カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • アイザック・ハジャー スプリント予選8番手に悔しさ「あと少しで3番手だった」

    アイザック・ハジャー スプリント予選8番手に悔しさ「あと少しで3番手だった」

    アイザック・ハジャーは、F1イギリスGPのスプリント予選を8番手で終えたことに不満を示し、「あと少しで3番手だった」と僅差で上位を逃したことへの悔しさを口にした。

    3番手から8番手までがわずか0.1秒余りという大接戦となるなか、ハジャーは最終アタックでタイムを伸ばし切れず、トップ4チーム勢の中では最後尾となる8番グリッドに終わった。

    「最終ラップで十分に速くなかった」
    ハジャーは結果について率直な失望を隠さなかった。

    「8番手で、トップ4チームのマシンの中では最後尾だから少し残念だ」

    「3番手を逃したのは、最後のラップで十分に速く走れなかったからだ」

    チームメイトのマックス・フェルスタッペンが3番手を獲得したことにも触れ、自身との違いを分析したいと語った。

    「マックスはできていた。だから何がうまくいかなかったのか、そのラップを詳しく見返したい」

    「スタートの加速があまり良くなかったことは分かっているし、それで少しタイムを失った」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) イギリスグランプリ

    「あと一つ二つ改善できれば届いた」
    3番手から8番手までの差がわずかだったことについて指摘されると、その事実がかえって悔しさを大きくしたと認めた。

    「だからこそ余計に悔しいんだ」

    「あと一つか二つ整理できていれば、そこまで行けたはずだからね」

    それでも自身の走りには一定の手応えを感じているという。

    「今日の自分のドライビングには満足している。最初のラップからずっといい感触で走れていた。それは良かったと思うし、明日はもう少しタイムを見つけられればいいね」

    【関連】
    ・F1イギリスGP スプリント予選 結果・タイムシート:ハミルトンがポール

  • マックス・フェルスタッペン F1移籍報道に苦言「変化があれば僕から話す」

    マックス・フェルスタッペン F1移籍報道に苦言「変化があれば僕から話す」

    マックス・フェルスタッペンが、自身の将来を巡る移籍報道について改めて口を開いた。マクラーレンF1移籍説をはじめとする憶測が過熱する中、「何か変化があれば僕自身が伝える」と明言し、報道に振り回されるつもりはないとの姿勢を示した。

    2026年F1第9戦イギリスGPを前にシルバーストンで取材に応じたフェルスタッペンは、ここ数週間続く移籍報道について質問を受けると、これ以上コメントする考えはないと強調。今後新たな動きがあれば、自ら発表すると語った。

    移籍報道の過熱に本人が終止符
    フェルスタッペンの将来を巡っては、レッドブルとの契約に成績連動型の契約解除条項が存在すると報じられている。

    現在の契約は2028年末まで残っているものの、夏休み前の時点でドライバーズランキング2位以内を逃した場合、今季限りで離脱できる可能性があると伝えられており、その去就がパドック最大の話題となっている。

    先週末のオーストリアGPでは、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフがジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリへの信頼を強調し、フェルスタッペン獲得の可能性を否定した。

    一方で、最近ではマクラーレン移籍説が急浮上。長年レースエンジニアを務めるジャンピエロ・ランビアーゼが今後18か月以内にマクラーレンへ加わると報じられたこともあり、フェルスタッペン陣営がマクラーレンと接触したとの噂が広がっている。

    「変化があれば僕から話す」
    しかしフェルスタッペン本人は、そうした憶測に付き合うつもりはないと明言した。

    「その件について僕は関わるつもりはない。前にも言いたいことは全部話した」

    そう語ったフェルスタッペンは、報道ではなく自身の言葉だけを信じてほしいと呼びかけた。

    「もし何か新しいことや状況の変化があれば、誰かが記事を書く前に、僕自身から聞くことになるよ」

  • マックス・フェルスタッペン F1イギリスGPで“バッテリー問題”の再燃を警告

    マックス・フェルスタッペン F1イギリスGPで“バッテリー問題”の再燃を警告

    マックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの舞台となるシルバーストンで、2026年マシンが抱えるバッテリー運用の問題が改めて浮き彫りになるとの見方を示した。

