カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • フェルスタッペン メルセデスF1移籍逃し後悔?シュタイナー「昨年しかなかった」

    フェルスタッペン メルセデスF1移籍逃し後悔?シュタイナー「昨年しかなかった」

    2026年シーズンの移籍市場で最大の注目を集めるマックス・フェルスタッペンについて、元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーが「昨年メルセデスへ移籍しなかったことを絶対に後悔している」との見方を示した。

    レッドブルとの関係悪化が再び表面化する中、シュタイナーは「移籍のチャンスは昨年しかなかった」と指摘。一方で最終的にはフェルスタッペンは2028年までレッドブルに残留すると予想している。

    フェルスタッペンは昨年の決断を後悔している?
    2025年シーズン中、クリスチャン・ホーナー体制を巡る混乱を背景に、マックス・フェルスタッペンとメルセデスとの交渉が進められていたことは広く報じられていた。その後、ジョージ・ラッセル自身もメルセデスがフェルスタッペン側と協議していたことを認めている。

    しかし、レッドブルの競争力が回復したことでフェルスタッペンは残留を決断。チームは再びタイトル争いができるマシンを用意し、不満はいったん収束した。

    ところが2026年は再び状況が悪化。レッドブルの競争力低下に加え、首脳陣との関係も悪化しており、契約解除条項の発動が現実味を帯びている。

    こうした状況について、シュタイナーは『The Red Flags Podcast』で次のように語った。

    「彼は絶対に後悔していると思う」

    「あの頃、メルセデスはジョージとの契約交渉を進めていた。その時の代替案がマックスだった」

    「でもマックスは将来がどうなるのか確信を持てず、結局そのチャンスを逃してしまった。移籍するなら、あのタイミングしかなかった」

    「当時なら契約を解除することもできた。しかし彼は残留するよう説得され、新しいレギュレーションを待つことを選んだ。そして今となっては、もう手遅れに見える」

    昨年は契約解除条項も存在していた
    報道によれば、フェルスタッペンには昨年、メルセデス移籍を可能にし得る契約解除条項が2つ存在していたとされる。

    1つは成績に関するパフォーマンス条項、もう1つはヘルムート・マルコの去就に関する条項だった。

    しかし、いずれも発動条件は満たされず、フェルスタッペンはレッドブル残留を選択した。

    現在のメルセデスはジョージ・ラッセルとランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリというラインアップを維持する可能性が高く、新たなシートを確保するのは以前より難しくなっている。

    マックス・フェルスタッペン

    それでもシュタイナーは残留を予想
    一方でシュタイナーは、フェルスタッペンが最終的にはレッドブルを離れないとの見方も示している。

    「彼は残る。それが僕の考えだ」

    「彼はレーサーだ。やるべきことはチームを鼓舞し、もっと良いクルマを作らせることだ。シルバーストンでもパフォーマンス自体は悪くなかった」

    さらに、新天地では現在のような振る舞いが受け入れられるとは限らないとも指摘した。

    「みんな彼が感情を爆発させることを知っている。でもその後は必ず勝とうとする」

    「レッドブルでは長年一緒にやってきたから、周囲は彼の性格も理解している。勝てないことへの失望が原因だと分かっているからだ」

    「結局、彼は勝ちたいだけなんだ。ただ、もしメルセデスへ行って同じような振る舞いをすれば、『それはここでは通用しない』と言われるかもしれない」

    フェルスタッペンの去就は今なおF1最大の話題となっているが、シュタイナーは「昨年が最大のチャンスだった」と見る一方、最終的には現在の契約どおり2028年までレッドブルに残留すると予想している。メルセデスのシートが埋まりつつある現状を踏まえれば、移籍市場の主導権はすでにフェルスタッペン側から各チーム側へ移り始めているのかもしれない。

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  • マックス・フェルスタッペン 2026年F1規則を嘆く「スパもモンツァも同じ」

    マックス・フェルスタッペン 2026年F1規則を嘆く「スパもモンツァも同じ」

    2026年F1レギュレーションへの批判が、イギリスGPでも一段と強まっている。元F1ドライバーのハインツ=ハラルド・フレンツェンは予選後に「F1よ、目を覚ませ」と訴え、現役ドライバーたちも現在のマシンがレースの魅力を損ねていると不満を口にした。

    シルバーストンでは、高速コーナーで限界まで攻める走りや大胆なオーバーテイクが難しくなったとの声が相次ぎ、マックス・フェルスタッペンは「スパやモンツァでも同じ状況になる」と警鐘を鳴らした。

    フレンツェン「F1よ目を覚ませ」
    元F1ドライバーのハインツ=ハラルド・フレンツェンは、イギリスGP予選後に自身のSNSへ「F1よ、目を覚ませ」と投稿し、現行レギュレーションへの危機感をあらわにした。

