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  • アストンマーティン・ホンダF1 メディアに苦言「不適切な質問はやめてほしい」

    アストンマーティン・ホンダF1 メディアに苦言「不適切な質問はやめてほしい」

    ランス・ストロールが中国GP予選後の短い受け答えで注目を集めるなか、アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックが、苦境に立つドライバーへの理解をメディアに求めた。

    アストンマーティンの2026年シーズン序盤の苦戦は上海でも続き、スプリントと予選の両方でフェルナンド・アロンソとランス・ストロールは後方に沈んだ。クラックは、そうした状況のなかで矢面に立たされるドライバーたちへの配慮が必要だと訴えた。

    ストロールの短い受け答えに波紋
    中国GPでアストンマーティンの厳しい戦いは続いた。ストロールとアロンソはタイムシート後方にとどまり、19周のスプリントではセルジオ・ペレスを除けば最後尾でチェッカーフラッグを受けた。その数時間後に行われた決勝予選でも状況は変わらなかった。

    アロンソは19番手でバルテリ・ボッタスの前、ストロールはキャデラックの2台目を駆るセルジオ・ペレスを上回っただけだった。

    AMR26を降りたカナダ人ドライバーのストロールは、そのままメディアペンへ向かい、自身のセッションについて質問を受けた。

    オーストラリアから進歩はあったかと問われると、「ノー」と答えた。

    上海でより多くの周回をこなしたことで感触は良くなったかと聞かれても、「ノー」と答えた。

    決勝で前進できると思うかという問いにも、「ノー」と答えた。

    何か前向きな要素はあるかと問われると、「今のところ、あまりない。ノーだ」と答えた。

    日曜日の決勝で後方グリッドからスタートしたストロールは、バッテリー系のトラブルが疑われる問題によってレースを早々に終えることになった。

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    クラックがメディアに理解を求める
    この短いインタビューでも、27歳のストロールが多くを語ることはなかった。メディアの質問に対するそっけない受け答えで注目を集めたのは今回が初めてではなく、おそらく最後でもない。

    しかしアストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックは、チームが置かれている厳しい状況を踏まえ、一定の理解を示してほしいと呼びかけた。

    「ドライバーにとって、これがいちばんつらい」とクラックは上海でメディアに語った。

    「これは前にも言ったことだし、繰り返しになる」

    「そして、これは皆さんへのお願いでもあると受け取ってもらえればと思う」

    「ドライバーにできることは何もない。ドライバーは非常にさらされている立場にある」

    「そして質問を受けるのは彼らだ。議論を呼ぶような質問も彼らが受ける」

    「昨日、ランスがあまり多くの答えをしていなかったという不満があったと聞いた」

    「我々はこの状況を理解する必要がある。これはスポーツの競争であり、感情が伴うものだ。我々は皆、その感情があるからこそこれをやっているのであって、後方で戦いたいわけではない」

    「彼らはこれにものすごく大きなエネルギーを注いでいる。にもかかわらず、時に適切ではない質問を受けることがある」

    「もちろん、彼らはプロのアスリートだと言うことはできる。だが、彼らもまた人間だ」

    「だから、どうか我々を助けてほしい。今は厳しい時期だが、この状況でドライバーに少し配慮してもらえれば、我々全員にとって、我々のプロダクトにとっても助けになると思う」

  • アストンマーティンF1 ホンダとの不和説を否定「共に乗り越える」

    アストンマーティンF1 ホンダとの不和説を否定「共に乗り越える」

    アストンマーティンF1は、ホンダとの関係を巡る不和説を明確に否定した。2026年シーズン序盤の苦戦を受けて両者の間に緊張が高まっているとの見方が広がる中、チーム側は「共にこの状況を乗り越える」と結束を強調している。