    レッドブル・レーシングはオーストリアGPで投入した大規模アップデートによって競争力を取り戻し、フェルスタッペンは2位を獲得。しかし、高速コーナーが連続するシルバーストンでは、2026年レギュレーションの課題が再び露呈すると警告している。

    シルバーストンでは「1周分のバッテリーもない」
    フェルスタッペンはシミュレーターでシルバーストンを走行した際の印象について、次のように語った。

    「シルバーストンは大好きだ。でもシミュレーターで数周走ったあと、思わず笑ってしまった」

    「正直、新しいマシンで走るシルバーストンはまったく別のサーキットに感じる」

    「1周を走り切るだけのバッテリー残量すらほとんどない」

    2026年のF1マシンは電動出力の比率が大きく引き上げられた一方、回生によって蓄えられるエネルギーには限界がある。そのため、シルバーストンのような高速コーナー主体のレイアウトでは十分な充電ができず、ストレートで使用する電力が不足しやすいという。

    高速レイアウトが2026年レギュレーションの課題を露呈
    フェルスタッペンは、レッドブルリンクとの違いについて次のように説明した。

    「サーキットのレイアウトによって、僕たちが知っているシルバーストンとはまったく違う感覚になる」

    「ここ(レッドブルリンク)は長いストレートと大きなブレーキングゾーンがあるから、その間にバッテリーを充電できる」

    「でもシルバーストンは長いストレートはあるものの、高速コーナーばかりだから充電できない。次のストレートではほとんどエネルギーが残っていない」

    「かなり厳しいレースになると思う」

    フェルスタッペンは2026年レギュレーションについて以前から批判的な立場を取っており、エネルギーマネジメント中心のレース展開を「マリオカートのようだ」と表現したことでも注目を集めていた。

    ハミルトンも懸念「充電できる場所が少ない」
    ホームレースを迎えるルイス・ハミルトンも、シルバーストンでは新世代パワーユニットの特性が厳しく試されるとの見方を示した。

    「シルバーストンには長いストレートがたくさんある」

    「ストレートではバッテリーへの要求が非常に大きい一方で、バッテリーを充電できる場所はあまり多くない」

    シルバーストンは高速コーナーが連続する伝統的なレイアウトで知られる一方、2026年マシンにとってはエネルギー回生が難しいサーキットでもある。各チームが限られたバッテリーをどう運用するかが、F1イギリスGPの重要な勝負のポイントとなりそうだ。

  • レッドブルF1 ADUO判定見直しをなお要求 FIAと「建設的な話し合い」

    レッドブルF1 ADUO判定見直しをなお要求 FIAと「建設的な話し合い」

    レッドブル・レーシングは、FIA(国際自動車連盟)による2026年F1パワーユニットの「ADUO(追加開発・アップグレード機会)」評価について、現在も見直しを求める協議を続けていることを明らかにした。

    レッドブル・フォードの内燃エンジン(ICE)が全メーカー中で最も優れていると評価されたことで、フェラーリ、アウディ、ホンダ、メルセデスには性能差に応じた追加開発枠が認められる一方、レッドブルは対象外となっている。

    この判定は2026年シーズンだけでなく、今後の開発競争にも大きな影響を与える可能性がある。

    判定見直しへ FIAとデータを精査
    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、FIAとの協議が現在も続いていると説明した。

