タグ: スクーデリア・トロ・ロッソ

  • トロロッソ・ホンダ 「2台のマシンで大規模なテストプログラムを実施」

    トロロッソ・ホンダ 「2台のマシンで大規模なテストプログラムを実施」

    トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1アメリカGP初日のフリー走行での作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、F1アメリカGPに新しいエアロパッケージを投入。フリー走行2回目からピエール・ガスリーのマシンに搭載され、テストが実際された。また、ホンダは日本GPで使用したパワーユニットの課題を修正すべく、小さな変更を加えた仕様のパワーユニットをガスリーのマシンに積んだ。

    「天候がよくなくて理想的なセッションとはならなかったが、ショーンがP1で走れてよかったと思う。彼がフリー走行に出るときはいつも雨だね(笑)」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「今日は2台のマシンで大規模なテストプログラムを実施した。ピエールのマシンには新エアロパッケージを投入したが、雨の影響を考えてP1では使わないことを決めた。予定していたテストはあまり進まなかったが、その分インターミディエイトのコンディションで最適なマシンオペレーションの理解を進めた」

    「P2もウエットでしたが、新エアロを確認したかったので、ピエールのマシンに装着して走行を進めた。残念ながら計画にあったエアロレイク(計測機器)を使ってのテストはできなかったものの、走りを見る限り効果は確認できたのでよかった。ウエットタイヤ、インターミディエイトタイヤで2台に同じような走行をしてもらい比較ができたので、今夜はまだまだ仕事が続きます」

    関連:
    ・F1アメリカGP フリー走行2回目 | 悪天候のなかピエール・ガスリーが2番手
    ・F1アメリカGP フリー走行1回目 | ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソのF1マシンはほぼ開幕戦仕様のまま」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソのF1マシンはほぼ開幕戦仕様のまま」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、チームはアップデート不足と投入したパーツの理解に苦しんでいることで、STR13は事実上、開幕戦仕様から変化していないと語る。

    トロロッソ・ホンダは、第2戦バーレーンGPでピエール・ガスリーが4位入賞を果たすなど好成績を残す一方で、トラブルによってノーポイントのレースが続くなど、複雑なシーズンを過ごしている。

    ピエール・ガスリーは、他にもハンガリーで6位、モナコで7位、ベルギーで9位を獲得しているが、チームメイトのブレンドン・ハートレーは2度の10位フィニッシュによる2ポイントしか手にしていない。

    「実際、僕たちはメルボルンからクルマがほとんどアップデートされていない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「モナコでは本当に小さなものもあったけど、オーストリアでのアップデートは機能しなかった。だから、実際にはシーズンをスタートしたのと同じクルマだ」

    「他チームは改善しているけど、僕たちはそうではないので、最近はトップ10に近づくことに苦労しているので、僕たちはそう感じ始めている」

    「明らかに失っていると言えるし、ある意味でテクニカルディレクター(ジェームス・キー)を失えば、常に即時のパフォーマンスに影響が出てくるのは確かだ。理想的な状況ではない」

    トロロッソのシャシーは停滞しているが、それでもピエール・ガスリーは、ホンダの“スペック3”エンジンの投入によって、2018年の残りの4レースの見通しには楽観的だと語る。

    「ミッドフィールドでポイントを獲得したければ、予選とレースの両方ですべてを正しくまとめる必要があることはわかっている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「通常、ここまで良い予選ができているときは、いつも良いレース、良い戦略をとることができている。モナコ、ブダペスト、バーレーン、さらにはスパでもそうだった」

    「日本では本当に良い予選ができたけど、レースではあまり最大化することはできなかった。なので、ペースを維持して、パッケージを維持することができれば・・・」

    「さらに多くのエンジンを投入すれば、ペナルティを受けることはわかっているので、現時点では残り2戦はかなり疑問符が残っている」

    「でも、新スペックによってランキングでさらに上位を争うもっと良いチャンスがあるのは確かだ」

  • トロロッソ・ホンダ:F1日本GP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1日本GP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1日本GPの決勝レースで、ピエール・ガスリーが11位、ブレンドン・ハートレーが13位でレースを終えた。

