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  • アウディ、WEC ドライバーズ選手権でもワールドチャンピオンを獲得

    アウディ、WEC ドライバーズ選手権でもワールドチャンピオンを獲得

    アウディは、WEC世界耐久選手権 第8戦において、今季通算7回目の優勝とドライバーズチャンピオンを獲得した。

    3週間前の富士大会でマニュファクチャラーズ世界チャンピオンを獲得したのに続き、今回行われた上海大会ではレースを3位でゴールしたロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組が、ドライバーズタイトルを確定した。

    また、素晴らしいパフォーマンスを披露したマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が優勝しました。

    昨年のマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組に続き、ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組が世界チャンピンを獲得したことで、WECに年間エントリーしているアウディのファクトリードライバー6人全員が世界チャンピオン獲得経験者になった。

    デュバル / クリステンセン / マクニッシュ組は、シルバーストン、ル・マン、そしてオースティンでの優勝、スパ・フランコルシャン、サンパウロ、そして富士での2位、さらに上海大会で3位という素晴らしい戦績により最終戦を待たずして世界チャンピオンを獲得した。

    アウディは、今シーズンのWECで6回の優勝を含む合計14回の表彰台を獲得。ドライバーズタイトルをAUDI AGが市場として最も重要と考える中国、またAudi R18 e-tron quattroが得意ではないレイアウトのコースで行われたレースで勝つことができたことは、とても重要な意味を持っている。

    今大会でのマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組はパンクなどによる予期せぬピットストップに見舞われるなどしたものの、中国におけるアウディ初勝利を獲得した。トレルイエは最終スティントで素晴らしい走りを見せ、2番手のマシンに15.374秒もの大差をつけてゴールした。

    一方、ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組は、ミスのないドライビングに集中し、不要なリスクを排除してワールドチャンピオン獲得を優先する作戦で臨んだ。アウディは3週間後のバーレーン大会で今シーズン7度目の優勝を獲得すべく、すでに万全の準備を始めている。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    ゴール前30分までレースの行方がまったく分からないという非常に厳しい内容のレースを制し、貴重な優勝を獲得することが出来ました。2号車のクルーがタイヤセッティングについて1号車を手助けするなど、最高のチームパフォーマンスを発揮していました。その結果、素晴らしい結果を得ただけでなく、いかに我々のチームワークが優れているかをアピールすることが出来ました。優勝クルーの中でも、ブノワ・トレルイエは非常に素晴らしい走りを見せてくれました。彼はこのコースとの相性が非常に良いのでしょう。

    クリス・レインケ (LMPプロジェクトリーダー)
    とても素晴らしい結果でした。レース前は、我々のマシンは上海のコースとの相性が良くないと判断していました。レース開始序盤に非常に苦しい展開に見舞われ、我々の予想が正しいと感じていました。しかし、レース終盤になって素晴らしいバトルを繰り広げることが出来たおかげで、今大会の優勝とドライバーズタイトル獲得を達成出来ました。

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト テクニカルディレクター)
    レース序盤は非常に厳しい展開でしたが、終盤で素晴らしいパフォーマンスを発揮出来たのでとても嬉しい結果を得ることが出来ました。レース前半でライバル達が優勢だった状況は、レース後半になると完全に逆になりました。実を言うとレース中盤の段階でも、我々は優勝出来るとは思ってもみませんでした。けれど最後には優勝を獲得し、新しいワールドチャンピオンも生み出しました。日頃から“チームに向けて全力を尽くす”ことを続けてきた成果だと思います。

    マルセル・ファスラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    今日の主役はトレルイエだと思います。今回のレースウィークの中でも、今日は飛び抜けて素晴らしい走りを見せてくれました。私達のチームは誰もが素晴らしい仕事をしただけでなく、優れた戦略を持ってレースに臨んでいました。その結果、優勝出来たのですから今日はアウディにとって最良の日かもしれません。それだけでなく、アウディは今日、ドライバーズタイトルも獲得しました。それもまた、アウディのメンバーとして嬉しいことです。2号車のクルーにお祝いの言葉を述べたいと思います。

    アンドレ・ロッテラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    今日はアウディにとってとても素晴らしい日になりました。今日のトレルイエの活躍は凄まじいものでした。彼は当初、2スティントのみの予定でしたが、今日の彼は凄まじく速かったので、急遽4スティントを担当してもらうことにしました。レース序盤、私達はパンクしたタイヤの交換作業を余儀なくされましたが、この災難をより良いタイヤチョイスと、より良い戦略を得るための好機に変えることができました。猛烈な追走をはじめた後、我々と同じくパンクに見舞われたトヨタの背後まで迫ることが出来ました。これが、その後のレース展開を面白くして優勝を可能にしてくれたのです。さらに、今回のレースで2号車のクルーがワールドチャンピオンを確定し、今日は素晴らしい1日でした。

    ブノワ・トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    ワールドチャンピオンを獲得したチームメイト達に最大の賛辞を送ります。トムとアランは、長年に渡ってトップドライバーであり続けたので、今回のタイトルに充分相応しいと思います。ロイックにとって今シーズンは、人生の中でも特に輝く年になったのではないでしょうか。私達のマシンの性能は他を圧倒していました。レース序盤には最適なタイヤを履いて走ることができなかったのですが、その後に別のタイヤを履いて走り始めると、パフォーマンスが飛躍的に向上しました。2号車のクルーがタイヤセットを提供してくれ、助けてくれました。この行為には本当に感謝しています。そんな彼らからの手助けがあったおかげで、私はアレックス ウルツをオーバーテイクすることが出来たのです。それまでのレース後半の闘いは非常にスリリングなものでした。

  • アウディ、WECマニュファクチャラーズ チャンピオンを獲得

    アウディ、WECマニュファクチャラーズ チャンピオンを獲得

    アウディは、WEC世界耐久選手権の富士大会で最終戦を待たずして年間チャピオンの座を防衛した。

    アウディ R18 e-tron quattroとアウディスポーツ チームヨーストによる偉業は、厳しい状況のもとで達成された。決勝レースは激しい雨に見舞われコース全体がクリアになることが1度もない中、ポイントリーダーのロイック デュバル / トム クリステンセン / アラン マクニッシュ組がアウディ勢最上位の総合2位を獲得し、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ (スイス/ドイツ/フランス)組がLMP1クラス4位を獲得した。その結果、ドライバーズ タイトルはアウディ勢のどちらかが獲得することが確定した。

    WEC第6戦は厳しい天候に見舞われた。決勝レースは激しい雨が降り続く中、セーフティカーの先導でスタートした。富士山の麓に位置する全長4.563kmのコースは、ヘビーウェットの状態が続き、大会競技長はレース開始から8周目にレースを中断した。

    レースは中断から2時間半後に再開されたが、再開からわずか22分後に再び中断された。さらに2時間後、セーフティカーの先導でもう一度再開されましたが、わずか1周後にレース中止の決定が下された。