    「それ以来、FIAとは非常に建設的な話し合いを続けている」

    「FIAは現在レビューを進めており、正しい判断と全体像を把握してもらえるよう、できる限り多くのデータを提供している」

    メキースは、今回の評価にはチームとして納得していないと改めて強調した。

    「おっしゃる通り、我々はこの結果について異なる見解を持っている。それだけでなく、この判定は今年だけでなく来年にも大きな影響を及ぼす」

    「だからこそ、まず何よりもスポーツ全体のために、正しい判断が下されることが重要だ」

    「もちろん、レッドブル・レーシングにとっても、どちら側の立場になるかで影響は非常に大きい」

    最終順位は未確定 ハンガリーGPで再評価の可能性も
    FIAは現時点でもADUO評価の最終順位を正式発表しておらず、当初の評価は暫定的なもので、夏休み前最後の一戦となるハンガリーGPまでに再評価が行われる可能性も取り沙汰されている。

    レッドブルが求める再審査が受け入れられるかは依然として不透明だが、FIAとのデータ検証は現在も継続している。

    ADUOは内燃エンジンのみを評価対象
    一方、アウディのマッティア・ビノットは、ADUOが評価しているのはパワーユニット全体ではなく、内燃エンジン単体の性能であることを改めて説明した。

    「エネルギーマネジメントや電気システムの効率とは関係ない。純粋なエンジン出力だけを評価している」

    「もしエンジン出力が劣ると評価されたのであれば、まず集中すべきなのはエンジン出力そのものだ」

    その一方で、バッテリーやインバーター、ターボの仕様などには別の性能向上余地があると指摘した。

    「バッテリーやインバーターの効率、ターボのサイズ、サーキットでのドライバビリティや妥協点など改善できる要素はある。しかしADUOが評価しているのは純粋な内燃エンジンの性能差だけだ」

    メルセデスのトト・ヴォルフも、この見解に同意した。

    「マッティアが言ったように、対象は内燃エンジンだ」

    「ICEのパワーがどれだけあるかは比較的簡単に分析できる。そして我々が後れを取っているのであれば、それは確かに課題だ」

    メルセデスは追加開発を温存か
    パドックでは、メルセデスがADUOによる追加開発権を獲得しているにもかかわらず、当面はその権利を行使しない可能性があるとの見方も浮上している。

    レッドブルによる判定見直しの行方に加え、各メーカーが認められた追加開発枠をいつ、どのような形で投入するのかは、2026年のパワーユニット開発競争を左右する重要な焦点となりそうだ。

  • ニコラ・ツォロフ レッドブルF1が旧型車テスト計画 FP1デビューへ準備

    ニコラ・ツォロフ レッドブルF1が旧型車テスト計画 FP1デビューへ準備

    レッドブルは、育成ドライバーでFIA F2に参戦するニコラ・ツォロフに対し、今秋にもF1旧型車テスト(TPC)を実施する計画を進めていることを明らかにした。

    レーシングブルズのCEOを務めるピーター・バイエルは、ツォロフが将来的にF1フリー走行へ参加するために必要なライセンス取得を目的としたプログラムを準備していると説明した。一方で、2027年のレギュラー昇格については「現時点では噂に過ぎない」と強調している。

    TPCテストでF1デビューへの準備
    ピーター・バイエルは、ツォロフのTPC(Test of Previous Cars)テスト実施を検討していることを明かした。

    「現在、彼にTPCテストを受けてもらうことを検討している。金曜日のフリー走行に出走するにはライセンスが必要だからだ」

    「彼にはまだ必要な走行距離が少し足りない。そのため、秋に実施する予定だ」

    TPCテストを完了すれば、ツォロフはF1フリー走行に必要なライセンス取得条件を満たし、今季中にもFP1デビューを果たす可能性が高まる。

    F2優勝で高まる昇格期待
    ツォロフは先週末のF2オーストリア大会で圧倒的な勝利を挙げ、その才能を改めて印象付けた。これを受け、一部では2027年にリアム・ローソンの後任としてレーシングブルズへ昇格するとの憶測も広がっている。