    第17戦日本GPの決勝レースが、午後2時10分より行われた。台風一過の好天となった鈴鹿サーキットは、朝から気温が上昇し、決勝が始まる頃には気温28℃、路面温度42℃となり、夏のようなコンディションとなった。

    トロロッソ・ホンダの2台は、ブレンドン・ハートレーが3列目6番手、ピエール・ガスリーが4列目7番手からのスタート。予選Q3進出を果たしたため、Q2でベストタイムを記録した中古スーパーソフトタイヤでのスタートとなった。

    午後2時10分にフォーメーションラップがスタートし、53周のレースが幕を開けた。スタートで若干出遅れたハートレーは10番手にポジションを落とし、ガスリーは7番手をキープして1周目を終えた。3周目、追い上げるレッドブルのダニエル・リカルドにポジションを明け渡したハートレーは11番手となる。8周目、上位車のアクシデントでガスリーは6番手に上がるが、13周目にリカルドにパスされ再び7番手に。

    レースは中盤に入り、スーパーソフトタイヤでスタートした中では、最も遅くまでタイヤ交換を引き伸ばしたトロロッソ・ホンダの2台が、タイヤ交換のタイミングを迎える。29周目にハートレーがピットインし、17番手でレースに復帰。30周目にはガスリーがピットインし、13番手でレースに戻った。ソフトタイヤに交換した2台は、レース後半に追い上げをかけ、徐々にポジションを上げていく。34周目、ガスリーは入賞圏内の10番手に上がった。ハートレーも36周目には13番手までポジションを上げ、レース終盤の追い上げに入った。しかしレース終盤、タイヤの摩耗が進み、なかなかペースの上げられないガスリーは、残り3周となった50周目に後続にパスされて11番手にポジションを落とし、そのままチェッカーフラッグを迎えた。ハートレーも前車と激しいバトルを展開したもののポジションを上げることはできず、13位に終わった。

    F1第18戦アメリカGPはテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで10月19日(金)~21日(日)に行われる。

    ピエール・ガスリー (11位)
    「スタートはうまく決めることができ、ブレンドンをオーバーテイクして順位を上げるなど、最初のスティントは順調だったと思います。マシンの感触もよく、グロージャン選手との差を詰めながら走行していたのですが、ピットでの混雑を避けるためにピットストップを伸ばしたところ、タイミングを誤ったことで何台かに抜かれてしまいました。タイヤをソフトタイヤに交換し、ピットアウト後の数周は周りとのバトルやオーバーテイクも順調だったのですが、リアタイヤにブリスターの症状が出てしまい、その後はレースを最後まで走りきることに必死でした。今日は本来ならもっといい結果を出せるはずだったので、なにが起こったのかこれから解析する必要があります。今日のレースでは正しい判断をできなかったのかもしれませんが、そういうレースも時にはあるのではないかと思っています。“思い返せば、あのときに違う選択をしていれば…”と言うのは簡単なことかもしれません。Hondaのホームである日本で共にポイントを獲得できれば、チームにもHondaにも大きなプレゼントになっただけに悔しいです。予選結果がよかっただけに今日の決勝が残念でなりません」

    ブレンドン・ハートレー (13位)
    「スタートで思い当たるようなミスはしていないはずなのですが、マシンのパワーを路面にうまく伝えることができませんでした。最初のスティントではグリップを感じられず、トラクションコントロールも効かず、タイムロスに繋がってしまいました。セカンドスティントでは、トラフィックに悩まされることになってしまいました。ウィリアムズの2台をオーバーテイクできたのですが、その後エリクソン選手に引っかかってしまいました。予選の順位ではポイント獲得が可能だと思っていたので、チームとして両マシンがポイント圏外となってしまい悔しくてなりません」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「昨日の予選結果が良かっただけに、それを今日のレースに繋げられず非常に残念に思っています。ガスリー選手は終始ポイント圏内を走行していましたが、最終盤にオーバーテイクされ、惜しくも入賞を逃してしまいました。今週末はToro RossoHondaチームが鈴鹿に入ってから、常に多くのファンの方々に温かい声援をいただきました。チームメンバー全員が勇気づけられましたし、それに応える意味でもポジティブな結果を残したかっただけに、悔しい気持ちが強いです。ホームレースでのこの悔しさをバネに、今季の残りのレースおよび来年へのパフォーマンス向上に繋げます」

