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  • トロロッソ・ホンダ 「1台は確実にQ3進出を果たせる自信があった」

    トロロッソ・ホンダ 「1台は確実にQ3進出を果たせる自信があった」

    トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、トロロッソ・ホンダのF1ブラジルGPの予選を振り返った。

    F1ブラジルGPの予選。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ3進出を果たし10番手、ブレンドン・ハートレーは、僅差の争いの中で17番手に終わっている。

    「昨日はショートランがよかったので、夜はロングランのペースに焦点を当てて作業を進めてきました。おかげで、P3では多くのセットアップ変更を試し、明日のレースに向けてパフォーマンス向上を果たせたと思います」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「一方で、そのような変更を加えてもショートランのペースはよかったので、予選でのQ3進出は、1台は確実に、よければ2台とも果たせる自信がありました。雨が降り出すのが分かったので、セッションは難しくなり、ピットウォールも慌ただしかったですし、ガレージの作業も大変でした! 残念ながら、Q1でブレンドンはターン8でロックアップするミスがあり、わずか0.016秒差でQ2進出を逃してしまいました」

    「Q2でも引き続きドライとウエットが入り交じる難コンディションでしたが、インターミディエイトタイヤを使うほどの雨量ではありませんでした。スーパーソフトを使える適切なタイミングでコース上にいることが狙いで、うまく対応することができてQ3進出を果たしました」

    「Q3では本来のペースを発揮できなかったので、原因を把握する必要があります。Q2までにタイヤを多く使い、新品が1セットしか残っていなかったので、その点はライバル勢が有利でした。ただ、それを差し引いても、ペースを上げられませんでした」

    「Q1とQ2の時点で予想していたペースに届いていないことが分かっていたので、リスクを冒して他のマシンよりも最後にアタックすることを選びました。作戦通りトラックポジションはよかったのですが、ピエールがマシンの力を引き出そうとしても、勝負になるラップにできませんでした」

    「Q3に進めたのはいいことですし、マシンに加えた変更が、明日のレースでの上位進出に役立つはずです」

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  • トロロッソ・ホンダ 「新しいエアロパッケージは期待通りに動作」

    トロロッソ・ホンダ 「新しいエアロパッケージは期待通りに動作」

    トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1ブラジルGP初日のフリー走行での作業を振り返った。

    トロロッソは、F1アメリカGPから空力アップグレードを投入。引き続き、最適化の作業は続けられており、ブラジルではバランスの改善に手応えを掴んだとジョナサン・エドルズは語る。

    「予定していたプログラムは問題なく進められ、チームにとって建設的な一日になりました」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「2台ともに搭載した新しいエアロパッケージは期待通りに動作していたので、その点はポジティブだったと思います。P1ではエアロパッケージのテストを行い、データの収集に努めました。スタート時は路面が汚く、そのためグリップ力もかなり低かったです。P1ではガスリー車、ハートレー車がともにアンダーステア気味になってしまい、対処を試みたのですが、結局セッション終了間際まではいいマシンバランスがありませんでした」

    「P2ではP1で学んだことを基に、エアロバランスの最適化に取り組み、ノーマルタイヤでショートランを繰り返しました。どちらのセッションも、赤旗によって最初のランを若干狂わされましたが、大きなクラッシュだっただけにニコ・ヒュルケンベルグ選手(ルノー)が無事だったことはなによりでした。P2ではマシンバランスを改善し、競争力を発揮することができました」

    「予選を想定したショートランではいいペースがあったのですが、決勝を考慮したロングラン時にはあまりペースがよくなかったため、これからその原因解明にあたります。予選と決勝レースとのセッティングの間で、ベストな着地点を見つけたいと思っています。今日は、日曜日の決勝レースに向けた想定より、路面温度が低い状況でした。今日タイヤについて学んだことを明日に活かしつつ、レースで路面温度が上がった場合のタイヤ戦略にも気を付けなければなりません」

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  • トロロッソ 「2017年はダニール・クビアトとの信頼が失なわれていた」

    トロロッソ 「2017年はダニール・クビアトとの信頼が失なわれていた」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、2017年にダニール・クビアトとチームは“互いに信頼を失っていた”と語った。

    2015年にレッドブル・レーシングに昇格していたダニール・クビアトは、2016年シーズン序盤にマックス・フェルスタッペンにシートを奪われる形でトロロッソに降格。2017年もトロロッソから参戦したものの、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーにシートを明け渡す形でシートを喪失し、レッドブルのプログラムからも完全に離れることになった。

