カテゴリー: ルノーF1チーム

  • ルノーF1チーム、ニック・チェスターの離脱を発表

    ルノーF1チーム、ニック・チェスターの離脱を発表

    ルノーF1チームのシャシー担当テクニカルディレクターを務めてきたニック・チェスターが、技術部門再編の一環としてチームを離れることが発表された。

    ニック・チェスターは、2000年に当時ベネトンだったチームにレースエンジニアとして加入し、チームがワークスルノー、ロータス、そして、再びルノーに姿を変えるなかで複数の役割を担い続けてきた。

    ニック・チェスターは、エグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーが率いる技術リーダーシップの重要な役割を果たしてきたが、このたびチームを離れ、ガーデニング休暇に入ることが発表された。

    今シーズン、不振に陥ったルノーは、先月、ルノーは空力責任者としてディルク・ド・ビアを採用。ニック・チェスターの役割に疑問の目がむけられていた。

    昨年、コンストラクターズ選手権を4位で終えたルノーは、メルセデス、フェラーリ、レッドブルとの差を縮めることを今年の目標としていたが、エンジンカスタマーであるマクラーレンに敗れて5位でシーズンを終えている。

    ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2016年にワークスチームとして復活して以降のニック・チェスターの“コミットメント、技術的な洞察、熱意”に敬意を表した。

    ルノーのマネージングディレクターであるシリルアビテブールは、2016年のワークスチームの復活以来、チェスターの「コミットメント、技術的洞察、熱意」に敬意を表しており、それ以来、F1グリッドの向上に貢献しました。

    「我々はニックのすべてに心から感謝しており、彼のキャリアの次の段階で成功することを願っている」とシリル・アビテブールは語った。

    ニック・チェスターは、「素晴らしいスピリットを持ったチームで19年間楽しんできたし、信じられないような忠誠心と才能をもった人々のグループと仕事をしてきた」とコメント。

    「新しいチャレンジを楽しみにしており、チームの全員が将来のために最善を尽くすことを願っている」

    ルノーは、F1のトップエンジニアであるパットフライがマクラーレンとの契約上の義務から解放されると、2020年に参加すると発表している。

  • エステバン・オコン、ルノーF1と初仕事「この日を待ちわびていた」

    エステバン・オコン、ルノーF1と初仕事「この日を待ちわびていた」

    エステバン・オコンは、12月3日(火)にヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビテストで2020年のルノーのF1ドライバーとして正式に仕事を開始。ルノーF1との初走行は“素晴らしい気持ち”だったと語る。

    2018年末にレーシングポイント(旧フォース・インディア)のシートを喪失したエステバン・オコンは、今年をメルセデスのリザーブドライバーとして過ごした。

    2020年にニコ・ヒュルケンベルグに代わってルノーのF1シートを獲得したエステバン・オコンに対し、メルセデスは契約を早期に解除し、アブダビテストでルノーのF1マシンでの走行が実現した。

    「戻ってこれて素晴らしい気持ちだ」とエステバン・オコンはF1公式サイトに語った。

    「今日はとてもワクワクしていた。何カ月もこの日を待ちわびていたし、ついにそれが実現した。第一印象はいい感じだった。チームはとても温かく歓迎してくれた。いつもそれはとても嬉しいことだし、古い顔や新しい顔ともも会えた。それは素晴らしいことだ。

    「今、僕たちはすべての細かな詳細に本格的に取り組み始めた。午後に近づくにつれて、限界に近づき始いていったので、気持ちがよかった」

    エステバン・オコンは、186cmと長身だが、自分を念頭に設計されていないマシンへの適応について、ドライバーの平均身長を考えれば、メルセデスよりもルノーに収まる方が簡単だったと述べた。

    「主な焦点は、スピードを取り戻すことだった。もちろん最後に運転してからしばらく経っている。そして、みんなと仕事をすることも僕たちにとって新しいことだし、そして小さな詳細に取り組む前に大きな詳細に取り組んだ。マシンで賢明なポジションを得て、それが多かれ少なかれ完了したら、マシンと新しいタイヤの最初の感覚をつかまなければならなかった」