    関連:2018年 F1日本GP 決勝レース ハイライト動画

  • トロロッソ・ホンダ:タイヤ戦略が実らずノーポイント / F1日本GP

    トロロッソ・ホンダ:タイヤ戦略が実らずノーポイント / F1日本GP

    トロロッソ・ホンダは、F1日本GPの決勝で、ピエール・ガスリーが11位、ブレンドン・ハートレーが13位でフィニッシュ。ポイント獲得はならなかった。

    ホンダの“スペック3”エンジンを投入し、ブレンドン・ハートレーが6番グリッド、ピエール・ガスリーが7番グリッドを獲得して入賞への期待がかかっていたトロロッソ・ホンダだったが、本来タイヤに優しいマシン特性を生かすことができず、ノーポイントでレースを終えることになった。

    ピエール・ガスリーはオープニングラップで7位をキープ。上位勢のインシデントによって一時は6番手まで順位を上げていた。中古のスーパソフトでスタートしたガスリーは29周まで第1スティントを延ばす。

    しかし、それまで後ろを走り、24周目にピットインしたセルジオ・ペレス、26周目にピットインしていたエステバン・オコンが1分34秒台で走っていたのに対し、1分3秒台までタイムを落としていたガスリーは2台にアンダーカットを許すことになる。

    第2スティントにソフトタイヤを選択して10番手まで順位を取り戻していたピエール・ガスリーだったが、40周目のシャルル・ルクレールのストップによって入ったバーチャルセーフティカー後に1分36秒台まで失速。3周遅くピットインして1分34秒台で走行していたカルロス・サインツ(ルノー)に49周目に抜かれて11番手に後退。ホンダのホームレースでのポイント獲得にあと一歩届かなかった。

    ブレンドン・ハートレーは、オープニングラップで10番手まで後退。その後、ダニエル・リカルドに抜かれた11番手でレースを進めて29周目にピットイン。ウィリアムズの2台の後ろの17番手でコースに戻ることになり、その後はなす術もなく13位でフィニッシュした。

    関連:F1日本GP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

  • トロロッソ・ホンダ:F1日本GP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1日本GP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1日本GPの予選で、ブレンドン・ハートレーが6番手、ピエール・ガスリーが7番手を獲得。ハンガリー以来の両選手トップ10入りで好位置から決勝に挑む。

    第17戦日本GPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。台風の接近により、鈴鹿は厚い雲に覆われ、強風も吹く天候ながら、時折り雲間から青空も顔を覗かせる不安定な空模様。

    プラクティス3が開始された正午は、気温25℃、路面温度27℃、降水確率60%で、路面は朝方に降った雨によりところどころ濡れた部分はあるものの、おおむねドライのコンディション。トロロッソ・ホンダの2台は、ともにスーパーソフトタイヤでコースインした。セッション開始まもなく、雨が降り始め、風も強くなりコンディションは悪化。全車走行を見合わせる状況となる。セッション残り20分となり、ブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーはコースインし走行を再開。セッション終盤、2台は新品のスーパーソフトタイヤに交換し、アタックシミュレーションを行った。2台ともに完全なアタックアップにはなりなかったが、ハートレーが1分32秒030、ガスリーが1分33秒105をマーク。再度アタックを行うタイミングで、他車のアクシデントによりセッションは赤旗中断となり、そのまま終了した。プラクティス3はハートレーが13番手、ガスリーが20番手となっている。

