カテゴリー: F1シンガポールGP

  • F1シンガポールGP フリー走行1回目 ハイライト動画:角田裕毅は9番手

    F1シンガポールGP フリー走行1回目 ハイライト動画:角田裕毅は9番手

    2025年F1 シンガポールGP フリー走行1回目(FP1)のハイライト動画。10月3日(金)にマリーナベイ市街地サーキットで2025年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリのプラクティスが行われた。

    フェルナンド・アロンソがシンガポールGPのフリー走行1回目で最速タイムを記録した。アストンマーティンのドライバーであるアロンソは、1時間のオープニングセッションでシャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンを抑えてトップに立った。

    このスペイン人ドライバーは、難易度の高い市街地サーキットで印象的な速さを見せ、ピレリのソフトタイヤで1分31秒116をマーク。ルクレールに0.150秒の差をつけ、さらにその0.1秒後方にフェルスタッペンが続いた。

    レッドブルの角田裕毅も堅実な初日を迎え、トップ10圏内のペースを示した。マシンバランスの確認に重点を置いた走行ながらも、好調な滑り出しを見せている。ドライバーズチャンピオンシップの首位に立つオスカー・ピアストリは5番手で、タイトルを争うマクラーレンのチームメイト、ランド・ノリスが6番手に続いた。両者はアロンソのタイムから0.5秒以上遅れていた。

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  • F1シンガポールGP FP2:最速ピアストリにハジャー接近 角田裕毅11番手

    F1シンガポールGP FP2:最速ピアストリにハジャー接近 角田裕毅11番手

    マクラーレンのオスカー・ピアストリがシンガポールGPのフリー走行2回目で最速タイムを記録した。このセッションは赤旗が2度提示され、さらにシャルル・ルクレールとランド・ノリスのピットレーンでの接触という珍しいアクシデントも発生した。

    午後のフリー走行1回目ではフェルナンド・アロンソがトップに立ったが、夜間に実施されたFP2では、予選や決勝を想定したより代表的なコンディションの中で、最終的にピアストリが首位に立った。

    セッション開始の現地時間21時、ニコ・ヒュルケンベルグが先陣を切り、気温が数度下がったマリーナ・ベイ・サーキットに各車が次々とコースイン。フラッドライトに照らされる中、走行が再開された。

    午前の走行でリアブレーキのハードウェアトラブルにより2周で走行を終えていたウィリアムズのアレックス・アルボンにとっても、再び走行できることは歓迎すべき機会となった。

    序盤はルーキー勢が攻めた走りを見せ、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトがコースオフし、メルセデスのキミ・アントネッリもマシンを乱した。一方ノリスはミディアムタイヤで1分31秒716を記録し、この時点での最速となった。

    しかし数分後、ジョージ・ラッセルがターン16でウォールに接触し、メルセデスW16のフロントノーズを破損。「ちょっとおかしかった」と無線で伝えながらピットに戻り、デブリ除去のため赤旗が提示された。

    メルセデスがラッセル車の修復作業に追われる一方、他のドライバーは再開を待機。数分後にセッションは残り30分強で再開された。

    その後、各車がソフトタイヤでアタックを開始。フェラーリ勢のルイス・ハミルトンとルクレールは例外的にミディアムで走行を続ける中、ハースのエステバン・オコンが1分31秒480でトップに浮上した。

    しかし、再びアクシデント。レーシングブルズのリアム・ローソンがターン17出口でウォールに接触し、損傷したマシンをピット入口に止めた。ローソンは自力でガレージに戻り、回収作業のため再度赤旗に。走行再開時には、ルクレールがピットレーンでノリスと接触。フェラーリがピットアウトする際に並走状態となり、ノリスがピットウォールに接触してフロントウイングを破損した。「彼がまっすぐ僕に突っ込んできた」とノリスは無線で報告。この件はセッション後にアンセーフリリースとして調査されることになった。

    両者ともその後走行を再開し、残り時間の短い中で各車がタイム更新を狙う展開に。ラスト5分でピアストリが1分30秒714を叩き出し首位を奪取。レーシングブルズのアイザック・ハジャーが0.132秒差で2位に食い込み、フェルスタッペンが3位、アロンソが4位に続いた。

    アストンマーティンはランス・ストロールも上位に入り、アロンソと並んで好調を維持。ノリスは終盤に自らの走りに不満を漏らしながらも5位を確保した。

    7位にはオコン、8位にウィリアムズのカルロス・サインツ、9位にルクレール、10位にハミルトンと続いた。レーシングブルズの角田裕毅は惜しくも11位。ハースのオリー・ベアマンが12位、アルボンが13位、ヒュルケンベルグが14位、ボルトレトが15位となった。