    中国GPでは深刻なパフォーマンス不足に加え、振動問題なども露呈し、厳しいスタートとなった新体制。

    その一方で、チーム関係者はホンダとの協力体制に揺らぎはないと説明しており、残るシーズンでの巻き返しに向けて開発の立て直しが急務となっている。

    エイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン)は中国GPを欠席し、その不在がチーム内での役割を巡る憶測をさらに強めることになった。技術部門の指揮とチーム代表職を兼務する体制の中で、ローレンス・ストロールが日常的なマネジメント業務から外す可能性も取り沙汰されている。

    マイク・クラックは「彼が行く必要がある時と、そうでない時のための計画は用意していた」と語った。

    「エイドリアンが今年すべてのレースに出席しないことは、最初から明らかだった」

    「今はこうした現代的なコミュニケーション手段があるので、人がどこにいるかはそれほど問題ではない。彼は依然としてすべてを把握していた」

    アストンマーティンの広報担当者も同様の見解を示した。

    「マネージング・テクニカル・パートナー兼チーム代表として、エイドリアンはレース出席と、シルバーストンのAMRTC(ファクトリー)でチームの技術的方向性を率いる業務の間で時間を分けることになる」

    それでも後任候補を巡る憶測は続いており、将来的なリーダー候補としてクリスチャン・ホーナーやアンドレアス・ザイドルの名前が取り沙汰されている。

    こうした不透明感の背景には、ホンダとの新体制が厳しいスタートとなっている現実がある。パワーユニットはパフォーマンス不足の主因として指摘されており、開発面での課題が浮き彫りとなっている。

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    しかし、チームアンバサダーのペドロ・デ・ラ・ロサは不和の見方を明確に否定した。

    「我々はホンダとともにこの状況にいて、ともにここから抜け出すつもりだ」

    「抜け出す唯一の方法は、彼らと働き続けることだ」

    この状況はフェルナンド・アロンソの今後にも影響を及ぼしている。中国では激しい振動により身体的にも苦しむ場面があり、その去就にも注目が集まっている。

    デ・ラ・ロサは「スポーツでは、正義は常に果たされる」と語った。

    「フェルナンドにとっての正義は、勝って去ることだ。タイトルか、あるいは1勝かは分からないが、偉大な存在なのだから、正面から去ることだ」

    さらに現状については次のように述べた。

    「これがフェルナンドにとって最後の年になるかは分からないし、彼自身も分かっていないと思う」

    「チームとして、我々は彼に競争力のあるマシンを与えなければならない」

    「まだ20レース残っている。まだ長いシーズンが前にあるのだから、夢を見ることをやめてはいけないし、状況を好転させることはできる」

  • アストンマーティン・ホンダF1 中東2戦中止に懸念「利点よりリスク」

    アストンマーティン・ホンダF1 中東2戦中止に懸念「利点よりリスク」

    アストンマーティン・ホンダは、中東情勢の影響で2026年F1カレンダーからバーレーンGPとサウジアラビアGPが中止されたことについて、単なる“救済措置”ではないとの見方を示した。

    4月に予定されていた2戦の消滅により、F1は1か月以上の空白期間に突入。開発時間の確保という利点がある一方で、現場では「データ不足」という新たな問題が浮上している。

    今回の中断は、特にホンダ製パワーユニットの振動問題に苦しむアストンマーティンにとって、改善のチャンスと見られていた。しかし、現場の評価は一枚岩ではない。

    アストンマーティンのトラックサイド・オペレーション責任者マイク・クラックは、この状況について明確に“両面性”があると指摘した。

    「これは2つの側面があると思う」

    「2レースを走れないということは、データを得る機会、マシンを理解する機会を失うという意味で問題になる。サーキットにいることで、新しい発見ができるからだ」

    一方で、ファクトリーでの作業に集中できる利点も認めている。

    「ただ、カレンダーの強いプレッシャーがない状態で問題解決に取り組めるという意味では助けになる。だから確実に両方の側面がある」

    ホンダ問題の修正期間か、開発停滞か
    アストンマーティンは2026年シーズン序盤、深刻な不振に直面している。ホンダのパワーユニットによる振動は、信頼性とパフォーマンスの両面に悪影響を及ぼし、ドライバーの身体的負担にまで影響している。