    午後3時、天候は曇りでコンディションは回復せず、予選を迎えた。Q1で、1セット目のタイヤでハートレーが1分30秒835、ガスリーが1分30秒838と僅差のタイムをマーク。その後アクシデントによる赤旗が出てセッションは一時中断された。セッション終了直前、2セット目でアタックを開始した2台は、ガスリーが1分30秒137、ハートレーが1分30秒248とともに大きくタイムアップを果たし、僅差の順位争いのなかガスリーが10番手、ハートレーが14番手となり、ともにQ1を突破する。Q2では1回目のアタックでガスリーが1分29秒810、ハートレーが1分29秒848とベストタイムを更新。セッション終盤、雨が降り始めコンディションが悪化し、2セット目のアタックを途中でやめた2台だったが、ガスリーが9番手、ハートレーが10番手でQ2は終了し、ともにQ3進出を果たした。Q3では、Q2で降った雨は一時上がったものの、路面のコンディションがつかめない難しい状況で開始。スーパーソフトタイヤでアタックした2台はハートレーが1分30秒023、ガスリーが1分30秒093をマークし、6番手と7番手につける。セッション半ばから雨が再び降り出し、タイムアップは難しいコンディションとなり、セッションは終了した。

    トロロッソ・ホンダの2台は、ハンガリーGP以来となる、2台揃ってのベスト10入りを果たし、決勝レースではハートレーが3列目6番手から、ガスリーが4列目7番手の好位置から上位進出を狙う

    F1日本GP決勝レースは10月7日(日)午後2時10分にスタートする。

    ブレンドン・ハートレー (6番手)
    「最高の予選結果を出せてとてもうれしいです。このシーズン、チームと共に苦労した事も多く、普段あまり感情的にならないのですが、そんな想いがあり予選を走り始めた時からなぜかとてもエモーショナルになってしまいました。今日はすべてが思ったように運び、僕自身もベストなパフォーマンスが必要な時に出せたのではないかと思います。予選は天候が安定せず難しいセッションではありましたが、コースに出るタイミングなどチームの作戦がうまくハマったと思います。ホンダのファンの皆さん、日本のファンの皆さんの目の前で6番手グリッドという今季最高位のポジションを獲得することができて、最高にうれしいです。明日の決勝ではポイントを獲得したいと思いますが、今この瞬間は素直に今日の結果を喜びたいと思います」

    ピエール・ガスリー (7番手)
    「チームとして、今シーズン最高の予選結果になりました。6番手と7番手をこの鈴鹿でホンダと一緒に獲得できたことは、今シーズンどの結果よりもチームにとってうれしいことです。今季最高のグリッド順位となり、それをこの日本GPで成し遂げたことは特別な意味を持っています。鈴鹿はオーバーテイクが難しいサーキットなので、明日の決勝はスタートがとても重要になると思います。ブレンドンも僕もこのレースウイークのマシンにはいい手応えを感じているので、決勝は周りのマシンといい争いができるようにプッシュしていくだけです。明日の決勝はハードな戦いになりそうですが、まず5番手にいるグロージャン選手をスタートで追い抜けるようないいスタート切りたいです。今シーズンはチャンスがあるときは確実にそれを逃さず結果を残してきているので、明日の決勝もまた集中して、最高の結果を残せるようにがんばります」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「このタフな1日を、チームと共に最高の結果で締めくくることができました。ブレンドンはラップタイムにはそう現れていなかったように見えましたが、P3を順調にこなしていました。彼は彼自身とマシンに更なる可能性を感じていたと思います。風が強く走行にも影響していたので、マシンのバランスも周ごとに違って安定せず、予選ではさらにいろいろなことが起きると予想していました。ピエールはP3でPUのキャリブレーションにトラブルが出てしまい、ベストなパフォーマンスで走行することができませんでした。よって昨日からのトラブルとも相まって、ピエールに予選までに完ぺきな準備をしてあげることが残念ながらできませんでした。天候のせいで今日の予選はどのセッションもレベルが高く難しかったのですが、チームは先々の天気を読んでその時のコンディションにベストな対応をしてくれました。予選全セッションを通して“ドライバーたちは、正しいタイヤと正しいタイミングで走ることができた”と自信をもって言えると思います。エンジニアとメカニック、そしてホンダとのチームワークが、今日のこの最高の結果に結びついたのではないでしょうか。Q3で両ドライバーともすばらしい走りを見せ、その後雨が降り始めたせいでそのままのポジションで予選を終えることになりました。すばらしい結果で今日1日を終えることができたと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の予選は2台が揃ってQ3進出という素晴らしい結果になりました。ドライバーは2人とも見事なパフォーマンスを見せてくれましたし、多くのファンが詰めかけたこの鈴鹿で、このような結果を得られたことを本当に嬉しく思っています。PUについてはロシアGPでの懸案をこの予選までに解決し、予選に臨むことができました。この作業に当たった全てのプロジェクトメンバーに感謝をしています。また、鈴鹿に向けて競争力があるマシンを作り、今日も不安定な天候を先読みしていい戦略で予選を戦ったチームも、素晴らしい仕事をしてくれました。今日の結果は、トロロッソ・ホンダのチームメンバーとドライバーのここまでの努力の結果だと思っています。ただ、ガスリー選手のPUのセッティングにはまだ改善の余地があるので、明日に向けて対応を検討したいと思います。レースは結果が全てですので、明日はさらにいい結果を得られるよう、全力で臨みます」