    以下はアルピーヌのピエール・ガスリーが16位、ローソンが17位、アントネッリが18位、アルピーヌのフランコ・コラピントが19位、ラッセルが20位で締めくくられた。

    ドライバーとチームは一晩でデータを精査し、翌日のFP3(現地17時30分開始)と予選(同21時開始)に備える。

    シンガポールグランプリラッセルがバリアに接触し、デブリを残して最初の赤旗を引き起こした

    F1 シンガポールGP フリー走行1回目 結果・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分30秒714
    2.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分30秒846
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分30秒857
    4.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分30秒877
    5.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分31秒197
    6.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分31秒222
    7.エステバン・オコン(ハース) – 1分31秒298
    8.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒299
    9.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分31秒466
    10.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分31秒491
    11.角田裕毅(レッドブル) – 1分31秒807
    12.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分31秒711
    13.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分32秒060
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分32秒069
    15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分32秒319
    16.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分32秒458
    17.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分32秒645
    18.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分32秒719
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分33秒139
    20.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分33秒231

  • 角田裕毅は11番手…F1シンガポールGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は11番手…F1シンガポールGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    2025年F1シンガポールGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。10月3日(金)にマリーナベイ市街地コースで2025年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2番手にアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は11番手でセッションを終えた。

    ■ ピアストリが最速、マクラーレン勢が存在感
    オスカー・ピアストリが1分30秒714でトップタイムを記録。ランド・ノリスも5番手に入り、マクラーレンが再び上番手に返り咲いた。

    ■ ハジャーが2番手、レーシングブルズ好調
    アイザック・ハジャーが0.132秒差の2番手につけ、バクーでの不調を払拭。チームメイトのリアム・ローソンは17番手に沈んだ。

    ■ フェルスタッペンとアロンソが僅差の3・4番手
    マックス・フェルスタッペンは3番手、フェルナンド・アロンソが4番手。両者の差はわずか0.020秒と接戦だった。

    ■ ルクレールとノリスのピットレーン接触
    セッション中盤、ピットレーンでシャルル・ルクレールとランド・ノリスが接触。ノリスのマシンはフロントウイング交換を強いられ、フェラーリはスチュワード調査対象に。

    ■ 赤旗続出、ラッセルとローソンがクラッシュ
    ジョージ・ラッセルとリアム・ローソンが壁にヒットし、いずれも赤旗原因に。特にローソンはターン17で前後を損傷し走行を断念した。

    ■ 角田裕毅は11番手、フェラーリ勢は中団
    角田裕毅は1分31秒807で11番手。フェラーリ勢はシャルル・ルクレールが9番手、ルイス・ハミルトンが10番手にとどまった。

    2025年F1 シンガポールGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒714    
    2 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分30秒846 0.132  
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分30秒857 0.143  
    4 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分30秒877 0.163  
    5 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分31秒197 0.483  
    6 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分31秒222 0.508  
    7 31 エステバン・オコン ハース 1分31秒298 0.584  
    8 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分31秒299 0.585  
    9 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分31秒466 0.752  
    10 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分31秒491 0.777  
    11 22 角田裕毅 レッドブル 1分31秒807 0.994  
    12 87 オリバー・ベアマン ハース 1分31秒711 0.997  
    13 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分32秒060 1.346  
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分32秒069 1.355  
    15 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分32秒319 1.605  
    16 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分32秒458 1.744  
    17 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分32秒645 1.931  
    18 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分32秒719 2.005  
    19 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分33秒139 2.425  
    20 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分33秒231 2.517  
  • F1シンガポールGP FP2展開:ピアストリ最速、赤旗2度とピット接触も発生

    F1シンガポールGP FP2展開:ピアストリ最速、赤旗2度とピット接触も発生

    マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで迎えた第18戦シンガポールGP。灼熱と高湿度の中、FP1ではフェルナンド・アロンソがトップタイムを記録したが、FP2は赤旗が3度も出される大混乱のセッションとなった。

    マクラーレンがコンストラクターズタイトル獲得の可能性をかける週末、そしてオスカー・ピアストリがドライバーズ選手権首位を守る戦いの前哨戦。ここではクラッシュ、赤旗、無線、そして各チームの動きを振り返る。

    序盤:マクラーレンが主導権、路面はまだ未知数
    FP2開始直後は全車がミディアム中心で走行開始。ピアストリがトップに立ち、ノリスがすぐ後ろにつける。アレックス・アルボンはFP1のブレーキトラブルから復帰し、周回を重ねて調整。アロンソはハードタイヤでも速さを見せ、ベテランらしい安定感を示した。一方、レーシングブルズ勢のリアム・ローソンとアイザック・ハジャーも序盤から上位に食い込み、ここシンガポールでの相性の良さを証明し始めていた。

