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  • ルーカス・ディ・グラッシ、2013年はアウディからWECに参戦

    ルーカス・ディ・グラッシ、2013年はアウディからWECに参戦

    ルーカス・ディ・グラッシが、2013年にアウディからWEC(世界耐久選手権)に参戦することが発表された。

    ルーカス・ディ・グラッシは、9月にWEC第5戦 サンパウロ6時間レースにアウディから参戦。際立ったパフォーマンスをみせ、2013年のアウディ R18 e-tronのドライバーの一人として契約を勝ち取った。

    アウディは、2013年にWECに2台体制で参戦。ル・マン24時間には3台体制で挑む。

    アウディのモータースポーツ代表ヴォルフガング・ウルリッヒは「ルーカスはインテルラゴスで本当に印象的だった。これまで彼が成し遂げてきたことを見れば、彼には大きな将来があると考えることができる」とコメント。

    ルーカス・ディ・グラッシは、サンパウロでトム・クリステンセン、アラン・マクニッシュとR18ウルトラを共有し、3位でフィニッシュした。

    「アウディが、F1で得ていたよりも良い、夢のような契約をオファーしてくれたことをとても嬉しく思っている」とルーカス・ディ・グラッシはコメント。

    「この仕事は自分のパフォーマンスによるものだけだ。F1のような商業的な混乱はまったくない」

    アウディは、2013年にマルセル・ファスラー、アンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエ、ロイック・デュバル、マルク・ジェネ、オリバー・ジャービス、トム・クリステンセン、アラン・マクニッシュという9人のドライバーを起用。どのメンバーがWEC全戦を戦うのか、またル・マンでの組み合わせについては明らかにされていない。

  • アウディ、2012年WECドライバーズワールドチャンピオンを獲得

    アウディ、2012年WECドライバーズワールドチャンピオンを獲得

    アウディは、FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦の上海でレースを3位でゴールしたマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエの3人がドライバーズワールドチャンピオンを獲得した。

    アウディはすでに8月の段階でマニュファクチャラーズチャンピオン獲得を成し遂げており、ハイブリッドスポーツカーのデビューの年に2つの栄光を獲得した。

    アウディの活躍は、新生FIA世界耐久選手権(WEC)で2つのタイトルを獲得しただけに留まらない。全8戦中5戦でポールポジションを獲得し、ルマン24時間レースでAudi R18 e-tron quattroがハイブリッドカーで初めて獲得したアウディ11回目の優勝を含む、5回の総合優勝を獲得している。

    シーズン後半は、最終戦の上海大会を含みトヨタとの対決が激しさを極めた。ワールドチャンピオンを獲得したゼッケン1号車のドライバー達は、上海での6時間レースでは3位となり、これにより13.5ポイントのリードを獲得。彼らはシーズンを通じて3回の優勝と、同じく3回の2位獲得によってチャンピオンを獲得した。

    年間チャンピオンの2番手もまた、アウディドライバーが獲得した。トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組は中国でのレースをフロントローからスタートし、トヨタのニコラス・ラピエール / アレクサンダー・ブルツ組に続いて2位でゴール。トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組は今シーズン、開幕戦セブリング12時間でリナルド カペロと共に獲得した優勝を含む、表彰台を7回獲得。さらに彼らは最も低燃費で走った選手でもある。彼らは全8戦中7回もミシュラングリーンXチャレンジ賞を獲得している。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ(アウディモータースポーツ代表)
    マニュファクチャラーズチャンピオンに続き、ドライバーズチャンピオンも獲得出来たことは、非常に喜ばしいことです。残念なことに、今年の中国のレースで優勝を獲得することは出来ませんでした。非常に強力なライバルの出現は、我々の来年に掛けるモチベーションを高めてくれています。

    ラルフ・ユットナー(アウディスポーツ チームヨーストのテクニカルディレクター)
    今日、我々はすべてのタイトルを獲得した。マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエの3人は素晴らしい結果を残した。トム・クリステンセンとアラン・マクニッシュの2人は優勝こそ逃したものの、ここ中国で素晴らしいパフォーマンスを発揮していた。チームもピットストップで微塵のミスもない完璧な作業を行った。WECは素晴らしい選手権だったし、我々はその初代チャンピオンに輝くことが出来た。

    トム・クリステンセン(Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    このコースと日本のチームは相性が良かったみたいだ。優勝した彼らにはおめでとうと言いたい。けれど、アランやチームと共に非常に良いレースを展開出来たことを嬉しく感じている。我々がチャンピオン獲得に届かなかったのには2つの理由がある。タイトル争いをしていたライバルが、同じくアウディのドライバー達だったことと、そして彼らのマシンがまったくトラブルに見舞われなかったことだ。マルセル、アンドレ、そしてブノワの3人は、彼らの実力でチャンピオンを獲得した。

    アラン・マクニッシュ(Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    今回は2位の獲得が精一杯だった。我々はマシンとタイヤの性能をフルに引き出して走ったが、トヨタはもっと速かった。マルセル、アンドレ、そしてブノワの3人のチャンピオン獲得を祝福している。彼らは本当に素晴らしかった。我々はお互いに闘っていながら、同じチームとして頑張ってきた。