  • トロロッソ 「ホンダとのチームワークが生んだ素晴らしい結果」

    トロロッソ 「ホンダとのチームワークが生んだ素晴らしい結果」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、トロロッソ・ホンダの2台が揃ってQ3進出を果たしたF1日本GPの予選を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ホンダが、前戦ロシアGPの金曜日に投入した新スペックのパワーユニット(PU)を、調整と最適化を進めて日本GPのプラクティスから使用。パフォーマンスと信頼性の両面を向上させた新PUで、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが鈴鹿サーキットを走行した。

    予選ではQ1をピエール・ガスリーが10番手、ブレンドン・ハートレーが14番手で突破。Q2ではガスリーが9番手、ハートレーが10番手に入り、2台が揃ってQ3進出を果たした。

    Q3では後半に雨が降って1回目のアタックがグリッドを決める展開。ブレンドン・ハートレーが1分30秒023で4列目6番グリッド、ピエール・ガスリーが1分30秒093で5列目7番グリッドを獲得した。鈴鹿での30回目の記念すべき大会でホームの観客の前で素晴らしい結果を残した。

    「我々にとってチャレンジングでタフな一日の素晴らし締めくくりでした」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「ブレンドンはかなりスムーズなFP2を行いましたし、ラップタイムには必ずしも現れてはいませんでしたが、彼のパフォーマンスはとても良いものでした。彼は自分とクルマからもっと多くを引き出せる部分があることをわかってました。風がかなり強くかったことが大きく影響し、バランスに一貫性がなく、ラップ毎に違っていましたし、予選ではもっと多くのパフォーマンスがあることを彼はわかっていました」

    「ピエールはFP3でパワーユニットにキャリブレーションの問題が発生しており、最大限のパフォーマンスでクリーンなラップを得ることができませんでした。昨日の問題と合わせて、我々はピエールに予選にむけてベストな準備をしてあげることができませんでした」

    「天候によって予選はチャレンジングなセッションでしたが、チームはセッション毎にコンディションにうまく対応し、今後の天候を見ていました。予選を通してドライバーは正しいタイミングで正しいタイヤを装着していたと言っても過言ではありませんし、今日はコース上での大事なときに、エンジニア、ホンダ、メカニックのチームワークはとてもうまく機能していました。それが最終結果に大きな役割を果たしました」

    「Q3の大事なときに両方のドライバーが素晴らしいラップを行い、そのあとに雨が降り、ポジションをロックできました。全体的に良い午後でした」

    関連:日本GP 予選 結果 | ルイス・ハミルトンが今季8度目のポールポジション

  • トロロッソ・ホンダ、“スペック3”で2台揃ってQ3進出! / F1日本GP 予選

    トロロッソ・ホンダ、“スペック3”で2台揃ってQ3進出! / F1日本GP 予選

    トロロッソ・ホンダは、F1日本GPの予選で2台揃ってQ3に進出。ブレンドン・ハートレーが6番グリッド、ピエール・ガスリーが7番グリッドを獲得した。

    ホンダF1は、前戦ロシアGPで導入するもマッチングとキャリブレーションに問題があったアップデート版“スペック3”エンジンを日本GPまでの数日間で調整し、今週末の鈴鹿サーキットで走らせている。