    赤旗①:ラッセルがターン16でクラッシュ
    混乱の幕開けはメルセデスのジョージ・ラッセル。ターン16進入でリアを滑らせ、正面からウォールにヒット。フロントウイングを失いながらピットに戻るが、これで初めての赤旗。

    ラッセル無線:「(沈黙)…フロントを失った。戻る。」
    ジョリオン・パーマー(F1TV解説)は「バリアの潰れ具合を見ても相当な衝撃だった」とコメント。ラッセルはその後走行できず、FP2の大半を失った。

    赤旗②:ローソンも壁にヒット
    再開後、レーシングブルズのローソンがターン17で姿勢を崩し、フロントとリアの両方をヒット。右フロントタイヤはバースト、火花を散らしながらピット手前でストップし再び赤旗。

    ローソン無線:「やってしまった…右フロント壊した。」
    解説のパーマーは「シンガポールで攻めすぎた代償だ」と評した。これでローソンも貴重な走行時間を失い、代表的な“罠”コーナーの犠牲者となった。

    赤旗直後:ピットレーンでルクレールとノリスが接触
    2度目の赤旗が明ける直前、さらに信じられないシーン。ピット出口でフェラーリのシャルル・ルクレールが放出され、すでに並んでいたマクラーレンのランド・ノリスとサイド・バイ・サイドに。狭いピットレーンで接触し、ノリスがウォールに押し付けられてフロントウイングを損傷。即座にガレージへ戻された。
    FIAは「ルクレールのアンセーフリリース」を調査対象と発表。通常は罰金で済むことが多いが、今回は相手が実際に被害を受けたため厳しい裁定の可能性がある。

    シンガポールグランプリ

    終盤:混乱の中で光ったピアストリとハジャー
    残り10分を切ると、マックス・フェルスタッペンがソフトで1分30秒857を叩き出しトップへ。しかしアロンソが0.020秒差で続き、アストンマーティンの健在ぶりを示す。
    一方でピアストリは周回を重ねたソフトでも安定した速さを見せ、最終セクターを完璧にまとめて再びトップに返り咲いた。ランド・ノリスはフロント交換後に走行するも、チームメイトに0.5秒届かず。

    ここで意地を見せたのがハジャー。バクーで苦戦した若手は、8周落ちのソフトにもかかわらずピアストリからわずか0.132秒差の2番手。

    ハジャー無線:「やっと決まった。この調子で行ける。」
    対照的に、ガブリエル・ボルトレトはトラフィックに阻まれて「○○なトラフィックだ!」と激しく苛立ちを無線でぶちまけた。

    その他の注目場面
    ・ハミルトンはウォールに軽く接触、オリー・ベアマンもターン16で危うくクラッシュしそうに。
    ・ニコ・ヒュルケンベルグはターン17でスライドし、ローソンと同じく壁ギリギリで難を逃れた。
    ・サインツやオコンも好タイムを出し、ハースは上位争いの兆しを見せた。

    最終結果と勢力図
    セッション終盤にピアストリが1分30秒7台でトップ、ハジャーが+0.132秒差で2番手、フェルスタッペンがさらに0.143秒差で続いた。アロンソも常に上位に絡み、上位4名の差はコンマ2秒という僅差。

    ただし、赤旗が3度も出たことで各チームのロングランデータはほぼ皆無。メルセデスはラッセルのクラッシュで未知数、アンソネッリもクリーンラップを得られず、序列は依然不透明なままだ。

    まとめ:予選に向けた展望
    FP2は3件のクラッシュとピットレーン接触という大波乱。チームは走行計画を崩され、データ不足のまま土曜の予選に挑むことになる。

    ピアストリはバクーでの失敗を払拭する力強い走りを見せ、フェルスタッペンとアロンソも速さを示した。ノリスとルクレールの接触の裁定次第では予選に波乱が残る可能性も高い。

    明日のFP3と予選は混戦必至の展開となりそうだ。

  • F1シンガポールGP FP1:アロンソが最速タイムを記録 角田裕毅は9番手

    F1シンガポールGP FP1:アロンソが最速タイムを記録 角田裕毅は9番手

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、シンガポールGP金曜フリー走行1回目でやや意外な最速タイムを記録し、フェラーリのシャルル・ルクレールとレッドブルのマックス・フェルスタッペンを抑えた。

    アロンソは午後のシャワーが降った後、曇り空の下で始まった現地時間17時30分からの1時間のセッションで走行を重ね、最終的に1分31秒116をマークした。典型的な高温多湿のコンディションで行われたこのセッションでは、FIAが2023年カタールGPでの状況を踏まえて週末前に「ヒートハザード」を宣言。

