カテゴリー: F1シンガポールGP

  • 各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 / F1シンガポールGP終了時点

    各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 / F1シンガポールGP終了時点

    F1ロシアGPの開始に向けて、前戦シンガポールGP終了時点の各ドライバーのパワーユニットの使用状況を振り返る。

    ドライバーは、1シーズンにつき、内燃エンジン、MGU-H、ターボチャジャーを3基まで、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアを2基までペナルティなしで交換できる。

    F1シンガポールGPでは、予選失格となったダニール・リカルド(ルノー)がMGU-Kとコントロールエレクトロニクスを交換してペナルティを消化している。

    F1ロシアGPでは、ホンダF1が全4台に新品のスペック4パワーユニットを投入。ダニール・クビアトに関してはバッテリー以外のすべてのコンピーネントを交換してグリッド後方からのスタート、それ以外の3名は5グリッド降格が決定している。

    チーム ドライバー ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
    メルセデス ルイス・ハミルトン 3 3 3 2 2 2
    バルテリ・ボッタス 3 3 3 2 2 2
    フェラーリ セバスチャン・ベッテル 2 2 2 2 2 3
    シャルル・ルクレール 2 2 2 2 2 2
    レッドブル マックス・フェルスタッペン 4 4 4 3 3 3
    アレクサンダー・アルボン 4 4 4 3 3 3
    ルノー ダニエル・リカルド 5 4 4 4 3 4
    ニコ・ヒュルケンベルグ 6 4 4 3 2 3
    ハース ロマン・グロージャン 3 3 3 2 2 2
    ケビン・マグヌッセン 3 3 3 2 2 3
    マクラーレン カルロス・サインツ 5 4 4 4 4 3
    ランド・ノリス 4 4 4 4 4 4
    レーシングポイント セルジオ・ペレス 4 4 4 3 1 1
    ランス・ストロール 4 4 4 2 1 1
    アルファロメオ キミ・ライコネン 4 3 3 2 2 3
    アントニオ・ジョビナッツィ 4 4 4 2 2 4
    トロ・ロッソ ダニール・クビアト 5 5 5 4 3 3
    ピエール・ガスリー 6 5 5 5 3 3
    ウィリアムズ ジョージ・ラッセル 3 3 3 2 3 3
    ロバート・クビサ 3 3 3 2 1 1

    ICE … 内燃機関(エンジン)
    TC … ターボチャージャー
    MGU-H … 運動エネルギー回生システム
    MGU-K … 熱エネルギー回生システム
    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
    CE … コントロールエレクトロニクス

  • 【動画】 F1シンガポールGP 厳選チーム無線集

    【動画】 F1シンガポールGP 厳選チーム無線集

    F1公式サイトが、シンガポールGPのチーム無線をピックアップした動画を公開した。

    ナイトレースで開催されたF1シンガポールGP。予選ではシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得。決勝は“アンダーカット”がキーワードとなる戦略が鍵を握るレースとなった。

    優勝はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。13か月ぶりの待望の勝利となった。

    一方、1周遅いピットストップでベッテルにアンダーカットを許したチームメイトのシャルル・ルクレールは『冷静に走るけど、僕の気持ちを知っておいてほしい。アンダーカットされたのは納得いかない』『馬鹿げたことをするつもりはない。1-2フィニッシュしたいと思っている。でも、これはフェアじゃない』と無線で訴えた。

  • フェルスタッペン 「ベッテルの勝利はレッドブルのおかげでもある」

    フェルスタッペン 「ベッテルの勝利はレッドブルのおかげでもある」

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPでの勝利は部分的にはレッドブルのおかげだと考えている。

    19周目、レッドブルがピットインの準備をしていることを察知したフェラーリは、それをカバーするためにセバスチャン・ベッテルをピットに入れる。そのことが奏功し、ベッテルは翌周にピットインしたシャルル・ルクレールをオーバーカットすることに成功。22戦ぶりとなる今季初勝利を挙げた。

    マックス・フェルスタッペンは、セバスチャン・ベッテルが同じ周回にピットストップしていなかった場合、結果は異なっていた可能性があると考えている。

    「タイヤに苦労していたので、チームにピットインさせてくれと伝えた。フェラーリはそれを聞いたに違いないと思う」とマックス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。