    しかし、バイエルはその見方を否定した。

    「それは単なる噂だ」

    「彼は素晴らしい仕事をしているし、私たちが注目している非常に優れた才能だ。しかし、まだシーズンは7戦しか終わっていない。リアムとアービッドも同じように素晴らしい仕事をしている。だから、現時点でその話はまったくない」

    F2王者ならレッドブルに難しい決断
    一方で、ツォロフが今季F2タイトルを獲得した場合、レッドブルは来季の処遇について判断を迫られることになる。

    FIA F2ではシリーズチャンピオンは翌年も参戦を続けることが認められていないため、タイトル獲得後はF1や他カテゴリーへのステップアップが必要となる。

    レッドブルはまずTPCテストとFP1出走を通じてツォロフの経験を積ませる方針だが、今季後半の成績次第では2027年のドライバーラインアップを巡る議論が一段と活発になる可能性がありそうだ。

  • レッドブルF1 イギリスGP展望 フェルスタッペン「高速コーナーが鍵になる」

    レッドブルF1 イギリスGP展望 フェルスタッペン「高速コーナーが鍵になる」

    レッドブル・レーシングは2026年F1第9戦イギリスGPに向け、マックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーがそれぞれ意気込みを語った。

    前戦オーストリアGPでは、大規模アップグレードを投入したマシンでフェルスタッペンが2位表彰台を獲得。ハジャーも安定した走りでポイントを加え、チームは好材料を携えてシルバーストンへ向かう。

    マックス・フェルスタッペン「高速コーナーで厳しいレースになる」
    マックス・フェルスタッペンは、オーストリアGPで再び優勝争いができたことを前向きに受け止めつつ、シルバーストンでは異なる課題が待ち受けていると語った。

    「オーストリアは僕たちにとって素晴らしいレースだった。再び優勝争いができたのは本当に良かったし、2位という結果も堅実だった。いいペースを見つけることができたし、コース上でバトルできたのも楽しかった」

    「そしてすぐにダブルヘッダー2戦目を迎える。シルバーストンは大好きなサーキットだし、とても歴史のある場所だ」

    「このコースではエネルギーのデプロイメントの影響もあって、かなり違ったチャレンジになると思う。レイアウトや高速コーナーを考えると厳しいレースになるかもしれないけれど、予想より気温は高くなりそうだから様子を見たい」

    「チームにとってはファクトリーに近いレースでもあるし、週を通してさまざまなイベントがあって忙しいけれど、それも楽しみだ」

    レッドブル・レーシング F1 イギリスグランプリ

    アイザック・ハジャー「週末を完璧にまとめたい」
    アイザック・ハジャーは、アップグレードを投入したオーストリアGPをポジティブに振り返る一方、シルバーストンではマシン特性との戦いになると見ている。

    「チームとしてはオーストリアでのパフォーマンスに満足していいと思う。先週は多くのアップグレードを持ち込んだから学ぶことの多い週末だったけれど、最終的には再びしっかりポイントを獲得できて前向きな結果になった」

    「次はすぐにシルバーストンだ。今度は週末全体をしっかりまとめたい」

    「気温は少し低くなるけれど、このコースは僕たちのマシンにあまり向いていないと思う。だから引き出せるパフォーマンスをすべて引き出す必要がある」

    「今週は自宅で過ごすことができたので、忙しいレースウイークを前にリラックスできたのは良かった」

    シルバーストンでの注目データ
    ■ オーストリアGPでフェルスタッペンはF1通算3500ポイントを達成。通算200回目の入賞達成からわずか1戦後の節目となった。

    ■ フェルスタッペンは2021年シルバーストンで開催されたF1史上初のスプリントを制覇。その後スプリントでは歴代最多の13勝と10回のポールポジションを記録している。

