カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • マックス・フェルスタッペン F1夏休み後に契約解除条項を行使可能に

    マックス・フェルスタッペン F1夏休み後に契約解除条項を行使可能に

    マックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPでリタイアを喫したことで、2027年に向けた契約解除条項を行使できる条件を満たす可能性が高まった。

    現時点ではレッドブルとフェルスタッペンの双方が契約継続を望んでいるとされるが、チームの競争力や移籍市場の動向を巡る憶測は依然として続いている。

    契約解除条項を行使できる状況に
    『RacingNews365』によると、フェルスタッペンの契約には、夏休み前最後のレースとなるハンガリーGP終了時点でドライバーズランキング2位以内に入っていなければ、2027年シーズンに向けて契約解除条項を行使できる内容が含まれているという。

    イギリスGPでノーポイントに終わったフェルスタッペンは現在76ポイント。夏休みまで残るベルギーGPとハンガリーGPの2戦で獲得できる最大ポイントは50点のため、到達可能な最高得点は126ポイントとなる。

    一方、ランキング2位のジョージ・ラッセルは154ポイント、3位のルイス・ハミルトンは147ポイントを獲得しており、フェルスタッペンは残り2戦で全勝しても夏休み時点で2位以内に入ることは不可能となった。このため、契約解除条項を発動できる条件を満たす見通しとなっている。

    レッドブルは残留を希望
    ただし、契約解除条項を行使できることと、実際に移籍することは別問題だ。

    チーム代表のローラン・メキースは、フェルスタッペンを引き留める最善の方法は競争力のあるマシンを提供し、優秀なエンジニアを集めることだと説明している。

    また、フェルスタッペン自身も現時点で2027年の去就について明言しておらず、レッドブル側も残留を望んでいると伝えられている。

    移籍先の選択肢は限られる
    仮に契約解除条項を行使した場合でも、移籍先の候補は多くない。

    報道によれば、現実的な選択肢はメルセデス、フェラーリ、マクラーレンの3チームとみられている。

    フェルスタッペン陣営は先週、マクラーレンと接触したとされるものの、CEOのザク・ブラウンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリの体制を維持する考えを示している。また、シャルル・ルクレールはフェラーリと新契約を締結し、ルイス・ハミルトンも残留の意思を示している。

    そのため、現時点で最も現実味のある移籍先はメルセデスとみられる。しかし、メルセデスではアンドレア・キミ・アントネッリが好成績を残しているほか、ジョージ・ラッセルも2027年までの新契約を結んだとされており、フェルスタッペンが加入できる余地は限られているとの見方が強い。

    今回の報道は、フェルスタッペンが2027年に向けた契約解除条項を行使できる状況になったことを伝えるものだ。ただし、レッドブルと本人は引き続き契約継続を希望しており、実際に移籍へ発展するかどうかは、今後のチームの競争力や各チームのドライバー市場の動向が大きく影響するとみられる。

  • ヨス・フェルスタッペン レッドブルF1批判のブランドルに反撃

    ヨス・フェルスタッペン レッドブルF1批判のブランドルに反撃

    レッドブルを巡る混乱が続くなか、マックス・フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンが、元F1ドライバーで解説者のマーティン・ブランドルの発言に強く反発した。

    一方で、チーム内では幹部の相次ぐ離脱に加え、マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測も勢いを増しており、レッドブルを取り巻く状況は依然として不安定なままだ。

    ブランドルの発言にヨス・フェルスタッペンが反論
    シルバーストンでブランドルは、フェルスタッペン陣営がレッドブルの経営体制を崩壊させる一因になったとの見方を示した。

    「彼らはレッドブルの経営陣を崩壊させたかった。そして、それを見事にやり遂げた」

    ブランドルのこの発言は、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイ、ジョナサン・ウィートリー、そしてヘルムート・マルコ博士がチームを去ったことを受けたものだ。

