カテゴリー: F1シンガポールGP

  • 2023年 F1シンガポールGP:サーキット&タイヤコンパウンド解説

    2023年 F1シンガポールGP:サーキット&タイヤコンパウンド解説

    2023年F1第16戦シンガポールGPが、9月15日から9月17日にシンガポール市街地コースで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが2023シンガポールグランプリのタイヤについて解説した。

    今年の他のストリートサーキットと同様、ピレリはシンガポールにC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)の3種類のソフトコンパウンドを持ち込む。

    シンガポールグランプリは現地時間の夜8時から開催される。強烈な湿度、気温の高さ、そしてトラックに並ぶ壁による保温性のため、ドライバーにとっては体力的に厳しいレースとなる。

    今年はレイアウトが変更され、ターン16からターン19までの区間が全長約397メートルのストレートになった。これによりコーナーの数は23から19に減少し、1周の長さは4.940kmとなった(従来は5.063km)。レースは昨年より1周多い62周に延長された。

    マリーナ・ベイ・サーキットを構成する公道には、白線やマンホールなどの「ストリート・ファニチャー」が多く、特に雨が降った場合にはグリップレベルに影響を及ぼす可能性がある。

    ピットストップのロスタイムが約28秒と、イモラと並んで今季最高であることからも、1ストップ作戦が有効であることは明らかだ。ドライコンディションであれば、最もハードなコンパウンドのタイヤが決勝のメインタイヤとなる。

    他のストリートトラックと同様、オーバーテイクのチャンスが限られているため、グリッドポジションがフィニッシュを左右する。予選は最終結果に強く影響する傾向がある。

    シンガポールグランプリ

    昨年は、グリッドが整列する数分前にマリーナ・ベイを嵐が襲ったため、スタートが1時間延期された。各車はインターミディエイトタイヤでレースをスタートし、ミディアムとソフトに履き替えた。バーチャルセーフティカーも戦略に影響を与えた。

    シンガポールグランプリは2008年に第1回が開催された。その後、マリーナ・ベイのトラックで12回開催されているが、2020年と2021年は新型コロナウイルぐのパンデミックにより開催されない。セバスチャン・ベッテル(5勝)、ルイス・ハミルトン(4勝)、フェルナンド・アロンソ(2勝)、そしてニコ・ロズベルグとセルジオ・ペレスがそれぞれ1勝を挙げている。最多優勝チームはメルセデスとレッドブルの4勝ずつで、フェラーリは最多6回のポールポジションを獲得している。

    シンガポール市街地コース

    マリオ・イゾラ(ピレリ モータースポーツディレクター)
    「F1が3つの大陸と16の異なるタイムゾーンで開催されるこの長いシーズンの終盤戦は、今週末のシンガポールで幕を開ける。このレースは、人工照明の下で行われた最初のレースであり、後に他の会場でも程度の差こそあれ、このアイデアが踏襲されることになった。技術的な観点から見ると、マリーナ・ベイは典型的なストリート・サーキットであり、非常にツイスティ(19のコーナーがあり、その多くが90度)でランオフがほとんどない。その結果、小さなミスでも大きな代償を払うことになる。また、このトラックレイアウトは、マシンが高いレベルのダウンフォースを得ることを意味する。今年、マリーナ・ベイ地区で行われた建設工事により、ラップは新たな様相を呈している。以前はターン16からターン19だったトラック部分は、現在は400メートル近い1本のストレートになっている。この変更により、1周の長さが5キロ未満になったことと、レイアウトがより流れるようになったことから、トラックはより速くなるだろう。この変更がストラテジーに影響を与えるかどうかは、今後の動向を見守りたい。よほど速いクルマでない限り、オーバーテイクは難しいことで知られているが、理論的には少なくともオーバーテイクのチャンスが生まれる可能性があるからだ。このトラックはタイヤへの負荷はそれほど大きくないが、低速コーナーを抜け出す際のトラクションフェーズではリアタイヤを注意深く管理する必要がある。シンガポールは赤道から150kmほどしか離れていないため、気温は常に高い。このため、タイヤだけでなく、メカニックやドライバーなど、あらゆるものがオーバーヒートするリスクが高まる」