    大会審査委員会が今回のレースを天災による不可抗力の中止と認定し、各ドライバーにはレース結果に基づいて通常の半分のポイントが付与された。ポイントはマシンをドライブ出来なかったドライバーにも与えられた。その結果、アウディはトヨタに対して66.5ポイントのアドバンテージを獲得し、残り2大会を待たずして、今年のWECマニュファクチャラーズ チャンピオンを獲得しました。

    アウディ勢最上位は、予選4番手からスタートし、2位でゴールしたロイック デュバル / トム クリステンセン / アラン マクニッシュ組だった。ポイントリーダーの彼らは今回のレースでアドバンテージを40.75ポイントに広げた。予選2番手からのスタートするはずだったトヨタのゼッケン8号車がスターティンググリッドに整列出来ずにピットレーンからの最後尾スタートとなったため、アウディのゼッケン2号車は3番手スタートに繰り上がることとなった。

    ゼッケン1号車は不運に見舞われた。アンドレ ロッテラー / マルセル ファスラー / ブノワ トレルイエ組はポールポジションからスタートしてレースをリードしていたが、吸気口からエンジンに異物が混入してしまい、アウディスポーツ チームヨーストは、安全確保を最優先させるため大規模な修復作業を決意した。天候が回復しレースが続くと予測したチームは2度目のコーションピリオドの間に修復作業を行われたが、残念なことに天候が回復することはなくレースが中止になってしまい、昨年のチャンピオントリオはLMP1クラス4位、総合26位でレースを終えた。およそ1年の間続いていたアウディのLMPマシンによる連勝記録は、残念ながら今回で途絶えた。しかし、3週間後に控えているWEC上海大会でアウディはドライバーズタイトルの確定を実現するだろう。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ アウディモータースポーツ代表:
    「日本の熱狂的なレースファンに素晴らしいレースを披露しようと思っていましたが、悪天候によりファンの方々にとっては残念な展開となってしまいました。こればかりは誰のせいでもありません。安全は常に最優先されるべきですので、レース中止の決断は妥当なものだと考えています。マニュファクチャラーズ タイトルを獲得出来たことには非常に嬉しく思います。出来れば激しい闘いの末に獲得したかったのですが、日本のレースファンの方々には来年のレースで激しいバトルをお目にかけたいと思っています」

    クリス・レインケ LMPプロジェクトリーダー:
    「これまで素晴らしいパフォーマンスを発揮し続けたことが、年間チャンピオン獲得に繋がったと考えています。今回のレースではさらに素晴らしい展開を予測していましたが、天候によって阻まれてしまいました。これほどの悪天候に見舞われることは滅多にないと感じています。世界チャンピオン防衛はチーム全体の勝利だと考えています」

    ラルフ・ユットナー アウディスポーツ チームヨースト テクニカルディレクター:
    「年間チャンピオンを確定したものの、今回のレースは不完全燃焼でした。1度もコース全体がクリアにならなかったのはとても残念です。いつもならピットインのタイミングはライバルの動向をみながら戦略的に判断するのですが、今日はそれが出来ませんでした。ポイントを獲得したものの、存分にレースを闘った結果ではないので不完全燃焼な気分です」

    ロイック・デュバル (Audi R18 e-tron quattro 2号車):
    「これまで日本で何度もレースをしてきました。激しい雨によってレースが中止になることも数多くありました。激しい雨の中でマシンはまるでボートのように浮かび上がってしまい、安全に走ることは出来ませんでした。私たちレーシングドライバーは大勢の観客の前で走りたくて仕方がないのですが、今日の主催者の判断は賢明だったと思います」

    トム・クリステンセン (Audi R18 e-tron quattro 2号車):
    「これまで数え切れないほどのレースに参加してきましたが、今日のコースコンディションは、これまでで最も厳しい状況だったと思います。たくさんの雲が山間にずっと居続け、霧で視界がすごく悪くなっていました。高低差に富んで山や谷間がいくつもあるコースレイアウトは、晴れていれば大好きなのですが、激しい雨の中では数多くの川を作り出していて、まるで水上スキーのようだったと言いえます。私はマシンに乗っていませんが、ロイック デュバルや他のドライバーから、安全に運転出来る状況ではないと聞いていました」

    アラン・マクニッシュ (Audi R18 e-tron quattro 2号車):
    「この激しい雨では、セーフティカー先導でのスタートやレース中止は致し方ないと思います。私たちのマシンはドライ路面を想定して設計されています。アウディとトヨタの激しいバトルを楽しみに駆けつけてくれた大勢の観客の方々には申し訳ないと思っていますが、もしレースを強行したとしても数周で多くのマシンがコースアウトしてしまったと思います」

    マルセル・ファスラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車):
    「コースを埋め尽くしていた雨の量を考えればレース中止は正しい判断だったと思います。とは言え、グランドスタンドで立ち尽くしてレースを待ち望んでいた観客の方々は大変気の毒だったと思います。水上スキーさながらの状況でレースを続けることは、誰にとっても良いことはありません。レースが中止になったことも頷けます」

    アンドレ・ロッテラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車):
    「非常に残念でしたが、雨が激しすぎました。コース上でマシンは地面を離れ、浮き上がった状態になっていました。そうなったら為す術がありません。マシンだけでなくタイヤもまた、このような状況を想定して設計されていません。今日は、天候だけでない不幸にも見舞われていましたが、そんな時もあるものです」

    ブノワ・トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro 1号車):
    「とても勇気が必要な決定だったと思います。雨の富士スピードウェイは本当に危険なので、正しい判断だったと思います。リスクを背負って事故を起こすより、レースを中止する方が良いと考えています。不幸にも、今シーズンはこれまでに数多くのアクシデントが発生していますので、今回の判断は当然の結果だったと思います」

  • アウディ、日本でWECマニュファクチャラーズタイトル確定を狙う

    アウディ、日本でWECマニュファクチャラーズタイトル確定を狙う

    アウディは、10月20日に日本の富士スピードウェイで開催されるWEC第6戦で、今年のマニュファクチャラーズ タイトル確定を目指す。

    現在アウディは2013年スポーツカーレースでの無敗記録を更新中。アウディスポーツ チームヨーストのAudi R18 e-tron quattroは、これまで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)の5大会すべてと、セブリング12時間レースで優勝している。

    さらに前回のWECオースティン大会では、LMPマシンによる通算100勝目を達成。そして今、さらなる偉業達成が目前に迫っています。

    アウディスポーツは昨年WEC富士大会出場のため、初めて本国ドイツから9,000km離れた日本を訪れたが、その際に熱狂的な歓迎をうけ日本をとても身近に感じた。総勢5万人の観客で溢れたサーキットに詰めかけた数多くのアウディファンが、アウディドライバーとアウディスポーツ チームヨーストを、まるで地元チームが凱旋したかのように温かく迎え、レースウイークの間はずっと途切れなくサインをもとめ応援を繰り広げてた。

