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  • アウディ、ル・マン24時間レースの公式テストでトップ3を独占

    アウディ、ル・マン24時間レースの公式テストでトップ3を独占

    アウディは、ル・マン24時間レースに先立って9日(日)にフランスのサルト・サーキットで行われた公式テストでトップ3を独占した。

    テスト中の大部分が雨に見舞われたものの、アウディは、一年で最も重要な耐久レースであるル・マン24時間レースの公式テストを無事に終了した。アウディスポーツ チームヨーストは2週間後に迫った24時間レース本戦に向け、ロングテイルバージョンのAudi R18 e-tron quattroで8時間に渡る高速コース実走テストを実施。

    過去11回の優勝を誇るアウディチームは、Audi R18 e-tron quattroで、様々なエアロダイナミクスのセットアップを実施。さらに、周回数やエア圧を何種類も変えて、レインタイヤの走行テストも入念に行った。強い雨のせいで著しく変わり続ける路面コンディションによって、ロイック・デュバルがテルトル・ルージュのコーナーでコースアウトを喫してしまったこともあり、チームは、早い段階で午前中のセッションを切上げる判断をした。彼が運転していたゼッケン2号車が受けたダメージは瞬く間に修復され、完璧な状態で午後のセッションに臨んだ。

    午後になり、天候は非常にゆっくりではあったものの回復に向かったが、ドライタイヤでの走行が可能になったのは、最後90分間のみだった。そんな厳しい条件下でありながら、3台のAudi R18 e-tron quattroはベストラップの上位3位という好結果を残した。

    ゼッケン4号車も悪天候下のテストの中、来シーズンに向けての重要なデータ収集した。ブラックボディのAudi R18 e-tron quattroを運転するアウディ ファクトリードライバーのマルコ・ボナノミは、ミシュラン社のスタッフと共に2014年仕様タイヤをテストした。

    Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「我々は今回数多くのテストプログラムを準備し、データ収集や経過観察を行う予定でした。しかし、悪天候によって路面コンディションが変わり続けた為、準備していたすべてのプログラムを消化することはできませんでした。路面がドライになったのはテスト終盤のわずかな間だけでしたが、ロイック デュバルが上手にクリアラップを手に入れ、ファステストタイムを記録しました。ですが、レース本番は何が起きるか分かりませんので油断せずに臨みます」

  • アウディ、表彰台独占でトヨタに完全勝利 (WEC第2戦)

    アウディ、表彰台独占でトヨタに完全勝利 (WEC第2戦)

    アウディは、FIA世界耐久選手権 (WEC) 第2戦で表彰台を独占。昨年に引き続く勝利により、アウディはスパ・フランコルシャン2連覇となった。

    3台のアウディ ハイブリッドスポーツカーが、予選に続いて決勝レースでも上位3位を独占するという素晴らしいレース展開を繰り広げた。これによりアウディは、1-2フィニッシュを達成した3週間前のシルバーストンに続く、今シーズン2度目のトヨタを相手にしたハイブリッドカー対決に完全勝利した。

    昨年のチャンピオン、マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組が、驚異的なドライビング パフォーマンスを発揮して今シーズンのWEC初優勝を獲得した。

    レース序盤に大きな災難に見舞われたが、彼らは2番手に1分05秒もの大差をつけてゴール。レース開始から2時間目、コース上に落ちていた破片を踏んでタイヤにダメージを負ってしまったアンドレ・ロッテラーが、予定より早いピットインを余儀なくされた。このピットインでロッテラーからマシンを引き継いだブノワ・トレルイエが7番手でコースに戻ると、猛追を開始。わずか74分後、ゼッケン1号車はトップの座を奪回した。

    2位でゴールしたのはシルバーストンの勝者、ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組。2位を獲得したものの、彼らは予選最速タイムを記録したことで追加ポイントを与えられた1号車のクルーにわずか1ポイント差でランキングトップの座を明け渡した。

    マルク・ジェネ / ルーカス・ディ・グラッシ / オリバー・ジャービス組もまた、目を見張るパフォーマンスを発揮した。彼らがドライブした3台目のAudi R18 e-tron quattroだけにはル。マン仕様のエアロダイナミクスが装着されていた。このエアロダイナミクスは、スパ・フランコルシャンの全長7.004kmのコースには決して適していないが、同じ条件下で仕様が違うマシン双方からデータ収集するためにあえてエントリーされた。ル・マン仕様のセッティングはダウンフォースが抑えられており、スパ・フランコルシャンでは複数の高速コーナーでの操縦性が不安定となってたが、それにも関わらず3号車のクルーは、ライバルのトヨタ8号車を制し、3位でゴールした。

