タグ: アゼルバイジャンGP

  • ブレンドン・ハートレー 「初めてのバクーを楽しんで学べた」

    ブレンドン・ハートレー 「初めてのバクーを楽しんで学べた」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1アゼルバイジャンGPのフリー走行でFP1を12番手、FP2を18番手で終えた。

    ブレンドン・ハートレーにとってバクー市街地コースは初めての走行。FP1では順調に32周を走行して12番手タイム、FP2ではウルトラソフトタイヤによるアタックとロングランを行い、18番手タイムで終えた。

    「今日は問題のない一日だった!」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「バクーは僕にとって初めてのコースだったけど、楽しんで学べた。すぐに慣れてスピードに乗った走りもできたし、このストリートコースを楽しんだ」

    「走行も順調で、10番手以内に食い込むことができるかと思ったけど、セッションは残念ながら後方で終えることとなった。まだ時間はあるので、今夜はマシンのさらに細部までチェックを行い、予選順位を少しでも上げられるように努力したいと思う」

    関連:
    ・F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドがトップ
    ・F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ

  • ピエール・ガスリー 「バランスとグリップにいい感触を得られていない」

    ピエール・ガスリー 「バランスとグリップにいい感触を得られていない」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アゼルバイジャンGPのフリー走行でFP1を9番手、FP2を15番手で終えた。

    FP1では、開始早々にピエール・ガスリーのマシンのパワーユニットの調整に若干時間を費やし、ガスリーは18周の周回にとどまった。このセッションを、ガスリーは9番手で終えている。

    FP2では、ウルトラソフトタイヤによるアタックとロングランを行い、15番手タイムを記録。マシンに大きな問題はなく、予定通りの周回を消化し、マシンのセッティングを進めたが、マシンのバランスとグリップにあまりいい感触を得られなかったとピエール・ガスリーは語る。

    「バクーでの初日だったが、ここは市街地サーキットであり、とても難しいコースだ。FP1で僕は4、5周ほどしか満足に走ることができなかた。いくつかマシンに問題があったため、あまり周回を重ねることができなかったが、9番手でセッションを終えられたことにはとても満足している。コースは汚れてクリアではなかったが、レースウィークのスタートとしてはとてもよかったと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「午後にはコース状況も改善されたが、マシンのバランスとグリップにあまりいい感触を得られず苦労した。改善するべく、今夜中に解決策を見出さなければなりません。中団の戦いはとても僅差なので、FP3までにできることをすべて行い、明日の予選でいい結果につなげたいと思う」

    関連:
    ・F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドがトップ
    ・F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ

  • トロロッソ・ホンダ:バクーでの鍵はロングストレートと“風”への対応

    トロロッソ・ホンダ:バクーでの鍵はロングストレートと“風”への対応

    トロロッソ・ホンダの両ドライバーは、今週末のF1アゼルバイジャンGPで好成績を残す鍵を握るのは、バクー市街地コースのロングストレートと決勝日に予報されている“風”への対応だと口を揃える。

    第2戦バーレーンGPでは、ピエール・ガスリーがQ3進出と4位入賞というパフォーマンスを発揮したトロロッソ・ホンダだが、翌週の中国GPでは低迷。主に強風のなかでのSTR13の挙動がパフォーマンスに影響を与えたと考えられている。

    F1中国GPでのトロロッソ・ホンダのパフォーマンスについてブレンドン・ハートレーは「風は大きな要因だった」とバクーでコメント。

    「もちろん、それは全員にとって同じことだし、単なる言い訳に聞こえるかもしれない。でも、僕たちのデータでは本来よりも大きな影響を受けていたことが確認できた」

    今週末のバクーは強い風が吹くことが予想されており、特に決勝日の日曜には風速45km/hと予報されている。チームメイトのピエール・ガスリーも風が問題になるであることは認識している。