    さらにパドックでは、長年チーフエンジニアを務めるポール・モナハンもシルバーストンで姿が見られなかったことから、退団の可能性が取り沙汰されている。

    これに対し、ヨス・フェルスタッペンはブランドルの発言を紹介したInstagramの投稿にコメントを寄せ、次のように反撃した。

    「また事情も知らないくせに分かったようなことを言うバカがいる」

    マックスもRB22に強い不満
    レッドブルにとって厳しい週末となるなか、マックス・フェルスタッペン自身もRB22の競争力不足を隠さなかった。

    予選後には、マシンに抜本的な変更を加え、ピットレーンスタートも視野に入れるべきだとの考えを示した。

    「理想を言えば、すべて交換するか、全面的に作り直したい」

    「僕は迷信深いタイプじゃないけど、まるで黒猫にぶつかったような気分だ。今日は本当に情けなく、ひどかった」

    「このままレースに臨むなら意味がない」

    マクラーレン移籍説とピアストリ交換説
    マックス・フェルスタッペンには2027年にマクラーレンへ移籍するとの噂が浮上しており、その場合はオスカー・ピアストリがレッドブルへ移籍する可能性も取り沙汰されている。

    元F1ドライバーのクリスティアン・アルバースは、両チームが互いのドライバー陣営と接触しているとの見方を示した。

    「両チームがお互いを探っている」

    「ザク・ブラウンがマックスを見ているように、レッドブルもピアストリを狙っている」

    さらにアルバースは、ピアストリのマネージャーであるマーク・ウェバーについても次のように語った。

    「彼はもはやチームやモーターホームで歓迎される存在ではなくなっている」

    タイトル争いには弱気な姿勢
    一方、マックス・フェルスタッペンは自身の将来について語ることは避けた。

    「予選が一度悪かっただけで、いろいろなことを言うべきではない。それでは意味がない」

    「ただ、先週のような良い週末がまた来ることを願っている」

    それでも2026年のタイトル獲得の可能性について問われると、これまでよりも弱気な姿勢を見せた。

    「その質問は、もう僕にはしないでほしい」

    さらに笑みを浮かべながら、こう締めくくった。

    「夏休みが待ち遠しい。でも、僕にとっては十分な長さじゃない」

    レッドブルはチーム体制の変化やマシンの競争力不足、そしてフェルスタッペンの将来を巡る憶測など、複数の課題を抱えている。シーズン後半に向けて状況を立て直せるかが、タイトル争いだけでなくチームの将来を左右する重要なポイントとなりそうだ。

  • レッドブルF1 フェルスタッペン連続トラブルでリアウイング変更も視野

    レッドブルF1 フェルスタッペン連続トラブルでリアウイング変更も視野

    レッドブルは、F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンを襲った2戦連続のリヤウイングトラブルを受け、マシンコンセプトの見直しも辞さない姿勢を示した。チーム代表のローラン・メキースは、安全性を最優先に原因究明を進め、「必要であれば何でも行う」と強調している。

    レッドブルは今季マイアミGPから導入した「マカレナ」と呼ばれる新型リヤウイングを使用してきたが、問題との関連性も含めてあらゆる可能性を検証する方針だ。

    2戦続けて高速コーナーで発生したトラブルを重く受け止め、旧仕様への回帰も選択肢に含めている。

    フェルスタッペンを襲った2戦連続のリヤウイングトラブル
    F1イギリスGP終盤、マックス・フェルスタッペンは高速コーナーのストウでスピンを喫してリタイアした。原因はリヤウイングのフラップが正常に作動せず、空力が適切に回復しなかったことにあり、前戦オーストリアGP予選で発生したトラブルと似た現象だった。

    フェルスタッペンはレース後、この状況を「非常に危険だった」と非難。高速コーナーで突然ダウンフォースを失う危険性を訴え、チームに対策を求めていた。

    メキース「必要なら何でもやる」
    ローラン・メキース代表は、フェルスタッペンの不満は当然だと認め、安全面を最優先に対策を講じる考えを示した。

    「マックスが不満を抱くのは当然だ。2戦連続で高速コーナーでマシンに裏切られるのは、ドライバーにとって非常に不快なことだ」

    「原因は2回とも異なるものだが、それでも我々としてはドライバーをグラベルトラップへ送り込んでしまったことは非常につらい。だから彼が怒るのは当然だ」

    さらに、安全性について次のように語った。

    「チームは二度と同じことが起きないよう必要な対策を講じる。今回は防げなかったが、安全は何よりも重要であり、その意味でも彼が不満を感じるのは当然だ」

    ローラン・メキース(レッドブル・レーシング)