    今回WEC開幕2連勝を成し遂げたことで、アウディはデイトナ24時間レースでのAudi R8 GRAND-AMによるGTクラス優勝、セブリング12時間レースでのAudi R18 e-tron quattroによる優勝と合わせ、今シーズン4回目の優勝という素晴らしい成果を残した。アウディスポーツ チームヨーストの次の予定は、6月9日に開催されるルマン24時間レース公式テストへの参加。そして公式テストの次は、12回目の優勝獲得を目指して参戦する、6月22-23日のルマン24時間レース本番となる。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「我々はスパ フランコルシャンのレースを、ルマン24時間レースの準備が出来る貴重な機会と捉えています。それで今回は、ルマン仕様のエアロダイナミクスを装着した3台目のマシンを擁してレースに臨みました。ルマン仕様のマシンは、決してスパ フランコルシャンのコースにマッチしていないのですが、それでも充分なパフォーマンスを発揮出来ることを見せてくれました。3台のマシンは、レース中ずっと高順位を維持していましたが、それは決して平坦な道のりではありませんでした。トップ争いのバトルはおよそ10回に及びましたが、その間、マシンは完璧な状態が続き、ドライバー達は不要なリスクを抱えることなく速く走り続けるなど、我々はノーミスでレースを闘いました。タイヤが常に良好な状態を保ち、チームが完璧なピット作業を行ったことも、勝利を獲得する大きな要因となりました。しかし、我々は今日の結果に甘んじることはありません。今年のルマンは非常に厳しいレースになると認識しています」

    クリストファー・ラインケ (LMPプロジェクト統括リーダー)
    「誰もが憧れる夢のような結果が現実となったことに、本当に満足しています。ルマンに焦点を当てた活動の一過程ではあるものの、スパ フランコルシャンで勝利出来たことはとても素晴らしく、ホッとしました。と言うのも、ホッケンハイムでのDTM開幕戦と同じ日に開催されるスパ フランコルシャンに3台ものマシンでエントリーすることは、とても大きなチャレンジであったからです」

    ラルフ ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト テクニカルディレクター)
    「今日はドライバーを始めとするクルー全員による、素晴らしいチームワークが発揮出来ました。トヨタ7号車とのバトルは、向こうがリタイアするまで、とてもスリリングなものでした。3台のマシンがまるで時計のように正確に走ってくれたおかげで、ピット作業を戦略通りに進めることが出来ました。9人のドライバー全員が表彰台に登れたのは、とても素晴らしいことだと思います。これで、万全の準備を終えてルマンに臨むことが出来ます」

    マルセル・ファスラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「驚異的な週末となりました。パンクに見舞われた後、そこで失った時間をなるべく多く取り戻さなくてはなりませんでした。チーム関係者すべてが全力を尽くしました。ドライバーだけでなく、ピットで働いていたスタッフ全員が、素晴らしい力を発揮しました。今日はチーム全員にとって良い日となりました」

    アンドレ・ロッテラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「アウディが1-2-3フィニッシュを達成するとは、何と素晴らしい結果でしょう。レース中は、数々の苦難に見舞われました。スタートはあまり良くなかったものの、すぐにアドバンテージを持つことが出来ました。しかしそのアドバンテージを、セフティカーピリオドとパンクによって失ってしまいました。その後は、ひたすらフルスロットルで走るのみでした。素晴らしい走りを見せてくれたマルセルとブノワがおかげで、ロスを取り戻すことが出来ました。本当に激しいファイトの数々を制した末に勝利を掴んだ、至高のレースでした。私にとってはスパ フランコルシャンでの初優勝ともなりました」

    ブノワ・トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「優勝出来て本当によかったのですが、そうなるまでは困難な道でした。セフティカーピリオドとパンクによって、一旦は大きなタイムロスを喫しましたが、チームが一丸となってそのロスを挽回しました。我々のAudi R18 e-tron quattroは完璧でした。素晴らしい仕事を為したチームすべてのメンバーにとって今日の勝利は最高のものとなりました」

  • アウディ、予選トップ3を独占 (WEC第2戦)