    「彼らはすぐにベッテルを呼び入れた。それが彼がルクレールをアンダーカットできた理由だ。フェラーリには1位と2位を守る選択肢がなかった」

    伝統的にレッドブルはシンガポールを得意としていたが、先週末のレースでは不調だった。マックス・フェルスタッペンは勝利を望んでいたと語る。

    「僕たちは勝つために来たので、3位は理想的ではない。金曜日に僕たちにはペースがないことがわかった。予選でも欠けていたし、レースでオーバーテイクができないことがわかった。残念だけど、それ以上のことはできなかった」

    「常に勝利できたわけではなかったかもしれないけど、必ずしもクルマのせいではなかった。でも、シンガポールでは明らかに何かが欠けていたし、原因を分析する必要がある。セットアップを間違えたのではないかと思う」

    「いくつかのアイデアがあるので、今ではソチでそれを正しくすることが重要だ。もちろん、今後のレースで素晴らしいものを見せることができると確信している」

  • F1シンガポールGP | レースの流れを変えたレッドブル・ホンダの動き

    F1シンガポールGP | レースの流れを変えたレッドブル・ホンダの動き

    F1シンガポールGPのレースの流れを変えたのは、レッドブル・ホンダのピットストップのための準備だった。

    レース序盤は、ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールがコントロール。ソフトスタートの上位勢はタイヤを労わり、ミディアムスタートの第2グループに対してピットウインドウを確保できず、我慢比べが続いていた。

    その流れを断ち切ったのが、レッドブル・ホンダだ。4番手を走行していたマックス・フェルスタッペンが前のフェラーリ勢とルイス・ハミルトンを攻略できないと見るや、19周目にフェルスタッペンをピットに呼び入れるために準備を始める。

    この動きに気づいたのはフェラーリだった。トップを走行していたシャルル・ルクレールをピットに入れることはできなかったが、その4秒後方を走っていたセバスチャン・ベッテルをぎりぎりでピットに入れることに成功。ベッテルは素晴らしいアウトラップを走り、翌周にピットインしたシャルル・ルクレールをアンダーカットすることに成功する。

    マックス・フェルスタッペンは「タイヤに苦労していたので、チームにピットインさせてくれと伝えた。フェラーリはそれを聞いたに違いない」と語った。

    フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットも「フェルスタッペンがピットストップする準備ができていた。我々はそれを知っていた」と語る。

    「そして、セバスチャンのポジションを守るための最善の方法は彼をピットインさせて、少なくとも次の周でピットストップクルーをシャルルのピットストップのためにフリーにすることだった」

    セバスチャン・ベッテルも「とてもギリギリの呼び出しだった」と振り返る。

    「第2スティントでタイヤが最後まで持つかどうかわからなかったし、少し早いと思った」

    マッティア・ビノットは、セバスチャン・ベッテルを早めにピットインさせた意図はルイス・ハミルトンを抜くことが目標であり、アンダーカットの効果が“予想よりも強力だった”と認める。

    「3.9秒差だった。我々たちはそれほど大きな数字を期待していなかった」とマッティア・ビノットは説明する。

    「実際、セバスチャンをピットストップさせた際、1周後にピットインするシャルルはセバスチャンの先にとどまると思っていた。セバスチャンがいい走りをして、3.9秒をアンダーカットした。それが事実だ」

    しかし、このフェラーリの判断によってセバスチャン・ベッテルは優勝。レースを優位に進めていたはずのシャルル・ルクレールは2位でフィニッシュ。そして、ベッテルと同じタイミングでピットストップを行ったマックス・フェルスタッペンは3位でフィニッシュしている。

    もし、レッドブル・ホンダがフェラーリに悟られないようにピットストップの準備をしていれば、マックス・フェルスタッペンが表彰台の頂点に立っていたかもしれない。

    関連:【動画】 2019年 F1シンガポールGP 決勝 ハイライト

  • レッドブル、シンガポールでの不振は「シミュレーターでのミスが原因」

    レッドブル、シンガポールでの不振は「シミュレーターでのミスが原因」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1シンガポールGPでの苦戦はレースに向けたシミュレーター作業でのミスが原因だったと語った。

    レース前、23のコーナーを有するタイトでツイスティなマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットの特性はレッドブル・ホンダ RB15に最も適していると考えられていたが、実際にはフェラーリとメルセデスのペースに匹敵することができなかった。