    トロロッソ・ホンダは、Q1をピエール・ガスリーが10番手、ブレンドン・ハートレーが14番手で突破。Q2ではガスリーが9番手、ハートレーが10番手に入り、揃ってQ3進出を果たした。

    ダニエル・リカルドのエンジントラブル、そして、Q2後半に雨が降ってアタックできないコンディションだったという運もあるが、鈴鹿サーキットでホンダのF1エンジンを搭載したマシンが2台揃ってQ3に進出したのは、2015年にホンダがF1に復帰してから初めてとなる。マクラーレン・ホンダでは実現できなかった結果だ。

    Q3では後半に雨が降って1回目のアタックがグリッドを決める展開。ブレンドン・ハートレーが1分30秒023で4列目6番グリッド、ピエール・ガスリーが1分30秒093で5列目7番グリッドを獲得した。鈴鹿での30回目の記念すべき大会でホームの観客の前で素晴らしい結果を残した。

    F1日本GP決勝は、10月7日(日)の14時10分から行われる。

    関連:F1日本GP 予選 結果 | ルイス・ハミルトンが今季8度目のポールポジション

  • トロロッソ・ホンダ:F1日本GP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1日本GP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1日本GP初日のフリー走行で新仕様のパワーユニット(PU)を再投入し、プラクティス1でピエール・ガスリーが11番手タイム、プラクティス2でブレンドン・ハートレーが10番手タイムをマークした。

    F1は第17戦日本GPを迎えまた。鈴鹿サーキットでのF1開催30回の記念大会となる今回の日本GPでは、ホンダは冠スポンサーとして大会協賛を行うとともに、歴代F1マシンの展示などブースを展開している。

    トロロッソ・ホンダは、前戦ロシアGPの金曜日に投入した新スペックのPUを、調整と最適化を進めて日本GPのプラクティスから使用。初日の金曜日、午前10時からプラクティス1、午後2時からプラクティス2が行われ、パフォーマンスと信頼性の両面を向上させた新PUで、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが鈴鹿サーキットを走行した。

    プラクティス1が開始された午前10時、台風の接近で懸念された天候だが、厚い雲に覆われたものの降雨はなく、気温23℃、路面温度21℃のコンディションでセッションは開始された。トロロッソ・ホンダの2台は、ともにソフトタイヤでセッティングプログラムを消化。セッション半ばにガスリーがターン3でコースアウトし、マシンに着いた草などを取り除くピットでの作業で若干のタイムロスはあったが、それ以外は順調に走行を行った。ベストタイムは、ガスリーが1分31秒073で11番手、ハートレーが1分31秒908で17番手となっている。

    午後2時からのプラクティス2は、プラクティス1と同様のコンディションで行われ、ハートレーがソフトタイヤで走行を開始した。5周を走行したのちに、ハートレーはスーパーソフトタイヤに交換。アタックシミュレーションを行い、プラクティス1のベストタイムを大きく上回る1分30秒502をマークする。その後、ハートレーは再びソフトタイヤに交換し、ロングランを行い、セッティングを進めた。ガスリーは、車体に燃料系のトラブルが発生し、その修復作業に時間を費やしたため、セッション残り15分に走行を開始した。スーパーソフトタイヤで、1分30秒795のベストタイムをマークし、トータル10周の走行でセッションを終えまた。プラクティス2では、ハートレーが10番手、ガスリーが13番手となっている。

    F1 日本GP2日目は10月6日(土)、正午よりプラクティス3、午後3時より予選が行われます。

    ブレンドン・ハートレー
    「鈴鹿での初日は楽しく過ごすことができました。P1の序盤何周かをこのコースでのスピードに慣れるために走りましたが、このコースがとても気に入りました。セッション中にいくつかセッティングの変更を行いましたが、それもいい形で機能し、P2では僕が期待した通りの手応えを感じることができました。P2を10番手で終え、マシンのペースにも自信がありますし、明日の予選は前向きな気持ちで臨めそうです」