    シルバーストンでは複数のドライバーが、高速コーナーで限界まで攻める楽しさや、思い切ったオーバーテイクが失われたと指摘。現在のマシンではサーキット本来の魅力を十分に引き出せないとの見方を示した。

    アロンソ「ドライバーの要素が消えた」
    以前から現行レギュレーションに批判的だったフェルナンド・アロンソは、問題は開幕当初から予想していたものだと語った。

    「シーズンの最初から、このレギュレーションではこういうレースになると言っていた」

    「コーナーで限界まで攻めたり、アウト側から思い切って仕掛けたり、最後に飛び込んで遅くブレーキをかけたり、そういうドライバーの要素はほとんどなくなってしまった」

    現在のオーバーテイクについても次のように説明した。

    「前のマシンより多くバッテリーを使って、ボタンを押して追い抜くだけ。それが今のF1だ」

    「好き嫌いはあるだろう。ドライバーの重要性は以前より小さくなったかもしれない。でも文句を言っても仕方がない」

    「チームとFIAがこれを最善だと考えた。だから今はこのマシンで勝つ方法を見つけ、次のレギュレーションを待つしかない」

    「これが今のF1であり、その中でベストを尽くすだけだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    フェルスタッペン「スパもモンツァも同じ」
    フェルスタッペンも今季を通じてF1とFIAにレギュレーション変更を求めており、一部の改善策は2027年に導入されることが決まっている。

    しかし、2026年シーズン中は状況が変わらないと考えており、今後の名門サーキットでも同じ問題が起きると予想した。

    「今のF1はこういうものだ。どうすることもできない」

    「スパもモンツァも、また同じようなレースになるだろう。それは残念だ。スパは本当に美しいサーキットだからね」

    「でも、このマシンではそうならない」

    さらに、現行レギュレーションでは苦しい週末になると「家に帰ることばかり考えてしまう」と率直な心境も明かした。

    アロンソ「状況を変えるため努力している」
    一方、苦戦が続くアストンマーティンに所属するアロンソは、将来が不透明な状況でもモチベーションは変わらないと強調した。

    「メディア対応以外では、自分のやりたいこと、自分の好きなことをやっている」

    「毎週チームと一緒にマシンの弱点を理解し、改善する方法を探している。そしてチームが一丸となって次のステップへ進めるよう努力している」

    「厳しいスタートだったことは何度も言っているし、同じ話の繰り返しなのは分かっている。でも僕たちは状況を変えることに集中しているし、そのために懸命に取り組んでいる」

    2026年レギュレーションへの批判はシーズン中盤を迎えても収まる気配はない。フェルスタッペンはスパ・フランコルシャンやモンツァでも同様の問題が続くと予想し、アロンソもドライバーの技量が以前ほど結果を左右しない現状を受け入れつつ、与えられた条件の中で最善を尽くす姿勢を示した。

  • レッドブルF1 アイザック・ハジャーに追い風?フェルスタッペン離脱なら主役への道

    レッドブルF1 アイザック・ハジャーに追い風?フェルスタッペン離脱なら主役への道

    マックス・フェルスタッペンのレッドブル離脱の可能性が取り沙汰される中、その影響を最も受ける存在のひとりとしてアイザック・ハジャーに注目が集まっている。

    フェルスタッペンがマクラーレン移籍や休養、さらにはF1引退まで噂される状況となる一方で、現在レッドブルで急成長を見せるハジャーにとっては、チーム内で主役へと躍り出る絶好の機会になる可能性がある。

    フェルスタッペン離脱なら最大の恩恵はハジャー?
    F1 Oversteerは、フェルスタッペンがレッドブルを離れた場合、チームはもちろんF1全体にとっても大きな損失になるとしながらも、「静かに喜ぶ人物がいるとすれば、それはアイザック・ハジャーだ」と伝えている。

    2026年シーズン、ハジャーはフェルスタッペンのチームメイトとして健闘を続けている。予選ではすでに3回フェルスタッペンを上回り、平均予選タイム差も0.241秒にとどまるなど、歴代のレッドブルのチームメイトと比較しても高い競争力を示している。

    また、ここまでチーム獲得ポイントの42%以上をハジャーが稼いでいる一方、昨年の角田裕毅はシーズンを通してチームポイントの6.7%しか獲得できなかったことも紹介されている。

    しかし、ハジャーがフェルスタッペンを上回るたびに話題となるのは、ハジャーの活躍ではなく「フェルスタッペンに何が起きたのか」という点だ。

    シルバーストン予選でハジャーが5番手、フェルスタッペンが7番手だった際も、注目はフェルスタッペンの不調に集まり、ハジャーの走りは十分に評価されなかった。

    そのため同メディアは、フェルスタッペンがチームの絶対的中心である限り、ハジャーの実力は正当に評価されにくい状況が続くと指摘している。

    本人は「プレッシャーはむしろ少ない」
    一方で、当のハジャー本人はフェルスタッペンとのコンビを前向きに捉えている。

    スペイン紙『Diario AS』のインタビューでは、4度のワールドチャンピオンをチームメイトに持つことについて、周囲が考えるほど大きなプレッシャーは感じていないと語った。