  • ルイス・ハミルトン、レッドブルF1首脳のペレスへの発言は「容認できない」

    ルイス・ハミルトン、レッドブルF1首脳のペレスへの発言は「容認できない」

    ルイス・ハミルトンは、レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコのセルジオ・ペレスに関する発言を「容認できない」と非難した。

    マルコは最近、オーストリアのテレビ局Servus TVで、ペレスの2023年シーズン中盤のパフォーマンス低迷を説明しようとしたコメントで非難を浴びた。

    「彼は南米人なので、マックス・フェルスタッペンやセバスチャン・ベッテルほど集中力がないことを忘れてはならない」とマルコは語った。

    その後、マルコは声明を発表し、「攻撃的な発言」を謝罪し、「どの国、どの人種、どの民族の人々についても一般化できるとは信じていないことを明確にしておきたい」とも述べた。

    今週末のシンガポールGPを前に木曜日、Sky Sports F1からマルコの発言について尋ねられたハミルトンは「このスポーツにはいかなる差別もあってはならないし、その余地はない。 指導者や彼のような立場の人間がこのような発言をすることは、私たちが前進していく上で良いことではない」と語った。

    「第一に、まだやるべきことがあることを浮き彫りにしただけだと思う」

    「舞台裏には、この種の問題に立ち向かおうとしている多くの人々がいる。でも、上層部にそのような考え方を持つ人々がいれば、僕たちの前進を妨げるであり、対処するのは困難だ」

    「正直言って、驚かなった」

    報道によると、人々はマルコのレッドブル体制からの辞任を求めており、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーがシンガポールでメディアにこの問題を取り上げるという。

    セルジオ・ペレスペレスはマルコが個人的に謝罪したと明かし、この状況から「前進」できると考えている。

    この状況に対する全体的な対応が適切だったかどうかについて、ハミルトンは「その後何が言われたのかは分からないし、それはチェコに尋ねるべきことだけど、これはただ謝れば済むということではないと思う。もっとやるべきことがあると思う」と語った。

    「チームも、特にドライバーのような個人的なコメントだけでなく、その背後にいる何人かの個人的なコメントも、通常ならば、彼らは排除されるか、少なくとも声明を出して、そのようなことを支持しないと言う」

    昨年、レッドブル・アカデミーの元ドライバーであるユーリ・ビップスが人種差別用語を使用したことで解雇され、ドライバーはシートを失った。

    「だから、彼らが今回の件でそうしなかったことは興味深いけど、僕のチームではないし、チームとしての僕たちの動き方でもない」とハミルトンは続けた。

    「これは、僕たちが仕事を続けることがいかに重要であるかを示している。僕がチームとスポーツとともにやろうとしている仕事だ。

    「もっと包括的な環境にするために、今後もやるべきことがまだたくさんある」

  • F1ドライバー、シンガポール市街地コースに4つ目のDRS設置を希望

    F1ドライバー、シンガポール市街地コースに4つ目のDRS設置を希望

    F1ドライバーたちは、シンガポール市街地コースのトラックレイアウトの変更によってオーバーテイクが促進されないことを懸念し、2023年シンガポールGPのラップに4つ目のDRSゾーンを追加するようFIAに働きかけている。

    マリーナ・ベイ周辺の工事により、これまでターン16~19を構成していた特徴的な90度コーナーは、曲がりくねったバックストレートに置き換えられた。

    このカーブにもかかわらず、ドライバーたちはターン16~17の低速シケインへのオーバイテイクをサポートする4つ目のDRSゾーンを期待していた。しかし、FIAは3つに固執している。