    本来であれば、この長いインターバルは振動問題の解決と、AMR26のアップデート開発に充てられる貴重な時間となるはずだった。

    しかし、実戦走行の欠如は、問題の根本原因を特定するうえで大きな障害となる可能性がある。特に2026年の新レギュレーション下では、シミュレーションと実走の乖離が各チームで課題となっており、トラックデータの価値はこれまで以上に高まっている。

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    クラック、メディアに配慮要求
    さらにクラックは、厳しい状況下に置かれているドライバーへのメディア対応にも言及した。

    「ドライバーにとってこれが一番難しいことだ」

    「彼らにはどうすることもできない。非常にさらされていて、議論を呼ぶような質問を受けている」

    「彼らは多くのエネルギーを費やしているが、ときに適切ではない質問を受けることがある」

    「プロのアスリートであることは確かだが、同時に人間でもある。この状況を理解してほしい」

    現在のアストンマーティンは、結果とパフォーマンスの両面で厳しい状況にあり、そのしわ寄せがドライバーへの批判やプレッシャーとして表面化している。

    ストロールの対応が象徴する苦境
    その象徴が、ランス・ストロールの中国GP後の対応だ。

    予選21番手に終わったストロールは、チームの進歩について問われ「ない」と回答。

    上海で多くの周回を重ねたことによる改善についても「ない」と繰り返し、レースでの進展の可能性についても同様の答えを返した。

    さらに、週末のポジティブな要素を問われても「今のところ、あまりない」と語るにとどまった。

    短い受け答えは、単なる消極性というよりも、チーム全体の停滞とフラストレーションを映し出しているとも言える。

    アストンマーティンにとってこの“空白の1か月”は、再建の時間となるのか、それとも問題を深める停滞期間となるのか。日本GPに向けた改善の成否が、その答えを示すことになる。

  • アストンマーティン・ホンダF1「振動は主因ではない」AMR26に深刻な欠陥

    アストンマーティン・ホンダF1「振動は主因ではない」AMR26に深刻な欠陥

    アストンマーティン・ホンダF1は、2026年シーズン序盤、極めて厳しいスタートを強いられている。中国GPではフェルナンド・アロンソが33周でリタイアし、振動問題が大きな注目を集めた。

    しかし、トラックサイド運用責任者マイク・クラックは、この振動問題がマシンの本質的な弱さの原因ではないと明言した。AMR26は仮に振動が解消されたとしても、依然として競争力を欠くマシンであることを認めている。

    振動問題よりも深刻なパフォーマンス不足
    アストンマーティンの苦戦は振動だけに起因するものではない。トップ勢に対して1周あたり約3秒遅れている現状は、複数の技術的欠陥によるものだ。

    「部品が脱落したりといった問題は起きていない」

    この発言が示す通り、問題は単発的なトラブルではなく、マシン全体の設計レベルに及んでいる。

    中国GPで見えた“進歩”の本質
    中国GPでは、アストンマーティンはオーストラリアよりも多くの周回をこなすことに成功した。しかし、その改善は純粋なパフォーマンス向上にはつながっていない。

