カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • レッドブルF1 フェルスタッペン後継候補にロッコ・コロネル マルコが太鼓判

    レッドブルF1 フェルスタッペン後継候補にロッコ・コロネル マルコが太鼓判

    マックス・フェルスタッペンの将来が不透明さを増すなか、レッドブルの育成プログラムから新たな才能が浮上している。元レッドブル顧問のヘルムート・マルコは、オランダ出身の若手ロッコ・コロネルをフェルスタッペンの「後継者」になり得る存在だと評価した。

    フェルスタッペンはレッドブルで4度のワールドチャンピオンに輝き、70勝以上を挙げてきた。しかし28歳となった現在、2026年型マシンへの不満などを理由に、将来について含みを持たせる発言を行っている。

    レッドブルは厳格なジュニアドライバープログラムを運営しており、これまで数多くのF1ドライバーを輩出してきた。そのなかで頭角を現しているのがコロネルだ。

    コロネルは2024年のテストでマルコの目に留まった。フォーミュラ4カーでの走行後、マルコは彼をGP3マシンに乗せ、その才能を高く評価した。

    「彼の年齢を考えれば、ロッコのパフォーマンスは並外れていた」とマルコは語った。

    「GP3のようなマシンはすでにかなり速いクルマだが、彼は非常にうまくやった」

    「彼はすぐに最速になった。マックス・フェルスタッペンが引退する頃には、我々はすでにその後継者を手にしているかもしれない」

    「彼はすでにとても成熟しており、自信を放っている。レースと学校をどのように両立させているかを説明してくれたし、我々はすぐに彼の進むべき道筋を見いだした」

    コロネルは2026年シーズン、スペインF4にフル参戦する予定だ。2024年末からマルコの指導を受けており、厳しいことで知られる同氏から頻繁に祝福のメッセージを受け取っているという。

    「それはとてもポジティブなことです。通常、彼はそんなに早く誰かを称賛することはないと理解しています」とコロネルは語った。

    なお、マルコは2025年末をもってレッドブルを離れており、現在はジュニアチームの運営には関与していない。

  • 角田裕毅 レッドブルF1ショーランでRB7炎上の原因は「エキゾーストの過熱」

    角田裕毅 レッドブルF1ショーランでRB7炎上の原因は「エキゾーストの過熱」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)がサンフランシスコで行ったレッドブルF1のショーラン中、2011年型RB7が炎上するアクシデントに見舞われた。ドーナツターンを披露した直後にマシン後部から出火し、イベントは一時中断となった。

    チームによれば原因はエキゾーストシステムの過熱によるものだったという。火は現場のマーシャルによって速やかに消し止められ、角田裕毅を含め負傷者は出なかった。

    角田裕毅はレッドブルが2011年にタイトルを獲得したRB7をドライブし、ファンの前でデモランを披露していた。だが、ドーナツターンを披露した直後、車両後方から炎が上がり、角田裕毅はマシンを緊急停止させて自ら降車。現場のセーフティチームが速やかに消火活動を行い、負傷者は出なかった。

    レッドブルは、走行後に通常のバーンアウトを行った際、排気系が高温となり車両後部に引火したと説明している。

    「長時間のデモ走行の後、角田裕毅は2011年型RB7で通常のバーンアウトを行った。その結果、エキゾーストシステムが過熱し、車両後部に引火した。火は現場のマーシャルによって迅速に消し止められ、負傷者はいない」とレッドブルの広報担当者は明らかにした。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    今回のショーランはフォードの支援を受け、2026年F1シーズンを前にアメリカでレッドブルF1の存在感を高めることを目的として開催された。角田裕毅は2025年末にレギュラーシートを失い、2026年はリザーブ兼シミュレータードライバーとしてチームに残留。こうしたデモ走行も新たな役割の一環となる。

    このイベントにはフォードのオフロードスター、ミッチ・ガスリーやフリースタイルモトクロスライダーのアーロン・コルトン、元F1ドライバーのスコット・スピードも参加。スピードも走行中にバリアへ接触する場面があった。

