カテゴリー: F1シンガポールGP

  • マックス・フェルスタッペン 「パフォーマンス面では最悪のレース」

    マックス・フェルスタッペン 「パフォーマンス面では最悪のレース」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPの決勝レースは、パフォーマンス面ではオーストリア以降で“最悪のレース”だったし、今後、チームが勝利できると予想されるトラックへの“ウェイクアップコール”になったと語った。

    レッドブル・ホンダ有利と予想されたマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットだったが、マックス・フェルスタッペンは予選ペースでフェラーリとメルセデスに匹敵することができなかった。

    レースでは、メルセデスが“戦略ミス”だったと認める第1スティントを延ばしたルイス・ハミルトンをピットストップでアンダーカットしてマックス・フェルスタッペンは3位表彰台を獲得。1周目のインシンデントで台無しとなった過去2戦に比べれば改善を果たした。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは3位表彰台しか争えなかったことに満足していない。

    「十分ではなかった」とマックス・フェルスタッペンはF1シンガポールGPの週末を振り返った。

    「僕たちは勝つためにここに来たけど、明らかにそうではなかった。レースよりも予選が酷かった。でも、ちょっとしたウェイクアップコールだったと言える」

    「パフォーマンス的にオーストリア以降で最悪なレースだったかもしれない。本当にうまくいくと期待していた場所だ」

    「失敗した理由がいくつかあるので、それらすべてを分析し、ソチまでに向上させられるかどうか確認するつもりだ」

    「レイアウトは僕たちにとってそれほど素晴らしいものではなかったが、マシンがコーナーで機能しているかしれいないかははっきりとわかると思う」

    「あまりにもコーナーが多いここでは、望んでいたようにクルマが機能していなかったと思う。戻って何か良くできるかどうか見てみるつもりだ」

    マックス・フェルスタッペンは、メルセデスのルイス・ハミルトンの前に出られたことには満足しているが、前のフェラーリに対しては何もできなかったと語る。

    「少しは追いかけることができた。攻撃する立場にはいなかったけど、少なくとも前のマシンを追うことはできた。決してそこまで引き離されはしなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「もちろん、最初はタイヤ管理が重要だったので、私は本当にゆっくり運転していた。僕たちは適切なタイミングでピットインしたと思うし、ルイスをアンダーカットした。そこはとても前向きだった。それ以降はセーフティカーのリスタートについても警戒し続けていた。僕たちはすべてをうまく管理し、予選での困難を乗り越えて表彰台に立つことができた」

    レッドブルのチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、チームにとって困難な週末だったと認める。

    「予選のパフォーマンスにあまり満足していなかったので、4番グリッドから3位はおそらく期待できる最高の結果だった」とエイドリアン・ニューウェイはコメント。

    「メルセデスはリスクを冒した。ピットストップしていれば、我々は抑えられていただろうし、オーバーテイクしなければならなかっただろう」

    「我々は追い抜くことができた。オプションタイヤが非常に素早く落ちたのが問題だった。実際、ルイスはその列の先頭にいる(アントニオ)ジョビナッツィよりも速くなかった」

  • ルノーF1チーム、ヒュルケンベルグが9位入賞 / F1シンガポールGP

    ルノーF1チーム、ヒュルケンベルグが9位入賞 / F1シンガポールGP

    ルノーF1チームは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ニコ・ヒュルケンベルグが9位、ダニエル・リカルドは13位でレースを終えた。

    シリル・アビテブール(マネジングディレクター)
    「今日は“こうなっていたかも”という感覚がある。週末を通して、予選でもレースでもまずまずのペースを示していたが、ニコの2ポイントだけというのは、彼が1周目のカルロスとの接触で後方まで下がっていたことを考慮しても、彼にとってもチームにとっても少なすぎる報酬だ」

