カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 F1アブダビGP決勝14位「またよく分からないペナルティ…」

    角田裕毅 F1アブダビGP決勝14位「またよく分からないペナルティ…」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1アブダビGP決勝でチームのために全力を尽くしながらも、惜しくもポイント圏外でレースを終えた。

    フェルスタッペンのタイトルを後押しする役割を担った一方で、レース中のペナルティやマシン特性に苦しみ、最後まで難しい展開が続いた。

    レッドブルでの最終戦を終えた角田裕毅は、これまでのチームでの時間を振り返り、メカニックへの深い感謝を語った。不運続きのシーズン後半だったとしながらも、「全てを出し切った」と胸を張った。

    チームのために全力を尽くしたと思いますが、今の率直なお気持ちを聞かせてください。

    そうですね、少なくともポイントを取りたかったんですけど、またよく分からないペナルティを受けてしまって…。まあ、正直いつものことかなと思います。でも、とにかく全力は尽くしました。

    すごく抜きにくかったですし、最初はペースがあったんですけど、どういうわけかタイヤがすぐにオーバーヒートして、本当に大変でした。レース中ずっと苦しんでいました。とにかく、そんな感じです。

    レッドブルで過ごした時間を振り返って、どんな思いがありますか。

    メカニックたちと過ごした時間は本当に楽しかったです。彼らからのサポートは驚くほど素晴らしかったですし、時にはFP3から予選の間に大幅なセットアップ変更をお願いすることもあって、嫌われていた時期もあったかもしれません。

    でも昨日ふと思ったんですけど、僕のおかげでみんなすごく鍛えられたと思いますし、すごくシャープになったはずです。きっと感謝してくれていると思います。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) アブダビグランプリ

    あなたはずっと全力を尽くしてきました。その点について、どのように感じていますか。

    まあ、そうですね。今年は特に後半を振り返ると、とにかく「運」という言葉しか出てこないです。正直その言葉を使うのは好きじゃないんですけど、本当に痛感しました。

    毎セッション、毎レース週末で何かしら起きていましたし、今週もピットレーンでのインシデントで自分の意思とは関係なく古いフロアに戻さないといけなかった。レース中もまた微妙なペナルティがありましたし…。本当に一度もスムーズなレースがありませんでした。

    それでも全力を尽くしましたし、自分ができることは示せたと思います。

  • 角田裕毅 F1アブダビGP決勝後コメント「チームに感謝、最大限で戦えた」

    角田裕毅 F1アブダビGP決勝後コメント「チームに感謝、最大限で戦えた」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、ひとまずラストレースとなる2025年F1アブダビGP決勝を14位で終えた。

    10番グリッドの角田裕毅は、チャンピオンの可能性が残されたマックス・フェルスタッペンを援護するためにハードタイヤでスタート。序盤のロングスティントでランド・ノリスを抑える“壁役”としてノリスにプレッシャーを与えた。

    DRS列を形成するなど役割を果たしたが、進路変更のペナルティ(5秒)も受け、最終結果は14位だった。

    今年で5年間にわたって戦ってきたF1シートを失い、来季はレッドブルのリザーブドライバーを務めることが決定している角田裕毅。レッドブル・レーシング昇格後は思うようにいかなかったシーズンだったが、一緒に戦ったチームに感謝の意を述べた。

    「最後にポイントを取りたかったです」と角田裕毅はコメント。

    「ぺナルティもあり、オーバーヒートもあり、思うようにいきませんでしたが、シーズンを通して一緒に戦ってくれたチーム、特にメカニックに感謝したいです」

    「毎回何かあったし、今回もピットでの接触もありました。特に後半は運がなかったと思うこともありましたが、精一杯、最大限で戦うことができました」

    「この1年間の応援、ありがとうございました」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) アブダビグランプリ

  • 角田裕毅 F1アブダビGP決勝へ「マックスを助けるために妥協する覚悟」

    角田裕毅 F1アブダビGP決勝へ「マックスを助けるために妥協する覚悟」

    アブダビGPを10番手から迎える角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、チームメイトでタイトル争いの中心にいるマックス・フェルスタッペンのために「自分のレースを妥協する覚悟がある」と明言した。

    フェルスタッペンはポールポジションを獲得した一方、ランキング首位のランド・ノリスとは12ポイント差。フェルスタッペンが優勝した場合、ノリスが4位以下でフィニッシュすれば逆転で5度目の王座が決まる。その状況で角田裕毅は、自身の戦略を犠牲にしてでもチームメイトを支える姿勢を示した。