    旧型リヤウイング復活も選択肢
    メキースは、オーストリアGPとイギリスGPのトラブルは異なる原因によるものだと説明した。

    「レッドブル・リンクで何が起きたのかは理解している。ただ詳細について話すことは適切ではないと思う」

    「初期分析では今回は別の種類のトラブルが起きた。それで状況が改善するわけではないが、再発の可能性をゼロにするため徹底的に見直す」

    そのうえで、マイアミGPから採用している「マカレナ」リヤウイングを廃止し、従来型へ戻す可能性についても否定しなかった。

    「このコンセプトで既に何戦も戦ってきた。現時点ではコンセプトそのものが原因だと結論づけるには早すぎるが、あらゆる可能性を排除せず検証する。必要ならどの選択肢もあり得る」

    今回の2戦連続トラブルは、レッドブルにとって単なる信頼性の問題ではなく、安全性にも直結する課題となった。チームは原因究明を急ぐとともに、必要であればリヤウイングの設計変更を含めた大幅な対策に踏み切る構えを見せている。


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  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に怒り「危険すぎる」2戦連続トラブル

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に怒り「危険すぎる」2戦連続トラブル

    マックス・フェルスタッペンは、2026年F1第9戦イギリスGPでリタイアを喫した後、レッドブルのマシンに対して強い不満をあらわにした。高速コーナーで再び発生したリアウイングのトラブルについて「非常に危険だ」と警鐘を鳴らし、チームの信頼性にも厳しい評価を下している。

    フェルスタッペンは終盤まで表彰台争いを続けていたが、残り4周のストウ・コーナーでスピンを喫してグラベルにストップ。

    オーストリアGP予選に続いて高速域で同様の症状が発生したことから、安全性への懸念と2026年型RB22への失望を隠さなかった。

    高速コーナーで再び発生したリアウイングの異常
    フェルスタッペンは48周目、ルイス・ハミルトンを追う中で高速右コーナーのストウに進入した際、突然リアを失ってクラッシュ。無線では怒りを爆発させた。

    「動けないよ」

    「このクルマは最悪だ! 信じられない!」

    レース後、フェルスタッペンは原因がリアウイング機構の不具合だったと説明した。

    「オーストリアと同じだ。リアウイングが完全に閉じない」

    「データを見ると閉じているように見えるけど、実際には少し開いたままになっている。そのせいでリアのダウンフォースを大きく失って、マシンがスピンしてしまう」

    一方で、オーストリアGPとまったく同じ故障ではないことも明かした。

    「故障そのものは違う。でも結果は同じだ。コーナーへ向きを変えた瞬間、リアウイングが完全に閉じず、ダウンフォースを失ってスピンする」

    「非常に危険だ」安全面への強い懸念
    フェルスタッペンは2戦連続で高速コーナーにおいて同様のトラブルが起きたことを深刻に受け止めている。

    「1回なら故障は起こり得る。でも2回目となると、僕にとっては本当に危険だ」

    「こんな高速コーナーでは本当に大きなケガをする可能性がある」

    さらにBBCの取材では次のように語った。

    「本当に危険だ。2回続けてこんなことが起きれば、大ケガをする可能性もある」

    「オーストリアでも運が良かったし、今回も運が良かった。だからこそ、本当にうんざりしている」

    フェルスタッペンは2026年シーズンここまで9戦で3度のマシントラブルによるリタイアを喫しており、信頼性への不満は一層強まっている。


    「表彰台でも実力ではなかった」RB22の競争力にも失望
    クラッシュ前は3番手争いを展開していたフェルスタッペンだが、そのポジションは実力以上の結果だったと認めた。

    「運が良かっただけだ。ルイスには5秒ペナルティがあったし、バーチャル・セーフティカーにも助けられた。ジョージにはスローパンクチャーがあったし、キミにもトラブルがあった」

