーにとって本当に重要なことだった。彼らは次のシーズンに何を予想できるかわかっているからね。それに彼らは自分自身の仕事をすべき場所も認識している」

    「全体的に両方のドライバーに満足していると言わざるを得ない。彼らには多くのポテンシャルがあると思うし、チームとして彼らに競争力のある優れたクルマを与えられれば、彼らはそのレベルにいるだろう。その部分については確信している」

  • ブレンドン・ハートレー、サラ・ウィルソンと挙式

    ブレンドン・ハートレー、サラ・ウィルソンと挙式

    2018年にトロロッソ・ホンダのF1ドライバーを務めるブレンドン・ハートレーが、シーズンに先立ち、婚約者のサラ・ウィルソンと母国ニュージーランドのワイヘケ島で結婚式を挙げた。

    昨年はブレンドン・ハートレーにとって激動の一年となった。ポルシェでル・マン24時間レースを制し、WECチャンピオンを獲得したハートレー(28歳)は、トロ・ロッソのF1ドライバーとして念願のF1デビュー。

    2010年に一度レッドブルのジュニアプログラムを外された後、他のシリーズで実績を上げて2度目のF1チャンスを掴んだ苦労人のブレンドン・ハートレー。人生のパートナーを得て、2018年は新生トロロッソ・ホンダでさらなる活躍を期待したい。

    Brendon Hartley - Toro Rosso Honda

  • ピエール・ガスリー 「テストからホンダのF1エンジンには信頼性が必須」

    ピエール・ガスリー 「テストからホンダのF1エンジンには信頼性が必須」

    ピエール・ガスリーは、2018年のF1世界選手権に先立ち、トロ・ロッソがホンダとの新しいパートナーシップで最大限の効果を発揮できるように、ホンダにプレシーズンテストから信頼性のあるパワーユニットを届けるように求めた。

    昨シーズン終盤にダニール・クビアトに代わってトロ・ロッソのF1シートを獲得したピエール・ガスリーは、2018年にホンダとの新しいエンジン供給契約を開始する新生トロ・ロッソ・ホンダで初のF1フルシーズンを迎える。

    昨年までホンダのパートナーだったマクラーレンは、特にプレシーズンテストでホンダのF1パワーユニットの信頼性不足によって妨げられ、シーズン開幕までに実施しておきたかった新車での走行距離や適切なデータが不足し、劣勢に立たされた状態でシーズンを開始せざるを得なかった。

    それを目にしているピエール・ガスリーは、トロ・ロッソが開幕戦にむけて優れたベースセットアップを仕上げられるためにも、ホンダがプレシーズンテストで多くの周回数を重ねられる信頼性のエンジンを供給していくれることを願っている。

    「テストはやることがたくさんし、特に僕たちは新しいエンジンパートナーを迎えるので非常に忙しいものになるだろう」とピエール・ガスリーはコメント。

    「テストで重要なことは、できるだけ多くの周回を重ねて、クルマ、エンジン、そして、パッケージをどのように進化させていく予定かをよく理解できるように信頼性のあるパッケージを用意することだ。オーストラリアまで8日間のテストしかないし、実際にあまり多くはないからね」

    昨年までホンダのF1プロジェクト総責任者を務めていた長谷川祐介は、ホンダは2018年も昨季と同じエンジンコンセプトを採用しているため、最新のパワーユニットに信頼性問題が発生しても、すでに信頼性が実証されている2017年型のパワーユニットをバックアップとして使用できるため、力強いスタートを切ることができると述べている。

    「同じコンセプトを継続することは大きな助けになります」と長谷川祐介はコメント。

    「我々にはさらなるパフォーマンスと信頼性が必要です。シーズンのこの段階でそれははるかに向上しています。来年の完全な仕様は確定していませんが、少なくとも我々には現行エンジンというバックアッププランがあります。ですので、来年は順調にシーズンのスタートを切ることができると確信しています」

    ピエール・ガスリーは5戦、ブレンドン・ハートレーは4戦しかF1レースを経験しておらず、トロ・ロッソ・ホンダは2018年のF1グリッドで最も経験の浅いドライバーを起用することになる。