    マックス・フェルスタッペンは予選で4番手となり、決勝ではメルセデスの戦略ミスも手伝って3位表彰台を獲得したが、優勝を争うペースはなかった。

    ヘルムート・マルコは、シンガポールでの不振は事前に行ったシミュレーターでのミスが原因だったと説明した。

    「問題はシミュレーターにあった」とヘルムート・マルコは ORF に語った。

    「シミュレーターはレースウィークエンドのセットアップの基礎となるため、それが間違っていると問題が出てくる」

    「問題は、シャーシをあまりにも硬くセットアップしてしまったことだ。それによって安定性に欠けてしまった。またダウンフォースも少なかった」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャンホーナーは次のように付け加えた。

    「メルセデスがあの戦略ミスを犯してくれなかったら、もっと悪い結果になっていただろう」

  • レッドブル・ホンダ、フェルスタッペンが3位表彰台 / F1シンガポールGP

    レッドブル・ホンダ、フェルスタッペンが3位表彰台 / F1シンガポールGP

    レッドブル・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが3位表彰台、アレクサンダー・アルボンが6位でレースを終えた。

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「非常に興味深く、戦略的なレースだった。序盤にフェラーリのルクレールがペースを管理しているのがわかったと思うし、最終的に全員が15周目くらいからレースを始めると一部の上位勢のタイヤはすぐに衰えていった。それで我々はマックスをできるだけ早くにピットインさせることを決断した」

    「ベッテルと同じラップにギャップを見つけたことで、ヒュルケンベルグの真後ろで戻ることになった。それで彼は少しタイムを犠牲にしたし、それがなければルクレールのピットストップ後に先行することができていただろう。だが、メルセデスがもっと長く走ることを選んだことが彼に3番手のポジションを与えた。そこからよりフレッシュなタイヤを履いたルイスからのプレッシャーはあったが、マックスはレースをしっかり管理することができた。彼はミスを犯さず、表彰台にクルマを持ち帰ってくれた。アレックスに関しては再び非常に成熟したレースをしてくれた。彼は前のクルマの列の後ろに戻り、とにかく我慢のレースとなった。おそらく彼はずっとクリアラップが取れなかったが、レースとタイヤを非常にうまく管理した。初のシンガポールGPでのビッグファイブに次ぐ6位は非常に堅実なリザルトだ」

    マックス・フェルスタッペン(3位)
    「もちろん常に優勝を目指して戦っているが、オーバーテイクが難しいこのようなコースで、一つポジション上げて表彰台を獲得できたことはとても前向きな結果だと思う。さらにいい結果を期待していたレースウイークではあったが、予選で他車が見せていたペースから考えると、3位は十分にいい結果ではないだろうか。レースはタイヤをうまく機能させるためにペースをコントロールすることが重要であり、幸運もあり、今日はそれをうまく実践することができたようだ。前方のルクレールがうまくタイヤをコントロールできずにペースが上がらず、それが原因で全車が僅差だったので、ハミルトンをオーバーテイクすることができた。「ピットストップ後はペースもよく、セーフティカー解除後も3番手を手堅く走行していた。残り数周の時にニュータイヤを装着したハミルトンが迫ってきたが、最後まで抑えることができた。ファン目線ではそこまでエキサイティングな一戦ではなかったかもしれないが、僕たちにとってここはただの公道サーキットというだけでなく、体にはタフながらも走っていて非常に楽しいという側面もある。このレースウイークは期待した結果には届かなかったが、引き続き次戦まで改善に努めたいと思う」