    日本でアウディの人気が高い理由は、アウディのファクトリードライバーの多くが日本でのレース経験を持ち、一部のドライバーは日本に在住しているため。トム・クリステンセンは過去に4年間、日本でレース活動をしていたし、チームメイトのロイック・デュバルは2006年以来、東京を拠点にしている。そして、これまで何度もテストドライバーとして日本を訪れているアラン・マクニッシュを加えた3人は、前回のオースティン大会で今シーズン3回目の優勝を果たし、2番手に33ポイントのアドバンテージを持つ、ドライバーズタイトルのポイントリーダーとなっている。

    ドライバーズタイトルの2番手もアウディファクトリードライバーだ。アンドレ・ロッテラーは2003年から日本でレース活動をしており、彼もまた東京に在住している。彼のパートナー、ブノワ・トレルイエは過去12年間、日本でレース活動をしていた。マルセル・ファスラーだけは、これまで日本のレースシーンとは縁がなく、昨年のWEC富士大会が初来日だったが、日本のレースファンはバナーに彼の名前も書き入れ、他のドライバーと同様温かく歓迎しした。

    チームは再び温かい雰囲気に包まれることを楽しみにする一方、レースそのものは非常に厳しく重要な1戦になるととらえている。

    アウディは今回のレースで好成績を残してWEC世界タイトルを獲得したいと願っている。現在、アウディはライバルのトヨタに対して69ポイントのアドバンテージを確保しているが、富士大会の後にまだ2つの大会が控えている。富士大会を除く2大会で最大52ポイントをトヨタが獲得する可能性があるため、タイトル獲得を確実にするには、富士大会で完走することが必須条件。昨年の富士大会では僅差でトヨタに及ばなかったものの、2013年のAudi R18 e-tron quattroのポテンシャルは優勝の可能性を充分に持っており、条件をクリア出来る可能性は高いと考えられる。しかし、トヨタは2台のマシンを擁して参戦する予定であるため、決して気を緩めることは出来ない。

    アジアパシフィック地域は、モータースポーツ活動はもちろん、市販モデル販売活動の点でもアウディにとって非常に重要な拠点となっている。同エリアにおけるアウディの販売実績は、今年の1月〜9月の間で前年比20.2%増の成長を果たしている。日本は、前年比16%増の21,316台を販売し、アウディAGの主要10カ国市場の中でも目覚ましく成長した市場となっている。

    富士山の麓で繰り広げられるレースの模様は、インターネットを通じて観戦することも出来る。アウディは、www.audi-motorsport.comを通じて、ライブストリーミング映像を配信。この他にAudi Sport Appやツイッター、フェイスブックなどから周辺情報を配信する。

    アウディ首脳陣のコメント

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「富士大会は、決して楽な展開にはならないと考えています。それには2つの理由があります。ひとつは、ライバルのトヨタが2台体制で出場するからです。そしてもうひとつは、コースと我々のマシンの相性が、昨年はあまり良くなかったからです。しかし、我々はこれまで続いている勝利の連鎖を維持するために、あらゆる手を尽くします。昨年は熱狂的な観客で溢れた6時間レースへの再訪をとても楽しみにしています」

    クリス・レインケ (LMPプロジェクトリーダー)
    「今シーズンの我々は、これ以上ない素晴らしい結果に恵まれていますが、目前に迫った富士大会では、昨年の雪辱を果たさねばなりません。今回2台体制となるトヨタ勢は、非常に強力なライバルです。これまで続いてきた連勝記録を、日本でも守れるようにあらゆる準備を行います」

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨーストのテクニカルディレクター)
    「昨年の富士大会では、熱狂的なファンからの熱烈な歓迎を受けました。特に、ピットストップ作業のたびに真正面のメインスタンドの応援団から送られた声援は素晴らしく、感激しました。素晴らしいファンの方々が待っている日本に戻ることが出来てとても嬉しいです。我々は、オースティンを発つ前に、富士大会のための準備のすべてを済ませてきました。WEC開幕から5連勝を続けていた我々は、万全の態勢で富士大会に臨みます」

    アウディドライバーのコメント

    マルセル・ファスラー(37歳/スイス) Audi R18 e-tron quattro 1号車:
    ・ 日本でのレース出場は、今回2回目
    「日本に来たのは昨年が初めてでしたが、日本という国や、そこに暮らす人々に深い感慨を受けました。もちろん、超高速セクションと中高速セクションが巧みに組み合わされた、チャレンジングな富士スピードウェイのレイアウトが大好きです。とても多くのファンが来場して下さったことで、昨年のWECは大成功でしたので、今年もぜひ去年と同じくらい盛況な大会になって欲しいと願っています。」

    アンドレ・ロッテラー(31歳/ドイツ) Audi R18 e-tron quattro 1号車:
    ・ 2005年以来、日本を拠点として活躍中
    「WEC富士大会がとても待ち遠しかったです。今年の7月、私は富士スピードウェイでのスーパーフォーミュラ レースで優勝しました。今年のAudi R18 e-tron quattroは、昨年仕様よりも富士スピードウェイにマッチしていると思います。トヨタより燃費性能に優れる利点を活かして、優勝したいと思っています。日本の熱狂的なレースファンとの触れ合いも楽しみにしています」

    ブノワ・トレルイエ(36歳/フランス) Audi R18 e-tron quattro 1号車:
    ・ 前回のオースティン大会で、WEC初のファステストラップを記録
    ・ 日本でのべ12年間に渡りレース活動をした実績あり
    「日本に行くのが楽しみで仕方がありませんでした。私は他のメンバーより早めに日本に入り、昔のチームメイトや友人、ファンの人達との再会を楽しむつもりです。日本でレースをしていた頃、富士スピードウェイでは多くの成績を残してきました。昨年は、些細な衝突により優勝を逃してしまいましたが、今年はそのような事は起きないように祈っています。私たちの目的は表彰台の中央です。」

    ロイック・デュバル(31歳/フランス) Audi R18 e-tron quattro 2号車:
    ・ アラン・マクニッシュと共に、オースティン大会でポールポジションを獲得
    ・ アウディドライバーとして、日本のレースに初出場
    「日本在住の私にとって、日本のレースはルマンに続く第2のホームラウンドです。去年はアウディのゲストとして富士スピードウェイにいましたが、今年は初めてWECドライバーとして向かいます。大盛況だった大会に今年はポイントリーダーとして参加出来ます。過去の富士スピードウェイでの知識や経験が、チームに貢献出来たら良いと思っています」

    トム・クリステンセン(46歳/デンマーク) Audi R18 e-tron quattro 2号車:
    ・ 現在チームメイトと共にWECドライバーズタイトルのポイントリーダー
    ・ 1992年から1995年の間、日本でレース活動を行った実績あり
    「アウディLMPマシンによる通算100勝目を飾ったオースティンでのレースが終わった直後から、私達は富士大会に向けての準備に集中してきました。熱狂的なレースファンが待つ日本でも優勝し、マニュファクチャラーズ タイトルを確定したいと思っていますが、ライバルのトヨタは2台体制で臨んできますので、とても面白くエキサイティングなレース展開となりそうです」