    そのため今週末は全車に特別な「ドライバー冷却システム」が搭載されている。

    グリーンシグナルが点灯すると20台すべてが早々にコースインし、ほとんどのドライバーがハードタイヤ、アストンマーティン勢はミディアムを選択した。路面には一部まだ濡れた箇所が残っていた。序盤にはアレックス・アルボンのウィリアムズのリアから煙が上がり、ピットに戻ってメカニックがブロワーや消火器で対応する場面もあった。

    その間に残り19台は周回を重ね、マリーナベイ・ストリート・サーキットでリズムを掴もうとした。ランド・ノリスはターン17で姿勢を乱しながらも1分33秒388を記録して暫定トップに立ち、ルクレールはターン13でロックアップを喫しながらも走行を続けた。セッション開始から4分の1ほどの時点で、アロンソがミディアムで1分32秒592をマークして首位に立ち、フェルスタッペン、ルクレール、マクラーレンのオスカー・ピアストリとノリス、そしてウィリアムズのカルロス・サインツ(全員ハード)がそれに続いた。

    その直後、アルボンのマシンにはリアブレーキのハードウェアトラブルが発覚し、このセッションでの走行を断念することになった。チームは「FP2までに解決できる自信がある」と明らかにした。

    その後、ドライバーたちがさらにプッシュを始めると、アルピーヌのピエール・ガスリーがターン14で突っ込みすぎてランオフに飛び出し、フェラーリのルイス・ハミルトンも同じ場所でウォールぎりぎりに迫る場面があった。セッション半ばを過ぎると、アロンソが1分32秒054にタイムを更新し、さらにサインツが1分31秒812を記録。昨年のFP1でルクレールが出した1分31秒763に迫るペースとなった。

    その後はソフトタイヤに履き替えた走行が始まり、ピレリのレッドカラーのコンパウンドで各車がタイムを更新。ルクレールが1分31秒266でトップに立ち、フェルスタッペン、ノリス、レーシングブルズの新人アイザック・ハジャーが続いた。

    一方ピアストリは「かなりアンダーステアだ」と無線で訴え、当初はノリスより0.5秒以上遅れていた。アゼルバイジャンGPで苦戦し、選手権リードを25ポイントに縮められた彼にとって、反撃が課題となっていた。

    残り時間が減る中で各車が予選シミュレーションを実施し、アロンソは1分31秒116を叩き出して再びトップに返り咲き、そのままチェッカーフラッグを迎えた。ルクレールが0.150秒差の2番手、フェルスタッペンが0.276秒差の3番手、ハミルトンが4番手につけた。ピアストリはトラフィックとウォールとの接触がありながらも改善し、ノリスを上回って5番手。続いてハジャー、サインツ、レッドブルの角田裕毅、そしてハースのエステバン・オコンがトップ10を締めくくった。

    メルセデス勢は控えめな滑り出しで、ジョージ・ラッセルが11番手、キミ・アントネッリが14番手。二人の間にニコ・ヒュルケンベルグとガスリーが入った。リアム・ローソン、オリー・ベアマン、ガブリエル・ボルトレト、ランス・ストロール、フランコ・コラピント、そして走行を断念したアルボンが下位に並んだ。

    ドライバーとチームはマリーナベイのパドックに戻り、データを分析して次のフリー走行2回目に備える。FP2は現地時間21時に開始され、予選や決勝により近いコンディションで行われる予定だ。

    F1 シンガポールグランプリ

    F1 シンガポールGP フリー走行1回目 結果・ラップタイム

    1.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分31秒116
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分31秒266
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分31秒392
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分31秒480
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分31秒481
    6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分31秒698
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分31秒755
    8.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒812
    9.角田裕毅(レッドブル) – 1分31秒860
    10.エステバン・オコン(ハース) – 1分32秒128
    11.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分32秒139
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分32秒315
    13.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分32秒378
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分32秒399
    15.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分32秒461
    16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分32秒538
    17.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分32秒611
    18.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒034
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分33秒324
    20.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – No Time

  • 角田裕毅は9番手…F1シンガポールGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は9番手…F1シンガポールGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    2025年F1シンガポールGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。10月3日(金)にマリーナベイ市街地コースで2025年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は9番手でセッションを終えた。

    ■ アロンソがトップ、アストン復調の兆し
    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが1分31秒116で首位発進。バクーで不振(P15)に終わったチームにとって、好スタートとなった。

    ■ ルクレール2番手、フェラーリ勢が上位に
    シャルル・ルクレールが2番手、ルイス・ハミルトンも4番手とフェラーリは2台とも上位につけた。ルクレールはソフトタイヤで速さを見せ、0.150秒差に迫った。

    ■ フェルスタッペン3番手、角田裕毅は9番手
    レッドブルはマックス・フェルスタッペンが3番手、角田裕毅は9番手につけた。高ダウンフォースが要求されるサーキットでまずまずの滑り出し。

