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  • トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第16戦 ロシアGPへの意気込みと舞台となるソチ・オートドロームについて語った。

    公道とクーロズドコースが混在したソチ・オートドロームはグリップが優れていて、ドライバーの限界への挑戦によってハラハラするような光景が繰り広げられる。高速での戦いが予想され、パワーユニットの性能が重要になる。

    ピエール・ガスリー
    「ソチではGP2シリーズで2度、走ったことがあり、2015年には2位表彰台を獲得しました。今年は3年振りにここでレースに挑むことになります。モスクワ・レースウェイ・サーキットでは、ルノー2.0とルノー3.5の両クラスで走ったことがあります。参戦中には観光する時間があったので、モスクワの都心部にある赤の広場や、いくつかの観光スポットを回ったのですが、とてもすばらしかったです。世界中を巡りながら、さまざまな土地を訪れられるというのは、F1ドライバーという仕事の最大の役得の一つかもしれません。ソチ・オートドロームは比較的新しく、少し変わった会場です。14年の冬季オリンピックではメイン会場として使用されていましたが、サーキットを一歩出ると、周りには過去にオリンピックで使用された選手村しかなく、とても不思議な雰囲気が漂っています。同じようなかたちのコーナーがいくつも配されたレイアウトですが、最終セクターの終わりの辺りはかなりテクニカルな構成です。僕たちのマシン特性との相性については、正直まだはっきりとは分かりません。過去数戦を見ても、必ずしも僕たちの予想通りのレースにはなっていませんからね。ここでいい結果を残すことは、翌週の日本GPに向けて弾みをつけるという意味でも重要になります。Hondaのホームレースに向けて、勢いをつけられるようなリザルトを獲得したいです」

    ブレンドン・ハートレー
    「以前イベントに参加するためにロシアを訪れたことはありますが、そのときは一日以下の滞在時間でした。ですので、今週末のレースを非常に楽しみにしています。ソチ・オートドロームは僕にとって初めてのトラックになりますが、先週、シミュレーターでは走りました。前戦シンガポールGPでのパフォーマンスは我々が期待していたものではありませんでしたが、それ以降、マシンの性能を向上させるべく、ファクトリーで努力を続けてきています。ソチでのポイント獲得に向けてポジティブな手応えはだんだん高まっていますし、今週末のレースが最近の悪い流れを断ち切るきっかけになることを願っています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今週末はロシアGP、続いて連戦で我々のホームレースとなる鈴鹿に向かいます。例年春先に開催されていたロシアGPですが、今年は秋の開催に変更となりました。ただ、予報では気温は20℃半ばと、穏やかな天候が続くようです。レースが行われるソチ・オートドロームは、ソチオリンピックが開催された敷地に設置され、一部公道も含んだサーキットです。荒れた路面が多いストリートサーキットにしては珍しく、路面が非常にスムーズなために、タイヤには優しいと言われています。多くの鋭角コーナーがあり、トラクション性能とドライバビリティーが重要となる一方、ストレートの長さやスロットル全開頻度が比較的高いという、相反する側面を持ち合わせたサーキットです。この特徴に対して最適なセッティングを見出し、鈴鹿に向けて弾みをつける意味でもいいレースをしたいと思います」

    関連:2018年 F1ロシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ・ホンダ、空力アップグレード導入はF1アメリカGP

    トロロッソ・ホンダ、空力アップグレード導入はF1アメリカGP

    トロロッソ・ホンダは、F1アメリカGPにむけてSTR13に空力アップグレードを準備。新しいフロントウイングとフロアの導入が予定されている。

    トロロッソ・ホンダは、F1オーストリアGPで導入したフロントウイングが期待通りのパフォーマンスを発揮しなかったことから、その後3カ月間にわたって大幅なアップグレードを導入することができておらず、勢力図で後退を強いられている。

    先週末のF1シンガポールGPは、トロロッソ・ホンダにとって大きなチャンスのひとつと考えられていたが、ノーポイントで終えている。

    ブレンドン・ハートレーは「僕たちが新たなアップデートを渇望しているのは間違いない」と認めたが、ハートレーもピエール・ガスリーもいつアップグレードが投入されるかわからないとしていた。

