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  • オスカー・ピアストリが地元で最速 2026年F1オーストラリアGP FP2

    オスカー・ピアストリが地元で最速 2026年F1オーストラリアGP FP2

    2026年F1オーストラリアGPのフリー走行2回目(FP2)がアルバート・パーク・サーキットで行われ、マクラーレンのオスカー・ピアストリがトップタイムを記録した。地元オーストラリアのファンの前で、ピアストリはメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルを抑えて初日の最速タイムをマークした。

    セッションは多くのインシデントとトラブルが発生する慌ただしい展開となり、2026年の新レギュレーション下での勢力図をうかがわせる内容となった。

    ピアストリがトップ メルセデス勢が続く
    FP1では各チームが初期トラブルに見舞われたが、FP2では多くのマシンが走行距離を重ねた。予防的なギアボックスチェックのためFP1で走行時間を失っていたランド・ノリスも序盤からコースインした。

    セッション序盤にはピットレーンで接触が発生し、メルセデスのジョージ・ラッセルがレーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドのマシンに接触。またアルピーヌのフランコ・コラピントがレーシングライン上で大きく減速し、ルイス・ハミルトンが回避行動を取る場面もあった。これらのインシデントはセッション後に審議対象となっている。

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはピットレーンでRB22のエンストに見舞われ、ガレージへ押し戻される場面もあった。

    走行開始後のタイム計測では、メルセデス勢が好調を見せる。最初の計測ラップではアントネッリとラッセルが上位につけ、ハミルトンがその間に割って入った。

    その後ソフトタイヤを装着したラッセルがトップタイムを更新し、FP1でシャルル・ルクレールが記録したタイムを0.2秒以上上回った。さらにセッション中盤にはアントネッリが1分19秒台に最初に突入し、メルセデスの速さを印象づけた。

    しかし終盤、ピアストリが再びトップに浮上し、最終的に1分19秒729でセッション最速となった。

    フェルスタッペンはコースオフ アストンマーティンは苦戦
    セッション終盤には再びトラブルが続いた。フェルスタッペンはターン10で高速コーナーで突然オーバーステアに見舞われ、グラベルへコースオフ。フロアにダメージを負う結果となった。

    またキャデラックのセルジオ・ペレスは油圧系トラブルとみられる問題でマシンをコース脇に停止させ、バーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された。ペレスはセンサーの不具合によりセッションの大半を欠場しており、代表的なタイムを残せなかった。

    一方、アストンマーティンは厳しい状況となった。フェルナンド・アロンソはパワーユニット関連の問題の影響でセッション開始から15分後にスローラップのみを走行してピットへ戻り、タイムを記録できなかった。ランス・ストロールも1周は走行したものの順位表の下位に沈んだ。

    トップ6にはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが続き、ランド・ノリスが7番手。レーシングブルズのアービッド・リンドブラッド、アイザック・ハジャー、ハースF1チームのエステバン・オコンがトップ10を完成させた。

    また、オリバー・ベアマンは11番手、アウディのニコ・ヒュルケンベルグは12番手となり、リアム・ローソン、ガブリエル・ボルトレト、アレクサンダー・アルボンが続いた。

    カルロス・サインツJr.は走行10周にとどまり17番手。コラピントとバルテリ・ボッタスがその後ろに並び、アストンマーティンのアロンソとストロールが下位。ペレスは2周のみの走行で最下位となった。

    各チームはこの日のデータを分析し、土曜日のフリー走行3回目(FP3)に備える。FP3は現地時間12時30分に開始される予定だ。

    オーストラリアGP

    2026年 F1オーストラリアGP FP2 結果

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分19秒729(26周)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分19秒943(31周)
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分20秒049(28周)
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分20秒050(32周)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分20秒291(30周)
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分20秒366(13周)
    7.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分20秒794(29周)
    8.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分20秒922(30周)
    9.アイザック・ハジャー(レッドブル) – 1分20秒941(28周)
    10.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分21秒170(29周)
    11.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分21秒326(31周)
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分21秒351(34周)
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分21秒358(29周)
    14.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分21秒668(28周)
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分21秒847(32周)
    16.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分22秒167(16周)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分22秒253(10周)
    18.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分22秒619(27周)
    19.バルテリ・ボッタス(キャデラック) – 1分23秒660(28周)
    20.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分24秒939(18周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分25秒816(13周)
    22.セルジオ・ペレス(キャデラック) – タイムなし(2周)