    アレクサンダー・アルボン(6位)
    「レース中のほとんどがタイヤをうまくマネージメントすることだったので、体力的には楽な一戦だった。最後の20周だけは、体がきついと感じるくらいのプッシュをしていた。6番手からスタートし同じく6番手でレースを終えたこのレースは『マネージメントとの戦い』と呼べるのではないだろうか。レースというよりは、淡々とプロセスを消化するだけの走行に感じたときもあった。レース中ずっとメルセデスの後ろでつかえてしまったことも、フラストレーションが溜まった。抜きにくいコースであるためピットストップでポジションアップを狙ったが、成功させることができず、さらに何度かセーフティカーが出てしまった。2スティント目でボッタスをオーバーテイクしたかったけど、メルセデスを抜けるほどのペースがなかった。最初から最後までシルバーのリアウイングを見続けながら走行したのは、全く楽しいことではなかったが、僕がプッシュすれば彼もプッシュし、タイヤをセーブするタイミングも同じで、まるで前方のハミルトンを前に行かせるため僕を足止めしているのではないかと思うほどだった。とはいえ、初めてのシンガポールでのレースは結果的にポジティブな一戦となった。ペースもだいぶよくなり、前進していると感じている。レース中にも関わらず、スピードアップにつながるテクニックを見つけることもできた。驚いたことに観客の中にタイの国旗を持ってきてくれた方々が大勢いて、ここでの一戦が僕にとってもとても特別なレースになった」

  • トロロッソ・ホンダ、ピエール・ガスリーが8位入賞 / F1シンガポールGP

    トロロッソ・ホンダ、ピエール・ガスリーが8位入賞 / F1シンガポールGP

    トロロッソ・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ピエール・ガスリーが8位、ダニール・クビアトが15位でレースを終えた。

    フランツ・トスト(チーム代表)
    「毎年、シンガポールはシーズンのハイライトであり、満員のグランドスタンドによって素晴らしい雰囲気だった。それはF1への関心が非常に高いことを示していると思うし、喜ばしいことだ。またレースは序盤から多くのオーバーテイクがあり、レースのドラマを増やす3度のセーフティカーが入る非常に面白いものとなった」

    「我々の側では、予選はあまりうまくいかなかったが、いくつかのペナルティによってピエールは11番手、ダニールは14番手からレースをスタートした。我々はダニールをプライムタイヤ、ピエールをベースタイヤでスタートさせるという二人に異なる戦略を採ることを決定した。ダニールはプライムにあまり満足しておらず、グリップレベルが非常に悪いと報告してきたので、より多くのペースを見い出せるように予定よりも早めにピットに入れた。1回目のセーフティカーが配備された際、我々は戦略を変更して再び彼をピットに入れてオプションタイヤで送り出した。彼は追加のグリップによって良いオーバーテイクを成功させたが、残念ながら、レース終盤にキミ・ライコネンと接触にとってポジションを失い、15位でレースを終えることになった。ピエールは素晴らしいレースを走り、すべてをコントロールしていた。彼はクルマと戦略にも満足していた。彼はノリスとのギャップを縮めていたが、抜くことはできなかった。それでも、彼は8位という素晴らしいポジションでレースを終え、トロロッソのクルマで彼のベストパフォーマンスを示した。来週、我々はソチに向かう。ここシンガポールと同じような素晴らしい見応えのあるレースになることを楽しみにしている」

    ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)
    「今夜はトロロッソにとって波乱に満ちたレースだった。ピエールは長いオープニングスティントのためにプッシュし、セーフティカーの導入と彼が示した良いペースが我々の有利に働いた。レース終盤にはタイヤに多くのパフォーマンスがあったし、うまく使うことができたが、最後はリスタートで順位を上げたランス(ストロール)を抜くことができなかった。ピエールは8位でレースを終え、チームに貴重なポイントをもたらしてくれた。ダニールのプライムタイヤでのファーストスティントは期待していたよりもやや遅かった。タイヤが予想よりも早くに落ちてしまい、我々は戦略を変更して彼を後半の戦いに戻そうとした。残念ながら、彼はクルマに小さな問題を抱えて一貫性に苦しんでおり、ポイントを獲得することができなかった。全体としてはポイントを獲得できたので良いレースだったと思うし、チャンピオンシップの準備を落とすこともなかったので満足している」

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「ガスリーはいくつか素晴らしいオーバーテイクを仕掛けて貴重な4ポイントを獲得しました。クビアトのペースは悪くはありませんでしが、ポイント圏内でフィニッシュすることはできませんでした。全体として、我々は4台中3台がポイントを獲得しましたが、前のクルマにもっと近づけるようにプッシュし続けなければなりません」