    ■ マクラーレン勢は5・6番手
    オスカー・ピアストリが5番手、ランド・ノリスが6番手。序盤から攻めた走りを見せたピアストリは壁に軽く接触する場面もあったが、上位タイムを記録。

    ■ ハジャーが7番手、サインツはウィリアムズで8番手
    レーシングブルズのアイザック・ハジャーが7番手、カルロス・サインツはウィリアムズで8番手。サインツは昨年の勝利経験がある舞台で存在感を示した。

    ■ アルボンはブレーキトラブルでノータイム
    アレクサンダー・アルボンは序盤にブレーキトラブルで炎上し、走行できずノータイム。週末の立ち上がりで痛手を負った。

    2025年F1 シンガポールGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分31秒116    
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分31秒266 0.150  
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分31秒392 0.276  
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分31秒480 0.364  
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分31秒481 0.365  
    6 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分31秒698 0.582  
    7 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分31秒755 0.639  
    8 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分31秒812 0.696  
    9 22 角田裕毅 レッドブル 1分31秒860 0.744  
    10 31 エステバン・オコン ハース 1分32秒128 1.012  
    11 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分32秒139 1.023  
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分32秒315 1.199  
    13 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分32秒378 1.262  
    14 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分32秒399 1.283  
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 1分32秒461 1.345  
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分32秒538 1.422  
    17 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分32秒611 1.495  
    18 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分33秒034 1.918  
    19 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分33秒324 2.208  
    20 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ No Time    
  • F1シンガポールGP FP1展開:アロンソがトップ発進 アルボンにブレーキ火災

    F1シンガポールGP FP1展開:アロンソがトップ発進 アルボンにブレーキ火災

    2025年F1シンガポールGPが開幕。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが1分31秒116で初日のフリー走行1回目(FP1)を制した。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.150秒差の2番手、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3番手につけた。セッションは大きな赤旗やクラッシュもなく進行したが、ウィリアムズのアレックス・アルボンがブレーキ火災によりわずか2周で走行を終える波乱もあった。

    気温29℃、湿度72%の厳しい環境下で行われた初回走行は、各チームが硬めのタイヤでデータ収集を進める中、終盤にかけてソフトタイヤでのアタック合戦となり、アロンソが上位勢を抑えて首位に立った。

    セッション開始:暑さと湿度の試練
    グリーンライトとともに走行開始。路面はまだ汚れており、気温29℃、路面温度35℃、湿度72%という厳しい条件。各車はハードタイヤ主体で走行を始め、アストンマーティンは早めにミディアムを投入。ジョリオン・パーマーは「本物の市街地コース、バンピーでタイト」とコメント。

    アルボンに火災トラブル
    開始5分でウィリアムズのアレックス・アルボンがブレーキの発火に見舞われ、ピットで消火作業。煙がヘルメットに充満し視界不良の中でセッション離脱。結局走行はアウトラップとインラップの2周にとどまり、以後はサイドラインから見守ることに。

    序盤の主導権争い:ノリス vs フェルスタッペン
    17:54、ノリスが1分32秒493でトップに立つと、フェルスタッペンが0.021秒差で迫る。ここシンガポールはフェルスタッペンが未勝利の唯一の現役サーキットだが、モンツァとバクー連勝の勢いを持ち込む。

    サインツが頭角を現す
    17:44、ウィリアムズのカルロス・サインツが一時トップタイム。バクーで表彰台に乗った勢いそのままに自信をのぞかせる。マシンの乗り心地特性がバンピーな市街地に合うとの見立てもある。18:02には1分31秒812で再びトップを奪取。ミディアムでのタイムは非常に目を引くものだった。

    ライバルたちの動き
    メルセデスは高温下でタイヤを持たせられず、アントネッリがターン1で大きなスライドを喫し無線で「タイヤがオーバーヒートした」と報告。アルピーヌのガスリーはランオフに飛び出す場面もあり、依然苦戦傾向を脱せず。

    一方レーシングブルズ勢は健闘。アイザック・ハジャーがP3、リアム・ローソンもP7につけ、今週末への期待を裏付けた。

    中盤:ルクレールが速さを見せる
    18:08、ソフトタイヤに履き替えたシャルル・ルクレールが1分31秒266を記録。ノリスを0.432秒突き放す圧巻のアタック。ピアストリは「強アンダーステア」と不満を訴えながらも6番手に留まる。

    終盤:アロンソがトップへ
    18:17、ピアストリがウォールに軽くヒットしながらも3番手へ浮上。続いてアロンソがソフトで飛び込み、ルクレールを0.149秒上回る1分31秒116を叩き出し首位奪取。20周を走破し、アストンマーティンにとってバクーの惨敗(アロンソP15、ストロールP17)からの巻き返しを示す結果となった。