    RB7はハイブリッド以前の自然吸気V8エンジンを搭載したマシンで、セバスチャン・ベッテルが11勝を挙げて2度目のワールドチャンピオンを獲得した車両である。ショーランでは最新スポンサー仕様のリバリーに変更され、ブランドイメージの統一が図られている。

    なお、角田裕毅がショーラン中のドーナツでマシンを炎上させたのは今回が初めてではない。2024年に台湾で行われたイベントでも、2012年仕様のレッドブルF1マシンで同様の火災が発生している。また、今回使用された2011年型マシンも2014年にロシアでアレックス・リンがドライブした際に炎上した事例がある。

    いずれのケースでも火災は迅速に消火され、人的被害は報告されていない。

  • レッドブルF1は後手? マックス・フェルスタッペン「かなりの作業が必要」

    レッドブルF1は後手? マックス・フェルスタッペン「かなりの作業が必要」

    バーレーンで行われた2026年F1プレシーズンテストが終了し、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはRB22の現状について率直な評価を下した。

    フェルスタッペンは最終日の午後セッションで65周を走行。ベストタイムは1分33秒109で、今週1分32秒台を記録したアンドレア・キミ・アントネッリ、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリには届かなかった。さらにシャルル・ルクレールは唯一1分31秒台に入れている。

    どこまでプッシュしていたのか、またエンジンモードがどの程度引き上げられていたのかは不明だが、メルセデスやフェラーリと比べると、現時点ではやや後れを取っているようにも見える。

    それでも、レッドブルと姉妹チームのレーシングブルズは十分な周回数を重ねており、レッドブル・パワートレインズにとっては貴重なデータを収集する機会となった。

    フェルスタッペンはプレシーズン全体を前向きに捉えつつも、RB22のさらなる改善が必要であることを認めた。

    「今週は良いスタートになった」とフェルスタッペンは語った。

    「僕がマシンで走ったスティントでは、基本的に予定していたプログラムをすべて完了できた。それは良かったし、分析すべき多くのデータも得られた」

    「バーレーンテストに向けて、僕たちはできる限りの準備をしてきたと思うし、ここまで到達するためにチームは素晴らしい仕事をしてくれた」

    「もちろん、もっと速くなるために、まだかなりの作業が必要なのは明らかだと思う。そこは取り組んでいく部分だ」

    「メルボルンでどうなるか見てみよう。再びレースに戻れるのは素晴らしいことだけど、僕たちはまだハードワークを続けなければならない」

  • 角田裕毅 2026年F1で金曜走行復帰へ レーシングブルズ代表が明言

    角田裕毅 2026年F1で金曜走行復帰へ レーシングブルズ代表が明言

    レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、2025年シーズン限りでフルタイムのレースシートを失った角田裕毅が、2026年F1シーズン中にフリー走行へ参加する予定であることを明らかにした。

    角田裕毅は2025年シーズン終了後にレッドブルのレースシートを失ったが、現在もレッドブル体制に残り、2026年はテスト兼リザーブドライバーを務めている。すでにアメリカでチームの商業活動に参加しているが、直近のデモランでは車両が炎上するトラブルにも見舞われていた。

    2026年F1ではレギュレーションが大幅に変更されていることから、パーメインは角田裕毅の経験がマシン開発において重要な役割を果たすと強調した。

    「ユウキがまだファミリーの一員でいてくれるのは素晴らしいことだ」とパーメインはメディアに語った。

    「彼は長い間このチームの一員だった。彼が今もパドックにいるのは良いことだ」

    「彼のインプットは非常に、非常に価値がある。我々を大いに助けてくれるだろうし、シミュレーター走行でも大きな力になる」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング/ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    さらにパーメインは、角田裕毅の活動がテストやシミュレーター業務に限定されるわけではないことも明かした。