    Autosportによると、DRSゾーンの追加などの修正は事前にチームに提示されるが、十分なフィードバックが得られた場合にのみ採用されるという。

    アルファロメオのバルテリ・ボッタスによると、この問題は金曜日のドライバーズブリーフィングで取り上げられる予定だという。

    トラック変更についてボッタスは「良くはなるだろうけど、『簡単にオーバーテイクできるレースになるのか?』という点で、実際に違いが出るかどうか。僕はそうは思わない」とコメント。

    「オーバーテイクが難しいトラックになるだろう。ほとんどのドライバーは、新しいバックストレートに別のDRSゾーンができると予想していた。きっと議論になるだろうね」

    アルピーヌのエステバン・オコンは、サーキットのスキャンによって路面の凹凸やキンクの程度が誤って表現されていた可能性があるため、土壇場でのトライアルが行われる可能性があると示唆した。

    「現在、僕たちは別のDRSゾーンをトライすることと全員で取り組んでいる」とオコンはコメント。

    FIAはあの小さな左コーナーでの安全性を懸念している。僕個人も、そして他のドライバーたちも、それは問題にならないだろうと考えている」

    「我々は現時点で、少なくともFP1でそれを試し、感触を確認し、問題がなければ継続する可能性があると考えている。維持できない理由はない」

    「シミュレーターでは、左のキンクに大きなバンプがあった。それが設置されない原因である可能性がある。しかし、現実にはそれはないと思う」

    「壁があることと、高速であることによる、スキャニングの問題だと思う」

    「でも、本当に安全に走りたいのなら、T15キンクの後にDRSゾーンを置くしかない」

    「5速に入る予定なので、実際にはそのキンクの後にドラッグ効果が現れるので、その後に置くことができる」

    明らかな安全上の懸念があるため、FIAがFP1でDRSゾーンをテストするというドライバーのアイデアにゴーサインを出す可能性は非常に低い。

  • ノリス、F1シンガポールGPで“エキサイティング”なアップグレードを搭載

    ノリス、F1シンガポールGPで“エキサイティング”なアップグレードを搭載

    ランド・ノリスは、今週末のシンガポールGPでマクラーレンの“エキサイティング”なアップグレードを走らせる。このパッケージは特に低速コーナーにおけるMCL60の弱点に対処することを目的としている。

    マクラーレンは最新の開発パッケージをシンガポール市街地コースに持ち込むために懸命に努力したが、新エレメントをすべて搭載するには1台分のパーツしか生産できなかった。

    ノリスは今週末にそれらすべてを使用することになり、チームメイトのオスカー・ピアストリは来週末の日本GPで全ラインナップを使用する前に、まず新しいパーツの一部を手に入れることになる。

    マクラーレンオランダGPでテストした新しいハイダウンフォース・リアウイングに加え、金曜日に初めてエアロ変更の全容を明らかにする。

    ノリスは、今回の改良の中心はMCL60が今年抱えていた低速域での弱点を解消することにあるとしながらも、そのポテンシャルに興奮を隠せない様子であり、オーストリアGPからシーズンを好転させるきっかけとなったメジャーアップデート以来、マクラーレンが導入した最も重要なマシン開発だと語った。

    「おそらくオーストリアGP以来、ある意味で最も前進するのに役立つと信じているものだ」とノリスは語った。

    「もちろん、まだトラックで走らせたわけではないので、実際にうまく機能するまでは多くを語りたくないけど、良いステップだ」

    「チームはこのマシンの1台に搭載するために懸命に努力してきた。残りのマシンも日本で搭載する予定だ。だから僕らにとってはエキサイティングな2週間になる」

    ノリスは、チームがオーストリアGPの開発でパフォーマンスを向上させ、自信を得たことで、シンガポールの変更が最初から役立つという楽観的な考え方が高まったと考えている。