    Autosport は、トロロッソは以前のアップグレードの問題を受けて開発された新しいフロアとフロントウイングを準備していると報道。だが、それらのアップグレードの導入は10月下旬のF1アメリカGPとなり、ロシアと日本のダブルヘッダーではトロロッソ・ホンダは空力アップグレードなしで迎えることになるという。

    トロロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディー・エギントンは「我々が製造する次のパッケージはフロントウイングのアップデートとフロアのアップデートだ」とコメント。

    「我々が開発したパーツの中には実際にレースで使用しなかったフロントウイングのアップデートから学んだ結果もある。その相関関係と我々がクルマを開発するなかでの変更は、いくつかの点でそのフロントウイングによって導かれた」

    「そのフロントウイングはレーススペックにはならなかったが、その結果として生じたものだ。クルマをさらに開発していくという点で非常に有益だった」

    ジョディー・エギントンは、以前のフロントウイングのアップデートでは負荷という点で成果を挙げていたが、ヨーと車高感度という点で十分な進歩を示さなかったと説明。トロロッソは、そのフロントウイングをデビューにむけて限らせた数量しか製造していなかったため、採用を取り止め、リソースを無駄にすることを避けたとしている。

    一方で、フロア、ボディワーク、フロントとリアのブレーキダクト、シャシーのウイングレットといった他のエレメントによって記録された空力感度には満足しており、それらのコンポーネントは使用されている。

    バーレーンで4位、モナコで7位、ハンガリーで6位、ベルギーで9位入賞を果たしているピエール・ガスリーは、トロロッソは新しいパーツで同じような結果を期待するべきではないと語る。

    「僕たちはシーズン序盤と同じような期待を抱いてはいけない。競争力があると考えていた場所で必ずしもそうではなかったし、競争力がないと思っていても、考えていたよりも競争力があったときもあった」

    「エンジンとクルマに一緒にアップグレードが入って、もう少し僕たちのランクを上げてくれることを願っている」

    エンジンパートナーのホンダは、35馬力アップを果たしてルノーを上回るとされる“スペック3”エンジンの準備を進めており、早ければ今週末のF1ロシアGPでの導入が噂されている。

  • トロロッソ・ホンダ F1特集 | 苦戦の要因は“ピーキーなマシン特性”

    トロロッソ・ホンダ F1特集 | 苦戦の要因は“ピーキーなマシン特性”

    ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充が、トロロッソ・ホンダのF1シンガポールGPの週末を振り返り、苦戦を強いられた要因のひとつとしてコンディションの変化に対する“ピーキーなマシン”の対応を挙げた。

    15戦目を迎えたシリーズは、ヨーロッパを離れアジア、シンガポールにその舞台を移した。シンガポールGPは市街地コース、ナイトレース、そして特有の暑さと、これまでと趣が大きく異なる。特に、市街地コースならでのタイトなコースと、シリーズ最多となる23のコーナーが大きな特徴だ。

    「シンガポールのコース自体はストリートサーキットなので、スパやモンツァのようにパワーユニットの負荷が高いというわけではありません」と本橋正充は Honda Racing F1 の公式サイトでコメント。

    「ドライバーや車体的にはセッティングの難しいところはありますが、パワーユニット的にはそれほど難しくはありません。今回のパワーユニットはこれまでと同じもので、通常通りドライバビリティーやエネルギーマネジメントの調整を行っています」

    「ドライバビリティーは、今まで通りホンダとして重視してきていた部分なので、コーナーの数も多いですし、そこは今まで以上に気を使っています。一例ですが、踏み始めのトルクをスムーズにつなげてあげないと、車体のコントロールが難しくなってくるので、こういうコースですからそれが命取りになることもあります。場合によってはクラッシュまでつながる可能性がある部分なので、そこはきちんとドライバーの要求通り、トルクを出してあげるということに気を使っています」