  • F1オーストラリアGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

    F1オーストラリアGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

    2026年F1オーストラリアGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。3月6日(金)にアルバート・パーク・サーキットで2026年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが20番手、ランス・ストロールが21番手だった。

    ピアストリがFP2最速 地元メルボルンで観客を沸かす
    オスカー・ピアストリが1分19秒729を記録してFP2トップ。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリにコンマ2秒差をつけ、地元オーストラリアのファンを沸かせた。3番手にはジョージ・ラッセルが入り、メルセデス勢も上位につけている。

    フェラーリ勢はFP1の勢い維持 ハミルトン4番手
    FP1でワンツーを記録したフェラーリはFP2でも安定した走りを披露。ルイス・ハミルトンが4番手、シャルル・ルクレールが5番手につけ、週末の有力候補としての存在感を示した。

    フェルスタッペンがコースオフ フロア損傷の可能性
    マックス・フェルスタッペンは高速区間でオーバーステアを喫してコースオフし、グラベルを通過する場面があった。マシンからパーツが飛んだ可能性もあり、チームはその後ガレージでフロアの状態を調査することになった。

    ペレスがストップ VSC導入
    キャデラックのセルジオ・ペレスがコース上でマシンを止めたことで、セッション終盤にバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された。チームによると原因は油圧系トラブルの疑いとされている。

    アストンマーティンはPU問題の影響続く
    アストンマーティンはパワーユニット関連の問題により厳しい走行となった。フェルナンド・アロンソはFP1を欠場しており、FP2ではようやく走行を開始したが、ランス・ストロールは多くの時間をガレージで過ごすことになった。

    ルーキーのリンドブラッドが再び存在感
    アービッド・リンドブラッドはFP1に続いて好走を披露しトップ10圏内を維持。安定したラップでパフォーマンスを見せ、ルーキーながら週末の注目株となっている。

    ウィリアムズにトラブル サインツはFP2終了
    ウィリアムズはカルロス・サインツJr.のマシンに問題が発生したと発表。調査の結果、この日はセッション途中で走行を終えることになり、ミディアムタイヤで10周のみの走行となった。

    ラッセルとリンドブラッドのピットレーン接触
    ピットレーンではジョージ・ラッセルとリンドブラッドのマシンが接触。ラッセルはフロントウイング交換を余儀なくされ、この件はセッション後に審議対象となることが発表された。

    新レギュレーションでロックアップ多発
    ダウンフォース減少の影響もあり、コーナー進入でのロックアップが多発。ラッセルやハミルトンもコースオフする場面があり、2026年マシンの挙動にドライバーたちがまだ適応している段階であることがうかがえた。

    オーストラリアグランプリ

    F1オーストラリアグランプリ フリー走行2回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分19秒729   26
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分19秒943 0.214 31
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分20秒049 0.320 28
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分20秒050 0.321 32
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分20秒291 0.562 30
    6 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分20秒366 0.637 13
    7 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分20秒794 1.065 29
    8 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分20秒922 1.193 30
    9 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分20秒941 1.212 28
    10 31 エステバン・オコン ハース 1分21秒170 1.450 29
    11 87 オリバー・ベアマン ハース 1分21秒326 1.597 31
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分21秒351 1.622 34
    13 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分21秒358 1.629 29
    14 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分21秒668 1.939 28
    15 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分21秒847 2.118 32
    16 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分22秒167 2.438 16
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分22秒253 2.524 10
    18 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分22秒619 2.890 27
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分23秒660 3.931 28
    20 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分24秒939 5.210 18
    21 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分25秒816 6.087 13
    22 11 セルジオ・ペレス キャデラック     2
  • F1オーストラリアGP FP2展開:ピアストリ最速 混戦の勢力図とトラブル続出

    F1オーストラリアGP FP2展開:ピアストリ最速 混戦の勢力図とトラブル続出

    2026年F1シーズン開幕戦オーストラリアGPのフリー走行2回目(FP2)は、地元メルボルン出身のオスカー・ピアストリがトップタイムを記録。マクラーレンが観客の前で存在感を示した。

    セッションでは新レギュレーション特有の低ダウンフォースによるロックアップやコースオフが多発。さらに各チームで信頼性トラブルも見られ、開幕戦らしい波乱含みのプラクティスとなった。

    天候は安定しているものの、勢力図はまだ完全に見えず、フェラーリ、レッドブル、マクラーレン、メルセデスの4強が僅差で争う状況となっている。

    天候の安定が予想される中でも、今回のプラクティスでは多くのドライバーがロックアップやコースオフを経験。週末のレースでは思わぬ波乱が起きる可能性もありそうだ。

    ピアストリが地元メルボルンで最速
    セッション終盤、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分19秒729を記録してトップに立った。