    しかし、2019年にレッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーの後任としてトロロッソに復帰することが決定。もうひとつのシートについてはまだ決定していないが、ブレンドン・ハートレーに代えてチームはF1ルーキーのアレクサンダー・アルボンを起用するとされており、その場合はチームリーダーの役割を担うことになる。

    フランツ・トストは、ダニール・クビアトが前回トロロッソに復帰した際の環境は彼にとって厳しいものだったと認める。

    「我々は彼のことを非常に優れたドライバーであると評価していたので、彼はとても歓迎位されたが、最終的には我々が期待いていたほどうまくいかなかった」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「多くのクラッシュがあったし、クルマもあまり競争力はなく、運転も簡単なものではなかった。それほど定着しておらず、サポートもなければ、それは難しいものだ」

    「2017年にクビアトをリリースするという決定は非常に難しいものだったが、私はそれがベストな決断だと思っている。なぜなら、両者はお互いに少し信頼を失っていたと感じていたからだ」

    「ダニールは我々の仕事にあまり満足していなかったし、我々もいくつかのレースであまり満足していなかった。いつものことだが、期待通りの成功が収められなければ、両者には多くの疑問符が出てくる」

    フランツ・トストは、2018年にF1レースを離れてフェラーリのテストドライバーとして仕事をしてきたダニール・クビアトは、F1でもう一度レースドライバーとして挑戦するに相応しいと考えている。

    「クビアトはF1と真っ直ぐに向き合っている。彼は今もう一度チャンスを得ているし、彼がそれを掴み取ることを本当に期待している」とフランツ・トストはコメント。

    「彼はF1にいるに相応しいし、とても速い。この1年間のサバティカルが全てをまとめ、彼の本来の才能、能力、スピードを示すことに役立つことを期待している」

    「我々はしっかりとしたクルマを彼に提供すれば、彼は良い結果をもたらしてくれると確信している」

  • トロロッソ・ホンダ 「1ポイント獲得は戦えるポテンシャルがあった証明」

    トロロッソ・ホンダ 「1ポイント獲得は戦えるポテンシャルがあった証明」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、ピエール・ガスリーが10位入賞を果たしたF1メキシコGPのトロロッソ・ホンダの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、最後尾グリッドからスタートしたピエール・ガスリーが10位入賞を果たして1ポイントを獲得。ブレンドン・ハートレーは12位で完走。レース後、5秒加算ペナルティを科せられて14位が最終リザルトとなった。

    「まず、マックス・フェルスタッペン選手の見事な優勝、おめでとうございます! レッドブル・レーシングウは、この週末を通してP1からチームはすばらしいパフォーマンスを見せてくれました。そして、ルイス・ハミルトン選手とメルセデスの皆さん、ドライバーチャンピオン獲得おめでとうございます」とフランツ・トストはコメント。

    「メキシコでのレースはその標高の高さからブレーキ とエンジンの冷却がキーポイントとなるため、いつもエンジニアにとっては大きな挑戦の一戦となります。そして正確なPUのパラメーターが必要となるため、PUマニュファクチュラーにとてもチャレンジングなレースではないでしょうか」

    「私たちはロシアGPで使用した前スペックのPUを使用することにしたので、ピエールはレース最後尾からのスタートとなってしまいました。ピエールはスタートをうまく決めることができ、中団争いにも加わり、レースを通してうまくコントロールし戦ってくれたと思います。レース終盤にかけて、エリクソン選手(ザウバー)と見どころの多いバトルを繰り広げてくれましたが、残念ながら追い抜くことは叶いませんでした。しかし、1ポイント獲得できたということは、マシンは今日十分に戦えるポテンシャルを持ち合わせていたということが証明できたのではないでしょうか」

    「ブレンドンはスタート直後にフラットスポットができてしまったので、タイヤ交換のために1周目でピットに呼び戻さなければなりませんでした。そのあとはいいペースでレースを戦えていたのですが、オコン選手(フォースインディア)との接触でフロアにダメージを負ったのはもったいなかったかと思います。さらには5秒のペナルティーを受け、ゆえに14番手でレースを終えることなり、少し納得のいかない結果となってしまいました」

    「ザウバーチームに2ポイントの差をつけられてしまいましたが、今シーズンはブラジルとアブダビであと2戦残っているので、コンストラクターチャンピオンシップの8位を奪い戻すために最大限の努力をして挑みたいと思います」