    戦略を“妥協”してでもフェルスタッペンをサポートへ
    角田裕毅は現地メディアを前に、フェルスタッペンのタイトル獲得に向けて主体的に動く意思を示した。

    「できる限り彼を助けるつもりだ」と角田裕毅は語った。「僕のポジションや彼の状況を考えると、まだチャンピオンの可能性は残っている。だから、僕の戦略を妥協することになる可能性が高いけれど、できることを全部やる」

    予選では、Q3の一発目でフェルスタッペンにスリップストリームを与え、ポール獲得に貢献。その後フェルスタッペンは自身でもう1周タイムを伸ばし、結果的に圧巻のPPとなった。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)

    旧スペックのフロアで挑んだ予選、綱渡りの“完璧なトウ”
    角田裕毅はFP3終盤、キミ・アントネッリにピットレーンで衝突され、RB21のフロアが破損。予選は旧スペックに戻して走らざるを得ず、本来のパフォーマンスを発揮できない厳しい状況だった。

    「アントネッリとの接触で古いフロアに戻す必要があり、予選はかなりパフォーマンスが落ちた」と説明。「Q3に進んでマックスを助けるのが最低限の計画だったけれど、正直この仕様では難しいと思っていた。それでも助けることができて、彼にも少し自信を与えられたと思う」

    あの完璧な“トウ”には相当なプレッシャーがあったという。

    「ターン5の位置関係が近すぎても遠すぎても駄目で、本当にストレスが大きかった。でも少なくとも成功させることができた。チームから褒めてもらえたので、素直にそれを受け取るよ」

  • リアム・ローソン 角田裕毅のリザーブ降格は「F1の非情さを示している」

    リアム・ローソン 角田裕毅のリザーブ降格は「F1の非情さを示している」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、角田裕毅が2026年にレッドブルのリザーブドライバーへ回る決定について、「F1がどれほどハードな世界かを物語っている」と語った。自身は2026年もレーシングブルズからF1参戦を継続することが決まっている。

    今週、レッドブルは2026年のドライバー体制を発表。アイザック・ハジャーがマックス・フェルスタッペンの新チームメイトに昇格し、アービッド・リンドブラッドがレーシングブルズからF1デビューする。一方で角田裕毅はリザーブに回り、現ラインアップの中で唯一シートを失う形となった。

    角田裕毅に対する心境「F1は本当に厳しい世界」
    ローソンはSky Sportsに対し、角田裕毅への思いを問われると次のように語った。

    「難しい。F1から離れざるを得ない人には本当に心が痛む。僕たちはここに来るために何年も費やしているから。でも一方で、チャンスすらもらえないドライバーもたくさんいる。彼(角田)は何年もこのスポーツにいたし、結局のところF1は本当に、本当にハードな世界だ。僕自身もそれを体験した」

    自身の降格を振り返り「すべては理由があって起きる」
    ローソンは、今年序盤にレッドブルからレーシングブルズへと“降格”した自身の経験にも触れ、次のように語った。

    「よく“すべては理由があって起きる”と言うけど、その言葉をいつも心に留めるようにしている。特に苦しい時はそうだ。今年の序盤は僕の周りでいろいろなことが起きて、たくさんのことを考えさせられた」

    角田裕毅

    「もっと時間があれば適応できていた」レッドブルでの2戦を回顧
    ローソンは現在、最終戦アブダビを前にランキング14位。角田裕毅より1つ上に位置している。

    短期間で終わったレッドブルでの2戦については、今も「もっと走れていれば違っていた」と感じているという。

    「十分な時間があれば、本当に適応できていたと思う。だって2レースだけなんて短すぎて、正直ほとんど覚えていないくらいだ! でも僕はあの言葉を信じているし、今年起きた多くの出来事が僕を強くし、たくさんのことを学ばせてくれたと思っている」

  • マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP予選「タイトルには助けや運が必要」

    マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP予選「タイトルには助けや運が必要」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、アブダビGP予選でポールポジションを獲得したものの、日曜の決勝でタイトルを守るためには「少しの助けや運」が必要だと率直に語った。

    ヤス・マリーナ・サーキットでライバルのランド・ノリスに0.2秒差をつけ、三つ巴のタイトル争いに向け完璧なスタートを切ったが、ノリスとの差12ポイントを逆転する状況は依然として厳しい。

