カテゴリー: F1サウジアラビアGP

  • ミック・シューマッハ 「ラッセルのDRSに入ろうとしてプッシュしすぎた」

    ミック・シューマッハ 「ラッセルのDRSに入ろうとしてプッシュしすぎた」

    ハースF1のミック・シューマッハは、F1サウジアラビアGPの決勝をリタイアで終えた。

    ミック・シューマッハは、10周目にバリアにクラッシュ。1回目の赤旗中断の原因となった。

    「残念ながら、(ジョージ)ラッセルのDRSウィンドウに入ろうとして、少しプッシュしすぎてしまった」とミック・シューマッハ。

    「ターン23でコントロールを失った。ペースはあったように見えたし、ウィリアムズに快適について行くことができていた。実際にそれは予想外だったし、モチベーションが高まっていた」

    「でも、今回は少し高すぎたのかもしれない。まだ1ポイント獲得が目標だ。それを達成できることを願っている」

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  • セバスチャン・ベッテル 「あのコーナーはキミが減速する必要があった」

    セバスチャン・ベッテル 「あのコーナーはキミが減速する必要があった」

    アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、F1サウジアラビアGPの決勝をリタイアで終えた。

    予選を17番手で終えていたセバスチャン・ベッテルだが、一時は8番手まで順位を上げていた。しかし、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)に追突させる形でマシンを破損。さらにキミ・ライコネン(アルファロメオ)にもヒットされて最終的にリタイアでレースを終えることになった。

    「大きなフロア破損でレースを終えるのはタフだったし、ポイント争いをするチャンスを失ったのは残念だ」とセバスチャン・ベッテル。

    「レース序盤は、物事が有利に運んでいた。17番スタートだったけど、リスタート後はポイント圏内に入っていた。フェラーリ勢の前を走っていたけど、今日はペースが強くなかったので、プレッシャーを受けていた」

    「最初のシケインで角田に追突され、最後尾まで落ちた。その後、キミとのインシデントがあり、ダメージがあって僕のレースは台無しになった。僕にはトラックでのポジションがあったし、あのコーナーは2台が並ぶ余裕はないので、キミが減速する必要があったと思う」

  • 2021年 F1サウジアラビアGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1サウジアラビアGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1世界選手権 第21戦 F1サウジアラビアGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    2度の赤旗中断を含めて波乱の展開となったF1サウジアラビアGPでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が3連勝となる今季8勝目を挙げ、ランキング首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とドライバーズ選手権で同ポイントに並んだ。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「長い間レースをしているけど、今回は信じられないくらいタフだった。僕はコース上でできるだけ賢明に、できるだけタフであろうとした。また、長年の経験からクルマをコース上にとどめ、クリーンでいることがどれほど大切か分っている。難しかったけど、チームとしてよく頑張った。今シーズンの後半はさまざまな逆境に立ち向かったので、チームみんなを本当に誇りに思う。この週末の観衆は本当に素晴らしかった。ここに来て良かった。今週末は自分たちの実力を出せた。バルテリ(ボッタス)も今日はいい仕事をして、チームのためにたくさんのポイントを獲得してくれた。ファクトリーのみんなのおかげだ。素晴らしいイベントだった! ここでは歓迎されていると感じたし、人々は素敵で、ドライビングがすごく楽しいサーキットだ。肉体的にも精神的にもきついけど、これこそがF1だ。さあ次のレースだ!」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日は多くのアクションがあり、さまざまなことが起こった。僕はポジションを戻すように言われたのでレーシングラインを外れてスローダウンしたところ、ルイス(ハミルトン)が真後ろにいた。彼がなぜ抜いていかなかったのか理解できない。5秒ペナルティーにも納得はできないけど、仕方ないことなので、前へと進んでいく。今日のレースでは完璧と言えるペースはなかったので、そこがアブダビに向けての課題だ。同点で最終戦に臨むわけだけど、エキサイティングなシーズンの締めくくりになるはずだ」

    3位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「簡単な1日ではなかった。赤旗やインシデントなど、多くの障害があったので、少しトリッキーだった。とにかくプッシュし続けた。今日はオーバーテイクが難しかったけど、最後のストレートでやっと3位になれた。このような形で表彰台に立つのはいい気分だ。今日のエステバンは素晴らしい走りをした。彼を抜くのは難しかったけど、エキサイティングなフィニッシュのために、食らいついた。今日はチームとして大量ポイントを獲得できたし、ルイスとマックスが同点になったのも素晴らしい。アブダビを前に信じられないような週末を過ごすことができた」