    ■ ハジャーはシルバーストンをジュニア時代で最も得意とするサーキットとしており、2022年FIA F3、2024年FIA F2で勝利を挙げている。

    ■ ハジャーは2026年シーズンの全グランプリでQ3進出を果たしている7人のドライバーの一人。

    ■ フェルスタッペンは今週末に1ポイント獲得すれば、F1スプリント通算150ポイント到達第1号となる。

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1株主に?異例契約案が浮上

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1株主に?異例契約案が浮上

    レッドブルが、マックス・フェルスタッペンの残留を確実なものとするため、チームの株式を付与するという前例のない契約条件を検討しているとの噂がパドックで浮上している。

    フェルスタッペンは2028年末までレッドブルと契約を結んでいるが、その契約には成績に応じた解除条項が含まれているとされる。

    残留へ異例のインセンティブを用意か
    現在、フェルスタッペンの移籍先候補としてはマクラーレンとの接触も報じられているが、同チームはランド・ノリスとオスカー・ピアストリのラインアップを維持する姿勢とみられており、2027年に空席が生まれる可能性は高くない。

    それにもかかわらず、フェルスタッペンがレッドブルへの長期的なコミットメントを公言していないことについて、オランダ版Motorsportはパドック内で「より有利な契約条件を引き出すためにレッドブルへ圧力をかけているのではないか」との見方があると伝えている。

    その一環として浮上しているのが、レッドブルがフェルスタッペンにチームの株式を提供するという案だ。

    実現すれば、現代F1では前例のない契約となる可能性がある。単なる金銭的なインセンティブにとどまるのか、それともチーム運営に対する正式な拒否権など、一定の権限を伴うものになるのかは現時点では明らかになっていない。

    ホーナー氏やニューウェイの事例も
    こうした話が浮上する背景には、かつてクリスチャン・ホーナー元代表が長年にわたりレッドブルの株式取得を望んでいたと報じられていたことがある。一方、エイドリアン・ニューウェイがアストンマーティンへ加入した際には、株式を含む条件が提示されたとも伝えられている。

    以前にはフェルスタッペンがレーシングブルズの株式を取得するとの噂もあったが、それでは姉妹チームとの利益相反が問題となるため、レッドブル本体の株式付与の方が現実的との見方もある。

    現時点では、この話はあくまで「否定できない噂」の段階に過ぎず、具体的な交渉が行われていることを裏付ける証拠はない。

    それでも、レッドブルがフェルスタッペンを長期的につなぎ留めるため、これまでにない条件を提示する可能性があることを示す興味深い観測といえそうだ。フェルスタッペン自身も、マシンの競争力が維持される限り、レッドブルでキャリアを終えたいとの考えをこれまでたびたび示している。

  • フェルスタッペン レッドブルF1苦戦に苦笑「シーズン後はチベットで2か月過ごす」

    フェルスタッペン レッドブルF1苦戦に苦笑「シーズン後はチベットで2か月過ごす」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年F1オーストリアGP予選でのアクシデントを受け、「シーズン終了後はチベットで2か月リラックスする」と冗談を飛ばしながらも、レッドブル・レーシングの開発には引き続き手応えを感じていると語った。

    今季最大規模のアップグレードを投入したレッドブルは、フェルスタッペンがフロントロー争いを演じていたQ3でクラッシュ。当初はドライバーのミスも疑われたが、チームはリアウイングまたはリアサスペンションの不具合が原因だった可能性が高いとの見解を示している。

    レッドブルが責任認め謝罪
    レッドブルのチーム代表ローラン・メキースは、今回のクラッシュについてチーム側の責任を認めた。

    「マックスがマシンを立て直すチャンスはなかった。我々チームが全面的に責任を負う。マックスには謝罪したい」

    一方、フェルスタッペンはアップグレード自体に問題はないと強調した。

    「アップグレードは単純にパフォーマンスを向上させるものだ。問題はそこではない」

    「チベットでブッダのように過ごす」
    今季はトラブルが相次ぐシーズンとなっているが、フェルスタッペンはオランダ紙『De Telegraaf』に対し、ユーモアを交えて心境を語った。