    アウディ、予選トップ3を独占 (WEC第2戦)

    アウディは、WEC第2戦スパ6時間レースで、アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラーの1号車がポールポジションを獲得。アウディ勢がトップ3を独占した。

    アンドレ・ロッテラーとマルセル・ファスラーが走行を担当したアウディ R18 e-tron クワトロ 1号車は、平均タイム1分59秒961を記録して、ポールポジションを獲得した。

    アンドレ・ロッテラーは「トラフィックのマネジメントが重要だった。もう一周行ける時間があるとわかったので、そのラップはクールダウンして、もう一周に賭けた。最高のラップではなかったけど、ポールを獲得するには十分だった」とコメント。

    「マルセルは素晴らしい仕事をしてくれた。重要なときに彼はそこにいて、クルマの最大限を引き出した。僕たちにとって良い一日だった」

    2番手には0.275秒遅れでルーカス・ディ・グラッシとマルク・ジェネが走行を担当したロングテール仕様アウディ3号車が続いた。ルーカス・ディ・グラッシは、全体のトップタイムとなる1分58秒934を叩き出した。

    3番手にもアウディ2号車(トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ)が続き、アウディがトップ3を独占した。

    GTE Proクラスでは、ブルーノ・セナとフレデリック・マコヴィッキィが走行を担当したアストンマーチン・レーシングの98号車がポールポジションを獲得。

    クラス最速タイムを記録したブルーノ・セナは「予選には本当に満足している」とコメント。

    「非常に強いパフォーマンスを発揮できたし、プラクティスで多くの走行ができたことがクルマを理解することに役立った。スパでチップにいれるのは素晴らしいことだ。このサーキットが大好きだし、通常うまくやれているので、本当に楽しみにしている」

  • アウディ、WEC 開幕戦 シルバーストンで1-2フィニッシュ

    アウディ、WEC 開幕戦 シルバーストンで1-2フィニッシュ

    アウディは、FIA世界耐久選手権(WEC)の2013年シーズンを、威風堂々の幕開けで迎えた。

    2台のアウディ R18 e-tron quattroは、シルバーストンでの6時間耐久レースを終始優勢を保ったままで闘い抜き、1-2フィニッシュを達成。アウディにとっては、3月に行われたセブリング12時間耐久レースに続く2度目の1-2フィニッシュであり、今シーズン2度目のスポーツカーレース優勝となった。

    今回、アウディはRACツーリスト トロフィーを初受賞した。1905年から続く非常に歴史あるトロフィーは、2013年WEC開幕戦の最大の目玉だった。スコットランド出身のアラン・マクニッシュ(イギリス)はトロフィー獲得に向けた母国ラウンドでの優勝に、大きな意欲を燃やしていた。

    彼は、旧知のトム・クリステンセン(デンマーク)と共に、新しくチームメイトとなったロイック・デュバル(フランス)とトリオを組んで、今シーズンに臨んでいる。

    今回の優勝で彼らは、2番手に7ポイントの差をつけて、WECドライバーズポイントランキングのトップに立った。彼らは、レース開始から5時間目(151ラップ終了後)にトップの位置を獲得。その後も、容易ではないオーバーテイクを繰り返し、さらに不測のタイヤ交換に見舞われるなどして順位が下がる場面もあったが、マクニッシュは見事にトップの位置に返り咲き、2番手に3.4秒のリードを保って優勝した。

    レース開始直後から、挑戦者であるトヨタとはスリリングなバトルが起こった。そのバトルを制し、ゼッケン2号車を駆るアラン・マクニッシュが、6周目にトップに躍り出た。マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組がドライブするゼッケン1号車もこれに続き、レース序盤からアウディの1-2リード態勢を創り出していた。

    77周目には、ファスラーがトップに立つやもしれぬ場面が訪れましたが、実はレースが開始し4時間が経過した頃から、ゼッケン1号車の左フロント・ドライブシャフトに不具合が生じており、フロントアクスルへのハイブリッドによる駆動力供給が出来ない状態となってしまっていた。このため、ゼッケン1号車のクルーは優勝を諦めざるを得なかった。

    アウディは、ハイブリッドスポーツカー開発という技術的チャレンジの分野でも、昨年同様、シルバーストンにてトヨタに勝利。2台のアウディ R18 e-tron quattroは、特にエアロダイナミクスによるダウンフォースが、最適にセットアップされていた。今年からエアリストリクター径が小さく改訂されたことで、マシンのパワーは去年より落ちてしまっているにも関わらず、アウディスポーツのエンジニア達は、この不利な状況に屈することなく多彩な開発を行った。