    4位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は全力を尽くした。あと少しのところで表彰台を逃し、アスリートとしての僕はがっかりしているけど、今日はチームのためにとても誇らしく思っている。4位を取れたのは素晴らしい結果だし、チャンピオンシップでさらに12ポイントを追加できたのは重要なことだ。レースでは正しい判断ができた。コース上でも戦略上でも適切なタイミングでできるだけのことをやったし、そのおかげで多くのポイントを獲得するためにベストなポジションに立つことができた。ポールポジションからスタートできて楽しかった。2015年のGP3以来だけど、ルイス(ハミルトン)やマックス(フェルスタッペン)とレースしているわけではないのは分っていた。とはいえ、今日はチャンスがあったし、顔をあげて、誇らしい気持ちでここを離れることができる。アブダビで良い形でシーズンを締めくくるために準備をして、どんなチャンスも見逃さないようにしたい」

    5位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「これまでで最も長いレースのように感じた。レーススタートが遅かったので、すでに長い一日のように感じたけど、リスタートを重ねるごとにさらに長く感じた。スタートは良かったし、最後のポジションである4位にとどまるまで、ポジションを上げることができた。レーススタートに使ったハードタイヤはリスタートにはあまり使えず、ミディアムを使わざるを得なかった。ハードタイヤの方がいいタイヤだったと思う。それで、エステバン(オコン)を完全に捕らえることができず、バルテリ(ボッタス)をできるだけ抑えようした。どれだけ長く彼を抑えられたかには驚いたけど、タイヤがリセットさせてからは抑えるのはかなり大変だった。1周防御して、再び抜き返すことができたけど、その後は捕らえられてしまった。最後はタイヤで少し苦労したので、トップ5をキープできて嬉しい。昨日を埋め合わせができたのは確かだ」

    6位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はとても満足のいく結果を挙げることができた。フェラーリの前、トップ6で終えることができ、多くのポイントを獲得することができて、とても嬉しい。初めてのサーキットということで難しいレースになると予想していたけど、この週末のパフォーマンスは素晴らしく、いい位置からスタートすることができた。レース中は色々なことがあり、時間も長くなって、集中し続けることが大変な一戦だった。また、1コーナーにかけて難しいコースなので、今日のレース中に3回あったスタートではとても緊張した。しかし、チャンスを逃すことなく、最後はいい結果に結びつけることができたと思う」

    7位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「金曜日のクラッシュから立ち直れたことに満足しているので、7位でフィニッシュするのは残念だ。もっとうまくやれる可能性はあった。レースの前半は本当に良かったし、ペースも速かった。スタート後にセーフティカーが出たとき、『運が巡ってきた。ストップした方がいい』と思った。でも、3周後赤旗が出て、そのせいで3つのポジションを落とすことになった。リスタートではあまりリスクを冒さないようにしたけど、その後チェコ(セルジオ・ペレス)と接触し、ポジションを失った。レースを最も損なったのは、その時に発生したフラットスポットだった。これにより、次のリスタートでは、ハードタイヤを機能させるのが本当に難しくなり、フロントがロックするようになった。終盤にペースは戻ってきたけど、今日はさまざまな要因によって良い結果が得られなかった日だった」

    8位:カルロス・サインツ(フェラーリ)/b>
    「楽しいレースだったし、15番手からスタートして8位でフィニッシュできたので、そこまでがっかりするへきではないかもしれない。良いスタートを切って攻撃することができたし、ハードタイヤですぐにいくつかポジションを上げた。タイヤはとてもうまく機能していた。残念ながら、最初のセーフティカーと赤旗が出るのが僕には早すぎた。36周は知らなければならないことは分かっていたけど、ミディアムを履くしか選択肢はなかった。第2スティントの最初は非常に強力ナペースで、7番手まで上がり、前のガスリー(アルファタウリ)に追いついていた。でも、終盤になるとタイヤは完全に終わってしまっていて、ハードコンパウンドだったシャルルから守る術は何もなかった。もっと上でフィニッシュできたと確信しているので、昨日の予選が悔やまれる。でも、またポイントが獲得できたうれしい。アブダビでシーズンをいい気分で終えることを楽しみにしている!」