    「ルノーのマシンでの僕のポジション、シートポションの方が少し良い。スペースが広いからね。ニコ(ヒュルケンベルグ)とダニエルの方が、バルテリ(ボッタス)とルイス(ハミルトン)より明らかに背が高い。みんなとも知り合いになることと、新しい人と仕事をすることも非常に異なる。私たち全員がお互いを完全に理解することが最も時間がかかるものだと思う。初日にはいつも言わなければならないことがたくさんある。それが最も複雑なものであり、集中するために最も必要なものだ」

    テストの初日に77周走り込んだエステバン・オコンは、2日目にルノーと取り組んでいくことができる強力なプラットフォームがあると確信したと語る。

    「感触は良かった。明らかに改善できることがたくさんある。このエンジンも僕にとっては2年ほど新しいものであり、優れたパワーがあった。もちろん、バランスは常にそれに取り組む必要がことだ。明日も継続できる強固な基盤があると思る」

    「もっと続けていけたと思う! でも、僕たちはしっかりと夜の睡眠をとって仕事に戻る必要があるからね!」

  • エステバン・オコン 「ルノーF1チームとの非常にエキサイティングな初日」

    エステバン・オコン 「ルノーF1チームとの非常にエキサイティングな初日」

    エステバンン・オコンは、F1アブダビテスト初日にルノーのレースドライバーとしての仕事を開始。“とてもエキサイティングな初日”だったと振り返った。

    2020年にニコ・ヒュルケンベルグに代わってルノーのF1ドライバーを務めるエステバン・オコンは、ルノー R.S.19で77周を走行して8番手タイムをマークした。

    「ルノーF1チームとの非常にエキサイティングな初日だった。R.S.19がどのように振る舞うかを見始め、ギャップが進むにつれて限界にどんどん近づいていった」とエステバン・オコンはコメント。

    「F1カーに乗るのは素晴らしい気持ちでした。チームは私を温かく歓迎してくれた」

    「第一印象は良いと感じた。2020年のタイヤを体験するのも良いことだったけど、常に改善すべきことがある」

    「明日も継続するための強固な基盤があるし、楽しみにしている」

  • ルノーF1チーム | F1アブダビGP 決勝レポート&2019年総括

    ルノーF1チーム | F1アブダビGP 決勝レポート&2019年総括

    ルノーF1チームは、F1アブダビGPの決勝レースで、ダニエル・リカルドが11位、ニコ・ヒュルケンベルグが13位でレースを終えた。

    今季、ルノーF1チームはダニエル・リカルドが54ポイントを獲得してランキング9位、ニコ・ヒュルケンベルグは37ポイントを獲得して14位でシーズンを終了。コンストラクターズ選手権は5位だった。

    2020年、ルノーF1チームは、ニコ・ヒュルケンベルグに代えてエステバン・オコンを起用。ダニエル・リカルドとチームを組む。

    シリル・アビテブール(チーム代表)
    「今日はシーズンの他の20戦と同じようなレースではあったが、その一方でチャンピオンシップのポジションを確保するという絶対的な目標を持ったレースであり、我々はそれを成し遂げた。とはいえ、腹立たしいレースではあったし、予選タイヤでスタートするというルールは、再び7番手と10番手までのチームにペナルティとなった。それはマクラーレンの後ろでブロックされ、FIAの技術的な問題によってDRSを使えなかったことで悪化した。レースの重要な部分でダーティエアーに晒されることになり、事実上もうひとつのペナルティになった。それでも、素晴らしいオーバーテイクによる良い瞬間がいくつかあった。だが、それらがポイントを具現化することはなく、特にニコにとっては期待外れだった。彼はチームと我々の進歩にとって重要だった。この厳しいシーズにおける彼とダニエル、そして、エンストンとヴィリーのチーム全体の貢献とハードワークに感謝している。これを土台にして、2020年は改善させよう」

    ダニエル・リカルド(11位)
    「今日はかなり普通のレースだった。最初のピットストップで交換したハードタイヤにやや苦しんでしまったのは残念だ。最終的には速いタイヤで挽回しようとしたけど、時間が足りなかった。それでも、大きな視点で見れば、コンストラクターズチャンピオンシップで5位を確保できたのはポジティブなことだだ。今週末の目標にしていたことだからね。これからのシーズンオフだし、来シーズンに向けて楽観的な気分だ」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(12位)
    「今日は全てを投げ打ったけど、1ポイントも獲得できなかったのは残念だ。1ストップ戦略は実行するのは厳しかったし、終盤でタイヤがあまりに劣化していた。それでも、レースペースはポジティブだったし、最後まで非常に多くのバトルができた。僕にとってこのチームでの価値ある最終戦だった。いい気分でフィニッシュラインを超えることができた。ルノーとの良い3年間だったし、家族のように非常に親しい関係を築いてきた。良いときも悪いときも一緒に過ごしてきたチームのみんなに感謝したい。彼らのこれからの成功を祈っている」