    「仮に表彰台で終えていても、ペースで勝ち取った表彰台ではなかった」

    特にハードタイヤでは競争力不足を痛感していたという。

    「ハードタイヤではまったくダメだった。グリップが本当になかった」

    「ジョージとルイスが争ってくれたおかげで助かった。ミラー越しに見ながら『ありがとう』と思っていたよ」

    「ミディアムでは少し良かったけど、それでも週末を通してバランスがひどすぎた。まったく攻められなかった」

    さらに、完走すらできない現状に落胆を隠さなかった。

    「バランスに苦しむ週末でも、せめて完走くらいはしたい。でもそれすらできない。痛い週末がまたひとつ増えただけだ」

    メキース代表「ドライバーを高速コーナーで裏切ってはいけない」
    レッドブルのローラン・メキース代表も、フェルスタッペンの怒りは当然だと認めた。

    「彼が不満を抱くのは当然だ。2戦連続で、高速コーナーでマシンがドライバーを裏切るようなことが起きたのは非常に不快な出来事だ」

    「我々チームにとっても、ドライバーをグラベルトラップへ送り込んでしまうことは極めて受け入れがたい」

    「今日それを防げなかったのは事実だが、二度と起こさないために必要なことはすべて行う」

    レッドブルは2026年から独自設計の可変リアウイング機構を採用しており、一般的なDRSとは異なる開閉方式によって大きな抗力低減を狙っている。しかし今回の2件のトラブルを受け、機構の継続使用を含めて見直しを迫られる可能性もある。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    苦戦が続く2026年 王者の焦りも隠せず
    フェルスタッペンはイギリスGP終了時点でランキング7位。首位アンドレア・キミ・アントネッリとは103ポイント差まで開いている。

    来季以降の去就を巡る憶測も続くなか、現在の心境について率直に語った。

    「今の状況で楽観的になれるとしたら、よほど悟りを開いた人間だろうね」

    「誰か一人を責めているわけではない。みんな全力を尽くしている。でも、まずはレースを最後まで走り切りたい。それすら簡単ではない状況なんだ」

    「少し時間を置いて気持ちをリセットし、また次に向かいたい」

    2戦連続で高速域のリアウイングトラブルに見舞われたことで、レッドブルはパフォーマンスだけでなく信頼性と安全性の両面で厳しい課題を突き付けられた。シーズン後半へ向け、チームがどのような対策を講じるかが大きな焦点となる。

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  • マックス・フェルスタッペン F1のレゴパレードを酷評「子供や道化師に見える」

    マックス・フェルスタッペン F1のレゴパレードを酷評「子供や道化師に見える」

    マックス・フェルスタッペンが、F1イギリスGP決勝前に実施されるレゴカーによるドライバーズパレードを厳しく批判した。従来のトラックによるパレードの方が「プロフェッショナルに見える」と主張し、F1が目指すべき方向性ではないとの考えを示した。

    シルバーストンでは、各ドライバーが約2万8000個のレゴブロックで製作されたミニカーを運転してパレードラップを行う予定だ。

    前年のマイアミGPで初めて導入され、ドライバー同士が低速で接触し合うなど話題を呼んだ演出だが、フェルスタッペンはその内容に否定的な見解を示している。

    レゴカー演出に「F1に必要なものではない」
    フェルスタッペンはオランダメディア『Viaplay』の取材で、レゴカーによるパレードはF1にふさわしい演出ではないと語った。

    「レゴで遊ぶなら家で子供たちと遊びたい。正直、ここでゴーカートのようなものに乗りたいとは思わない」

    「みんなでトラックの上に立っている方が好きだし、その方が楽しい。それに、もっとプロフェッショナルに見えると思う」

    さらに、F1ドライバーとしての立場から次のように続けた。

    「結局のところ、僕たちはF1ドライバーだ。お互いにぶつかろうとしている子供や道化師のように見えるべきではない」

    「それがF1に必要なものだとは思わない。でも、そういうものなんだろう」

    F1 レゴ

    ハミルトンも当初は参加に消極的
    今回のレゴパレードを巡っては、ルイス・ハミルトンも当初は参加に消極的な姿勢を示していた。

    その後、スポンサー契約や追加のメディア対応に関する舞台裏の調整が背景にあったと報じられたが、最終的にはパレードへ参加する予定となっている。一方で、ランド・ノリスをはじめ、この企画を歓迎するドライバーもおり、評価は分かれている。

    「ファンには手を振るが騒ぐつもりはない」
    フェルスタッペンは、イベント自体を妨げるつもりはないとしつつ、自身は従来どおりファンへのサービスに徹する考えを明かした。

    「僕は自分のラップを走って、ファンに手を振るだけだ。彼らには僕たちを見る権利があるからね」

    「でも個人的には、もう少し違う形だったら良かったと思う」

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  • ローラン・メキース レッドブルF1の現状説明「オーストリアから一歩後退した」

    ローラン・メキース レッドブルF1の現状説明「オーストリアから一歩後退した」

    レッドブル・レーシングのローラン・メキース代表は、2026年F1第9戦イギリスGP予選後、チームの競争力が前戦オーストリアGPより低下したことを認めた。マックス・フェルスタッペンは7番手、アイザック・ハジャーは5番手となったが、メルセデスやフェラーリとポールポジションを争える速さは発揮できなかった。