    マイク・クラックは次のように語った。

    「33周を連続で走れたのはこれまでになかったことで、新たな学びだ。スプリントでは19周走っており、その間には常にインターバルがあった」

    「10日前を振り返れば6周しか走れなかったが、特にバッテリーのような最も影響を受けやすい部分については解決策を見つけた」

    「中国では全セッションでマシンを走らせることができた。パフォーマンス面での進歩ではないが、改善はあった」

    “走ること”自体が最優先課題
    現在のアストンマーティンにとって最も重要なのは、競争力ではなく走行距離の確保である。

    クラックはその重要性を強調する。

    「中国が大きな進歩に見えないとしても、これほど多くの周回を走ったことはなかった」

    「エネルギーマネジメントは単独走行でも学べるが、他車と走ることでさらに多くのことが分かる。スプリントでは再スタート後の1周目で多くの発見があった」

    「なぜこの問題が今起きたのかを分析し、セットアップやレギュレーションの影響だと理解できれば次に活かせる」

    「走ることが重要だ。知識を蓄積することが重要だ。ガレージにいては何も分からない」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    振動は“問題の一部”に過ぎない
    バッテリーの絶縁強化により信頼性は一定程度改善されたが、問題は依然として残っている。実際、ランス・ストロールは9周目にバッテリー損傷でリタイアしている。

    さらに、振動そのものも完全には解消されておらず、ドライバーへの負担は依然として大きい。アロンソは身体への影響によりレース継続が不可能となった。

    それでもクラックは、この問題を過度に強調すべきではないとする。

    「アロンソはオーストラリアで、もし優勝争いをしていれば走り続けられたと言っていた。我々はその位置にいなかったので、リタイアは比較的容易な判断だった」

    AMR26が抱える本質的な課題
    今回の発言が示しているのは、アストンマーティンの問題が単なる振動や信頼性ではなく、マシンの根本的な競争力不足にあるという点だ。

    信頼性は徐々に改善されつつある一方で、パフォーマンス面では依然として大きな遅れを取っている。振動問題が解決されたとしても、それだけで戦闘力が劇的に向上するわけではないという現実が、チーム内部から明確に示された形となった。

  • アストンマーティン・ホンダF1酷評「キャデラックF1参戦の話題をかき消した」

    アストンマーティン・ホンダF1酷評「キャデラックF1参戦の話題をかき消した」

    2026年F1シーズン開幕戦オーストラリアGPで苦戦を強いられたアストンマーティンは、ホンダとの新たなパワーユニット体制のスタートから厳しい状況に直面している。フェルナンド・アロンソとランス・ストロールはともにレースを完走できず、チームはシーズン序盤から深刻な信頼性問題を抱える形となった。

    エイドリアン・ニューウェイが設計した新マシンへの期待は非常に高かったが、開幕前からトラブルが相次いでいた。

    1月のシェイクダウンでは走行距離がわずか65周にとどまり、プレシーズンテストでもホンダのパワーユニット問題により最終日はほとんど走行できなかった。さらにアロンソは現在も部品不足に悩まされており、振動問題についても改善が見られていないと認めている。

    こうした状況を受け、元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーはポッドキャスト番組「レッドフラッグス」でアストンマーティンを厳しく批判した。

    シュタイナー『アストンマーティンは“失敗のトロフィー”に値する』
    ギュンター・シュタイナーは、番組の名物コーナー「ロックスター&ワースト」で、オーストラリアGP後にアストンマーティンへ厳しい評価を下した。

    「そのトロフィーは満場一致でアストンマーティンだと思う」

    「これほど確立されたチームが、こんな形でレースに来るなんて……とても失望した」

    「彼らは大きな期待とともに登場した。エイドリアン・ニューウェイのマシンで何をするのかと大騒ぎされていた。新チームでもないのに、こんな状況でF1に現れるべきではない」

    シュタイナーはさらに、アストンマーティンの不振がキャデラックF1のデビューの話題さえもかき消したと指摘した。

    「彼らのせいでキャデラックにスポットライトが当たらなかった。キャデラックは3周遅れだったが、それでもゼネラルモーターズのような会社がF1に来るなら、難しいことは最初から分かっていたはずだ」

    「だがアストンマーティンが見せたものは、間違いなく“失敗のトロフィー”に値する」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    わずかな希望も…アロンソのラップは“恥ずかしいほどではない”
    それでもシュタイナーは、完全に希望がないわけではないと指摘する。アロンソが走行した際のラップタイムは、最低限の競争力を示していたという。