  • F1ラストレースのニコ・ヒュルケンベルグがDriver Of The Dayに選出

    F1ラストレースのニコ・ヒュルケンベルグがDriver Of The Dayに選出

    F1アブダビGPの“ドライバー・オブ・ザ・デー”に今年シーズンで一旦F1ラストレースとなるルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグが選出された。

    “ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。ニコ・ヒュルケンベルグはファイナルラップまで入賞圏内を争っていたが、カルロス・サインツ(マクラーレン)とチームメイトのダニエル・リカルドに抜かれて12位でレースをフィニッシュした。

    ルノーF1チームは、2020年のダニエル・リカルドのチームメイトとしてエステバン・オコンと契約。ニコ・ヒュルケンベルグは2020年のF1シートを獲得できず、F1アブダビGPで一旦F1キャリアに終止符を打つことになった。177戦のF1キャリアで表彰台は獲得できなかった。

    「今日は全てを投げ打ったけど、1ポイントも獲得できなかったのは残念だ。1ストップ戦略は実行するのは厳しかったし、終盤でタイヤがあまりに劣化していた。それでも、レースペースはポジティブだったし、最後まで非常に多くのバトルができた」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「僕にとってこのチームでの価値ある最終戦だった。いい気分でフィニッシュラインを超えることができた。ルノーとの良い3年間だったし、家族のように非常に親しい関係を築いてきた。良いときも悪いときも一緒に過ごしてきたチームのみんなに感謝したい。彼らのこれからの成功を祈っている」

    ダニエル・リカルドを含めたチームメンバーは、ニコ・ヒュルケンベルグを模して金髪のかつらをつけて記念撮影を行った。

  • ルノー、eSportsドライバーをF1シミュレーターでのテストに起用

    ルノー、eSportsドライバーをF1シミュレーターでのテストに起用

    F1チームは、“eスポーツ”とその現実世界とのクロスオーバーを模索し始めている。

    かつてビデオゲームは単なる娯楽のための世界だったが、技術の進歩により“eスポーツ”として認識されており、F1も公式に『Formula 1 Esports Series』を立ち上げている。

    ルノーの公式eSportsドライバーであり、実際にシングルシーターレーサーでもあるヤルノ・オプメールは「この2つには多くの類似点がある」と Ouest Franceに 語った。

    同紙によると、ルノーは、実際のF1とゲームの世界のクロスオーバーによる利点を認めた最初のF1チームの1つであると述べた。

    「ビデオゲームのデータを収集することは有効だ。サーキットはリアルのF1に一致している」とルノーのITレースマネージャーであるベン・ハンプシャーは述べた。

    ヤルノ・オプメールは、まもなくエンストンでルノーの本物のF1シミュレーターでテストを実施する。

    ルノーのパートナーシップ責任者であるアントワーヌ・マグナンは「我々は実際のクルマの開発のために彼から多くの情報とフィードバックを得ることができると考えている」と述べた。

  • ダニエル・リカルド 「トロロッソの速さはルノーに緊張を生み出している」

    ダニエル・リカルド 「トロロッソの速さはルノーに緊張を生み出している」

    ダニエル・リカルドは、F1アブダビGPにむけてトロロッソに対する8ポイント差がルノーF1チーム内に緊張感を生み出していると認める。

    前戦ブラジルGPでは、ピエール・ガスリーが2位表彰台を獲得してルノーとのポイント差を一気に詰めた。コンストラクターズ選手権でルノーとの差を覆せば、トロロッソ・ホンダはチーム史上ベストフィニッシュとなる5位でシーズンを終える可能性がある。

    F1アブダビGPのフリー走行ではトロロッソ・ホンダ勢がトップ10圏内で終えたのに対し、ルノーはダニエル・リカルドが15番手、ニコ・ヒュルケンベルグが16番手と遅れをとった。

