カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1の苦戦認める「やるべきことは多い」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1の苦戦認める「やるべきことは多い」

    マックス・フェルスタッペンは、バルセロナ・カタルーニャGP初日の走行後、レッドブル・レーシングが深刻なグリップ不足に直面していることを明かし、「やるべきことは多い」と危機感を示した。

    FP1を4番手、FP2を6番手で終えたフェルスタッペンは、高速域から低速域まで全体的にパフォーマンス不足を感じており、予選での上位争いにも悲観的な見方を示している。

    マックス・フェルスタッペンは、マシンバランスの問題がコースの特定区間に限られていないと説明し、「高速も低速も中速も失っている」とコメント。レッドブル・レーシングのチーフエンジニアリング責任者ポール・モナハンも課題を認めており、チームは土曜日に向けてセットアップ改善に全力を注ぐことになりそうだ。

    高速も低速も中速もグリップ不足
    フェルスタッペンは、RBの問題が特定のセクターに限られていないと説明した。

    「高速域で失っているし、低速域でも中速域でも失っている。ほとんど全部だ。今日は一日中、グリップもクルマの感触もバランスも足りなかった。そこを改善しようとしている」

    3種類のタイヤを試しても「何も良い感触はなかった」とフェルスタッペンは語り、他車の後ろを走るとさらにグリップがなくなるとも指摘した。

    「誰かの後ろを走るたびにグリップがない。クルマは本当にドリフトしているような状態で、タイヤがまったくグリップを出してくれない」

    予選フロントロー争いは否定
    土曜の予選でフロントローを狙えるかと問われたフェルスタッペンは、明確に否定した。

    「いや、それは絶対にない。今、自分たちがどこにいるのか分からない。フェラーリに何が起きたのかも分からないけど、僕たちにはやるべきことがたくさんある」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    モナハンも課題を認める
    レッドブルのチーフエンジニアリング責任者ポール・モナハンも、マシンに改善余地があることを認めた。

    「マックスは今日は物議を醸す無線メッセージが多かった。クルマは場所によって良くなかった。ただ、他と大きく違うかというと分からない。明らかな弱点を彼が示してくれたので、我々の仕事はそれを直す、あるいは改善することだ」

    モナハンは鈴鹿以降に進歩はあったとしながらも、ライバルも止まっていないため「まだ十分に近づけていないかもしれない」と語った。

    レッドブルは自車の最適化を優先
    モナハンは、ライバルのペースよりも自分たちのマシンをどう機能させるかが重要だと強調した。

    「我々は自分たちのクルマから最大限を引き出さなければならない。他が何をしているかを見て学ぶことはできるが、最終的には我々のクルマが必要とするものに合わせるしかない」

    バルセロナの金曜は、レッドブル・レーシングにとって課題の多い一日となった。フェルスタッペンの発言からは、単なるセットアップ不足ではなく、全速度域でのグリップとバランスに苦しむ現状が浮かび上がっている。

  • 岩佐歩夢 F1バルセロナGPフリー走行「アイザックの助言が助けになった」

    岩佐歩夢 F1バルセロナGPフリー走行「アイザックの助言が助けになった」

    レッドブル・レーシングの岩佐歩夢は、2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPのフリー走行1回目に出走し、14番手タイムを記録した。

    岩佐歩夢はアイザック・ハジャーに代わってRB22のステアリングを握り、1分18秒298をマーク。21周を走行し、マックス・フェルスタッペンから1.251秒差の14番手でセッションを終えた。

    今季マシンでの走行は初めてだったが、事前のシミュレーター作業を活用して順応。セッション序盤には空力計測用のレーキを装着して走行したこともあり限界を探るのは容易ではなかったものの、終盤にかけてペースを向上させた。

    岩佐歩夢はセッション後、「F1マシンをドライブするのはいつも特別なことですし、今日も本当に楽しかったです」と振り返った。

    「今回のレギュレーションのマシンを走らせるのは初めてでした。前回乗ったマシンとはかなり異なっていたので、セッション前にアイザックが良いアドバイスをしてくれました」

    「良いラップをまとめることができましたし、マシンをプッシュすることもできました。チームに対して、マシンがどのような挙動を示しているかについて有益なフィードバックを提供できたと思います」