    「レースは多くのインシデントによって損なわれ、我々はそこから利益を得ることができなかった。予選失格からのダニエルの復活はこのようなコースで注目に値するものだったが、接触によってまた一からやり直しとなってしまった。再びスターティングポジションがいかに重要かが示された。それでも、スパやモンツァとは大きく異なるトラックでこの競争力レベルを取り戻せたことは励みになった。マシンが良くなっているという兆候であり、まだ今シーズンを見限ってはいけないということだ」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(9位)
    「今日求めていた結果ではなかったが、レースから得られるものがあって満足している。1周目に接触すると常に難しくなるけど、落ち着いて、粘りのレースでなんとか2ポイントを獲得することができた。1回目のセーフティカーはちょっとラッキーだったし、そのおかげでミディアムを履いてポジションを上げることが可能になった。毎年ここはいろいろなことが起きるし、常に有利な状態にいなければならない。ここはオーバーテイクがとても難しいけど、うまくオーバーテイクできたので満足している」

    ダニエル・リカルド (13位)
    「今日は長いレースだったが、このような形で終えることになり残念だ。スタートでは何台かオーバーテイクして楽しかったし、まずまずの位置にいた。そこで自信を得て、リズムに乗ることがでいた。僕たちはすべてのボックスにチェックを入れ、集団になっていたほぼ全員を抜くことができた。それがインシデントで全て振り出しに戻たし、パンクにとって僕たちのレースはほぼ終わった。今日の僕たちはもっと良い結果にふさわしかった」

  • アルファロメオ、ジョビナッツィが3度目の入賞 / F1シンガポールGP

    アルファロメオ、ジョビナッツィが3度目の入賞 / F1シンガポールGP

    アルファロメオ・レーシングは、F1シンガポールGPの決勝レースで、アントニオ・ジョビナッツィが10位、キミ・ライコネンはリタイアでレースを終えた。

    フレデリック・バスール(チーム代表)
    「ジェットコースターのようなレースで1ポイントを獲得できたのはポジティブだが、今夜の展開を考えると少し悔やまれる。アントニオは素晴らしいなレースを走り、ほぼミスを犯すことなく、セーフティカーがあと数周早くに導入されていれば、彼にとって信じられないほど素晴らしい結果となっていたかもしれない」

    「アントニオは、ダメージを受けたマシンにもかかわらず、ポイントを確保することができたが、“タラレバ”の感覚が残っている。キミも非常に堅実なレースを戦い、スタート位置からいくつもポジションを上げ、ポイント獲得間近だった。残念ながら、劣化したタイヤと格闘している時にクビアトとのアクシデントに巻き込まれてレースを終えることになった。結局のところ、1ポイントは1ポイントだが、来週のソチではもっと多くを目指していく」

    アントニオ・ジョビナッツィ(10位)
    「激しいバトルのレースだった。自分とチームのために1ポイントを持ち帰ることができたのは嬉しいけど、もっと上位でフィニッシュできたはずとも感じている。理想よりもミディアムでの第1スティントを伸ばしてしまったけど、後から振り返るのは簡単だ。もっと早くピットインしていたら、7番手にいたノリスの前にいたかもしれない。タイヤの寿命の終盤は苦労したし、ダニエル(リカルド)との接触も助けにはならなかったた。フロントサスペンションにダメージを負ったまま残りのレースを走らなければならなかった。ステアリングが片側に引っ張られてしまい本当に大変だったけど、なんとしてもポイントが獲りたかったし、最後までこのポジションのために戦った。レースをリードしてフェラーリやメルセデスとトップ争いをするのは素晴らしい気持ちだった。家族の誰かがあのときの順位表のスクリーンショットを取っていてくれていることを願っているよ!」

    キミ・ライコネン(リタイア)
    「期待していたレースの結末とはほど遠いけど、仕方がない。僕のタイヤは劣化していたけど、最初のリスタートの後ではポジションを守れることができた。2回目のリスタートではタイヤが冷え切ってしまいポジションを3つ失った。それからは苦戦した。ダニール・クビアトとの事故で僕のレースは終わってしまったけど、どのみちたいした結果にはならなかった。ストレートで見たときには彼はかなり後ろにいたし、ターンインしようとしたときに彼が視界の片隅に入ったけど、反応するには手遅れだった」