    「彼は何度か金曜日を担当する。両方のクルマか我々のクルマだけかは分からないが、FP1で走ることになる」と述べた。

    「だが彼の仕事の多くは、我々にとってシミュレーターサポートになる」

    「レースウイークエンドに彼のような実力のあるドライバーが我々のシミュレーターを担当してくれるのは、本当に素晴らしいことだ」

    Source: RacingNews365

  • レッドブルF1が“出力を絞った”との見方 テストでの駆け引きが浮上

    レッドブルF1が“出力を絞った”との見方 テストでの駆け引きが浮上

    レッドブルは2026年F1プレシーズンテストで、意図的にパワーユニットの出力を抑えているのではないかとの見方がパドック内で広がっている。新レギュレーション初年度という状況もあり、各チームが真の実力を隠す動きを見せる中、レッドブルの動向が特に注目を集めている。

    テストの目的は最速タイムを記録することではなく、データ収集とパッケージ理解にある。しかし、あまりに目立つパフォーマンスはライバルの警戒を招き、技術的な精査や政治的圧力を引き寄せる可能性もある。

    メルセデスの前例とパドックの警戒感
    バルセロナでのメルセデスの好調な走りは、他メーカーが圧縮比問題を巡ってFIAの介入を求める動きにつながったと見られている。こうした前例があるだけに、各陣営はパフォーマンスの見せ方にこれまで以上に慎重だ。

    その中で、レッドブルの“静けさ”はテストのサプライズの一つとされている。

    悲観論から一転したレッドブル
    テスト前の一般的な見方では、レッドブルは今季タイトル争いの本命ではないと考えられていた。2026年型パワーユニットを自社開発する初年度という事情もあり、慎重な予想が支配的だった。

    チーム代表のローラン・メキースも2026年のローンチ時、「シーズン序盤は痛みを伴う」と警告していた。しかしテストが進むにつれ、この悲観的な見通しは必ずしも必要ではなかった可能性が浮かび上がっている。

    信頼性の面では、レッドブルと姉妹チームのレーシングブルズは非常にスムーズな走行を重ねている。パワーユニット関連で散発的な問題はあったものの、大きなトラブルは発生していない。これは耐久性と基礎設計の堅実さを示す材料でもある。

    さらに印象的なのは、レッドブル・パワートレインズが組み上げたエンジンが単に信頼性に優れているだけでなく、強力でもあると見られている点だ。

    スピードトラップでの“変化”
    テスト初日、RB22はスピードトラップでたびたび最速を記録し、パドックの注目を集めた。当初は出力を抑える様子は見られなかった。

    しかし初日終了後、レッドブル陣営は自分たちの立ち位置が想定以上に良好であると判断した可能性がある。それ以降、マックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーはスピードトラップで最下位付近に沈む場面が続いている。

    パドックの一般的な見方は、これは偶然ではなく、意図的に出力を下げて注目を避けているというものだ。

    ジェームス・ボウルズの見解
    バーレーンでウィリアムズ代表のジェームス・ボウルズは次のように語った。

    「誰が速いかは本当にその日次第だ。駆け引きも行われている」

    「レッドブルはパワーユニットの話題が出るまでは非常に良く見えた。その後、かなり出力を下げているように見える」

    「フェラーリは素晴らしい。革新的なものを次々に投入して前進しているし、競争力があると思う」

    「メルセデスは最初から非常に強く、一日中安定している。無視できない存在だ」

    「パドックの中でも、パワーユニットや燃料でどんな駆け引きが行われているかによって、真の勢力図を読むのは難しい」

    さらにボウルズは、今季はサーキット特性による勢力図の変動がこれまで以上に大きくなると指摘する。

    「パワーユニットとマシン特性によって、サーキットごとの振れ幅はこれまで以上に大きくなるだろう。仮にここでフェラーリが勝てたとしても、メルボルンで同じとは限らない」

