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  • トロロッソ・ホンダ:F1日本GP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1日本GP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第17戦 日本GPへの意気込みと舞台となる鈴鹿サーキットについて語った。

    鈴鹿が特別な一戦であることは言うまでもない。トロロッソとともに、ホームの熱狂を味わうのを楽しみにしている。情熱的なファンと独特な8の字型のコースが生み出す、ドラマティックなレースが待っている。

    時速300㎞以上で通過する130Rのようなコーナーもあり、高速かつ流れるようなレイアウトには、バランスの取れたセットアップが不可欠。パワーユニットにとっても大きなチャレンジとなる。

    ピエール・ガスリー
    「昨年スーパーフォーミュラにホンダから参戦していた僕にとって、日本は第2のホームです。レース、そしてサーキット以外でも本当に特別な時間を過ごすことができましたし、日本にはすばらしい想い出がたくさんあります。僕は日本の文化、そこで暮らす人々の考え方や精神がとても好きです。昨年、ホンダからスーパーフォーミュラに参戦したことで、彼らがどのように仕事に取り組むのか、その姿勢を学ぶことができましたし、それは今シーズンでも非常に役立っています。日本にF1ドライバーとしてホンダと共に戻ることを、ずっと心待ちにしていました。鈴鹿サーキットでのレース前には、さまざまなホンダの施設を訪ねる予定になっているので、それも楽しみにしています。レースでは、観戦に来てくれる日本人ファンの声援に応えられるような結果を獲得したいです。世界最高峰のサーキットの一つである鈴鹿サーキットを走るのは大好きです。かの有名なS字コーナーが配置された最初のセクションは、ドライバーにとって本当にすばらしいチャレンジになります。カレンダー上で見ても、最もすばらしいコーナーの一つだと思います。スピードがあるのはもちろん、マシンの限界も試されるコーナーですからね。また、元F1ドライバーのジュール・ビアンキが亡くなった場所でのレースは、僕にとっては非常に感慨深いことでもあります。鈴鹿サーキットに行く際は、黙祷を捧げるために、必ず彼がクラッシュを起こした場所を訪れています」

    ブレンドン・ハートレー
    「鈴鹿サーキットは間違いなく年間カレンダーのハイライトの一つです。特に高速セクションであるセクター1は、F1に携わる人間ならだれもが一度は口にしたことがあるでしょう。現代のF1マシンをもってしても限界までプッシュしなくてはいけないセクター1は、ドライバーにとって最もマシンのすばらしさを感じられるセクションだと思います。過去には鈴鹿サーキットをシミュレーターで走ったことがありますし、今回のレースに向けて数週間前も走りました。世界耐久選手権シリーズでは、富士スピードウェイで合計4度のレースに参戦しました。富士では1勝を挙げており、何度か3位表彰台も獲得するなど、いい成績を残しています。日本人ファンの情熱的な応援も印象に残っていますね。鈴鹿サーキットでは、ホンダ、そしてトロロッソのファンからの盛大な応援を受けられることを期待しています。日本に行くのは大好きなので、レースが今から待ちきれません。ソチでのロシアGPが終わったらすぐに日本へ向かい、鈴鹿にあるHRD Sakuraを含め、ホンダの施設をいくつか訪れる予定です。ホンダのパワーユニットを積んでの鈴鹿でのレースは、僕たちにとって非常に大切な大会です。日本のファン、そしてホンダのためにもいい走りを見せて、ポイントを獲得できることを願っています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今年の日本グランプリは1987年の初開催から30回目、またその歴史の中で初めてホンダが大会の冠スポンサーを務める記念すべき大会となります。鈴鹿サーキットはそのテクニカルでチャレンジングなレイアウトゆえ、多くのドライバーに愛されてきました。第一セクターのS字コーナーや、ハイスピードで駆け抜ける130Rに加え、年間カレンダーで唯一、8の字型の立体交差を有するなど、ユニークな特徴を持ったサーキットです。パワーユニットとしては、連続する中速コーナーに対応するためのドライバビリティーやエネルギーマネジメントの設定が課題になります。トロロッソ・ホンダとして初めての日本グランプリですが、ドライバーやチームメンバーはファクトリーを訪れるなど、到着直後から多忙な日々を送っています。今回のレースでは、先週のロシアGPの金曜日に初投入した新型スペックのパワーユニットを使用します。チームとして日本のファンの皆さまへのお披露目レースで、トロロッソと一緒に力強い走りを見せられればと思っています」