    最後の数分:各陣営の見極め
    日没直前の路面進化を最大限活用したアロンソはミディアムでも好調を示し、本物の速さかどうか注目を集める。マクラーレンはピアストリが壁接触、ノリスは伸び悩み、不完全燃焼。メルセデスはソフトを温存し、FP2に備える姿勢。

    サインツはミディアムでトップ10を維持、ウィリアムズの潜在力を示した。ハミルトンは派手なゴールドヘルメットで臨み、一時P14から6番手まで改善。夏休み以降の自信をうかがわせる走りだった。

    チェッカーフラッグ:アロンソ先頭で終了
    セッション終盤、サインツとヒュルケンベルグがターン16でホイールトゥホイールを展開するなど小競り合いも。最終的にアロンソがルクレール、フェルスタッペンを抑えてFP1トップ。昨年のノリスのポール(1分29秒525)には及ばないが、まだ路面改善の余地は大きい。

    次は夜のFP2。21時(現地)スタートで、気温・路面ともに予選に近い条件となる。マクラーレンの巻き返し、フェラーリの挑戦、そしてアロンソの速さが本物かどうか──必見の一戦となる。

    F1 シンガポールGP フリー走行1回目 結果・ラップタイム

    1.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分31秒116
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分31秒266
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分31秒392
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分31秒480
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分31秒481
    6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分31秒698
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分31秒755
    8.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒812
    9.角田裕毅(レッドブル) – 1分31秒860
    10.エステバン・オコン(ハース) – 1分32秒128
    11.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分32秒139
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分32秒315
    13.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分32秒378
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分32秒399
    15.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分32秒461
    16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分32秒538
    17.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分32秒611
    18.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒034
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分33秒324
    20.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – No Time

  • F1シンガポールGP 2025年:マリーナベイ市街地コース&タイヤ解説

    F1シンガポールGP 2025年:マリーナベイ市街地コース&タイヤ解説

    2025年F1 シンガポールGPが、10月3日(金)~10月5日(日)の3日間にわたってマリーナベイ市街地コースで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが2025年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリのタイヤについて解説した。

    カスピ海の岸辺でのレースを終えた後、フォーミュラ1は再び市街地サーキットに挑む。今回は赤道からわずか140キロ北に位置する都市国家シンガポールだ。

    バクーから大きく南へ移動することで、天候における2つの要素──湿度と気温──が大きく変わる。湿度は通常70%以上で、気温は冬と夏でほとんど変わらず、24〜31℃の間で推移する。これによりシンガポールでの週末はドライバーにとって最も身体的に過酷なもののひとつとなり、レース中に体重が最大3キロ減少することもある。加えて、コースはツイスト区間が多く、ドライバーがステアリングを握る間ほとんど休む暇がないことも負担を増している。

    シンガポールGP

    シンガポールGPは2008年に初開催されて以来、完全なナイトレースとして行われた最初のグランプリで、現地時間午後8時にレースがスタートする。これにより関係者は事実上ヨーロッパ時間を維持できるため、少なくとも時差ぼけの問題は避けられる。

    今回もピレリ・デザインがデザイナーのデニス・デコヴィッチと共同で制作した特別仕様のピレリ・ポディウムキャップが用意されている。鮮やかなマゼンタ色で、このアジアのレースが持つ強烈さと活気を表現している。このポディウムキャップはすでに専用のECプラットフォーム(https://store.pirelli.com/)で購入可能だ。

    F1シンガポールGP ポディウムキャップ

    コンパウンド
    マリーナベイでのドライ用コンパウンドは昨年から変更されていない。ハードがC3、ミディアムがC4、ソフトがC5だ。さらに柔らかいC6も存在するが、シーズン後半用コンパウンドがハンガリーGP週末に発表された際、夏休み前の評価によりこのレースでは不採用となった。理由は、タイヤにかかる負荷と高温により過熱問題が発生する可能性があったからだ。実際、このレースでは熱ストレスがタイヤ性能劣化の主な原因となる。

    レースではミディアムとハードが明らかに主力となるが、ソフトはスタート直後にグリップを最大限活かしたい場合や、終盤にセーフティカーが導入された場合に使用される可能性がある。数年前に行われたレイアウト変更によりオーバーテイクはやや容易になったものの、それでも依然として難しい。そのため、多くの周回を走ったミディアムやハードに対して新品に近いソフトを投入すれば、大きなパフォーマンス差を活かす場面が考えられる。