    岩佐歩夢(レッドブル・レーシング) F1 バルセロナ

    また、FP1出走の重要性について問われると、シミュレーターとの相乗効果を強調した。

    「シミュレーターの完成度は本当に高いので、こうした機会はますます重要になっていると思います」

    「シーズン中もシミュレーター側から現場をサポートしていますし、マシン開発もシミュレーターで進めています。今回も事前にかなり良い準備ができていたので、今日すぐにペースを上げることができたのだと思います」

    今後の活動については、レッドブルから求められた時に備え続ける姿勢を示した。

    「いつチャンスが来ても対応できるように常にベストを尽くしています。シミュレーターでもサーキットでも、自分にできることはすべてやっていきたいです」

    レッドブル陣営は週末のスタートで苦戦を強いられた。フェルスタッペンはFP1を4番手、FP2を6番手で終え、「高速コーナーでも低速コーナーでも快適な感触がなかった。グリップとバランスが不足している」とコメント。チーフエンジニアのポール・モナハンも「大きく遅れているわけではないが、改善すべき点がある」と述べ、予選に向けてセットアップの見直しを進める考えを示した。

    【関連】
    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

  • ピエール・ガスリー表彰台復活に異議 レッドブルとマクラーレンが控訴手続き

    ピエール・ガスリー表彰台復活に異議 レッドブルとマクラーレンが控訴手続き

    アルピーヌのピエール・ガスリーのモナコGP表彰台復活をめぐり、レッドブル・レーシングとマクラーレンがFIAの裁定に対する控訴手続きに着手した。両チームは正式な「控訴意思通知」を提出しており、今後96時間以内に最終的な控訴へ進むかどうかを判断する。

    ガスリーはモナコGPでピットレーン速度違反による2件の5秒加算ペナルティを受け、一度は7位に降格していた。

    しかしアルピーヌが提出した再審請求(ライト・オブ・レビュー)が認められたことで裁定が覆され、3位表彰台を取り戻していた。

    レッドブルとマクラーレンが控訴手続きを開始
    今回の裁定変更によって、当初3位だったアイザック・ハジャーは4位へ、4位だったオスカー・ピアストリは5位へ後退した。

    さらにリアム・ローソンとハジャーも順位を1つずつ失う結果となったが、レーシングブルズは控訴手続きには加わっていない。

    ただし最終的にガスリーが再び7位へ降格する判断となれば、レーシングブルズにも順位面での利益が生じる。

    FIAの再審審理にはレッドブル・レーシングとマクラーレンも参加しており、両チームは当時からアルピーヌ側の主張に異論を示していた。

    争点はピットレーン速度計測の運用
    公開された裁定文書によると、レッドブル・レーシングのスティーブン・ノウルズは以下の点を主張した。

    ■ 計測方法は週末を通じて一貫していた
    ■ 通常の運用手順に従っていた
    ■ 各チームは既存の手順に合わせてシステムを調整していた
    ■ ピットレーン速度計測が完全ではないことは全チームが理解している

    一方、マクラーレンのウィル・コートニーも同様の立場を示した。

    ■ ピットレーン速度計測には既知の誤差リスクが存在する
    ■ 各チームはそのリスクを前提にドライバーへ指導している
    ■ 全チームが運用を調整して対応している
    ■ 「最短距離」の扱いについては推測の域を出ない議論だった

    両チームとも、計測方法に一定の不完全さがあることを認めつつも、それは全チームが共有している前提条件であり、今回だけ結果を覆すべきではないとの立場を取っている。

    今後96時間以内に最終判断
    今回提出されたのは正式な控訴そのものではなく、まず権利を確保するための「控訴意思通知」だ。

    レッドブル・レーシングとマクラーレンは今後96時間の検討期間内に、裁定文書や提出された証拠を精査した上で正式な控訴へ進むかどうかを決定する。

    もし両チームのいずれかが正式な控訴を行えば、モナコGPの最終結果は再び見直される可能性があり、ガスリーの表彰台復活問題はまだ決着していない。

    【関連】
    ・ピエール・ガスリー F1モナコGP表彰台が復活 アルピーヌの再審請求が成功

  • ルイス・ハミルトン FIAのADUO評価に異論 レッドブルF1首位は「意外だった」

    ルイス・ハミルトン FIAのADUO評価に異論 レッドブルF1首位は「意外だった」

    2026年のF1パワーユニット(PU)勢力図を巡り、FIAが導入した「追加開発・アップグレード機会(ADUO)」制度の初回評価結果が波紋を広げている。FIAはレッドブル・パワートレインズ製PUを最も競争力が高いと判定したが、当事者であるレッドブル自身がその結果に異議を唱えており、現在もFIAとの協議が続いている。