    「エネルギーマネジメント的には、長いストレートはなく短いのが3本ですから、エネルギーの配分も難しくはないです。特徴的と言えば、グリップがもともと低いのでドライバビリティーは重要なのですが、レースのウイークエンドを通して、路面の改善とともにグリップレベル向上の伸びしろがものすごくあって、金曜日はアクセルペダルを踏めていなかったところが、土日にかけて踏めていけるようになるとか、その変化には気を使っています。コーナーがほぼ直角に近いので、必ず1回スロットルをオフするんですよ。そういう観点では、ずっとパーシャル(一定の速度を保つ程度のスロットル開度)で走られるよりは、きちんと加速区間、減速区間に分けられるので、ドライバビリティーもやり易い部分があります」

    「ストリートコース全般に言えますが、はじめは清掃などしてもダスティな路面なんですが、走るたびにラバーが路面に乗ることによって、タイヤのグリップ力が大きく向上します。それは予選のセッション中でも変わってくるので、マシンを出すタイミングなども重要になってきます。とはいえパーシャルだったところが全開で行けるというほどではなく、1回スロットルオフにしてからの踏み込みのタイミングが若干早くなるという程度なので、それほど難しいわけではありません」

    「あと、やはりこの暑さはパワーユニットに影響があります。吸気温が高いので、インタークーラーで冷やしたあとの温度はコントロールできるのですが、もともと吸ってくる空気の酸素量や湿度の影響があるので、どうしてもターボの仕事量が増えます。それを考慮したエネルギーマネジメントや、暑いとどうしてもICEのパワー自体もノッキングなどを気にしなければならないので、暑さにどう対応してパワーを出しきるかということを、週末を通してやっています」

    金曜日のプラクティス、そして予選と、トロロッソ・ホンダはなかなか速さを得られず、苦戦が続いた。ピエール・ガスリーがQ1を突破したものの15番手、ブレンドン・ハートレーが17番手という予選は、これまでシンガポールを得意としていたトロロッソにとっては予想外の結果だった。

    この結果について本橋正充は「プラクティス1から比べると、だいぶマシンが仕上がってきてはいるのですが、予選になって急に安定しなくなったりと一貫性がなく、やはりマシンのピーキーさと路面変化というところで、まだマッチしていないのかなという感じです」と述べた。

    「Q2でタイムが伸びなかったのは、路面変化に追従しきれなかったのと、センシビリティーが高いピーキーな車なので、風の影響で結構バランスが変わってきてしまったようです」

    そして決勝に向けて本橋正充は「うちのマシンはいろいろなサーキット全般に言えることですが、タイヤのマネージメント、ドライバーのテクニックを含めて結構タイヤを持たせることができるので、そういう意味ではまだあきらめてはいません。いろいろな戦略が立てられると思っています。今もチームで戦略を考えていますが、状況に応じていろいろなオプションは持てるかなと思います。なかなか抜けないサーキットではありますが、そういう観点からもポイントは狙えると思っています」と意気込みを見せていた。

    決勝レース、トロロッソ・ホンダの2台は、ハイパーソフトタイヤでのスタートを選択した。レース序盤にポジションを上げ、なるべくタイヤを持たせるというこの作戦は、Q3に進んだ上位以外はほとんどがウルトラソフトタイヤでスタートする中、ある意味、賭けだった。しかし、スタート直後のアクシデントとセーフティカーの導入、そして予想以上にハイパーソフトタイヤの消耗が早かったことで、作戦は成功しなかった。

    ピエール・ガスリーが13位、ブレンドン・ハートレーが17位という結果は、2台完走を果たしたとは言え、トロロッソ・ホンダにとって残念な結果にほかならない。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが「今後のレースのためにどう改善していくのか分析する必要がある」と言う通り、原因の究明を進め、速さを取り戻すことが急務となっている。

  • ブレンドン・ハートレー、トロロッソとホンダのアップグレードを渇望

    ブレンドン・ハートレー、トロロッソとホンダのアップグレードを渇望

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1シンガポールGPでのパフォーマンス不足を受け、トロロッソとホンダが新しいアップグレードを入れることを“渇望”していると語る。