  • レーシングポイント、不運が重なりノーポイント / F1シンガポールGP

    レーシングポイント、不運が重なりノーポイント / F1シンガポールGP

    レーシング・ポイントF1チームは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ランス・ストロールが13位、セルジオ・ペレスはリタイアでレースを終えた。

    オトマー・サフナウアー(チーム代表)
    「我々はロングゲームをしていて、レースが残り3分の1に差し掛かった時点では2台ともポイント獲得に向けて順調に進んでいた。不運なことにセーフティカー後のリスタートの1つで状況が崩れてしまった」

    「ランスはウォールにマシンを引っかけてパンクを起こし、彼のチャンスは終わった。セルジオはトップ10を走っていたが、オイル漏れが検知されたため、パワーユニットを保護するためにすぐにマシンをリタイアさせざるを得なかった。とにかく我々の日ではなかったし、チャレンジングな週末としては期待外れな結末だった。我々はこのようなレースから学ばなければならない。ロシア巻き返せるように懸命に仕事をしていく」

    セルジオ・ペレス(リタイア)
    「非常にがっかりしている。かなり要求の厳しいレースだっが、僕たちにとっていい流れで進んでい。僕たちは戦っていたし、辛抱強くアクシデントを避けていた。ここではそれが最優先だ。ポイント獲得に向けて最後まで順調に進めているように見えた。残念ながら、オイル漏れが発生して、チームからリタイアするよう言われた。今日はポイントを獲得できるという感触があったので本当に悔しい」

    ランス・ストロール
    「波乱に富んだレースだったけど、今日は僕たちの思うようにはいかなかった。良いスタートを決めて、強さもありそうだった。でも、セーフティカー後のリスタートでミスをして、ウォールに近づきすぎてパンクさせてしまった。シンガポールではウォールと距離を取り続けることが重要なので、その後は懸命に頑張った! 新しいノーズに交換するためにピットに入らなければならず、多くのタイムを失ったし、残念な後退だった。今日はポイントを獲得できる好位置につけていたと思うので本当に悔しい。僕たちにとっては忘れるべき週末なのは確かだ」

  • ハースF1チーム、ポイントまであと一歩届かず / F1シンガポールGP

    ハースF1チーム、ポイントまであと一歩届かず / F1シンガポールGP

    ハースF1チームは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ロマン・グロージャンが11位、ケビン・マグヌッセンが17位でレースを終えた。

    ギュンター・シュタイナー(チーム代表)
    「我々にとってエキサイティングなレースだったのは確かだ。最終的にポイントは獲得できなかったが、全体的にみんながよく頑張ってくれたと思う」

    「少し不運もあったが、過去2レースに比べればはるかにマシだ。レース前に誰かにこの結果を教えられていても信じなかっただろう。ポイントなしの11位と17位でフィニッシュだ。悪いタイミングで悪い場所にいたこともあった。チームは良い仕事を果たしたと思う。顔を上げて、前に進み続ける。いずれ我々の番が来ると思っている」

    ロマン・グロージャン (11位)
    「ポイントからそう遠くなかった。ケビンは序盤に素晴らしいレースを戦っていたし、僕が後方で苦戦しているときにはトップ10に食い込んでいた。僕たちは別々の戦略を試した。ミディアムタイヤでかなり長くステイアウトした。セーフティカーが入るのを待っていたが、自分がジョージ(ラッセル)と接触して導入された。映像を見てみる必要があるが、僕はあのコーナーの出口でできる限り左に寄ったつもりだ。ランオフエリアがない場合、行き場がないし、僕がウォールにぶつかって、そのあと2人が接触した。僕にはもうあれ以上のスペースは残っていなかった。レース終盤にまたセーフティカー期間があって巻き返すことができた。力を尽くして懸命にバトルしたが、ある時点からタイヤのデグラデーションが激しすぎた。最後の数周はちょっと感情的になってしまった!」