    さらに、ディーゼルエンジン搭載のアウディ車の燃料タンクは、ガソリンエンジン仕様のトヨタに対しておよそ20%も小さい58リッターに制限されている。タンクが小さいことで、アウディはトヨタよりも短いインターバルで給油しなければないが、そんな不利を覆し、3位となったトヨタに1ラップもの大差を付けて優勝を獲得した。

    3週間後の5月4日にはスパ・フランコルシャンで次のレースが開催される。この大会でアウディは、今年初めて3台のアウディ R18 e-tron quattroを出場させ、ルマン24時間レースに向けての準備を行う。

    Dr. ヴォルフガング ・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    WEC開幕戦を1-2フィニッシュで終えられたことは、非常に素晴らしいことです。レース開始からゴールまで、我々は素晴らしいパフォーマンスを披露し続けました。2台のマシンは、互いに違う戦略をもってレースを闘っていて、そのバトルは最後までスリリングなものでした。ゼッケン1号車は大きなハンディを持っていたにも関わらず、驚異的なラップタイムで周回していました。アラン・マクニッシュとブノワ・トレルイエの間で行われたバトルは、モータースポーツ史に残るほどのものでした。アウディは、チームメイト同士のバトルを特別に制限することはしていません。しかし、彼らは共に、アウディブランドのために走っていることをわきまえ、素晴らしい結果を残してくれました。

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ・チームヨースト テクニカルディレクター)
    今日はアウディやチームだけでなく、観客にとっても素晴らしい1日となりました。我々は、トヨタに比べてピットストップのインターバルが短かったが、その不利はラップタイムの速さで跳ね返されました。ドライバー達の運転はもちろん、ピット作業も完璧でした。中でも、ほぼ諦めざるを得ない状況を見事にひっくり返して優勝を勝ち取った、アラン・マクニッシュの走りには驚かされました。他のドライバー達も、彼が見せた真のスポーツスピリットには舌を巻いています。非常に幸先の良いスタートを切ることが出来ました。

    ロイック・デュバル(Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    すばらしい週末でした。シルバーストンでのアラン・マクニッシュは、本当に凄い。ゴール直前のスピンによるタイムロスをすべて挽回するほどのハイペースで周回していたのですから。Audi R18 e-tron quattroで闘う初めてのレースで早くも優勝を獲得出来たことに、とても嬉しく思います。

    トム・クリステンセン(Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    このオフシーズンに、私たちがどれ程の速さを身につけたかを示すことが出来た、とても良いレースでした。トヨタのパフォーマンスも、賞賛に値する素晴らしいものでした。スピンから復帰する際のアラン・マクニッシュの走りには、とても驚かされました。そして、ロイック・デュバルにとっては、最高のデビューレースとなりました。

    アラン・マクニッシュ (Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    簡単に勝てるレースではないことは充分、分かっていました。トヨタとの闘いは厳しく、アウディ同士のバトルもまた激しいものでした。レース終盤には、私とブノワ・トレルイエとの優勝を賭けたバトルとなりました。スピンを喫した後、私はニュータイヤによる最大限のアタックを行いました。その結果、残り2周を切った時点でようやく、トップの位置を取り戻しました。2年連続で、WEC開幕戦を優勝で飾ることが出来たことに、とても嬉しく思っています。

  • アウディ:WEC 2013年 シルバーストン6時間レース プレビュー

    アウディ:WEC 2013年 シルバーストン6時間レース プレビュー

    アウディは、2013年FIA世界耐久選手権(WEC)のシーズン開幕戦シルバーストン6時間レースに出場する。

    昨年8月、アウディはシルバーストンで優勝を勝ち取ると同時に、FIA世界耐久選手権 (WEC) のチャンピオンを獲得。今年4月14日に開催される歴史あるシルバーストンでの6時間レースは、さらに進化したAudi R18 e-tron quattro hybridによる、年間チャンピオン防衛シーズンの第一歩となる。