    アラン・マクニッシュ(43歳/イギリス) Audi R18 e-tron quattro 2号車:
    ・ オースティンで今シーズン3回目の優勝を獲得
    「訪問するたびに日本での滞在を楽しんでいます。20歳の時、初めてヨーロッパを離れて最初に訪れたアジアの国が日本でした。その後、F1のテストや他のレースのために、何度も日本を訪れています。去年の富士大会は素晴らしいレースでした。富士スピードウェイは、攻略が難しいコースで、私は前半部分が得意です。アウディのマシンも前半が得意で、後半はトヨタのマシンの方がマッチしているように感じます。とにかく、エキサイティングなレース展開になることを望んでいます。そして、日本の熱狂的なレースファンの応援にも期待しています」

  • DTM:マイク・ロッケンフェラーがチャンピオンを獲得

    DTM:マイク・ロッケンフェラーがチャンピオンを獲得

    マイク・ロッケンフェラーが、2013年のDTM(ドイツツーリングカー選手権)のチャンピオンを獲得した。

    29日(日)にDTM第9戦がオランダのザントフールトで行われ、アウグスト・ファルファス(BMW M3 DTM)が優勝。マイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)は2位だったが、ポイントランキングで2位のファルフスに26ポイント差をつけ、3週間後の最終戦を待たずして2013年のDTMチャンピオンを獲得した。

    マイク・ロッケンフェラー
    「今、成功を実感するには数分必要だ。長いレースだったし、スタートではちょっとしたスパイスがあった。マルコ・ウィットマンをオーバーテイクしたあと、アウグスト(ファルフス)とのギャップを縮めたときは、しばらく優勝を夢みた。でも、僕は標準タイヤに問題を抱えていた。ティモ(シェイダー)が僕の後ろにいて、僕のために後ろをカバーしてくれたのは嬉しかったね」

  • アウディ、「スポーツクワトロ コンセプト」を発表

    アウディ、「スポーツクワトロ コンセプト」を発表

    アウディは、『スポーツクワトロ コンセプト』をフランクフルトモーターショー13で初公開する。

    アウディは、スポーツクワトロの30周年記念として、2013年のIAAフランクフルトモーターショーにてその正統な後継モデルを発表する。スポーツクワトロ コンセプトは、見事なクーペデザインを纏い、システム出力515kW(700hp)を誇るプラグインハイブリッドシステムを搭載したquattroの伝統を受け継ぐモデル。

    1980年の“Ur-quattro(オリジナルquattro)“のデビュー以来、アウディは500万台以上の四輪駆動車を販売してきた。こんにちまで30年以上にわたり示されてきた、quattro conceptの強みとそのモータースポーツにおける数々の成功は人々に強く印象付けられている。

    アウディの伝説的なモデルの一つが、世界ラリー選手権のホモロゲーションモデルとしてデザインされ、1983年のIAAにて発表されたスポーツクワトロ。225 kW(306 hp)を誇り、多くの革新技術をつぎこまれたそのモデルは当時のスーパーカーだった。ハンドリングに磨きをかけるショートホイールベースが、スポーツクワトロに類まれな外観を与えました。競技車両はモータースポーツの歴史に1ページを刻み、ヴァルター ロールのドライブにより、1987年のアメリカ、コロラドで行われたパイクスピーク国際ヒルクライムで圧倒的な勝利を飾った。

    スポーツクワトロ コンセプトでアウディはこの伝統を今日に甦らせ、また3年前のクワトロ・コンセプトのスタディモデルに初めて取り入れられたアイディアも再び盛り込んでいる。このクーペは、オリジナルquattroのDNAと美しいエレガンスを融合。路面においてはパワフルで力強い挙動を示し、そのボディは21インチのタイヤ上にきっちりと乗っている。オーバーハングは短く、プロポーションはスポーティなバランスを保っている。全長4,602mm、ホイールベース2,784mmです。2シーターのこのモデルの車幅は1,964mmとワイドで、車高はわずか1,386mmと非常に低く抑えられている。

    スポーツクワトロと同様に、スポーツクワトロ コンセプトはレーシングスピリットに基づいてデザインされている。各デザインは技術的役割に基づいており、またその幾つかは1980年代初めのquattroモデルのオマージュとしてデザインされた。鋭いフラットなCピラーや、アウディの画期的なマトリックスLED技術が使われている長方形のダブルヘッドライトなどがその例。これらは近い将来、量産モデルに採用される予定としている。

    また別のデザイン的オマージュとしてフェンダー上の“ブリスター”がある。アウディのデザイナー達はこれらのラインに新しい解釈を加え、力強く際立たせました。ボディはよりエモーショナルに、がっしりとさせている。車両全体を通して、筋肉質のボディがシャープな輪郭でしっかりと形作られている。局面の凹凸の相互作用により、ボンネット、フェンダー、側面のデザインがスポーツクワトロ コンセプトのアスリートとしてのキャラクターを決定づけている。

    コンセプトカーのフロントは、レースの世界で使われる要素である新しいカットグリルが嵌め込まれた六角形のシングルフレームグリルが特徴。下部は実質垂直で、上部はボンネットのラインの流れを受けている。低いグリルが広い車幅を強調している。二つの大きな垂直のブレードがそれぞれ大きなエアインレットを分けており、そのブレードのラインがボンネット上の筋に続いている。CFRPのスプリッターはレースカーのように、ずっと前方近くに作られた。フロントグリルはアウディの新しいデザイン哲学を象徴する一つであり、スポーティな生産モデルの今後のデザインの方向性を垣間見せている。

    車両後部のプロポーションは、フラットなグリーンハウスと広い肩幅とのコンビネーションが決定づけている。リヤウィンドウ下部のスポイラーが、車両の幅広さを強調。またこのモデルのリヤセクションにおけるもう一つの特徴的な要素は、大きく上方に伸びたCRFPのディフューザー。シングルフレームグリルと同様その上部はハニカム構造となっており、下部には二つの大きなオーバルのテールパイプを擁している。黒いCFRP仕上げ面上のテールランプは、quattroの典型的なデザインキューである長方形で、車幅を強調している。スポイラーは、高速になるとリヤハッチより伸びてくる。

    スポーツクワトロ コンセプトの外観は、緻密に描かれた細部により完成されている。サイドシルはCFRP製、パワードアハンドルは手を近づけると自動的に手の方に動く。フロント、リヤ、前タイヤ後方のエアアウトレット及びCピラーにはフォーリングスが奢られている。センターロックホイールのデザインは5本ツインスポークを採用している。

    プラグインハイブリッドドライブの採用により、スポーツクワトロ コンセプトは、息を呑むほどにダイナミックなクーペになった。システム出力は515kW(700hp)、システムトルクは800Nm (590.05 lb-ft)です。パワーは、改良された8速ティプトロニックから、リヤアクスルのスポーツディファレンシャルを特徴とするquattroのパワートレーンに伝達される。適用基準に照らし合わせると、コンセプトカーの平均燃費は2.5l/100km (94.09 US mpg)で、CO2排出量59g/km (94.95g/mile)となっている。

    内燃機関(エンジン)はV8 4リッターツインターボを搭載。出力412kW (560hp)、トルク700Nm (516.29 lb-ft)。稼働中の4シリンダーを停止させる気筒休止(COD (Cylinder on demand))システムとスタートストップシステムが、8シリンダーユニットを非常に効率的なものにしている。