    F1 シンガポールGP

    2024年
    昨年はスタート時に14人がミディアム(C4)を選択し、4人がハード、2人がソフトを選んだ。ミディアムの柔軟性により、唯一のタイヤ交換のタイミングに複数の選択肢が生まれ、例外なく1ストップ戦略が最速の選択だった。渋滞とタイヤマネジメントによってスティントを延長でき、最も極端なケースでは49周まで走行することが可能だった。昨年のレースは、このトラックで数少ないセーフティカーが一度も出動しなかった例のひとつだった。

    トラック
    マリーナベイはカレンダーの中でも最もツイストの多いコースのひとつで、2023年の改修で23から19に減らされたコーナーを含む全長4.940kmだ。変更点はターン16後に400メートルの直線が加えられたこと。路面は市街地の道路と同じ特性を持ち、粗さが非常に低い。雨天時には多数の道路標識が追加のリスクとなる。ランオフエリアはほとんどなく、バリアは近接しているが、一部ではコース幅が比較的広い。

    DRSゾーンは4か所あるが、前述のとおりオーバーテイクは依然として稀だ。ピットレーンの速度制限が60km/hから80km/hに引き上げられたことは戦略に大きく影響するだろう。1ストップはほぼ必須といえる。

    予測困難な要素としては、セーフティカー導入や天候が挙げられる。赤道直下では天候の変化が激しく、雷雨も珍しくない。雨が降れば路面に載ったラバーが洗い流され、路面コンディションがリセットされることでタイヤ性能に影響を与える。

    シンガポールグランプリ

    キーワード:暗闇
    シンガポールGPはF1初のナイトレースであり、その後アブダビやジェッダ、そして最新のラスベガスなど一部のレースに模倣された。マリーナベイは、コース全体を照らす技術を先駆的に導入し、ドライバーに最適な視界を提供する必要があった。特に課題となるのは、光が路面やバイザーに反射することで正確なブレーキングポイントを見極めにくくなる点だ。

    通常、ナイトレースではレース本番時の気温は日中のセッションより低いが、シンガポールでは緯度の関係で昼夜の気温差がほとんどない。アブダビやジェッダといった砂漠地帯でのナイトレースと比べると大きな違いといえる。

    2025年のF1世界選手権 シンガポールグランプリ

    統計コーナー
    これまでにシンガポールGPは15回開催され、そのうち10回、つまり3分の2で優勝者はポールポジションからスタートしている。これは予選の重要性を示しており、モナコでのポール勝率46.48%と比較しても高い。唯一2008年の初開催時だけが5番手以下からの優勝で、フェルナンド・アロンソが15番手スタートから勝利したが、そのレースは完全に混乱した展開となった。

    シンガポール最多勝は5勝を挙げたセバスチャン・ベッテルで、次いでルイス・ハミルトンが4勝。これまで7人のドライバーが優勝を分け合い、そのうち4人が今週末も参戦する。珍しいことに、マックス・フェルスタッペンはここでまだ勝利していないだけでなく、ポールポジションも獲得したことがない。表彰台には3度上がっているものの、未勝利だ。チーム別ではメルセデス、フェラーリ、レッドブルがそれぞれ4勝で並ぶ。ポールポジションではベッテルとハミルトンが4回でトップ、チームではフェラーリが7回で首位。ベッテルは表彰台回数でも8回で最多、ハミルトンが7回、アロンソが5回で続く。チーム別表彰台数はレッドブルが15で最多、フェラーリが11、メルセデスとマクラーレンが7で並んでいる。

  • オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP展望「バクーの失敗は教訓に」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP展望「バクーの失敗は教訓に」

    オスカー・ピアストリは、自分が「リセット」し、バクーでのミスから学んだと確信しており、シンガポールGPで巻き返す準備ができていると語った。マクラーレンのドライバーは「自分も人間だ」と認めている。

    アゼルバイジャンGPはピアストリにとって厳しい週末となり、最終的にはレース1周目にクラッシュでリタイア。2023年以来初のノーフィニッシュとなった。

    第18戦シンガポールGPを前に、ピアストリはバクー後のリフレッシュ期間を経て再び走る準備が整ったと語った。

    「いい感じだよ」と24歳のピアストリは説明した。「数日間オフを取ってリラックスしてリセットできたのは良かった。この1週間は生産的で、この週末に集中し、我々ができるとわかっていることに戻るために取り組んできた」

    シンガポールで「本来のオスカー・ピアストリ」が戻ってきたかと聞かれると、ピアストリは笑みを浮かべて答えた。「そう願うよ!もちろん、バクーで起こったことを繰り返したくはない。でもミスは起きるものだ。僕も人間なんだ。そういうことは起きる。もちろん、もう同じミスはしたくないけど、結局のところ何らかの形で起きるものだ。そのときに大事なのは、そこから前に進むこと、学ぶことだと思っている」