    マルセル・ファスラー(Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    アウディには本当に感謝しています。アウディのおかげで、この素晴らしい経験をすることが出来ました。素晴らしいチームで、素晴らしいチームメイトに恵まれました。チャンピオンを獲得出来たことに本当に驚いていますし、ワールドチャンピオンになれたことを嬉しく思っています。

    アンドレ・ロッテラー(Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    ルマンで優勝した上にワールドチャンピオンを獲得出来たことは、本当に素晴らしいです。この栄光をマルセルとブノワと共有出来たことも嬉しく思っています。私達は本当にいい友達同士なので、よくぞアウディに来てくれましたという気持ちです。我々のマシンは常に最高の状態でした。残念ながら、今日のレースで優勝することは出来なかったですが、チャンピオン獲得の喜びに満ちています。

    ブノワ・トレルイエ(Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    今シーズンを終えて、本当に嬉しく思っています。ワールドチャンピオンのタイトルは、ドライバーとしてのキャリアに素晴らしいものを加えてくれました。アウディに本当に感謝しています。

    関連:アウディ、WEC第4戦の勝利でマニュファクチャラーズチャンピオン獲得

  • アウディ 「トヨタを心から祝福したい」 (WEC 第7戦 富士)

    アウディ 「トヨタを心から祝福したい」 (WEC 第7戦 富士)

    アウディは、富士スピードウェイで開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦で、アウディは2位と3位に入り、揃って表彰台を獲得した。ゼッケン1号車のAudi R18 e-tron quattroにペナルティが科されたため、わずかな差で優勝には届かなかった。

    6時間レースの中盤まで、アウディは優勝したトヨタのマシンとスリリングなバトルを展開した。レース序盤、1号車のR18 e-tron quattroを駆るアンドレ・ロッテラーは、アレックス ブルツのドライブするトヨタのマシンに終始肉薄。ブノワ・トレルイエにドライバー交代した後も激しい戦いを続け、一時はリードを奪った。

    しかし、レース中盤を少し過ぎた頃、コース上でGTクラスのマシンと接触。このアクシデントによるダメージで、フロントフードを交換するためにピットインを余儀なくされた。この作業によって、ルーティンのピットストップ時間よりも、さらに24秒タイムロスする結果となった。

    レース主催者は、このアクシデントの責任はアウディ側にあるとして、ストップ&ゴーペナルティを科したため、1号車は3位に後退。しかし、ロッテラーは、その後の猛追によってレース終了の2時間前に2位に返り咲いた。ゴールの瞬間、トップのトヨタとの差はわずか11.2秒だった。この結果によって、ルマンを制したマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組が、チャンピオンシップにおける2位とのポイント差を3ポイント広げて、16.5ポイントとした。

    一方、ゼッケン2号車のアラン・マクニッシュ / トム・クリステンセン組は、Audi R18 e-tron quattroのハンドリングの悪化に苦しんだ。4時間が終了した頃、LMP2プロトタイプのマシンが2号車に接触。このアクシデントによって、R18のフロントに装着されたさまざまなエアロダイナミクスコンポーネントに損傷を負った。しかし、チームはフロントフードを交換しないことを決断。これによって、より多くの貴重な時間をセーブ。その結果、このスコットランド人とデンマーク人のコンビは、最終的に3位でチェッカーを受けることになった。

    アウディは、非常に素晴らしいレースパフォーマンスを発揮しながらも、ペナルティによってシーズン6勝目を逃す結果となった。アウディ チームは、2週間後に行なわれる上海での最終戦に向けて、すでに気持ちを切り替えている。8月の時点でマニュファクチャラーズタイトルを早々に決めたアウディだが、ドライバーズタイトルの争いは最終戦に持ち越されることになった。

    ドライバーズタイトルの行方がマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組に決まるにせよ、あるいはアラン・マクニッシュ / トム・クリステンセン組が逆転するにせよ、アウディは、初開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)シリーズのプロトタイプクラスでタイトルを獲得することになる。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ(アウディモータースポーツ代表)
    「今日は、非常に良いレース展開でした。ゼッケン1号車の修理やストップ&ゴー ペナルティを受けてもなお、トップとの差はわずか11秒でした。これは、基本的なパフォーマンスがいかに優れていたかを証明するものです。私たちは勝利に向けて果敢に戦い、あと一歩のところまで来ましたが、残念ながらすべて順調という訳にはいきませんでした。トヨタはこのサーキットでとても強く、ホームレースを制しました。心から祝福したいと思います。」