    昨年のF1シンガポールGPでカルロス・サインツが4位入賞という好成績を残したことで、トロロッソ・ホンダは大きな期待をもって今年のシンガポールに臨んだが、最終的にはノーポイントという期待外れな結果で週末を終えることになった。

    トロロッソは、7月のオーストリアGP以降を最後にシャシー側に大幅なアップグレードを導入していない。しかし、今月末のF1ロシアGPでは、ホンダがF1パワーユニットをアップグレードさせて“スペック3”エンジンを導入すると噂されている。

    「僕たちはしばらくアップデートを入れていないし、他チームの方が僕たちよりも少し改善しているように思える」とブレンドン・ハートレーは認める。

    「オーストリアで導入した最終アップグレードはそれほど大きなパフォーマンスをもたらさなかった。ずっと前のことだし、僕たちが新しいアップグレードを渇望しているのは間違いない」

    「近々、ホンダとトロロッソにアップグレードが予定されている。パワーセンシティブなトラックではなかったし、ホンダのことを非難しているわけではない。モンツァはそれなりに競争力を発揮できたし、僕たちはミッドフィールドの混戦のなかにいる」

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダがハイパーソフトに苦労したことに戸惑ったと語る。F1シンガポールGPの予選でハートレーはQ1で敗退。チームメイトのピエール・ガスリーはQ1を突破したものの、15番手タイムでセッションを終えている。

    「他チームの方が僕たちよりも優れた仕事をしているかどうかはわからないけど、ハイパーソフトの僕たちよりもウルトラソフトで比較的競争力があった。現時点で適切とは言い難い」

    トロロッソは、ミッドフィールドのライバルのように毎レースで小さなアップグレードを細かく導入していくのではなく、特定のレースで大き目のアップグレードを投入するという哲学を採用している。

    「部分的にオーストラリアでのアップグレードが必要なパフォーマンスをもたらさなかったこともあると思う」とブレンドン・ハートレーは語る。

    「そのようなことは進行中の開発にいくつか疑問をもたらしているし、彼らはそれを解決するために本当に懸命に作業している」

    「ホンダ、新しいスタッフ、空力など、冬の間に多くの変更があったし、シーズン後半にはその恩恵を受けられると思ってるけど、オーストリアでのアップグレードがうまく機能しなかったことは誰も隠してはいないと思う」

  • トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ピエール・ガスリーが13位、ブレンドン・ハートレーが17位で終えた。

    第15戦シンガポールGP、決勝レースが午後8時10分より行われた。シンガポールは夜になっても気温30℃で湿度も高く、長丁場の市街地レースでドライバーにとっては厳しい戦いが予想されていた。

    トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーが8列目15番手、ブレンドン・ハートレーは9列目17番手からのスタート。ともにハイパーソフトタイヤを選択した。

    午後8時10分にフォーメーションラップがスタートし、61周のレースが幕を開けた。スタート直後、第3コーナーでアクシデントが発生。このアクシデントをかわし、ピエール・ガスリーは12番手、ブレンドン・ハートレーは16番手にポジションを上げる。このアクシデントで3周にわたりセーフティカーが導入される。セーフティカー先導が解除された後、ガスリー、ハートレー共にポジションをキープして、レースは序盤を終えた。

    15周目、ブレンドン・ハートレーはタイヤ交換のためピットインし、ウルトラソフトタイヤに替え、18番手でコースに戻る。レース中盤に差し掛かる頃からピットインするマシンが出るが、タイヤを持たせて走り続けるピエール・ガスリーはポジションを9番手に上げた。ガスリーは27周目にピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換。18番手でコースに戻り、追い上げ態勢に入る。しかし、追い越しの難しいコースで、なかなかペースは上がらず、レースは後半に入った。37周目、ハートレーは2回目のタイヤ交換のためピットイン、ハイパーソフトタイヤに替え、レースは終盤を迎える。