    「アペックスを外したりロックアップしたり、スタートを失敗したり、そういうことは関係ない。大事なのはどうやってそこから学び、前に進むかということ。僕はオフの1週間でそれができたと思う」

    ピアストリは「革命的なことではないが、いくつかのことを学んだ」と付け加えた。ただし、今後アプローチを変える必要はないと明言し、前回のミスにプレッシャーが関係していたとの見方を否定した。

    「予選に関しては、少しプッシュしすぎただけだと思う。それはよくあることだ」とパパイヤカラーのドライバーは語った。「決勝については、クラッシュはある意味スタートと関係していたと思う。あの短い時間で悪いスタートを引きずらないようにするのは簡単ではない。そこから多くの学びがあったけど、結局は愚かなミスに過ぎないと思う。僕のアプローチ自体を変える必要があるとは思っていない。確かにいくつかの良い教訓はあったけど、その教訓の一部は、これまでやってきたことがかなりうまく機能しているということだった」

    厳しい週末からの立て直し方について問われると、ピアストリは続けた。「何が悪かったのかを見直すことは大事だ。逃げたり隠したりするわけにはいかない。バクーからは多くの良い教訓を得られたと思うし、一般的に言えば、困難な瞬間や厳しい週末こそ、良い週末よりも多くを学べる。僕はそういうふうに捉えるようにしている」

    バクーでポイントを逃したことで、ピアストリの選手権リードはマクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスに25ポイント差まで縮まり、3位のマックス・フェルスタッペンも69ポイント差に迫った。

    しかし、タイトル争いを意識し始めるかと聞かれると、ピアストリはこう答えた。「いや、そういう考えで走るのはいいことじゃないと思う。残りレースが少なくなっても、一番大事なのは自分ができるベストの仕事をすることだ。選手権の順位はどう見えるかに過ぎない。でも僕は、自分がベストの走りをして全力を尽くせば、レースに勝てる実力があるとわかっている。最終的にそれこそがチャンピオンシップを勝ち取るものだ。だから僕はそれに集中している」

  • アルボン F1シンガポールGPヘルメット公開 ユニセフとチャリティ実施

    アルボン F1シンガポールGPヘルメット公開 ユニセフとチャリティ実施

    ウィリアムズF1ドライバーのアレクサンダー・アルボンが、F1シンガポールGPに向けた特別なヘルメットデザインを公開した。

    このヘルメットはアルボンの東南アジアのルーツにインスピレーションを得ており、ユニセフ・タイランドとともにチャリティオークションにかけられることが明らかになった。

    アルボンはSNSで「シンガポールGPに向けたSEA(東南アジア)デザインのヘルメットを紹介できることを誇りに思う。このヘルメットを@UNICEF_Thailandと一緒にチャリティのためにオークションに出品することを嬉しく思う。収益はすべてユニセフの活動に寄付され、特に困難な状況にあるタイの子どもたちが、安全で健康的に成長し、十分な支援を受けて可能性を発揮できるよう役立てられる」と述べた。

    この特注ヘルメットはカーロッタ・フライヤーによってデザインされ、すでに始まっているオークションは10月15日まで開催される。開始価格は14,100ドルで、売上はユニセフのタイ国内プログラムに充てられ、最も恵まれない子どもたちの生活改善に役立てられる。

    アルボンは「ユニセフ・タイランドと提携し、シンガポールGPのヘルメットをオークションに出して、タイで最も支援を必要とする子どもたちを支える資金を集められることを本当に誇りに思う。彼らが行っている重要な活動に光を当て、より多くの人々が参加するきっかけになれば嬉しい」とコメントした。

    ユニセフ・タイランドの副代表セヴリーヌ・レオナルディも「このオークションで集められる1バーツごとに、子どもたちのために持続可能なインパクトを生み出すことができる。子どもたちのそばに立ち、支援を必要とする人々に尽力するというアレックスの献身に心から感謝する」と述べている。

    アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ・レーシング

    アルボンは、チームメイトのカルロス・サインツがグローブのチームで初表彰台を獲得した一方で、自身はアゼルバイジャングランプリで困難な週末を過ごした直後にシンガポールGPを迎える。現在、ドライバーズ選手権では70ポイントを獲得して8位につけている。

    アルボンはウィリアムズのレースプレビューで「バクーではチームとして素晴らしい結果を得られたので、シーズン後半に向けてこれを積み重ねていければと思う。シンガポールで走るのを楽しみにしている。いつもホームレースのように感じるし、ファンの前でナイトレースを戦えるのは最高だ」と語った。

    「シンガポールはバクーとはまったく違うサーキットで、非常に狭く、気温と湿度で肉体的にも厳しい。だから早く順応してペースを掴むことが最優先になる。我々の焦点は予選で力を出し切り、決勝で可能な限り良いポジションを得ることにある」