    「何かを搭載しても、それが望んでいたものや、それがすべきことを実際に実現していないこともあった」とノリスは語った。

    「オーストリアまで間違いなくそうだったけど、そこからからある意味で進歩できたことは、さらなる希望を与えてくれている」

    「オーストリアの時とは少し違って、もう少し低速に絞っている。今回は初めて少しターゲットを絞ることができた」

    マクラーレン シンガポールグランプリアップグレードだけでなく、マクラーレンは今週末のシンガポールグランプリで特別な“ステルスモード”カラーリングを纏う

    マクラーレンのアップグレードはマシンの主要な問題点のひとつを改善することを目的としているが、ノリスはMCL60に残る悪癖をすべて解決できるという幻想は抱いておらず、思うようなアタックを依然として妨げているマシンの特性を克服するには、まだやるべきことがあると感じている。

    「ドライビング・スタイルの観点からは、僕が望んでいるところでは助けにならないだろうけど、全体的な負荷やコーナリングスピード、ある意味での一貫性、タイヤの摩耗、トラクションのようなものを少しは助けてくれるはずだ」とノリスは説明した。

    「これは単なるパフォーマンス向上であって、クルマに乗っていて気分が良くなるようなものではない」

    ノリスは、マクラーレンがレッドブルとの差を縮めるためには、長所を伸ばすことよりも、最終的な弱点に対処することが重要だと考えている。

    「それが100%だ。というのも、時々、とんでもなくラップタイムを失う場所があるからだ」とノリスは語った。

    「結局、エアロバランスやメカニカルバランスでは変えられないような、毎回同じようなことが起きている」

    「何をやってもうまくいかず、苦戦を強いられているし、かなりの数のレースでそれらは僕たちを失望させたと思う。コースの90%では非常に競争力がある場所でさえ、特定のことが僕たちの印象をとにかく悪くしている」

    「このような悪いところがなければ、僕たちはとても強く、もっと競争力があり、表彰台を争えるはずだ」

    「もしこの低速(の弱点)を少しでも修正することができ、クルマが次のステップに進むために必要だと信じているものをもう少し手に入れることができれば、その少しは今週末に手に入れることができるだろうし、その少しはドライビングスタイルの観点から望んでいるものになるだろうけど、そのときこそ、レッドブルを含む大半のチームに戦いを挑めるときだと確信している」

  • 角田裕毅 「F1シンガポールGPのアップグレードでリアのサポートが向上」

    角田裕毅 「F1シンガポールGPのアップグレードでリアのサポートが向上」

    角田裕毅は、F1シンガポールGPのアップグレードによってスクーデリア・アルファタウリが抱えていた問題点が改善させることを期待している。

    アルファタウリは、昨シーズンのレギュレーション変更以降、急速に順位を下げている。昨年は9位に甘んじていたが、今季は14戦でわずか3ポイントしか獲得できず、ランキング下位に低迷している。

    しかし、F1シンガポールGPでアルファタウリはレッドブルのRB19の設計思想を反映したAT04のアップグレードを投入する。

    角田裕毅はそれがコンストラクターズランキング下位からの浮上につながること期待しており、ダニエル・リカルドとリアム・ローソンからのフィードバックが開発に役立っていることを明かした。

    「このグランプリでは多くのアップグレードが入ります」と角田裕毅は語った。

    「空力面でも多くのアップグレードが導入されるので、最大のタイムアップを期待しています。空力はパフォーマンスを向上させるために懸命に取り組んでいるメインの部分です。メカニカル面でもいくつか入りますが、メインは空力です」

    「特にダニエルとリアムからのフィードバックで、僕たちはリアからのサポートが不足していることは把握しています」

    「だから、アップグレードの方向性は間違いなく正しいものだと思うし、それが僕たちドライバーの自信にもつながることを願っています」

    スクーデリア・アルファタウリ手を負傷しているリカルドは、エンジニアリングをサポートするためにシンガポールグランプリでアルファタウリに帯同

    アルファタウリはイギリスGPのためにアップグレードパッケージを導入したが、チームが期待していたようなステップアップは果たせなかった。

    今回、角田裕毅はシミュレーターで違いを実感していると語る。

    「シミュレーターではすでにシルバーストーンとの違いを感じています。シルバーストンと比べてさらに違うと感じました」と角田裕毅はシンガポールのパッケージについて語った。