    レッドブル・レーシング

    RB22の実像とオーストラリアへの展望
    もちろん、テストでどれだけ出力を抑えても、速いマシンは基本的なポテンシャルを隠しきれない。RB22もその例に入る。

    目立つラップタイムは少ないものの、空力プラットフォームは堅実で、メカニカル面と安定性の観点からも予測しやすいマシンと評価されている。

    フェルスタッペンとアイザック・ハジャーも概ね前向きなコメントを残しており、ハジャーは「想定より良い状態にある」と認めている。ただし、だからといってレッドブルがオーストラリアの本命だと断言しているわけではない。

    フェルスタッペンは特に、開幕戦ではメルセデスがエンジン出力を大きく引き上げてくると見ている。

    それでも、レッドブルのパワーユニットが上位争いに十分加われる水準にあることは明らかだ。RB22のトップスピードだけでなく、エネルギー回生と再充電効率の高さもライバルから注目されている。

    電気エネルギーを素早く回収・再充電できることで、1周を通じてより多くのエネルギーを展開できる点が強みとされる。一部メーカーが電気エネルギーを早期に使い切る中、レッドブルはより持続的なパフォーマンスを発揮できるとの見方だ。

    伝統的なトップ4は総じて良好な状態にある。大きなサプライズがなければ、オーストラリアGPのQ3にはおなじみの顔ぶれが並ぶ可能性が高い。

    それでも、自動車メーカーとしての新たな立場にレッドブルが想定以上にスムーズに適応していることは否定できない。数年は苦戦すると予想した陣営もあったが、2026年もマックス・フェルスタッペンが最前線で戦う姿を見る可能性は十分にある。

  • 角田裕毅 レッドブルF1ショーランに向けてサンフランシスコに到着

    角田裕毅 レッドブルF1ショーランに向けてサンフランシスコに到着

    角田裕毅がサンフランシスコに到着し、レッドブル・レーシングのチームウェアを着用した姿が公開された。レッドブルのテスト兼リザーブドライバーを務める角田裕毅は、2月21日にサンフランシスコのマリーナ・ブールバードで開催されるショーランの主役を担う。

    フォード・レーシングの提供による今回のイベントでは、100戦以上のF1出走経験を持つ角田裕毅が豪華ラインアップの筆頭として登場。

    ベイエリアの市街地を舞台に、タイトル獲得マシンとして知られるRB7を限界までプッシュする予定だ。F1での5年間の経験とアグレッシブな走りを、海沿いの特設コースに持ち込む。

    この日は、マリーナ・ブールバードの景色がレーシングラインへと変貌し、1日限りのモータースポーツイベントが繰り広げられる。角田裕毅に加え、各カテゴリーから集結したトップドライバーやアスリートも参加する。

    フォード・レーシングのオフロードスター、ミッチ・ガスリーはダカール・ラリーを制したフォード・ラプターT1+を披露。元F1ドライバーのスコット・スピードは、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズのF1マシンで走行する。さらに、フリースタイル・モトクロスの第一人者アーロン・コルトンも登場し、サンフランシスコの空を舞う予定だ。

    会場にはマスタングGT3耐久レーサーや、F-150ライトニング・スーパートラックといった特別車両の展示も予定されている。

    角田裕毅はイベントに向け、次のようにコメントした。

    「F1マシンのステアリングを再び握れるのが本当に楽しみですし、それがサンフランシスコでRB7に乗れるというのは最高です。外に出てドーナツをして、観客の前で本物のF1サウンドを響かせるのが今から待ちきれません」

    オラクル・レッドブル・レーシングとレッドブルは、F1を世界各地へ届け、新たなファンを魅了し続けている。角田裕毅の走行は2月21日12時から16時まで、サンフランシスコのマリーナ・ブールバードで実施される。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    Visaとの新契約でイベント展開を拡大
    レッドブルはVisaとの新契約によりパートナーシップをさらに強化。支援は「レッドブル・エコシステム」全体へと広がり、ショーカー・チームを通じたイベント活動も対象となる。