    「今シーズンは本当にいろいろと奇妙なことが起きている」

    「シーズンが終わったらチベットへ行って、ブッダのように2か月間リラックスしようと思う」

    「今のF1マシンは本当に複雑で、いろいろなことが起きる。時には10まで数えないといけないし、100まで数えないといけない時もある」

    それでも、これまでの成功を振り返り、冷静な姿勢を崩さなかった。

    「素晴らしいシーズンもたくさん経験してきた。だから、そこまで心配はしていない」

    「もちろん気分のいいことではない。でも、それが人生だ」

    アップグレードに手応え「正しい方向へ進んでいる」
    メキースは、クラッシュ前のラップタイムから今回投入したアップグレードの効果は確認できたと説明した。

    「マックスが非常に速かったことは見て取れた。こういうことは起こるものだ」

    「ポールポジションに十分なマシンだったとは言えないかもしれないが、少なくともフロントロー争いはできていた」

    「それは我々が前進しており、正しい方向へ進んでいることを示している」

    フェルスタッペンも今後さらに改良パーツが投入される予定だと明かした。

    「まだいくつか開発中のものがある」

    予算上限の中で資金に余裕があるのかと問われると、笑いながらこう返した。

    「もちろん、たっぷりあるよ。ケータリングに少しお金を使うのを減らないといけないけどね」

    マクラーレン移籍説も一蹴
    2027年にマクラーレンへ移籍するとの噂についても、フェルスタッペンは従来と変わらない姿勢を示した。

    「特に話すことはない。去年も同じことを言った」

    「レッドブルと長期契約を結んでいるし、僕は自分の仕事に集中している。コース上でベストを尽くし、チームとともに最大限の結果を出すことだけを考えている」

    「新しく話すことは何もない」

  • レッドブルF1代表「フェルスタッペンはラッセルより速かったかもしれない」

    レッドブルF1代表「フェルスタッペンはラッセルより速かったかもしれない」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2026年F1第8戦オーストリアGPで2位に入ったマックス・フェルスタッペンのレースを高く評価し、「ジョージ・ラッセルより速かったかもしれない」と語り、今季最高のパフォーマンスだったと振り返った。

    レッドブルはオーストリアGPで大幅なアップデートを投入。フェルスタッペンは予選でのクラッシュにより5番グリッドからのスタートとなったが、決勝ではメルセデス勢に迫るレースペースを披露し、優勝したジョージ・ラッセルに迫る2位でフィニッシュした。

    「今季最高のレースだった」
    メキースは決勝後、レッドブルにとって今季最高のレースだったと評価し、フェルスタッペンのペースは優勝したラッセルを上回っていた可能性があると語った。

    「今季最高の結果だった。今日の午後は間違いなくシーズンで最も力強いレースができた」

    「最も満足しているのはペースだ。キミ(アントネッリ)が今日一番速かったと思うし、マックスはおそらくジョージより少し速かったかもしれない。ただし、グリッドポジションもレース結果には大きく影響する」

    メキースは、予選順位こそ実力を反映していなかったものの、レッドブルは勝利を争える位置まで到達していたと手応えを示した。

    「予選では、グリッド順位には表れなかったが、我々がどれだけ前進したかは明らかだった。非常に難しいサーキットで、しかも酷暑という条件の中、勝利に必要なペースにかなり近づくことができた」

    開幕から1秒差を数十分の2秒まで縮めた
    メキースは、シーズン序盤からの開発によってトップとの差を大きく縮めたことを強調し、ファクトリーでの取り組みを称賛した。

    「これはファクトリーで行われた仕事がいかに効果的だったかを示している。シーズン開幕時を振り返れば、我々はトップから約1秒遅れていた。それが今では数十分の2秒というところまで差を縮めることができた」