    9位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「今日のレースには本当に満足している。結果だけではなく、全体的なパフォーマンスにも満足している。昨日の予選ですでに力強さを示していたし、今日は混乱の中でなんとかトラブルを回避できた。スタートのたびにいくつか順位を上げることができたし、トップ10についていけるだけのペースもあった。最後はフェラーリの2台が僕たちに比べて速すぎた。タフなレースだったし、かなり肉体的にも大変だった。この暑さと湿度はシンガポールを思い出す。でも、最終的には良い結果を残せた。僕たちは何度も何度もポイントにあと一歩という11位でフィニッシュすることがあったので、9位という結果は本当に価値があると思う。次のアブダビが楽しみだし、好成績を残せるように戦って、しっかりとシーズンを締めくくりたい」

    10位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「とても不運な1日だった。今日はもっと良い結果に値したと思う。チームは良い仕事をしたし、僕もよいレースをしたと思う。でも、赤旗がすべてを変え、良い結果にするチャンスを台無しにした。とにかく不運だった。そのあとは長いレースだった。がっかりしている。ポジティブな面としては、再び1ポイントを獲得できたことだ。でも、もっと良い結果に値した感じている」

  • ホンダF1 山本雅史MD 「ホンダF1として最後までしっかりやりきりたい」

    ホンダF1 山本雅史MD 「ホンダF1として最後までしっかりやりきりたい」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、F1サウジアラビアGPの決勝について振り返った。

    2回の赤旗中断を挟んだ荒れた展開となったレースでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンにレース中に5秒ペナルティが科され、レース後にはハミルトンの追突事故に関して10秒ペナルティが科された。

    山本雅史は、それらの裁定に納得していない。

    「初開催のコースということもありましたが、最初のセーフティカーが出てピットインするときに、ハミルトン選手、ボッタス選手、フェルスタッペン選手の並びのときに、ボッタス選手がハミルトン選手からかなり離れてピットに入っていった。そこに対しても何も言われていません」と山本雅史。

    「フェルスタッペン選手にハミルトン選手が追突した件も、レッドブルはポジションを戻すと言っているのだから、きちんと先方に連絡するなどの措置を取ってほしかった」

    「その意味では個人的にはいろいろとフラストレーションのたまるレースでした」

    ドライバー、コンストラクター共にチャンピオンシップ争いはヤス・マリーナ・サーキットでの最終戦まで持ち越されることになった。ドライバーチャンピオンシップは同一ポイントながら優勝回数に勝るフェルスタッペンが優位に立っている一方で、コンストラクターチャンピオンシップはレッドブル・ホンダがメルセデスに対して28ポイントのビハインドになっている。

    「選手権的には同点にはなりましたが、フェルスタッペン選手9勝、ハミルトン選手8勝で、ランキングトップは維持しました」と山本雅史。

    「最終戦で勝った方がチャンピオンという分かりやすい状況になった。ホンダF1としては最後までしっかりやりきりたいと思います」

  • バルテリ・ボッタス、3位表彰台「諦めなかった価値があった」

    バルテリ・ボッタス、3位表彰台「諦めなかった価値があった」

    バルテリ・ボッタスは、メルセデスF1との最後から2番目のレースを忘れることはないだろう。F1サウジアラビアGPで、バルテリ・ボッタスはファイナルラップの最終コーナーで自身67回目の表彰台を獲得した。

    大荒れの展開となったF1サウジアラビアGPで、バルテリ・ボッタスは、終盤にエステバン・オコン(アルピーヌ)と激しいバトルを展開。ファイナルラップのターン27の立ち上がりからチェッカーまでドラッグレースを制して3位表彰台を獲得した。

    ルイス・ハミルトンに次ぐ2番手を走行していたバルテリ・ボッタスは、1回目のセーフティカー中にハミルトンとともにダブルピットストップ。だが、直後に赤旗となり、ステイアウトを選択したマックス・フェルスタッペンの後ろでリスタートを迎えることになった。

    リスタートで5番手に順位を下げたボッタスは、20周以上にわたってダニエル・リカルド(マクラーレン)とバトル。なんとかリカルドを攻略したボッタスは、オコンに照準を定めた。

    「もちろん、すべてが最初の赤旗から始まった。僕たちにとって少し不運だった。チームとしての僕たちにとっては非常に不運だった」とバルテリ・ボッタスは説明した。

    「そして、ハードタイヤでのリスタートで、僕たちは劣勢に立たされていくつかの場所を失った」

    バルテリ・ボッタスは、エステバン・オコンの抵抗のレベルに驚いたことを認めた。

    「厳しいレースだった。かなり激しいレースだった」とバルテリ・ボッタスは語った。

    「エステバンは良いレースをした。彼らは実際には驚くほど速く、僕たちは彼を簡単に捕まえることができなかった」

    「でも、最後に彼を捕らえることができた。とにかくプッシュし続けた。今日は諦めなかった価値があった」

    バルテリ・ボッタスの表彰台は、特にレッドブルのセルジオ・ペレスがリタイアだったため、コンストラクターズの順位でメルセデスの集計に貢献した。

    「それに関してはの良い日だったし、ルイスとマックスが同じポイントになったので、アブダビはかなりエキサイティングなレースになるだろう」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「いい気分だ。チームとあと1戦だ。フィンランドにとっても、感情的になると思うし、楽しみにしている」