    「素晴らしいことだよ。世界最高のドライバーと自分を比較できるし、その違いをデータで確認できるんだ」

    「本当に印象的だ。限界まで自分を追い込み、今まで想像もしなかったラップタイムを見つけなければならない。正直、信じられないくらい素晴らしい経験だ」

    さらに、フェルスタッペンと比較され続けることについては、次のように説明している。

    「むしろプレッシャーは少ないと思う。紙の上では世界最高のドライバーの隣にいるわけだからね」

    「だから、自分がどんな結果を出してもある程度は予想されている。でも、それで満足するつもりはない。できるだけ彼に近づいて、自分の価値を証明したい」

    「自分にはその才能もスピードもあると思っている。だから自分自身にはプレッシャーをかけているけど、周囲からのプレッシャーはあまり感じない」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)

    フェルスタッペンのデータは「使わない方が愚か」
    ハジャーはフェルスタッペンから学べる環境も最大限に活用している。

    レースウイーク中はフェルスタッペンのデータを確認しており、それを参考にすることを隠そうとはしていない。

    「前に進みたいなら、周囲で何が起きているかを知らなければならない。もう1台のマシンが何をしているのか、速いのかどうかも把握する必要がある」

    「もちろん、隣に4度のワールドチャンピオンがいて、それを活用しないなら愚かなことだ」

    フェルスタッペンから直接学びながら実力を磨いている現在の環境は、ハジャーにとって大きな財産となっている。

    一方で、もしフェルスタッペンがレッドブルを去れば、ハジャーは「若きエース」としてチーム再建の中心に据えられる可能性が高まる。フェルスタッペンの存在は最高の教材であると同時に、ハジャーが主役になれない最大の理由でもある。今後のフェルスタッペンの去就は、レッドブルだけでなくアイザック・ハジャーのキャリアにも大きな転機をもたらすことになりそうだ。

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  • レッドブルF1 マックス・フェルスタッペン後任候補にオリバー・ベアマン浮上

    レッドブルF1 マックス・フェルスタッペン後任候補にオリバー・ベアマン浮上

    フェルスタッペンのマクラーレン移籍説が過熱するなか、レッドブルF1がハースのオリバー・ベアマンを後任候補として注視しているとの見方が浮上した。一方で、フェラーリのドライバー育成出身であるベアマンは、シャルル・ルクレールの長期契約やルイス・ハミルトンの好調によって、フェラーリ昇格への道が狭まっているとの指摘も出ている。

    Sky Sports F1のデビッド・クロフトは、レッドブルがベアマンの動向を「非常に注意深く見守っている」と明かした。

    チーム代表ローラン・メキースは、かつてフェラーリ在籍時代にベアマンをフェラーリ・ドライバー・アカデミーへ迎え入れた人物であり、その関係性も注目されている。

    フェルスタッペン去就を巡る憶測が加速
    2026年シーズンに入り、マックス・フェルスタッペンの将来を巡る噂は続いてきたが、イギリスGP後にはマクラーレン移籍説が一気に注目を集めた。

    オスカー・ピアストリとの事実上のトレード案まで取り沙汰されるなか、新たにレッドブルの後任候補として名前が挙がったのがオリバー・ベアマンだ。

    ベアマンは2025年のF1デビュー以来、ハースで高い評価を獲得。フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身として、将来的なフェラーリ昇格候補の筆頭と見られてきた。

    しかし、そのシナリオは以前より難しくなっている。

    シャルル・ルクレールは長期契約を締結し、ルイス・ハミルトンも復調によってタイトル争いに加わるなど、フェラーリの現ラインアップは当面維持される可能性が高まっている。

    ブランドル「フェラーリへの道は閉ざされた」
    Sky Sports F1のマーティン・ブランドルは、こうした状況がベアマンにとって難しい立場を生んでいると語った。

    「オリーは、シャルル・ルクレールがフェラーリと再契約し、ルイス・ハミルトンも今後何年も走り続けそうだという現実を見ているはずだ」

    「彼のワークス・フェラーリへの道は閉ざされた」

    ブランドルはさらに、ハースの戦力面にも懸念を示した。

    「一方でハースは最小規模のチームであり、マシン開発でもライバルに後れを取っている」

    「オリーは今やっていることを続けるしかない。素晴らしい走りを見せているし、エステバン・オコンにも少しプレッシャーを与えている」

    「ただ、現状では少し身動きが取りづらい。プランBを考える必要があるかもしれない」

    クロフト「レッドブルは非常に注意深く見ている」
    そのプランBとして浮上したのがレッドブルだ。

    Sky Sports F1のデビッド・クロフトは、ローラン・メキース代表との関係にも触れながら次のように語った。

    「君の後ろに見えるレッドブルのホスピタリティーには、チーム代表のローラン・メキースがいる。彼こそフェラーリ・アカデミーにオリバー・ベアマンを迎え入れた人物だ」

    「レッドブルがオリバー・ベアマンを非常に注意深く見守っていることは知っている」

    「もしスクーデリア入りの道がないのであれば、それはレッドブルにとっても、オリーにとっても非常に良い選択肢になるかもしれない」

    ローラン・メキース(レッドブル・レーシング)