    2番手にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続き、メルセデス勢も速さを見せた。

    低ダウンフォースの影響でロックアップ続出
    新レギュレーションによりコーナーでのダウンフォースが減少した影響で、多くのドライバーがブレーキングで苦戦した。

    ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレール、アイザック・ハジャーらがロックアップからコースオフを経験。グラベルや芝生が大きなペナルティとなり、ドライバーたちはマシンの限界を探る難しいセッションとなった。

    マックス・フェルスタッペンも高速区間で突然オーバーステアが出てグラベルへ飛び出し、その際にフロアの一部を損傷。さらに序盤にはピットレーンでパワーユニット関連とみられるトラブルも発生し、完全なセッションにはならなかった。

    信頼性トラブルも相次ぐ
    開幕戦らしく各チームで信頼性問題も見られた。

    セルジオ・ペレス(キャデラックF1)はセンサー問題でセッション開始が遅れた後、終盤にコース上でマシンを停止。チームは油圧系トラブルの疑いがあると説明した。

    ウィリアムズではカルロス・サインツJr.にマシントラブルが発生し、FP2途中で走行終了となった。

    一方、アストンマーティンはFP1を欠場したフェルナンド・アロンソがFP2で走行を開始。ランス・ストロールとともに周回を重ね、データ収集を進めた。

    4強が拮抗する混戦の勢力図
    FP1ではフェラーリがワンツー、FP2ではマクラーレンがトップタイム。メルセデスもセッション前半で速さを見せ、レッドブルも上位圏につけた。

    開幕戦の現時点では、この4チームのいずれが勝利しても不思議ではない状況となっている。

    一方で中団グループは依然として混戦。アルピーヌ、ハースF1チーム、レーシングブルズ、アウディが僅差で争い、予選Q3最後の枠を巡る戦いは激しくなりそうだ。

    新レギュレーション初年度の開幕戦らしく、勢力図はまだ完全には見えていない。だがプラクティスの内容を見る限り、決勝では予想外の展開が起きる可能性も十分にありそうだ。

    オーストラリアGP

    2026年 F1オーストラリアGP フリー走行2回目 結果

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分19秒729(26周)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分19秒943(31周)
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分20秒049(28周)
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分20秒050(32周)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分20秒291(30周)
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分20秒366(13周)
    7.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分20秒794(29周)
    8.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分20秒922(30周)
    9.アイザック・ハジャー(レッドブル) – 1分20秒941(28周)
    10.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分21秒170(29周)
    11.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分21秒326(31周)
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分21秒351(34周)
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分21秒358(29周)
    14.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分21秒668(28周)
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分21秒847(32周)
    16.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分22秒167(16周)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分22秒253(10周)
    18.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分22秒619(27周)
    19.バルテリ・ボッタス(キャデラック) – 1分23秒660(28周)
    20.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分24秒939(18周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分25秒816(13周)
    22.セルジオ・ペレス(キャデラック) – タイムなし(2周)

  • F1オーストラリアGP:シャルル・ルクレールがFP1最速 フェラーリが1-2発進

    F1オーストラリアGP:シャルル・ルクレールがFP1最速 フェラーリが1-2発進

    2026年F1シーズンの幕開けとなるオーストラリアGPのフリー走行1回目がアルバート・パーク・サーキットで行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録した。チームメイトのルイス・ハミルトンが2番手につけ、フェラーリが1-2体制で初日のセッションを終えている。

    3番手にはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが続き、2026年の新レギュレーション初の実戦セッションはフェラーリ優勢の形でスタートした。

    2026年F1初セッションはフェラーリが主導
    新しいシャシーとパワーユニットが導入された2026年シーズン最初の公式セッションは、現地時間12時30分にスタート。ピットレーンではアウディのニコ・ヒュルケンベルグを先頭に各車が続々とコースへ向かった。

    このセッションはキャデラックF1チームにとってもF1デビューとなるプラクティスとなり、新チームの初走行にも注目が集まった。

    開始直後にはランド・ノリスのチームメイトであるオスカー・ピアストリにトラブルが発生。「パワーがない」と無線で報告し、一時イエローフラッグが提示されたが、その後走行を再開した。

    さらにレーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドがピットレーン出口でマシンを停止。これによりバーチャル・セーフティカーが導入され、マシンはピットへ戻された。

    また、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソのAMR26にパワーユニット関連の疑いがあるトラブルが見つかったとして、FP1を欠場することを発表した。