    ラルフ ユットナー(アウディスポーツ チームヨーストのテクニカルディレクター)
    「サーキットに詰めかけた大観衆の皆様は、日本で開催され、接戦となった6時間耐久レースを十分に堪能していただけたと思います。ホームレースで勝利したトヨタを祝福します。アウディのマシンの良好な燃費は、非常に有利であることが分かっていましたので、私たちは戦略通りにレースを進めました。不運なことに、ブノワ・トレルイエが、ラップ中にGTクラスのマシンと接触してしまいました。その結果、フロントフードの修理とペナルティによるタイムロスが重くのしかかりました。しかし、その後のイエローフラッグは、私たちに有利に働きました。チームの全員は、非常に良い仕事をしたと思います。一部のスタッフは、マシンの修理や、レース当日に最高のパフォーマンスを発揮できるように、徹夜で作業を続けていました。」

    マルセル・ファスラー(Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「私たちは、優勝してもおかしくありませんでした。しかし、レースにはアクシデントがつきものです。ドライブスルーペナルティは、少し厳しいのではないかと思っています。レースは、非常にスリリングな展開となりました。レース終盤に向けて戦略を変えたため、私は1回しかドライブしませんでした。そのため、アンドレは、2回のスティントを1セットのタイヤで走り切り、タイヤ交換をしなかったのです。」

    アンドレ・ロッテラー(Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「私たちは、素晴らしいレースを展開して、勝利を疑いませんでした。チームとメカニック全員は、最高の仕事をしてくれました。残念ながら、ペナルティによって勝利を逃してしまったことが心残りです。私は、自分の第2のホームグラウンドである日本でレースをすることができて、非常に幸せでした。しかし、どのチームも常に勝ち続けることはできないのです。2位という結果を受け入れなければなりません。2週間後の中国で、タイトルを決めたいと思います。」

    ブノワ・トレルイエ(Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「トヨタの前でゴールして勝利することが目標でしたが、結果として、それ程悪いレースではなかったと思っています。私たちは、ある程度のリスクを覚悟して、スタート直後から勝負に出るしかありませんでした。しかし、残念ながらレース中に事故を起こしてしまいました。わずか11秒の差で勝利に届かなかったことが残念です。しかし、ドライバーズポイントではトップを守り、さらにリードを広げました。」

    トム・クリステンセン(Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    「レース前のマシンの状態が非常に良かったので、今日の結果は本当に残念です。優勝争いをするはずだったのですが、コース上でラバーを拾ってしまい、大きくタイムロスしてしまいました。さらに残念なことに、アランがアクシデントに巻き込まれて、フロントフードにダメージを負ってしまいました。そのため、レースの終盤では、終始オーバーステアに悩まされました。大変な1日でした。中国では、素晴らしいフィナーレを迎えたいと思います。」

    アラン・マクニッシュ(Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    「非常に困難なレースでした。良いスタートを切ることができて、序盤は良いペースで走行していました。アンドレに抜かれてから、マシンが路面のラバーを拾いはじめました。それが原因で、ひどい振動が発生していたのです。トムも同じ問題を抱えていました。それでもバトルを続けましたが、安定して速いペースで走ることができませんでした。結果として、3位に入るのが精一杯でした。ドライバーズタイトルの獲得を目指しているので、今日の結果は残念です。上海では、非常に厳しい戦いを強いられることになります。タイトルを獲るにはレースに勝つしかありません。」

  • アウディ、WECでの連続優勝が途絶える

    アウディ、WECでの連続優勝が途絶える

    アウディは、サンパウロで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦で、今シーズン初めて優勝を逃した。

    Audi R18 e-tron quattroで出場したル・マン24時間レース優勝トリオのマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組は、トヨタに続く2位でレースを終了。3位には、Audi R18 ultraを駆ったルーカス・ディ・グラッシ / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組が入った。

    今回のレースで3月から続いていたアウディの連続優勝が途絶えた。

    2番手以下に4.5ポイントのリードを持って南アメリカでの戦いに臨んだル・マン優勝トリオの3人は、そのリードを7.5ポイント差に広げて帰国。全8戦のうち第5戦目となった今回、2台のアウディマシンとチームは素晴らしい戦いを繰り広げた。

    レース序盤、アラン・マクニッシュがブノワ・トレルイエを抑えて2番手を走行していたが、9ラップ目に、トレルイエがマクニッシュを抜いて順位を上げる。しかし、マクニッシュからゼッケン2号車Audi R18 ultraを引き継いだトム・クリステンセンがスピン、大きくポジションを落とした。

    ところがその後、ル・マン8回優勝ドライバーのクリステンセンは破竹の追い上げを見せる。コーションピリオド中に出されたピットレーン出口の赤信号に長く待たされ、2台目のセイフティカーの後ろでコース復帰させられたにも関わらず、クリステンセンは彼のスティントが終わる頃には、遅れの半分を取り戻していた。

    クリステンセンからAudi R18 ultraを渡されたルーカス・ディ・グラッシは、アウディでのデビューレースで非常に素晴らしいパフォーマンスを発揮。彼は今回のレースウィークを通じて1度もミスを犯さずに走っただけでなく、これまで経験したことがない多くのマシンとの混走状態の中でも見事な走りを見せた。

    ルーカス・ディ・グラッシは、最終スティントの序盤にアウディ勢の最速ラップタイムを記録するほどの走りで、初参加のチームでのレースでありながら、2番手にわずか14秒という僅差で3位となりました。3位でゴールしたことで、クリステンセンとマクニッシュは貴重な15ポイントを獲得。これによって年間チャンピオンランキングのトップと2番手の差が若干増加したが、バーレーン、日本、中国で行われる残る3戦で配分されるポイントは78ポイントもあり、タイトルの行方は未だわかりない。

    なお、マニュファクチャラーズチャンピオンシップは、3週間前の第4戦シルバーストン大会でアウディが獲得している。

    関連:トヨタ、WEC第5戦サンパウロで初勝利!