    4.0 TFSIとトランスミッションの間に設置されたディスク形状の電動モーターは、出力110kW、トルク400Nm (295.02 lb-ft)となっている。リヤに搭載された液体冷却型リチウムイオンバッテリーから最大14.1kWhのトラクションエネルギーを引き出す。コンセプトカーは高度な管理により最適量をリチウムイオンバッテリーに充電することのできるアウディのウォールボックスから充電されている。スポーツクワトロ コンセプトは電力のみで50km (31.07 miles)の走行が可能となっている。

    カスタマーはオペレーション及びドライビングストラテジーにより、スポーツクワトロ コンセプトの様々な特性を選ぶことがでる3つのモードを搭載。電力のみで走行できるEVモード、最も効率的なハイブリッドモード、そして最もパフォーマンスを発揮するスポーツモードです。

    EVモードでは電動モーターのみが作動。最大出力110kW及び最大トルク400Nm (295.02 lb-ft)、街中でも郊外でも走行可能となっちえる。作動中のアクセラレータがハイブリッドへの切替えをドライバーに知らせることにより、ドライバーは意識的に電動とハイブリッドの切替えをコントロールすることが可能となっている。

    ハイブリッドモードでは、燃費効率のために環境とルートのデータを使用して電動モーターとエンジンの最適な稼働バランスを計算し、オペレーションストラテジーにより実行される。ナビゲーション作動時は高効率のためのルートが最大限に利用される。このモードではオペレーションストラテジーのカスタマイズも可能。ドライバーが一定量の電力レンジを保持したい場合、または特定のルートを電力のみで走行したい場合等、「ホールド」や「チャージ」機能を使用することにより、パワーグリッドから充電することなくバッテリーの充電を正確に調整することができる。

    スポーツモードでは、オペレーションストラテジーが最大のパワーとパフォーマンスを引き出すドライブシステムを設定。電動ブーストがあらゆるドライビングの状況下でエンジンをサポートする。エネルギーマネジメントシステムはバッテリーに常に十分な充電がされているか確保する。

    V8エンジンと電動モーターの同時作動時、スポーツクワトロ コンセプトの0-100km/h加速は3.7秒と、アウディのパワフルなラリーカーが以前叩き出した記録と互角であり、最高速度は305 km/h (189.52 mph)となる。

    軽量構造もまたダイナミックなパフォーマンスの大きな一部を担っている。オキュパントセルが超高張力鋼板を結合し、アルミニウム構造成分を鋳造している。ドア及びフェンダーはアルミニウム製。ルーフ、エンジンフード、及びリヤハッチはカーボンファイバーで強化されたポリマーで製造されている。これらにより、バッテリーパックを含む車両重量は1,850kg (4,078.55 lb) に抑えられている。

    フロントサスペンションはそれぞれのタイヤにコントロールアーム5つを装備し、リヤサスペンションはトラペゾイダルリンクの原理を引き継いでいる。高度にチューニングされたスプリングとダンパーにより、スポーツクワトロ コンセプトは的確に路面を捉え、ダイナミックステアリングはドライビングスピードにより比率が変化する。ブレーキキャリパーは大口径のカーボンファイバーセラミックブレーキディスクを確実にグリップし、タイヤサイズは285/30 R21。

  • 新型アウディ A3 スポーツバック、日本初の車内Wi-Fi機能搭載

    新型アウディ A3 スポーツバック、日本初の車内Wi-Fi機能搭載

    アウディは、9月17日に発売予定の新型アウディ A3 スポーツバックに、走行中のインターネット接続を可能とし、直感的な操作でドライバーに適切な情報提供を行う Audi connect(アウディコネクト)のサービスを開始する。

    新開発のAudi connectは、クルマとインターネット、各種情報発信インフラ、他のクルマなどとの接続など、モビリティネットワークの未来図を現実のものとする技術。MMIナビゲーションシステムの拡張機能として、装着される。

    車両からの通信は、専用モジュール(3G) によってインターネット接続を確立。また日本市場で販売される自動車としては初のWi-Fiを搭載し、最大8台までモバイルデバイスを接続することが可能です。同乗者もデバイスを通じてネットサーフィンやeメールの送受信などを楽しむことができる。加えて、ナビゲーションシステムにGoogle Earth画像やGoogle ストリートビューの表示、Point of Interest 検索 (POI)をすることができるようになっている。

    また、ニュース、天気予報、駐車場検索をはじめ、近隣空港を検索し、便名や定刻などのフライトインフォメーションやガソリンスタンドを距離順や価格順に表示するなどの情報提供も可能となっている。

    新型アウディ A3 スポーツバック は、1996年にプレミアムコンパクトとして初めて登場し、2003年に第二世代モデルを発表、約10年ぶりに刷新された第三世代モデルとなる。アウディ A3はプレミアムコンパクトモデルのパイオニアとし、現在117ヶ国にて発売され、今年7月にはシリーズ累計300万台生産を達成。新型アウディ A3 スポーツバックは、最新の超軽量技術により、従来技術での限界を超え、さらなる軽量化を実現。キャビンには熱間成形スチール素材を採用、これによりキャビン単体の重量は従来比で37kg減少した。インテリアやエンジンにまで徹底され、車両トータルとしては最大で60kg軽量化され、1.4リッターTFSIエンジン搭載モデルの車両重量はわずか1320kgに抑えられている。

    パワートレインには新開発された3種のTFSIエンジンが搭載されます。2種類の1.4リッターと1.8リッターで、出力は1.4TFSI/90kW (122ps)、1.4TFSI with COD/103kW(140ps)、1.8TFSI/132kW(180ps)となる。スタートストップシステムをはじめ革新的な気筒休止システム・シリンダー オン デマンド(COD)などの低燃費技術により、燃費性能は従来に比べ平均9%向上している。全モデルにSトロニックトランスミッションを採用。前輪駆動の1.4リッターエンジン搭載車は7速Sトロニック、quattroドライブの1.8リッターエンジン搭載車は6速Sトロニックの組み合わせとなる。さらに燃費向上に効果を発揮するコースティングモード付きアウディ ドライブセレクトも、一部グレードを除き標準装備される。

    新型アウディ A3 スポーツバックの価格は、308万円(A3 Sportback 1.4 TFSI)〜393万円(A3 Sportback 1.8 TFSI quattro)。11月発売予定のS3 Sportbackは544万円となっている。(各税込)

    Audi A3 Sportback アウディ A3 スポーツバック

  • アウディ、WEC第4戦サンパウロで1-2フィニッシュ

    アウディ、WEC第4戦サンパウロで1-2フィニッシュ

    アウディは、WEC世界耐久選手権の第4戦サンパウロで1-2フィニッシュを成し遂げた。

    ブラジルでのレースの週末は、ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュに先んじた、マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエの優勝とともに幕を閉じました。このチームはこのサンパウロ6時間レースでの優勝により年間チャンピオンポイントを8ポイントから22ポイントまで上げ、先を行くチームメイト達との差を縮めた。