    ピエール・ガスリーは「日曜日にはかなり強い風が吹くと予想されている。僕たちのクルマには好ましいことではない。風はクルマの挙動と空力にかなり大きな影響を及ぼす」と述べ、トロロッソは風以外にもいくつか問題点を特定したと語る。

    「週末のあと、僕たちには全てを分析するための時間が必要だったし、今はそれを理解している。些細なことだけど、最終的にクルマのバランスとポテンシャルに大きな影響を及ぼしていたものがいくつかあった」

    上海ではトロロッソ STR13は、特にロングコーナーとターン3とターン13のトラクションに問題を抱えていた。

    ピエール・ガスリーは「現時点で僕たちはライバルよりもそのようなコーナーで問題を抱えていることはわかっている」と語る。

    だが、バクー市街地コースのレイアウトはトロロッソ・ホンダ STR13に適しているかもしれない。ロングストレートはホンダのF1エンジにとってチャレンジングではるが、コーナーはタイトなものが多い。

    「ここのコーナーは大部分がバーレーンのようにほぼ直角だし、通常のサーキットよりも穏やかなクルマが必要だ」とピエール・ガスリーはコメント。

    2キロのストレートは僕にたちにとって理想的ではないし、もう少しパフォーマンスを見つけられることを願っている。僕たちはまだトップスピードが不足している。パワーと空気抵抗にようものだし、基本的に僕たちはメインのライバルよりもストレートで少し遅い」

    ブレンドン・ハートレーは「ここまでエンジンはとても競争力があるし、中国での直線スピードをエンジンだけのせいにするのは不公平だ。バクーでは空力効率が重要になるだろう。このロングストレートではそこが鍵だ」とストレートの問題はエンジンのせいだけはないと強調する。

    また、レースパフォーマンスにおいてはセットアップも非常に重要になる。中国ではトロロッソ・ホンダは金曜日から土曜日の間のセットアップで失敗を犯している。

    「間違った方向に進めてしまったのは明らかだ」とピエール・ガスリーは振り返る

    「コンディションも変化していたし、ほぼ全てを間違った方向に進めてしまった。フリー走行3回目の後には元に戻るための十分な時間はなかった」

    だが、チームはすでに教訓を学んだとピエール・ガスリーは語る。「今後、2回目のプラクティスの後にクルマのセットアップを大きく変えることはしないだろう」

    予選に関して、これまでトロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーがバーレーンで1度Q3に進出しただが、ブレンドン・ハートレーは予選について特に楽観的に捉えている。

    「バーレーンのようにうまくいかない理由はない」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「このサーキットのスタイルは中国よりもバーレーンに近い。より短いストップ&ゴーの区間があるし、トロロッソは去年ここで競争力があった。なので、僕たちの目標はQ3に進出することだ」

    だが、ピエール・ガスリーは予選での見通しについて慎重だ。「彼は今週末にとても自信を持っているみたいだね。彼がそうなのは嬉しいよ」

    「客観的でなければならない。僕たちはまだ3レースしかしていない。メルボルンでは競争力に欠けていたし、Q3のペースはなかったけど、バーレーンでは競争力があったし、中国ではまた低迷した。なので、何かを予測するのは難しい」

    「とにかくクリーンな週末を過ごして、ルノー、ハース、フォース・インディアとミッドフィールドで戦いたい。でも、僕たちにQ3のペースがあるかどうかは言えない。理論的に他のコースほど僕たちにとって簡単ではない」

    関連:2018 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【動画】 F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目 ハイライト

    【動画】 F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目 ハイライト

    2018年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が4月27日(金)にバクー市街地コースで行われた。

    第8戦として開催された昨年よりも2ヵ月早くに開催されるアゼルバイジャンGP。気温、路面温度ともに昨年よりも低く、タイヤの理解が重要なグランプリとなる。

    直前にフォーミュラ2のフリー走行が行われたとはいえ、ストリートサーキットであるバクー市街地コースはまだ路面がダスティな状態。

    ブレンドン・ハートレー、ルイス・ハミルトンなどがコースオフを喫するなど、多くのドライバーがグリップ不足を訴えながら限界を探っていった。

    30分が経過した頃、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がターン5でスピンを喫してウオールにクラッシュ。ギアが1速でスタックして動くことができず、マシンを回収するためにバーチャルセーフティカーが導入された。フェルスタッペンは11周で走行を終えた。

    フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した1分44秒242。2番手には0.035秒差でダニエル・リカルド(レッドブル)、3番手にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、4番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、5番手にはエステバン・オコン(フォース・インディア)が続いた。

    フェラーリはセバスチャン・ベッテルが10番手、キミ・ライコネンが14番手。ライコネンはマシンに技術的なトラブルが発生したとみられ、ガレージでフロアを外して作業が実施され、わずか10周で走行を終えている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手タイム、ブレンドン・ハートレーが12番手タイムで1回目のセッションを終えた。

    2018年 F1アゼルバイジャンGP 動画:フリー走行1回目

    関連:F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ

  • F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドがトップ

    F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドがトップ

    2018年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行2回目が27日(金)にバクー市街地コースで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが15番手タイムでセッションを終えた。

    現地時間17時からスタートしたフリー走行2回目。セッションが終了する頃には気温19℃、路面温度は27℃とフリー走行1回目から15℃近く下がった。

    ピレリは、昨年よりも1段階柔らかいソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトとうタイヤを選択しており、大半のドライバーが主にウルトラソフトでレースシミュレーションを実施。ウルトラソウトにはグレイニングが目立ち、デグラデーションも大きい傾向にある。

    フリー走行2回目のトップタイムはレッドブルのダニエル・リカルドの1分42秒795。2番手には0.069秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手には0.116秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。

    一方、開幕3戦にタイヤマネジメントに苦戦しているメルセデスは、バルテリ・ボッタスがトップから0.775秒差の4番手タイム、ルイス・ハミルトンが0.808秒差の5番手タイムとプログラムの違いはあるにせよ、やや遅れをとっている。

    以降、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、エステバン・オコン(フォース・インディア)、カルロス・サインツ(ルノー)、ケビン・マグヌッセン(ハース)がコンマ3秒以内のギャップで続き、引き続き激しい中団バトルを予感させる展開となっている。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが15番手タイム、ブレンドン・ハートレーが18番手タイムと下位に沈んだ。

    フリー走行3回目は、明日28日(土)の19時(現地時間14時)から行われる。

    2018年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分42秒795   35
    2 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分42秒864 0.069 33
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分42秒911 0.116 27
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分43秒570 0.775 25
    5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分43秒603 0.808 31
    6 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分43秒700 0.905 34
    7 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分43秒814 1.019 30
    8 55 カルロス・サインツ ルノー 1分43秒834 1.039 36
    9 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分43秒977 1.182 29
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分44秒091 1.296 33
    11 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分44秒127 1.332 38
    12 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分44秒142 1.347 31
    13 8 ロマン・グロージャン ハース 1分44秒425 1.630 27
    14 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分44秒459 1.664 31
    15 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分44秒712 1.917 39
    16 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分44秒940 2.145 30
    17 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分45秒007 2.212 33
    18 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分45秒051 2.256 36
    19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分45秒288 2.493 29
    20 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分46秒042 3.247 9
  • マクラーレン、トップスピード不足解消を目指して“異なる哲学”を実験

    マクラーレン、トップスピード不足解消を目指して“異なる哲学”を実験

    マクラーレンは、トップスピード不足を解消することを目指して、F1アゼルバイジャンGPのフリー走行で“異なる哲学”を試す予定であることをドライバーを務めるフェルナンド・アロンソが明かした。

    マクラーレンは、2018年からルノーのF1エンジンを搭載しているにも関わらず、オーストラリアとバーレーンでは予選のトップスピードで最下位とその弱点が露呈。バーレーンとの連戦となった中国ではフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンがお互いにトウ(スリップストリーム)を使わせてそれを補っていた。