    「シルバーストーンでは、シミュレーターでは大きな違いは感じませんでした。それ自体をロードするだけでラップタイムが少し向上します」

    「でも今回は、ちょっとした特性の変化を感じることができました」

    「ある意味で、今の方向性と似たようなところはありますが、僕たちに欠けていたエントリーでのリアからのサポートがもう少し増えたような感じです」

    「当然、明らかに似ていますが、明確な違いを感じるのは難しいのです。明らかに、レーストラックではさらに多くの異なることが起こるので、それを確認する必要があります」

    「でも、これまでのところ、僕たちは良い方向に進んでいるし、ラップタイムもシルバーストン・シミュレーターのときよりもはるかに伸びているので、かなり楽観視できます」

    リカルドが手の負傷で戦列を離れているため、今週末もローソンがスクーデリア・アルファタウリでレースを続ける。ただし、リカルドはエンジニアリングをサポートするたえにシンガポールでアルファツアリのパドックに戻る。

  • フェラーリF1代表 「オランダでの犠牲がシンガポールで報われることを期待」

    フェラーリF1代表 「オランダでの犠牲がシンガポールで報われることを期待」

    スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、最近のオランダGPの最初のプラクティスを犠牲にした後、最大ダウンフォースの問題をよりよく理解し始めていることをシンガポールが証明してくれることを期待している。

    バスールは、今年SF-23が特定のサーキットで経験した問題を考慮し、フェラーリがザントフォールトでの1時間のセッションをテストに使用したことを認めた。

    その週末、シャルル・ルクレールは各コーナーでのマシンのハンドリングについて「まったく見当がつかない」と不満を漏らしていた。

    バスールは、モンツァのホームコースで特有のローダウンフォース特性を生かした「今季最高の週末」と感じていたが、フェラーリは再びシンガポールのストリートに戻り、マシンを最大ダウンフォースレベルに適応させる必要がある。

    フェラーリがザントフォールトで得た教訓を生かすことができなければ、またしても難しい週末になることが予想される。

    「ザントフォールトでは状況を理解するという点で一歩前進した」とバスールは語った。

    「理解することと修正することは別のことだが、少なくとも我々は状況をよりよく理解しようと努めている」

    「オランダGPでFP1を犠牲にしてテストを行い、状況をより良く把握するためのデータを収集した」

    「次のステップはそれを修正することだ。対策を講じるためのトラック走行時間があまりないのは明らかだが、少なくとも問題を理解することは一歩前進だ」。

    シニアパフォーマンスエンジニアのジョック・クリアは、ダウンフォースが取り除かれるにつれて「競争力が増す」ことを確認している。

    モンツァではカルロス・サインツとルクレールがそれぞれ予選1位と3位を獲得し、マックス・フェルスタッペン率いるレッドブルのワン・ツーに次ぐ3位と4位でフィニッシュした。

    少なくともクリアは、モンツァの後、マシンが「より競争力を発揮する」特定のサーキットがあると感じている。

    しかし、シンガポールについては「そららは最大限のダウンフォースを得られないサーキットだ」と語った

    「シンガポールは最大のダウンフォースを走らせる。だからといってシンガポールを諦めるわけにはいかない」

    「シンガポールでマシンをどうする必要があるかについてザントフォールトから学んだし、我々にできることはたくさんある」

    「だが、それだけだ。大きな改善をしない限り、すぐにはこのレベル(モンツァ)のパフォーマンスを確認できるレースにはならないだろう」

  • アルファロメオ、F1シンガポールGPで“重要”なアップグレードを導入

    アルファロメオ、F1シンガポールGPで“重要”なアップグレードを導入

    アルファロメオは、今週末のF1シンガポールGPでマシンに「重要」なアップグレードを導入するとチーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラビが明かした。

    2022年の開幕10戦で51ポイントを獲得し、最新のレギュレーションサイクルを前途有望にスタートさせたアルファロメオだったが、ミッドフィールドのライバルチームが最終的にザウバー傘下のチームを凌駕したため、残りの12戦ではさらに4ポイントを獲得するにとどまった。