    ケビン・マグヌッセン (17位)
    「残念ながら、ファステストラップを記録したところで僕にとっては何の価値もない。トップ10を争っていたけど、セーフティカーのタイミングが不運だった。必死に頑張ったし、自力でトップ10に食い込めるようにかなり良い仕事をしていたと思うけど、運や幸運なピットストップもなかった。1周目は良かったし、マシンのペースも良かった。でも、その後のセーフティカーがすべて僕らに不利に働いた。それに加えてフロントウイングにゴミ袋を拾ってしまって、それを取り除くためにピットに入らなければならなかった。そこからは最悪だ、良いレースになるはずだったし、チームのみんながこれだけすごい仕事をしてくれていたのに、あんな形で取りこぼすなんて本当に気分が悪い」

  • ウィリアムズ、連続完走記録が途絶える / F1シンガポールGP

    ウィリアムズ、連続完走記録が途絶える / F1シンガポールGP

    ウィリアムズは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ロバート・クビサが16位、ジョージ・ラッセルがリタイアでレースを終えた。

    デイブ・ロブソン(シニアレースエンジニア)
    「3回のセーフティカー導入で2時間レースの制限に近づく長く難しいレースだった。ジョージは残念なことにスタート直後に接触されてフロントウイングにダメージを負った」

    「その後、プライムのコンパウンドでロングスティントを走り、オープンエアでは好ペースを発揮していたが、グロージャンとのバトルの末、ウォールにぶつかってレースを終えることになった。ロバートは序盤のスティントでペースに苦戦したが、プライムのコンパウンドを履いた第2スティントは満足できるようになっていた。度重なるセーフティカーで同一周回にとどまり、集団にもついていくことができた。最後のリスタートではマグヌッセンが使い古したタイヤにかなり苦戦しており、ロバートがオーバーテイクを成功させて16位フィニッシュを遂げた。最後に履いたタイヤセットにバランスの問題を抱えていたため、その難しさを考えれば、最後までレースを管理する本当に素晴らしい仕事を果たしてくれたと思う。チームにとっては難しい週末となり、さらに今シーズン初のDNFを喫してしまったが、それでもシンガポールで過ごした時間からいくつか有益な点も得られた。今後、これが利益を生むはずだ。管理するのが難しいレースだったが、チームは力を合わせて非常にうまく取り組み、状況もしっかりと管理した」

    ロバート・クビサ(16位)
    「このレースがドライバーやマシン、タイヤにもたらす、ありとあらゆる困難にかなりうまく対応できたと思う。最後のタイヤセットはバランスに問題があったので、終盤の20周はものすごくチャレンジングだった。結果は最高ではないし、それは予想していたことだが、このレースの厳しさを考えると、このレースのゴールとして達成したものはとても大きいと思う。2~3年前の自分の状態は分かっているし、僕がこれだけ良いレースを戦えるなんて誰も信じていなかったはずだ」

    ジョージ・ラッセル(リタイア)
    「スタートから散々なレースだった。1コーナーでロバートとダニエル(リカルド)に挟まれてしまった。仕方ないことだけどね。レースが進むにつれてペースは良くなったように思えたけど、グロージャンがターン8のエントリーでオーバーテイクを仕掛けてきた。エイペックスでサイド・バイ・サイドになり、僕が勢いよくインサイドに飛び込んで彼よりも十分前に出た状態でコーナーを抜けた。その時点でアウトサイドにいる人は譲るべきだ。その次に起きたのは彼のフロントウイングが僕の左リアにぶつかり、僕はウォールにぶつかってしまった。まずまずの週末になりそうだったが、そのチャンスを逃すことになってしまった」

  • 2019年 F1 シンガポールGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 シンガポールGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    3番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルが優勝し、フェラーリに3連勝をもたらした。ベッテルは、ピットストップ戦略によって、チームメイトのシャルル・ルクレールを抜くことに成功した。ポールからスタートしたルクレールが2位でフィニッシュし、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが3位を獲得した。セーフティーカーが3回導入されたフィジカル面で厳しいレースで、トップ7が同じ戦略を採用した。

    キーポイント
    ・トップ9グリッドのドライバーがソフトでスタートし、トロ・ロッソのピエール・ガスリーを除く他のドライバーがミディアムでスタートした。11番グリッドからハードでスタートしたガスリーは、8位を獲得した。