    フェルスタッペンは予選で驚異的なスピードを見せ、マクラーレン勢に心理的な揺さぶりをかけつつも、「自分にできるのは勝つこと。その上で助けが必要」と語り、冷静に状況を見極めている。

    RB21の不調を修正し“夜の変化”で一気に好転
    フェルスタッペンはフリー走行で抱えていたRB21のバランス不足が、予選に向けた最終調整で改善したと説明した。

    「予選は他のセッションより少しまとまっていた感じがした。走るたびに少し改善していたし、最後に夜に向けて加えた変更が自分たちを助けた」と語った。

    Q2ではスクラブタイヤで走行したにもかかわらず、感触は良好だったという。

    「正直、最初の走りで新品タイヤがあそこまで効くとは少し驚いた」

    さらにフェルスタッペンは、角田裕毅がQ3進出により自らのラップを犠牲にして“トウ”を提供したことに深く感謝を示した。

    「もちろん、ユウキの助けがあってのラップだ。あれだけ走りを犠牲にしてくれたのは本当にありがたいこと。2回目のラップではトウがないぶん厳しいかと思ったが、コーナーで少しタイムを見つけることができた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) アブダビグランプリ

    レースペースは「週末で一番良かった」も、決勝の行方は未知数
    フェルスタッペンは金曜フリー走行でロングランに苦戦していたが、「週末で一番良い感触だった」と明かした。

    「たくさんの周回を重ねて準備をした。自分としては一番良い走りができたと思う。でも、それが十分かどうかは明日見てみないと分からない」

    日曜に向けては、逆転王者の条件が複雑であることを理解しつつ、こだわりはないと語る。

    「もちろん勝つつもりで行く。でもタイトルを取るには少し助けや運が必要だ。どうなるかは明日次第だ」

    “計算はしない” フェルスタッペンは戦略議論を一蹴
    タイトル獲得に必要な細かな条件を今夜考えるのかと問われると、フェルスタッペンは笑いながらこう答えた。

    「いや、明日考えるよ。今夜じゃない。戦略の話と同じで、1〜2時間議論しても、1周走ったらゴミ箱行きだ。良いことも悪いことも起きるから、明日になれば分かる」

    レースペースの未知数、複雑なポイント差、そして三つ巴のプレッシャー。それでもフェルスタッペンは静かに覚悟を決めている。明日の決勝、すべてはその瞬間に委ねられる。

  • 角田裕毅 F1アブダビGP予選「フェルスタッペンを助けられたことを誇りに思う」

    角田裕毅 F1アブダビGP予選「フェルスタッペンを助けられたことを誇りに思う」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、フロア変更を強いられる厳しい状況下でもQ3進出を果たし、最終予選でマックス・フェルスタッペンをトウで援護する走りを見せた。

    今季最後の予選でチームプレーを貫いた角田裕毅。直前に旧スペックのフロアへ戻すという不利を抱えながらも、渾身のアタックで7戦ぶりのトップ10入りを果たし、フェルスタッペンのタイトル争いを支える役割を全うした。

    週末序盤から流れが悪い中で巻き返しに成功し、角田裕毅は「誇りに思う」と語った。

    Q: 週末のスタートを考えると、Q3に進出して巻き返しました。どれだけ満足していますか?

    最後のプッシュでトラックリミットを超えていたかどうかはすごく気になりますけど、特にアントネッリのクラッシュがあった中で、彼(マックス)を助けられたことはうれしいです。予選直前に旧フロアへ戻さないといけなくなって、正直あまり理想的ではなかったですし、かなり妥協しながらの走行になりました。

    それでもQ3に行けて、マックスを助けることができたので誇りに思います。」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング アブダビグランプリ

    Q: 最終週末で、マックスを助けてチームゲームをすることは特に重要でしたか?