  • アウディ、WEC第4戦の勝利でマニュファクチャラーズチャンピオン獲得

    アウディ、WEC第4戦の勝利でマニュファクチャラーズチャンピオン獲得

    アウディが、今シーズンのFIA世界耐久選手権の折り返し地点ではやくも偉業を達成した。

    アウディは、FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦で、マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組が駆るAudi R18 e-tron quattroの1号車が総合優勝。ハイブリッド車初の総合優勝獲得という歴史的快挙を遂げたル・マン24時間レースでの勝利に続く2度目の総合優勝となった。

    アウディのレースカーはもっとも燃費が良いと言われているが、これは今回のWEC第4戦を見れば明らかだった。6時間におよぶ戦いの中、マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組が給油のためにピットインした回数はわずか6回だけ。これは、トヨタのハイブリッドマシンで出場して2位を獲得したニコラス・ラピエール / 中嶋一貴 / アレックス・ブルツ組と比べても2回少ない回数。

    アウディは、レース開始から2時間が経とうとする時、他のGTマシンとの接触アクシデントに巻き込まれたトレルイエが、不運にもストップ&ゴーペナルティを喫してしまい、32秒をロス。それにも関わらず、ゴール時には2番手に55秒以上のリードを生みだしていた。

    今回のレースでは総合優勝だけでなく、アウディにはもうひとつ、WECマニュファクチャラーズチャンピオン獲得という大きな偉業達成があった。1982年から1984年に掛けての世界ラリー選手権、1995年のFIAツーリングカーワールドカップに続いて、アウディはさらにもうひとつの世界チャンピオンを獲得した。

    その一方、ドライバーによる年間チャンピオン争いは面白い展開となってきている。今回で2度目の優勝を獲得したマルセル・ファスラー / アンドレ;ロッテラー / ブノワ・トレルイエの3人が、今年初めてランキングトップに躍り出た。全8戦のうち4戦を終えた現時点で、彼らとランキング2番手のトム・クリステンセン / アラン・マクニッシュとのポイント差はわずかに4.5ポイントしかない。

    そのトム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組は、今回のレースでは不運に見舞われた。2人が駆ったAudi R18 ultraが予定外のピットストップを余儀なくされ総合3位となった。クリステンセンからマクニッシュに交代して走り出してからわずか数周後、右リアタイヤにスローパンクチャーが起きてしまい、タイヤ交換のためにピットストップを行った。この結果、従来型V6 TDIエンジン搭載の彼らのマシンは、レース序盤に先頭集団に1ラップの差を与えてしまい、その後もハイブリッドマシン同士で戦われていたトップ争いに食い込むことが出来なかった。しかし、レース終了時点では2位のトヨタにわずか19秒差というところまで追い上げ続けていた。

    次回のWEC第5戦は、わずか3週間後に開催される。次戦では地元出身のドライバー、ルーカス・ディ・グラッシがトム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組に加わって闘う。

  • ウィリアムズの電気式フライホイール、アウディのル・マン優勝を支える

    ウィリアムズの電気式フライホイール、アウディのル・マン優勝を支える

    ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社の革新的な電気式フライホイール技術が、第80回ル・マン24時間レースでのアウディ R18 e-tron quattroによるハイブリッドマシン初の総合優勝を支えた。

    2012年のル・マン24時間レースは、初のハイブリッドカー対決となる、アウディの1号車と2号車が1-2フィニッシュを成し遂げた。

    ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社は、Audi R18 e-tron quattroのために完全に新しい、超軽量の電気式フライホイールを設計。マシンにシステムを完全に統合させるためにアウディのエンジニアと密接に作業してきた。

    ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社のシステムの特徴と利益は耐久レースに非常に適しており、それが他のテクノロジー(バッテリー、ウルトラキャパシタ、機械式フライホイール)と比較した際に、アウディのプロジェクトの決め手となった。

    アウディモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「アウディにとって歴史的な勝利だ。我々は直噴ターボ・ガソリンエンジンでル・マン初優勝を果たし、ディーゼルエンジンで初めて成功を収めた。アウディがハイブリッドカーで勝利を成し遂げた最初のブランドになったことは素晴らしい結果だ。前述の2つのテクノロジーと同様、まさに最初の走行で2台の R18 e-tron quattroが上位を占めることはより多くの意味がある」と述べた。

    ウィリアムズ・ハイブリッド・パワーのマネージングディレクターを務めるイアン・フォーリーは「ル・マンでのアウディの系譜により、このプロジェクトを成功させるにはプレッシャーがあったし、我々のテクノロジーがこの歴史的な勝利の一役を担えたことを非常に満足している」とコメント。