    残り20周となった終盤、ピエール・ガスリーは14番手、ブレンドン・ハートレーは18番手を走行し、ポジションアップを狙う。しかし、前車との差を詰めるものの、パスすることはできず、ガスリーは14番手でフィニッシュした。ハートレーはピットインするマシンなどを抜く形で16番手となるが、最終ラップに後続にパスされ17番手でフィニッシュしている。12番手でフィニッシュしたハースのロマン・グロージャンにブルーフラッグ無視による5秒ペナルティーが科され、最終的にガスリーは13位となった。

    F1 第16戦 ロシアGPはロシア、ソチの特設サーキットで9月28日(金)~30日(日)に行われる。

    ピエール・ガスリー (13位)
    「今日はいつもとは少し違ったレース展開となりました。スタートは上手くいき、ポジションを3つ上げて最初の周で12番手まで浮上しました。タイヤをハイパーソフトでスタートするという賭けに出ましたが、思ったよりもスティントの最後までタイヤを持たせるのが難しく、結果的に苦戦してしまいました。最初のピットストップ後、シロトキン選手(ウイリアムズ)とグロージャン選手(ハース)とポジションを争っていた際にブルーフラッグを提示されてしまい、タイムロスしてしまいました。最大限のプッシュをしたつもりでしたが、このレースウィークはポイントを争えるほどのペースがつかめませんでした」

    ブレンドン・ハートレー (17位)
    「最初にハイパーソフトを装着していたことにより前方のマシンよりも速かったので、ピットインを早めに行うという一か八かの勝負に出ることにしました。その後ウルトラソフトに変更しましたが、多くのマシンにフタをされてしまう状態の中、トラフィック後方で身動きができなくなり、作戦は上手くいきませんでした。そこでもう一度ピットストップを行うことにしましたが、ここでもウイリアムズのマシンに引っかかってしまい、最後はマグヌッセン選手(ハース)にオーバーテイクを許してしまいました。このレースではいい部分もありましたが、ポイント獲得に至るまでのペースはなかったかもしれません。シンガポールGPに期待をしていた分、残念な結果になってしまいました。タフな一戦を最後まで走りきることができましたが、喜べる結果にはなりませんでした。ハイパーソフトでスタートすることに決めたのは、他車よりもタイヤの持ちがよかったためですが、最初の周で順位を上げることも僕たちの作戦の一つでした。オコン選手(フォースインディア)がウォールに追突したことで状況は変わってしまいましたが、ハイパーソフトでの最初のスティントは悪くなかったと思います。他にもなんとか順位を上げようと色々試しましたが、残念ながらこのレースウィークではどれも上手くいきませんでした」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「過去数年、シンガポールGPはチームが成績を上げているサーキットだったので、この週末のレースに期待をしていました。しかしトップ10入りを果たせるほどのペースがつかめなかったので、どうして期待していたパフォーマンスが引き出せなかったのか、そして今後のレースのためにどう改善していくのか分析する必要があります。ピエールはスタートが上手く決まり、ピットストップを行うまではブロックをしながらポジションをいくつか上げることができました。ブレンドンも3コーナーでのアクシデントを避け、ポジションアップにも成功しました。レース序盤はピエールがトップ10入りできるかもしれないと思っていましたが、レースが進むにつれペースがあまりよくなく、ポイント獲得にまで至らずこのレースを終えることとなり、残念です」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「金曜日のFP1から、あまりよくない形で始まってしまった週末でした。そして、そこから予選までにパッケージとして大きな改善を図ることができませんでした。今日のレースペースには多少改善が見られましたが、後方グリッドからレースをスタートした中、オーバーテイクが難しいこのトラックでポイント圏内まで順位を上げるには至りませんでした。非常に厳しい週末となってしまったことは残念ですが、次のレースまで時間もありませんし、ここから切り替えてロシアに向けた準備を進めます」

    関連:F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • トロロッソ 「今後のレースのためにどう改善していくのか分析が必要」

    トロロッソ 「今後のレースのためにどう改善していくのか分析が必要」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、トロロッソ・ホンダのF1シンガポールGPの決勝レースを振り返った。

    高速サーキットでの2戦で好パフォーマンスを発揮したトロロッソ・ホンダ。マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットは、過去にトロロッソが好成績を上げているトラックであり、データ上でもトロロッソ・ホンダとの相性がいいサーキットだと考えられてきた。