    完璧なレース展開をした現ワールドチャンピオン達は5月のスパに続く今シーズン2度目のWEC勝利を祝った。1号車のファスラー / ロッテラー / トレルイエが、2号車に3周先行してインテルラゴスのフィニッシュラインを過ぎる瞬間を38,000人もの観客が見守った。ル・マン勝者のロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュが30ポイントのアドバンテージを上げていることにより、シーズン中盤のアウディ同士のチャンピオンポイント争いもますます面白くなってきている。

    レースでは大きな差をつけられた2号車だが、それが彼らの真のパフォーマンスに影響を与えることはなかった。序盤、アウディのファクトリードライバー、アラン・マクニッシュが優勢に立った。しかしその後ドライバー達は、不運の連続に見舞われることになる。セイフティカー介入時、トム・クリステンセンがピットイン後にペースの遅いGTカーの後方に戻らざるを得なくなった。ファステストラップで走行していた9度ものル・マン勝者は、前方グループのペースについて行くことができない車のおかげで、約30秒ものタイムロスを喫した。さらに、ロイック・デュバルに交代、リカバリーに向かおうとしたその時、142周目のピットレーンでの出口で、タイヤ交換取り付け時に不調があった右リヤタイヤを失った。そのためデュバルは3本のタイヤのみで1ラップを完走しなければならないはめに。さらに2回のストップ&ゴー ペナルティが年間チャンピオンポイントの上位ドライバー達の不運の締めくくりとなり、トータルで4周も失う結果となってしまった。

    最終的にはアウディモータースポーツ代表であるDr.ヴォルフガング・ウルリッヒも、これ以上に望みようのないレースの結果に満足している。アウディスポーツチームヨーストは、グリッドポジション1番2番を獲得、ファステストラップを叩き出した上、1位と2位を独占。可能な限りでの最高の結果を得て、南米での初勝利を祝った。ただし、待ち望んでいたトヨタとのバトルは起こらなかった。挑戦者トヨタの唯一の車両が序盤25周目にしてアクシデントに巻き込まれ、リタイアを余儀なくされてしまったからだ。

    次は9月22日、WEC初開催となる、アメリカはテキサス、オースティンのサーキットにてレースが行われる。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「アウディにとって、1位2位を獲得できた素晴らしいレースでした。ライバルのトヨタが彼ら自身のミスではない原因によってリタイアしてしまったのは残念でした。しかし、やはり我々の2台の車にとっては長時間のタフな戦いでした。彼らは見事なレースをしてくれました。タイヤが外れてしまったり、その影響による結果など不運が2号車を襲いましたが、それでもレースを続けることができました。チャンピオン争いは厳しいものになってきましたが、最後まで戦い続けられることに疑問の余地はありません」

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト テクニカルディレクター)
    「これ以上の結果は不可能です。しかしレースは「1-2フィニッシュ」から連想されるような簡単なものではありませんでした。1号車は非常に快調でしたが、2号車は多くの不運に見舞われました。最初はレースをリードしていましたが、セイフティカー介入の間にドライバーのミスのせいではないのにポジションを失ってしまいました。そして後にはリヤタイヤが外れるアクシデントが起こりました。我々は非常に精巧なモニタリングシステムを採用していますが、それでも非常に小さい、起こり得ないようなことも「可能性」はあります。それが今日起こってしまいました。メカニック達を責めることもできません。良い面を言いえば、両マシンとも間違いなく完璧な走りを見せてくれたことです」

    マルセル・ファスラー(Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「表彰台のトップに戻るのは最高です。今回も多くの出来事があったレースでしたが、私達は運が良く全く何の問題も起こりませんでした。だから最終段階では後方から全くプレッシャーを受けることもなく、勝利を手に入れることができました。皆が素晴らしい仕事をしました。2号車にとっては残念でしたが、これでチャンピオンに少し近づくことができました」

    アンドレ・ロッテラー(Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「できるだけ多くのポイントを取り戻すことは我々にとって非常に重要なことでした。
    もちろんアウディが勝つことが最重要でしたが。2号車にとっては非常に難しいレースになったのにも関わらず、我々はやり遂げることができました。トヨタのリタイアは残念でした、その後スリルがなくなってしまいましたから。チーム全体が素晴らしい仕事をしました。とても嬉しいです」

    ブノワ・トレルイエ(Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「最近で言えばル・マンを筆頭にして、1号車はあまり物事が上手く運んでいなかったので、とても嬉しいです。他の車の不運によって有利になったのも明らかですが。それによってあまり渋滞の中でリスクを負うこともなく安全に走行できました。一流の仕事をしてくれたチームメイトとメカニック、エンジニア達に心から感謝いたします」

  • アウディ、F1に自動車メーカーが参入する“意義”に疑問

    アウディ、F1に自動車メーカーが参入する“意義”に疑問

    アウディの取締役会会長ルパート・シュタートラーは、アウディはF1参入を検討すべきだとの提案を軽視している。

    2014年からF1に新しいエンジンとエネルギー回生技術が導入されることもあり、ル・マン24時間レースでのアウディの成功は、同社がF1を検討するかもしれないとの推測を加速された。

    アウディ、もしくは同じフォルクスワーゲングループのポルシェが、ル・マン後にF1を検討するかどうかと質問されたルパート・シュタートラーは「それは面白い考えだ」と Wirtschaftswoche にコメント。

    「だが、モータースポーツ界に定められた順序というわけではない」

    「特に近頃、我々はF1にいることに意味があるのかどうかを自問している」

    「(F1に関する)あらゆる議論の90%以上は、メーカーではなく、ドライバーに関してだ」

    「タイヤについても多く話されているし、そのうえ、敗者は面白く議論される」

    「関連する自動車メーカーが役割を果たすのはごく稀でしかないし、通常、それではポジティブな火はつかない」

  • アウディ、12回目の総合優勝 (ル・マン24時間レース)

    アウディ、12回目の総合優勝 (ル・マン24時間レース)

    アウディは、2013年のル・マン24時間レースでquattroシステム搭載のハイブリッドマシン“アウディ R18 e-tron quattro”による2度目の優勝、通算12回目の総合優勝を成し遂げた。

    当初から予想されていた通りアウディによる12回目の優勝獲得への道は、これまでになく過酷で困難なものだった。

    レギュレーション変更により、アウディ R18 e-tron quattroはライバルのトヨタに比べ、満タンの燃料で走れる距離が平均で2ラップも少なくなり、より多くのピットストップで消費する時間を補う為に、アウディのドライバー達は更に速く走ることを求められる中、その困難な課題を見事に克服した。

    今年は度重なる雨に見舞われ、混乱の多い展開となった。雨は数多くのアクシデントを引き起こし、セフティカーが合計11回も投入され、さらにコース改修など合計5時間以上もイエローコーションとなった。

    フロントアクスルを電気で駆動する3台のアウディ R18 e-tron quattroは24時間をもっとも速く、もっとも低燃費で走り続け、その功績によりクリーンで速く、そして低燃費で走るプロトタイプカーに与えられるミシュラン グリーンXチャレンジの栄誉にも輝いた。