    ・ベッテルは、「アンダーカット」に成功し、チームメイトに代わってトップに立った。ライバルたちよりも長い第一スティントを走行する戦略を採ったメルセデスのルイス・ハミルトンは、フェルスタッペンにアンダーカットされ4位でフィニッシュした。

    ・レース前半はペースマネジメントが見られた。

    ・レース後半に3度セーフティーカーが導入され、シンガポールグランプリでのセーフティーカー導入率100%の記録は今年も維持された。

    ・ルノーの両ドライバーは、代替戦略を余儀なくされた。ダニエル・リカルドは最後方グリッドからスタートし、ニコ・ヒュルケンベルグはオープニングラップでの接触によって同ラップでハードへ交換した。マクラーレンのカルロス・サインツも同様に1周でハードへ交換した。

    ・上位勢が同じ戦略を採った中、中段グループでは広範囲に渡る戦略が展開され、様々な1ストップおよび2ストップ戦略が見られた。

    各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ハード C3:全ドライバーが使用し、不可欠なレースタイヤとなった。ガスリー、ヒュルケンベルグ、サインツらによる非常に長いスティントも見られた。

    ・ミディアム C4:アルファロメオのアントニオ・ジョヴィナッツィがミディアムで長い第一スティントを走行し、一時トップに立った。

    ・ソフト C5:レース前半、タイヤマネジメントが必要とされる中、ハミルトンがソフトでの最長オープニングスティントを走行した。

    マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
    「タイヤ戦略が鍵となった興味深いグランプリでした。長いレースの後半に向けて、前半は燃料とタイヤをセーブするペースマネジメントが見られました。セーフティーカーは、大きなアドバンテージを即座に消してしまうことから、セーフティーカー導入を想定したタイヤマネジメントが必須要素となりました。3度のセーフティーカー導入は、タイヤの摩耗とデグラデーションをミニマムにしました。リアタイヤからの大きなトラクションを必要とするシンガポールでは、リアを保護するためにフロントに大きな負荷をかけるセッティングを行う傾向にあります。そのような状況下での、今日の摩耗とデグラデーションレートには満足しています。上位7名が使用したソフトからハードへ繋ぐ戦略が最適な戦略となりましたが、全3種類のコンパウンドは重要な役割を果たし、多様な戦略が展開されました。見応えのあるレースで、ワンツーフィニッシュを達成したセバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレール、そしてフェラーリを讃えたいと思います」

    2019年 F1シンガポールGP タイヤヒストリー2019年 F1シンガポールGP タイヤ解説

  • ダニエル・リカルド 「予選失格は厳しすぎる。面目をつぶされた」

    ダニエル・リカルド 「予選失格は厳しすぎる。面目をつぶされた」

    ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、F1シンガポールGPの予選失格は“厳しすぎる”とこぼした。

    F1シンガポールGPの予選で8番手タイムを記録していたダニエル・リカルドだが、Q1でルノーのMGU-Kが最大許容出力を超えたことが判明。予選失格となった。

    ルノーは、ダニエル・リカルドがパワー超過はわずか1マイクロ秒だった主張している。

    ダニエル・リカルドは最後尾グリッドからアグレッシブな戦いを見せたが、後半にアントニオ・ジョビナッツィとの接触によってタイヤがパンクし、予定外のピットストップを強いられて最終的に14位でフィニッシュした。

    ダニエル・リカルドは、ペナルティは厳しすぎたと感じていると語る。

    「不名誉だね。頭の中でそれを忘れよとしたけど、夜は眠れなかった。なぜあのペナルティはそんなに厳しいんだろうとね」とダニエル・リカルドはコメント。

    「それは1周で1回発生しただけだ。もし、すべてのラップに同じコーナーで発生していたなら、まったく文句はない」。

    「トラックの制限のようなものだし、コースオフして優位に立ったとしてタイムは抹消になる。僕たちはそこからゲインを得ていないのにセッション全体から抹消された」

    「面目をつぶされた。私は自分の意見を表明し、発言し続けていくつもりだ。彼らはコース上で僕たちにレースをさせるために素晴らしいことをしている。でも、コース上でペナルティを与える意味は何なのか。自分のコントロールできないことで大きなペナルティを与えられた」

