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  • 決勝:フェルスタッペンが雨の混乱にも動じず母国F1オランダGPを3連覇

    決勝:フェルスタッペンが雨の混乱にも動じず母国F1オランダGPを3連覇

    2023年F1第14戦オランダGPの決勝が8月27日(日)にザントフォールト・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝を飾った。

    レースは雨による大混乱のレースとなった。晴れていたサーキットにスタート直前で雨が襲い、オープニングラップで路面はウェットに。1周目の終わりにピットに入ってインターミディエイトに交換したセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)がトップに立ち、周冠宇(アルファロメオ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続く。

    ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、翌周にピットインして順位を落とすもそこから猛追。すぐに2番手まで挽回すると、10秒以上あったペレスとの差を5秒台まで縮める。

    路面は10周目あたりにスリックタイヤのクロスオーバーを迎え、後方のドライバーからタイヤ交換が行われる。今回はフェルスタッペンが先にピットインし、ペレスをアンダーカットしてトップに立つ。

    16周目にローガン・サージェント(ウィリアムズ)がクラッシュを喫してセーフティカーが導入される。43周目にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)がフロアのダメージによってリタイアする。

    残り10周あたりでサーキットには再び大雨が襲う。各車インターミディエイトに交換するが、さらに雨脚は強まってフルウェットのコンディションとなり、周冠宇(アルファロメオ)がクラッシュし、その後、40分程度の赤旗中断となる。

    レースはセーフティカー先導のローリングスタートで再開。ザントフォールト・サーキットの狭いピットレーンを考慮し、ピットに全車が飛び込むのを防ぐために、1回限りの特別ルールでインターミディエイトでのスタートが許可されている。

    優勝はマックス・フェルスタッペン。途中のさまざまな展開にも動じず、第5戦マイアミGPから9連勝を上げ、セバスチャン・ベッテルがレッドブル時代に記録したF1最多連勝記録に並んだ。今季11勝目、通算勝利数は46勝となった。

    レッドブルは昨年からの連勝を14勝、今シーズンの記録を13勝まで伸ばした。

    2位はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。タイヤ交換でのレイトストップもあったが、随所で見事なオーバーテイクを見せ、レースのファステストラップも記録した。

    3番手でチェッカーを受けたのはセルジオ・ペレス(レッドブル)が5秒ペナルティを科されたことで、3位はピエール・ガスリー(アルピーヌ)が獲得。前戦ベルギGPのスプリントでは3位に入っていたガスリーだが、表彰台は今シーズン初となる。

    4位はペレス、5位はカルロス・サインツ(フェラーリ)、6位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。

    7位のランド・ノリス(マクラーレン)は2番グリッドからスタートしたものの、スタート直後の雨でチームのインターミディエイト交換への判断が遅れ、大きく順位を落とすことになった。

    8位はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、9位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と好調の2人が続き、エステバン・オコン(アルピーヌ)がトップ10を締めくくった。

    角田裕毅(アルファタウリ)は、一時4番手を走行するも、他チームがタイヤ交換をするなかでチームはステイアウトを選択。接触でフロントウイングを損傷するアクシデントも重なって、ズルズルと順位を下げ、16位でレースを終了。F1デビュー戦となったリアム・ローソンは最後のリスタートで順位を上げ、13位でレースを終えた。

    F1オランダGP マックス・フェルスタッペン

    2023年 F1オランダGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム GAP INT PIT
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル     6
    2 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 3.744 3.744 5
    3 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 7.058 3.314 5
    4 11 セルジオ・ペレス レッドブル 10.068 3.010 6
    5 55 カルロス・サインツ フェラーリ 12.541 2.473 5
    6 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 13.209 0.668 5
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン 13.232 0.023 6
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 15.155 1.923 4
    9 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 16.580 1.425 5
    10 31 エステバン・オコン アルピーヌ 18.346 1.766 6
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン 20.087 1.741 7
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 20.850 0.753 5
    13 40 リアム・ローソン アルファタウリ 26.147 5.307 7
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース 26.410 0.263 6
    15 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ 27.388 .0978 5
    16 22 角田裕毅 アルファタウリ 29.893 2.505 5
    17 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 55.754 25.861 7
    DNF 24 周冠宇 アルファロメオ 10L 10L 4
    DNF 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 31L 21L 3
    DNF 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 58L 27L  
  • F1オランダGP 決勝:マックス・フェルスタッペンが9連勝 角田裕毅は16位