    はい、すごくうれしいです。あのフロアの状況だったので、もちろんベストを尽くそうとはしましたけど、Q3に行くのはすごく難しいか、少なくともかなりタイトになると分かっていました。

    それでも突破できて、彼を助けられました。なので、この後のレースでもできるだけ助けたいと思っています。そうなると、たぶん僕の戦略はそこまでシンプルではないかもしれないですけど、どうなるか見てみましょう。

  • 角田裕毅 アントネッリとの接触で予選から旧仕様フロア装着 / F1最終戦

    角田裕毅 アントネッリとの接触で予選から旧仕様フロア装着 / F1最終戦

    角田裕毅は、FP3でのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)とのピットレーンでの接触によってサイドポッドおよびフロア周辺にダメージを受けたことで、予選から旧仕様のフロアに交換してレッドブル・レーシングとのラストレースに臨まざるを得なくなった。

    このインシデントは、アントネッリのマシンがガレージからリリースされた際、角田裕毅のレッドブルの進路上に直接放たれ、両者のマシンに接触とダメージが生じたことで発生した。

    映像、テレメトリー、チームラジオ、そして両チームからの声明を確認した後、スチュワードは、メルセデスがアンセーフリリースによりスポーティングレギュレーション第34.14(a)条に違反したと判断した。同チームには1万ユーロの罰金が科された。

    アントネッリは接触に巻き込まれたものの、スチュワードはドライバーに非はないと明確にし、彼はチームの指示に従っただけだと付け加えた。

    メルセデスの代表者は、直前の赤旗中断後すぐにセッションが再開されたため、「少し急いでいた」と認め、このことがリリース判断の誤りにつながったとした。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    しかし、角田裕毅にとっては痛手となった。シーズンを通して幾度となく言及されていたマックス・フェルスタッペンとのマシンスペックの違いだが、最後の最後で再び旧仕様のフロアを装着せざるを得なくなった。

    それでも予選で角田裕毅は、Q1を15番手、Q2を10番手とどちらもギリギリで突破。Q3ではチーム戦略の一環として先頭でコースインしフェルスタッペンのトウ支援役も担ったが、最終的にトラックリミット違反で有効なアタックをまとめられず計測タイムなしの10番手。それでも、役割を果たしつつ決勝に希望をつなぐ内容となった。

  • 角田裕毅 ピットレーンでアントネッリに接触でマシン損傷 アタック断念の不運

    角田裕毅 ピットレーンでアントネッリに接触でマシン損傷 アタック断念の不運

    角田裕毅のF1アブダビGP フリー走行3回目は、不運が連続する厳しいセッションとなった。

    序盤にはランド・ノリスのアタックと交錯する形となってスチュワードの調査対象となり、続く中盤にはピットレーンでアンドレア・キミ・アントネッリと接触。車体右側面にダメージ疑惑が生じ、走行計画は大きく乱れた。

    レッドブルは安全確認を優先してマシンを詳細チェックする判断を下し、角田裕毅はマシンを降りたままセッション終了。計10周でFP3を終えることとなり、アタック機会を失ったまま19番手という結果にとどまった。予選前にダメージ評価とセットアップ再構築が急務となる。

    序盤:アタック開始早々に“ノリスと接近” スチュワードが調査対象に
    角田裕毅はセッション序盤、アタック中のランド・ノリスが背後から急接近する場面に遭遇。角田裕毅はすぐに手を挙げて謝意を示したが、レーシングライン上で速度差が生じたことで、スチュワードは「インピーディング」として事後調査対象に指定。角田裕毅本人は大事を避けたものの、走行リズムを乱される立ち上がりとなった。

    中盤:ピットレーンでアントネッリと接触、車体側面にダメージ懸念
    セッション最大の不運は中盤に発生。メルセデスがアンドレア・キミ・アントネッリを送り出した瞬間、角田裕毅の横腹へと接触。アントネッリはフロントウイングを破損し、角田裕毅のマシンもサイドポッド〜フロアにかけてダメージの可能性が生じた。

    このインシデントは「アンセーフリリース」として正式に調査対象となり、角田裕毅は走行計画の再編を余儀なくされる。

    終盤:マシンチェックのために走行を中止、そのままセッション終了
    ピットレーンでの接触後、レッドブルは角田裕毅のマシン右側面――特にサイドポッドおよびフロア周辺――にダメージの可能性を確認。角田裕毅はマシンを降り、詳細チェックのためガレージで待機する判断となった。

    その結果、角田裕毅はセッションに復帰することができず、計10周のみでFP3を終了。最終順位は1分24秒693の19番手(+1.359秒)となり、アタック機会を完全に失ったまま予選へ向かう厳しい状況となった。