    関連:2018年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ 「ホンダの“スペック3”F1エンジンはルノーを上回った」

    トロロッソ 「ホンダの“スペック3”F1エンジンはルノーを上回った」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダのアップグレード版“スペック3”F1エンジンはエンジン勢力図でルノーの前に出たと考えている。

    ホンダは、F1ロシアGPの初日にパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したパワーユニット(PU)を投入。予選と決勝では、新たなPUのセッティングに関してさらなる調整が必要と判断して前戦に使用したスペックのPUに戻したが、トロロッソはホンダのアップグレート版F1パワーユニットが大幅な前進を果たしたと称賛している。

    「ホンダは大きな前進を果たした」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「昨日、我々はクルマに新スペックを搭載したが、本当に素晴らしいものだった」

    アップグレードによってホンダのF1エンジンはルノーを捕えたと感じているかと質問されたフランツ・トストは「完全なパッケージではルノーの前にいる」とコメント。

    「昨日はクルマに新スペックを乗せていたが、グリッド後方からスタートしなければならないので、マイレージをセーブし、微調整を行うためにスペック2に戻すことを決めた」

    「鈴鹿では我々はそれを走らせるだろう」

    ホンダの新しいパワーユニットは内燃エンジンに大幅にアップグレードされただけでなく、他のコンポーネントもマイナーアップデートが施され最適化されている。

    フランツ・トストは、ホンダは2019年版のF1パワーユニットに同じデザインを継続することはないと認める。

    「変更されるが、詳細について話したくはない。それらは本当に良い形で進んでいるとだけ言っておこう」とフランツ・トストは述べた。

    レッドブル・レーシングのドライバーであるマックス・フェルスタッペンは、2019年にホンダのF1エンジンを搭載することが決定して以降、数回ホンダと話し合いの場を設けている。

    マックス・フェルスタッペンも、ホンダのF1パワーユニットがルノーを抜いたとのフランツ・トストの意見に同意していると語った。

    今週初め、ホンダは2019年にルノーと同じレベルでシーズンをスタートすると語っていたマックス・フェルスタッペンは「僕たちは来年ホンダと走ることについて全てが確認された後、すぐにそこに多くの注意を払っているのは確かだ」とコメント。

    「彼らが果たしている進歩を間違いなく確認できると思うし、今週末は非常にポジティブだった」

    スペック2に戻してF1ロシアGPに挑んだトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーともにマシントラブルによりわずか4周でレースをリタイアしている。

  • トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ロシアGPの決勝レースで、ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにスタート早々にメカニカルトラブルによりリタイアした。

    第16戦ロシアGP、決勝レースが午後2時10分より行われた。ソチは朝から厚い雲に覆われ、時折り降雨に見舞われる天候だったが、決勝レースは気温23℃のドライコンディションでスタートを迎えた。

    トロロッソ・ホンダの2台は、パワーユニット(PU)交換によるペナルティでグリッド降格となり、ピエール・ガスリーが9列目17番手、ブレンドン・ハートレーが最後尾20番手からスタートした。

    午後2時10分にフォーメーションラップがスタートし、53周のレースが幕を開けた。しかし、スタート直後から2台ともにブレーキ関連のトラブルに直面した。ブレンドン・ハートレーは1周を終え当初の戦略通りにピットインし、レースに戻るが、ブレーキの状態に変化はなく4周を走行しピットに戻りリタイア。ピエール・ガスリーもほぼ同タイミングでピットインし、リタイアとなった。

    F1 第17戦 日本GPは、三重県鈴鹿サーキットで10月5日~7日に行われる。

    ピエール・ガスリー (リタイア)
    「レースがスタートしてすぐに、ブレーキペダルに違和感を感じました。ブレーキの戻りが悪く、その症状はすぐに悪化していきました。そして3周目の4コーナーでブレーキを踏み込んだとき、ブレーキが効かなくなり、フロントのブレーキを完全に失ってしまったため、リタイアせざる得ない状況となってしまいました。これからデータを見返し、なにが原因だったかをはっきりさせる必要があります。しかし、なにより、あまりにも早い段階で2台ともレースリタイアとなってしまったことが悔しくてたまりません」