    バトン「他チームとの交渉も必要」
    2009年F1王者のジェンソン・バトンも、ベアマンはまだ21歳と若く、まずは結果を出し続けることが重要だと強調した。

    一方で、マネジメント側には将来を見据えた動きを求めている。

    「今は集中し続けることが重要だ。彼はまだとても若く、このスポーツで自分を証明している最中だからだ」

    「ただ、マネジメントは他チームや別の可能性について話を進める必要があると思う」

    「ルイスが今のような速さを何年も維持するなら、彼はこのチームに留まったままになってしまう可能性がある」

    ベアマン本人は冷静な姿勢
    一方、ベアマン本人はフェラーリ昇格を巡る憶測を意に介していない。

    「何歳までに何を達成しなければならないという考えはないし、そういうことは気にしていない」

    また、2026年シーズン終盤が重要なタイミングになるとの見方を示した。

    「今年の終わりは重要だと思う。多くの契約が満了するし、2026年の勢力図を見てから2027年がどうなるかが決まっていくはずだ」

    「でも、それは僕の仕事ではない。僕はマシンを走らせるだけで、そうしたことは担当してくれる人たちがいる」

    フェラーリへの昇格ルートが見えにくくなるなか、ベアマンの将来には新たな選択肢が浮上している。フェルスタッペンの去就次第では、レッドブルが本格的に獲得へ動く可能性もありそうだ。

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  • レッドブルF1が警戒 マックス・フェルスタッペン電撃引退なら後継不在

    レッドブルF1が警戒 マックス・フェルスタッペン電撃引退なら後継不在

    レッドブルF1が、マックス・フェルスタッペンの去就を巡って移籍だけでなく、2026年限りでの電撃引退という最悪のシナリオまで警戒していると報じられた。

    後継候補にはリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドの名前が挙がるものの、4度のF1世界王者が残す大きな穴を埋められる人材はいないとの見方が、チーム内部で強まっているという。

    フェルスタッペンの引退をレッドブルが警戒
    Auto Motor und Sportによると、レッドブルではフェルスタッペンが2026年限りでF1から退く可能性を真剣に懸念しているという。

    フェルスタッペンは今季序盤、新レギュレーションへの不満から将来的な引退の可能性に言及していた。2026年型マシンRB22の競争力不足も、その考えを後押しする要因になっているとみられる。

    イギリスGPではDRS機構のトラブルが原因とみられるリアウイングの不具合でクラッシュを喫し、フェルスタッペンは「本当にうんざりしている」と不満をあらわにした。オーストリアGP予選でも同様の危険な挙動を経験しており、安全面への懸念も口にしている。

    また、2026年の契約には8月から10月まで行使可能な離脱条項が存在するとされ、夏休み時点でドライバーズランキング2位以内に入る条件はすでに満たせないことから、フェルスタッペン側が条項を発動できる状況になったと伝えられている。

    マクラーレン移籍説も浮上
    一部ではフェルスタッペンがマクラーレン入りに近づいており、その結果としてオスカー・ピアストリがレッドブルへ移籍する「交換トレード」の可能性まで報じられている。

    もっとも、このシナリオについては複数の関係者が否定しており、現時点では実現性は高くないとみられている。

    それでもレッドブルは、移籍先が見つからなかった場合にフェルスタッペンが休養、あるいは引退を選択する可能性も排除していないという。

    リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    後継候補はローソンとリンドブラッド
    フェルスタッペンが離脱した場合、レッドブルはレーシングブルズからリアム・ローソン、あるいはルーキーのアービッド・リンドブラッドを昇格させる案を検討すると報じられている。

    ただし、チーム内部では両者ともフェルスタッペンが残す「巨大な穴」を埋めることは難しいとの認識があるようだ。

    特にローソンは2025年シーズン開幕2戦でレッドブルをドライブした際、オーストラリアと中国で苦戦。中国ではスプリント、決勝とも最下位グリッドとなり、早々に降格となった経緯がある。

    そのため経営陣には再昇格への慎重論も残っているという。

    ローソンはレーシングブルズで評価回復
    一方で、ローソンは2026年シーズンに入ってレーシングブルズで安定した走りを見せている。

    直近8戦ではマイアミGPでのピエール・ガスリーとの接触リタイアを除き、7戦でポイントを獲得。6位入賞も2回記録している。

    さらにチームメイトのリンドブラッドに対しては、予選で6勝3敗、決勝でも7勝2敗と優勢な成績を残しており、評価を着実に高めている。

    レッドブルはフェルスタッペンの残留を最優先に考えているとされるが、万が一の離脱に備えた後継体制には依然として大きな不安を抱えているようだ。

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  • リアム・ローソン レッドブルF1降格への本音に反響「非常に前向きな反応だった」

