タグ: スクーデリア・トロ・ロッソ

  • ショーン・ゲラエル 「2018年もトロ・ロッソとの仕事を続けていく」

    ショーン・ゲラエル 「2018年もトロ・ロッソとの仕事を続けていく」

    ショーン・ゲラエルは、2018年もトロ・ロッソでの役割を継続することになると述べた。

    インドネシア出身のジョーン・ゲラエル(21歳)は、ト2017年からロ・ロッソからテストに参加し、4回の金曜フリー走行に出走している。

    ショーン・ゲラエルは「トロ・ロッソとの仕事をしたことで僕の人生は完全に変わった」と Italiaracing にコメント。

    「今年も彼らと仕事をしていくことになる。僕たちの目標はアブダビでのテストで決めたことを継続していることだ」

    昨年、フォーミュラ2を15位で終えたジョーン・ゲラエルは、今年もプレマから同シリーズに参戦する。

    「フォーミュラ2のシーズンが成功することを寝たいしているし、多くのスーパーライセンスポイントを獲得して、何度か金曜プラクティスに参加する機会を得られることを願っている」

    ジョーン・ゲラエルは、友人であるフェラーリの育成ドライバーのアントノ・ジョビナッツィに十分にフルタイムのF1シートを獲得する実力があると言及した。

    「彼は今シーズンすでにシートを獲得するに相応しいドライバーだと思うし、そのようなドライバーが来年目標を達成できなければ、システムに何か問題があると思う」

    ショーン・ゲラエルの父リカルド・ゲラエルは、ケンタッキーフライドチキンのインドネシア法人であるKFCジャゴニャ・アヤムの代表を務めている大富豪。

  • ピエール・ガスリー 「F1への道はお金がすべてではないことを示せた」

    ピエール・ガスリー 「F1への道はお金がすべてではないことを示せた」

    トロ・ロッソのF1ドライバーとなったピエール・ガスリーは、自分のF1への道のりは“お金がすべてではない”ことを示しており、若手ドライバーにとって励みになるはずだと語る。

    ペイドライバーは常にF1の一部だったが、近年ではチームはシートを確保するために莫大な予算をもたらすドライバーへの依存度が高まっている。

    2013年にフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップでチャンピオンを獲得し、レッドブルのジュニアチームに加わったピエーエル・ガスリーは、フォーミュラ・ルノー3.5でカルロス・サインツJr.に次ぐ2位でフィニッシュ。2015年からGP2にフル参戦し、2016年にチャンピオンを獲得。2017年はスーパーフォーミュラに参戦して2位でシーズンを終えている。

    昨年、最終5戦でトロ・ロッソのドライバーに抜擢されてF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、シート獲得のために資金を持ち込むことなくF1まで到達。今年、新生トロロッソ・ホンダでフルシーズンを戦う。

    F1までの道のりについてピエール・ガスリーは「結局、僕たち全員が必ずしもパフォーマンスがすべてではないことをわかっている。強力なバックアップが必要だとね」と Autosport にコメント。

    「僕にはマネージャーがいなかったので、自分一人でこのパドックのあらゆる大きなサメと戦い、自分の居場所を作ろうと頑張ってきた。そして、マネージャーなしで、自分のシートにお金を払うことなくそれができたことに本当に満足している」

    「今、それをするのはかなり難しいことだし、まだそれが可能であることを若手ドライバーに見せることができたのも嬉しい。お金がすべてではない。それがなくても可能だということをね」

    ピエール・ガスリーは、GP2でチャンピオンを獲得した2016年末にトロ・ロッソにステップアップすることが期待されていたが、レッドブル内の政治的判断により、ガスリーの昇格は見送られ、レッドブルは日本のスーパーフォーミュラにピエール・ガスリーを送り込んだ。

    レッドブルは、ロシア出身のダニール・クビアトに信頼を置いていたが、ドライバーとしてクビアトは進化することができなかった。最終的にレッドブルはダニール・クビアトを解雇し、ピエール・ガスリーへの扉を開かれることになった。

    だが、ピエール・ガスリーは、F1への道を切り開いたのは自身の成績だと指摘する。

    「思い上がっているわけではないけど、僕が成し遂げてきたことを見てもらえば、僕は2.0(ユーロカップ)でタイトルを獲得しているし、3.5を2位で終えている。3.5を2位で終えてF1にまっすぐ進んだ人たちもいる。ダニエル(リカルド)、ジュール(ビアンキ)がそうだったと思う」