    ルクレールが1分20秒267でトップ
    最初の計測ラップでは多くのドライバーがミディアムタイヤを使用し、マックス・フェルスタッペンが一時トップタイムを記録。しかしその後、シャルル・ルクレールが1分22秒080で首位に立った。

    セッション中盤にはレッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーが一時トップに立つ場面もあったが、ルクレールが再び首位を奪い返した。

    セッション折り返し時点ではルクレールが1分21秒227でトップ。フェルスタッペンが0.176秒差で2番手、ハジャーが3番手につけ、ハミルトンとピアストリが続いた。

    その後、メルセデスのジョージ・ラッセルが最初にソフトタイヤ(C5)を装着してアタックを開始し、各車も続いてソフトへと履き替えていった。

    最終盤はトラブル続出
    終盤にはマクラーレンがランド・ノリスのマシンに予防的なギアボックスチェックを実施するためガレージへ戻すことを発表し、2025年F1チャンピオンの走行は早々に終了した。

    また、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンがターン10でストップし、再びバーチャル・セーフティカーが導入される場面もあった。

    キャデラックのセルジオ・ペレスはセッション終盤にスピンし、「エンジンブレーキの問題」があると無線で報告した。

    最終的にルクレールが1分20秒267を記録し、ハミルトンに0.469秒差をつけてトップ。フェルスタッペンが3番手となった。

    ピアストリは6番手、メルセデスのジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが7番手と8番手。アウディのニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトがトップ10を完成させた。

    2026年F1シーズン最初のプラクティスを終えたチームとドライバーたちはデータ解析を行い、現地時間16時から行われるフリー走行2回目へと備える。

    オーストラリアグランプリ

    2026年F1オーストラリアGP フリー走行1回目

    1.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分20秒267
    2.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分20秒736
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) – 1分20秒789
    4.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) – 1分21秒087
    5.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分21秒313
    6.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分21秒342
    7.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分21秒371
    8.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分21秒376
    9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分21秒696
    10.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分21秒969
    11.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分22秒161
    12.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分22秒323
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分22秒613
    14.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分22秒682
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分23秒130
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分23秒325
    17.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1) – 1分24秒022
    18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分24秒035
    19.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分24秒391
    20.セルジオ・ペレス(キャデラックF1) – 1分24秒620
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分50秒334
    22.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – タイムなし

  • F1オーストラリアGP 中東空域閉鎖で移動大混乱 チャーター機で救出作戦

    F1オーストラリアGP 中東空域閉鎖で移動大混乱 チャーター機で救出作戦

    中東の空域閉鎖によって世界的な航空混乱が発生する中、F1はチャーター機を手配することで2026年シーズン開幕戦オーストラリアGPの開催を維持した。

    数百人に及ぶチーム関係者やF1スタッフが影響を受けたが、特別便によってメルボルンへの移動が確保され、レースは予定通り開催される見通しとなっている。

    中東情勢の影響で国際航空網が混乱するなか、F1は迅速な対応で開幕戦の実施にこぎつけた形だ。

    中東空域閉鎖でF1パドックの移動に混乱
    中東の空域閉鎖によって航空網に大きな混乱が生じ、F1関係者の移動にも大きな影響が出た。

    報道によると、月曜日の夜にロンドンを出発した2機のチャーター機がメルボルンに向かい、F1のチームスタッフや関係者を輸送したという。

    1機はシンガポールを経由したブリティッシュ・エアウェイズ機、もう1機はタンザニア経由のビジネスクラス専用機で、スポーツ専門の旅行代理店「トラベル・プレイス」が調整を行った。

    このフライトにはグリッドに並ぶ11チームのうち10チームのスタッフとF1関係者が搭乗したとされる。

    約2000人が動く巨大イベント
    F1のグランプリには毎戦およそ2000人のスタッフが関わっている。

    そのうち少なくとも4分の1はドーハやドバイといった中東の航空ハブを経由してオーストラリアに向かう予定だった。

    しかし中東情勢の緊張により航空ルートが混乱し、多くのスタッフがルート変更を余儀なくされた。

    あるイギリス拠点のチームは、移動スタッフの半数以上が影響を受けたと明かしている。

    中国、タイ、韓国、日本、アメリカ、シンガポール、香港などが経由地として使われ、関係者はあらゆる手段でメルボルン入りを目指した。

    開幕戦は予定通り開催の見通し
    混乱はあったものの、F1首脳陣はメルボルンでの開幕戦が予定通り開催されると確信しているとみられている。

    F1関係者の一人は今回の対応について次のように語った。

    「これほど短い時間で、世界の反対側まで人々を運ぶことができたのは、このスポーツの対応力を示す素晴らしい例だ」

    アルバート・パークでは、水曜日の朝に到着したスタッフが準備作業に合流し、シーズン最初のプラクティスまで残り48時間というタイミングでパドックが整えられる見込みだ。