    「我々のフライホイール技術は、モータースポーツのアプリケーションとして世に出た。それ以来、他の様々な目的のために適用されているが、モータースポーツは常に心のそばにあり、モータースポーツは我々の技術にとって最高の実験場だ。我々は、革新的なハイブリッドシステムが環境に役立つだけでなく、高圧注入と燃費面でもレースカーの基本的なパフォーマンスを後押しできることを示した」

    関連:アウディ、ル・マン24時間レースでハイブリッド初の総合優勝

  • アウディ、ル・マン24時間レースでハイブリッド初の総合優勝

    アウディ、ル・マン24時間レースでハイブリッド初の総合優勝

    アウディが再びモータースポーツの世界で新たな偉業を達成した。80回目を数えた今年のル・マン24時間レースで、Audi R18 e-tron quattroがハイブリッドマシン初の総合優勝を獲得した。

    サーキットに詰めかけた約20万人の観客は、例年ル・マンで見られる数々のドラマに加えて、”Vorsprung durch Technik (技術による先進)”の感動的なデモンストレーションを目の当たりにした。アウディスポーツ チームヨーストからエントリーした4台のAudi R18は非常に安定した速さを見せ、1位、2位、3位、5位を獲得した。

    サーキットでレースを観戦していたAUDI AG取締役会会長のルパート・シュタートラ― は「世界でもっとも重要な耐久レースでおさめた今回の成功で、アウディのエンジニア達がもっている卓越した専門技術を、感動的にデモンストレーションすることが出来た。超軽量技術と融合されたAudi e-tron quattroは、まったく新しい技術にも関わらず、初参戦で優勝を獲得することが出来た。これはル・マンのようなレースでは、通常では難しいことであると考えられている。しかし今回の結果を通じて、非常に困難なことでもなし得ることが可能であること、そのためには事前の準備がいかに重要であるかを示すことが出来た」とコメント。

    アウディ11回目の総合優勝獲得の可能性は出場した4台のAudi R18のすべてにありましたが、378ラップを走り終えた時、ゼッケン1番のAudi R18 e-tron quattroを駆る昨年の優勝トリオ、マルセル・ファスラー(スイス)、アンドレ・ロッテラー(ドイツ)、ブノワ・トレルイエ(フランス)が再びトップでチェッカーフラッグを受けた。リナルド・カペロ(イタリア)、トム・クリステンセン(デンマーク)、アラン・マクニッシュ(イギリス)組も2位を獲得したことで、従来型アクスルに電動アクスルを融合した新しいタイプの4輪駆動システムが1-2フィニッシュを獲得。アウディはすでに、この新しい技術を量産モデルに反映させるためのテストを行っている。

    ル・マン初出場となったマルコ・ボナノミ(イタリア)、オリバー・ジャービス(イギリス)、マイク・ロッケンフェラー(ドイツ)は、従来型駆動システムのAudi R18 ultraを駆って3位に入賞し、2000年、2002年、2010年に続いてアウディ4回目となるル・マン24時間レースでの1-2-3フィニッシュ獲得に貢献した。もう1台のAudi R18 ultraで出場したロメイン・デュマス(フランス)、ロイック・デュバル(フランス)、マルク・ジェネ(スペイン)組は、5位でフィニッシュした。

    すべてのAudi R18には、VTGシングルターボ (2011年のル・マンで初採用) で過給された最新バージョンのコンパクトV6 TDIエンジンが搭載されてした。ル・マン参戦マシン用に新たに開発された、カーボンファイバーハウジングで構成された新型超軽量トランスミッションも5,151kmをノントラブルで走破。クワトロシステムと同様に、超軽量デザインもまた、アウディ新技術の核となっている。

    2台のAudi R18 e-tron quattroは、これら2つの技術を見事に融合したものとして、当初から今回のレースの主役とされていた。この2台の前に立ちはだかったのは、土曜日の夜に数ラップ前を走った1台のトヨタ ハイブリッドのみだった。しかし2台のトヨタのマシンが早々にリタイアしたことで、Audi R18 e-tron quattro同士の壮絶な優勝争いバトルが繰りひろげられた。土曜日の夜から日曜日の正午に掛けて、2台はわずか数秒の差で何度もトップが入れ替わるという展開を見せた。

    しかし、ゴールまで3時間を切った時、ポルシェカーブでアラン・マクニッシュがアクシデントに見舞われたことで、このバトルに決着がついた。アウディスポーツ チームヨーストはAudi R18 e-tron quattroがフロント部分に負った大きなダメージを記録的な早さで修復し、2位のポジションを守り抜きiた。レース序盤ではゼッケン2号車が、大きなタイヤかすがリアサスペンションに付着してしまったことで、およそ1ラップの遅れとなった。