    シルバーストンでのレースは2013年度のWEC開幕戦だが、アウディスポーツ チームヨーストにとっては今年2回目のスポーツカーレースとなる。

    去る3月、アウディはセブリング12時間耐久レースに出場し、1-2フィニッシュを達成。そしてWEC開幕以降、Audi R18 e-tron quattro hybridは、トヨタが擁する2台のハイブリッドカーの挑戦を受けて立つことになる。2台のAudi R18 e-tron quattro hybridは、現チャンピオンのマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組と、ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ(フランス/デンマーク/イギリス)組がドライブする。

    昨年、全長5.891kmのシルバーストンに集まったレースファンは、最後の最後まで息つく暇もない激しいバトルを目の当たりにした。昨年のレースでアウディは、6時間で14回も入れ替わる激しいトップ争いを制し、2位に55.675秒の差をつけ、シーズン4回目の優勝を果たした。

    そして今年は開幕戦となるため、英国のレースファンは、世界耐久選手権の新しい側面をいち早く体験することになる。Audi R18 e-tron quattro hybridは多くの改良が加えられた新バージョンとなり、今回のシルバーストンで、ヨーロッパでの初レースを迎える。マシンに加えられた革新的な進化によって、エアロダイナミクスがより高効率化され、ハイブリッドシステムは一層の性能向上と同時に超軽量技術をより多く取り入れた。また、ルーフに取り付けた2台のカメラからなる新型ドライバーアシスタンス システムが、コクピットからの前方視界を向上させている。

    車輌の研究開発が進む一方で、技術規則の変更により、レースカーのパフォーマンスに厳しい制限が加えられることとなった。エアリストリクター径を小型化されたことで、今年のAudi R18 e-tron quattro hybridに搭載される3.7L V6 TDIエンジンは、昨年比で約15kW (20hp) 減の、360kw (490hp) しか発揮出来なくなってた。

    また、競技規則にもいくつかの変更が行われた。まず、予選タイムの計算法が変わる。これまでは、1人のドライバーのタイムで予選結果が出されてたが、今年からは、2人のドライバーが最低2周ずつのタイムアタックを行い、各ドライバーの上位2つのタイム(合計4つのタイム)の平均値にてスターティンググリッドが決定される。また、マニュファクチャラーズ チャンピオンシップにおいては、2013年から全8戦すべての結果が反映されることになった。昨年のように一部のレースを計算から除外することがなくなったため、すべてのレースで好結果を出さねばならず、より一層マシンの信頼性が重要となる。

    イギリスのレースファン達は、レースに関する知識がとても豊富なだけでなく、贔屓のブランドを長く熱心に応援し続けるという特長で知られている。この特長は、英国におけるアウディの成長ぶりからも見て取れる。アウディは過去10年の間に、英国市場での販売台数をおよそ2倍に成長させた。2012年度だけで7.2%も成長している。販売実績12万3,640台に達した英国市場は、アウディにとって今やドイツに続き、ヨーロッパで2番目に大きな市場となっている。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「アウディのタイトル防衛シーズンは、ヨーロッパのモータースポーツ発祥の地、イギリスから始まることになりました。昨年のシルバーストンのレースでアウディのハイブリッド テクノロジーは、非常にスリリングなレースを制して優勝を勝ち取り、同時にシーズン半ばにしてFIA世界耐久選手権のマニュファクチャラーズ タイトルを手に入れました。3月のセブリング12時間レースで優勝を飾った後、私達はライバルのトヨタのマシンとの最初の闘いを心待ちにしていました」

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト テクニカルディレクター)
    「WECシーズン開幕は4月半ばですが、私達は今シーズンに向けての準備を、かなり前から行って来ました。幾度も公式テストに参加し、セブリング12時間レースでは大きな成功を収めました。そしてこれからは、着実にひとつひとつの成果を積み上げなければなりません。今年の世界チャンピオン獲得への道は、開幕から強力なライバルを迎えることになり、去年と同様に厳しいものとなりそうです。しかし、私達はその闘いをとても楽しみにしています」

  • アウディ、セブリング12時間でのラストレースで有終の美

    アウディ、セブリング12時間でのラストレースで有終の美

    アウディは、フロリダで開催されたセブリング12時間レースで1-2フィニッシュを達成。LMP1スポーツカーによるセブリングの最後のレースで、Audi R18 e-tron quattroがこのシリーズ史上初となるハイブリッドカーによる優勝を獲得した。

    アウディの2台のAudi R18 e-tron quattroはスタート直後からレースをリードし続け、プロトタイプとGTカーを合わせ42台の競合マシンを相手に一度もトップの座を譲ることなく12時間を走り抜けた。