    次戦は中国GP 中東2戦には不透明感
    オーストラリアGPの後、F1はすぐに中国GPのため上海へ移動する。

    その後は3月29日に日本GPが控えており、さらに4月にはバーレーンGPとサウジアラビアGPが予定されている。

    ただし現在の中東情勢を受け、この2戦については開催が不透明になっている。

    F1の広報担当者は状況について次のように説明した。

    「F1に関わるすべての人々の安全とセキュリティが最優先だ」

    「次の3戦はオーストラリア、中国、日本であり、中東でのレースはまだ数週間先だ」

    「我々は常にこのような状況を注意深く監視し、関係当局と連携して対応している」

  • F1オーストラリアGPで異例措置 中東情勢で夜間作業禁止を解除

    F1オーストラリアGPで異例措置 中東情勢で夜間作業禁止を解除

    2026年F1シーズンの開幕戦オーストラリアGPを前に、FIAは通常グランプリ週末に適用される「カーフュー(夜間作業禁止)」規則を適用しない異例の措置を決定した。

    この判断の背景には、中東地域での軍事衝突による航空網の混乱があり、多くのF1関係者や機材輸送が遅延したことがある。チームの準備作業が大幅に遅れていることを受け、FIAはフォース・マジュール(不可抗力)として通常の規制を緩和した。

    中東情勢がF1の移動計画を直撃
    今回の混乱の発端は、2月28日に発生したアメリカとイスラエルによるイラン攻撃と、その後の地域紛争の拡大だった。これにより中東の航空路線に大きな影響が出ている。

    特に重要な航空ハブであるドバイ、アブダビ、ドーハが影響を受け、世界的な航空スケジュールの混乱が発生。F1の移動スケジュールにも大きな影響を及ぼした。

    その結果、複数のチームスタッフが数日間足止めされ、代替便の確保に時間を要する事態となった。

    F1は対策としてチャーター機を手配し、数百人規模の関係者をメルボルンへ輸送。イギリス航空のチャーター機1機には、11チーム中10チームのスタッフとF1関係者が搭乗し、シンガポール経由でオーストラリアに到着した。

    フェラーリとレーシングブルズが大きな影響
    今回の航空混乱で特に影響を受けたとみられているのがフェラーリとレーシングブルズだ。

    両チームのクルーはイタリアで足止めされ、最終的にイギリスからのチャーター便で移動する形となった。

    現在はメルボルンに到着しているものの、通常の週末準備スケジュールから大きく遅れている状況だ。

    こうした状況を受け、FIAは開幕戦に限りカーフュー規則の適用を停止することを決定した。

    FIAが“Restricted Period”を適用停止
    FIAは水曜日、全11チームに対して正式にこの決定を通知した。

    レースディレクターのルイ・マルケスはチームに向けた通達で次のように説明している。

    「フォース・マジュールの状況、特にオーストラリアGP準備における継続的な移動および貨物輸送の混乱を受け、スチュワードとの協議の結果、規則B9.5.1a(Restricted Period 1)およびB9.5.1b(Restricted Period 2)は本大会では適用されない」

    通常、これらの制限時間はグランプリ週末の最初のプラクティス前に適用される。

    なお、金曜日のFP2とFP3の間に設定される14時間の「Restricted Period 3」については、現時点で変更は発表されていない。

    F1界も中東情勢を注視
    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、オーストラリアGPを前に中東情勢への懸念を示した。

    「中東で起きている状況を考えると、スポーツの話をするのは些細なことに思える」

    「僕たちはこの地域の出来事を懸念を持って見守っており、市民の命が守られることを最優先に願っている」

    「バーレーンで予定されていたタイヤテストでは、何人かのチームメンバーが影響を受けたが、幸いにも安全に出国することができた」

    「この深刻な状況の中で、今後数週間にF1へどのような影響があるかを推測するのは適切ではないだろう。FIAとF1が状況を監視し、必要に応じて正しい判断を下すと我々は理解している」