    「その後、GP2に進んで、ニコ(ロズベルグ)に次いで2番目若さでGP2でタイトルを獲得した。他のウィナーを見れば、ニコ・ヒュルケンベルグはF1にいるし、ルイス・ハミルトンもF1にいる。ストフェル(バンドーン)もF1にいる。最年少で優勝した一人がF1に行けない理由はないよね?」

    「その後、僕はスーパーフォーミュラへ行った。そのときは『OK、また次のステップだ。ここでまたうまくやれれば、4つの異なるシリーズになるし、もしこの4つのすべてで競争力があれば、どこかの時点でF1に行けるはずだ!』と思っていたよ」

    ピエール・ガスリーは、F1デビューに時間がかかったことは、モチベーションを高めるだけだったと語る。

    「とにかくプッシュし続けたし、僕にとっては本当にいつもそれを心に留めていた。ある意味、僕は過去よりも精神的にずっと強くなった」

    「僕にとって悪い経験ではなかった。常にそこから何かしらことを学べるものだし、良いか悪いかに関わらず、常に得られることはある」

    「長い道のりだったけど、多くの良い経験を積むことができた。僕にとって有益なことだった」

  • ブレンドン・ハートレー 「2018年はF1だけに専念する」

    ブレンドン・ハートレー 「2018年はF1だけに専念する」

    ブレンドン・ハートレーは、201年はF1だけに専念すると語る。

    2010年にレッドブルの育成プログラムから外されたブレンドン・ハートレーだが、その後、様々なモータースポーツカテゴリーで活躍し、昨年トロ・ロッソで2度目のF1チャンスを手にした。

    2018年も新生トロロッソ・ホンダのF1ドライバーを務めることが決定している。

    ブレンドン・ハートレーは、昨年WECでタイトルを獲得したポルシェとの関係を維持しているが、今年はF1とトロ・ロッソだけに専念していくと NZ Herald に語った。

    「まだポルシェと関係を保っているけど、F1以外でレースをするつもりはない。僕は完全に集中する必要があるので、そうすることが賢明だと思っている」

    「自分のエネルギーと時間のすべてを費やすつもりだし、新鮮にレースに挑み、鋭さを保って、今シーズの仕事に全力を注ぐつもりだ」

    「僕がそこにいられることは大きなチャンスだからね」

    昨年後半はWECとF1のために世界中を飛び回り、どんなレース機会も受け入れていたブレンドン・ハートレーにとって、それは大きな変化となる。

    「過去数年間、僕はできる限りのレースで戦うとしていた。でも、僕には大きな挑戦が待ち受けている。そのことを十分に承知している」

  • ホンダF1、2018年にトロ・ロッソとの力強いスタートを期待

    ホンダF1、2018年にトロ・ロッソとの力強いスタートを期待

    ホンダは、2018年も同じエンジンコンセプトを継続するおかげでトロ・ロッソと力強いスタートを切ることができることを期待している。

    昨年、パワーユニットのコンセプトを一新させたホンダだが、プレシーズンテストから信頼性トラブルが多発。シーズン後半にはパフォーマンスを向上させたものの、開幕前の躓きがマクラーレンに決別を決意されるきっかけとなった。

    2018年にむけてパワーユニットに改良を加えてさらなる改善を目指しているホンダだが、コンセプトを継続することで、トロ・ロッソとのスタート時に最新パワーユニットに問題が発生した場合は、すでに信頼性が実証されている2017年型のパワーユニットをバックアップとして使用できるという利点がある。

    今年までホンダのF1プロジェクト総責任者を務めた長谷川祐介は「同じコンセプトを継続することは大きな助けになります」と Autosport にコメント。

    「我々にはさらなるパフォーマンスと信頼性が必要です。シーズンのこの段階でそれははるかに向上しています」

    「来年の完全な仕様は確定していませんが、少なくとも我々には現行エンジンというバックアッププランがあります。ですので、来年は順調にシーズンのスタートを切ることが出来ると確信しています」

    「我々は去年から今年でエンジンコンセプトを変更しました。それが我々にとって必要なアップデートだったことは間違いありません。我々は正しい方向に進んだと考えています」

    「最大の問題は2017年の冬季テストまでにエンジンを完成させることができなかったことです。良いことも試しましたが、完成されるまでにはもっと時間が必要でした」

    2018年にむけてホンダはF1の運営体制を変更。長谷川祐介が務めたF1プロジェクト総責任者のポジションは配置され、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを設置し、田辺豊治が就任。さくらでのエンジン開発は浅木泰昭が指揮をとる。