    角田裕毅 アブダビグランプリ

    FP3総括:不運が重なり“走行そのものが成立しなかった”セッションに
    角田裕毅のFP3は、
    ・ノリスとの接近による調査対象化
    ・ピットレーンでアントネッリと接触し、車体側面にダメージ疑い
    ・その後の詳細チェックのため走行を中止し復帰できず
    という不運が連続し、本来のパフォーマンスを発揮する以前にセッションが事実上終了してしまった。

    計10周でFP3を切り上げたことでデータ収集は極めて限定的。レッドブルにとっては、予選までに車体状態を完全に把握し、セットアップを整えられるかが最優先課題となる。

    角田裕毅にとっても、「ダメージを残さず予選で本来の位置に戻れるか」が勝負の分岐点となる。

  • レッドブルF1 フェルスタッペンの“壊れている”発言は「良いニュース」

    レッドブルF1 フェルスタッペンの“壊れている”発言は「良いニュース」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、アブダビGPのFP1でマックス・フェルスタッペンが「壊れている」と訴えたRB21について、「すべて問題ない」と明言した。走行中は一時的に懸念が広がったものの、最終的には懸念材料は解消されたという。

    フェルスタッペンはFP1序盤からパッケージに満足できず、ロングラン中に「何かがおかしい」と無線で報告。トップタイムを記録したランド・ノリスからわずか0.008秒差の2番手だったが、マシンの挙動への不満を隠さなかった。

    「壊れているわけではない」とレッドブル
    メキースはセッション後、Viaplayに対し「すべて大丈夫だ。我々がセッション中に一時恐れたような“マシンが壊れている”という状況ではない」と語り、問題の本質を説明した。

    「このトラックは良いバランスを得るのが非常に難しい。特にタイヤが使われ始めると顕著だ」

    FP2でもフェルスタッペンは2番手につけたものの、ノリスには0.35秒差をつけられており、依然として課題は残る。終盤にはターン3での激しいバウンシングを訴え、さらにその前にはノリスとの接触寸前のシーンもあった。

    レッドブル・レーシング

    早期の“不満”がプラス材料に
    メキースは、フェルスタッペンがロングラン中に強い不満を示したことが、むしろ改善点を明確にする“良いニュース”だと強調した。

    「ロングランの中盤、マックスはマシンの挙動に非常に不満を感じて無線を入れた。しかし、それは我々に改善の可能性を示してくれている。何かが壊れているわけではない」

    「まだバランスが非常にサブオプティマルな状態にあり、それは競合の多くにも当てはまるだろう」

    タイトル争いで12ポイント差を追うフェルスタッペンにとって、アブダビでの細かな改善は決定的な意味を持つ。レッドブルはFP1・FP2で露呈した“粗さ”を武器に変え、土曜日以降の巻き返しを狙う構えだ。

  • 角田裕毅 レーシングブルズF1落選は「ジュニアのためのチーム」とマルコ

    角田裕毅 レーシングブルズF1落選は「ジュニアのためのチーム」とマルコ

    角田裕毅は日曜日のアブダビGPを最後に、少なくとも当面はF1レースシートから離れることになる。レッドブルは2025年限りで角田の離脱を発表しており、来季はオーストリアのワークス体制でテスト兼リザーブドライバーを務める。

    今季は浮き沈みの激しいシーズンとなり、角田自身もレッドブル残留は難しいと覚悟していたはずだ。

    しかし角田裕毅が強く望んでいたレーシングブルズでの1席も、最終的には与えられなかった。決定を知った角田は「怒っている」と語るほど失望を見せたが、それでも前向きにリザーブドライバーとしての仕事に取り組む姿勢を示している。

    なぜ角田裕毅はレーシングブルズのシートを得られなかったのか
    ヘルムート・マルコは、角田通期への通告が簡単ではなかったと振り返る。

    「難しい話だった。彼はとても落胆していた。しかし我々は説明した。彼は“ファミリー”に残るべきであり、4台のリザーブドライバーを務めることは常にチャンスにつながる、と」

    さらにマルコは、2026年のレーシングブルズのラインアップ—アービッド・リンドブラッドとリアム・ローソン—を選んだ理由を明確に語った。

    「レーシングブルズはジュニアのためのチームだ。角田にとって2026年は6年目のシーズンになる。それはレーシングブルズのDNAとは合わない」

    角田裕毅の経験値が“ジュニアチーム”のコンセプトと矛盾してしまう——これがレッドブル首脳陣の判断だと示された形だ。

    Source: GP BLOG