  • レッドブルF1代表 「立て直す時間は1週間ある。ワンチャンス残っている」

    レッドブルF1代表 「立て直す時間は1週間ある。ワンチャンス残っている」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1サウジアラビアGPの決勝を振り返った。

    2021 第21戦 F1サウジアラビアGPがジェッダ市街地コースで開催された。サウジアラビア初開催レースは、リスタート2回、セーフティーカー1回、バーチャルセーフティーカー多数、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの疑惑の接触など荒れた内容になったが、マックスは狭隘なハイスピードコースで奮闘し、予選3位からひとつ順位を上げて2位でフィニッシュした。

    一方、セルジオ・ペレスは5番グリッドからスタートしたが、スタンディングリスタート後にクラッシュしてリタイアとなった。

    この結果、マックスはドライバーズランキングでルイス・ハミルトンと並んで最終戦を迎えることになった。コンストラクターズランキングでは、2位レッドブル・レーシング・ホンダが28ポイントのリードを得ている首位メルセデスを追う展開になる。

    「インシデントがいくつも起きたので、レースコントロールは大量のダメージとデブリを処理しなければならなかった。その意味で、フラストレーションが溜まるレースだった」とクリスチャン・ホーナー。

    「我々は2位で終えることができてラッキーだったのかもしれない。我々のマシンの後方に受けたダメージを考えると特にそう思える。ルイスが何をしようとしていたのか理解できない。なぜなら、マックスはレースコントロールの指示通りにポジションを譲ろうとしていたからだ。マックスはスローダウンしたし、我々が譲ろうとしていたこと、それをレースコントロールへ伝えていたことは聞こえていたはずだ」

    「ルイスはDRSゾーンの手前でマックスをパスしたくなかったのかもしれないが、彼がマックスの真後ろに付き続けていたのは非常に奇妙だった。結局、我々は5秒ペナルティを受けたが、厳しい判断だと思う。2人ともワイドに膨らんでレースをしていた。今週末のマックスはまるでグラディエーターのように戦い、全力を尽くしていた」

    「チェコがリスタートでテイクアウトされてしまい、コンストラクターズでポイントを落としてしまったのはフラストレーションが溜まる。チャンスはあと1回になった」

    「立て直す時間は1週間ある。アブダビですべてが決まる。今シーズンのこれまでと同じ真っ向勝負になるだろう。ファンにとってはファンタスティックな展開だ。チャンピオンシップ獲得の夢は続いており、ワンチャンス残っている。それを活かすときが来た」

  • ピエール・ガスリー、6位入賞 「集中し続けることが大変な一戦だった」

    ピエール・ガスリー、6位入賞 「集中し続けることが大変な一戦だった」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1サウジアラビアGPの決勝で6位入賞を果たした。

    スタートで6番手から8番手にポジションを下げたピエール・ガスリーは、2度のリスタートで6番手を取り戻してレースを展開。接触などなくクリーンにレースを終え、終始いいペースを見せた。

    終盤にはダニエル・リカルド(マクラーレン)に迫る勢いをみせたが、6位でフィニッシュし8ポイントを獲得。これでピエール・ガスリーの今季獲得ポイントは100ポイントを超えた。

    「今日はとても満足のいく結果を挙げることができた。フェラーリの前、トップ6で終えることができ、多くのポイントを獲得することができて、とても嬉しい」とピエール・ガスリー。

    「初めてのサーキットということで難しいレースになると予想していたけど、この週末のパフォーマンスは素晴らしく、いい位置からスタートすることができた」

    「レース中は色々なことがあり、時間も長くなって、集中し続けることが大変な一戦だった。また、1コーナーにかけて難しいコースなので、今日のレース中に3回あったスタートではとても緊張した。しかし、チャンスを逃すことなく、最後はいい結果に結びつけることができたと思う」

  • セルジオ・ペレス 「不運による事故。重要なレースだったので痛い」

    セルジオ・ペレス 「不運による事故。重要なレースだったので痛い」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、F1サウジアラビアGPの決勝をリタイアで終えた。