    「戦いはまだ終わっていない。どのチームもアップデートを投入し続けているし、我々もさらに前進しなければならない」

    また、フェルスタッペンの走りを絶賛し、あとわずかで勝利に届いていたとの見方を示した。

    「マックスはレースのあらゆる局面で素晴らしかった。我々は勝てなかったが、足りなかったのは本当にわずかだった。おそらく100分の数秒程度だっただろう。それでも非常に良い戦いができた」

    レッドブル・レーシング

    ハジャーの成長も評価
    メキースは6位でフィニッシュしたアイザック・ハジャーについても評価し、チーム全体として前向きな週末になったと総括した。

    「アイザックもまた堅実なレースを見せ、着実に成長を続けている。全体として、我々にとって正しい方向へ進んでいることを示す週末になった」

    「さらに、レッドブル・フォード・パワートレインズを搭載する4台すべてがポイントを獲得したことも特筆すべきことだ」

    今回のオーストリアGPでは、レッドブルが投入したアップデートが着実に効果を発揮したことを示す内容となった。メキースは優勝には届かなかったものの、シーズン開幕時の大きな差を大幅に縮めたと強調し、今後も開発を継続してメルセデスとの勝利争いを続ける考えを示した。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1の進化実感「初めてビッグボーイたちと戦えた」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1の進化実感「初めてビッグボーイたちと戦えた」

    レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーは、2026年F1第8戦オーストリアGPで6位入賞を果たし、アップグレードが投入されたRB22の進歩を実感したと語った。

    8番グリッドからスタートしたハジャーは、ルイス・ハミルトン、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリらトップ勢と激しいバトルを展開。自身のF1キャリアで初めて「ビッグボーイたち」と本格的に戦えたレースだったと振り返った。

    トップ勢との初めての本格バトル
    ハジャーはレース後、これまで経験したことのないレベルの戦いを楽しめたと明かした。

    「フェラーリやマクラーレンといったビッグボーイたちと戦ったレースは、これまでのキャリアで記憶にない。だから本当に楽しかったし、今回が初めてだった」

    「しかも、かなりうまく戦えたと思う。もしデプロイメントの問題がなくて、もう少し前からスタートできていたら、4位も狙えたと思う。すごく前向きな週末だった」

    また、幼い頃から憧れていたハミルトンとのバトルについても振り返った。

    「何か特別に学んだことはない。ただ純粋にクールだった。たぶんターン4ではルイスに少し譲りすぎたかな。でも、それ以外はいい戦いができたと思う」

    ブレーキへの不安は決勝でも続く
    ハジャーは、週末を通じて悩まされていたブレーキの問題が決勝でも影響したことを認めた。

    「かなり多くのロックアップがあって、自信を持って攻められなかった。毎周少しマージンを残して走らなければならなかった」

    「ただ、その苦労は自分だけじゃなく、周囲のドライバーも同じだったと思う。暑い路面温度やタイヤの影響が大きかったのかもしれない」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)

    アップグレードでレースペースが大幅向上
    ハジャーは、マックス・フェルスタッペンの2位獲得にも貢献したレッドブル陣営の最新アップグレードが、レースペース向上に大きく寄与したと評価した。

    「レースペースでは間違いなく効果を感じた。今日は2番目に速いマシンだったと思う」

    「普段は予選より決勝のペースで苦戦することが多いけれど、今週末はその差がかなり縮まった。そこは本当に良かった」

    さらに、マシンにはまだ改善の余地があるとしながらも、今後への期待を口にした。

    「マシンはまだ理想的なウインドウには入っていなかった。それでも速かったのは励みになる」

    「マイアミで最初のアップデートを投入して大きく前進した。そして今回はレースでもいいステップを踏めた。1周の速さでは、特にメルセデスはまだ非常に速かったけれど、本当に勇気づけられる内容だった」

    今回のオーストリアGPは、ハジャーにとってトップチーム勢と互角に戦える手応えを得た一戦となった。ブレーキ面には課題を残したものの、アップグレードの効果による競争力向上を実感しており、今後さらに上位争いに加わる可能性を示す結果となった。