F1スペインGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。9月11日(金)にマドリンクで2026年のF1世界選手権 第14戦 スペイングランプリのフリープラクティス2が行われた。
トップタイムを記録したはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は8番手。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが17番手、ランス・ストロールが20番手だった。
■ アントネッリが最速 フェラーリ勢が0.15秒以内
フリー走行2回目はアンドレア・キミ・アントネッリが1分33秒662でトップ。シャルル・ルクレールが0.113秒差、ルイス・ハミルトンが0.149秒差で続き、メルセデスとフェラーリが上位3台を占めた。FP1最速だったジョージ・ラッセルは0.337秒差の5番手となった。
■ リンドブラッド4番手もクラッシュで赤旗
レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドは1分33秒890を記録して4番手につけたが、終盤にターン13でリアを失ってバリアにクラッシュ。マシンの前後をヒットさせ、セッションは赤旗中断となった。本人は自力でマシンを降りている。
■ 角田裕毅は8番手 リンドブラッドとの差は0.868秒
角田裕毅は1分34秒758で8番手。チームメイトのリンドブラッドからは0.868秒差、トップのアントネッリからは1.096秒差だった。途中には低速走行していたハミルトンに進路を妨げられてアタックを断念する場面もあったが、24周を走行して初日のデータを積み重ねた。
■ ノリスはギアボックス問題でわずか2周
ランド・ノリスは序盤にギアボックスの異常を訴えてピットへ戻り、マクラーレンはギアボックス交換を決断。作業はセッション終了までに間に合わず、ノリスはわずか2周でタイムを記録できなかった。初開催のマドリンクで貴重な走行時間を大幅に失う結果となった。
■ フェルスタッペン6番手 ステアリングの重さを訴える
マックス・フェルスタッペンは一時トップタイムを記録したものの、トラックリミット違反で抹消。最終的には1分34秒063で6番手となった。終盤には「ステアリングが突然重くなった」と無線で訴えており、レッドブル・レーシングにとって確認が必要な材料となった。
■ ローソンもウォールに接触 レッドブル勢に不安定さ
リアム・ローソンは10番手。リンドブラッドがクラッシュしたのと近い時間帯にリアを失い、フロントとリアのタイヤをウォールに当てる場面があった。大きなダメージは避けたが、ペースを上げるにつれてマシンが神経質になる様子がみられた。
■ アストンマーティン・ホンダは苦戦 アロンソ3.118秒差
アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソが17番手でトップから3.118秒差、ランス・ストロールが20番手で3.611秒差と下位に沈んだ。アロンソはFP1後のスタート練習で発生したクラッチトラブルの修復に時間を要し、走行開始が遅れた。ストロールも終盤にマシントラブルを抱え、スロー走行でピットへ戻っている。
■ 高温と交通が大きな課題に
路面温度はセッション序盤に53度まで上昇し、タイヤのオーバーヒートが各車の課題となった。また、ブラインドコーナーの多いマドリンクではトラフィックも頻発。角田がハミルトンに引っかかったほか、アロンソやルクレールも他車に妨げられ、予選ではさらに深刻な問題になる可能性が浮上した。
■ 初開催マドリンクでセットアップの最適解はまだ見えず
初開催のF1スペインGPだけに、各チームともマドリンクでのセットアップを模索している段階だ。特にソフトタイヤではリアの安定性とタイヤ温度管理が難しく、リンドブラッドのクラッシュを含めて限界付近での挙動の厳しさが表面化した。土曜日のFP3では予選に向けてさらにセットアップを詰めることになる。

F1スペインGP フリー走行2回目 結果・タイムシート
| 順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | 1分33秒662 | 24 | |
| 2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分33秒775 | 0.113 | 26 |
| 3 | 44 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1分33秒811 | 0.149 | 23 |
| 4 | 41 | アービッド・リンドブラッド | レーシングブルズ | 1分33秒890 | 0.228 | 15 |
| 5 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分33秒999 | 0.337 | 25 |
| 6 | 3 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・レーシング | 1分34秒063 | 0.401 | 22 |
| 7 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分34秒200 | 0.538 | 24 |
| 8 | 22 | 角田裕毅 | レーシングブルズ | 1分34秒758 | 1.096 | 26 |
| 9 | 31 | エステバン・オコン | ハース | 1分34秒867 | 1.205 | 26 |
| 10 | 30 | リアム・ローソン | レッドブル・レーシング | 1分34秒938 | 1.276 | 21 |
| 11 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分34秒959 | 1.297 | 21 |
| 12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アウディ | 1分35秒060 | 1.398 | 22 |
| 13 | 98 | ガブリエル・ボルトレト | アウディ | 1分35秒170 | 1.508 | 25 |
| 14 | 87 | オリバー・ベアマン | ハース | 1分35秒203 | 1.541 | 26 |
| 15 | 43 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1分35秒886 | 2.224 | 22 |
| 16 | 55 | カルロス・サインツJr. | ウィリアムズ | 1分36秒291 | 2.629 | 25 |
| 17 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分36秒780 | 3.118 | 16 |
| 18 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分36秒936 | 3.274 | 22 |
| 19 | 11 | セルジオ・ペレス | キャデラック | 1分37秒195 | 3.533 | 24 |
| 20 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分37秒273 | 3.611 | 20 |
| 21 | 77 | バルテリ・ボッタス | キャデラック | 1分37秒727 | 4.065 | 24 |
| 22 | 1 | ランド・ノリス | マクラーレン | タイムなし | 2 |

