    スタートで5番手を守ったセルジオ・ペレスは、10周目でセーフティカーが導入されピットレーンがオープンとなるとピットイン。8番手でリスタートしてペレスは3コーナーで左側をシャルル・ルクレール(フェラーリ)、右側をガスリーに挟まれる形となり、ルクレールに接触。クラッシュバリアに接触し残念ながらリタイアとなってしまった。

    「チームにとって、ベストなレースウイークにはならなかった。コンストラクターズチャンピオンシップにおいて非常に痛いポイントを失ったので、アブダビで逆転できるようにトライしていく」とセルジオ・ペレス。

    「僕にとって最初の赤旗はとても不運だったけど、2度目のリスタートは上手くいった。ガスリーとシャルル(ルクレール)をパスしてターン3に入ったところ、全員にとってスペースがなかった。シャルルと絡み、リアタイヤに彼のフロントタイヤが当たって、僕のレースは終わってしまった。全員にとってよくない瞬間だったけど、かなりの不運によるものだ。ポイント獲得が必要だったので、本当に残念だ」

    「コース上でマシンに留まって、エンジンを再始動させようとしていたけど、やや往来の激しい場所だったので、リタイアせざるを得まなかった」

    「今日はチームにとってとても重要なレースだったので、かなり痛いけど、アブダビへ向けて望みは残っている。まだ可能性はあるし、戦う余地も十分なので、シーズン最終戦にすべてを捧げます。楽しみにしよう」

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  • ホンダF1 田辺TD「来週の最終戦で両チャンピオンシップが決まる」

    ホンダF1 田辺TD「来週の最終戦で両チャンピオンシップが決まる」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1サウジアラビアGPの決勝を振り返った。

    予選で力強さを見せ好位置からのスタートとなったホンダF1勢4台。マックス・フェルスタッペンはスタート後も3番手をキープし、セルジオ・ペレスも同じく5番手を守った。

    しかし、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台はピエール・ガスリーが6番手から8番手に、角田裕毅はエステバン・オコン(アルピーヌ)との軽い接触により12番手までポジションを落としてしまう。

    10周目でセーフティカーが導入されピットレーンがオープンとなると、レッドブル・ホンダはペレスがピットインし、フェルスタッペンは2台のメルセデスとのリードを築くためにコース上にとどまった。この先を読んだ判断が功を奏し、直後にクラッシュバリアの修復のためにレースは赤旗中断となり、フェルスタッペンはリスタートに備えてハードタイヤに交換することが可能となった。

    レース再開ではフェルスタッペンはトップ、続いてガスリーが7番手、ペレスが8番手、角田が11番手からスタートとなり4台全てがハードタイヤを装着。レース最後まで走る戦略を立てた。

    リスタート後にフェルスタッペンはトップを守ったが、ペレスが3コーナーで左側をシャルル・ルクレール(フェラーリ)、右側をガスリーに挟まれる形となり、ルクレールに接触。クラッシュバリアに接触し残念ながらリタイアとなってしまった。

    このクラッシュにより再度赤旗が提示。そしてレーススチュワードからフェルスタッペンに対して、最初のスタート時に2コーナーでコーナーカットしたことを理由に、2ポジションダウンという裁定が下される。その後、17周目からリスタートとなった際には、フェルスタッペンはミディアムタイヤを履き、3番グリッドに位置することになった。リスタートではガスリーは変わらずハードタイヤで6番手から、角田はフェルスタッペンと同じくミディアムタイヤに変更して12番手からリスタートした。

    フェルスタッペンはリスタート後にミディアムタイヤを上手く使い1コーナーでトップに浮上し、ガスリーは6番手をキープ。角田は抜群のリスタートを見せ9番手までポジションを上げた。しかし角田はその後、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)との接触によりフロントウイングを破損し、更に5秒のタイムペナルティを受け14位でレースを終えている。

    レースはタイトルを争うフェルスタッペンとハミルトン(メルセデス)が繰り広げる壮絶なバトルから目が離せない展開となった。1コーナーで同時に2台がワイドに出てしまう場面が見られたが、その際にアドバンテージを築いたという理由で、フェルスタッペンはハミルトンにトップを譲らなければいけないというオーダーが課せられてしまう。

    ポジションを明け渡す際、メルセデスが追い越すことを許可されていたにも関わらず、背後からハミルトンに接触される。更に、フェルスタッペンはショートカットしたことを理由に5秒のタイムペナルティが課された。