    ブレンドン・ハートレー (リタイア)
    「スタートはうまく決まり、5コーナーでピエール(・ガスリー)を抜くことができました。ちょうどマクラーレンのマシンにアタックを仕掛けようとしていたとき、ブレーキがおかしいことに気づきました。無線でピットに報告し、当初からの予定通りにピットストップを行うことにしました。少し無茶ではありましたが、前日までの走行でタイヤの持ちとペースに手応えを感じていたので、決勝レースのほとんどをソフトタイヤで戦う作戦を立てていました。しかしピットアウトした瞬間にブレーキペダルが効かなくなり、リアがロックしてそのままスピンしてしまいました。チーム内で両マシンに同じ症状が同じタイミングで起こりましたが、次戦のために早急に原因をチームが解明してくれるはずです。 金曜日に使用した新しいPUのパフォーマンスにはみんながワクワクしていますし、鈴鹿でのレースを楽しみにしています」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「両マシンがリタイアという結果になり、トロロッソにとってとても悔しい日曜となってしまいました。原因は解明中ですが、フロントのブレーキが熱を持ってしまい、キャリパーのピストンの一つが戻らない現象に陥ってしまいました。これが原因でブレーキフルード(ブレーキオイル)がオーバーヒートを起こし、ブレーキペダルが戻らなくなってしまったようでした。よって、残念ながら両マシンともリタイアせざる得ない状況となってしまいました。マシンはパルクフェルメにて車両保管されていたので、もちろん昨日からなにもマシンへの変更は行っておらず、なにが原因だったのかを解明する必要があります。このレースウイークでのポジティブな面は、ホンダの新しくアップグレードされたPUですばらしい進化を見られたことです。 これから気持ちを切り替え、鈴鹿でのレースがいい一戦となるよう、チーム一丸となり万全に準備していきたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「週末を通してチームメンバー全員が懸命に作業してきただけに、スタート直後にトラブルにより2台ともがレースを終えなければいけなかったことは非常に残念でした。金曜には日本グランプリが迫っていますので、ここからは気持ちを切り替えて準備を進めます。日本のファンの前でいいレースができればと思っています」

    関連:F1ロシアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが今季8勝目!メルセデスが1-2!

  • トロロッソ 「ブレーキが原因不明のオーバーヒートを起こしていた」

    トロロッソ 「ブレーキが原因不明のオーバーヒートを起こしていた」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1ロシアGPの決勝レースでトロロッソ・ホンダの2台に発生したブレーキトラブルについて語った。

    トロロッソ・ホンダの2台は、パワーユニット(PU)交換によるペナルティでグリッド降格となり、ピエール・ガスリーが9列目17番手、ブレンドン・ハートレーが最後尾20番手からスタートした。

    しかし、スタート直後から2台ともにブレーキ関連のトラブルに直面。ブレンドン・ハートレーは1周を終え当初の戦略通りにピットインし、レースに戻りるが、ブレーキの状態に変化はなく4周を走行しピットに戻りリタイア。ガスリーもほぼ同タイミングでピットインし、リタイアとなった。

    フランツ・トストは「両マシンがリタイアという結果になり、トロロッソにとってとても悔しい日曜となってしまった」とコメント。

    「原因は解明中だが、フロントのブレーキが熱を持ってしまい、キャリパーのピストンの一つが戻らない現象に陥ってしまった。これが原因でブレーキフルード(ブレーキオイル)がオーバーヒートを起こし、ブレーキペダルが戻らなくなってしまったようだ。よって、残念ながら両マシンともリタイアせざる得ない状況となってしまった」

    「マシンはパルクフェルメにて車両保管されていたので、もちろん昨日からなにもマシンへの変更は行っておらず、なにが原因だったのかを解明する必要がある」

    「このレースウイークでのポジティブな面は、ホンダの新しくアップグレードされたPUですばらしい進化を見られたことだ。これから気持ちを切り替え、鈴鹿でのレースがいい一戦となるよう、チーム一丸となり万全に準備していきたいと思う」

    関連:F1ロシアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが今季8勝目!メルセデスが1-2!