    レッドブル・レーシングはスプリント、予選ともに苦戦を強いられた。フェルスタッペンはスプリントで6位、予選では最高速不足やマシンバランスの問題に悩まされ7番手に終わった。

    一方のハジャーはスプリントで順位を落としたものの、予選では今季自己最高タイの5番手を獲得し存在感を示した。

    オーストリアGPから競争力が低下
    メキースは、わずか1週間前のオーストリアGPと比べてマシンの競争力が低下していることを認め、その原因を探っていると明かした。

    「正直に言えば、オーストリアと比べると一歩後退してしまった。週末の最初から難しい状況だった。このマシンのスイートスポットを見つける方法をまだ学んでいる最中だが、シルバーストンではそれがさらに難しかった」

    フェルスタッペンは最高速不足に苦戦
    メキースは、フェルスタッペンに本来の力を発揮できるマシンを用意できなかったことが予選結果につながったと説明した。特に直線スピード不足が大きな痛手だったという。

    「今日は昨日よりもポールポジションとの差が広がってしまった。そして午後は、マックス側のガレージでさらに厳しい状況になってしまった」

    「彼が望むように攻められるマシンを最後まで与えることができなかった。ストレートでスピードを失っていたし、トップ4チームの差がこれほど小さい状況では、それだけで順位が決まってしまう」

    ハジャーの走りは高く評価
    一方でメキースは、同様の制約を抱えながらも5番グリッドを獲得したハジャーの走りを高く評価した。

    「アイザックは、彼のマシンにも制約があったことを考えれば、とても良い仕事をした」

    「現時点では、我々は3番目に速いチームのようだ。明日の決勝でどこまで改善できるか見ていきたい」

    レッドブル・レーシングはオーストリアGPで上位争いを演じた勢いをシルバーストンへ持ち込めず、セットアップの最適化に苦戦する週末となっている。決勝では改善を図り、フェルスタッペンとハジャーの両名が上位進出を目指す。

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  • クリスチャン・ホーナー 回顧録『Drive』でレッドブルF1の内幕を暴露へ

    クリスチャン・ホーナー 回顧録『Drive』でレッドブルF1の内幕を暴露へ

    クリスチャン・ホーナーが、自身初となる回顧録『Drive』を2026年10月22日に出版することを発表した。レッドブルF1の創設期から約20年以上にわたる歩みや、チーム代表として経験した成功と苦悩、自身の視点から見たF1の舞台裏が綴られる。

    レッドブルF1を率いて8度のドライバーズタイトル、6度のコンストラクターズタイトル、124勝を挙げたホーナーは、退任から約1年を経て、自らの言葉でそのキャリアを振り返る。

    20年以上のレッドブル時代を振り返る
    『Drive』は、レッドブルがジャガーを買収してF1へ参戦した2005年から、ホーナーがチームを率いた約20年間を振り返る内容となる。

    ホーナーは、この本について次のように説明した。

    「F1は究極的には人のビジネスだ」

    「このスポーツはマシンや勝利、チャンピオンシップで語られることが多いが、私の心に最も残っているのは、人々、決断、挑戦、そして道中で出会った素晴らしい個性豊かな人たちだ」

    「この本は、信じられないような20年間の旅と、その道のりを形作ってくれた多くの人々への私なりの振り返りだ」

    レッドブル黄金時代の舞台裏を描く
    ホーナーはF1史上でも最も成功したチーム代表の一人として知られる。

    在任中にはセバスチャン・ベッテル、そしてマックス・フェルスタッペンという2つの黄金時代を築き、レッドブルはドライバーズタイトル8回、コンストラクターズタイトル6回、グランプリ124勝という輝かしい実績を残した。

    出版元のトランスワールドは、本書について「1ポンドで買収されたチームが、世界で最も価値があり知名度の高いスポーツチームの一つへと成長するまでの舞台裏を描く」と紹介している。

    また、チーム代表という立場で直面した極限のプレッシャー、レースごとの心理的な駆け引き、そして勝利をつかむために求められた瞬時の意思決定についても詳しく語られるという。