    長谷川祐介は、ホンダのエンジンコンセプトはライバルに追いつけると確信していると語る。

    「我々はコンペティターとほぼ同じコンセプトを採用しているので、他に追いつけない理由はありません」

  • ピエール・ガスリー 「F1を批判的に語る人があまりに多すぎる」

    ピエール・ガスリー 「F1を批判的に語る人があまりに多すぎる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、昨今のF1には“批判的な人があまりに多すぎる”と感じている。

    2017年のF1世界選手権は、2014年にV6ハイブリッドが導入されて以来、初めて複数のチームがタイトル争いに絡んだが、高速化を目指してダウンフォースを増加させたF1マシンは、ホイール・トゥ・ホイールのバトルには役立たず、結果としてオーバーテイクの数は減少した。

    また、エンジンコンポーネントに関連したグリッドペナルティが多発し、定期的にグリッドはシャッフルされ、批判の対象となっている。

    しかし、グリッドペナルティについて質問されたピエール・ガスリーは、F1を批判することは気が進まないとし、不相応な激しい批判が寄せられていると感じていると語る。

    「F1について否定的な意見は述べたくない。否定的に話をしている人があまりに多いと思う」とピエール・ガスリーは Autosport に述べた。

    「素晴らしいシリーズ、素晴らしいクルマだし、人々はF1についてもっとポジティブになるべきだ」

    F1マレーシアGPでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、参戦した5戦中2戦で45グリッドのエンジンペナルティを科せられた。さらにチームメイトのブレンドン・ハートレーは、4戦すべてでエンジンペナルティを受け、その合計は65グリッドに及んだ。

    F1を取り巻くネガティブな感覚が強すぎると判断しているピエール・ガスリーだが、現在のペナルティ状況のファンではないと語る。

    「間違いなく、F1で良くないポイントのひとつだと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「予選でポジションを獲得したときは、やっぱりそのポジションでスタートしたい」

    「ペナルティを科せられたドライバーの間でのレースのようなときもあった。『このドライバーが10グリッド降格なので、MGU-HとMGU-Kを交換しよう。これを変更すれば15グリッドで彼の後ろになるけど、25グリッド降格のドライバーもいる・・・』といった感じにね」

    「それはあまりセクシーではないし、エキサイティングなことでもない。メキシコの僕のようにフリープラクティスも走れなかったときはね。コース上で別のドライバーが走っているのを観ていた。そして、最後尾からスタートした」

    「そこは変わってほしい部分でだね。今年はそうならければいいね」

    「でも、全ドライバーがこの種のペナルティはちょっと退屈だということで合意している。自分たちではどうすることもできないからね」

    「エンジン、エンジンメーカーの問題であり、それが僕たち全員に不利益を与えている」

  • ブレンドン・ハートレー 「経験のおかげで殺人的な日程にも対処できた」

    ブレンドン・ハートレー 「経験のおかげで殺人的な日程にも対処できた」

    トロ・ロッソのブレンドン・ハートレーは、経験を積んで成熟したことで、2017年後半の殺人的なスケジュールに対処することができたと振り返る。

    ポルシェのワークスドライバーとしてFIA世界耐久選手権に参戦していたブレンドン・ハートレーは、F1の最終4戦に急遽トロ・ロッソのレースドライバーとして召集され、念願のF1デビューを果たした。

    それにより、ブレンドン・ハートレーは、プチルマン以降、8週間連続で8つのイベントをこなすことになった。

    米国でのプチルマンの後、ブレンドン・ハートレーは、日本(WEC)、米国(F1)、メキシコ(F1)、中国(WEC)、ブラジル(F1)、バーレーン(WEC)を飛び回り、F1最終戦のアブダビGPへ臨んだ。

    「たぶん8年前だったら対処できなかったと思う・・・プレッシャーや様々なストレスなど、すべてのことを管理することはできなかっただろう」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「自分が対処できたことにかなり満足している。疲れを感じたこともあったし、ちょっと元気のないときもあった。最後の3つはかなりの時差があったので、さらにそう感じた」

    「チームは必要のないときに過負荷をかけないという点で本当に良くしてくれたし、状況をシンプリで合理的なものにしてくれた」

    ブレンドン・ハートレーは、トロ・ロッソがホンダのF1パワーユニットを搭載する2018年もチームに残留することが決定。今後のチャレンジに立ち向かうことを楽しみにしていると語る。