    「嘘をつかない。気にする義務があるし、少し緊張感がある」とダニエル・リカルドは語る。

    「彼らは今日も順調に見えた。最後のレースで戦うべきものがあるのは好きだ。注意力を途切れさせないので僕はそれが好きだ。やるべき仕事はいくつかあるけど、明日は大丈夫だと思う」

    ダニエル・リカルドは、FP1でエンジンが故障したが、“寿命の終わり”に近づいていたためであり、チームは2回目のフリー走行にむけて彼のレース用のエンジンを搭載した。

    「午後はスムーズなセッションだったけど、1ラップのペースでは速くなかった。ロングランは少し良くなったけど、1ラップのペースで何かを見つけなければならないのは確かだ」

    「今夜僕たちはそこに取り組んでいく。トライして理解していく。他のマシンのオンボードを見て、僕たちがどこで失っているかはわかっているし、セットアップでそれを見つけなければならない」

    ダニエル・リカルドは、不足しているラップタイムの一部はタイヤをよりうまく準備できるかにかかっていると考えている。

    「2回目にベストラップを達成したので、タイヤを最大限に活用できなかった思う。ここではC5ではそうするべきではないと思う。アウトラップで十分にタイヤを生かせていたとは思わないし、ラップを始める準備ができているとは感じなかった」

    「だから、ラップタイムはそこにあると思う。でも、それがコンマ6秒、コンマ8秒になることは期待できない。セットアップで何かを見つけなければならないのは確かだ。おそらくそこで真っ二つに割れていると思う。セットアップが50、ウォームアップが50、それとタイヤのフィーリングだ」

  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「ルノーF1との3年間は忘れらない年月だった」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「ルノーF1との3年間は忘れらない年月だった」

    ルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグが、2019年のF1世界選手権の最終戦となるアブダビGPへの意気込みを語った。

    今シーズン限りでルノーF1チームからの退団が決定しているニコ・ヒュルケンベルグは、2020年のF1シートを獲得できておらず、今週末のF1アブダビGPでのレースがF1でのラストレースとなる可能性が高い。

    ルノーF1チームとの3年間での61戦でニコ・ヒュルケンベルグは149ポイントを獲得。F1アブダビGPをポイントフィニッシュで終えて、ルノーでの時間を終えることを目指していると語る。

    「今シーズンは浮き沈みがかなりあったのは確かだ。もちろん、オーストラリアでの7位フィニッシュは、僕たちにとってシーズンを開始するポジティブな結果だった。カナダ、そして後にモンツァで出した結果は、強力なパワーユニットが不可欠なトラックで僕たちが果たした進捗を示している。全体として、僕たちは多くのことを学んだし、アブダビでシーズンをうまく終えることができると確信している」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「ヤス・マリーナは興味深いサーキットだ。対照的な3つのセクターがあるロングラップなので、リズムを見つけるのが難しい。すぐにマシンを快適に感じて、スムーズなバランスを見つけることを目指す。セットアップに関して、特にいくつかのストレートと中・高速のコーナーのある最後のセクターには、見つけることができるスイートスポットがある。週末の残りの部分で最高のポジションにいられるように、いつものように金曜日に良いスタートを切れる目指していく」

    「アブダビでシーズンを終えることを楽しんでいる。素晴らしい施設だし、忙しい1年を祝うのに最適な場所だ。僕たちはコンストラクターズ選手権で5位を獲得することを目指しているのでやらなければならないことはたくさんある。手元にタスクがあるし、準備はできている。チームのために強力な結果を狙う」

    「僕にとってルノーでの3年間は忘れられない年月だった。浮き沈みはあったけど、ここでドライバーとしての時間を楽しむことができた。素晴らしい結果といくつかの“もう少し”という瞬間があったけど、そのすべてを非常に長い間覚えているだろう。過去の61レースでのエンジニアとメカニックを含むチームの全員のすべての努力に感謝している。あと1戦はあるけど、ベストな結果を出せるように全力を尽くす」

    関連:2019年 F1アブダビGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダだけではない!メルセデスもF1撤退が噂される自動車業界の現状

    ホンダだけではない!メルセデスもF1撤退が噂される自動車業界の現状

    ホンダのF1エンジンがようやく勝利を目指せる状況となったF1世界選手権だが、2021年の新レギュレーション導入を控え、最悪の事態に直面する可能性がある。

    F1は、2021年にマシンが大きく様変わりする技術規則、および競技規則の変更、そして、F1史上初めてとなる年間1億7,500万ドル(約189億円)の予算上限の導入と節目を迎えようとしている。しかし、2020年末で期限を迎えるコンコルド協定にはまだどのF1チーム、エンジンメーカーもサインしていない。