    その後、再度ハミルトンが前に出ると、ミディアムタイヤで2番手を走行したフェルスタッペンは、そのままポジションを守り2位でフィニッシュ。タイトルを争うハミルトン(メルセデス)と同ポイントで来週開催となる最終戦のアブダビに向かうことになった。

    ガスリーは接触などなくクリーンにレースを終え、終始いいペースを見せた。終盤ではリカルド(マクラーレン)に迫る勢いをみせたが、6位でフィニッシュし8ポイントを獲得。これで同選手のレースキャリアでの通算獲得ポイントが100ポイントを超えた。

    ドライバー、コンストラクター共にチャンピオンシップ争いはヤス・マリーナ・サーキットでの最終戦まで持ち越されることになった。ドライバーチャンピオンシップは同一ポイントながら優勝回数に勝るフェルスタッペンが優位に立っている一方で、コンストラクターチャンピオンシップはレッドブル・ホンダがメルセデスに対して28ポイントのビハインドになっている。

    「F1初開催のサウジアラビアGPは、2回の赤旗を含む波乱の展開になりました。レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手は、その波乱の中でのピット戦略も功を奏して一時はトップを走行しましたが最終的に2位に終わりました。チームメイトのペレス選手は、赤旗中断後のリスタート時の混乱の中での接触によりリタイアとなってしまいました」

    「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は難しいレースを上手く走り切り6位入賞となり、いいパフォーマンスを見せてくれたと思います。角田選手は接触によりポジションを落として14位という残念なレース結果にはなりましたが、初めてのサーキットでいいパフォーマンスを発揮できたポジティブな週末になりました」

    「ドライバーズチャンピオンシップについてはフェルスタッペン選手がハミルトン選手と同一ポイント、コンストラクターズチャンピオンシップは今日の結果からメルセデスに差を広げられてしまいました。そしていよいよ、来週の最終戦で両チャンピオンシップが決まります。ホンダF1の最後の挑戦となる今シーズンの最終戦、第22戦アブダビGPに向けてチーム一丸となり全力を注いて臨みます」

  • フェルスタッペン、裁定に不服「レースよりもペナルティを重視してる」

    フェルスタッペン、裁定に不服「レースよりもペナルティを重視してる」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1サウジアラビアGPでのルイス・ハミルトンとの物議を醸す複数のインシデントもあり2位でフィニッシュ。F1が「レースよりもペナルティを重視している」と批判した。

    マックス・フェルスタッペンは、レース中にコース外で不当にアドバンテージを得たとして5秒ペナルティを科され、レース後にはハミルトンが“ブレーキテスト”と呼んだ接触事故に10秒ペナルティを科された。

    マックス・フェルスタッペンはチームからルイス・ハミルトンを通過させるように命じられ、メインストレートのDRSを確保するために最終コーナーの前で“戦略的”にルイス・ハミルトンにポジションを返そうとしてスローダウンして追突された。

    その後、ミディアムタイヤが摩耗してきたマックス・フェルスタッペンは、ハードタイヤのルイス・ハミルトンに抜かれて2位でレースを終えた。

    また、チームメイトのセルジオ・ペレスのクラッシュによって引き起こされた赤旗中断後のリスタートでは、初のスタート時に2コーナーでコーナーカットしてリードを守ったとして、2ポジションダウンという裁定が下されいている。

    ファン投票によるドライバー・オブ・ザ・デイに選出されたマックス・フェルスタッペンは、レース直後のインタビューで展開に不満を述べた。

    「幸いなことに、ファンはレースについて明確な心を持っている。今日起こったことは信じられないことだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「僕はただレースをしようとしているだけだ。最近のこのスポーツはレースよりもペナルティが重要だ」

    「僕にとってこれはF1ではないけど、少なくともファンはそれを楽しんだ」

    「今日は全力を尽くしたけど、明らかに十分な速さではなかった。それでも、2位に満足している。」

    マックス・フェルスタッペンは、レース後の記者会見でも、レースコントロールの決定に同意していないと繰り返し述べた。

    「完全には同意できないことがたくさん起こったけど、しょうがないことだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「少なくとも僕はコース上でそれを試したわけだし、全力を尽くした」

    ルイス・ハミルトンに追突された件について質問されたマックス・フェルスタッペンは「僕は減速した」とコメント。

    「彼に追い抜いてほしかったので、右側に寄ったけど、彼は追い越したくなかった。それで僕たちは接触した。何が起こったのか、僕にはよく分からない」