    「唯一の救いは、彼らがどれだけ苦しい状況か分かっていながらも、走った時のラップタイムだ」

    「もちろん良くはないが、走れた時はキャデラックよりは速かったと思う」

    「フェルナンドが数周走った時、完全に恥ずかしいレベルではなかった」

    アストンマーティンとホンダの新プロジェクトは、2026年F1レギュレーション時代の大きな注目プロジェクトの一つだった。しかしシーズン序盤の状況を見る限り、両者はまず信頼性と基本的なパフォーマンスの問題を解決する必要がある。

    期待された“ニューウェイ×ホンダ”の挑戦は、現時点では厳しいスタートとなっている。今後のアップデートと改善が、このプロジェクトの評価を大きく左右することになりそうだ。

  • アストンマーティン・ホンダF1に批判殺到 アロンソ車載映像にファン激怒

    アストンマーティン・ホンダF1に批判殺到 アロンソ車載映像にファン激怒

    フェルナンド・アロンソとランス・ストロールの2台がリタイアに終わった2026年F1中国GPで、アストンマーティンに対するファンの不満がさらに強まっている。決勝後には、アロンソの車載映像がSNS上で拡散され、その内容が大きな波紋を呼んだ。

    キミ・アントネッリがF1初優勝を飾った一方で、アストンマーティンのAMR26は再び深刻な問題を露呈した。

    土曜のスプリントでは2台とも完走したものの、決勝フルディスタンスを走り切るには至らず、ホンダのパワーユニットをめぐる問題は依然として続いているとみられている。

    アロンソの車載映像にファンが怒り
    ランス・ストロールは9周目にリタイアし、このレース唯一のセーフティカーの原因となった。一方のアロンソは、それより3倍以上の周回を走行したが、結局32周目にマシンを止めた。今季のアストンマーティンにとって、またしても実戦の形を借りたテストのような一戦となった。

    その後、アロンソがホンダのパワーユニット由来とされる振動で手にかかる負担を和らげようとしている様子を映した映像がSNSで拡散されたことで、ファンの怒りは一気に高まった。先週、エイドリアン・ニューウェイが、問題のあるパワーユニットへの長時間の曝露は恒久的な神経損傷につながる可能性があると示唆していたこともあり、反発はさらに強まった。


    ドライバーの健康を懸念する声
    SNSでは、アロンソの健康状態を心配する声が相次いだ。

    「ニューウェイが話していた恒久的な神経損傷が起きていないことを願う」

    また別のファンは、AMR26の問題点を皮肉交じりにこう並べた。

    「遅い、信頼性がない、安全でもない、ドライバーの健康にも悪い。素晴らしい仕事だ」

    ドライバーの健康を危険にさらしているのではないかという批判も目立った。

    「ドライバーの健康をもてあそんでいる。これは受け入れられない」

    さらに、アロンソがストレートで手を休めようとしていた場面に注目した声もあった。

    「かわいそうなフェルナンドだ。リタイア前の最後の数周、マシンの振動を避けるためにストレートで手を休めようとしていたのが見えた」

    期待外れに終わったAMR26
    2026年マシンの中でも高い注目を集めていたAMR26だが、決勝フルディスタンスに耐えられない状態が続いている。そうした状況に対し、ファンからは厳しい声が上がった。

    「どうしてここまで重大な失策を犯したんだ? 受け入れられない」

    また、アロンソへの同情も広がっている。

    「このマシンは本当に気の毒だ。アロンソがかわいそうだ」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アロンソ「週末で一番ひどい振動だった」
    アストンマーティンがレース後に発表したリリースの中で、アロンソは上海での苦しい状況を次のように振り返った。

    「スタートは今回も楽しかったし、そこでP10まで上がれたので、そこは僕たちのマシンの強みのようだ」

    「ただ、20周目あたりから振動のレベルに苦しみ始めたし、その時点ですでに1周遅れになっていたので、最終的にはマシンをリタイアさせることにした」

    「今日の振動は、この週末のどの日よりもひどく感じられたので、なぜそうなったのかを調べる必要がある。すべてを解決するには、まだ時間が必要なのは明らかだけど、2週間後の日本でまた挑む」