    優勝したシャシナンバーR18-208H (ニックネーム・Electra) のマシンも、トラブルと無縁ではなかった。マルセル・ファスラーは、土曜日の午前中に2度トラックバリアに衝突。最初は高速コーナーでスピン、2度目はミュルサンヌカーブで真横に迫ってきたGTマシンを回避するためだった。ブノワ・トレルイエは、ピットレーン入口で1度スピンをしている。

    3位となったゼッケン4号車のAudi R18 ultraは、レース開始直後にリアサスペンションのチェックが必要となり、1ラップの遅れ。そして日曜の朝には、ギアが入らない現象が2回現れ、これを解消するためにイグニッションスイッチのオフ/オン作業を行い時間をロス。しかし、この作業の後は順調に走行を重ね、マルコ・ボナノミとオリバー・ジャービス達は自身初の、またマイク・ロッケンフェラーは昨年の大クラッシュから見事に復帰しての表彰台を獲得した。

    ほぼ同じ状況による2回のスリップアクシデントにより、ゼッケン3号車のAudi R18 ultraは、ロイック・デュバルがファステストタイムを記録していたにも関わらず、優勝のチャンスを逃してした。土曜日の夜、第1シケインでGTマシンをパスしようとしていたロメイン・デュマスがダートの乗り上げてしまい、トラックバリアに衝突。日曜の昼間、同じ悲劇がマルク・ジェネを襲った。どちらの際にも、アウディスポーツ チームヨーストのメカニックは驚くほど短時間でマシンを修復したが、両方合わせて12ラップを失ってしまった。

    レース終了直後に、アウディモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング ウルリッヒは「今回のレースは、おそらくル・マンでしか見ることの出来ない最高のレースだった。ル・マンではレース結果を早々に予測してはならないし、その教訓はやはり今回も日曜日の昼間になって現実のものになった。世界中の人達が我々の1-2-3-4フィニッシュに期待してくれていたが、我々の2台のマシンは突然、ほぼ同時にアクシデントに見舞われてしまった。アウディスポーツ チームヨーストのクルー達はアクシデント発生後、そもそもル・マンではアクシデントが頻繁に発生することが分かっていたので、非常に早いペースでマシンの修復を行ってくれた。レースを終えた今、私は今回の偉業獲得に向けてこの1年の激務を全うしてくれたアウディスポーツ全員にあらためて感謝の意を表したい。24時間レース用のハイブリッドマシンをこれほど短い期間で開発するということは、並大抵のチャレンジではないが、彼らは成し遂げた。2001年のTFSIエンジンや2006年のTDIエンジンの投入の時にも、我々は初参戦にも関わらず成功をおさめ、アウディが持つ技術力の高さや開発の狙いの正しさを証明してきた。そして今日もまた、アウディスポーツ、アウディ、そしてAudi e-tron quattroにとって最良の日となった」とコメント。

    ル・マンでの11回目の総合優勝獲得によって、アウディは世界耐久選手権のリードを広げた。リナルド・カペロ、トム・クリステンセン、アラン・マクニッシュは、世界選手権ドライバーズランキングで2番手のポジションに返り咲いた。

    【アウディチームドライバーのコメント】

    マルセル・ファスラー(Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「素晴らしいレースだった。目まぐるしく状況が変わっていたが、私は素晴らしいチームで走れたと思っている。メカニック達はアクシデントの後、驚くほどのスピードでマシンを修復してくれた。そしてチームメイトのドライバー達も、いつもの通り素晴らしい走りをしてくれた。アウディにとって今日は素晴らしい日になったと思う。総合優勝を獲得したというだけでなく、Audi e-tron quattroという最新技術が1-2フィニッシュを獲得したことが、何より素晴らしい結果だった」

    アンドレ・ロッテラー(Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「Audi R18 e-tron quattroは非常に優れたマシンで、その信頼性も非常に高いものだった。再び優勝出来たことは本当に凄いことだ。素晴らしく気持ちが良い。レースは非常に激しい展開だった。レース序盤、去年はプジョーと、今年はトヨタとのバトルを繰り広げていた。残念なことにライバル達はリタイアしたが、その後はゼッケン2号車と激しいバトルを展開していた。アウディスポーツは、私たち全員に等しく優勝のチャンスを与えてくれた。チームメイト同士でも真剣勝負が許され、これこそがレースという感じであった。昨年、2つの大きなアクシデントの末にプジョーと戦った経験を活かし、今年もチーム全員がさらなる成長を遂げていた。そしてアウディ同士でのバトルを経験したことにより、我々はさらに大きく成長したと思う」

    ブノワ・トレルイエ(Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    「今年はコースがとても混雑していたので非常にタフなレースだった。他のマシンをパスするためにレコードラインから外れた途端に非常に滑りやすくなるために、かなり慎重に走らざるを得なかった。それには、非常に難しいコントロールが求められた。日曜日の朝、我々はチームメイトのマシンととてもスリリングでフェアなバトルを繰り広げた。2台のAudi R18 e-tron quattro同士のバトルは、ハイブリッドマシンが持つ高いポテンシャルを見事に証明したと思う。とにかく、再び表彰台のトップに登れたことを嬉しく思っている」