    昨年、マクラーレンはバクー市街地コースで最速のマシンからトップスピードが15km/h遅かった。バクーにはメインストレート前にも4つの全開コーナーがあり、二人のドライバーはQ1で敗退している。

    「ここ数年、ここは僕たちにとってかなり難しいグランプリだった。もちろん、僕たちにはパワー面でいくつか制約があったけど、今年も僕たちのクルマはまだストレートで遅いように思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「でも、ここでそれを改善できるかもしれない。僕たちは金曜日にスピードを追加するために異なる哲学、異なるテストを実施する。その弱点を最小限に抑えられるかもしれない」

    「過去2年間のタイムを見れば、ポールポジションとの差はかなり大きかった。去年は4秒くらい遅かったと思う。良い仕事をしてそのタイムに近づけることを期待している」

    「僕たちは今年ここまでQ3に到達できていないし、今回も厳しいと思っているけど、もう少し近づけることを期待している」

    バクーは、大部分は典型的なストリートサーキットではあるものの、F1で最長のメインストレートがあるという特性のため高いトップスピードも必要となり、チームにセットアップ面で特有のチャレンジを課す。

    フェルナンド・アロンソは、金曜日に実施する事件はバクー特有のニーズへの対応ではあるが、カナダのような今後も直線スピードが重要なレースのためにもなると考えている。

    トップスピード不足を最小限に抑えようとすることで、残りのラップが犠牲になるリスクはあるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「ある意味ではそうかもしれない。このサーキットには非常に異なる箇所があるからね」とコメント。

    「1つの箇所に寄せて妥協をすれば、他の箇所がかなり大変になるかもしれない。僕たちはそこについて慎重に考える必要がある。明日はだたのテスト日なので、異なるソリューションをテストする。その日の夜にそのソリューションの全てをどのようにバランスをとっていて決断を下すかは僕たちの責任だ」

    「ある意味、狭いストリートサーキットなのでレース状況でのサーキットの遅い箇所ではオーバーテイクはあまり多くない。通常、ここではストレートで速いことが有利なソリューションになるだろう」

    フェルナンド・アロノソは、バクーでマクラーレンのポジションが劇的に変化するとは思ってはいないが、昨年のレース中に行ったインシデントなどのような外的な要因を生かせることを期待していると語る。

    「今週末、劇的なことが起こるとは期待していない。セーフティカー、難しいサーキットと言う点では、予測できないレースになるかもしれない」とフェルナンド・アロンソは語る。

    「とにかく、日曜日にどんなレースになるか見てみよう。中団グループは、ハース、ルノー、そしてマクラーレンの力関係によってポジションは上下している。ここではどうなるか見てみるつもりだ」

    「でも、言ったように予測するのは難しい。日曜日の終わりには状況は少しレベルアップしているかもしれない。土曜日はチームによって状況の良し悪しが見られるかしれないけど、日曜日には僕たちはいつも似たようなポジションに戻っている。今回もそんな感じになるだろう」

    関連:2018 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ

    F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ

    2018年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が27日(金)にバクー市街地コースで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手タイムを記録した。

    第4戦の舞台はアゼルバイジャンの首都バクー。2016年にF1ヨーロッパGPとして初開催され、今年で3回目を迎えるグランプリ。世界遺産である城壁地区の中を、F1マシンがフルスピードで駆け抜ける魅惑の光景が展開される。

    全長6000m、20のコーナーを備えたストリートサーキットのバクー市街地コースは、ベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いコース。超ロングストレートはカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。ピレリは、昨年よりも1段階柔らかいソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトとうタイヤを選択している。

    現地時間13時。気温22.7℃、路面温度42.6℃、風速4.4km/hと風の強いドライコンディションでセッションはスタート。マクラーレンのストフェル・バンドーンを先頭に各車がインスタレーションラップを開始。まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が最初のタイムとなる1分49秒762をマークする。