    しかし、トロロッソ・ホンダは金曜日のフリー走行から苦戦。その流れは予選・決勝でも断ち切ることはできず、ピエール・ガスリーは13位、ブレンドン・ハートレーは17位でレースを終えることになった。

    フランツ・トストは、期待していたパフォーマンスを引き出せなかった原因を分析する必要があると語る。

    「過去数年、シンガポールGPはチームが成績を上げているサーキットだったので、この週末のレースに期待をしていた」とフランス・トストはコメント。

    「しかし、トップ10入りを果たせるほどのペースがつかめなかったので、どうして期待していたパフォーマンスが引き出せなかったのか、そして今後のレースのためにどう改善していくのか分析する必要がある」

    「ピエールはスタートが上手く決まり、ピットストップを行うまではブロックをしながらポジションをいくつか上げることができた。ブレンドンも3コーナーでのアクシデントを避け、ポジションアップにも成功した。レース序盤はピエールがトップ10入りできるかもしれないと思っていたが、レースが進むにつれペースがあまりよくなく、ポイント獲得にまで至らずこのレースを終えることとなり、残念だ」

    関連:F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • ホンダF1 「パッケージとして大きな改善を図ることができなかった」

    ホンダF1 「パッケージとして大きな改善を図ることができなかった」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1シンガポールGPの決勝を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーは8列目15番手から、ブレンドン・ハートレーは9列目17番手からのスタート。自由にタイヤを選べるトップ10以外では唯一ハイパーソフトをスタートタイヤに選択した。

    しかし、そのタイヤ戦略も実らず、ピエール・ガスリーは13位、ブレンドン・ハートレーは17位でレースを終えた。

    「金曜日のFP1から、あまりよくなり形で始めってしまった週末でした。そして、そこから予選までにパッケージとして大きな改善を図ることができませんでした」と田辺豊治はコメント。

    「今日のレースペースには多少改善が見られましたが、後方グリッドからレースをスタートした中、オーバーテイクが難しいこのトラックでポイント圏内まで順位を上げるには至りませんでした」

    「非常に厳しい週末となってしまったことは残念ですが、次のレースまで時間もありませんし、ここから切り替えてロシアに向けて準備を進めます」

    関連:F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • トロロッソ 「決勝の作戦は幅を持たせて準備していく」

    トロロッソ 「決勝の作戦は幅を持たせて準備していく」

    トロロッソの車体パフォーマンスマネージャーを務めるギヨム・ドゥゾートゥが、F1シンガポールGPのトロロッソ・ホンダの予選を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが8列目15番手から、ブレンドン・ハートレーは9列目17番手からのF1シンガポールGPをスタートし、ポイント獲得となる10位以内を目指すことになった。

    トロロッソ・ホンダにとって好パフォーマンスが期待されたシンガポールだが、ギヨム・ドゥゾートゥは“難しいサーキット”での決勝でどう改善していくかを考えていかなければならないと語る。

    「金曜の走行セッションではショートランであまり納得のいく結果とならなかったため、タイヤとマシンのセットアップ調整を行った」とギヨム・ドゥゾートゥは語る。

    「今日に向けたアイデアはあって、それがピエールにはうまく機能した。彼が上手にまとめてくれたおかげで、いい結果が出せた。しかし、最終セクターで、このコースのレイアウト上あまり好ましくない、過度のオーバーステアに苦戦していたと思う」

    「ブレンドンはピエールよりも更にP3でマシンのハンドリングに苦労していた。ただ、P3での調子を踏まえると、予選ではもう少し結果を出せると期待していた」

    「Q1はトラフィック回避と路面コンディションの向上に対応することに重点を置いて走行した。ピエールはアタック2周目にいいタイムを出すことができたが、ブレンドンがミスをしてしまい残念ながらQ2進出とはならなかった。Q2でピエールはマシンのバランスとリアが安定しないことによって苦戦してしまい、Q3への進出は叶わなかった」

    「ここからはこれまでのセッションを振り返り分析をし、この難しいサーキットでどう改善していくかを考えなくてはならない。金曜のロングランでの感触は悪くなかったことも踏まえ、ピットストップは1回なのか2回なのかなど、明日の決勝の作戦は幅を持たせて準備していく。このサーキットでのレースは何が起こるかわからない部分があるので、中団の中でいいレースが出来るよう、ベストを尽くす」

    関連:F1シンガポールGP 予選 | ルイス・ハミルトンがポールポジション!

  • トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1シンガポールGP初日のフリー走行で、ブレンドン・ハートレーが17番手タイム、ピエール・ガスリーが18番手タイムで終えた。

    F1はヨーロッパでの連戦を終え、シンガポールに舞台を移して第15戦を迎えた。シンガポール市街中心部に公道を使って設置されたコースは、グリップが低くタイトなコースで、ナイトレースとして行われる独特のグランプリ。初日の金曜日午後4時からP1、午後8時30分からP2が行われた。

    P1が開始された午後4時は気温31℃、路面温度45℃で、湿度の高い蒸し暑いコンディションとなった。トロロッソ・ホンダの2台は、セッションを通してウルトラソフトタイヤで走行。2台はマシンのセッティングを進めながら徐々にベストラップを更新し、ピエール・ガスリーが1分43秒240、ブレンドン・ハートレーが1分43秒485をマーク。このセッションをガスリーが16番手、ハートレーが17番手につけた。

    午後8時30分からのP2は、明るいライトに照らされたコースの下、気温30℃、路面温度35℃のコンディションで行われた。セッション前半、2台はウルトラソフトタイヤでの走行を行い、ガスリーが1分42秒937、ハートレーが1分43秒262と、P1のベストタイムを更新する。セッション中盤にはハイパーソフトタイヤでそれぞれコースインし、アタックシミュレーションを行った。ベストラップはブレンドン・ハートレーが1分41秒542、ピエール・ガスリーが1分41秒615をマークし、その後は同じタイヤでのロングランを行いながら周回を重ねる。最終的にハートレーが38周、ガスリーは36周を走行し、車体、パワーユニットともにプログラムを順調に消化。ハートレーが17番手、ガスリーは18番手でP2を終えている。

    F1シンガポールGP 2日目は9月15日(土)の午後6時(日本時間午後7時)よりP3、午後9時(日本時間午後10時)より予選が行われる。

    ブレンドン・ハートレー (17番手)
    「シンガポール市街地サーキットを初めてF1マシンで経験できたことはよかったです。特に大きなマシントラブルやミスもなく、スムーズな初日となりました。今は明日の予選に向け、どうすれば順位を上げていけるのかを考える時間が必要です。サーキットにはすぐに慣れることができましたし、ロングランでのタイヤマネージメントも上々でした。ただ、それでも明日のP3が始まる前に、夜を徹してやらなければならないことがまだたくさんあります」