  • トロロッソ代表、2019年のダニエル・ティクトゥム起用の可能性を除外

    トロロッソ代表、2019年のダニエル・ティクトゥム起用の可能性を除外

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ダニエル・ティクトゥムが2019年の2つ目のトロロッソ・ホンダのシートの候補ドライバーから除外した。

    トロロッソ・ホンダは9月29日(土)、2019年にレッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトがチームに復帰することを発表。だが、もうひとつのシートについてはまだ未確定となっている。

    レッドブルのジュニアドライバーであるダニエル・ティクトゥム(19歳)は、現在ヨーロッパF3選手権でタイトルを争ってるが、最近ミック・シューマッハに物議を醸すコメントをしており、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナは、ダニエル・トィクトゥムはF1への準備ができていないと語っていた。

    トロロッソのチーム代表フランス・トストもクリスチャン・ホーナーと同意見のようだ。

    「彼は才能あるドライバーだが、F1に進むにはまだ時期尚早だと思う」とフランツ・トストはコメント。

    「彼にはスーパーフォーミュラやF2であと1~2年が必要だ。現在、F1は非常に複雑でとても速い。現在のレギュレーションではF3から直行するのは非常に困難だ」

    また、ダニエル・ティクトゥムは、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを満たしていない。

    フランツ・トストは「スーパーライセンスルールは気に入っている。F1に来るドライバーが必要なスキルと経験を有しているということだからね」と語った。

    メディアの報道では、2019年のトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトのチームメイト候補としてパスカル・ウェーレインやミック・シューマッハの名前を挙げている。

    しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ブレンドン・ハートレーがシートを維持する可能性もあると語る。

    「彼には自分を証明するために残りのシーズンがある。彼はピエール・ガスリーを倒さなければならないし、彼もそれをわかっている。だが、彼をクルマに残すことは最悪の解決策ではない」

    また、ヘルムート・マルコは、エステバン・オコンが“すべての契約からフリーになる”のであればドライバー候補として検討すると主張しているが、メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフもオコン自身もメルセデスの支援を受け続けると語っている。

  • トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ロシアGPの予選で、ピエール・ガスリーが13番手、ブレンドン・ハートレーが12番手だった。戦略的パワーユニット(PU)交換によるペナルティにより、2台は後方グリッドから決勝レースに挑む

    第16戦ロシアGPは2日目を迎え、FP3と予選が行われた。トロロッソ・ホンダは、プラクティスに向けて、PUを前戦に使用したスペックのものに交換した。

    昨日のプラクティスの中で、新たなPUのセッティングに関してさらなる調整が必要と判断した上での決定となり、ロシアGPの予選、決勝ともに前戦と同じ仕様で走行する。なお次週の日本GPでは、昨日使用した最新の仕様が投入される見込みとしている。

    FP3で、トロロッソ・ホンダの2台は、ともにハイパーソフトタイヤでの走行を行い、アタックシミュレーションやロングランなど、予定通りのプラグラムを進め、多くの周回をこなした。21周を走行したピエール・ガスリーは1分35秒125、22周を走行したブレンドン・ハートレーは1分36秒033がベストタイムとなり、ガスリーが12番手、ハートレーが16番手でプラクティスを終了した。

    午後3時、天候は曇り、気温23度、路面温度31度のコンディションで予選が行われた。18分間のQ1、1セット目のタイヤでガスリーが1分34秒383、ハートレーが1分35秒037とベストタイムマーク。Q1終盤、2セット目のアタックに出た2人は、ともに1セット目のタイムを上回ることはできず、ガスリーが13番手でQ2進出を果たし、ハートレーは16番手でQ1敗退となった。

    トロロッソ・ホンダの2台はPU交換によるグリッドダウンのペナルティにより、後方からのスタートが決定していることもあり、ガスリーはQ2を走行せずに予選を終えた。Q2では、5台が走行せずにセッションが終わったため、ガスリーはQ1と同じ13番手となっている。

    トロロッソ・ホンダのほか、3台がPU交換でペナルティによるグリッドダウンを科されることとなっているが、その他のペナルティが絡むこともあり、公式なスターティンググリッドについてはFIAからのアナウンスを待つ形になる。

    ロシアGP決勝レースは9月30日(日)午後3時10分(日本時間午後9時10分)にスタートする。

    ピエール・ガスリー (13番手)
    「昨日搭載した新しいエンジンは改善された点がたくさんありすばらしい性能を見せたので、残りのシーズンにマイレージを取っておくため、このレースウイークの残りは前のスペックのエンジンに載せ換え戦うことにしました。マシンの仕上がりにはとても満足していて、ペナルティのためにグリッド後方からスタートしなくてはならないのはとても残念です。昨年のレースを見る限りではこのコースでのオーバーテイクは難しいように見えます。しかし、シャシーの仕上がりには手応えを感じているのでレースには自信があります。タイヤの摩耗が明日の決勝の大きなカギとなるので、そのための作戦を立てたいと思います。明日は最大限に攻めて、想像しなかったようないい結果でレースを終えられるようにがんばります」