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  • トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1メキシコGPの予選で、ブレンドン・ハートレーが14番手、ピエール・ガスリーが15番手。決勝はハートレーが7列目、ガスリーはPU交換のペナルティーにより最後列から、上位進出を狙う

    第19戦メキシコGPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。メキシコシティは前夜から激しい雷雨となり、朝方雨は上がったが、時折り小雨が降る天候となった。

    プラクティス3が開始された午前10時、気温15℃、路面温度17℃で、路面はところどころウエットが残るコンディション。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、セッション開始とともにインターミディエイトタイヤでコースインし、1周走行してピットに戻った。セッション開始30分を過ぎた頃、ガスリーがハイパーソフトタイヤを装着してコースインし、コースコンディションを確かめながらセッティングを行った。各車の走行により路面コンディションは徐々に回復。セッション終盤、ハートレーとガスリーは新品のハイパーソフトタイヤでアタックシミュレーションを行う。ガスリーは1分17秒525と大幅にタイムアップを果たし8番手に、ハートレーは1分18秒637とベストラップ更新はならず16番手でこのセッションを終えている。

    午後1時、降水確率は40%ですが今にも雨が落ちてきそうな空模様の下、予選Q1が開始された。真っ先にコースインしたガスリーは、1分17秒097のベストラップをマークした。ハートレーも1セット目で1分16秒987と、ベストラップ。2セット目のハイパーソフトタイヤに履き替えた2人は、ハートレーが1分16秒682、ガスリーが1分16秒828と、再びベストラップを更新し、ハートレーが10番手、ガスリーは13番手でQ2進出を果たした。

    Q2で、ブレンドン・ハートレーは最初のアタックを中古タイヤで行い、1分17秒184をマーク。セッション終盤、ハートレーは新品タイヤに替えタイムアップを狙ったが、最終セクターでタイムロスしタイム更新を果たせず、14番手に終わった。ピエール・ガスリーはグリッド降格が決まっているためアタックは行わず、調整のためにインスタレーションラップを2回行い、計測タイムなしの15番手となっている。

    トロロッソ・ホンダの2台は、ブレンドン・ハートレーが7列目14番手から、ピエール・ガスリーは最後列から決勝レースでの上位進出を狙う。

    F1メキシコGP決勝レースは10月28日(日)午後1時10分(日本時間29日午前4時10分)にスタートする。

    ブレンドン・ハートレー (14番手)
    「今日はQ3に進出できる速さはあったと思いますが、ラストラップでいいタイムを出せなかったのが残念です。今週末は、マシンの状態がよく、Q1では10番手でしたし、Q2でも同じ位置に付けられたのではないかと思っています。Q2では新品のハイパーソフトタイヤを1セットしか使えず、トラックの状況が向上した最後のアタックでは空力のバランスが取れませんでした。予選ではいつも限界までプッシュしているのですが、ラストラップのターン12でブレーキをロックさせコースアウトしたため、Q3進出が果たせませんでした。明日の決勝ではタイヤ選択が重要になります。多くのオーバーテイクを見せられたオースティンでのファーストラップのような走りが必要だと思っています。先週は20番グリッドからポイントを獲得しましたし、14番グリッドからスタートする明日もポイント獲得が可能だと思います。レースウイークを通して調子がいいのでポイントを獲得したいです」