    リアム・ローソン レッドブルF1降格への本音に反響「非常に前向きな反応だった」

    リアム・ローソンは、レッドブル・レーシング降格の舞台裏などを率直に語ったポッドキャスト出演について、多くの前向きな反応が寄せられたことを明かした。

    レーシングブルズで自己最高のシーズンを送るローソンは、プレシーズンテストをフルに経験できたことが現在の好調につながっているとの考えも示している。

    リアム・ローソンは、レッドブル・レーシング降格やその後の出来事について率直に語った『High Performance Podcast』出演後、多くの前向きな反響が寄せられたことを明かした。

    ローソンは当時のレッドブル代表だったクリスチャン・ホーナーの説明に反論したほか、アルピーヌによるジャック・ドゥーハンの起用終了についても「不公平だった」と語り、大きな注目を集めた。

    「率直に話しやすい場所だった」
    ローソンはレーシングブルズで2度にわたり戦った後、2025年シーズン開幕前にレッドブル・レーシングへ昇格。しかし、わずか2戦でレーシングブルズへ降格となり、角田裕毅とシートを入れ替えた。

    その後はファエンツァを拠点とするレーシングブルズで再び力を発揮し、2026年シーズンはF1キャリア最高とも言える好調を維持している。

    先日出演した『High Performance Podcast』では、このレッドブル降格について率直に言及した。

    ホーナーは当時、Sky Sportsに対してローソンが精神的に苦しんでいたと説明していたが、ローソンは「実際とはまったく違う」と否定。また、元チームメイトのマックス・フェルスタッペンが自身を公然と擁護してくれたことにも触れた。

    さらに、レッドブルとアルピーヌのドライバー交代についても言及し、とりわけジャック・ドゥーハンが2025年にわずか6戦でフランコ・コラピントと交代させられ、その後チャンスを得られなかったことを「不公平だった」と指摘した。

    こうした率直な発言は大きな反響を呼び、元レーシングドライバーでSky Sports F1解説者のナオミ・シフからも称賛を受けた。

    ローソンはPlanetF1.comなどの取材に対し、ポッドキャスト出演後の反応について次のように語った。

    「良かったよ。ああいう場所は、ああいうことを本当に率直に話しやすい場所なんだ。みんなが僕の話をよく理解してくれたならうれしいし、楽しんでもらえたならなおさらだ」

    「すごく前向きな反応をもらった。ポッドキャストでも話したけど、僕はあまりSNSを見ないから、自分ではそれほど目にしていない。でも周りから聞いた話や、直接もらった反応は本当に前向きなものばかりだった。良かったよ」

    リアム・ローソン

    好調を支えるプレシーズンテスト
    2026年もレーシングブルズに残留したローソンは、ここまで39ポイントを獲得。ノーポイントに終わったのはわずか2戦だけで、自己最高のシーズンを送っている。

    F1では初めてフルシーズン前のプレシーズンテストを経験したことが現在の好調につながっているのではないかと問われると、ローソンはその重要性を認めた。

    「もちろん、すべてが助けになっている。どんなことでも経験を積めば積むほど役に立つのは自然なことだ」

    「でも今年は特に、この新しいマシンでシーズンを迎えるにあたって、プレシーズンの開発を最初から経験できたことが本当に大きかった」

    「マシンのどこに重点を置いているのか、何を開発しているのかを最初から理解した状態で戦えた。それが大きな違いを生んだと思う」

    現在、チームメイトのアービッド・リンドブラッドは20ポイントを獲得しており、レーシングブルズは合計59ポイントでコンストラクターズランキング6位。アルピーヌとはわずか1ポイント差となっている。

    レッドブル降格について率直な思いを語ったローソンの発言は、多くのファンや関係者から支持を集めた。一方で、2026年はレーシングブルズで安定したパフォーマンスを披露しており、プレシーズンから開発に携われた経験が自身の成長につながっていることを強調した。好調を維持するローソンが、今後どこまで評価を高められるか注目される。

  • ピアストリのレッドブルF1移籍説をウェバー否定「メディアは間違っている」

    ピアストリのレッドブルF1移籍説をウェバー否定「メディアは間違っている」

    マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が加速するなか、オスカー・ピアストリのマネージャーを務めるマーク・ウェバーが、レッドブル移籍説について即座に否定した。

    フェルスタッペンがマクラーレンへ移籍し、その空席をピアストリが埋めるとの報道も浮上しているが、ウェバーは「メディアは間違っている」と一蹴。2027年のドライバー市場を巡る憶測は一段と過熱している。

    ウェバーがピアストリのレッドブル移籍説を否定
    F1の2027年ドライバー市場では、フェルスタッペンの契約解除条項が夏休み前のランキング次第で有効になるとされており、各チームの動向に注目が集まっている。