    ブレンドン・ハートレー (16番手)
    「明日はペナルティでグリッド降格が決まっていたので、この大会では予選をあまり重視していませんでした。このレースウイークには新しいPUを使わないことにしましたが、Hondaにとって昨日は性能を確かめるいい準備の一日になりました。新しいPUは明らかに速く改善されていて、次の日本GPで最大のパフォーマンスを引き出せるようにこれから準備したいと思います。グリッド後方からのスタートということもあり、明日のレースは僕たちにとってタフな一戦になるであろうと予想しています。しかし、昨日のソフトタイヤのロングランでの走行は感触がよかったので、明日の決勝レースでなにかトライできることができるのではないでしょうか。このコースでは過去のレースでアクシデントも起こっていて、スタートライン後の長いストレートを抜けた先には狭く難しい1コーナーが待っています。明日の決勝では何が待ち受けているかわかりませんが、できる限りの力で戦います!」

    ギヨム・ドゥゾートゥ (トロロッソ 車体パフォーマンスマネージャー)
    「FP3では、両マシンで予定していたプログラムを完了することができました。グリッド降格も考慮して、今日は通常のFP3ではあまり行わないロングランを試すことにしました。そのおかげで両ドライバーには、このレースウイークで我々が重視している『決勝レースでの燃料とタイヤのマネジメント』の感覚をさらにつかんでもらうことができました。PUを元に戻したことによって、ストレートでの戦力的には昨日に比べれば少し落ちたかもしれません。新しくアップデートされたPUのキャリブレーションやシャシートのマッチング調整を行う必要があると感じたため、この決断に至りました。グリッド降格は元々決定していたので、Hondaのこの決断には我々も完全に納得しています。予選セッションは計画通りに進み、ピエールがアタック1周目から速さを見せQ1を見事に突破してくれました。スリップストリームをうまく使ったことによってタイムアップにつなげていましたが、Q2に進出できるペースで常に走れていたと思います。ペナルティで降格が決まっていたので、Q2で無理をすることはしませんでした。ブレンドンは予選で少し苦戦をし、Q2へ進出できる速さを1周目で見せることはできませんでした。アタック2周目にはシロトキン選手(Williams)が原因となった黄旗の影響により、アタックのチャンスを失ってしまいました。中団グループで戦うため、特にハイパーソフトからスタートするマシンたちの対策に重点を置いて、決勝レースでの戦略オプションをさらに検討し明日の決勝に挑みたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「昨日のFP1とFP2の走行の中で、新スペックのPUのパフォーマンスについていい手ごたえを得ることができました。一方で、実戦投入に向けてはPUのマッピングや車体とのマッチングなど、まだいくつか調整を必要とする部分を確認したため、今日と明日のセッションには使用せず、前戦までのスペックに戻す決定をしました。次戦の鈴鹿までには十分な煮詰めを行い、新スペックのPUとともに臨みたいと思っています」

    FP3前PU交換に際してのコメント
    今日は昨日使用したスペックのPUから、前戦まで使用していたスペックのPUに戻してセッションに臨みました。それもあり、ここまでトロロッソ・ホンダのメカニックとエンジニアには非常に忙しい週末になっています。今日のセッションは普段よりもロングランにフォーカスしたプログラムでしたが、昨日と同様にマシンの感触は悪くありませんし、明日に向けてはいい手応えを感じています」

    関連:F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!

  • トロロッソ 「PUを元に戻すというホンダの決断には完全に納得している」

    トロロッソ 「PUを元に戻すというホンダの決断には完全に納得している」

    トロロッソの車体パフォーマンスマネージャーを務めるギヨム・ドゥゾートゥが、トロロッソ・ホンダのF1ロシアGPでの予選と旧スペックに戻すというホンダの決断について語った。

    トロロッソ・ホンダは、プラクティスに向けて、パワーユニット(PU)を前戦に使用したスペックのものに交換した。昨日のプラクティスの中で、新たなPUのセッティングに関してさらなる調整が必要と判断した上での決定となり、ロシアGPの予選、決勝ともに前戦と同じ仕様で走行する。