    ゴールまでの12時間、共に優勝を目指す2台のAudi R18 e-tron quattroは、激戦を繰り広げ、この2台によるトップの入れ替わりは、合計20回にも及んだ。

    チームメイト同士でのスリリングなバトルを制し、昨年のル・マン優勝者であり昨年のFIA世界耐久選手権チャンピオンでもあるマルセル・ファスラーとブノワ・トレルイエに、セブリング初出場のオリバー・ジャービス(イギリス)を加えたゼッケン1号車が、僅差で優勝を獲得した。

    これは、3人にとってセブリングでの初優勝となります。中でもジャービスにとっては、デイトナ24時間レースでAudi R8 GRAND-AMによるGTクラス優勝に続き、2度目のアメリカメジャー耐久レースでの優勝となった。

    ルーカス・ディ・グラッシ、トム・クリステンセン、アラン・マクニッシュ組が、トップからわずか7.679秒の僅差で2位を獲得、アウディの1-2フィニッシュを達成した。3人が駆る2013年仕様のAudi R18 e-tron quattroは、レース開始後3時間が過ぎようとした頃、他のマシンに接触したとして、60秒のタイムペナルティが課せられていた。

    アウディは、セブリング12時間レースにプロトタイプカーで出場した過去14大会のうち、11大会で総合優勝を獲得しているが、そのうち8回は1-2フィニッシュだった。これらを含み、アウディはこれまでに表彰台を合計24回獲得している。また、アウディは過去10回以上ポールポジションを獲得。これは1952年にこのシリーズが始まって以来、他メーカーは未だ為し得ていない偉業だ。

    Audi R8、Audi R10 TDI、Audi R15 TDIは、デビューレースで優勝を獲得している。2006年のディーゼルカーによる初優勝に続き、今回ハイブリッドカーによる初優勝を達成したことで、アウディは2つの歴史的優勝を達成しました。かつて、アウディがセブリングで初めて表彰台を獲得したのは、優勝によるものであり、さらに付け加えるとすれば、アウディはセブリングを、ルマン24時間レースの前哨戦として位置づけてきた。

    今回、アウディスポーツ チームヨーストはレース終了後もセブリングに残り、Audi R18 e-tron quattroをさらに熟成させるテストを実施する。

    しかし、アメリカでの主要耐久レースにアウディが参加し続けるかどうかは、依然として検討課題となっています。それはアメリカン・ルマンシリーズ(ALMS)とGRAND-AMシリーズが統合されて“ユナイテッド スポーツカー レーシング”となる2014年以降、LMP1スポーツカーはレースへの出場を認められなくなるということが理由。

    この次にアメリカのレースファンがAudi R18 e-tron quattroの雄姿を再び目にするのは9月22日テキサス州オースティンにて開催のFIA世界耐久選手権 (WEC) となる。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「今日のレースで、我々は完璧なフィナーレを演出することが出来ました。アウディの2台のマシンがレース中、絶えずスリリングなバトルを繰り広げて観客を魅了した結果、1-2フィニッシュでレースを終えたことをとても嬉しく思っています。チームの全員がハードワークをこなして臨んだ今回、長い12時間を制して勝ち取った優勝は、何よりの労いとなりました。TFSIとTDIテクノロジーによる優勝に続き、今回はハイブリッドカーが優勝を獲得したことで、アウディはセブリングの歴史に新たなサクセスストーリーを刻むこととなりました」

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チーム ヨースト テクニカルディレクター)
    「現時点ではセブリングでのラストレースとなった我々にとって、今回の結果はこれ以上ないものとなりました。どちらのマシンが優勝したかに関わらず、私は今回の1-2フィニッシュの成果にとても満足しています。レース序盤、2台のマシンはそれぞれ異なる戦略のもとに走っていました。レース中、2台のマシンは幾度も抜きつ抜かれつを演じ、最終的に10秒以下という僅差で走り終えました。我々は、素晴らしいファンと天候に恵まれたセブリング独特のムードを満喫しました。徹夜でハードワークをこなしてレースに臨み、そのうえ完璧なピット作業を成し遂げたクルーにとって、今回の優勝は何よりの報いとなったことでしょう」