    次戦の日本GPは、ホンダにとってひとつの焦点となる週末になる。鈴鹿を特別な舞台と位置づける日本のファンの前で、再び厳しいパフォーマンスを見せるようなことになれば、その失望を隠すのは難しくなりそうだ。

  • アストンマーティンF1 中国GPもWリタイア ホンダ「完走には信頼性が不十分」

    アストンマーティンF1 中国GPもWリタイア ホンダ「完走には信頼性が不十分」

    2026年F1第2戦中国GPが上海インターナショナル・サーキットで開催され、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールの2台ともにリタイアという厳しい結果に終わった。

    ホンダのF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎は、信頼性改善の兆しは見られたとしながらも、フルレースディスタンスを戦い抜くにはまだ課題が残っていると認めた。

    折原伸太郎「信頼性は改善傾向だが、まだフルレースには不十分」
    ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は次のように語った。

    「本日の中国GP決勝において、2台がリタイアという結果に終わったことは、決して満足できるものではありません。」

    「一方で、前戦メルボルンと比較して走行距離を伸ばすことができた点については、前向きに捉えています。スプリントを含む週末を通じて信頼性の改善は見られたものの、結果としてフルレースディスタンスを完走するには、まだ十分な信頼性が確保できているとは言えませんでした。」

    振動問題は改善傾向 日本GPに向けて課題
    また折原は、今季序盤から指摘されている振動の問題についても言及した。

    「振動については改善の傾向が見られるものの、ドライバーの快適性という観点では依然として課題が残っており、この点は次戦日本グランプリに向けた重要な改善ポイントになります。」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ストロールのリタイア原因を調査中
    ランス・ストロールのリタイアについては、現在も原因調査が続いているという。

    「ストロール選手のリタイアについては、9周目に何が起きたのかを特定するため、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワンチームおよびHRCさくらの施設と連携し、根本原因の調査を進めています。」

    2026年F1新レギュレーションの難しさ
    折原は、2026年レギュレーションの難しさを認めながらも、それを言い訳にはできないと強調した。

    「本日のレースでは複数のDNFやDNSが発生しており、2026年のレギュレーションが決して簡単ではないことを示しています。しかし、それが我々の信頼性やパフォーマンスに対する言い訳になることはありません。」

    「今後も改善に向けて全力で取り組んでいきます。まだ多くの課題を抱えていますが、その一つひとつに確実に向き合い、解決していくことが最優先事項です。」

  • アストンマーティン・ホンダF1 中国GP予選「まずはレースを最後まで走り切る」

    アストンマーティン・ホンダF1 中国GP予選「まずはレースを最後まで走り切る」

    フェルナンド・アロンソとランス・ストロールを擁するアストンマーティンは、2026年F1中国GPのスプリントと予選を通して厳しい週末を強いられた。スプリントではアロンソが17位、ストロールが18位で完走したが、予選では両車ともQ1敗退となり、アロンソが19番手、ストロールが21番手に終わった。

    それでもチームにとっては一定の収穫もあった。アロンソはハードタイヤ、ストロールはソフトタイヤでスプリントを走行したことで、決勝に向けた重要なデータを収集。

    信頼性面でのトラブルも発生せず、チームはマシン理解を深めながらパフォーマンス改善を模索している。

    クラック「データは得られたが運転が難しい」
    チーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックは、マシンの扱いづらさが課題になっていると認めた。

    「両マシンとも上海で多くの周回を重ねることができたが、Q1を突破することはできなかった」

    「このマシンについての理解を深めながら知識を積み重ねており、それが今後のレースでパフォーマンスを見つける助けになるはずだ」

    「今日は2台とも信頼性に問題なく走行し、重要なデータを得ることができた。しかしマシンは決して運転しやすいものではない。今夜チームで集まり、今後に向けてどこを改善できるか確認していく」