    今年も現地でレースを観戦していたアウディ AG取締役会会長ルパート シュタートラーは以下のように述べた。

    「エンジニア達の革新的精神、チーム全員が持っていた高い責任感、そしてドライバー達の高い技術と極度の緊張にも打ち勝つ強い精神力に支えられ、アウディは12回目のル・マン優勝を達成することが出来ました。アウディ全社を代表して今回の勝利に貢献したすべての人々へ、心から感謝と祝福の意を表します。今回の偉業達成によりアウディが誇るハイブリッドシステムや最新のテクノロジーが、将来のクルマ作りに大きく貢献することを確認出来ました」

    革新的ラジエーター、夜間にコーナーをより明るく照らすマトリックスビームLEDヘッドライトなどの技術が、ル・マンで大きなアドバンテージを生み出していた。

    「レギュレーションだけでなく、今年はいくつもの理由でとても厳しいレースになるだろうと考えていました。その予想通りトヨタは強力なライバルでしたが、我々のアウディ R18 e-tron quattroは、見事に戦いを制しました。この成功を獲得するまで何ヶ月も準備を続けてきたチーム全員に感謝しています」とアウディモータースポーツ代表Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒはコメント。

    アウディに12回目のル・マン優勝をもたらしたのはポールポジションからスタートした、2号車のロイック・デュバル、トム・クリステンセン、アラン・マクニッシュのトリオだった。予選でポールポジションを記録したデュバルは今回がル・マン初優勝となった。アラン・マクニッシュは3回目、トム・クリステンセンは1997年の初優勝からル・マン最多優勝を誇りその記録を9回に伸ばした。

    優勝した2号車のアウディ R18 e-tron quattroは一切のメカニカルトラブルに見舞われずに24時間を走り切った。デュバル / クリステンセン / マクニッシュの3人は、土曜日の夜9時43分にトップに立ち、そこから日曜日の午後3時のゴールまで一度もトップの座を明け渡すことなく走り続け。彼らはレース序盤で2番手を走るライバルのトヨタに1ラップのアドバンテージを作り出すとその後の激しい雨による混乱の連続をものともせず、そのリードを最後まで守りきった。

    他のアウディ R18 e-tron quattroは、レース開始から7時間が経とうとする頃、ほぼ同時に不運に見舞われ予定外のピットストップを余儀なくされ、それまで保っていたアウディの1-2-3番手走行が途絶えてしった。オリバー・ジャービスは他のマシンに衝突され、その弾みでタイヤがパンク。その後ピットに戻るためにほぼ1周をパンクした状態で走行せざるを得なかったため、トップに2ラップの遅れをとってしまった。しかし、ル・マン初出場のルーカス・ディ・グラッシ、マルク・ジェネ、そしてオリバー・ジャービスのトリオは破竹の追い上げを見せレース終盤にトヨタを抜いて3位に浮上し、その後はポジションを守りきり、表彰台を獲得した。

    マルセル・ファスラー、アンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエのトリオは、オルタネータ交換作業によって一時的に12ラップ遅れの24位まで順位を下げたが、2011年および2012年の勝者である彼らは、レース終了時にはその順位を5位まで回復させた。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「これまで15年に渡り参加してきたル・マンの中で今年が最も過酷なレースでした。その理由のひとつが、レース開始直後にアラン シモンセンの悲劇に直面したことであることは言うまでもありません。我々は彼の家族と同様の悲しみに打ちひしがれました。同時に、レース展開も厳しいものでした。24時間を通じて目まぐるしく変わる天候により、刻々と変化する状況に対応し続ける必要がありました。これによって、ピット周辺のスタッフ全員が、わずかな休憩も取れずに動き続けていました。2度と経験したくない過酷な状況でした。そんな厳しい状況にも関わらず、チームクルーはすべて、完璧で素晴らしい働きをしてくれました。私は、彼らと共にル・マンを戦えたことを誇りに思っています」

    クリス レインケ (LMPプロジェクトリーダー)
    「混乱に見舞われたレース序盤から、我々は素晴らしいバトルを繰り広げました。数多くのテクノロジーが、これまでになく過酷な天候に打ち勝ち、最後まで素晴らしいレースを支えていました。この様な状況になることもあろうかと、我々は最善の準備を調えてレースに臨み、その結果としてアウディ R18 e-tron quattroが表彰台のトップを獲得することが出来ました」

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨーストのテクニカルディレクター)
    「今年のレースは、悪天候によるセフティカー ピリオドが度重なり、これまで経験したことのない混乱に見舞われました。展開の予測はまったく不可能でした。そのおかげで最後まで気の抜けないスリリングなレースとなりました。我々のマシンは、本当に非の打ち所がなくトヨタを相手に勝利を収めることが出来ました。我々のマシンならライバルに充分に勝てると考えてはいましたが、2号車がその考えが正しかったことを証明してくれました。トム・クリステンセンの9回目、アラン・マクニッシュの3回目、そして何よりロイック・デュバルの初優勝を祝したいと思います。これまで感じたことのない想いが沸き上がっています。優勝マシンはもちろん、他の2台を担当したチームを含め、アウディスポーツのスタッフ全員に感謝しています。彼らは本当にハードワークをこなして優勝に貢献しました。不運にも3号車は他のマシンに接触され、優勝争いから退くことになりました。1号車は優勝する可能性が高かったものの、些細なことが原因でその機会を失いました。ル・マンで優勝するには幸運も必要だということを、改めて感じました。レースに挑戦して2位を獲得したトヨタは、賞賛に値する戦いをしたと思います」

    ロイック・デュバル (アウディ R18 e-tron quattro 2号車)
    「数多くの感情を掻き立てられると同時に、勝つためには並々ならぬ努力が不可欠なル・マンは、本当に偉大なレースだと思います。私は今、感動の涙を堪えきれません。一方レース開始直後にアラン シモンセンの不幸に接した私達にとって今回のレースはとても辛いものとなりました。昨年以降、チームはあらゆる準備を行い素晴らしいマシンを提供してくれました。トム・クリステンセンやアラン・マクニッシュと獲得した今回の優勝は、私にとってル・マン初優勝です。レース人生の中で、最高の日となりました」

    トム・クリステンセン (アウディ R18 e-tron quattro 2号車)
    「今回のル・マンは特別な想いに溢れるレースでした。世界最高のチームで参戦出来たことを誇りに思っています。この想いは、すべてのチームメイトだけでなく、インゴルシュタットやネッカーズルムで働いているすべての人々、そしてアウディスポーツ チームヨーストの面々に捧げます。彼らは、私達の夢の実現に多くの力を注いでくれました。そして今日、その夢は再び現実のものとなりました。ただ、私達と同じ夢に向かっていたアラン・シモンセンが亡くなりました。彼はとても控え目ですばらしい人でした。私が優勝を手放しで喜ぶことができないのは、彼を失った悲しみによるものです。そもそも私は9度目の優勝を目指して、今年3月に亡くなった父から託された大きな決意と望みを胸に走ろうと考えていました。父は亡くなる前に今年のル・マン優勝を強く願ってくれていました。ロイックやアランと共に今年も優勝を獲得することが、父が残した想いに応えることだと感じていたのです。そして今、その想いをアラン・シモンセンにも捧げたいと思っています」