    ピエール・ガスリー (15番手)
    「今日の予選ではいい走りができていたと思いますが、ペナルティーもあるので明日の決勝に照準を合わせていました。Q1の走りには満足していますし、ストロール選手(Williams)のミスがなければもっと早いタイムを出せていたと思います。Q2に進出できたのは素晴らしかったのですが、Q2で走れないのはフラストレーションが溜まりました。昨日のセッションでのタイヤの磨耗状況を考えると、明日はタイヤマネジメントがカギになると思うので、うまく戦略を立てていきたいです。明日は最後尾からのスタートになりますが、マシンの状態はいいですし、いいバトルが出来ればと思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフレースエンジニア)
    「まずはフロントローを独占したRed Bull Racingに祝福を送ります。本当によくやったと思います。昨夜の雨により午前のプラクティス3は低い路面温度の中、ウエットでのスタートになりました。インターミディエイトタイヤで走るにはドライで、ドライタイヤで走るにはウエットな状態でしたので、プラクティス3の前半はほとんど走りませんでした。良かった点としては昨日と違い、路面温度が低かっことで、そのお陰でマシンのスタビリティーとバランスが向上しました。金曜日にあまり走れなかったこともあり、ピエールはハイパーソフトタイヤを履いて走り、明日に向けてタイヤへの理解を深めることにしました。セクター1でのスリップストリームや前夜に行ったマシンのセッティング変更もあり、いい走りができました。ブレンドンは、1回目のアタックのアウトラップでバーチャルセーフティーカーに捕まってしまい、タイヤの温度を十分に上げられませんでしたし、2組目のタイヤではミスもしてしまいました。ピエールは予選のQ2では走らない予定でしたので、Q1で3組の新品のハイパーソフトタイヤを使いました。彼は力強い走りを見せましたが、中盤のセクターでトラフィックに捕まってしまい0.2秒はロスしてしまいました。ブレンドンは2組の新品のハイパーソフトタイヤを使いQ1で素晴らしい走りを見せましたが、残念ながらQ2ではいいタイムを出すことができませんでした。マシンの感触はよかったもののQ3進出を逃したことは残念です。決勝ではタイヤの消耗を抑えるための戦略が重要になるので、今夜は明日のレース戦略の検討に時間を掛けます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の午前のプラクティスは、ウエットからドライに変わるコンディションでの走行となりましたが、マシンに対してはまずまずの手ごたえを得られました。実際に予選では2台が揃ってQ2進出を果たすことができました。ただ、ハートレー選手が最後のアタックでタイムを向上することができず、14位でQ2を終えたことは残念でした。また、ガスリー選手についてはPUとギアボックスのペナルティーにより最後尾スタートが決まっていたため、Q2でのアタックを行いませんでした。明日のレースでは不安定な天候が予想されており、あらゆることが起こりうると思いますので、臨機応変に状況に対応し、確実にレースを戦いたいと思います」

    関連:F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

  • トロロッソ 「ホンダのF1エンジンはもっと壊れると覚悟していた」

    トロロッソ 「ホンダのF1エンジンはもっと壊れると覚悟していた」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、今シーズン、ホンダのF1エンジンが多くの故障に見舞われることを覚悟していたとし、予想していたよりも信頼性が高いことに満足していると述べた。

    マクラーレン・ホンダ時代、ホンダのF1パワーユニットは多数の故障に見舞われていた。実際、今年はどのメーカーよりも多くのコンポーネントを使用しているが、それは来季に向けてパフォーマンスを向上させるための実験的な意味合いが強く、コース上では大きなトラブルには見舞われていない。

    F1メキシコGPの金曜記者会見に出席したフランツ・トストは「ホンダは信頼性に関して期待を上回っている。なぜなら、我々ははるかに多くの問題に見舞われると考えていたからだ。だが、正直、大きな問題はまったく発生していない」とコメント。

    また、フランツ・トストは、「ホンダは新スペックではトップチームからそれほど離れていない」としてパフォーマンス向上に満足していると付け加えた。

    しかし、今週末のF1メキシコGPでトロロッソ・ホンダの2台はどちらも“スペック3”エンジンを使用していない。それはメキシコ特有の高地という環境では、旧仕様の方がセッティング面で確実性が高いという判断によるだが、F1アメリカGPで使用したピエール・ガスリーのパワーユニットに組み立て品質上の懸念が確認されたためで、シーズン残りの戦いを考慮してガスリーのパワーユニットを交換。決勝では後方グリッドからスタートすることになっている。

    「オースティンでのレース後、彼らはピエールのパワーユニットに組み立て品質上の問題を検出した。彼らはリスクを冒すことを望まなかったため、メキシコで新しいパワーユニットを入れることを決定した」とフランツ・トストは説明。

    「ここの非常に特殊な高度とコンディションにより、旧スペックにパワーユニットを交換するために2周だけと決めていた。ホンダは適切なパワメーターを設定するには旧スペックの方が知識と経験があると考えた。したがって、ピエールはレース週末をスペック2で走る」

    「今年のホンダの作業に関して、彼らはここまで素晴らしい仕事をしている。彼らハパフォーマンスを大幅に向上させ、信頼性も高めている。サンパウロとアブダビでの残り2レースを本当に楽しみにしている。そこではペナルティは受けないからね」