    そんな中、ホンダ、メルセデス、ルノー、ハース、また、ザウバーのタイトルスポンサーであるアルファロメオがF1から撤退する可能性があるとの報道がなされている。

    メルセデスは、F1チーム代表のトト・ヴォルフはブラジルGPを欠席。将来のF1活動について話し合いが行われたとされ、2020年限りでコンストラクターズとしては撤退し、2021年はエンジンサプライヤーとしてのみに活動を死亡るとされている。ルノーに至っては2020年のF1撤退が噂されており、ホンダに関してはレッドブルの首脳陣がブラジルGP後に東京に飛び、今後のF1活動について話し合ったとされている。

    F1を支持してきたトップの相次ぐ交代
    メルセデスは親会社であるダイムラーで13年間CEOを務めたディーター・ツェッチェが退任し、オラ・ケレニウスが就任。2020年末までに8億5000万ポンド(1188億円)超のコストを削減すると発表している。

    ルノーは、汚職スキャンダルのカルロス・ゴーンに代わってクロチルド・デルボスが暫定CEOに就任。ゴーン色の排除に動いており、“Drive the Future”戦略を徹底的に見直していくことを明らかにしている。

    ホンダも八郷隆弘社長が60歳となり、これまで通りであれば定年退職の時期となる。また、フェラーリ/フィアットもカリスマ経営者だったセルジオ・マルキオンネが急逝し、新体制となっている。

    電気自動車への流れとフォーミュラE
    自動車業界は電気自動車への流れが加速化しており、ヨーロッパではインフラを含めた整備が進められており、多くのメーカーがラインナップのEV化を進めている。また、先日、フォルクスワーゲンが内燃エンジンでのモータースポーツ活動をやめ、今後すべてのモータースポーツプログラムを電気ベースにすることを発表。

    ポルシェのレーシングボスであるフリッツ・エンジンガーは「モータリングのシナリオは変化している。e-ビークルの割合は増え続けており、レースはそれを反映している。フォーミュラEはすでに確立されている。誰が5シーズンでそこまで人気が出ると思っただろうか?電動カートとオートバイのスポーツがある。ディスカッションには、電動ツーリングカー、E-TCR、電動ラリークロス選手権が含まれている。至る所に刺激的な見通しがある」と語っている。

    その流れに呼応するようにフォーミュラEに参戦する自動車メーカーが増加。ポルシェに加え、今年からメルセデスもワークス参戦を開始し、日産(ルノー)、アウディ、BMW、ジャガー、DSと大手メーカーが参戦している。

    ホンダもヨーロッパで電気自動車 Honda eを発表しており、マネージングディレクターを務める山本雅史は、フォーミュラEがホンダにとって“有益”だと感じていると語っている。

    「フォーミュラEはストリートレースとして都市内で行われており、純粋(伝統的)なレースではなく、レースを使用した広告のようなものです。ホンダとして、我々はアレハンドロ・アガグと会話をしています。私たちは常にこの分野に注目しています。我々はすでに電気自動車を発表しており、近い将来ヨーロッパで発売される予定です。我々の電気自動車に興味を持っているホンダの顧客はたくさんいるので、彼らにアピールするのは良いことだと思います。それにレースからロードカーまで活用できるテクノロジーがなければなりません。それが我々が興味を持っている理由です」

    走る実験室から費用対効果を求めるマーケティングプラットフォームへ
    F1はかつて“走る実験室”とも言われ、市販車での空力やカーボンファイバーの実用化などに大きく貢献してきた。しかし、その役割はWEC(世界耐久選手権)を経て、現在では電気自動車のフォーミュラEへの移行している。

    F1のチーフテクニカルオフィサーを務めるパット・シモンズは、電気自動車の世界でフォーミュラEに加わるよりも、むしろバイオ燃料の分野で権威になることに取り組んでいると語る。

    「現時点では完全に明確ではないが、FIAと協力し、エンジンメーカーと燃料会社の協力を得て、今後の方向性を検討している。我々は化石燃料を地面から掘り続けることはできない。どうにかしてそれらを合成する必要がある。それがF1にとって探求し、うまくいけばリードできる部分だ」