    そうした中、フェラーリのルイス・ハミルトンは、レッドブルがメルセデスを上回る評価を受けたことについて「驚きだった」と率直な見解を示した。

    今回の評価結果では、レッドブル、メルセデス、フェラーリ、アウディ、ホンダの順でランキングが決定。最上位と判断されたレッドブルは追加開発が認められず、メルセデスとフェラーリには性能改善の余地が与えられることになった。

    レッドブルの急成長を評価するハミルトン
    ハミルトンはモナコGP後に明らかになったADUOの評価結果について、レッドブルとメルセデスの差は極めて小さいと語った。

    「それは間違いなく驚きだった。レッドブルとメルセデスのエンジンは本当に、本当に接近しているからだ」

    「レッドブルは素晴らしい仕事をした。でもメルセデスも同じだ。そして、メルセデスからレッドブルへ移った人がいたと聞いている」

    「新しいエンジンメーカーとして、これほど短期間でここまで到達するとは誰も思っていなかったはずだ。彼らには敬意を払うべきだと思う」

    「それでもメルセデスのエンジンは依然として非常に優れている。もしかしたら同等かもしれない。本当に僅差なんだ」

    レッドブル・パワートレインズは2026年からフォードと提携して初の自社製PUを投入しているが、その競争力はパドック内でも大きな話題となっている。

    フェラーリに不足しているのはダウンフォース
    一方でハミルトンは、フェラーリがメルセデスに後れを取っている原因はPUではなくマシン性能にあるとの見方を示した。

    「詳しい分析についてはまだチームと話していないが、純粋にダウンフォースの問題だと思う」

    その根拠として、シーズン中の開発競争を挙げた。

    「マイアミでは僕たちがかなり力を入れてアップグレードを投入した。一方でメルセデスはアップグレードなしだったのに簡単に勝った」

    「その後、モントリオールでは4〜5分の4秒ほどの大きなアップグレードを投入した。あそこは低速コースだったから効果が完全には見えなかったかもしれない」

    アントネッリとの比較で見えた差
    ハミルトンはモナコGP決勝で2位を獲得したものの、優勝したアンドレア・キミ・アントネッリとの差を直接感じ取ったという。

    「モナコでは、前を走るアントネッリを見ていて、彼がどれだけ早くスロットルを開けられるかが分かった」

    「コーナーでのリアの安定性も明らかに優れていて、僕には追いつくことができなかった」

    「それはダウンフォースの差によるものだ」

    ハミルトンは、メルセデスの優位性はエンジン性能ではなく車体側の空力性能にあるとの認識を示しており、フェラーリにとっては今後の開発でダウンフォース向上が最優先課題となりそうだ。

    ADUOを巡る議論は継続
    今回のADUO評価結果については、レッドブル側がデータの再検証を求めており、FIAは追加調査を進めている。もし評価結果が見直されれば、各メーカーに与えられる開発権限にも影響する可能性がある。

    そのため、2026年の勢力図だけでなく、今後数シーズンのPU開発競争を左右する重要な判断として、パドック内の注目が集まっている。

  • フェルスタッペン F1エンジン規則の妥協案を支持「正しい方向に進んでいる」

    フェルスタッペン F1エンジン規則の妥協案を支持「正しい方向に進んでいる」

    2026年F1シーズンの勢力図を左右するエンジン規則とADUO(追加開発・アップグレード機会)制度を巡り、マックス・フェルスタッペンが自身の見解を明かした。

    F1は2027年と2028年にかけてパワーユニット規則の見直しを実施することで合意し、2026年から導入される新世代エンジンの電動化比率を段階的に引き下げる方針を決定した。

    新規則については、内燃エンジンと電力出力をほぼ50対50とする当初案に対し、フェルスタッペンが「このままならF1を続ける理由がない」と強い懸念を示すなど、多くのドライバーや関係者から批判の声が上がっていた。

    そうした中で実現した今回の妥協案について、フェルスタッペンは完全な理想形ではないとしながらも、「正しい方向への一歩」と評価した。

    一方で、FIAが実施した初回ADUO評価ではレッドブル・パワートレインズが全メーカー中トップと判定され、追加開発の対象外となった。メルセデス優勢との見方が広がるパドックの認識とは異なる結果に、フェルスタッペンは「驚き」と「困惑」を隠さず、レッドブルがFIAに説明を求めている現状についても言及した。