    F1-Insiderは、フェルスタッペンがマクラーレンへ移籍した場合、その後任としてピアストリがレッドブルへ加入する準備ができているようだと報じた。

    この報道について質問されたウェバーは、一度は「誰にも分からない(Who knows?)」と含みを持たせるような反応を見せた。

    しかし、ピアストリのマネージャーでもあるウェバーは直後に発言を修正し、

    「メディアは間違っている」と明確に否定。レッドブル移籍説を一蹴した。

    オスカー・ピアストリとマーク・ウェバー

    フェルスタッペン移籍ならマクラーレンにも影響
    一方で、フェルスタッペンの去就は依然として不透明だ。

    報道では、レッドブルとの契約解除条項は2026年夏休み時点でドライバーズランキング2位以内に入っていなければ発動可能とされている。現在フェルスタッペンはランキング7位で、条件を満たす可能性が高まっている。

    さらにF1-Insiderは、マクラーレンの有力スポンサーやバーレーン政府系ファンドの支援により、フェルスタッペンが要求する契約条件も大きな障害にはならないと伝えている。

    また、ジャンピエロ・ランビアーゼをはじめレッドブルの主要スタッフ流出も続いており、チーム内の先行きに不透明感が増していることも移籍説を後押しする要因とみられている。

    ピアストリにも契約解除条項があるとの報道
    一方で、ピアストリ自身にも契約解除条項が存在すると報じられている。

    その内容は、2026年夏休み時点でドライバーズランキング5位以内に入れなかった場合に発動できるというものだ。

    現在のランキングではランド・ノリスが5位、ピアストリは6位で、その差は15ポイント。残るベルギーGPとハンガリーGPの結果次第では、この条件を満たす可能性も残されている。

    もしピアストリが契約解除条項を行使して退団すれば、マクラーレンはフェルスタッペン獲得に向けたシートを確保できることになる。

    もっとも、現時点ではウェバー本人がレッドブル移籍説を明確に否定しており、今後の焦点はベルギーGPとハンガリーGP終了時点のランキング、そしてフェルスタッペンとピアストリ双方の契約条項が実際に行使されるかどうかに移っている。

  • エイドリアン・ニューウェイ設計のRB17が初走行「2020年のスケッチが現実に」

    エイドリアン・ニューウェイ設計のRB17が初走行「2020年のスケッチが現実に」

    エイドリアン・ニューウェイが手掛けたトラック専用ハイパーカー「RB17」が、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初めて一般公開され、自らステアリングを握って歴史的なデビューランを飾った。

    2020年末に最初のスケッチを描いてから約5年半。レッドブルを離れ、現在はアストンマーティンF1のマネージング・テクニカル・パートナーを務めるニューウェイにとっても、この瞬間は「非常に特別」なものだったという。

    RB17がついに初走行 ニューウェイ「非常に特別な瞬間」
    グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード初日、ニューウェイは自身がゼロから設計を主導したRB17で名物ヒルクライムを走行した。

    2024年大会ではデザインモデルのみが披露されていたが、今年はプレプロダクション仕様が初めて動態展示され、ニューウェイ自身がステアリングを握った。

    走行後、ニューウェイは長年温めてきたプロジェクトが形になった喜びを語った。

    「非常に特別な瞬間だ。本当に長い時間をかけて準備してきた」

    「最初のスケッチを描いたのは2020年のクリスマスから2021年にかけてだった。本当に長い開発期間だったけど、ファクトリーのみんなが素晴らしい仕事をして、この場までクルマを仕上げてくれた」

    「このクルマをここへ持ってきて、初めてヒルクライムを走らせることができた。本当に特別だ」

    約1200馬力V10搭載 世界限定50台
    RB17はレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズが開発したサーキット専用ハイパーカーで、4.5リッター自然吸気コスワース製V10エンジンを搭載。システム出力は1200馬力を超え、生産台数は世界限定50台となる。

    グッドウッドではプレプロダクション車が週末を通して走行予定で、レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーと、レッドブルのリザーブドライバーである角田裕毅もステアリングを握る予定となっている。

    エイドリアン・ニューウェイ

    まだ完成形ではない「開発は続いている」
    一方で、ニューウェイはRB17がまだ最終仕様ではなく、多くの先進システムは開発途中にあることも明かした。

    「現時点ではアクティブサスペンションはまだ作動していない」

    「ファンシステムも冷却だけで、ダウンフォースは発生させていない。他のアクティブシステムもまだキャリブレーション中なんだ」

    「今回はまずクルマを完成させて走らせることが目的だった。初めて走ったのはわずか3週間前だ」

    「それを考えれば、こうして初めて外へ持ち出し、問題なく走らせることができたのは本当に特別なことだ」

    ニューウェイはF1で培った数々のアイデアをRB17へ投入しており、レギュレーションの制約を受けない自由な設計思想を追求している。完成仕様では1992年のウィリアムズFW14Bを象徴したアクティブサスペンション技術など、自身の代表作から着想を得た技術も盛り込まれる予定だ。