    F1オランダGP 決勝:マックス・フェルスタッペンが9連勝 角田裕毅は16位

    2023年F1第14戦オランダGP決勝の結果。8月27日(日)にザントフォールト・サーキットでオランダグランプリ 決勝レースが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝を飾った。

    レースはスタート直前の雨、残り10周での大雨による長時間の赤旗中断と波乱の展開となった。

    優勝はマックス・フェルスタッペン。オープニングラップでのインターミディレイトへの交換を見送ったことで順位を下げるも、路面がドライへと変化したタイミングでトップに立つと、セーフティカー、赤旗中断にも動じずトップでチェッカー。3年連続で母国レースで優勝し、セバスチャン・ベッテルがレッドブル時代に記録した9連勝に並んだ。

    レッドブルは、昨年から14連勝、今シーズン13連勝に記録を伸ばした。

    2位はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)でファステストラップをマーク、3位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が今シーズン初表彰台を獲得した。

    角田裕毅(アルファタウリ)は、一時4番手を走行するも、他チームがタイヤ交換をするなかでチームはステイアウトを選択。接触でフロントウイングを損傷するアクシデントも重なって、ズルズルと順位を下げ、16位でレースを終了。F1デビュー戦となったリアム・ローソンは13位でレースを終えた。

    2023年 F1オランダGP 決勝 結果

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    3.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    4.セルジオ・ペレス(レッドブル)
    5.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    6 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    7.ランド・ノリス(マクラーレン)
    8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    9.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    10.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    11.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    13.リアム・ローソン(アルファタウリ)
    14.ケビン・マグヌッセン(ハース)
    15.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
    16.角田裕毅(アルファタウリ)
    17.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    DNF.周冠宇(アルファロメオ)
    DNF.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    DNF.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)

  • 【結果】 2023年F1第14戦オランダGP 決勝

    【結果】 2023年F1第14戦オランダGP 決勝

    2023年F1第14戦オランダGP 決勝の結果。

    8月27日(日)にザントフォールト・サーキットで2023年のF1世界選手権 第14戦 オランダグランプリの決勝レースが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。2位にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、3位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続いた。角田裕毅(アルファタウリ)は16位でレースを終えた。

    2023年 F1オランダGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    2 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン
    3 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ
    4 11 セルジオ・ペレス レッドブル
    5 55 カルロス・サインツ フェラーリ
    6 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ
    9 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン
    10 31 エステバン・オコン アルピーヌ
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース
    13 40 リアム・ローソン アルファタウリ
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    15 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ
    16 22 角田裕毅 アルファタウリ
    17 63 ジョージ・ラッセル メルセデス
    DNF 24 周冠宇 アルファロメオ
    DNF 16 シャルル・ルクレール フェラーリ
    DNF 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ
  • 2023年 F1オランダGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2023年 F1オランダGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2023年F1第14戦オランダGP決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ピレリは、第14戦の舞台となるザントフォールトにC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)というコンパンドをノミネートしている。決勝がドライな場合、2種類のコンパンドを使うことが義務付けられる。

    最速のタイヤ戦略はソフト-ミディアム-ソフトと繋ぐ2ストップ。その場合、15周~20周目が1回目のピットストップウインドウとなる。2番目に速い戦略はミディアム-ハードの1ストップとなる。2ストップの第2スティントをハードにするという選択肢もあり、オーバーテイク想定か、トラックポジション重視かによって戦略は変わってくる。