    退任後初の本格的な発信
    今回の発表は、ホーナーがレッドブルを離れてから約1年の節目で行われた。

    2025年のF1イギリスGPがチーム代表として最後のレースとなり、その後ベルギーGPを前に職を離れることになったことで、レッドブル創設以来続いた長期政権に幕が下りた。

    退任後は公の場への登場を控えてきた一方、F1復帰の可能性はたびたび取り沙汰されている。ただし本人は、復帰するのであれば「適切なプロジェクト」であることが条件との考えを示している。

    さらにホーナーは今年後半にオーストラリアで講演ツアーを予定しているほか、今週末のシルバーストンで開催されるF1イギリスGPにも姿を見せる見込みで、レッドブル退任後初めてグランプリ会場を訪れることになる。

    レッドブル黄金時代の舞台裏や、F1を代表するチーム代表としての意思決定、ライバルたちとの関係などがどこまで赤裸々に語られるのか、『Drive』はF1ファンにとって注目の一冊となりそうだ。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1の限界を実感「0.6秒差は重い」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1の限界を実感「0.6秒差は重い」

    アイザック・ハジャーは、2026年F1第9戦イギリスGP予選で5番手を獲得したものの、ポールポジションとの差を受けて、レッドブル・レーシングが依然としてトップ勢に及んでいない現状を認めた。

    ハジャーは予選でチームメイトのマックス・フェルスタッペンを上回る5番手を記録。自身の走りには満足感を示しながらも、メルセデスやフェラーリとの差は依然として大きいと語った。

    好ラップでもポールとの差は0.6秒
    「昨日はマシンにかなり満足していたし、2日目は自分のドライビングにも一歩前進があった。ミスもほとんどなかった」

    そう振り返ったハジャーは、それでもトップとの差に落胆を隠さなかった。

    「それでも、いいラップをまとめてポールから0.6秒も遅れていると正直つらい。マシン自体はかなり良く感じているだけに、ここからどうやってさらに前に行けばいいのか、今は見えにくい状況だ」

    決勝でも上位3チームが優勢と予想
    ハジャーは、スプリントレースの内容からも勢力図は明確だったと分析。決勝でもメルセデス、フェラーリ、マクラーレンが優位に立つとみている。

    「今日のスプリントを見れば、レースペースの序列ははっきりしていた。メルセデスとフェラーリ、そしてマクラーレン、その次が僕たちだ」

    「もしマクラーレンと戦えるようなら、それだけでも非常にいい結果だと思う」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)

    フェルスタッペンはマシントラブルに苦戦
    一方、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは予選7番手。予選中盤からエンジンの応答異常と最高速不足に見舞われたことを明かした。

    「バランスも良くなかったが、それ以上に理由は分からないけどストレートがものすごく遅かった。他車と比べても明らかだった」

    さらに、最高速不足がバッテリー消費を悪化させ、ラップ後半のパフォーマンス低下につながる悪循環に陥っていたと説明した。

    「ストレートで遅いと全開区間が長くなってバッテリーを余計に消費する。それがどんどん悪循環になってラップ終盤ほど厳しくなる。二重の問題で、本当に痛かった」

    レッドブル・レーシングは、ハジャーが5番手、フェルスタッペンが7番手から決勝を迎える。ハジャーは自身の走りには手応えを感じながらも、トップ争いに加わるにはマシン性能のさらなる向上が必要だとの認識を示している。

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  • フェルスタッペン バッテリー消費の悪循環「こんな状態でレースをする意味がない」

    フェルスタッペン バッテリー消費の悪循環「こんな状態でレースをする意味がない」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年F1第9戦イギリスGP予選を7番手で終えた後、レッドブル・レーシングの深刻なパフォーマンス不足に強い不満を示した。特にストレートでのパワー不足を問題視し、「こんな状態でレースをする意味がない」とまで語り、決勝への悲観的な見方を明かした。

    前日のスプリントでも苦戦を強いられたフェルスタッペンは、予選でも状況は改善しなかったという。今季ここまで何度もマシン性能への不満を口にしてきたが、今回はこれまで以上に厳しい表現でチームの現状を語った。

    ストレートで深刻なパワー不足を訴える
    フェルスタッペンは、予選を通じてさまざまなセッティング変更を試したものの、問題は解決しなかったと説明した。

    「まったく前に進まない。以前のような加速をしてくれないんだ」

    「こういうサーキットでは、それが決定的に重要になる。できるだけ大きなパワーが欲しいコースだから、本当に痛い」

    「予選ではいろいろ試したけど、結果はいつも同じだった。明らかな問題があるし、それは明日のレースについても心配している理由だ。正直、こんな状態でレースをしても意味がない」