    ニューウェイにとっても節目の一日
    現在のニューウェイはアストンマーティンF1で2026年新規則マシン「AMR26」の開発を最優先としており、夏休み前には大型アップグレード投入も控えている。

    その多忙な日々の中で、自ら設計したRB17を初めて公の場で走らせた今回のグッドウッドは、約5年半に及ぶプロジェクトが一つの節目を迎えた瞬間となった。走行後に見せた満面の笑みは、このクルマへの強い思い入れを物語っていた。

  • カルロス・サインツJr.去就に新展開 レッドブルF1も候補浮上も「つなぎ役」扱いか

    カルロス・サインツJr.去就に新展開 レッドブルF1も候補浮上も「つなぎ役」扱いか

    カルロス・サインツJr.の2027年去就を巡り、新たな動きが浮上した。ウィリアムズ残留か移籍かを夏休みまでに決断するとみられる中、移籍先候補として名前が挙がるアウディとアルピーヌの首脳が相次いで現状を説明した。一方で、マックス・フェルスタッペンの去就次第ではレッドブルもサインツを獲得候補に挙げていると報じられている。

    ただし、それぞれのチームの事情は大きく異なる。アウディは現在のドライバーラインアップを高く評価し、アルピーヌはフランコ・コラピントの今後のパフォーマンスを見極める姿勢を示した。

    一方、レッドブルではオスカー・ピアストリ獲得が最優先とされ、サインツは代替案という位置付けにとどまるようだ。

    ウィリアムズで揺らぐサインツの将来
    2026年シーズンのウィリアムズは、新レギュレーションへの対応で苦戦が続いている。

    チーム代表のジェームズ・ボウルズは、新世代マシンで上位進出を狙えると考えていたものの、FW48はプレシーズンテスト初週を欠席する事態となり、開幕時点では重量超過と空力開発の遅れも抱えていた。

    サインツJr.は当初こそ失望を隠せなかったが、マイアミGPで投入されたアップデートによって一度は楽観的な見方を示した。しかし、その後は再び失速し、ウィリアムズはグリッド後方へ逆戻り。プロジェクトへの期待は再び揺らぎ始めている。

    スペイン『Motor.es』によれば、サインツJr.は8月の夏休みまでに自身の将来を決断する意向だという。現在の契約には2027年、2028年まで延長できるオプションが盛り込まれているが、移籍も視野に入れているとされる。

    アウディは現ラインアップ維持を強調
    移籍先候補の一つとみられるアウディだが、最高執行責任者のマッティア・ビノットは現体制を高く評価している。

    2027年もガブリエル・ボルトレトを将来の柱として起用する考えは変わらず、38歳のニコ・ヒュルケンベルグについても信頼を口にした。

    「私たちは素晴らしいドライバーラインアップを持っている。よく『ベテランとルーキー』と言われるが、実際には速いドライバーが2人いる。それが私には何より満足だ」

    さらにビノットはヒュルケンベルグについても高く評価した。

    「ニコにはまだ十分な力が残っている。集中力も素晴らしく、速さと安定感を兼ね備えている。まるで若いドライバーのようだ。まだ何年も活躍できるし、仕事ぶりにも非常に満足している」

    現時点ではサインツJr.だけでなく、新たなドライバー獲得に動く考えは示していない。

    アルピーヌはコラピント次第
    もう一つの有力候補とされるアルピーヌでは、ピエール・ガスリーが2027年まで契約を結んでいるため、サインツJr.加入にはフランコ・コラピントとの交代が前提となる。

    チームのマネージングディレクターを務めるスティーブ・ニールセンは、コラピントの成長を評価しつつも、来季残留は実力次第との考えを示した。

    「フランコは、言っていいなら少しスロースタートだった。でも改善している。今年はいくつか良いレースもあった。マイアミも中国も良かったし、着実に前進している。だから彼は実力でそのシートを勝ち取っていると思う。そして時が来れば決断を下す」

    さらにニールセンは率直にこう続けた。

    「彼が十分に良ければ残る。そうでなければ、もっと良い選択肢がある。それがF1だ」

    一方で、コラピントの安定感は大きく向上していると評価している。

    「特に決勝での安定感は以前よりかなり良くなった。ピエールとの差も縮められるようになっている」

    「昨年も少しそういう場面はあったが、当時のマシンはあまりに競争力がなく判断が難しかった。今年はピエールと互角に戦えたレースもあり、それを見るのは良いことだ」

    レッドブルもサインツを候補視か
    こうした中、F1 Oversteerは、フェルスタッペンが契約解除条項を行使してレッドブルを離れた場合、サインツJr.が後任候補の一人になっていると報じた。