    「来年に関しては、彼らは正しい方向に進んでおり、冬の間にも改善するだろう。来年、レッドブル・レーシングとトロロッソがホンダを搭載するのを見るのを楽しみにしている」

  • トロロッソ 「決勝ではタイヤの消耗を抑えるための戦略が重要」

    トロロッソ 「決勝ではタイヤの消耗を抑えるための戦略が重要」

    トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1メキシコGPの予選を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが14番手、ピエール・ガスリーが15番手。決勝はハートレーが7列目、ガスリーはPU交換のペナルティーにより最後列から、上位進出を狙う。

    「まずはフロントローを独占したレッドブル・レーシングに祝福を送ります。本当によくやったと思います」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「昨夜の雨により午前のプラクティス3は低い路面温度の中、ウエットでのスタートになりました。インターミディエイトタイヤで走るにはドライで、ドライタイヤで走るにはウエットな状態でしたの で、プラクティス3の前半はほとんど走りませんでした。良かった点としては昨日と違い、路面温度が低かっことで、そのお陰でマシンのスタビリティーとバランスが向上しました。金曜日にあまり走れなかったこともあり、ピエールはハイパーソフトタイヤを履いて走り、明日に向けてタイヤへの理解を深めることにしました。セクター1でのスリップストリームや前夜に行ったマシンのセッティング変更もあり、いい走りができました。ブレンドンは、1回目のアタックのアウトラップでバーチャルセーフティーカーに捕まってしまい、タイヤの温度を十分に上げられませんでしたし、2組目のタイヤではミスもしてしまいました」

    「ピエールは予選のQ2では走らない予定でしたので、Q1で3組の新品のハイパーソフトタイヤを使いました。彼は力強い走りを見せましたが、中盤のセクターでトラフィックに捕まってしまい0.2秒はロスしてしまいました。ブレンドンは2組の新品のハイパーソ フトタイヤを使いQ1で素晴らしい走りを見せましたが、残念ながらQ2ではいいタイムを出すことができませんでした。マシンの感触はよかったもののQ3進出を逃したことは残念です。決勝ではタイヤの消耗を抑えるための戦略が重要になるので、今夜は明日のレース戦略の検討に時間を掛けます」

    F1メキシコGP決勝レースは10月28日(日)午後1時10分(日本時間29日午前4時10分)にスタートする。

    関連:F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

  • トロロッソ 「新しい空力パッケージは期待通りのデータが得られている」

    トロロッソ 「新しい空力パッケージは期待通りのデータが得られている」

    トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1メキシコGP初日の作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーのパワーユニット(PU)を最新仕様の新品に交換。これはアメリカGPで使用したPUに組み立て品質上の懸念が確認されたためで、シーズン残りの戦いを考慮し、交換を決定した。

    ピエール・ガスリーはP1の最初をこの新PUで走行し、その後、旧仕様のPUに再度、交換して走行を行った。ブレンドン・ハートレーはP1から旧仕様PUでの走行となった。これは、メキシコ特有の高地という環境では、旧仕様の方がセッティング面で確実性が高いという判断によるもの。

    P1では、ピエーエ・ガスリーはインスタレーションラップを2回行ったあと、旧仕様のPUに交換する作業に入り、走行はその2周にとどめた。ウルトラソフトタイヤで走行を開始しブレンドン・ハートレーはセッティングを進め、セッション後半にハイパーソフトに交換し、1分19秒024のベストタイムで9番手をマーク。29周を周回し、プログラムを順調に消化した。

    P2では、2台はハイパーソフトタイヤで走行を開始。まずはアタックシミュレーションを行い、ハートレーが1分18秒928、ガスリーが1分19秒299をマーク。セッション半ばを過ぎた時点で2台ともに新品のハイパーソフトに履き替え、再びアタックシミュレーションを行った。このアタックで、ハートレーが1分18秒061、ガスリーが1分19秒047と、ともにベストタイムを更新。その後、ハイパーソフトタイヤでのロングランを行い、このセッションは合計でハートレーが35周、ガスリーが36周を走行。最終的にハートレーが6番手、ガスリーが14番手につけた。

    「初日は天候が悪くなることが予想されていたが、すばらしい天候の中、ハートレー選手がいいタイムを刻んでくれた」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「我々は今週末に向け、2台それぞれに異なる戦略を用意していた。戦略的判断により、ガスリー車に関してはP1でPU交換を行ったため、P1ではインスタレーションラップのみのわずか数周に留まった。それからP2では旧仕様のPUに戻しての走行を行った」