    その競争力の後退は今年に入っても続いており、コンストラクターズ選手権では9位に低迷している。

    しかし、バルテリ・ボッタスがモンツァで10位入賞を果たし、アルファロメオの5戦ノーポントに終止符を打った。ヒンヴィルを拠点とするチームは、今週末の大幅なアップグレードによって勢いづき、アルンニ・ブラビは通常のポイント争いに加わることを望んでいる。

    「我々は大きなモチベーションを持ってシンガポールに向かった。モンツァでトップ10に戻ったことは、我々に大きな自信を与えてくれました。完璧なレースを実行し、困難なスタートから週末にかけて流れを変えることができた」とアルンニ・ブラビは語った。

    「これが我々がすべてのレースに取り組むべき方法だ。自分たちのパフォーマンスが最高であれば、あらゆるチャンスを最大限に生かすことができる」

    「我々はシンガポールに新たな重要なパッケージを投入する。過去数か月間、ホームチームに多くの努力を求めてきた。より多くのポイントフィニッシュを目指す私たちの助けになることを願っている」

    「シンガポールのような特殊なレイアウトと気候条件を持つコースでは、スタートから正しい感覚を掴み、セッション全体を通してパフォーマンスを向上させることが重要になる」

    アルファロメオ・レーシング

    6月のカナダGP以来となるポイントを獲得したボッタスだが、アルファロメオがさらに上位で戦うためにはパッケージの改善を続けなければならないと主張する。

    「モンツァでポイント圏内に戻れたのは良かった。いくつかの難しいレースを経験した後だったので、僕たち全員がそれを必要としていたし、僕たちのホームグランプリでグランドスタンドの仲間たちのサポートがあったことで、より特別なものになった」とボッタスは付け加えた。

    「でも、1ポイントでは十分ではないし、もっと多くのことを望んでいる。シーズン終了までにはまだ8レースが残っており、目標を達成するために最後まで頑張る」

    「シンガポールはユニークなトラックで、気象条件とストリートトラックであることの両方がさらに挑戦的なものにしている。今週末には新しいパッケージを導入する予定で、さらに前進するのに役立つはずであり、コース上でテストするのを楽しみにしている」

    「ファクトリーのチームは、マシンを改善するために懸命に努力してくれている。我々はポイントのチャンスに向けてプッシュし続けるだけだ」

  • ウィリアムズF1、シンガポールGPに3戦限定の“ガルフカラー”で登場

    ウィリアムズF1、シンガポールGPに3戦限定の“ガルフカラー”で登場

    ウィリアムズ・レーシングは、今週末のF1シンガポールGPに特別な“ガルフカラー”で登場。すでに予告されていた通り、日本GPとカタールGPでもこのカラーリングで出場する。

    ウィリアムズは、モナコGPの週末に4つのガルフカラーリングから1つを選ぶファン投票を開始。結果は7月に発表され、18万人を超えるファンが投票し、『Bolder than Bold』と名付けられたデザインが勝者となった。

    すでに7月にショーカーでカラーリングは披露されていたが、今季マシンであるFW45の実車での登場は初めてとなる。今回はマシンだけでなく、有名なブルーとオレンジのガルフカラーのレーシングスーツも併せて公開された。

    ウィリアムズ・レーシング シンガポールグランプリ

    「このコンペティションは、ファンのみなさんが積極的に参加し、チームのビジュアル・アイデンティティを形成するための素晴らしい機会だった」と当時ジェームス・ボウルズは語った。

    「優勝したデザインは、ガルフとウィリアムズ・レーシングのパートナーシップのエッセンスを凝縮したもので、過去を振り返りつつ、未来を築いている。このカラーリングは、シーズン後半にトラックに登場するとき決定的な瞬間を作り出すだろう」