    直前にフォーミュラ2のフリー走行が行われたとはいえ、ストリートサーキットであるバクー市街地コースはまだ路面がダスティな状態。多くのドライバーがグリップ不足を訴えている。そして、30分が経過した時点でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がターン5でスピンを喫してウオールにクラッシュ。ギアが1速でスタックして動くことができず、マシンを回収するためにバーチャルセーフティカーが導入された。フェルスタッペンは11周で走行を終えた。

    フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した1分44秒242。2番手には0.035秒差でダニエル・リカルド(レッドブル)、3番手にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、4番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、5番手にはエステバン・オコン(フォース・インディア)が続いた。

    フェラーリはセバスチャン・ベッテルが10番手、キミ・ライコネンが14番手。ライコネンはマシンに技術的なトラブルが発生したとみられ、ガレージでフロアを外して作業が実施され、わずか10周で走行を終えている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手タイム、ブレンドン・ハートレーが12番手タイムで1回目のセッションを終えた。

    F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間17時)から行われる。

    2018年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分44秒242   26
    2 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分44秒277 0.035 24
    3 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分45秒075 0.833 26
    4 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分45秒200 0.958 24
    5 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分45秒237 0.955 29
    6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分45秒559 1.317 11
    7 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分46秒465 2.223 25
    8 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分46秒480 2.238 28
    9 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分46秒492 2.250 18
    10 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分46秒513 2.271 18
    11 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分46秒590 2.348 26
    12 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分46秒747 2.505 32
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分46秒749 2.507 11
    14 8 ロマン・グロージャン ハース 1分46秒856 2.614 23
    15 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分46秒861 2.619 10
    16 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分46秒875 2.633 21
    17 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分47秒073 2.831 21
    18 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分47秒434 3.192 18
    19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分47秒967 3.725 21
    20 55 カルロス・サインツ ルノー 1分48秒741 4.499 11

    関連:【動画】 F1アゼルバジャンGP フリー走行1回目 ハイライト

  • メルセデスのタイヤ問題は深刻? 「まだ解決策を絞り込めていない」

    メルセデスのタイヤ問題は深刻? 「まだ解決策を絞り込めていない」

    メルセデスF1チームはタイヤマネジメントの問題について診断を行い、F1アゼルバイジャンGPのフリー走行で最初の修正を試す予定であるが、まだ解決策を絞り込めていないことをルイス・ハミルトンが明らかにした。

    今年、メルセデスはライバルのフェラーリやレッドブルと比較してタイヤマネジメントに苦しんでいる。特に柔らかいコンパウンドでそれは顕著であり、かつての予選での優位性は失われている。

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスは対応策を練っているが、問題に対するソリューションは“5~10”くらいあるかもしれないと認める。

    バクーで導入するソリューションについてルイス・ハミルトンは「それらは短期的なものだ」とコメント。

    「僕たちはどの部分が間違っているのかをじっくり検討して理解しようとしているけど、まだ変更点を実装しているところだ。特定の問題に対して5~10くらいの異なるソリューションが存在する可能性があるからね」

    「とにかく今は正しい答えを得るために正しい方程式を実装できたことを期待している」

    ルイス・ハミルトンは、メルセデス W09の真のポテンシャルがタイヤマネジメントの問題によって覆い隠されていると確信している。

    「クルマは穏当だと思うし、そこが最大の問題というわけではない。僕たちがまだ学んでいるのはタイヤだ。ある週は使いこなせても、次の週はそうではなかったりする。タイヤは全員に大きな影響を与えている」

    「クルマは素晴らしいけど、前回のレースではノーマルなパフォーマンスを発揮できていなかった。でも、それも実際にはタイヤが関係している」

    「タイヤの状況をうまく解決できば、クルマの真のパフォーマンスを示することができると期待している」

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスはオーストラリアではかなりの競争力があったにも関わらず、その後のレースではそれほど競争力を示せなかった理由を理解することに苦労していると語る。