    F1オーストラリアGP 2026年のF1世界選手権

    中東ラウンド開催にも不透明感
    今回の地域情勢の影響は、すでに他カテゴリーにも及んでいる。

    世界耐久選手権(WEC)の2026年開幕戦カタール1812kmは、すでに延期が決定した。

    さらに、4月12日に予定されているカタールMotoGP、そして来月のF1バーレーンGPとサウジアラビアGPについても開催の可否に疑問符が付いている。

    FIAとF1は現在も状況を監視しており、今後の判断が注目されている。

  • 2026年F1オーストラリアGP:テレビ放送時間・配信日程&地上波関連番組

    2026年F1オーストラリアGP:テレビ放送時間・配信日程&地上波関連番組

    2026年のF1世界選手権の開幕戦となるオーストラリアGPが、今週末メルボルンのアルバート・パークで開催される。キャデラックの新規参戦により全11チーム体制となった新時代の幕開けだ。

    新パワーユニットと新空力レギュレーションによる“新時代”が始まる。プレシーズンではマクラーレン、メルセデス、レッドブル、フェラーリの4強が互いに優位を示唆し合い、明確な本命は見えない状況だ。

    フェラーリはバーレーンで最速タイムを記録し、レッドブルは自社製パワーユニットで存在感を示した。王者マクラーレンはランド・ノリスのタイトル防衛と、地元オスカー・ピアストリの初表彰台獲得が焦点となるなど、勢力図の初期サンプルがメルボルンで明らかになる。

    中団では大きな変化が起きている。新規参戦のキャデラックが11チーム目としてデビューし、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスが復帰。ザウバーを引き継いだアウディも自社PUで本格参戦し、ハースF1チーム、ウィリアムズ、メルセデスPU搭載のアルピーヌとの争いに挑む。ドライバーではアービッド・リンドブラッドが唯一のルーキーとして参戦し、全員が新世代マシンへの適応を迫られる中でどこまで戦えるかが注目される。

    さらにレースそのものも未知数だ。DRSは廃止され、オーバーテイクモードとストレートモードが導入。エネルギーマネジメントの重要性が増し、駆け引きの質が変わる可能性がある。MGU-H廃止によりスタート特性も変化し、テストではフェラーリ勢が好発進を見せた。アストンマーティンとホンダは信頼性面で課題を抱える中、開幕戦は新レギュレーション時代の勢力図と戦い方を占う最初の舞台となる。

    フジテレビは、2026年から2030年までの5年間にわたり、F1の日本国内における独占オールライツ契約を締結したと発表した。これにより放送と配信を一体で担う形となり、F1のすべてのレースセッションを国内向けに独占展開する新体制がスタートする。

    2026年シーズンは全24戦が予定されており、フジテレビの配信サービス「FOD」で全セッションのライブ中継が行われるほか、CSチャンネル「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」および「フジテレビNEXTsmart」とあわせ、幅広い視聴環境が整備される。

    2026年 第1戦 F1オーストラリアGP 開催スケジュール
    ■3月6日(金)
    フリー走行1: 10:30~11:30(12:30~13:30)
    フリー走行2: 14:00~15:00(16:00~17:00)

    ■3月7日(土)
    フリー走行3: 10:30~11:30(12:30~13:30)
    予選 : 14:00~15:00(16:00~17:00)

    ■3月8日(日)
    決勝: 13:00~(15:00~)
    ※日本時間(現地時間)

    2026年F1 オーストラリアGP テレビ放送・配信時間(フジテレビNEXT/FOD)
    ■3月6日(金)
    フリー走行1 10:20~
    フリー走行2 13:50~

    ■3月7日(土)
    フリー走行3 10:20~
    予選 13:50~

    ■3月8日(日)
    決勝 12:20~
    ※時間はいずれも日本時間

    地上波 オーストラリアGP関連番組(フジテレビ他)
    ■3月3日(月)
    『いよいよ開幕!2026F1ナビ!』
    21時54分~22時

    ■3月4日(水)
    『みんなのFナビ』
    21時54分~22時

    ■3月7日(土)
    『ジャンクSPORTS』
    17時~17時30分

    『2026 F1開幕戦 オーストラリアグランプリ 予選ダイジェスト』
    27時15分~27時45分

    ■3月8日(日)
    『2026 F1開幕戦 オーストラリアグランプリ 決勝ハイライト』
    23時09分~23時45分

    ※放送日時は予告なく変更となる場合があります。

    サーキット情報
    FORMULA 1 QATAR AIRWAYS AUSTRALIAN GRAND PRIX 2026
    2026年F1 オーストラリアグランプリ
    サーキット名: アルバート・パーク・サーキット
    コース全長: 5.278km
    周回数:58
    レースディスタンス:306.124㎞
    ラップレコード: 1分19秒813 (シャルル・ルクレール/2024年)