    マルセル・ファスラー (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「セブリング最後のレースを優勝で飾れたことは、本当に素晴らしいことです。今日のレースでは、どちらのマシンが優勝してもおかしくない接戦でした。最終的に、私達の方が少しだけ運が良かったのだと思います。昨日のポールポジション獲得に続き、素晴らしいチームメイト達と優勝を遂げられ、これ以上ない最高の週末となりました」

    オリバー・ジャービス (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「2013年シーズンは、何とも幸先の良いスタートになりました。私の想像を越える素晴らしいレースでした。デイトナでの優勝は、それだけでも素晴らしい経験でしたが、初めて出場したセブリングでも総合優勝を獲得出来るとは想像できませんでした。チームメイトのマルセル (ファスラー)、ベン (トレルイエ)に本当に感謝しています。彼らは、今までで一番素晴らしいチームメイトです」

    ブノワ・トレルイエ (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「LMP1マシン最後のセブリングで優勝出来たことを、誇りに感じています。スリリングなレースを期待していたファンの方々に、100%満足してもらえる戦いをお見せ出来たと思っています。アメリカンドリームが実現した日となりました。セブリングでのスリリングな週末を与えてくれたマルセル(ファスラー)とオリバー(ジャービス)にとても感謝しています。いつもはアンドレ(ロッテラー)がチームに加わっています。今回、もし彼がメンバーだったとしても、やはり優勝していたと思います」

  • アウディ、香川真司を起用した屋外広告を展開

    アウディ、香川真司を起用した屋外広告を展開

    アウディは、渋谷駅交差点Q-Front にプロサッカープレイヤーの香川真司と新型Audi R8 を起用した屋外広告を2013 年3月15日(金)より展開する。

    香川真司は昨年、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)へ移籍。ボールコントロール、敏捷性、類稀な攻撃センスは世界でも高く評価されていま日本を代表するサッカープレイヤーだ。

    アウディは、香川真司の革新的なプレースタイルやチャレンジスピリットと、アウディのブランド理念である「Sporty」「Progressive」「Sophisticated」とに共感。香川真司をAudi ブランド・アンバサダーに起用している。

    今回の屋外広告はテーマを「Shinji meets Audi」とし、香川真司も愛用している新型Audi R8 と連動したビジュアルを採用した。

    Shinji meets Audi

    屋外広告掲載期間 :2013 年3 月15 日(金) − 3 月29 日(金)
    掲載場所 :渋谷駅交差点Q-Front

    アウディ R8
    アウディ R8 は、ルマン24 時間耐久レースをはじめとする世界各国のレースで数々の勝利を遂げている、アウディのレーシングカーの遺伝子を持つ量産スポーツカー。アウディスペースフレーム(ASF)採用の軽量アルミボディに、FSI ガソリン直噴エンジンをミッドシップに搭載、フロント43%、リヤ57%という理想的な重量配分を実現。また最新世代のクワトロ・フルタイム4WD システムなどを組み合わせ、スポーツカーとしての素晴らしいロードパフォーマンスはもちろん、あらゆる状況下において高い安全性を確保する。

    関連:アウディ、香川真司とブランド・アンバサダー契約を締結

  • アウディ、2013年仕様のR18 e-tron クワトロを公開

    アウディ、2013年仕様のR18 e-tron クワトロを公開

    アウディは、2013年仕様のR18 e-tron クワトロを公開した。

    3月16日に開催されるセブリング12時間耐久レースは、LMP1クラスのルマンプロトタイプマシンの出場が認められる最後のレースとなる。

    アウディは、ルーカス・ディ・グラッシ / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュがドライブする2013年仕様のR18 e-tron クワトロを含めて2台体制でセブリング12時間耐久レースに参戦する。

    「我々にとって感情的なレース週末になることは疑いのないことです」とアウディ モータースポーツ代表のDr.ヴォルフガング・ウルリッヒはコメント。

    「セブリングと素晴らしいファンは、我々のモータースポーツとLMPの歴史にとって非常に特別なレースを楽しみにしてくれています」

    「1999年に我々のスポーツカープログラムを開始してから、我々のモータースポーツカレンダーの指定日付でした」

    「レースは、WECとル・マン24時間レースの完璧な本番リハーサルになるでしょう」

    セブリングに過去13回に渡り出場しているアウディは、10回の総合優勝を含む計22回の表彰台を獲得。1999年3月20日のデビュー戦では、ミケーレ・アルボレート / リナルド・カペロ / ステファン・ヨハンソンの3人が表彰台を獲得している。