    F1 オランダGP

    土曜日はほぼ雨でのセッションとなったため、全ドライバーがどの戦略にも対応できる新品セットを持っている。

    F1 オランダブランプリ

    マリオ・イゾラ (ピレリ モータースポーツディレクター)
    明日のレースには2つの側面がある。一方ではマックス・フェルスタッペンが明らかに優勝候補だが、もう一方では誰が表彰台に上れるかわからない。戦略の面では、2ストップか1ストップかというストップの回数やコンパウンドの選択など、いくつかの選択肢がある。この多様性はいくつかの要因によるものだ。まず第一に、ハードタイヤはC1で、この年のために改良され、劣化はほとんどないものの、前モデルよりもグリップが向上している。そして、ミディアムとソフトのコンパウンドが使いやすいという気温が低い天候がある。最後に、タイヤの種類の選択肢が幅広いという事実がある。また、マシンの特性やエアロダウンフォースレベルの選択によってストップ回数も変わってくる。トラックポジションを重視するドライバーは、C2とC1の組み合わせで1ストップすることが多いだろう。オーバーテイクで競争力を発揮するために必要な能力があると考える人は、ミディアムとソフトの使用を好んで2ストップにするだろう。これに加え、天候が未知数であることが挙げられる。たとえ今日のようなドライコンディションになるとの予報が出ていたとしてもだ。これらの要素を総合すると、明日は非常に興味深いレースになるだろう」

  • アルファタウリF1 「角田裕毅はポイント争いができることを期待している」

    アルファタウリF1 「角田裕毅はポイント争いができることを期待している」

    スクーデリア・アルファタウリのマシンパフォーマンス責任者を務めるギヨーム・ドゥゾトゥが、2023年F1第14戦オランダGPの予選を振り返った。

    アルファタウリにとってオランダGPの激動の週末となった。金曜日のFP2でクラッシュしたダニエル・リカルドが左手を骨折。リザーブドライバーとしてザントフォールトに帯同していたリアム・ローソンが急遽代役としてF1デビューを果たすことが決定した。

    チームは、損傷したマシンを修復しながら、ローソンのために調整するという作業を行うことになり、また、ローソンは初めてレースドライバーとしてのセッションをウェットコンディションで迎えることになった。予選でもウェットコンディションは継続し、ローソンは20番手でセッションを終えた。

    一方、角田裕毅は順当にQ2に進出したが、セッション終盤に乾いてきた路面とアタックのタイミングがかみ合わずに14番手で終了。さらにルイス・ハミルトン(メルセデス)の走行を妨害したとして17番グリッドに降格となった。

    スクーデリア・アルファタウリ F1 オランダGP

    「昨日のクラッシュ以来、激しい旅が続いたが、メカニックたちはリアムのために素晴らしい仕事をしてマシンを準備してくれた。フリープラクティス3回目は難しいコンディションだったが、リアムはマシンをコース上にとどめ、一歩ずとペースを上げていった。インターミディエイトタイヤで走るのは初めてだったので、彼にとっては特にトリッキーなコンディションだった」

    「予選は再びウェットコンディションとなったが、これは2023年シーズンの安定した特徴になりそうだ。リアムに関しては、マシンを学び、コンディションに適応し続けるために、できるだけ多くの周回をこなすことが重要だった。彼はいい仕事をして、ミスもなくマシンを持ち帰った。彼には間違いなくまだ多くのことが残されており、我々はレースを楽しみにしており、彼がAT04で有用なドライランニングを提供できることを期待している」

    「裕毅のほうは、予選はいいスタートで、マージンをもってQ2進出を果たした。路面はどんどん良くなっていったが、残念ながら最後のアタックでQ3に進出することはできなかった。トラフィックが難しかったので、今夜データを分析して、タイヤの準備について何か違うことができたかどうかを確認するつもりだ。戦略シミュレーションも行い、明日の最も可能性の高いシナリオを理解する」

    「FP2で行ったロングランではクルマは悪くなかったし、裕毅とポイント争いができるポジションにいることを期待している」

  • 2023年 F1オランダGP 決勝:スターティンググリッド

    2023年 F1オランダGP 決勝:スターティンググリッド

    2023年F1第14戦オランダGP決勝のスターティンググリッドをFIA(国際自動車連盟)が正式発表した。

    オランダGPでは、予選Q2で角田裕毅(アルファタウリ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)の走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科され、14番手から17番グリッドに降格。ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)が1つずつ昇格する。