    「メルボルンが“運が良かった”と言うつもりはないけど、より自然に優位に立っていた。クルマを軌道に乗せて、うまく機能していた。タイヤも間違いなくもっと簡単だった」

    「でも、エンジニアたちは僕が予選で速かった理由やレースで速かった理由、他ではそうではなかった理由を説明することができなかった」

    「フェラーリ勢はコーナーで遅かったけど、次のレースでは速かった。彼らは何かを見つけていたし、それはタイヤである可能性が高い」

    「全てのドライバーを調べれば、アウトラップのスピードが異なるのがわかると思う。タイヤを機能させるのに2周かかるドライバーもいれば、もっと長くかかるドライバーもいる。アウトラップでそれをやっているドライバーもいる。みんなが異なる実験をやっている」

    昨年、フェラーリの2017年の改善はセバスチャン・ベッテルがメルセデスのレースドライバーよりもピレリのタイヤテストに多く関与していた結果だとの見方があったが、ルイス・ハミルトンはメルセデスのチーム作業を擁護する。

    「僕たちがタイヤテストをやっていないという事実を批判することはできない。僕たちは去年タイヤテストをやっているし、他のみんなと同じようにできるだけ多くの時間と労力を費やしていたからね」

    「他よりも早く学べていることもある。今週末、僕たちの理解はすでに向上しているし、それが僕たちのパフォーマンスを覆い隠す要因になったり、前回のレースのような妨げにならないことを願っている」

  • トロロッソ・ホンダ:2018 F1アゼルバイジャンGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:2018 F1アゼルバイジャンGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が1アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースの見所とレースにむけての意気込みを語った。

    バクーの超ロングストレートはカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。

    ピエール・ガスリー
    「バクーは非常にエキサイティングなコースです。まず、ウォールが張り巡らされたストリートサーキットなので、通常に比べてリスクが倍以上になります。さらに、特徴であるロングストレートもサーキットを非常に面白いものにしていると思います。トップスピードはとんでもない速さです! 昨年の最高速は信じられないものでした。その分、ドライバーにとっては走っていてすごく楽しいサーキットではありますが、同時にリスクも高いです。いまはバクーに行くのが楽しみです。2017年はリザーブドライバーとしてレースを観戦しましたが、シーズンを通して最もエキサイティングなレースの一つだと感じました。今年は、自分がドライブできるので、うれしいですね。僕たちにとっていい結果になることを期待しています。城の近くの低速コーナーは、シーズン中で最もタイトな箇所かもしれません。ここではかなり低速で通過するので時間がかかりますが、急げばすべてを台無しにしてしまうこともあり得ます。毎ラップ、バリアから数cmのところを走るので、面白いですが本当に集中していなければなりません。通常のコースでは、縁石で少しはみ出しても、芝に触れてタイヤがほこりを巻き上げる程度で済みますが、ここでは違います。もし数cmでもはみ出そうものなら、そのまま壁に激突してそれでおしまいなんです。コースの中盤にはかなりテクニカルな箇所があり、そこでのオーバーテイクは不可能です。これを抜ければ長いストレートが待ち受けているので、ここではチャンスがあるでしょう。ストレートでもバリアが近いので、通常よりも体感速度が速くなります。特にターン1でブレーキングするときが顕著ですね。GP2に参戦していたときには、ここで2位表彰台を獲得しました。18番グリッドからスタートして2位に入れたので、僕にとっては記憶に残るレースの一つとなっています」