    【ル・マン24時間レースの結果】

    1.ファスラー/ロッテラー/トレルイエ
    (Audi R18 e-tron quattro) 378Laps
    2.カペロ/クリステンセン/マクニッシュ
    (Audi R18 e-tron quattro) -1Lap
    3.ボナノミ/ジャービス/ロッケンフェラー
    (Audi R18 ultra) -3Laps
    4.プロスト/ヤニ/ハイドフェルド
    (Lola B12/60 Coupe-Toyota) -11Laps
    5.デュマス/デュバル/ジェネ
    (Audi R18 ultra) -12Laps

  • アウディ、ル・マン24時間レースのポールポジションを獲得

    アウディ、ル・マン24時間レースのポールポジションを獲得

    アウディは、ル・マン24時間レースの予選でハイブリッドドライブを搭載したAudi R18 e-tron quattroがポールポジションを獲得した。

    リヤアクスルを駆動するTDIパワーと、フロントアクスルを駆動する電気モーターをインテリジェントに組み合わせたカーナンバー「1」のAudi R18 e-tron quattroは、木曜日の夜に行なわれた最終予選で、22:00を少し過ぎた時間に、アンドレ・ロッテラーが3分23秒787のファステストラップを記録。このタイムは、昨年のベストタイムを約2秒も上回った。

    「マシンは、レールの上を走っているようでした。ただただ驚くばかりです」と、アンドレ・ロッテターはコメント。

    「アウディスポーツのスタッフが最高の仕事をしてくれたおかげで、ルマンで初めてポールポジションを取ることができました。彼らには本当に感謝しています!」

    ル・マン予選でその圧倒的なパフォーマンスを披露したのは、Audi R18 e-tron quattroだけではない。世界選手権のポイントランキングでトップを走るロイック・デュバルが駆るカーナンバー「3」の従来型パワーユニットを搭載したR18 ultraは、わずか0.291差で2位に入った。

    「予選の最速ラップは完全にフリーな状態ではなかったので、もっとタイムを上げることができたはずです」とロイック・デュバルはコメント。

    「それで、自分のタイムが破られると思ったのです。しかし、私たちの目標はトヨタの前からスタートすることでしたので、その意味では目標は達成されました」

    ル・マンの優勝記録保持者であるトム・クリステンセンがドライブするカーナンバー「2」のAudi R18 e-tron quattroは、4位のラップタイム(3分25秒433)を記録し、3位に入ったトヨタのハイブリッドマシンのすぐ後方からスタートする。ルマン初挑戦となるマルコ・ボナノーミがステアリングを握るカーナンバー「4」のAudi R18 ultraは、6番グリッド(3分26秒420)を確保。これによって、アウディスポーツ・チームヨーストから参戦した4台のマシンすべてが予選スタートの3列目以内に入った。

    ル・マンにおけるアウディのポールポジションは、2000年、2001年、2002年、2004年、2006年、2011年に続き、今回で7回目となる。毎回、アウディのマシンはフロントローを独占してきたが、2種類の異なる技術によるマシンが1列目に並ぶのは今回が初めて。

    アウディモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒ「トヨタのハイブリッド2台を凌ぎ、史上初めてハイブリッドマシンでルマンのポールポジションを獲得したことを、もちろん誇りに思っています」は述べた。

    「しかし、これはまだ非常に小さなステップに過ぎません。目の前には、レースに勝つという、より大きな目標があります。いつものことですが、2日間行なわれたプラクティスセッションでは、ほとんどレースのセットアップに集中していました。その結果、マシンを非常に運転しやすい状態に仕上がることができました。また、これまでのところ、信頼性にもまったく問題はありません。しかし、これまで私たちが常に申しあげてきたとおり、ルマンで速さを発揮するのはディーゼルのみではないということが、今回の予選で明確になったと思います。ハイブリッドとディーゼルによる今回のダブルポールは、最高の状態にマシンを仕上げてきた、チーム全体のハードワークの賜物です」

    第80回となるルマン24時間レースは、土曜日の現地時間15:00(日本時間16日22:00)にスタートし、世界中の数多くのテレビ局がこのレースを生中継する予定。アウディでは、www.audi-liveracing.comでレースのライブストリーミングを提供。視聴者は、Audi R18のオンボード映像によるレースの模様を楽しむことができる。

    今年のル・マン24時間レースでは、333台が限定生産されるAudi A1 quattroがフォーメーションラップを先導する。

    Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)
    「アウディがフロントローを独占できたことは、大変に素晴らしいことです。期待されていた通り、Audi R 18 e-tron quattroは、Audi R18 ultraよりも若干速いタイムをマークしました。同時に、ライバルであるトヨタとの差も接近していることが分かりました。それでも、予選ではアウディが先行しています。これは、レースではあまり重要な意味を持っていないかもしれませんが、良い材料であることには違いありません。もっとも重要なことは、レースが終わるまでしっかりとモチベーションを保って、チーム全員がハードワークを続けることです」