    また、18番手だったケビン・マグヌッセン(ハース)が、パルクフェルメコンディションにあるマシンでパワーユニットコンポーネントを変更したことでピットレーンスタート。バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とリアム・ローソン(アルファタウリ)のグリッドがひとつずつ昇格する。

    ポールポジションに並ぶのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番グリッドにはランド・ノリス(マクラーレン)がフロントローに並ぶ。、

    2列目にはジョージ・ラッセル(メルセデス)とアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、3列目にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)とカルロス・サインツ(フェラーリ)と、トップ6には異なるチームのマシンが1台ずつ並ぶ。

    F1オランダGPの決勝は8月27日(日)の22時(現地時間15時)からフォーメーションラップがスタートする。

    2023年 F1オランダGP スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1 (-)
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 2 (-)
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 3 (-)
    4 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 4 (-)
    5 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 5 (-)
    6 55 カルロス・サインツ フェラーリ 6 (-)
    7 11 セルジオ・ペレス レッドブル 7 (-)
    8 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 8 (-)
    9 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 9 (-)
    10 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 10 (-)
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン 11 (-)
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 12 (-)
    13 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 13 (-)
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 15 (↑1)
    15 24 周冠宇 アルファロメオ 16 (↑1)
    16 31 エステバン・オコン アルピーヌ 17 (↑1)
    17 22 角田裕毅 アルファタウリ 14 (↓3)
    18 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ 19 (↑1)
    19 40 リアム・ローソン アルファタウリ 20 (↑1)
    PIT 20 ケビン・マグヌッセン ハース 18
  • F1オランダGP:セーフティカーのウェットスタートのルールに1回限りの変更

    F1オランダGP:セーフティカーのウェットスタートのルールに1回限りの変更

    F1ドライバーたちは、ザントフォールトの狭いピットレーンでの1周目の渋滞を避けるため、セーフティカーによるウェットスタートのレギュレーションを1回限りで変更することを支持した。

    レギュレーションでは、セーフティカーの後ろでフォーメーションラップが開始される場合、ドライバーはフルウェットタイヤを使用しなければならないと定められている。

    しかし、セーフティカーが導入されるほど安全なコンディションと判断された場合、トラックはすでにウェットタイヤでは走行できないほど乾いていることが多い。

    先月スパ・フランコルシャンで行われたスプリントレースのローリングスタートでは、セーフティカーが入ると半数のドライバーがインターミディエイトに交換するためにピットに駆け込んだ。チームが2台のマシンの交換時期をずらそうとしたため、残りは1周目のフライングラップ終了後にピットインしてインターミディエイトに交換した。
    しかし、理論上は全車両がピットインすることを阻止するものは何もなく、実際に2021年のハンガリーGPの再開時には危うく起こりそうになった。

    このときは通常のグリッドスタートだったためタイヤ選択は自由だったが、ドライコンディションだったため、ルイス・ハミルトンを除く全員がフォーメーションラップの終わりにインターミディエイトからスリックに交換し、ピットレーンは大混雑となった。

    ザントフォールトのピットレーンは、今年の訪問に先立ってそのマージンが拡大されていたにもかかわらず、チームガレージ間のギャップが小さく、今季最も狭いピットレーンとなっている。

    大量のピットストップを避けるため、FIAのレースディレクターであるニールス・ヴィティヒは「イベントの安全かつ秩序ある進行のため、また、このイベントのピットレーンの例外的なレイアウトのため」、ドライバーがインターミディエイトでセーフティカーの後方からフォーメーションラップをスタートすることを許可するという選択肢を与えた。

    その選択のきっかけとなる可能性があるものについてチームに送られたメモの中で、彼は「路面状況が変化してウェットウェザータイヤが不適切になった場合(つまり、路面状況が乾燥しすぎたり、水が溜まっていない場合)、レースディレクターは、すべての競技者に対し、ウェットウェザータイヤの代わりにインターミディエイトウェットタイヤ仕様を使用するよう要求する場合がある」と語った。