  • F1オーストラリアGP キャデラック参戦で異例のピット速度60km/hに引き下げ

    F1オーストラリアGP キャデラック参戦で異例のピット速度60km/hに引き下げ

    2026年F1開幕戦オーストラリアGPを前に、FIAが異例の措置を講じることになった。11番目のチームとして参戦するキャデラックの加入により、アルバート・パーク・サーキットのピットレーン運用に変更が加えられる。

    2026年の新レギュレーション時代の幕開けとなる一戦であり、ファンにとっては新型マシンが本格仕様で初めて競い合う場でもある。その一方で、施設面では想定外の課題も浮上していた。

    アルバート・パークはカレンダー中でも比較的コンパクトなピットビルディングを持つサーキットとして知られる。そこにキャデラックが加わり、11チーム体制となることで、ピットレーンは物理的に一層の過密状態となる。

    オーストラリアGPのチーフイベントオフィサーであるトム・モットラムは次のように説明した。

    「間違いなくチャレンジだ。我々のピットビルディングとピットレーンは、現時点ではカレンダーの中でも比較的コンパクトな部類に入る。そのため、11番目のチームが加わると分かってから1年を通してF1と協力し、チームホスピタリティの追加、貨物保管スペースの確保、ピットウォールエリアの拡張などに取り組んできた」

    「ただし、今年に関してどうしても変えられないのがガレージスペースだ」

    オーストラリアグランプリ 2026年のF1世界選手権

    この制約を受け、FIAは週末を通じてピットレーンの最高速度制限を従来の80km/hから60km/hへと引き下げる決定を下した。ガレージ前のスペースがよりタイトになることを考慮した安全対策だ。

    モットラムはこの措置についても言及している。

    「今年は一時的な暫定措置で、多少窮屈になるのは事実だ。そのため、チームがピットに入る際の余裕を確保する目的で、ピットレーン速度を80km/hから60km/hに引き下げる必要があった」

    「だが、キャデラックという11番目のチームがもたらす興奮を思えば、その変更をためらう理由はない」

    オーストラリアGPは2037年までの長期契約を結んでおり、今後はインフラのアップグレードも予定されている。今回の速度制限引き下げはあくまで“1年限りの暫定措置”と位置づけられているが、2026年という新時代の幕開けが、舞台裏でも確かな変化をもたらしていることを象徴する一件となった。

  • F1オーストラリアGP直前に航空網混乱 中東情勢悪化で2000人が緊急移動

    F1オーストラリアGP直前に航空網混乱 中東情勢悪化で2000人が緊急移動

    2026年F1シーズン開幕を目前に控える中、軍事的緊張の激化がF1の移動計画を直撃している。2月28日にアメリカとイスラエルがイランに対する共同攻撃を実施し、これに対する報復としてカタール、UAE、サウジアラビア、クウェート、バーレーンにある米国および同盟施設を標的としたミサイル攻撃が発生した。

    ドーハやドバイを含む主要空港ハブは一時的に空域を閉鎖。

    これにより、メルボルンへ向かう各チームや関係者は急きょ移動ルートの再編を迫られている。現在およそ2000人のF1関係者が移動中であり、多くはプレシーズンテスト後もバーレーンに滞在していた。

    シンガポールや香港経由の代替ルートには需要が集中し、一部はパースへ直行した後にオーストラリア国内で乗り継ぐ対応を取っていると報じられている。

    FIAの広報担当者は次のように述べた。

    「今後3戦はオーストラリア、中国、日本で開催されるため、影響地域ではない。影響を受ける世界選手権のラウンドは数週間後に予定されている。我々は常にこうした状況を注意深く監視し、関係当局と連携している」

    バーレーンGP(4月12日)とサウジアラビアGP(4月19日)は、情勢が不安定なまま推移すれば影響を受ける可能性がある。シーズン終盤にはカタール(11月29日)とアブダビ(12月6日)も控えている。

    予定されていたピレリのバーレーンでの2日間のウエットタイヤ開発テストは、直前で中止となった。

    ピレリは声明で次のように説明している。

    「本日および明日に予定されていたバーレーン・インターナショナル・サーキットでのウエットコンパウンド開発テストは、国際情勢の進展を受けた安全上の理由により中止となった」