    今後はサンフランシスコに加え、フェニックス、デトロイト、アトランタでのイベント開催が予定されており、角田裕毅の参加も計画されている。レッドブルはF1の迫力をより多くの都市へ届ける取り組みを加速させていく。

  • マックス・フェルスタッペンのF1残留を“保証” ドメニカリが建設的会談

    マックス・フェルスタッペンのF1残留を“保証” ドメニカリが建設的会談

    ステファノ・ドメニカリは、レギュレーション変更を巡るマックス・フェルスタッペンの強い批判を受け、全ドライバーと会談を行ったことを明かした。そのうえで、フェルスタッペンが将来もF1に関わり続けることに疑いはないと断言した。

    フェルスタッペンは最新の大規模レギュレーション変更について「ステロイドを打ったフォーミュラEのようだ」「これはF1ではない」「アンチレースだ」と厳しく非難してきた。

    他の多くのドライバーも懸念を示しているが、ここまで強い言葉を用いたのはフェルスタッペンが際立っている。

    ドメニカリはメディアブリーフィングの場で、すべてのドライバーと面会したことを明かし、シャルル・ルクレールやフェルスタッペンとも個別に話し合ったと説明した。

    「我々はすべてのドライバーと会った」とドメニカリは語った。

    「彼は信じられない存在だ。時に彼の発言は特定の形で解釈されることもあるが、私が保証する。マックスは誰よりもF1を愛している」

    さらに、フェルスタッペンとの会談について次のように述べた。

    「我々は非常に建設的なミーティングを行った。彼は連盟とも建設的な会談を行うだろう。自らの見解、そしてドライビングスタイルを中心に据え続けるために何が必要かを強調するはずだ」

    「忘れてはならないのは、マシン背後のテクノロジーの進化が、当然ながら異なるドライビング方法を要求するということだ。それは過去にも起きてきたし、これからも起きる」

    ドメニカリは、テスト初日のコメントと数日後のコメントにはすでに変化が見られると指摘し、今後も評価は変わっていくとの見方を示した。

    「私は保証するし、皆が非常に建設的だったという事実を本当に共有している。初日のコメントは3日目や4日目のコメントとはまったく違う。これは進化していく」

    「シーズン中盤や年末に再び一緒に座って話せば、コメントの様相も政治的議論の様相も変わっているはずだ。それがF1というものだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)と会談したステファノ・ドメニカリ

    また、2021年のレギュレーション変更時にも同様の悲観論があったと振り返った。

    「2021年に変更があったとき、あるテクニカルディレクターはマシンが6〜7秒遅くなると言っていたが、実際はそうではなかった。我々はその後に何が起きたかを見ている」

    ドメニカリは内部で問題解決を図る姿勢を強調し、ファンの利益にならない論争を過度に強調すべきではないと語った。

    「私は常に慎重でありたい。物事は内部で解決すべきだ。ファンの利益にならないことを強調する必要はない」

    そして最後に、フェルスタッペンの将来について改めて明言した。

    「我々はマックスがF1の未来の一部であることを分かっている。もちろん、彼の声に耳を傾けることは重要だ。彼だけでなく、このスポーツにとって非常に重要なトップドライバー全員の声を聞いている」

    なぜそこまで確信できるのかと問われると、ドメニカリは短く答えた。

    「私はマックスと非常に良い関係を築いている。彼をよく知っているし、多くの時間を共に過ごしている。それが理由だ。それだけだ。彼がF1を愛していることに疑いはない」

  • レッドブルF1 Visaとの長期契約延長を発表 角田裕毅のイベント展開も拡大

    レッドブルF1 Visaとの長期契約延長を発表 角田裕毅のイベント展開も拡大

    レッドブル・レーシングとレーシングブルズは、主要スポンサーであるVisaとのパートナーシップを「長期契約」として延長したと発表した。

    Visaはレッドブルの多数のスポンサーの一つであり、2024年シーズン前に参画した。このシーズンには、正式名称「Visa Cash App Racing Bulls」として知られるセカンドチームの2つのタイトルスポンサーのうちの1つとなった。