    「これは公式メッセージングシステムを使用してすべての競技者に通知され、競技者がインターミディエイトしように適合するために十分な時間が与えられる」

    新しい手順は、赤旗後のセーフティカー先での再開にも適用される。

    シャルル・ルクレールは「それは良いことだと思う」と語った。「それは明らかにコンディション次第だ。しかし現時点では、インターはエクストリームよりもはるかに速い」とコメント。

    「もし僕たちがセーフティカーの後ろでスタートするなら、1周目で全員がピットに入るのを目にすることになるだろう。ここで1周目でそうなるとさらに危険な状況になるだろう。だから、それは良い選択だと思う」

    「ウエットタイヤの問題は、ここでは1周しか持たないことだ」とバルテリ・ボッタスは語った。

    「だからみんな、できるだけ早くインターに行きたがる。良いことだと思う」

    フェルナンド・アロンソもこの変更を支持し、「賢明な決断だ。もちろん、僕はそれを支持する」と語った。

  • ケビン・マグヌッセン、F1オランダGP決勝でピットレーンスタート

    ケビン・マグヌッセン、F1オランダGP決勝でピットレーンスタート

    ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、チームがパルクフェルメコンディションでマシンの変更を行った後、F1オランダGP決勝をピットレーンからスタートする。

    マグヌッセンは予選を18番手で終えていたが、ハースF1チームは、新しい内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-H、エネルギーストア、およびコントロールエレクトロニクスを交換することを選択した。

    最終プラクティスで、チーム代表のギュンター・シュタイナーが「頭にきた」と語ったクラッシュでVF-23の修理を余儀なくされた後、この週末、マグヌッセンとハースF1チームの苦悩はさらに増すことになる。

    マグヌッセンは、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグがプラクティスにクラッシュして自身のウイングを損傷した翌日、チームがザントフォールトに持ち込んだわずか3枚のアップグレードされたフロントウイングのうちの1つを損傷した。

    ヒュルケンベルグは、14番グリッドからハースF1チームの期待を背負っている。

  • 2023年 F1オランダGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2023年 F1オランダGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2023年F1第14戦オランダGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    ザントフォールで開催された予選では、地元マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、2番手のランド・ノリス(マクラーレン)に0.517秒差をつける圧巻の走りで3年連続でポールポジションを獲得した。

    1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日のようなコンディションでは、新しく舗装された路面を走行するのはとてもトリッキーだったけど、最後のラップは楽しんで走ることができた。予選はトラブルを避けてうまくまとめることが重要だった。ここ数戦、ウエットコンディションのレースもあったけど、ザントフォールトでは初めてだった。予選Q3は風と乾きかけた路面のコンディションがカギとなった。最後のラップは1コーナーで少し手間取ったけど、チームがいい判断をしてくれた。母国のファンの前でいいパフォーマンスを見せたいというプレッシャーがあったので、うまくいってとても気分がいいだ。この場所でポールポジションを取れてとてもうれしい。いいマシンが用意できているので、明日のレースが楽しみだ」

    2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「このコンディションで2位は良い結果だ。時々、マックスがミスをすることを期待してしまうものだけど、彼はミスをしなかった。ちょっと悔しいけど、とてもハッピーだ! チームはいい仕事をしてくれた。カオスと化した予選だったけど、また2位を獲得することができたし、マシンに戻って良いスタートを切れた。ラップの前半はすごく良かったけど、後半はこれまでで最悪のラップだった! このようなコンディションをいつも楽しんでいる。僕がうまくやれるときだからね。だからP2を受け入れるよ。ここはタイヤのデグラデーションが激しく、本番になると僕たちの得意とするところではなくなると思う。でも金曜日からクルマはかなり良くなっているから、もう少し期待したい。チャンスはあるけれど、厳しい戦いになるだろう。トリッキーなスパでも7位入賞を果たすことができた。トラックはもう少し自分たちに合っていることはわかっていたし、今日もそれを証明した。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、大きな成果を挙げた。僕たちがいた場所から今いる場所へと大きく前進してくれた。彼らに報いることができるこのような日はいつだっていいことだ。だから、僕たちはプッシュし続けていく。僕たちは遠くないところにいると言い続けてきたけど、同時にタイムはまだかなり遠い。そうだね、気を引き締めていこう」