    ピエール・ガスリー(8位)
    「レースをとても楽しむことができた。最初のセーフティカーのタイミングではうまくいかなかったこともあったが、終盤はとてもエキサイティングなレースになった。序盤はうまくいっていたし、その時は、気付いていなかったが、ピットストップをする数周前には2番手を走行していたぐらい速さを見せることができた。しかし、セーフティカーのタイミングが悪く、3、4ポジション落としてしまい、とてもフラストレーションの溜まる瞬間だった。その後のライコネンをオーバーテイクすることに、全力を尽くした。マグヌッセンとストロールとのバトルはとてもエキサイティングだったし、ポイント獲得でレースを終えることができた。とても気分がいい結果だ。タフな一戦ではあったが、コンストラクターズチャンピオンシップでは混戦になっているので、チームにとってはすばらしい成果を挙げた一戦になった。チームと共に毎戦前進していると感じることができ、とてもうれしい。引き続きシーズン残りのレースも、チーム一丸となって戦っていきたいと思う」

    ダニール・クビアト(15位)
    「今日は僕の日ではなかったようだ。今日のようなレースの時は、自分の非を認め、次のレースへと気持ちを切り替え進む必要がある。ポイント獲得のチャンスもあったが、残念ながらそのチャンスをつかんで実現させることができなかった。前方のマシンに引っかかり、納得のいく走行ができなかった。言い訳はしたくないが、ミラーがなにかしらの理由で曇ってしまい視界がよくなかったため、余計なスペースを周りと取らなくてはならず、ディフェンディングするのに苦労してした。ライコネンとの接触によりマシンにダメージを負ってしまったことによりさらにレースは難しくなり、結果を妥協しなくてはならない一戦となってしまいとても残念だ」

  • フェラーリ、1-2フィニッシュで3連勝 / F1シンガポールGP

    フェラーリ、1-2フィニッシュで3連勝 / F1シンガポールGP

    フェラーリは、F1イタリアGPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが優勝、シャルル・ルクレールも2位に続き、1-2フィニッシュを達成。2008年以来となる3連勝を果たした。

    マッティア・ビノット(チーム代表)
    「今日の1-2は我々にとって非常に重要だ。スパ・フランコルシャンやモンツァとは全く異なるタイプのサーキットで、異なるシナリオで達成したものからだ」

    「チームは状況を管理し、戦略もピットストップもうまく対応した。ここに持ち込んだ空力アップデートがうまく機能しており、ドライバーのトラックに対する自信、タイヤを適切に機能させられたことと相まって、正直、今日は期待以上のものを得られた。セブはよくやった。彼は勝利にふさわしい! マックス・フェルスタッペンがピットインしようとしていたので、ポジションを守るためにセブを先に入れなければならず、それがセブにとってはハミルトンをオーバーテイクする最大のチャンスだった。加えて、次の周回にはシャルルをピットインさせることがわかっていたので、同じラップで2人のドライバーをストップさせないことが重要だった。このアンダーカットが非常に効果的だった。セブが素晴らしい速さで走り、新しいタイヤをうまく使ってシャルルの前のポジションを手に入れた。これはレースの一部だ。シャルルについては、昨日の見応えある予選を経て、堅実かつ一貫したレースを展開した。マシンは素晴らしく、絶えず改善している。チームも仕事をしてしっかり対応している。それに関して疑いのないことであり、今日の勝利には本当に満足している」

    セバスチャン・ベッテル(優勝)
    「昨日はマシンからすべてを引き出すことができなかったので、今日の内容には満足している。そろそろそうなってもいい頃だった! 過去数週間は、僕にとってあまり簡単とは言えなかったけど、最終的に状況を好転させられることはわかっていた。自分自身を信じ続けてきたし、今日は現場とマラネロのチームの素晴らしい助けもあって、いつも目指している結果を手にすることができた。タイヤを交換するためにピットインの指示があるまで、我慢比べをしていた。あれほど長く走り続けるとは予想していなかったけど、あの判断が鍵となった。目の前がクリアな状態でコースに復帰することができたし、自分のペースで走って他のドライバーに差をつけ、セーフティカーが出動した時点で、ほぼ5秒の差をつけて先頭を走ることができた。そのあとは、何度もレースが中断して、2回のリスタートがあったけど、集中力を保ってミスを避けることができた。今回の優勝できたからと言って、他のトラックでも競争力があると言うのは時期尚早だ。ここでは、モナコのように、先頭にいるマシンがペースを決める。ハミルトンは、ユーズドタイヤでは僕たちよりも強そうに見えたし、レースペースに関してはまだ宿題があるということだ。ここに持ち込んだアップグレードがうまく機能したし、競争力が向上した。僕たちは正しい方向に進んでいる」