    ピエール・ガスリー (18番手)
    「今日は僕たちにとってかなり難しい日になりました。期待していたほどの競争力を発揮できず、現在はマシンのバランスに苦しんでいます。純粋にパフォーマンスが十分ではないので、何故そうなのかをこれからデータを見ながら解析し、明日に向けてマシンの改善を行っていく予定です。夜のシンガポール市街地サーキットは本当にすばらしかったです。テクニカルでリズム感にあふれているレイアウトとこの蒸し暑い気候は、ドライバーにとってはやりがいのあるチャレンジになりますし、すばらしい雰囲気がありました。とても楽しいグランプリだと思います。ただ現在はマシンにあまりいい手応えがないので、明日以降のパフォーマンスを向上させていくためになにをすべきかをしっかりと考えていきます」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「シンガポールでの初日は難しいものになりました。データ上は我々のマシン特性と合うサーキットなので、競争力を発揮できることを期待して初日の走行に臨みましたが、結果は我々が望んでいたようなものにはなりませんでした。2人のドライバーにとってはどちらもF1マシンでの初走行となるサーキットだったため、まずは可能な限り周回し、レイアウトに慣れてもらうことを目標にしていました。シンガポール市街地サーキットは、カレンダーでも最も多いコーナー数が特徴で、ドライバーにとっては小さなミス無くパーフェクトに走ることが難しい場所です。P1ではエアロパッケージやメカニカル部分のテストを行い、かなり明確な答えが見つかったので、P2ではその方向性でセッティングを詰めていきました。今日は1ラップ目でタイヤから最高のパフォーマンスを引き出すことに一番苦労しました。特にハイパーソフトが難しかったです。我々以外のチームはほとんどがオープニングラップでファステストタイムを記録していたので、そういう意味では悪い方向で目立ってしまっていたと思います。原因の一つにはマシンのバランスがあるので、これに関しては明日以降も調整を続けていきます。また、タイヤのオペレーションを最適化できていないところにも残りの原因があると思っています。今日の走行の結果から、タイヤに関してはどこに焦点を当てて作業を進めるべきかのアイデアを持つことができたので、明日のP3では2セットのハイパーソフトタイヤを使って自分たちの考えが正しいかを確認します。今日は競争力を発揮できませんでしたが、明日以降はいいパフォーマンスを見せられると思っており、今はポジティブな気持ちです。ロングランでのペースはまずまずですが、ここでは予選順位が全てなので、今夜は予選に向けた準備を行っていきます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は一日を通してトラブルフリーでセッションを終えることができました。今回がシンガポールで初めてのレースとなる2人のドライバーがサーキットへの理解を深めることができましたし、パッケージに関する分析と言う点でも有意義なセッションになりました。多くのデータを収集することもできましたが、現在の我々のポジションからも分かるように、セッティングについてはまだ改善の余地が大きいと考えています。今日行ったショートラン、ロングラン両方のデータをこれから分析し、明日の予選に向けて車体と、エネルギーマネジメントも含めたパワーユニットのセットアップの改善を行っていきます」

    関連:
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  • トロロッソ 「タイヤのオペレーションを最適化できていない」

    トロロッソ 「タイヤのオペレーションを最適化できていない」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1シンガポールGP初日の作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、F1シンガポールGP初日のフリー走行で、ブレンドン・ハートレーが17番手、ピエール・ガスリーが18番手とタイムシートの下位に沈み、好パフォーマンスが期待されたシンガポールで出遅れた。

    ジョナサン・エドルズは、競争力を発揮できなかった原因としてタイヤのオペレーションを最適化できていない点を挙げた。

    「シンガポールでの初日は難しいものになった」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「データ上は我々のマシン特性と合うサーキットなので、競争力を発揮できることを期待して初日の走行に臨んだが、結果は我々が望んでいたようなものにはななかった」

    「2人のドライバーにとってはどちらもF1マシンでの初走行となるサーキットだったため、まずは可能な限り周回し、レイアウトに慣れてもらうことを目標にしていた。シンガポール市街地サーキットは、カレンダーでも最も多いコーナー数が特徴で、ドライバーにとっては小さなミス無くパーフェクトに走ることが難しい場所だ」

    「P1ではエアロパッケージやメカニカル部分のテストを行い、かなり明確な答えが見つかったので、P2ではその方向性でセッティングを詰めていった」

    「今日は1ラップ目でタイヤから最高のパフォーマンスを引き出すことに一番苦労した。特にハイパーソフトが難しかった。我々以外のチームはほとんどがオープニングラップでファステストタイムを記録していたので、そういう意味では悪い方向で目立ってしまっていたと思う」

    「原因の一つにはマシンのバランスがあるので、これに関しては明日以降も調整を続けていく。また、タイヤのオペレーションを最適化できていないところにも残りの原因があると思っている」

    「今日の走行の結果から、タイヤに関してはどこに焦点を当てて作業を進めるべきかのアイデアを持つことができたので、明日のP3では2セットのハイパーソフトタイヤを使って自分たちの考えが正しいかを確認する」

    「今日は競争力を発揮できなかったが、明日以降はいいパフォーマンスを見せられると思っており、今はポジティブな気持ちだ。ロングランでのペースはまずまずだが、ここでは予選順位が全てなので、今夜は予選に向けた準備を行っていく」

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