    ピエール・ガスリー
    「午前中のセッションで走行した時のマシンの感触はよく、手応えを感じていました。有益なデータを得ることができましたが、残念ながら午後のセッションでトラブルに見舞われてしまい、P2では予定していたほど走ることができませんでした。プッシュしてアタックできたのは一周、あと何周かはロングランを試せただけだったので、あまり得られたものはありませんでした。ブレンドンにとってはいいセッションとなったようなので、彼のデータをパフォーマンスの向上にうまく適応して、明日の予選でいいグリッドを獲得できるようにしたいと思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「空力パーツとメカニカルセットアップのテストを行い、P1は有意義なセッションになりました。ブレンドンが序盤でレークを装着して空力の計測を行い、風洞実験や計算流体力学(CFD)で得たデータと実際のコースとの相関性を確かめるのに有効なデータを得ることができました。鈴鹿は高速サーキットで、安定したマシンの空力性能が必要となるので、この週末に新しく試したいパーツを持ち込みました。新しいパーツの感触は良く、両マシンに使用することにしました。他にフォーカスしていたのは、ホンダの最新のPUの性能を再確認することでした。ロシアGPからマッピングとキャリブレーションの改善のためにベンチでのテストを繰り返し、新しいPUは思った通りのパフォーマンスを見せてくれました。このすばらしいドライバビリティーとパフォーマンスの改善に、ホンダにはとても感謝しています。P2はブレンドンにとって順調で有益なセッションとなりました。マシンのバランスが改善され、いいラップタイムを刻むことができました。残念ながらピエールのマシンで、午後のセッション開始前に燃料装置のトラブルが発生し、パーツ交換が必要となったため、彼にとってはあまり実りの多いセッションにはなりませんでした。通常2時間はかかってしまう作業ですが、メカニックのすばらしい働きにより、セッションが終わる間際ではありましたがピエールをコース上に送り出すことができました。他車がレースシミュレーションを行っている間に、うまくトラフィックを回避しつつ、DRSを使用してタイムアタックを行いました。ピエールにマシンバランスの感覚をつかんでもらうことができたと思います。マシンの仕上がりに手応えを感じているので、今夜さらにチーム一丸となり作業し、P3以降もいいセッションにできるよう努めたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今週は、火曜の日本到着後からドライバー2人が多くのホンダファクトリーを訪問し、忙しい日々を過ごしてきました。そこでの温かい声援を受け、我々のホームレースをいい雰囲気の中で迎えられていると感じています。今日はセッションではロシアGPの金曜に投入した最新スペックのPUを使用しました。先週浮かび上がった課題を今日までの作業で修正して臨み、実際に走行を重ねる中で大きく改善できていることが確認できました。午後にガスリー選手がマシンの燃料系トラブルにより走行時間を大きく失ったことは残念でしたが、まだキャッチアップする余地はあると思っています」

    関連:
    ・F1日本GP フリー走行2回目 結果 | ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1日本GP フリー走行1回目 結果 | ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • トロロッソ 「ホンダの“スペック3”を導入したからにはQ3進出はマスト」

    トロロッソ 「ホンダの“スペック3”を導入したからにはQ3進出はマスト」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダの“スペック3”F1エンジンを導入したことで今後はQ3に進出しなければならないとドライバー陣にプレッシャーをかけた。

    ホンダは、F1ロシアGPのフリー走行でアップグレード版パワーユニットを投入。ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーはエンジンのパフォーマンス向上についてポジティブな見解を述べていた。

    F1ロシアGPではシャシーへのマッチングとキャリブレーションの問題によって旧スペックに戻したトロロッソ・ホンダだが、F1日本GPでは全てのセッションでスペック3の使用が予定されている。

    現在、トロロッソ・ホンダはコンストラクターズ選手権でザウバーからプレッシャーを受けている。ザウバーは過去数カ月間でパフォーマンスを大幅に向上させており、ランキング8位のトロロッソ・ホンダに3ポイント差まで迫っている。