    Audi R18 e-tron quattro (2013)

  • アウディ、香川真司とブランド・アンバサダー契約を締結

    アウディ、香川真司とブランド・アンバサダー契約を締結

    アウディ・ジャパンは、プロサッカープレイヤーの香川真司と契約を締結、香川真司は、アウディのブランド・アンバサダーに就任した。

    アウディのマーケティング活動における基本的なコミュニケーションプラットフォームは「モータースポーツ」「ゴルフ」そして「サッカー」の3つ。アウディは、これまでも国内外のサッカーを数多くスポンサードしてきた。そして、このたび日本を代表する選手である香川真司との契約に至った。

    香川真司は昨年、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)へ移籍、世界を舞台に活躍する日本を代表するサッカープレイヤーだ。ボールコントロール、敏捷性、類稀な攻撃センスは世界でも高く評価されている。その革新的なプレースタイルやチャレンジスピリットと、アウディのブランド理念である「Sporty」「Progressive」「Sophisticated」とが共感。アウディは、これらを体現し、ますますの活躍が期待される香川真司を応援するとともに、サッカーファンはもちろんのこと、多くの方々に、アウディブランドの認知度とイメージの向上を図っていく。

    香川真司 プロフィール

    生年月日: 1989年3月17日
    出身地:兵庫県神戸市
    利き足:右足
    ポジション:MF
    身長:172cm
    体重:63kg
    血液型:A型
    視力:右1.5 左1.5
    足のサイズ:26.5cm

    5歳でサッカーをはじめ、地元のマリノFCに参加。めきめきと頭角を現し、中学時代は仙台にサッカー留学、FCみやぎバルセロナのジュニアユースに所属した。この時期、U15日本代表にも選ばれている。高校2年生のときにセレッソ大阪へ入団。下部組織所属以外で高校卒業前にプロ契約を結んだJリーグ史上初の選手となった。U17日本代表にも選出される。2007年シーズンからレギュラーの座を獲得し、リーグ戦35試合に出場、U20ワールドカップ日本代表にも飛び級で選出された。翌年にはA代表に選出され、史上初の平成生まれのA代表選手となった。2009年にはJ2の得点王に輝く。2010年、ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントに完全移籍。ブンデスリーガ公式サイトが選ぶ前半戦のMVPに選出された。2011年には国際サッカー連盟(FIFA)が発表した「2011年期待の若手13人」の1人に選ばれ、日本代表の背番号10を獲得。2012年、イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドFCへの移籍し、世界的に注目される、名実ともに日本を代表するプレイヤーのひとりである。

    アウディ、香川真司とブランド・アンバサダー契約

  • アウディ、2013年のル・マン24時間およびWECの参戦体制を発表

    アウディ、2013年のル・マン24時間およびWECの参戦体制を発表

    アウディは、2013年のル・マン24時間耐久レースおよびWEC(FIA世界耐久選手権)の参戦体制を発表した。

    2013年、アウディはFIA世界耐久選手権(WEC)におけるディフェンディングチャンピオンとして新たな挑戦の年を迎える。

    アウディスポーツ・チームヨーストは、2台の改良型Audi R18 e-tronで同シリーズに参戦し、ル・マン24時間およびWECスパフランコルシャンラウンドには、3台目のR18 e-tronが投入される。

    ル・マンおよびWECでは、2012年にデビューを飾って大きな成功を収めたハイブリッドテクノロジーを踏襲。フライホイールエネルギー貯蔵システムは、重量やサイズの増加を伴うことなく、よりパワフルなシステムに進化している。

    2013年のAudi R18 e-tronは、外観上は2012年モデルと非常によく似ているが、超軽量なカーボンファイバー製ボディパネルの下には、数々の革新技術が採用されるという。

    また、アウディスポーツは、2013年のモータースポーツプログラムと並行して、2014年に施行される予定の新しいLMP1レギュレーションに合致した後継モデルの開発も進めている。

    2013年のWECおよびルマン24時間を戦うアウディのファクトリードライバーは、ディフェンディングチャンピオンのマルセル・フェスラー、アンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエに加えて、ルーカス・ディグラッシ、ロイック・デュバル、マルク・ジェネ、オリバー・ジャービス、さらにル・マン優勝記録保持者のトム・クリステンセン、アラン・マクニッシュを起用する。