    シャルル・ルクレール(2位)
    「チームとしてはポジティブな週末だった。シンガポールに来た時はあまり期待は高くなかったので、1-2フィニッシュは嬉しい驚きだし、チームのハードワークが実を結んだ。とはいえ、もちろん僕は2位フィニッシュには少しがっかりしている。でも、僕たちのレースは、チームとして結果を最大化にすることを狙ったものだということはわかっている。だから、それを達成できたのはよかったと思う。僕たちには大きなポテンシャルがあるとわかっているし、残り6戦ではこの方向で仕事を頑張って、最高の仕事をするつもりだ。次のロシアを楽しみにしている」

  • メルセデス、戦略ミスが響き表彰台圏外 / F1シンガポールGP

    メルセデス、戦略ミスが響き表彰台圏外 / F1シンガポールGP

    メルセデスは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが4位、バルテリ・ボッタスが5位でレースを終えた。

    トト・ヴォルフ(チーム代表)
    「我々にとっては期待外れな週末となった。今日のレースで起きた多くの問題は昨日の予選によるものだ。とはいえ、今日の我々が十分に良い仕事ができなかったのもあり、4位と5位には満足していない」

    「アンダーカットは誰もが予想したよりも強力だったし、おそらくそれが我々にとって正しい戦略だった。アンダーカットのチャンスを逃してからは、レース終盤にタイヤのオフセットでチャンスを生み出せることを願っていたが、そのプランはうまくいかなかった。昨日はポールを獲れるだけの力がマシンにあったと思うし、今日は勝つチャンスがあったにも関わらず、多くのミスを犯してしまった。今週末は自分たちが掲げるスタンダードな結果を残せなかったことはわかっており、それを見直し、ロシアに向けて改善できる部分を確認していく。このような厳しい日々は我々を一層強くしてくれる時間だ。ロングストレートのあるソチは我々にとって厳しいレースになるだろうし、パッケージから最大の力を引き出して、様々な部分でうまくやらなければならないだろう」

    アンドリュー・ショブリン(トラックサイドエンジニアリングディレクター)
    「今日は19周目にアンダーカットに行かなかったことでオープンゴールを逃した。それについて話はしていたが、シャルルのタイヤが落ちる速さに十分に素早く対応できなかった。重要な局面となったあのラップで、我々はバルテリにフェルスタッペンと反対のことをするよう指示していたが、彼らが反応できないくらいに十分遅いタイミングだったし、その判断をルイスに適用すべきだったのは明らかだ。それが我々の勝利のチャンスだった。このようにチャンスが指の間からすり抜けていくのは悔しい。アルボンにポジションを奪われるのを回避するためにバルテリを先にピットインさせることに決めた。これがギャップを維持するように指示した理由だ。そうでなければルイスを入れなければならなかった。ルイスに関しては、先頭集団に対してタイヤのオフセットを最大化するためにステイアウトさせ、セーフティカーが入るかどうかを見ようとした。ベッテルにはポジションを奪われたが、このギャンブルを最大化するためにフェルスタッペンには意識的にポジションを明け渡した。終盤の一連のセーフティカー導入は我々の助けにならなかったが、それほど大きな違いはなかっただろう。最後に我々がレースに勝ってからかなり時間が経っているように感じる。その理由はひとつだけではない、改善すべきエリアはたくさんあり、それらのエリアに懸命に取り組んでいく。ソチもまたタフな戦いになると予想している。当たり前のことだと考えているものは何もないが、トラックに戻るまで数日しか待たなくていいのは嬉しいことだ」

    ルイス・ハミルトン(4位)
    「全く期待外れな週末だった。最初のスティントではシャルルをずっと追いかけていたし、今日はレースに勝てるペースはあったと思う。今日の戦略ミーティングでアンダーカットの可能性を議論していたし、僕はリスクを取りたかった。でも、あの時フェラーリが先にピットインしたので、僕たちはその逆を選んでステイアウトした。ハードにプッシュしてタイヤのフィーリングも良かったけど、数周後には急速に劣化していった。今夜はミスを犯したけど、このチームは勝つときも負けるときも一緒だ。僕たちの哲学は誰かのせいにはしないことだ。それは1レースで変わるようなものではない。僕たちはハングリーで強力なフェラーリというチームを相手にしている。一人一人がより良い仕事をできるかどうかにかかっている。最高のチームだと信じているけど、プッシュしないといけない。今夜デブリーフをしてまたスクラムを組み、次のレースで反撃していきたい」