    「今日の主な目的は、ブレーキ、冷却システム、そして特にタイヤと新しい空力パッケージの挙動を確認することだった。このトラックは特にブレーキと冷却システムのセッティングが非常に難しいので、そうした要素がカギとなる。今日の走行では2つとも問題なく動作していたので、その点はポジティブだった」

    「P1では新しい空力パッケージのデータを収集するとともに、その働きをチェックしたが、期待通りのデータだった。ハートレー選手のマシンでは前戦アメリカGPでの走行データを基に、終日を空力プラットフォームの最適化と、どのように新しい空力パッケージから最大限の性能を引き出すかをテストした。今日のタイムからもマシンが速さを発揮していることは明らかだが、今夜中にすべてのデータを見直し、方向性を決定する必要がある」

    「タイヤに関しては、今日は我々が予想していたよりさらに多くのグレイニングが見られた。特にガスリー選手のマシンが履いていたハイパーソフトはグレイニングが多いので、彼は今日あまり速いタイムを刻むことができなかった。今日のタイムは、ガスリーの本来の速さを示しているものではないと言っていいだろう。今後の選択肢としては、グレイニングを少なくするか、グレイニングありでのタイヤ戦略を立てるか。どちらかを選ばなくてはならない」

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  • トロロッソ・ホンダ 「PU交換がなければQ3進出の可能性も十分あった」

    トロロッソ・ホンダ 「PU交換がなければQ3進出の可能性も十分あった」

    トロロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1アメリカGPの予選を振り返った。

    トロロッソ・ホンダの2台は揃ってQ2に進出するも、2台ともグリッド降格が決まっているためアタックは行わず、調整のための走行を行い、リザルト上はピエール・ガスリーが13番手、ブレンドン・ハートレーが14番手で予選を終了した。

    「今日は今週末で初めてドライでの走行ができ、このサーキットを初めて走るピエールにとっては、特に重要な一日だった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「金曜日はドライであまり走れなかったので、今日のP3をフルに使ってタイヤのデータを集め、昨日できなかったセットアップも進めた。チームは膨大な作業を完了すべく懸命に仕事を進め、2人のドライバーもそれぞれ違うコンパウンドのタイヤでさまざまな状況を試し、PUのセッティングも行った。また、ショートランではロングラン時に行ったセットアップの評価を行うことができた

    「PU交換ペナルティーがあるので、予選の走り方もいつもとは異なったが、2人とも3回のアタックを行い、マシンパッケージについて理解を深めることができた。」

    「ピエールはかなりの競争力を発揮し、Q1を7番手で終えたが、ラップタイムを見るとQ3進出の可能性も十分あったと思う。ブレンドンはやや遅れましたが、15番手を確保した。両者ともにQ2へ進出したが、PU交換によって後方グリッドになるのは決まっていたので、Q2ではタイム計測を行わなかった」

    「ただ、このPU交換を決断したことで、パフォーマンスは上がっているし、これはシーズン残りのレースも続いていくわけなので、満足している」

    「明日のレースでは、PUのパフォーマンス向上も考慮すると、いいレースができるチャンスは十分あるし、2台ともにポジションを上げていけると感じている」

    関連:F1アメリカGP 予選 | ルイス・ハミルトンが今季9度目のポールポジション

  • トロロッソ・ホンダ:F1アメリカGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アメリカGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アメリカGP初日のウエットコンディションとなったフリー走行2回目で、ピエール・ガスリーが2番手タイム、ブレンドン・ハートレーが6番手タイムをマークした。

    F1は舞台を北米に移し、第18戦アメリカGPを迎えた。トロロッソ・ホンダは、今大会でパワーユニット(PU)を交換。ロシアGPで投入し、日本GPで使用したPUの課題を修正すべく、小さな変更を加えた仕様を初日からピエール・ガスリーのマシンに搭載し、ブレンドン・ハートレーは初日の走行後に交換作業を行い、2日目から使用する。

    アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、テキサス州オースティン郊外に位置し、第1コーナーまでの急勾配が特徴。低速、中速、高速の各コーナーが組み合わされたテクニカルなサーキットだ。