    ラルフ・ユットナー (アウディ スポーツ チームヨースト、テクニカルディレクター)
    「私たちは、まったくトラブルなしに予選を終了することができました。4台のマシンすべてを順調に仕上げることができたと思っています。すべてのドライバーが、マシンに大きな信頼を持っています。彼らは、コンスタントに速く走ることができます。しかし、すべてのマシンは、給油やタイヤ交換のためのピット作業を行なわなければなりません。私たちは、これらの作業を他のチームよりもうまく行なう必要があります。なぜなら、レースの様々な要素に加えて、サーキットのトラフィックは大きな問題となるからです。最終的に、トヨタはフレッシュタイヤを1セット多く使用しています。彼らは、非常に速いペースで走っています。予選で3位に入ったことは、素晴らしいことだと思います。最初のレースでこの結果は賞賛に値するでしょう。このことは、私たちがトヨタの存在を決して忘れてはならないことを示しています。完璧な作業を行なってくれたチームの皆には感謝しています。彼らは、時には夜中まで働いていました。彼らの働きによって、ドライバーの自信も深まっています」

    マルセル・ファスラー (Audi R18 e-tron quattro #1)
    「まず最初に、アンドレ(ロッテラー)のスーパーラップを祝福したいですね!彼は、ロイック デュバルにトップタイムを奪われた後、さらに反撃に出ました。本当にすごいと思います。彼のことを尊敬します。マシンの状態は良好です。夜間と昼間の両方で、良いリズムが掴めています。R18 e-tron quattroは運転しやすいマシンなので、レースには自信を持っています。これは、24時間レースでは非常に重要なことです」

    アンドレ・ロッテラー (Audi R18 e-tron quattro #1)
    「ポールポジションを獲得して最高の気分です。もちろん、レースでは多くのことが起こると思いますが、R18 e-tron quattroが最強のマシンであることを、我々のパフォーマンスが証明したのです。この1年間、懸命な作業を続けてくれたチームのスタッフ全員にお礼を言いたいと思います。わずか1セットのニュータイヤと、たった1週のフリーラップをものにして、最高の結果を出すことができました。私たちのマシンがスピードで勝っていることが分かって良かったです。ライバルも負けていませんからね。トヨタも、予選の後半でその実力を示してみせました。レースでは最高のポジションからスタートを切ることができ、ここ数日間のメカニックのハードワークに応えることができたと思っています」

    ブノワ・トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro #1)
    「予選の結果には大いに満足しています。すべてがプラン通りに進みました。アンドレ(ロッテラー)のファステストラップで、フロントローを確保できました。これからは、レースのセットアップに集中したいと思います。良好なセットアップは既に見つけているので、レースでは自信を持っています。マシンの状態は非常に良いので、いつでも24時間レースのスタートを切ることができます」

  • アウディ、ル・マン24時間レースをライブストリーミング中継

    アウディ、ル・マン24時間レースをライブストリーミング中継

    アウディは、ル・マン24時間レースをライブストリーミング中継する。

    アウディは、ル・マン24時間レースの特設サイト「Audi Liveracing」を開設。レースをライブストリーミング中継する。

    ル・マン24時間 決勝レースは6月16日(土)の日本時間22時(現地時間15時)にスタートする。

    ■Audi Liveracing
    http://www.audi-liveracing.com/

    アウディは、ル・マン24時間レース開催まで残り2週間となった6月3日に実施された公開テスト走行で、ゼッケン2号車のAudi R18 e-tron quattroをドライブしたアラン・マクニッシュがトップタイムを記録。それぞれ各2台のAudi R18 e-tron quattroとAudi R18 ultraは全車合計で4,497kmを走破し、最速ラップの1,2,3,6位を獲得している。レース本番に向けて万全の準備を整えている。

    ディエター・ガス(アウディレース部門代表)
    「これから2週間で始まるレース本番に向けて、有効かつ重要なデータを数多く収集することが出来ました。ウインターテスト、スパでのレース、そして今日の結果を考え合わせ、我々の準備は非常に良い方向で進んでいると考えています。今日はすべてが完璧であったわけではなく、午前中には各種の調整のためにテストを中断せざるを得ない状況もありました。その一方で、ようやく最大のライバルであるトヨタのマシン出会うことができました。とにかく、チームスタッフは期待通りの働きが出来、マシンの速さも充分であることが分かりましたので、本番では非常に楽しいレースを展開出来ると考えています」

  • アウディ、ドゥカティの買収にむけて交渉

    アウディ、ドゥカティの買収にむけて交渉

    アウディが、ドゥカティの買収にむけて交渉していると複数のメディアが報じている。

    匿名の関係者のコメントとして報じられたところによると、アウディは8億5000万ユーロ(約920億円)でドゥカティの買収を検討しており、そこには約8億ユーロの債務継承分も含まれるという。また、アウディは4月中旬まで優先交渉権を持っているという。

    ドゥカティは1998年からアメリカの投資会社インベストインダストリアル参加に入っている。

    アウディを傘下に持つフォルクスワーゲンは、シュコダ、ランボルギーニなど9つのブランドを有している。

    本件について、アウディ、ドゥカティ双方ともにコメントを控えている。