    フランツ・トストは、ホンダF1によるアップデートが、チャンピオンシップでの順位を守るための後押しを提供してくれることを期待していると語る。

    「スペック3エンジンによってQ3進出はマストだ。我々はザウバーの前でなければならない。彼らはコンストラクターズ選手権で我々に多くのプレッシャーをかけてるからね」とフランツ・トストはコメント。

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、スペック3の早期導入を望んでいたが、パフォーマンスと信頼性の必要性によってわずかにデビューが遅れたと述べた。

    「開発は望んでいたほど速くありませんでした」と山本雅史はコメント。

    「最近では特に燃焼室に関してすべてがはるかに向上しています。我々はそれをアップグレードし、最終的に正常に完了しました。エンジンのその他の問題はキャリブレーションに関連したものです」

    「ロシア以降、我々は鈴鹿にむけてこの1週間でそれを解決させました。トストさんは素晴らしい週末を楽しみにしていると思います」

    先週、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、ホンダの努力によってエンジンの性能はルノーに並んだと主張していたが、山本雅史は比較には消極的だ。

    「もちろん、ロシアで我々が持ち込んだスペック3はまだレースをしていませんし、今回ここが最初の機会になります」と山本雅史はコメント。

    「我々が以前に使用していた他のエンジンとは比較できますが、エンジンだけでなく、クルマ全体のパフォーマンスに関連しています」

  • トロロッソ 「ホンダの最新PUはドライバビリティとパフォーマンスが改善」

    トロロッソ 「ホンダの最新PUはドライバビリティとパフォーマンスが改善」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1日本GP初日のトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。

    ホンダは、今回のF1日本GPに前戦の金曜日に使用した“スペック3”エンジンを再導入。トロロッソ側も新しいパーツを持ち込んで作業を実施した。

    初日のフリー走行ではブレンドン・ハートレーが10番手タイムを記録。ピエール・ガスリーはFP2で燃料システムに問題が発生して修復作業が必要となったことで終盤に10周しか走行することができなかったが、それでも13番手タイムをマークした。

    ジョナサン・エドルズは、ホンダのスペック3エンジンはドライバビリティとパフォーマンスの両方で改善を示していると語る。

    「FP1は非常に生産的であり、空力とメカニカルセットアップのテストを実施した。ブレンドンはインスタレーションラップでレーキ作業を完了し、トラックと風洞およびCFDとの相関関係をさらに改善させるためのデータを収集した」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「日本は非常に高速なサーキットであり、非常に安定した空力プラットフォームをマシンに搭載することで利益を得ることができるので、我々はここでそれに取り組むための新しいパーツを持ち込んだ。それらはうまく機能していたので両方のクルマに引き続き搭載された」

    「他の主な焦点はホンダの最新PUの再導入だった。彼らはロシア以降、マッピングとキャリブレーションを改善するためにダイナモで懸命に作業してきたし、それらの変更はすべて予想通りに機能していた。最新PUのドライバビリティとパフォーマンスは改善されているし、ホンダに感謝したい」

    「ブレンドンにとってFP2はスムーズで生産的なセッションだったし、バランスは向上し、クルマから良いラップを引き出していた」

    「前年ながら、ピエールにとっては午後のセッションはそれほど実りのあるものではなかった。コースに出る前の最後の始動で燃料システム内に問題が発生し、セルないのパーツを変更する必要があった。通常、それには少なくとも2時間はかかるが、メカニックたちは素晴らしい仕事をして記録的な時間でパーツを交換し、ピエールはセッション終了間際に走ることができた」

    「もちろん、それによって多くの妥協を強いられた。彼はDRSを使って速いラップを刻もうとしていたが、他の全てのクルマはレースシミュレーションを実施していた。それでも、我々はトラフィックのなかに小さなウインドウを見つけ、ピエールはバランスの感触を得ることができた」

    「クルマは比較的競争力があるように思っており、FP3以降スムーズな走行ができるように今夜は懸命に作業をしていく」

    関連:
    ・F1日本GP フリー走行2回目 結果 | ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1日本GP フリー走行1回目 結果 | ルイス・ハミルトンがトップタイム