    トロロッソ・ホンダは、P1で、ハートレーに代わりF2選手権に参戦しているショーン・ゲラエルを起用した。朝方まで激しく降った雨は、プラクティス1が開始される午前10時には上がったが、気温が16℃と低くコースコンディションはあまり回復せずにセッションは行われた。ガスリー、ゲラエルともに、最初はウエットタイヤでコースインし、1周を走行。その後、インターミディエイトタイヤでの走行となった。このP1は、ガスリーが19周を走行し13番手、ゲラエルが21周を走行し20番手という結果で終了した。

    午後2時からのP2開始時は、強い雨が降るコンディションとなり、セッション半ばまでコースインするマシンはいなかった。開始から45分が過ぎ、ハートレーがウエットタイヤで最初にコースインし走行をスタート。その頃、雨は上がったが、コース上はヘビーウエットの状態で、セッションは開始から1時間が経過する。そして、ガスリーがコースインし、ウエットタイヤで1分52秒751のトップタイムをマーク。セッション終盤、多くのマシンが走行したことでコンディションは回復し、ガスリーとハートレーはともにインターミディエイトタイヤで走行。これによりガスリーは1分49秒728とタイムを更新し2番手に、ハートレーも1分52秒505とタイムアップし6番手となり、セッションは終了した。

    アメリカGPの2日目は10月20日(土)、午後1時(日本時間21日午前3時)からP3、午後4時(日本時間21日午前6時)から予選が行われる。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はガスリー選手のマシンに新しいPUを投入しました。ハートレー選手についても今晩同じ仕様のPUに変更する予定です。2台ともにグリッドペナルティーを受けることになりますが、チームとも相談し、残りのシーズンを考慮するとベストな戦略だと判断しました。今日は雨のため通常の金曜のメニューとは大きく異なる走行になりました。ただ、午前と比較するとP2では大きくバランスが改善され、全体としてはいい感触を得ています。明日の予報は今日よりはいいようですので、ドライコンディションで走行ができればと思っています」

    パワーユニット交換に際して
    「今日はガスリー選手のマシンに新しいPUを投入しました。ハートレー選手についても今晩同じ仕様のPUに変更する予定です。2台ともにグリッドペナルティーを受けることになりますが、チームとも相談し、残りのシーズンを考慮するとベストな戦略だと判断しました。今日は雨のため通常の金曜のメニューとは大きく異なる走行になりました。ただ、午前と比較するとP2では大きくバランスが改善され、全体としてはいい感触を得ています。明日の予報は今日よりはいいようですので、ドライコンディションで走行ができればと思っています」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフレースエンジニア)
    「天候がよくなくて理想的なセッションとはなりませんでしたが、ショーンがP1で走れてよかったと思います。彼がフリー走行に出るときはいつも雨ですね(笑)今日は2台のマシンで大規模なテストプログラムを実施しました。ピエールのマシンには新エアロパッケージを投入しましたが、雨の影響を考えてP1では使わないことを決めました。予定していたテストはあまり進みませんでしたが、その分インターミディエイトのコンディションで最適なマシンオペレーションの理解を進めました。P2もウエットでしたが、新エアロを確認したかったので、ピエールのマシンに装着して走行を進めました。残念ながら計画にあったエアロレイク(計測機器)を使ってのテストはできなかったものの、走りを見る限り効果は確認できたので、よかったです。ウエットタイヤ、インターミディエイトタイヤで2台に同じような走行をしてもらい比較ができたので、今夜はまだまだ仕事が続きます」

    ピエール・ガスリー
    「今日はいい一日でした。午前中はインターミディエイトタイヤを機能させるのにやや苦労しましたが、P2でセッティングを少し変えたらかなり改善されました。午後はマシンの感触がとてもよく、ウエットコンディションの中でのドライブを楽しむことができました。COTAのような素晴らしいコースで雨の中を走るのは、とてもエキサイティングなんです!あまり周回を重ねることはできませんでしたが、全体的な感触とパフォーマンスには満足しています。全員が走ったわけでなくても、リザルトの上位に名前があるのを見るのは気持ちいいものです。PU交換によるペナルティーによって決勝は後方からのスタートになるので、日曜の決勝でいいペースを発揮することに注力していかなければなりません」

    ブレンドン・ハートレー
    「午前のセッションには参加しませんでしたが、午後はウエットでの走行を行い、万事スムーズに進みました。午前中に起きたことと同じ問題がありましたが、ピエールのマシンは新しいエンジンとエアロパッケージでかなりいい感触を得ています。僕のは従来型のパッケージでしたが、ピエールのパフォーマンスを見る限り、今後に期待が持てると思います」

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