    3番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「素晴らしいセッションだったし、 3位に入れてうれしい。シーズン序盤は予選を得意としていたけど、ここ最近はうまくいかないことが多かった。休みを取って、フレッシュなアイデアを取り入れて、明日の表彰台争いに向けていい位置につけることができて良かった。最終ラップはまずまずだった。ウエットコンディションのときやスリックタイヤヘノクロスオーバーのときにタイヤの温度を上げるのに苦労するのは分かっているけれど、それも日曜日には強みになる。マックスは明日、いつものサンデードライブを楽しむだろうけど、僕たちは3番手からランドやアレックスたちといい戦いができることを願っている」

    4番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「FP1、FP2、FP3は好調だったけど、もちろん後退していくと思っていたし、FP1からあまりクルマをいじらず、早めにスイートスポットを見つけようと思っていた。だから、このような狭くて妥協のないトラックで、さらに複雑なコンディションも加わると、自信をつけるにはクルマとの一体感を感じる必要があるし、今週末はそれを感じている。限界まで走れるクルマが必要だったし、幸運なことに今週末はずっとそうだった。いくつかのコーナーではいい向かい風が吹いていたので、今日はその影響もあったと思う。今週末のハイダウンフォースパフォーマンスにはかなり驚かされたので、明日はそれを発揮できることを願っている」

    5番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日の予選セッションはウェットでもドライでも簡単な予選セッションではなかったので、明日のレースに向けて5位で予選を通過できたことを喜ばなければならない。非常に激しいセッションで、狭いトラックでミスを犯せるマージンも非常に小さかったので非常にチャレンジングだった。このようなコンディションでは、ガレージにいる前の7分間に何が起こったのかわからないので、少し推測になるかもしれないけど、今日は非常にうまくいった。アップグレードはうまく機能しているようだし、今週末にこれらのアップデートを提供するために全力で取り組んできたキャンパスの全員が素晴らしい仕事をしてくれた」

    6番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「今週末の僕たちのパフォーマンスはあまり良くなかったし、厳しい予選になることはわかっていた。何とかQ3に進出し、6番手に向けて周回を重ねることができたけど、望んでいた順位ではないのは明らかだ。明日も簡単ではないだろうけど、ポジションを守り、可能な限り最高の結果を持ち帰るために最大限の努力をする」

    7番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
    「今日は難しいコンディションの中、赤旗も何度か出て、チャレンジングな予選になった。ここはオーバーテイクが難しいサーキットなので、決勝のことを考えて、もっと前のグリッドポジションを狙っていた。でも、予選は終盤になるにつれて特に状況が厳しくなり、さらにQ3の戦略はあまり理想的ではなかったようだった。プッシュラップは2周がベストだと思っていたけど、タイヤのためには1周にするべきだったかもしれない。金曜日の走行では予想通りのいいレースペースが確認できたので、明日の決勝は期待している。サマーブレイク前のいい流れを維持して、明日は表彰台を目指して戦う」

    8番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「予選8位で、それ以外は良いセッションだったものの、ちょっと残念な結果に終わってしまった。思ったより後方になってしまったのは残念だ。昨日のプラクティス、特にドライトラックで周回数を稼げなかったツケが回ってきたと思う。マシンのペースは良かったし、フィーリングも良かったので、明日は何ができるかを見て、今年後半のスタートに向けてそれなりのポイントを獲得できればと思っている」

    9番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「これまでのところ難しい週末で、最初のセッションからクルマのバランスに苦しんでいる。そこを調べて、より予測しやすいクルマになるようクルマを改善するつもりだ。明日は僕たちにとって厳しいレースになるだろう。上位に上がるために戦う。何が可能か見てみよう」