    アロンソ「これが僕たちの限界だった」
    フェルナンド・アロンソは、予選ではマシンのポテンシャルを最大限引き出したものの、純粋なパフォーマンス不足を認めた。

    「予選ではマシンからすべてを引き出せたと思うし、これが僕たちにできるベストだったと思う」

    「今日はトラブルのない一日だったし、予定していたプログラムもすべてこなすことができた。でも僕たちは単純にパフォーマンスが不足している」

    「明日のレースは完走を目指して、このパッケージについてレースコンディションの中でさらに学んでいきたい」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ストロール「マシンの挙動が予測しづらい」
    ランス・ストロールは、バランス面の問題が予選を難しくしたと説明した。

    「今日は厳しい予選セッションだった。バランスに苦しんでいて、アンダーステアとリアのホイールロックが出てしまい、マシンの挙動が予測しづらかった」

    「どこを改善できるかデータを確認する必要がある。周回ごとに学びながら、走行距離を重ねてこのマシンを理解し、直面しているいくつかの課題を解決していかなければならない」

    折原「信頼性向上へ正しい方向に前進」
    Honda F1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、週末を通じて信頼性改善の手応えを得ていると説明した。

    「昨日のフリー走行ではスムーズにセッションを進めることができ、走行距離を重ねながら多くのデータを収集できました。その結果をもとに、本日のスプリントレースおよび予選に向けたデータの最適化を行いました」

    「スプリントレースではフルディスタンスを走り切ることができ、我々が正しい方向に前進していることを示す一日となりました。これはHondaとして信頼性向上に向けた重要な一歩であり、引き続き改善に向けて全力で取り組んでいきます」

    「メルボルンではバッテリーへの振動を低減するための新たな対策を導入し、週末を通して約300〜400kmを走行しました。中国でも走行距離を重ねることができたことで、一定の自信につながっています」

    「明日の決勝では約300kmを走行しますが、レースを最後まで走り切ることで、これらの対策が十分に機能していることを確認していきたいと考えています。HondaおよびAston Martin Aramco Formula One™ Teamにとって、一周一周が重要な意味を持っています」

    アストンマーティンにとって中国GPは厳しい展開となっているが、決勝ではスプリントとプラクティスで得たデータをもとに巻き返しを狙う。まずは完走を果たしながら、このパッケージの理解をさらに深めていくことが重要になりそうだ。

  • アストンマーティンF1に激震 ストロール会長「ニューウェイ起用は失敗」報道

    アストンマーティンF1に激震 ストロール会長「ニューウェイ起用は失敗」報道

    2026年F1中国GPで、アストンマーティンの苦境が改めて浮き彫りになった。フェルナンド・アロンソは予選19番手、ランス・ストロールは21番手と最後尾付近に沈み、チームのパフォーマンス不足が明確となっている。

    タイトル争いを狙う体制で2026年を迎えたはずのチームだが、現状はむしろグリッド最後方グループに沈んでいる。こうした状況を受け、チームオーナーのローレンス・ストロールが首脳体制の判断を後悔しているとの報道も出ている。

    中国GPでも露呈した深刻な戦闘力不足
    上海インターナショナル・サーキットで行われた予選で、アストンマーティンは厳しい結果に終わった。

    フェルナンド・アロンソはQ2進出ラインから1.7秒遅れ、19番手にとどまった。ランス・ストロールも21番手に沈み、キャデラックのバルテリ・ボッタスにも先行を許す形となった。

    スプリントでも状況は変わらなかった。アロンソとストロールは17位と18位でフィニッシュし、3台のリタイアによって順位を上げただけだった。19周のレースでは、ポイント圏から10秒以上離されている。

    ホンダPUへの不満とチーム内部の緊張
    チーム関係者の間では、現在の不振の原因としてホンダのパワーユニットが十分に機能していないことが挙げられているという。