    バルテリ・ボッタス(5位)
    「今日は何かアクションが起きることを期待していたけど、たいしたことは起きなかった。まるでエアコンのないクルマで長時間のドライブをしているようなレースだった。レース終盤にアタックするために、前のクルマとタイヤ交換のタイミングをずらしてチャンスを作ろうとしたけど、うまくいかなかった。今日はクルマに速さがあったと思うけど、シンガポールでは2秒近くペース差がないとオーバーテイクできないし、前のクルマにアタックできなかった。僕たちはピットで順位を入れ替えることはしたくないし、ピットストップにはルールがある。常に先行するクルマが優先権を持っている。もし後ろのクルマが早めにピットインしてアンダーカットしてしまったら、もう一台がピットアウトしたときに前に出られるように調整する。この週末の結果には満足できない。予選と決勝から学べることはたくさんあるので、しっかり分析して全てを見直さなければならい。次はソチだ。通常、僕はあそこで調子がいい。でも、ストレートがとても長いので、再びフェラーリが速いと思う。簡単ではないけど、来週また反撃するチャンスを楽しみにしている」

  • マクラーレン、ノリスがBest of the Restの7位 / F1シンガポールGP

    マクラーレン、ノリスがBest of the Restの7位 / F1シンガポールGP

    マクラーレンは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ランド・ノリスが7位、カルロス・サインツが12位でレースを終えた。

    アンドレアス・ザイドル(チーム代表)
    「なんというレースだ! コンストラクターズ選手権のライバルよりも多くのポイントを獲得してシンガポールを離れられるのは本当に良いことだ。残念ながら、カルロスのレースはわずか数コーナーでほぼ終了したが、それでも非常に巻き返した」

    「ランドは素晴らしい走りで、今日の我々に達成できる最高のポジションでクルマを持ち帰ってくれた。セーフティカーが出動した終盤のラップは、自分よりも良いタイヤで走っていた真後ろのドライバーたちからの激しいプレッシャーに晒されたが、うまく対応した。この暑さでタフだったが、ガレージとピットウオールのチーム全員が素晴らしい仕事をした。また、ファクトリーからノサポートもあり、週末を通してアップデートによって強力なペースをが得られた。今後のレースに向けて非常に楽観的になれる。次はソチだ」

    ランド・ノリス(7位)
    「最終的にはまずまずのポイントが獲れた良いレースだったし、他にやれることはなかったと思う。ベストなスタートが切ったが、前にいるみんなにつかまってしまった。全員がタイヤをセーフしようとしていた。これもレースだけどね。セーフティカーが何度か出て、自分たちに有利に働いたときもあったけど、そうでないときもあった。フレッシュなソフトを履いたヒュルケンベルグとガスリーに後ろにつかれてしまった。それから最後の数周はすごいプレッシャーだった。プッシュせざるを得なかったけど楽しかった。それまではすごくゆっくり流していたレースだったからね。今日は2人ともポイントを獲れていたはずなおで、序盤にカルロスがヒュルケンベルグに当てられたのは残念だった。ハードワークをしてくれたチームとファクトリーの全員に感謝したい」

    カルロス・サインツ (12位)
    「非常に残念な週末の終わりになってしまった。良い結果を狙っているときに、2戦連続でノーポイントとなってしまった。望んでいたとおりのスタートが切れたし、7番手で前のレッドブルを攻めていた。でも、ターン5の進入でルノーに追突されてそれでおしまいだった。パンク、大きなマシンダメージ、それから長いピットストップで周回遅れになった。僕は7位にはなれただろうし、チームにとってはダブルポイントフィニッシュできていたはずなので残念だ。もちろん、それでも諦めずに最後までハードに戦った。クルマの中では肉体的にも精神的にも強くなった気がしたし、ロシアでは反撃できる。もうこのレースのことは忘れて次の週末に集中しよう」