    ブレンドン・ハートレー
    「初体験のサーキットで走れるのを、楽しみにしています。これまでのキャリアでいくつのコースを走ったのか数えたことはないですが、初めて走るサーキットはいつもわくわくするものです。バクーは、とてもユニークな市街地コースで、ミスのできないコーナーがいくつもあります。このようなコーナーは本当に面白くて、いつも楽しく走れますし、ほかのドライバーたちも同じように感じていると思います。シミュレーターでは、城壁のそばを走るときに、僕の好きなコースであるマカオの風景を思い出しました。今週末は楽しくなると思いますし、シーズン4戦目が待ち遠しいです。今は、レースに向けてシミュレーターで走ったり、過去のレース映像を見たりと、できる限りの準備を進めているところです。レースウイークでは、金曜に走る最初の10周以内でスピードに乗れるように頑張ります。シミュレーターの作業は、その多くがエンジニアのマシンセットアップを進めるために行われています。しかし、新しいサーキットに挑む場合には、ドライバーのために行われる作業の割合が高くなります。もちろん、実際にコースで走ってみるまで分からないことはいくつもあります。バンプの数、風向きや、刻一刻と変わる路面コンディションなどは、体験しないと分かりません。でも、僕はこれまでに多くのサーキットを走ってきた経験があるので、それらの知識を総合して、新しいサーキットについてイメージすることはできます。例えば、あるコーナーを走っているときに、過去に走ったサーキットの似たようなコーナーと比べることができるんです。このように、新しいコースについて学ぶ際には、経験が非常に役に立ちます。シミュレーターで走る際には、実物のサーキットにできる限り近づけて作業を行いますが、どこまで忠実かはもちろん分かりません。縁石は一緒か、同じだけのグリップが得られるか、ほかの要素はないのか、タイヤラバーの乗りはどうか?など、シミュレーターからすべてを知ることは不可能です。ですから、過去のレース映像を見て、ドライバーがどのラインで走っているかを見るのは、新しいサーキットに挑むときに役立ちます。コースを自分の目で確認できる、木曜日のコースウォークが待ちきれません!」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「長距離移動の連続だった開幕からの3戦を終え、今回はヨーロッパの東端、アゼルバイジャンでのレースになります。バクー市街地サーキットは、旧市街にあるタイトなセクションと、2キロに及ぶロングストレートを持ち、同じように市街地を走るモナコやシンガポールとは異なるトラックレイアウトになっています。PUにとっては厳しいサーキットなので、燃費とエネルギーマネジメントが重要になります。今年のアゼルバイジャンGPは第4戦での開催になったため、例年より早い時期にレースがあります。気温や路面温度も高めだった過去3年より下がると見込まれるので、それに合わせてセットアップを進めます」

    関連:2018 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • セバスチャン・ベッテル 「2017年のバクーでの一件から学んだ」

    セバスチャン・ベッテル 「2017年のバクーでの一件から学んだ」

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、1年前のF1アゼルバイジャンGPから教訓を学んだと語る。

    今週末、F1はバクー市街地コースでアゼルバイジャンGPを迎える。周知のとおり、セバスチャン・ベッテルは1年前のレースで冷静さを失って、セーフティカー中にルイス・ハミルトンに報復行為として体当たりを喰らわて物議を醸した。

    「レース後は最悪の気分だった。僕はそれに向き合わなければならなかった」とセバスチャン・ベッテルは Welt にコメント。

    セバスチャン・ベッテルは、バクーでのあの一件が最終的にチャンピオンシップ争いに敗れることになる重要な瞬間だったと結論付けつつ、“それが人生というものだ”と自分自身に言い聞かせた。

    「自分自分で台無しにしたことが、最も自分を傷つける」とセバスチャン・ベッテルは付け加えた。

    セバスチャン・ベッテルがバクーでの一件から学んでいることは、2週間前の上海で示されたかもしれない。

    今年のF1中国GPでは上位争いをするなかでマックス・フェルスタッペンに追突されたが、セバスチャン・ベッテルは冷静さを保ち、レース後にすぐに謝罪してきたフェルスタッペンを称賛している。

    「僕はクルマのなかで落ち着いていた。少なくとも何ポイントかを確保するためにどうにかしてクルマを完走させなければならなかったからね」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    関連:【動画】 セバスチャン・ベッテルがルイス・ハミルトンに報復行為 – 2017年6月26日