    2027年からのエンジン規則変更を歓迎
    F1は2026年から導入される新世代パワーユニットについて、内燃エンジンと電力の出力比率がほぼ50対50になることへの懸念を受け、2027年と2028年にかけて段階的な見直しを実施することで合意した。

    新たな方針では、2027年に58対42、2028年には60対40へと内燃エンジン側の比率を高める。

    これまで新規則を最も強く批判してきたひとりであるフェルスタッペンは、60対40をF1残留の最低条件と示唆していたこともあり、今回の決定について前向きに受け止めている。

    「今年のうちに変更が決まったのは良かったと思うし、来年以降についてもそうだ」

    「もちろん理想を言えば、2028年に予定されている内容を来年から実施してほしかった。でも、その中には政治的な事情もあると理解している」

    「少なくとも彼らが行っている変更は正しい方向に向かっている。それは良いことだと思う」

    レッドブル首脳陣との会談には沈黙
    その一方で、フェルスタッペンは今週、オーストリアでレッドブル首脳陣と会談したと報じられ、将来に関する憶測が再び広がっている。

    しかし会談の内容について質問されると、詳細な説明は避けた。

    「もし自分が何か新しいことをするなら、その時は知らせるよ」

    2028年末まで契約を結んでいるフェルスタッペンだが、メルセデス移籍説は依然として消えておらず、その動向は引き続き注目を集めている。

    ADUO評価には『驚き』と『困惑』
    今回のバルセロナ・カタルーニャGP週末では、FIAが実施した初回ADUO評価も大きな話題となった。

    FIAはレッドブル・パワートレインズを2026年F1エンジンのトップと評価。この結果、レッドブルには追加開発が認められず、メルセデスやフェラーリには性能改善の機会が与えられることになった。

    しかしパドックでは、開幕から圧倒的な強さを見せるメルセデスのパワーユニットが最強との見方が一般的であり、レッドブル陣営もこの評価に疑問を呈している。

    フェルスタッペンも率直な思いを明かした。

    「僕たちは驚いている。なぜなら、自分たちが最高だとは感じていないからだ」

    ただし、短期間でここまでパワーユニットを開発したレッドブル・パワートレインズの働きについては高く評価した。

    「彼らが成し遂げたことは本当に素晴らしい。正直なところ、ここまでの位置からスタートできるとは思っていなかったし、あれほど短期間で達成したことは信じられないほどだ」

    「まだ信頼性の課題はいくつか残っている。でも、そのプロジェクトの一員として取り組みを見ているのは本当に素晴らしい経験だ」

    「彼らは決して満足しないし、物事がうまくいかなかった時には誰よりも悔しがる」

    FIAの評価見直しが進行中
    レッドブルは現在、FIAの評価結果について正式に問い合わせを行っており、FIAも分析手法やデータに誤りがなかったか再検証を進めている。

    フェルスタッペンは開発陣への誇りを口にしながらも、今回の判定には違和感があると認めた。

    「もちろん誇りには思っている。ただ、突然『自分たちがベストだ』と言われても少し混乱しているんだ」

    「なぜなら、僕たち自身はそう感じていないからね」

  • フェルスタッペンがレッドブルF1首脳と極秘会談 メルセデス移籍説が再燃

    フェルスタッペンがレッドブルF1首脳と極秘会談 メルセデス移籍説が再燃

    マックス・フェルスタッペンがモナコGP後にレッドブル首脳陣との重要会談を行っていたことが明らかになり、将来を巡る憶測が再び加熱している。2028年まで契約を結んでいるにもかかわらず、メルセデス移籍の噂は消えておらず、2026年シーズン序盤の苦戦も相まって去就への注目が高まっている。

    レッドブル側も今後の方針決定を迫られている状況で、フェルスタッペン本人がチームの将来性をどう評価しているのかが焦点となっている。

    一方でメルセデスではジョージ・ラッセルの契約問題が続いており、両者の動向が複雑に絡み合っている。

    さらに元F1ドライバーのロベルト・ドーンボスは、メルセデスがフェルスタッペン獲得に向けて動いていた可能性を指摘。こうした状況のなか、アンドレア・キミ・アントネッリだけは「絶対に手放さない存在」と見られている。