    マーケティングプラットフォームに関してはF1参戦を除外しているポルシェも「F1はプラットフォームとしては他の追随を許さず、最高の評価と最高のメディア報道を持ち、世界の多くの地域でヨーロッパで最も人気のあるモータースポーツだ」とその価値を認めている

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは「我々は新しいコンコルド協定について話し合っている最中だ。これに関連して、またはそれとは独立して、自動車の開発とスポーツの影響について話し合っている。自動車の世界はどの方向に向かっているのだろうか? F1はエンターテインメントおよびテクノロジープラットフォームとしてどのような形で関連していくだろうか? 最初の車がレーシングカーであるブランドとして、長期的にこのプラットフォームに留まりたいだろうか?」と語っている。

    ホンダF1は、2020年のF1パワーユニットの開発に1億4,000万ユーロ(約166億3000万)を投資すると報じられている。山本雅史は「我々は将来のレギュレーションにかかる費用を計算し始めました。現在、電動化にむけた環境の変化によってすべての自動車メーカーにとって非常に厳しい状況になっています。したがって、開発コストをまとめて、社内で議論しています。コストが最大の問題であることは事実です。勝つことが最優先事項です。一度参加することに決めたからには、我々はとにかく勝利を目指しています。良い結果が得られたのはポジティブなことです。しかし、より重要なのはコストとのバランスです。トップランナーに追いつくために開発を加速するためには多くの予算を投入する必要があります。そして現在、現状を維持し、同時にコストを削減する方法を計画しています」と語っている。

    ダイムラーのオラ・カレニウスは「F1に関しては、6回のチャンピオンシップを連続して獲得したことは歴史的な成果であり、マーケティングとブランディング戦略の面で見事に成果を上げた活動だ。あなたがF11ファンであるかどうかに関係なく、合理的な方法でこれらのマーケティング投資を見なければならない。マーケティングとメディアへのすべての投資を、リーチ、インパクト、および投資にかかる費用の観点から比較検討している。F1活動のメディア価値をニールセンのメソッドを使用して測定すると、それは年間10億ユーロの価値があるある。この活動は非常に大きなリーチとインパクトということになる。コストを公に開示したくないが、驚くほど低い。F1にはコスト面と収益面の両方があることを決して忘れてはならない」と語っている。

  • ルノーF1チーム 「最終戦はトロロッソ・ホンダとの負けられない戦い」

    ルノーF1チーム 「最終戦はトロロッソ・ホンダとの負けられない戦い」

    ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、最終戦アブダビGPはトロロッソ・ホンダとの“負けられない戦い”になると気合いを入れる。

    昨年のコンストラクターズ選手権を4位で終えたルノーは、今年トップ3チームとのギャップを縮めることを目標にシーズンに入った。しかし、F1ブラジルGPでカルロス・サインツが3位表彰台を獲得したことでルノーとの差を48ポイントとしたマクラーレンが4位の座を確定させた。

    また、ピエール・ガスリーが2位表彰台を獲得したことでトロロッソ・ホンダに8ポイント差まで迫れれている。

    シリル・アビテブールは、トロロッソ・ホンダとのた戦いに負けるわけにはいかないとしつつも、その緊張感を楽しんでいると語る。

    シリル・アビテブール「今、我々はトロ・ロッソとのバトルの真っ最中にいる。どちらにとってもこの戦いには負ける訳にはいかない」とコメント。

    「最終戦までこんな緊張が味わえるなんてF1にかかわる者として幸せなことだ」

    ドライバーを務めるダニエル・リカルドもトロロッソの追撃は来週末のF1アブダビGPにむけてチームをやる気にさせていると語る。

    「さあ、勝負だ!」とダニエル・リカルドはコメント。

    「彼らよりも僕たちであることを望んでいるけど、僕はそれを楽しんでいる。最終戦にむけて僕たちにプレッシャーをかけ続けている」とダニエル・リカルドは語った。

    「僕たちを休ませてくれないし、アブダビで戦うための何かを与えてくれている。アブダビは僕が本当に楽しんでいるトラックだ。いつもうまくやってきた。戦う準備はできている」

    「昨年、アブダビではカルロスが(ルノーのために)素晴らしいレースを行ったので、僕がそれを引き継いで、ポジティブな気持ちで向かうつもりだ」