    「オースティンでの初レースは、僕のキャリアで本当に大きな瞬間だった」とブレンドン・ハートレーは振り返る。

    「愚かなことをせずに一歩ずつ進めていく必要があることはわかっていたし、それが出来たと思う」

    「F1ドライバーとしてフルシーズンを戦う契約を結んだことで、今は肩の荷が下りた。誇りに思っているし、希望に満ち溢れている。自分にはそれができると信じている」

    「でも、自分がたくさんのハードワークをやってきたし、他のドライバーのことを心からリスペクトしている。もちろん、彼らだってハードワークをしているし、とても優れている」

    「この先のチャレンジは承知している。でも、それについて興奮しているし、期待を持っている」

  • ブレンドン・ハートレー 「いつかバサースト1000に出場したい」

    ブレンドン・ハートレー 「いつかバサースト1000に出場したい」

    トロ・ロッソのブレンドン・ハートレーは、将来いつかバサースト1000に参戦したいと語る。

    1000kmのツーリングカーレースであるバサースト1000は、毎年6.21kmのマウントパノラマ・サーキットで開催され、オーストラリアのモータースポーツの頂点として広く知られている。ポルシェでチームメイトだった同じニュージランド出身のアール・バンバーは、2018年にバサースト1000に出場することになっており、ブレンドン・ハートレーもいつか参戦したいと語る。

    「バサーストは大好きだし、2012年にバサースト12時間を走った。世界で最高のトラックのひとつだと思う」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「いつかやっていみたいけど、来年は絶対にない。F1に完全に集中しているからね。でも、特に世界の僕たちの側ではリストをチェックしたい素晴らしいレースだ」

    ブレンドン・ハートレーは、オーストラリア・ニュージランドでは、バサースト1000はル・マン24時間レースと同じくらい有名だと主張する。

    「かなり認知されているし、バサーストのことを聞けば、全員がどれくらい特別なトラックかを知っている」と2017年のル・マン ウィナーであるブレンドン・ハートレーはコメント。

    「耐久レースという点では、ル・マンが最大だ。30万人がそこにいて、特別なものだ。雰囲気は素晴らしいし、多くの努力がそこに注がれる」

    「バサーストは、世界の僕たちの側では同じだ。1000のためにバサーストに行ったことはないけど、いつかやってみたいリストに載っているのは確かだ」

    マウントパノラマ・サーキット

  • トロ・ロッソ、ホンダとの契約によって健全な予算を確保

    トロ・ロッソ、ホンダとの契約によって健全な予算を確保

    トロ・ロッソは、ホンダとの新しいエンジンパートナーシップによって健全な予算を確保。チーム代表のフランツ・トストは、そのおかげでトロ・ロッソは労働力を強化する機会を得ることができたと述べた。

    トロ・ロッソは、2018年からホンダを新たなパートナーに迎える。ワークスチームとしてホンダからF1パワーユニットを独占供給を受け、エンジンコストはホンダが負担するとされている。

    ハースF1チームはフェラーリに年間2000万ユーロ(約26億5600万円)のコストを支払っているとされており、トロ・ロッソは、今年ルノーに支払っていたエンジンコストをその他の予算として使うことができるとともにホンダの技術リソースも活用できる。

    フランツ・トストは、ホンダとの契約のおかげでトロ・ロッソは研究開発部門に必要なスタッフを増員する機会を得ることができたとし、2018年F1マシン『STR13』の開発をプッシュできると期待している。

    「予選はひとつの話だが、インフラの構築とは別の話だ」とフランツ・トストはコメント。

    「そのような全てには時間がかかる。R&D側で緊急に何かを行う必要がある場合は、もちろん我々のリソース内でプッシュしていく。しかし、我々はそれをやっていかなければならないので、何名が新しい人材を招いている」

    一方、当初、トロ・ロッソは、姉妹チームと同じルノー製のパワーユニットを搭載することを前提に、レッドブル・レーシングと同じリアエンドを使用する予定だったが、ホンダにパワーユニットを切り替えたことで、変更を強いられることになったと語る。

    「我々は2018年にむけてまったく異なる計画を立てていた。レッドブル・レーシング、もしくはレッドブル・テクノロジーの完全なリアエンドを使用したいと思っていた」とフランツ・トストはコメント。

    「だが、我々は異なるエンジンのため、もはやそうではない。我々は成功するためにこのプロジェクトに人材を迎え入れる必要がある。だが、それは正常なプロセスだ」

  • レッドブル 「ホンダとトロ・ロッソの提携には非常に満足している」

    レッドブル 「ホンダとトロ・ロッソの提携には非常に満足している」

    レッドブル・レーシングとトロ・ロッソの両方を監督する対場にああるモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコが、2017年シーズンを振り返るとともに、2018年シーズンへの展望を語った。