    10番手:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
    「複雑な気持ちだし、ほろ苦いのは間違いない。Q3進出は僕たちにとって大きなことだ。ポジティブな点はたくさんある。チームもマシンも週末を通じて素晴らしかったし、Q1とQ2では大事なところでいいラップができた。最後のドライセッションに臨むチャンスは十分にあったと思うし、アレックスもそれを証明してくれた。何がいけなかったのか振り返る必要があるけど、ここでのロングランのペースは素晴らしかったので、そこにこだわる必要はない。できる限りマシンを作り直して、ポイント獲得を目指したい。個人的には、ヨーロッパレグ全体で進歩を見てきたし、あとは時間の問題だとわかっている。今は本当にもう少しだし、マシンからタイムを引き出す方法を理解し始めている。ダメージを負ったマシンをチームに残してしまったのは申し訳ないけど、リセットしてチームを助け、明日また頑張るよ」

  • 2023年 F1オランダGP 予選:ドライバーコメント(11番手以降)

    2023年 F1オランダGP 予選:ドライバーコメント(11番手以降)

    2023年F1第14戦オランダGPの予選で11番手以降だったドライバーのコメント。

    ウェットコンディションでスタートし、Q1、Q2と徐々に路面が乾いてくという難しいコンディション、コース幅の狭いザントフォールトでの予選は、トラフィックを避け、路面を呼むアタックとニュータイヤを投入するタイミングが結果を左右した。

    11番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はマシンのフィーリングが良かっただけに、僅差でQ3進出を逃したのは悔しい。反省点としては、最後の走行に出るのが少し早かったことだ。トラックの乾きが早かったので、2回目のプッシュラップではタイヤの持ちが悪くなっていた。でも明日に向けてはいい状態だと思う。AMR23は競争力があるし、チャレンジングなサーキットでプッシュできて、とても楽しかった。ここではフィールドが信じられないくらいタイトで、オーバーテイクが難しいことは分かっているけど、レースでチャンスを最大限に生かせば、チームにとっていいポイントを獲得できると思う」

    12番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日はもっと良い結果を出せたと思う。明日はトップ10圏外からのスタートとなるし、これからやるべきことはたくさなる。湿った路面コンディションは決して簡単ではなかったけど、それでもドライブすのはとても楽しく、いいチャレンジだった。特にQ2では、細かいところでうまくいかなかったことがいくつかあったので、今日はもっと改善できた点を検討いく。チームとしては、作業を続け、掘り下げ続けていく。明日はポイントを獲得することが目標だし、達成できると確信している」

    13番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今日は僕の日ではなかった。FP1以来、クルマに対する自信を少し失っていて、それが予選をトリッキーなものにしてしまった。タイヤをうまく使うのが難しかったし、バランスと全体的なグリップに苦労した。ジョージもいくつかの異なるセッティングを行っていたし、それがうまく機能していたように思う。でも、クルマは狭いウインドウで動作していて、そういう状況だとこういうことも起こりうる。最後の走行では2周連続で走ったけど、2周目でタイヤがオーバーヒートしてしまい、タイムを更新することができなかった。明日は新たなチャレンジだ。満タンでマシンがもう少し良くなって、前進できることを願っている。それを実現するのは簡単なサーキットではないけど、それが目標になる」

    14番手:角田裕毅(アルファタウリ)
    「今日は難しいコンディションでした。フリープラクティス3しか走行のチャンスがなかったローソン選手は、初日にもかかわらずよくやったと思います。僕はうまくまとめることができず、フラストレーションがたまる予選となりました。チームのおかげで予選Q2まで進むことができましたが、無線を使ってチームへ路面状況を頻繁に共有するなど、もっとできることはあったと思います。マシンはQ3まで進めるポテンシャルがあったはずなので、僕自身がベストなパフォーマンスを発揮できなかったことに憤りを感じています。路面コンディションはとても難しく、トラフィックも何箇所かありましたが、皆も同じ状況だったはずです。今後に向けていい勉強になりました。オーバーテイクが難しいサーキットではありますが、明日はまた違ったコンディションになりそうなので、ポイント獲得を目指して最善を尽くします」