    ザルツブルクで行われた重要会談
    モナコGP終了後、フェルスタッペンはバルセロナへ向かう前にオーストリア・ザルツブルクを訪れた。

    そこでレッドブルの共同オーナーであるマーク・マテシッツ、スポーツ部門責任者オリバー・ミンツラフ、共同オーナーのチャルーム・ユーウィッタヤ、そして自身のマネージャーであるレイモンド・フェルミューレンと会談したと報じられている。

    タイミングは極めて意味深だ。

    フェルスタッペンは2028年末まで契約を結んでいるが、レッドブルは2026年シーズン序盤から苦戦しており、さらに長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレンへ移籍する見通しとも報じられている。

    こうした状況が、メルセデス移籍説に再び火をつけている。

    契約解除条項の存在を指摘
    スイスのベテラン記者ロジャー・ブノワは、レッドブルが重要な判断を迫られていると指摘した。

    「レッドブルは今、71勝を挙げているドライバーの将来を真剣に考える必要がある」

    「彼には2028年末まで契約があるが、当然ながらさまざまな離脱条項やオプションも確保している」

    ブノワによれば、フェルスタッペンは夏休み前にも2027年に関するオプションを行使できる可能性があるという。ただし最終的な決断期限は10月頃になるかもしれないとしている。

    そして次のように疑問を投げかけた。

    「彼はまだレッドブルで5度目のタイトルを獲得できると信じているのだろうか」

    メルセデス移籍ならラッセル放出か
    ブノワはメルセデスの状況についても踏み込んだ。

    「メルセデスのドアは常に開いている」

    「ひとつだけ明らかなことがある。もしフェルスタッペンがシルバーアローズで走りたいと言えば、ラッセルは去ることになる」

    「そういう厳しい世界なんだ」

    また元レッドブルドライバーのロベルト・ドーンボスも、トト・ヴォルフの最近の発言に注目している。

    「トトが『お気に入りの3人のドライバーが表彰台、あるいは予選上位にいた』と言っていたのを聞いた」

    「その3人とはマックス、ルイス・ハミルトン、そしてキミだった」

    「ジョージにとって気持ちの良いメッセージではない」

    ラッセルの契約問題にも影響
    ドーンボスは、ラッセルの契約延長交渉が長引いた背景にもフェルスタッペンの存在があったと主張する。

    「メルセデスはジョージとの契約延長を長く待たせていた。なぜならその間にマックス・フェルスタッペンと話をしていたからだ」

    「ジョージは待たされた。『僕の契約はどうなったんだ?』という状況だった」

    「結局、彼が得たのはパフォーマンス条項付きの1年契約だけだった」

    2026年シーズンここまででラッセルはチームメイトのアントネッリに60ポイント以上の差をつけられている。

    「正直なところ、現時点ではその条項を満たしているとは思えない」

    「6戦を終えてチームメイトに60ポイント以上離されているのは良い数字ではない」

    アントネッリはメルセデスの将来そのもの
    一方で、ドーンボスはアントネッリの将来については断言した。

    「ひとつだけ確かなことがある。アンドレア・キミ・アントネッリはどこにも行かない」

    また、メルセデスが19歳の若きスターを慎重に育成している様子も明かした。

    「彼は最近ひとり暮らしを始めたことを知っているか?」

    「もう両親とは住んでいない。家事も自分でやっている」

    「まだハウスキーパーすら雇っていない」

    モナコGP優勝による報奨金などで大きな収入を得たにもかかわらず、その生活ぶりは変わっていないという。

    「おそらくモナコでの優勝やボーナスで1000万ドルほど手にしたはずだ」

    「それでも彼は驚くほど地に足がついている」

    「トト・ヴォルフや彼の家族にとって最も重要なのもそこだ。彼を常に地に足のついた状態で成長させることなんだ」

    Source: GMM

  • レッドブルF1がADUO評価に異議 FIAがPUデータ再検証へ

    レッドブルF1がADUO評価に異議 FIAがPUデータ再検証へ

    レッドブルが、FIAによる2026年F1パワーユニット評価に異議を唱えたことで、FIAがADUO制度に基づく評価データの再検証を開始したことが明らかになった。

    問題となっているのは、性能が劣るパワーユニットメーカーに追加開発機会を与える「ADUO」制度だ。FIAは開幕から5戦分のデータを分析し、モナコGP後に各メーカーへ評価結果を通知していたが、現時点で公式発表は行われていない。