    「僕はそれらに強い言葉を持っているけど、それは心にしまっておくよ」。私が感じていることはわかってもらえると思う。彼らは僕の週末を台無しにした」

    「12時間のフライトで帰るけど、僕はそれが少しも価値がないと感じている。明日、帰り道に彼らは私の座席の代金を払ってくれるかもしれない」

    「誰にも恨みはない。でも、ほんの少しの常識が勝ってほしいと思う」

  • ケビン・マグヌッセン、ファステストラップを記録も「何の価値もない」

    ケビン・マグヌッセン、ファステストラップを記録も「何の価値もない」

    ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、F1シンガポールGPでファステストラップを記録したものの、自分にとっては“何の価値もない”ものだと語る。

    序盤はトップ10入りを目指してレースを展開していたケビン・マグヌッセンだが、セーフティカー後のリスタート直後に観客席から飛んできたとみられるビニール袋がフロントウィングの左側に引っかかった。

    それによって4秒近くラップタイムが遅くなったが、チームもケビン・マグヌッセンもビニール袋が原因だとは気づかず、フロントウイングの破損を疑ってピットイン。ここでビニール袋に気づいて取り除き、新品タイヤに交換したことでファステストラップを記録。昨年のシンガポールGPに続いて2年連続のファステストラップとなったが、レース自体は17位で終えることになった。

    「残念ながら、ファステストラップを記録したところで僕にとっては何の価値もない」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「トップ10を争っていたけど、セーフティカーのタイミングが不運だった。必死に頑張ったし、自力でトップ10に食い込めるようにかなり良い仕事をしていたと思うけど、運や幸運なピットストップもなかった」

    「1周目は良かったし、マシンのペースも良かった。でも、その後のセーフティカーがすべて僕らに不利に働いた。それに加えてフロントウイングにゴミ袋を拾ってしまって、それを取り除くためにピットに入らなければならなかった。そこからは最悪だ」

    「良いレースになるはずだったし、チームのみんながこれだけすごい仕事をしてくれていたのに、あんな形で取りこぼすなんて本当に気分が悪い」

    17位のケビン・マグヌッセンがファステストラップを記録したことで、今シーズン初めて10位内でファステストラップを記録したドライバーに与えられるボーナスポイントが付与されないレースとなった。

  • セバスチャン・ベッテル、F1シンガポールGPのドライバー・オブ・ザ・デー

    セバスチャン・ベッテル、F1シンガポールGPのドライバー・オブ・ザ・デー

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、F1シンガポールGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

    “ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。セバスチャン・ベッテルは、F1シンガポールGPの決勝レースで逆転優勝。昨年のF1ベルギーGP以来、22戦、392日ぶりの待望の今季初勝利となった。

    セバスチャン・ベッテル
    「昨日はマシンからすべてを引き出すことができなかったので、今日の内容には満足している。そろそろそうなってもいい頃だった! 過去数週間は、僕にとってあまり簡単とは言えなかったけど、最終的に状況を好転させられることはわかっていた。自分自身を信じ続けてきたし、今日は現場とマラネロのチームの素晴らしい助けもあって、いつも目指している結果を手にすることができた。タイヤを交換するためにピットインの指示があるまで、我慢比べをしていた。あれほど長く走り続けるとは予想していなかったけど、あの判断が鍵となった。目の前がクリアな状態でコースに復帰することができたし、自分のペースで走って他のドライバーに差をつけ、セーフティカーが出動した時点で、ほぼ5秒の差をつけて先頭を走ることができた。そのあとは、何度もレースが中断して、2回のリスタートがあったけど、集中力を保ってミスを避けることができた。今回の優勝できたからと言って、他のトラックでも競争力があると言うのは時期尚早だ。ここでは、モナコのように、先頭にいるマシンがペースを決める。ハミルトンは、ユーズドタイヤでは僕たちよりも強そうに見えたし、レースペースに関してはまだ宿題があるということだ。ここに持ち込んだアップグレードがうまく機能したし、競争力が向上した。僕たちは正しい方向に進んでいる」