    一方で、エイドリアン・ニューウェイが設計したシャシー自体は、単体ではグリッド上位5台に入るポテンシャルを持つとされている。

    しかし、そのニューウェイをチーム代表に据えた判断については疑問の声も出ている。ニューウェイは中国GPにも姿を見せておらず、他チームの代表とは異なる働き方が改めて注目されている。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ニューウェイ起用を「失敗」と認識か
    ドイツメディアの関係者によると、ローレンス・ストロールはニューウェイをチーム代表に据えた決断を「誤りだった」と認識し始めているという。

    ストロールは、元チーム代表のアンディ・コーウェルとの対立においてニューウェイ側に立ったとされるが、現在のパフォーマンス低迷がチーム内部に大きな影響を与えている。

    シルバーストンを拠点とするチームの現状は「災害」とも形容され、ストロールは精神的にも限界に近い状況だと伝えられている。こうした背景から、チーム売却の可能性を巡る噂まで浮上している。

    アロンソ「数か月は最下位争い」
    フェルナンド・アロンソも、チームの現状について厳しい見方を示している。

    「僕たちが最後尾グループから抜け出すまでには、3〜4か月はかかると思う。パワー不足が非常に大きい」

    アロンソは予選後、こう語った。

    アストンマーティンは当面、キャデラックなどと下位争いを続ける可能性が高いという見方だ。少なくとも今後数か月は、チームにとって非常に厳しい戦いが続くことになりそうだ。

    Source: F1 OVERSTEER

  • アストンマーティンF1混乱 ニューウェイが中国GP欠席 チーム代表として異例

    アストンマーティンF1混乱 ニューウェイが中国GP欠席 チーム代表として異例

    2026年F1中国GPの週末、アストンマーティンのガレージにはチーム代表エイドリアン・ニューウェイの姿がなかった。チームはシーズン序盤から苦戦しており、上海でも状況は大きく改善していない。

    予選ではフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが19番手と21番手に沈み、依然として厳しい戦いが続いている。そうした状況の中で、ニューウェイは現地入りせず、遠隔でチームの業務に関わる形を取っている。

    ニューウェイは中国GPを欠席 レッドブル時代にはなかった判断
    報道によると、ニューウェイは中国GPに現地入りしておらず、遠隔で作業を続けている。今回の欠席は突発的なものではなく、もともと渡航しない予定だったという。

    しかしこの判断は、F1チーム代表としては極めて異例のものだ。チーム代表は通常すべてのレースに帯同する立場とされる。

    実際、レッドブル・レーシングを20年間率いたクリスチャン・ホーナーは、その在任期間中に一度もレースを欠席しなかったとされている。

    アストンマーティンの苦境 現場の対応はマイク・クラック
    上海では、アストンマーティンの現場対応はトラックサイド・エンジニアリングディレクターのマイク・クラックが担っている。クラックはオーストラリアGPでは記者会見にも出席しており、チームの広報的役割も担っている。

    一方のニューウェイは、これまでもメディア対応を避ける傾向があり、今回も公の場には姿を見せていない。

    また、ニューウェイはレッドブル在籍末期にもレース帯同の頻度が徐々に減っており、2026年シーズンにどの程度グランプリへ出席するかは現時点でも不透明だ。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ニューウェイはエンジニアであり“チーム代表タイプ”ではない可能性
    ニューウェイはF1史上でも屈指のマシン設計者として知られているが、必ずしもチーム代表としての資質を持つとは限らないという指摘もある。

    彼は当初この役職を想定してアストンマーティンに加入したわけではなく、チーム内部の権力争いの末にアンディ・コーウェルとの調整の中でチーム代表を引き受けたとされる。

    しかし現在の状況を見る限り、その役割を積極的に担う姿勢は見えにくい。アストンマーティンは現在もクリスチャン・ホーナー招聘の可能性が取り沙汰されており、チーム体制の再編が再び議論される可能性もある。

    現状の体制はチームにとっても、そしてニューウェイ本人にとっても必ずしも理想的とは言えない状況になりつつある。