    レッドブルPUが内燃エンジン評価で首位に
    バルセロナ・カタルーニャGPのパドックで話題となっているのは、FIAが実施した評価結果だ。

    ここ数週間で関係者の間に広まった情報によると、レッドブル・フォード・パワートレインズのパワーユニットが、内燃エンジン単体の性能評価でトップと判断されたという。

    この結果は多くの関係者にとって意外なものだった。パドックではメルセデスのパワーユニットが総合的に最も優れているとの見方が強く、特に内燃エンジン性能でも基準となる存在だと考えられていたためだ。

    De Telegraafのエリック・ファン・ハーレンによれば、メーカー各社はモナコでFIAから1ページの文書を受け取り、その中で評価結果が示されたという。

    ただし、この評価はパワーユニット全体ではなく、内燃エンジン部分のみを対象としている。

    「出力のおよそ半分は電動モーターによるものだが、この測定では除外されている」とファン・ハーレンは説明した。

    メルセデスは救済対象 レッドブルは対象外
    暫定評価では、メルセデスは基準値から2%以上遅れていると判断され、2026年と2027年にかけて1回のアップグレードパッケージを認められる見込みとなった。

    一方でフェラーリ、アウディ、ホンダは基準値から4%以上遅れているとされ、2回のアップグレードパッケージが許可される可能性がある。

    対照的に、基準メーカーと位置付けられたレッドブルには一切の開発優遇措置が与えられない。

    この結果に対し、レッドブルは強い不満を抱いているとされる。

    ファン・ハーレンは「情報筋によると、エンジンサプライヤーとして初参戦のレッドブルが、いきなり基準メーカーと位置付けられたことに非常に不満を抱いている」と報じている。

    レッドブルが再評価を要求
    motorsport.comによれば、レッドブル首脳陣はメルセデスより上位と評価されたことに驚き、FIAに結果の見直しを要求したという。

    チームから公式なコメントは出ていないが、内部ではこの結果を受け入れ難いとの見方が強いとされる。

    その結果、FIAは追加の検証作業を開始した。

    当初はモナコGP後に正式な発表が行われる予定だったが、再確認作業が始まったことで公表は延期された。

    レッドブル代表のローラン・メキースもモナコではコメントを避けた。

    「FIAがまだ正式な結論を公表していないため、現時点ではコメントしたくない」との立場だったと伝えられている。

    レッドブル F1 国際自動車連盟

    FIAは三度目の確認作業へ
    FIAは評価の正確性を保証するため、プロセス全体を再確認している。

    実際には技術担当者がすでに一度追加チェックを実施していたが、レッドブル・パワートレインズからの異議申し立てを受け、さらにもう一度検証を行うことを決定した。

    FIA内部では、最終結果が大きく変わる可能性は低いと考えられているという。しかし、後の論争を避けるために可能な限り透明性を確保したい考えだ。

    新たな検証プロセスは今週月曜日から開始されており、結果は10日ほどでまとまる見通しだ。最終的な結論は来週末までに出され、FIAが正式な声明として公表する予定となっている。

    透明性への批判も高まる
    FIAが結果を公表せず沈黙を続けていることに対しては、メディアからも批判の声が上がっている。

    L’Equipeのフレデリック・フェレは「連盟は依然として舞台裏で動いており、透明性が欠けている。そのため数字の実態は依然として不明確だ」と指摘した。

    また、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは評価手法そのものに疑問を呈した。

    「もちろん電動部分も大きな役割を果たすが、この比較では考慮されていない」

    「私はメルセデスが非常に賢く立ち回ったと思う。トト・ヴォルフはフォード・レッドブルのエンジンが非常に強力だと繰り返し話していた」

    「GTレースのバランス・オブ・パフォーマンスを思い出す。シーズンを有利に進めるためには賢く立ち回る必要がある。メルセデスはまさにそれをやったのだと思う」

    「彼らのエンジンがまだ本当の性能を見せていなかったとしても、私は驚かない」

    シューマッハは一方で、もしFIAの評価が正しいのであれば、レッドブルの成果は極めて特別なものだとも強調した。

    「レッドブルが成し遂げたことがどれほど特別か、僕たちは強調し続けるべきだ」

    「結局のところ、エナジードリンク企業がトップクラスのエンジンを開発したということだ」

    「クリスチャン・ホーナーはその功績に対して大きな称賛を受けるべきだ」

    ADUO制度は本来、競争力の差が開き過ぎることを防ぎ、出遅れたメーカーに開発機会を与えるために導入された。しかし、評価対象が内燃エンジン部分のみに限定されていることから、実際のパワーユニット性能やレース結果との整合性を疑問視する声も出ている。