    レッドブル・レーシングは、シーズン後半には勝利を争えるポジションまで挽回したものの、スタートで出遅れ、ルノーのF1パワーユニットにトラブルが多発したこともあり、コンストラクターズ選手権を3位で終えた。

    「シーズンのスタートは良いものではなかった」とヘルムート・マルコはレッドブルの2017年シーズを振り返る。

    「我々は相関関係に問題を抱えており、競争力に欠けるシャシーでシーズンをスタートせざるを得なかった。我々はヨーロッパシーズンの初戦となるバルセロナでそれを変えることができた。ブダペスト以降は競争力のあるシャシーを持っていたと言える。傑出したシャシーを持っていたと言っても過言ではないだろう! エンジン面では多くの信頼性問題を抱えていたことは秘密ではないし、それがエンジンメーカーのさらなるパワー開発を妨げていた」

    「ドライバーに関しては、リカルドはシーズン前半に少し苦しんでいたが、その後は適応し、いくつかの場面では、マックスと同じ、時には速いこともあった。私の意見では、二人のドライバーは昨シーズンから発展している。彼らはお互いを次のレベルへと押し上げたし、来年はトップへと進むことを期待している」

    「状況によって・・・もしくは運と言っておこう・・・我々は10以上のDNFがあった。想像してみてほしい! この抜きんでた記録がそれ自体を物語っている。それがなければ、我々は両方のチャンピオンシップでさらに上位にいただろう。おそらく2位は我々のものだっただろう」

    ヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドよりもダニール・クビアトを評価していると見られているが、「マックスをひいきしたことはない!」と反論。

    「だが、予選では大部分で彼の方が速かった。彼のシーズンは7つのDNFによって簡単ではなかったし、実際、彼の士気が下がっていたこともあった。だが、それは彼にとって険しい学習プロセスだったが、彼は以前よりも向上した。2つの勝利がその証拠だ。我々にはナンバー1はない。二人のドライバーが同等の扱いを受けている。順位関係を定義するのは彼ら次第だ。私は常に速い方を好むだろうがね!(笑)

    トロ・ロッソは、シーズン途中に二人のドライバーを交替することになり、最終的にルノーに逆転されてコンストラクターズ選手権を7位で終えている。

    「トロ・ロッソはそれなりのスタートを切った。そのあと、彼らは信じられないような信頼性問題に遭遇した。信じられないくらいのね!」とヘルムート・マルコはコメント。

    「クルマの開発という面でも、本来の開発ができなかった。彼らは今、来年、そして、ホンダとの協力に集中している。発表以来、すべての努力が注ぎ込まれている」

    「ドライバー? シーズンをスタートしたドライバーは最後にはいなくなってしまった!(笑) カルロス(サインツ)はルノーにローン移籍となり、(ダニール)クビアトはいなくなったので、トロ・ロッソはシーズン途中に2枚の白紙のページとともに再スタートしなければならなかった。環境を考えれば、(ピエール)ガスリーとブレンドン(ハートレー)は本当にうまくやったと思う。良いニュースは、もうブランドンはポルシェとF1の間で行ったり来たりしなくてもいいということだ。来年、トロ・ロッソには非常に有望なドライバーラインナップがいると確信している」

    ダニール・クビアトは自分自身にプレッシャーをかけて自滅したが、「残念ながら、我々には理由はわからない」とヘルムート・マルコは語る。

    「おそらくそれが原因で我々はそれ治すことができなかった。F1での初年度に彼は覚醒したし、しばしばリカルドよりも速かった。それが理由で我々は彼をレッドブル・レーシングに昇格さえた。だが、その後、突然に彼は下降していった。残念ながら、そのようなことは起こるものだ。我々は1度ならず彼に公正なチャンスを与えたが、彼は自分のポテンシャルを生かすことができなかった。そのようなことは起こるものだ」

    また28歳というトロ・ロッソにしては遅咲きでのF1デビューを果たすことになったブレンドン・ハートレーについては「我々には準備ができているジュニアドライバーはいなかったので、周りを見渡し始めた。実際、ブレンドは20歳のように見える。ティーンネイジャーにさえ見えるかもしれない!(笑) それでも、そうだね、ブレンドンを雇うのは標準外のことだった。異なるストーリーだ。我々は彼に満足している」とヘルムート・マルコは語る。