    ギヨム・ドゥゾートゥは、パワーユニットを旧スペックに戻すというホンダの決断には完全に納得していると語る。

    「PUを元に戻したことによって、ストレートでの戦力的には昨日に比べれば少し落ちたかもしれない。新しくアップデートされたPUのキャリブレーションやシャシートのマッチング調整を行う必要があると感じたため、この決断に至った。グリッド降格は元々決定していたので、ホンダのこの決断には我々も完全に納得している」

    フリー走行3回目では、トロロッソ・ホンダの2台は、ともにハイパーソフトタイヤでの走行を行い、アタックシミュレーションやロングランなど、予定通りのプラグラムを進め、多くの周回をこなした。

    「FP3では、両マシンで予定していたプログラムを完了することができた。グリッド降格も考慮して、今日は通常のFP3ではあまり行わないロングランを試すことにした。そのおかげで両ドライバーには、このレースウイークで我々が重視している『決勝レースでの燃料とタイヤのマネジメント』の感覚をさらにつかんでもらうことができた」

    予選ではブレンドン・ハートレーがQ1で敗退。ピエール・ガスリーはQ2に進出したが、後方からのスタートが決定していることもあり、Q2を走行せずに予選を終了。Q1と同じ13番手となった。

    「予選セッションは計画通りに進み、ピエールがアタック1周目から速さを見せQ1を見事に突破してくれた。スリップストリームをうまく使ったことによってタイムアップにつなげていたが、Q2に進出できるペースで常に走れていたと思う。ペナルティで降格が決まっていたので、Q2で無理をすることはしなかった」

    「ブレンドンは予選で少し苦戦をし、Q2へ進出できる速さを1周目で見せることはできなかった。アタック2周目にはシロトキン選手(ウィリアムズ)が原因となった黄旗の影響により、アタックのチャンスを失ってしまった」

    「中団グループで戦うため、特にハイパーソフトからスタートするマシンたちの対策に重点を置いて、決勝レースでの戦略オプションをさらに検討し明日の決勝に挑みたいと思う」

  • トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトの2019年の起用を正式発表

    トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトの2019年の起用を正式発表

    トロロッソ・ホンダは、2019年のF1ドライバーとしてダニール・クビアトを起用することを正式発表した。クビアトはピエール・ガスリーの後任としてチームに復帰する。

    レッドブルのジュニアプログラムに所属していたダニール・クビアトは、2014年にトロロッソでF1デビュー。翌年にはフェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテルの後任として2016年の第4戦までレッドブル・レーシングのドライバーを務めた。

    マックス・フェルスタッペンと交代するかたちでトロロッソに戻ったダニール・クビアトだが、2017年のF1マレーシアGPでピエール・ガスリーと交代。ガスリーがスーパーフォーミュラに参戦したアメリカGPには出場してポイントを獲得したもののの、そのレースを最後にトロロッソのシートを失い、レッドブルのプログラムからも外された。今年はフェラーリの開発ドライバーを務めていた。

    ダニール・クビアト
    「まず何より、再びF1でレースをする機会を与えてくれたレッドブルとトロロッソに感謝したい。とても良く知っているチームと復帰することを特に嬉しく思う。トロロッソはいつも僕を快適な気持ちにさせてくれていたし、来シーズンもそれは変わらないと確信している。僕のドライビングスキルを信頼してくれたフェラーリにも感謝したい。開発ドライバーとしてF1へのコネクションを保つことができた。僕の業務は主にシミュレーターがベースだったけど、多くのことを学べたし、今はトロロッソを離れたときよりも強くなっていると感じているし、良い準備ができている。再びレースをする希望は決して諦めていなかったし、僕はまだ若い。新しい機会が訪れたときに備えていつも良い状態を保ってきた。チームが僕に期待している結果を出すためにベストを尽くしていくし、再び全てをスタートさせるのが待ち切れない」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「去年、F1デビューを果たして以降のピエール・ガスリーの印象的なパフォーマンスは、来年、アストンマーティン・レッドブル・レーシングでのドライブへと繋がった。十分に相応しいことであり、トロロッソの観点から、ヘルムート・マルコのレッドブル・ジュニア・プログラムのドライバーが再びレッドブル・レーシングにステップアップを果たすことを嬉しく思う。任務完了だ! ダニールの復帰に関しては、彼はF1で新たなチャンスに相応しいと信じている。ダニールは素晴らしい天性のスピードを持つスキルの高いドライバーだ。それは彼のキャリアで何度も証明されている。過去にはいくつか難しい状況に直面しなければならなかったが、それは人間として成熟する時間だったとか確信しているし、コース上での彼の否定できない能力を示すのに役立つだろう。我々は彼に良いパッケージを提供するためにい懸命にプッシュしていくし、彼にもまだポテンシャルを引き出せると感じている。彼が我々のチームに戻り、一緒に成功したシーズンをスタートさせることを嬉しく持っている」

  • トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 金曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 金曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ロシアGP初日のフリー走行で、ピエール・ガスリーが8番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手タイムだった。

    F1は第16戦ロシアGPを迎えた。ソチ郊外の特設サーキットは、2014年冬季オリンピック会場に隣接したサーキット。トロロッソ・ホンダは、今回パフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したPUを投入。

    規定数を超えるPUの使用によりペナルティーは科されるが、次戦鈴鹿での日本GP、そしてシリーズ後半戦を見据えた新PU投入になる。初日の金曜日、午前11時からプラクティス1、午後3時からプラクティス2が行われた。

    プラクティス1が開始された午前11時、気温23℃、路面温度26℃で、路面は滑りやすいコンディション。トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーがウルトラソフトタイヤ、ブレンドン・ハートレーはソフトタイヤでコースインし、1周を走行する。その後、ハートレーもウルトラソフトタイヤに替え、2台はセッティングを進めた。このセッション、ガスリーが1分36秒944で12番手、ハートレーが1分37秒944で19番手となっている。

    午後3時からのプラクティス2は、セッション開始からトロロッソ・ホンダの2台はハイパーソフトタイヤでアタックシミュレーションを行う。最初のセットで、ガスリーが1分35秒665、ハートレーが1分36秒654とプラクティス1のベストタイムを大幅に更新。次のセットでもガスリーが1分35秒137、ハートレーが1分36秒024とタイムアップ。その後、ガスリーはウルトラソフトタイヤで、ハートレーはソフトタイヤで順調にプログラムを消化し、プラクティス2を終えた。プラクティス2では、ガスリーが8番手、ハートレーが16番手となっている。

    F1ロシアGP2日目は9月20日(土)、正午(日本時間午後6時)よりプラクティス3、午後3時(日本時間午後9時)より予選が行われる。

    ピエール・ガスリー (8番手)
    「今日は前向きな結果で終えられた一日でした。特にシンガポールではタフなレースウイークを過ごし、チームとしてペースを取り戻す“答え”を見つける必要があったのでなおさらです。その答えを見つけることができ、今日テストを行った新しくアップグレードしたエンジンに対しても手応えを感じることができました。残り少ないシーズンに向けて、期待が高まったのではないでしょうか。準備してくれたホンダには、本当に感謝しています。PU交換によるペナルティーで日曜日の決勝は後方グリッドからスタートになってしまうので、今週末は予選よりも決勝を重視して進めていきたいと思っています」