    2026年ここまでメルセデス勢が全勝を続けるなか、内燃エンジン評価ではレッドブルが基準メーカーと判断されたことは、制度そのものの妥当性を巡る新たな議論を呼んでいる。FIAが来週公表する最終結果に注目が集まっている。

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    ・メルセデスF1 内燃エンジンはRBPTより10~25馬力劣る? それでも全勝できる理由

  • レッドブルF1 岩佐歩夢をバルセロナFP1に起用 ハジャーに代わってRB22をドライブ

    レッドブルF1 岩佐歩夢をバルセロナFP1に起用 ハジャーに代わってRB22をドライブ

    レッドブル・レーシングはバルセロナ・カタルーニャGPのフリー走行1回目(FP1)で、岩佐歩夢を起用すると発表した。アイザック・ハジャーに代わってRB22をドライブし、2026年シーズンに義務付けられているルーキードライバー起用枠のひとつを消化する。

    岩佐歩夢にとっては、レッドブル・レーシングの現行F1マシンによる公式セッション初走行となる。マックス・フェルスタッペンとともにFP1へ参加し、トップチームの一員として貴重な走行機会を得ることになった。

    岩佐歩夢がレッドブル RB22で走行
    レッドブル・レーシングは、バルセロナ・カタロニア・サーキットで開催されるスペインGPのFP1で岩佐歩夢を起用することを明らかにした。

    岩佐歩夢はアイザック・ハジャーに代わってRB22をドライブし、マックス・フェルスタッペンとともにセッションに参加する。これは2026年のF1レギュレーションで義務付けられているルーキードライバー起用枠の一環となる。

    レッドブル育成ドライバーとして重要な一歩
    岩佐歩夢はレッドブルの育成プログラムで経験を積み、これまでシミュレーター作業やテスト走行を通じてチームの開発を支えてきた。

    過去にもレッドブルやレーシングブルズでFP1出走経験があり、将来のF1キャリアに向けても重要なアピールの場となる。

    岩佐歩夢は起用発表後、自身のSNSで「今週末、バルセロナでRB22に乗って予定通りに進むのがとても楽しみです!!!」とコメントし、待望の走行機会への期待を語った。

    バルセロナで実力と適応力をアピールへ
    バルセロナ・カタロニア・サーキットは高速・中速・低速コーナーが揃い、マシン性能を総合的に評価できるコースとして知られている。

    そのためFP1ではラップタイムだけでなく、マシン理解度やセットアップへのフィードバック能力も重要になる。岩佐歩夢にとっては限られた走行時間の中で実力を示す絶好の機会となり、レッドブル・レーシングにとっても週末へ向けた貴重なデータ収集の場となる。

  • フェルスタッペンがランビアーゼ後任を指名済み レッドブルF1は段階的移行へ

    フェルスタッペンがランビアーゼ後任を指名済み レッドブルF1は段階的移行へ

    マックス・フェルスタッペンは、長年レースエンジニアを務めてきたジャンピエロ・ランビアーゼが将来的に現職を離れる場合に備え、すでに後任として望む人物を決めているという。

    ランビアーゼはピットウォールを離れ、マクラーレンでシニアリーダー職に就く見通しとされている。広く流れている憶測では、将来的にアンドレア・ステラと共同チーム代表を務める可能性、あるいはステラの後任になる可能性も指摘されている。

    フェルスタッペン「僕の隣に誰を置きたいかは分かっている」
    ただし現時点では、フェルスタッペンとランビアーゼの有名なパートナーシップは維持されている。4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、その移行が段階的に進むことを認めている。