    アラン・マクニッシュ (アウディ R18 e-tron quattro 2号車)
    「今年のレースではあらゆることが順調でした。2013年仕様のアウディ R18 e-tron quattroは、ほんとうに完璧なマシンでした。シーズンオフの間、エンジニア達は完璧な作業をしてくれました。ロイック・デュバルがファステストラップを記録した公式テストの時、トム・クリステンセンと私もマシンに対して非常に良い感触を得ていました。それゆえにレースでは慎重かつフェアに走り続けられ、結果として予定外のピットストップを一度もせずに済みました。予期せぬことと言えば、トムが走っている時に見舞われたパンクだけでした。ル・マンの様なレースは他にありません。私達はトヨタを相手に厳しい戦いを制して優勝したのです」

  • アウディ、予選トップ3を独占 (ル・マン24時間レース)

    アウディ、予選トップ3を独占 (ル・マン24時間レース)

    アウディは、ル・マン24時間レースの予選で1-2-3位を獲得。ハイブリッドマシンがフロントローを独占するという90年に渡るル・マンの歴史の中で初の快挙を成し遂げた。

    昨年のル・マンでハイブリッドカーによる史上初優勝を飾ったアウディのマシンは、2日間に渡って行われた今年の予選でも、全長13.629kmのコースを舞台に類い希なるパフォーマンスを発揮し、TDIエンジンとquattroドライブの優秀性をあらためて証明した。

    熾烈な闘いを制してポールポジションを獲得したのは、ゼッケン2号車のアウディ R18 e-tron quattro。予選最速タイムの3分22秒349(平均速度242.5km/h)は、ロイック・デュバルが19日のナイトセッションで記録。翌20日の予選が終了してもこの記録が破られることはなく、ポールポジションが確定した。

    トム・クリステンセン、アラン・マクニッシュとチームを組むデュバルにとってル・マンでのポールポジション獲得は初めての経験であり、アウディとしては合計8回目となる。ちなみにアウディは、2000年、2001年、2002年、2004年、2006年、2011年、そして2012年に、フロントローを独占している。

    予選2番手を獲得したアウディ R18 e-tron quattroを駆るのは、昨年の優勝トリオ、マルセル・ファスラー、アンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエ。それまで雨に濡れていた路面が徐々にドライコンディションに変化した20日夜の最終セッションで、わずかしかないチャンスを逃さずアタックしたアンドレ・ロッテラーが3分23秒696のタイムを記録し、それまでの3位から2位に浮上した。

    ル・マン初参戦のルーカス・ディ・グラッシ、マルク・ジェネ、オリバー・ジャービス組のゼッケン3号車は、20日のセッションでマルク ジェネが出した3分24秒341により、予選3位を獲得した。

    今年の予選は、何度も事故による赤旗中断に見舞われたうえに、路面がドライコンディションになる機会が少なかったが、アウディチームは3台のアウディ R18 e-tron quattroを最適にセットアップさせた。

    決勝レースは6月22日の午後3時(現地時刻) にスタート。22日の朝には、45分間のウォームアップ走行が行われる。レースの模様は、ユーロスポーツを始めとする27チャンネルで、ライブまたはそれに準じた放送が行われる。3台のアウディ R18 e-tron quattroからのオンボード映像を含むライブストリームをwww.audi-motorsport.comが配信する他、www.lemans-tv.comでも観戦出来まる。さらに、ツイッター@アaudi_Sportでは、ライブティッカーを配信する。

    この他に、21日の14時(現地時刻)からは、www.audimedia.tvが、アウディのプレスカンファレンスの模様を配信する。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「最高の状況でレースをスタートすることが出来ます。特別なことをしたわけではなく、通常の準備作業の積み重ねの結果、3台すべてがファステストラップを出せたことに価値があると感じています。これはチーム全体がベストを尽くしたということであり、ドライバー全員がマシンに100%満足しているということに他なりません。1-2-3グリッドの獲得は、レースを有利にしてくれる要素ではありますが、ここはル・マンです。チーム全員で気を抜くことなく臨みます」

    クリス・レインケ (LMPプロジェクトリーダー)
    「予選結果は、チームの素晴らしい仕事ぶりを証明しています。しかし、我々の目標は予選で好成績を残すことではなく、レースに勝つことです。我々は、予選結果に満足せず、するべきことの洗い出しと入念な準備をさらに行って、レースに臨むつもりです」

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨーストのテクニカルディレクター)
    「雨によるセッション中断が続いた今日は、昨日にも増して混乱した状況でしたが、昨日の夜ほぼ徹夜で行った作業の甲斐があり、より良い結果を出すことが出来ました。ドライバーは全員、素晴らしいマシンだと言ってくれ、昨日より向上したマシンのバランスに満足してくれました。ル・マンでは予選の結果はさほど重要ではありませんが、本戦に向けたマシンバランスの向上は、何よりの好材料だと思っています」

    ロイック・デュバル (アウディ R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    「昨日のうちにポールポジション獲得タイムを出せて良かったと思っています。ポールポジションを獲ったことで、年間チャンピオン獲得の可能性も向上しました。ル・マンの様な長距離レースではさほど意味がないとは言われますが、レースをポールポジションからスタートするに越したことはありませんので、とても嬉しく思っています。実は、昨日の時点でマシンのバランスに不安があったのですが、今日になって、かなり改善されました。今日の予選終了間際になると、路面コンディションが昨日より良くなっていたので、誰かにタイムを逆転されてしまうのではないかと心配もしていましたが、無事にポールポジションからスタート出来ることになりました。すべてが計画通りに上手く運んだことに、とても満足しています」

    トム・クリステンセン (アウディ R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    「1-2-3グリッド独占なんて、これ以上は望めない最高の結果です。昨晩、ロイック(デュバル)が最高のタイムを記録してくれた後、我々は本戦に向けてのセットアップに集中していました。その結果、とても満足のいく仕上がりになりました。しかし、ここで気を抜かずに、さらなる準備をチーム全員で調えています。今年もまた優勝するためには、この速さを保ったまま24時間を走り続けられる、ハードなマシンが必要になるからです」

    アラン・マクニッシュ (アウディ R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    「チーム全員を褒め称えたいと思います。我々はここ数週間、大まかな準備しか進められませんでしたが、今日になって、1-2-3グリッド獲得という、これ以上ない成果を挙げることが出来ました。予選結果が良かっただけでなく、レース本番に向けての最高のセットアップにも成功しました。19日の予選で、ロイック(デュバル)はかなり荒れた路面にも関わらず、驚異的なタイムを叩き出しました。あの走りは歴史に残るものだったと思っています。そして今日のセッションで、トム(クリステンセン)と私が非常に快適なセットアップが出来たことにも非常に満足していますが、ル・マンは24時間という長いレースですので、いつもの様に気を緩めることなく臨みます」