  • リアム・ローソン 「アルファタウリF1の2024年のシート獲得に集中している」

    リアム・ローソン 「アルファタウリF1の2024年のシート獲得に集中している」

    リアム・ローソンは、スクーデリア・アルファタウリでの最初の2週間でF1レースの仕事に「恋に落ちた」ことを認め、このチャンスを生かして2024年シーズンにフルタイムのシートを確保することに集中していると語った。

    オランダGPのプラクティスでクラッシュし、手を骨折したダニエル・リカルドの代役として起用されたローソンは、前回のモンツァでもコックピットに残り、11位フィニッシュでポイント圏内に迫った。

    リカルドの回復は続いており、復帰時期はまだ未定となっている中、シンガポールGPで3度目のAT04のステアリングを握ることになるローソンは、代役としてどれくらいの期間残ることができるか尋ねられた。

    「今はレースごとのことで、基本的には将来を見ていくことになる」と21歳のローソンは語った。

    「次のレースは普通に準備すると思うけど、それはレースごとにだね」

    リアム・ローソン スクーデリア・アルファタウリ シンガポールグランプリローソンはリカルドの代役として3度目のレース週末に向けて準備を進めている

    これまでの経験が2024年に向けた意欲を掻き立てたかどうかとの質問にローソンは「今思うに…味わった今、間違いなく恋に落ちてしまったし、それ以下のものに落ち着くことはできないと思う」と答えた。

    ローソンはその後、2024年のドライバーをまだ発表していないグリッド上で唯一のチームであるアルファタウリ(現在角田裕毅も所属)とともに、一時的なポジションを恒久的なポジションに変えるために何をすべきかを迫られた。

    「今の状況を最大限に活用しているだけだと思う」とローソンは語った。

    「どうなるかは見てみないとね。F1でドライブする機会を得ることは明らかに非常に稀なことだけど、僕は今その機会を手にしているので、最大限に活用するだ」

  • F1シンガポールGP:シンガポール市街地コースの変更点が初公開

    F1シンガポールGP:シンガポール市街地コースの変更点が初公開

    2023年のF1シンガポールGPに向けて、レイアウト変更されたシンガポール市街地コースのトラックが初公開され、2022年からの変更点が浮き彫りになった。

    エスプラネード・ブリッジ出口からドライバーは通常どおり右折する。しかし、グランドスタンドの下をくぐり抜ける前に曲がりくねったコンプレックス『ザ・フロート』に直面することなく、ラッフルズ・アベニューを最終シケインまで駆け抜けることになる。

    今回のトラック変更は、ザ・フロート@マリーナ・ベイの建設工事が始まったことによるもので、この工事の遅れにより、変更されたレイアウトは少なくとも2027年まで続くことになる。

    この間、サーキットは比較的ヘビーなブレーキングゾーンに高速で突っ込んでいく。

    メルセデスF1チームのエンジニアたちは、この変更によってタイヤが保護され、1周の間にドライバーがタイヤを管理する手間が減る可能性があると予測している。

    メルセデスF1チームのトラックサイド・パフォーマンス責任者であるリカルド・ムスコーニは「最終セクターの風味が変わるのは確かだ」と説明する。

    「例年なら、ラップの終盤は生き残ることに必死だった。最後の6つのコーナーではタイヤが限界に達し、最終コーナーではオーバーステアとの戦いになる」

    「ターン16への新しいストレートは、タイヤをもう少し休ませることができるだろう。

    「つまり、もう少し良いポジションで到着できれば、マシンとのバランスをより良く保つことができる可能性が高まるということだ」

    ブレーキの回数が減り、空気の流れがその負担を軽減する機会が増えるため、マシンの冷却にも影響します。

    ドライバーにとっても、コーナーが4つ少なくなり、暑いコンディションでの混雑したラップで短い休息をとる機会がまたひとつ増え、わずかに楽になることが期待されている。

    とはいえ、シンガポールGPはレイアウトを変更したとはいえ、日曜日に行われる決勝レースは2時間近くになると予想されている。

    シンガポールグランプリ  - シンガポール市街地コース