    フェルスタッペンはモナコでViaplayに対し、自身が望む後任候補についてすでに考えがあると明かした。

    「僕の隣に誰を置きたいかは分かっているし、その人物はすでにチーム内にいる」とフェルスタッペンは語った。

    「ただし、彼の統合は段階的になる。まだ早すぎる」

    フェルスタッペンは、ランビアーゼの離脱が近づくにつれ、両者の仕事上の関係も必然的に変化していくと認めている。

    「論理的に考えれば、シーズン終盤に向かうにつれて、ジャンピエロと共有される情報は徐々に少なくなっていく」

    「彼もそれを分かっているし、理解している」

    後任選びはレッドブルにとって重要課題
    ランビアーゼの後任選びは、今後数年のレッドブルにとって最も重要な判断のひとつになる。フェルスタッペンとランビアーゼは強固な信頼関係を築き、F1で最もよく知られたドライバーとエンジニアのコンビのひとつとなってきた。

    このコンビは4年連続のワールドチャンピオン獲得を実現しており、その成功の大きさを考えれば、単なる人事異動では済まない意味を持つ。

    元レッドブル顧問のヘルムート・マルコも、チームがすでに先を見据えて準備していることを認めている。

    「後任は、すでに同様のポジションを務めた経験のある人物になる」とマルコは述べた。

    ランビアーゼがいつ、どのような形で完全に現場を離れるのかはまだ明確ではない。しかし、フェルスタッペンが後任候補を把握していること、そしてレッドブルが経験者を軸に移行を進めようとしていることから、チームは重要な交代劇を慎重に管理していく構えを見せている。

  • フェルスタッペンのF1モナコGPリタイア原因 レッドブルがPUトラブルを特定

    フェルスタッペンのF1モナコGPリタイア原因 レッドブルがPUトラブルを特定

    マックス・フェルスタッペンの2026年F1モナコGPでの突然のリタイアについて、レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースが原因を特定したことを明らかにした。

    フェルスタッペンは予選で2番手を獲得し、ポールポジションのアンドレア・キミ・アントネッリと優勝を争う有力候補と見られていた。しかし決勝ではスタート直後にマシンが加速できず、後続に飲み込まれる形で順位を失った。

    フェルスタッペンは他車との接触を避けるためコース脇へ退避し、1周目終了時点でガレージへ戻ってリタイアした。

    フォーメーションラップで発生したトラブル
    レッドブルは具体的な故障内容を公表していないものの、ローラン・メキースはレース後に問題の発生箇所を説明した。

    「我々は何が問題だったのか特定している」

    「それはフォーメーションラップ中に発生したもので、彼にも我々にも対処するチャンスはなかった」

    今回のトラブルは突然発生したものであり、スタート時点ではすでに深刻な状態だったことがうかがえる。

    またメキースは、今回使用していたパワーユニットが今季最初のユニットだったことも明かした。

    「皆さんもご存じかもしれないが、これは今季のマックスにとって最初のPUだった。そしてモナコ後に交換する予定になっていた」

    レッドブルはスペインGPを前にパワーユニットを交換する計画だったため、今回の故障による追加ペナルティなどは発生しない見込みだ。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    フェルスタッペンも異変を感じていた
    フェルスタッペン自身も、問題はスタート前から始まっていたと説明した。

    「すでにフォーメーションラップからあまり良くなかった。そしてスタート前は本当にひどかった」

    「まったく一貫性がなかったし、その後エンジンが完全に死んだ」

    「1コーナーを抜けた後に少しだけパワーが戻ったけど、エンジン音は本当にひどかった。全開にすることができなかったので、ガレージに戻って終わりだった」

    前日に予選2番手を獲得したマシンとは思えない症状であり、フェルスタッペンが以前説明していた「回転数が上下し続けた」という状況とも一致する。

    タイトル争いへの影響は限定的か
    フェルスタッペンにとって今季2度目のリタイアとなったが、本人は意外にも冷静だった。

    「もし僕が選手権をリードしていたなら、本当に痛い結果だっただろう」

    「今の状況なら少し痛みは少ない。それでも腹立たしいし、チーム全員にとって失望だ」

    「何が原因だったのかを早く理解して、将来に向けて解決できることを願っている」

    現在の選手権ではアンドレア・キミ・アントネッリが5連勝でリードを広げており、フェルスタッペンは追う立場にある。そのため本人が語ったように、今回のノーポイントは致命傷にはなっていない。

    ただし今回のコメントからは、レッドブルがすでに原因を特定していること、そして予定どおりスペインGPから新しいパワーユニットを投入する見通しであることが明らかになった。モナコで失ったポイントを取り戻せるかどうかは、次戦バルセロナでの巻き返しにかかっている。