    この発言は、レッドブル・フォードの内燃機関(ICE)がFIAからグリッド最強と評価された直後というタイミングだけに、実際の走行との大きなギャップを改めて浮き彫りにした。

    バッテリー消費の悪循環も発生
    フェルスタッペンによれば、単純な最高速不足だけではなく、ストレートで失う時間がエネルギーマネジメントにも悪影響を及ぼしているという。

    「昨日のマシンも良くなかったし、今日もその面では改善できなかった。ほとんど同じだった」

    「それに加えて、理由は分からないけど、僕のガレージ側だけストレートでとても遅かった。最初のラップからずっとパワーが足りなかった」

    「ここではストレートを走る時間が長いから、パワーが足りないとバッテリーを余計に消費してしまう。その結果、最終セクターでは15コーナーを立ち上がると、ほとんどパワーが残っていない」

    「だからストレートでどんどんタイムを失っていた。それに加えてマシンバランスも悪く、本当にひどい状態だった」

    フェルスタッペンは、パワー不足が単なる最高速低下ではなく、バッテリー消費を加速させることでラップ全体のパフォーマンス低下につながる悪循環を生んでいると説明した。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    高速コーナーでも競争力不足
    フェルスタッペンは、6位で終えたスプリントでもマシンの弱点が明確だったと振り返った。

    「スプリントでは高速コーナーで完全にやられていた」

    「ジョージ(ラッセル)が後ろにいたけど、高速コーナーではダーティエアの中でも追いつかれていた。それがすべてを物語っている」

    「それだけじゃなく、低速コーナーでも今週末を通してマシンの挙動には満足していない。明らかに何かが噛み合っていない」

    高速域、低速域の両方で競争力を欠いていることに加え、ストレートでのパワー不足まで重なったことで、フェルスタッペンは決勝でも厳しい戦いを覚悟している。レッドブル・レーシングは、FIAのエンジン評価とは対照的な実戦での苦戦という難題に直面しており、その原因究明が急務となっている。

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  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に危機感「P6やP7でもおかしくなかった」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に危機感「P6やP7でもおかしくなかった」

    マックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPのスプリント予選で3番手を獲得したものの、その結果は「P6やP7でもおかしくなかった」と振り返り、レッドブル・レーシングには依然として改善すべき課題が残っていると認めた。

    フェルスタッペンはFP1をトップのルイス・ハミルトンから約1秒遅れの6番手で終えたが、スプリント予選ではギャップを縮め、ハミルトンとアンドレア・キミ・アントネッリに続く3番手を獲得した。

    僅差で3番手獲得「P6でもP7でもおかしくなかった」
    FP1での苦戦からトップ3入りできたことについて問われたフェルスタッペンは、予選結果はわずかな差で決まったものだったと説明した。

    「そう思うよ。僕たちにとってSQ3の結果は本当に僅差だった」

    「3番手にもなれたし、逆にP6やP7でもおかしくなかった。でも今回はいい側に転んだから、トップに少し近づくことができた」

    一方で、マシンには依然として課題が残っていると認めた。

    「まだ理想の状態には届いていない。コーナリングも少しだけど、エネルギーデプロイメントなども含めて改善すべき点がある。ラップタイムを見つけるために解決しなければならないことがいくつかあるし、もちろんスプリント後も取り組んでいく」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) イギリスグランプリ

    「まだ望むレベルではない」 RB22の改善途上を認める
    スプリント予選ではRB22のフィーリングが改善したかと問われると、「少しは良くなった」としながらも満足には程遠いと語った。

    「少しは良くなった。でもまだ僕が望むレベルではない」

    「今のコースレイアウトではストレートでいくつか制限もあるし、マシンバランスを適切なウインドウに入れることも重要なんだと思う」

    スプリントは守りの戦いを予想
    3番グリッドからスタートするものの、フェルスタッペンは先頭2台との勝負には慎重な見方を示した。

    「彼らはかなり速そうだ」

    「チームメイト同士を見ても、レースになって状況が落ち着けば前の2チームはどちらのマシンも速いはずだ。だから僕としては、前ではなく後ろのドライバーたちとの戦いになると思う」

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