    今回の新契約では、両F1チームとの関係をさらに強化する。

    新契約はF1アカデミーにも拡大され、Visaの支援を受けるマシンが2台走らせる予定だ。また「レッドブル・エコシステム」全体へと広がり、レッドブルのショーカー・チームを通じたイベント活動も支援する。サンフランシスコ、フェニックス、デトロイト、アトランタでのイベントが予定されており、角田裕毅の参加も計画されている。

    レッドブル・レーシング 角田裕毅 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    レッドブルの最高商務責任者ポール・ガンドルフィは次のように語った。

    「レッドブル・レーシングとVisaは、協力体制と相互の成功に基づくパートナーシップを築いてきた」

    「レッドブルとともに、我々はスポーツ、エンターテインメント、ライフスタイルの中心に位置している。だからこそ、Visaのような世界的に認知された業界リーダーをF1の新時代へと迎え入れるうえで、戦略的なポジションにいる」

    Visaの最高マーケティング責任者フランク・クーパー三世も、今回の契約更新が築き上げてきた勢いを示すものだと強調した。

    「今回の更新は、レッドブル・レーシング・チーム、レーシングブルズ、そしてレッドブル・レーシングとともに築いてきた並外れた勢い、そしてスポーツ、カルチャー、コマースの交差点で可能性を押し広げるという共通の野心を反映したものだ」

    「両レッドブルF1チームは、ファン、クライアント、カードホルダーと力強く、かつ本物の形でつながるためのダイナミックなグローバル・プラットフォームを提供してくれる。そして今回の新章では、スポーツ全体における我々の存在感をさらに拡大していく」

  • マックス・フェルスタッペンが披露した“1速ダウンシフト戦略”にF1陣営が反応

    マックス・フェルスタッペンが披露した“1速ダウンシフト戦略”にF1陣営が反応

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1シーズン開幕前のバーレーンテストで、走行距離とラップタイムだけでなく、そのドライビングアプローチでもパドックの注目を集めている。

    新レギュレーション下で導入された50/50の出力配分(内燃エンジン400kW+電動エネルギー強化)に適応するため、フェルスタッペンは積極的な1速ダウンシフトを活用し、エネルギー回生を最大化する走りを見せた。

    この“新たな戦術”を巡って、リアム・ローソンやフェラーリ陣営もそれぞれの見解を示している。

    1速まで落とす積極的ダウンシフト
    2026年のレギュレーションでは内燃エンジン出力が従来の550〜560kWから400kWへと低減され、電動側の比重が大幅に増加した。これにより、ブレーキング時の回生効率とMGU-Kの充電管理がこれまで以上に重要となっている。

    バーレーン・インターナショナル・サーキットのターン10で、フェルスタッペンは通常であれば2速で通過する区間を1速まで一気に落とすアグレッシブなダウンシフトを実施。これにより高回転域を維持し、バッテリー充電を促進して次のストレートでの電動デプロイを最大化していると報じられた。

    テスト初日には単独で136周を走破し、午前セッションで最速タイムを記録。だが関係者の関心は周回数以上に、この回生重視のドライビングへと向けられている。

    ローソンは冷静「特別なことではない」
    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、この1速ダウンシフトの重要性を過度に評価すべきではないとの立場を示した。

    「スピード自体も少し落ちていると思う。今年はダウンフォースが少ないから、コーナーへの進入速度も低い」とローソンはメディアに語った。

    「特別なことではない。自然なことだ。まだ序盤だし、走れば走るほど自然になっていくと思う」

    「10年前とも違うし、去年のクルマとも違う。常に進化している。考えることは多いけれど、自然に身についていくはずだ」

    さらにローソンは、タイヤデグラデーションの大きさとスライド量の増加にも言及し、「今は学習段階で、ショートランとロングランでのバッテリーマネジメントを最適化しようとしているところだ。学習曲線の途中だ」と説明した。