    15番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    「堅実な予選だったし、やれることはやったと思う。このようなコンディションでは、走行順序、シーケンス全体が間違えやすいけど、正しくできた。でも、ペース的に十分ではなかった。昨日と同じような展開だった。明日はオープンマインドで臨み、ハードにプッシュし、できる限りのことをやってみるけど、正直言って期待はあまり高くない」

    16番手:周冠宇(アルファロメオ)
    「コンディションは今朝よりもトリッキーだったけど、それでも問題なかったと思うし、Q2進出のチャンスは十分にあった。残念だったのは、最終ラップに最大限の力を発揮できなかったことだ。ウェットコンディションになった最終コーナーで大きくスナップを起こしてしまい、わずかな差でQ2進出を逃してしまった。今日は決して楽な予選ではなかったし、みんながスペースを求めて争っていて、完璧なラップを刻むのは難しかった。今朝の早い時間帯は雨が強かったので、もしかしたらマシンはいいウインドウにいたかもしれない。明日はまたカオスと化した一日になるだろうから、前進するチャンスを与えてくれることを願っている」

    17番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「残念ながら、今日はいい一日ではなかった。Q1敗退は今季初めてなので、とても残念だ。トラックは誰にとってもトリッキーなコンディションで、僕たちも多くの点、特に全体的なスタビリティと高速コーナーで苦戦した。今日起こったことを分析し、明日のレースでより強いポジションを獲得するために何ができるかを考えなければならない。以前も下位からスタートしてポイントを獲得したことがあるので、その目標に変わりはないし、トップ10入りとポイント獲得を目指して最後まで戦い抜くつもりだ」

    18番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「FP3でクルマにダメージを与えてしまい、予選前にウエットラップを走れなかったことで、少し自分を追い込んでしまった。予選ではベストを尽くしたけど、Q2に進出するには速さが足りなかった。FP3で新しいフロントウイングを破損してしまったので、残念ながら残りの週末は使うことができない。それがあれば役に立ったと思うけど、なんとかレースを乗り切るしかない」

    19番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
    「ここまですべてのセッションでトップ10に入っていたので、Q1敗退はとても悔しい。クルマのフィーリングはFP3と似ていたし、ラップタイムも良かったのに、さっきまでいた場所から10番手も離れている。トラックのコンディションはトリッキーだったが、序盤とそれほど変わりはなかったので、これについての説明がつかない。タイヤのウォームアップが最大の問題のようだが、明日に向けてもっと答えを見つける必要がある。レースは19番手スタートと簡単ではないけど、全力を尽くすつもりだ。予選が異常値であったことを祈りつつ、ウエットレースであれば波乱の展開で順位を挽回できるだろう」

    20番手:リアム・ローソン(アルファタウリ)
    「まず、リカルド選手のケガを心配している。一日も早い回復を願っている。今回、誰しもがつかみ取りたいと願うF1出場のチャンスをもらえたことを、とても光栄に思っている。3歳のころからの夢がかなって、さまざまな感情が込み上げてきた。今日はとても難しいコンディションで、慌ただしい一日だった。最初のセッションで初めてインターミディエイトタイヤで走行したので、想像していた感触とは違っていたけど、タイヤの挙動などはなんとなく把握できた。。予選中はタイヤの感触がよく、タイムも上げていけたけど、再び雨が降り始めてしまった。雨でグリップがもっと落ちると思っていたけど、予想以上にグリップが高くて驚いた。すべてを出し切ったとはいえない。よいフィーリングで走行できてはいたけど、今日のようなコンディションでは、このサーキットを覚えることは難しかった。体力的には今のところ問題ないけど、今日はドライコンディションのときほどの負担はないはずなので、明日はもっとタフになると思う。ここはバンプがいくつかあるトリッキーなサーキットなので、習得するのに時間がかかるかもしれない。もし明日がドライコンディションになれば、ドライタイヤでロングランを走るのが初めてになるので、多くのことを新しく学ぶことになると思う。よりたくさんのことを習得して、最後まで走りきりたい」