    2018年にトロ・ロッソはホンダのエンジンを搭載する。そして、2019年にはレッドブル・レーシングがホンダのエンジンを搭載する可能性も取り沙汰されている。

    「我々はトロ・ロッソとホンダの協力に非常に満足している」とヘルムート・マルコは語る。

    「トロ・ロッソは、競争力のあるシャシーを造ることに全力を注いでいる。我々はホンダを信じている。そうでなければ、契約を締結することはなかった。彼らの施設と勝利への決意にはとても感銘を受けている。すべてをまとめられるかどうかの問題であり、その瞬間は皆が予想しているよりもはやく訪れると信じている。我々は非常に密接に観察していくことになる。2018年以降はすべてがオープンだ!」

    2018年、ルノーのカスタマーにはマクラーレンが加わる。レッドブルのルノー製F1パワーユニットを搭載するチームのなかでトップの座を維持できるだろうか?

    「これまでルノーは常に我々に対してフェアだった」とヘルムート・マルコは語る。

    「我々は今年の教訓から学んだ。我々はバルセロナのテストで競争力のあるシャシーを示すことができなかった! 我々はスケジュールや冬の準備の方法を変更した。F1は競争だ。彼らが良くなるのであれば、我々はさらに懸命に作業しなければならない」

    「信頼性のあるパワーユニットが得られれば、良いパフォーマンスを発揮できるはずだ。より多くの馬力があれば、我々はメルセデスにもっと近づけるはずだ。実際、ヴォルフは水晶玉でそのようなシナリオを見ることになるだろう。エキサイティングなシーズンになるだろ。それは確かだ」

  • ピエール・ガスリー 「トロ・ロッソ・ホンダはF1に旋風を巻き起こす」

    ピエール・ガスリー 「トロ・ロッソ・ホンダはF1に旋風を巻き起こす」

    ピエール・ガスリーは、ホンダが今年の勢いを維持できれば、2018年にトロ・ロッソ・ホンダが“いい意味”でサプライズをもたらすことになると考えている。

    ホンダは、マクラーレンとの3年間のパートナーシップを終え、2018年からはトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給。F1体制も変更して準備を進めている。

    ホンダのパフォーマンスと信頼性の由々しき実績はトロ・ロッソの不安要素でもあるが、2018年に『レッドブル・トロ・ロッソ・ホンダ』のドライバーを務めるピエール・ガスリーは、ミラクルは期待してはいないものの、ホンダが着実な進歩を続けれることができれば、チームはF1にサプライズをもたらせると感じている。

    「ブラウンGPのようなシーズンは期待していないけど、サプライズを起こせるかもしれないし、そうなれば本当に嬉しいね!」とピエール・ガスリーは GPUpdate にコメント。

    「ホンダの目標は、速いエンジンを造れることを全員に証明することだし、僕たちは彼らのエンジンを搭載する唯一のチームなので、彼らは僕たちにベストな処置をするために妥協することなく、やれるすべてのことをしてくれると確信している」とピエール・ガスリーはコメント。

    「それは本当にポジティブなことだと思うし、彼らにはシーズン開幕までに改善するための時間がさらに3~4か月ある」

    「現時点で彼らはかなり改善している。マクラーレンを見れば、6ヵ月前と比較してはるかに良くなったし、彼らがその勢いを維持できれば、良い前進を果たして、良い意味でみんなを驚かせることになると思う。それが実現することを願おう」

    今年、ピエール・ガスリーはホンダとともに日本でスーパーフォーミュラに参戦。F1アメリカGPを欠場してまでスーパーフォーミュラのタイトル獲得を目指したが、台風によって最終戦鈴鹿が欠場となったことでコース上で決着をつけることができないままランキング2位でシーズンを終えた。

    悔しさの残る日本でのシーズンとなったが、ピエール・ガスリーは日本を“第2の故郷”だと語り、鈴鹿に戻るのを楽しみにしていると語る。

    「今年、僕は間違いなくフランスよりも日本で過ごす時間の方が長かった」とピエール・ガスリーは JSPORTSが放送したドキュメント番組 「~ピエール・ガスリー 勝利への執念~」 でコメント。

    「僕にとって日本は第2の故郷だ。ここで過ごした時間は大切に思っている。レースでは大勢のファンが応援してくれてとても嬉しかったし、感動した」

    「来年、日本GPで鈴鹿に戻ってきたときは素晴らしいレースを見せたいと思う。最高のオーバーテイクシーンを日本のファンに披露するよ」