    ブレンドン・ハートレー (16番手)
    「日曜日はグリッド後方からのスタートになると分かっていたので、今日は決勝レースでのペースとマシンを速く仕上げることを優先して行いました。僕にとってソチは今回が初めて走るコースですが、一番好きなコースとは言えないかもしれません。ただ、序盤の何周かで学ぶことがたくさんありました。FP1で僕のマシンに小さいトラブルを発見し、FP2ではマシンのフロアを交換しなくてはなりませんでしたが、燃料を多く積んだロングランでは手応えを感じる結果となりました。FP2でもハイパーソフトでのタイムアタックは十分な結果を出せませんでしたが、ロングランのペースという点では前向きな結果を得ることができたと思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「両マシンでのPU交換によりこのレースではグリッド降格のペナルティーを受けることがわかっていたので、それに沿った戦略を立ててきました。グリッド後方から決勝をスタートするので、このレースウイークは予選というよりレースでのロングランを重視しながら行うことにしています。新しいPUでの最初のサーキットでの走行になるので、いいパフォーマンスを引き出すために多くのセッティングの最適化が必要でしたが、FP2を終え振り返ってみると、課題をこなし上手くまとめられたように思えます。PUはすべてにおいてポジティブに見えますし、ホンダにはとても感謝しています! FP1ではいくつかの空力とリアタイヤのテストを行い、サーキットとダイナモでの相関性を向上するためのデータを収集しました。このテストも問題なく行うことができ、結果にも手応えを感じています。ただ、コース上は埃っぽくなりはじめグリップ力も低かったために、FP1ではセッション終了までに完ぺきなマシンのバランスを引き出すことができませんでした。FP1とFP2の間にトラックエンジニアとオペレーションエンジニアが協力して、マシンのバランスとグリップの問題を解決するために懸命にセットアップの変更を行ってくれました。一つの解決策として、FP1で問題を発見したブレンドンのマシンのフロアを交換することにしましたが、FP2の結果を見ると上手く作用してくれたようでした。ペナルティーとこの大会用に選んだタイヤの種類により、FP2では2セットのハイパーソフトをショートラン用として使うことができました。マシンは予選用のセットアップはされていませんでしたが、それでも悪くないパフォーマンスが見られました。ロングランを見据えた走行をタイヤの種類別に2台それぞれに分けて行い、ソフトタイヤでのブレンドンの走行には強い手応えを感じました。一方、ウルトラソフトはまだ改善するべき点が多いように思います。総合的には今日の走行ではいいポジションとして結果を出すことができたので、このレースウイークでの残りの走行での結果に期待したいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は2台のマシンにアップデートしたPUを搭載して走行しました。これによりドライバーは日曜のレースでグリッドペナルティーを受けることになります。新たなPUをSTR13に搭載して走った初めてのセッションでしたが、P1、P2と実際のトラックを走る中で、PUのセッティングを進めました。一部最適化を要する部分はありましたが、総じて問題なく、ポジティブな結果を得られた一日だったと感じています」

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    トロロッソ 「ホンダの新しいパワーユニットは全てにおいてポジティブ」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、ホンダの“スペック3”F1エンジンを含めた新しいパワーユニットを走らせたF1ロシアGP初日のフリー走行の作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、F1ロシアGPにパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したパワーユニットを投入。規定数を超えるパワーユニットの使用によりペナルティーは科されるが、次戦鈴鹿での日本GP、そしてシリーズ後半戦を見据えた新パワーユニット投入になる。

    ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、グリッド降格ペナルティを想定し、レースでのロングランを重視したプログラムを実施。ホンダの新しいいパワーユニットに大きな問題は発生せず、ガスリーは8番手タイム、ハートレーは16番手タイムで初日のセッションを終えている。

    ジョナサン・エドルズは、ホンダの新しいパワーユニットは“すべてにおいてポジティブに見える”とし、レースウイークでの残りの走行での結果に期待していると述べた。

    「両マシンでのパワーユニット交換によりこのレースではグリッド降格のペナルティーを受けることがわかっていたので、それに沿った戦略を立ててきた。グリッド後方から決勝をスタートするので、このレースウイークは予選というよりレースでのロングランを重視しながら行うことにしている」

    「新しいパワーユニットでの最初のサーキットでの走行になるので、いいパフォーマンスを引き出すために多くのセッティングの最適化が必要だったが、FP2を終え振り返ってみると、課題をこなし上手くまとめられたように思う。パワーユニットはすべてにおいてポジティブに見えるし、ホンダにはとても感謝している!」

    「FP1ではいくつかの空力とリアタイヤのテストを行い、サーキットとダイナモでの相関性を向上するためのデータを収集した。このテストも問題なく行うことができ、結果にも手応えを感じている。ただ、コース上は埃っぽくなりはじめグリップ力も低かったために、FP1ではセッション終了までに完ぺきなマシンのバランスを引き出すことができなかった」

    「FP1とFP2の間にトラックエンジニアとオペレーションエンジニアが協力して、マシンのバランスとグリップの問題を解決するために懸命にセットアップの変更を行ってくれた。一つの解決策として、FP1で問題を発見したブレンドンのマシンのフロアを交換することにしたが、FP2の結果を見ると上手く作用してくれたようだった」

    「ペナルティーとこの大会用に選んだタイヤの種類により、FP2では2セットのハイパーソフトをショートラン用として使うことができた。マシンは予選用のセットアップはされていなかったが、それでも悪くないパフォーマンスが見られた。ロングランを見据えた走行をタイヤの種類別に2台それぞれに分けて行い、ソフトタイヤでのブレンドンの走行には強い手応えを感じた。一方、ウルトラソフトはまだ改善するべき点が多いように思う」

    「総合的には今日の走行ではいいポジションとして結果を出すことができたので、このレースウイークでの残りの走行での結果に期待したいと思う」

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