    「現在マナーマに滞在しているピレリの全スタッフはホテルで安全を確保している。同社は可能な限り早期にイタリアおよび英国へ帰還できるよう手配を進めている」

    報道によれば、イランのミサイルの一発はサヒール・サーキットから約20キロの地点に着弾したとされる。

    中止となったタイヤテストに参加予定だったニック・デ・フリースやフレデリック・ベスティも、空域閉鎖の影響で直ちに出国できなかった。

    フェラーリはシンガポールで給油を行うチャーター便を手配し、関係者を時間通りメルボルンへ到着させた。他チームも同様の緊急対応策を講じている。

    フォーミュラ2は特に影響を受けている。F1よりも物流体制が脆弱であることから、湾岸地域の空港で貨物が足止めされているとの報告があり、3月6日の走行開始前に機材がオーストラリアへ到着しない懸念も出ている。

    ロシア人解説者アレクセイ・ポポフはこう警告した。

    「中東が落ち着くことを願っている。しかし今の状況では、あの地域でレースが行われない可能性もあるように見える」

    アブダビでは、ヤス・マリーナ・サーキット周辺で迎撃に伴う防空システムの作動が確認されたとの住民報告もある。

    今回の危機は、近年拡大を続けてきたF1の中東展開に改めて光を当てる形となった。数日前、F1最高経営責任者のステファノ・ドメニカリは同地域での4戦開催について次のように擁護していた。

    「これらの国々における我々のビジネスの成長は他に類を見ない。利益は相互的なものだ」

  • 2026年F1オーストラリアGP DRS廃止で“Straight Mode Zone”導入

    2026年F1オーストラリアGP DRS廃止で“Straight Mode Zone”導入

    2026年F1シーズン開幕戦となるオーストラリアGPを前に、アルバート・パークのトラックマップが更新された。従来のDRSゾーンは完全に姿を消し、新たに「Straight Mode Zones」が5か所設けられた。

    アクティブエアロ時代の本格始動とともに、追い抜きの構図は大きく変わる。フロントウイングとリアウイングが可変作動するStraight Modeに加え、電力出力を最大限維持できる「Overtake Mode(OM)」も導入され、オーバーテイクは空力と電力の複合戦略へと移行する。

    5つのStraight ModeゾーンとOM作動ポイント
    更新されたレイアウトによると、最初のStraight Modeゾーンはホームストレートに設置される。ここではOvertake Modeも併用可能となる。

    OMの検知および作動ポイントはターン13とターン14の間に設定され、追走車が1秒以内に接近した場合に使用可能となる。

    OMは時速290kmを超えると通常は低下する電力出力を、時速340kmまで最大350キロワットで維持できる。これにより、追走車はトップスピード面で明確な優位性を得ることになる。

    その後のStraight Modeゾーンは以下の区間に設置される。

    ターン2からターン3の短いストレート区間。

    ターン5からターン6の間の加速区間。

    レイクサイド・ドライブ沿い、ターン8からターン9にかけての高速左コーナー区間。

    ターン9とターン10のシケイン後、ターン11までの加速区間。

    アルバート・パークは2021年の改修以降、高速化が進んでおり、これらの区間での空力解放がレース展開を大きく左右する可能性がある。

    オーストラリアグランプリ 2026年のF1世界選手権

    DRSとの決定的な違い
    DRSではコーナー立ち上がり後にリアウイングが開放される構造だったが、OMはターン14の手前から作動可能となる。これは従来よりも早い段階で電力アドバンテージを得られることを意味する。

    ただし、ドライバー間では見解が分かれている。

    フェラーリのシャルル・ルクレールは現時点での印象について次のように語った。

    「現時点ではオーバーテイクを決めるのは非常に難しいと感じている。ただ、こうした状況のマネジメント方法が分かってくれば改善するかもしれない」

    「しかし、オーバーテイクには常に代償が伴う。そしてその代償は以前よりもはるかに大きい。だからこそ、追い抜いた後に引き離すのはとても難しい。それが昨年との大きな違いだと思う。難しい」

    エネルギー管理時代の幕開け
    2026年レギュレーションでは、パワーユニット出力の50%を電動系が担う。単純な空力開放だけではなく、どの区間で電力を温存し、どこで放出するかが勝負を分ける。

    アルバート・パークはブレーキング区間が比較的少なく、回生効率の面でも難易度が高いコースだ。OMとStraight Modeの組み合わせは、単なる“追い抜きボタン”ではなく、レース全体を通じたエネルギー戦略の一部となる。

    2026年F1開幕戦オーストラリアGPは3月6日から8日に開催される。新時代のオーバーテイクは、ファンにどのようなレース体験をもたらすのか。その答えが、いよいよ示される。