    マックス・フェルスタッペン

    フェラーリは苦戦 小型ターボとの相性
    一方、フェラーリ勢は同様の手法を試みたものの、マシンの反応は良好とは言えなかったと伝えられている。

    フェラーリは新世代パワーユニットで小型ターボを採用したとされ、これがレーススタート時の立ち上がり改善を狙った設計とみられている。ただし、この構成が1速へのダウンシフトとの相性に影響している可能性が指摘された。

    シャルル・ルクレールやオリバー・ベアマンがテスト中に1速ダウンシフトを試した際、挙動が大きく乱れ、その後は継続的に使用しなかったとの報告もある。

    データ上では、ルクレールがターン1、4、10で1速を試す場面も確認されており、フェラーリが回生戦略の最適化を模索している様子もうかがえる。

    エネルギー管理が勝敗を左右する時代へ
    2026年F1は、単なる空力やエンジンパワーだけでなく、エネルギーマネジメント能力がドライバーの差を拡大させる可能性を秘めている。

    電動出力の比重が増したことで、ブレーキング、回生、デプロイの一連の流れをいかに効率化できるかが重要なテーマとなった。フェルスタッペンの1速活用は、その象徴的な一例と言える。

    この戦術が開幕戦でも有効かどうかは未知数だが、各陣営がすでにコピーや改良を試みている点は、新時代F1の競争が始まっていることを示している。

    2026年のタイトル争いは、ドライバーの「余力」とマシンの回生特性が、これまで以上に密接に絡み合うシーズンとなりそうだ。

  • レッドブルF1 RB22の“絞り込まれたサイドポッド”が示す進化

    レッドブルF1 RB22の“絞り込まれたサイドポッド”が示す進化

    レッドブル・レーシングは2026年F1バーレーンテスト第2週で、RB22に新たな空力アップデートを投入した。

    新型フロントウイングやエンジンカバー両脇の2枚のフラップに加え、サイドポッド下部を大胆にえぐる新仕様を導入し、空力効率の改善を狙っている。

    レッドブルは、抵抗低減とフロア周辺の気流最適化を目的に、マシンの“ウエスト”を絞り込む方向へと舵を切った。2026年の新レギュレーション下で、RBPTフォードDM01パワーユニットの信頼性確認を経たうえでの本格的な攻勢といえる。

    今回の変更は予想されたものだった。レッドブルは第2回バーレーンテストで新フロントウイングだけでなく、RB22のサイドポッドにも重要な手を加えている。前回セッションでは、ラジエーター吸気口下にアンダーカットを持たない、非常に保守的な形状を採用していた。

    それはRBPTフォードDM01パワーユニットの信頼性確認を優先するための選択だったとみられる。このエンジンは、オーストリア系英国チームを完全なコンストラクターへと変貌させた初の自社系パワーユニットであり、初期段階では冷却マージンを確保する設計が優先された。

    しかし、温度管理に大きな問題が見られなかったこと、そしてパフォーマンスの基礎が十分に高いと判断されたことから、サイドポッドの“ダイエット”が実行された。上部のラインは維持しつつ、下部に最初のえぐり込みを設け、ドラッグを顕著に低減している。

    レッドブル・レーシング

    この変更は第一段階に過ぎない可能性が高い。空力面で常に攻撃的な姿勢を見せるエンリコ・バルボ率いるスタッフのアプローチを踏まえれば、さらなる進化型が投入される余地は大きい。

    この日のテストでは、アイザック・ハジャーがコース上よりもピットで過ごす時間が長かったが、新型サイドポッドは取り外されていない。少なくとも、このアップデート自体がRB22の運用を難しくしているわけではないことを示唆している。

    さらにリアセクションでは、変形構造後方の両側に、ディフューザーの延長として小型の縦型フラップが追加された。細部にわたる調整が、RB22の空力パッケージ全体の効率向上を狙っている。