    ただし、レッドブルの最優先ターゲットはマクラーレンのオスカー・ピアストリとされている。ピアストリにはアウディ移籍の可能性も取り沙汰されており、レッドブルは当初想定していた獲得プランの見直しを迫られているという。

    その結果、サインツJr.が有力な代替候補として浮上したものの、レッドブル内部では長期的な後継者ではなく、2027年を乗り切るための「つなぎ役(ストップギャップ)」との位置付けだと伝えられている。

    また、レーシングブルズで実績を積むアービッド・リンドブラッドやリアム・ローソンについては高く評価しているものの、現時点ではフェルスタッペンの後継を任せるには時期尚早との見方だという。

    サインツの決断が2027年市場を左右
    ウィリアムズはアレックス・アルボンとサインツJr.のコンビ継続を最優先に掲げており、ジェームズ・ボウルズ代表も「私が望むラインアップに疑いは全くない」と残留を強く望んでいる。

    しかし、フェルスタッペンの去就、ピアストリとアウディの交渉、アルピーヌのコラピント評価など、2027年に向けたドライバー市場は複数の要素が複雑に絡み合っている。

    サインツJr.が下す決断は、自身の将来だけでなく、レッドブル、アウディ、アルピーヌ、そしてウィリアムズを巻き込む2027年F1ドライバー市場全体の動向を左右する重要な分岐点となりそうだ。

  • 角田裕毅 エイドリアン・ニューウェイ設計RB17を絶賛「本物のレーシングカー」

    角田裕毅 エイドリアン・ニューウェイ設計RB17を絶賛「本物のレーシングカー」

    角田裕毅が、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズ(RBAT)が開発した究極のトラック専用ハイパーカー「RB17」を、2026年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初めてドライブした。一般のファンの前でRB17が実際に走行したのも今回が初めてとなった。

    RB17の初走行には、アイザック・ハジャーやRB17の設計者であるエイドリアン・ニューウェイも参加。

    レッドブルは歴代F1マシンの展示やRB9のデモランとともに、同社の技術力とモータースポーツの歴史を象徴するイベントとしてグッドウッドに臨んだ。

    RB17が初のダイナミックデビュー
    今回のイベントでRB17は、開発プログラムの一環としてグッドウッド名物のヒルクライムを走行した。これまで静止展示のみだったRB17が、初めて一般の観客の前で実際に走る姿を披露し、開発が新たな段階へ進んだことを印象づけた。

    ドライバーには角田裕毅、アイザック・ハジャー、レッドブル育成ドライバーのアリシャ・パルモウスキー、そしてRB17の設計を手掛けたエイドリアン・ニューウェイが名を連ね、それぞれがマシンのステアリングを握った。

    F1技術を凝縮した究極のハイパーカー
    RB17は、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズが5年以上をかけて開発してきたプロジェクトであり、F1で培った技術をレギュレーションの制約を受けないトラック専用ハイパーカーへ投入した意欲作だ。

    自然吸気コスワース製V10エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせ、極限の空力性能と高度な車両制御技術を採用。F1から着想を得たパフォーマンスを実現することを目標に設計され、レッドブル史上最も野心的なエンジニアリングプロジェクトの一つと位置付けられている。


    角田裕毅「人生で聞いた最高のサウンドの一つ」
    実際にRB17をドライブした角田裕毅は、走行後のインタビューで、その圧倒的な性能に感銘を受けた様子を語った。

    「とても楽しかったです。エンジン音は、僕の人生で聞いた中でも最高のサウンドの一つでした。空力性能も含めて、本物のレーシングカーという感じでした」

    一方で、約670万ドル(約10億円超)というRB17の価値も意識し、限界まで攻めるような走りは控えたという。

    「もちろん高価なクルマなので、壊してしまうのも高くつきます。だから無理はせず、少し余裕を持って走りました。でも、いつか本格的なレーシングサーキットで走らせてもらえたらいいですね」

    「普通のドライバーでも十分運転できる」
    インタビュアーから「1200馬力・900kgというスペックだが、一般の人でも扱えるクルマなのか」と質問されると、角田はRB17の懐の深さを強調した。

    「普通のドライバーでも十分に運転できると思います。いろいろなドライビングモードが用意されていて、アマチュア向けからプロ向けまで選べます」

    「シミュレーターでも試しましたが、どのモードでも段階的に楽しめるようになっています。確かに速いクルマですが、普通の人でも運転できると思います」

    ニューウェイ設計のRB17に敬意
    また、インタビュアーから「RB17は公道向けのF1マシンのような存在ではないか」と問われると、設計者エイドリアン・ニューウェイへの敬意も口にした。

    「そうですね。彼はこれまで本当に多くの成功を収めてきましたし、今も成功を続けています。RB17にはレッドブルのDNAが詰まっています。彼がこれまで設計してきたクルマの数も、その成功も本当に素晴らしいものです。そんな彼が設計したRB17をドライブできたことは、本当に光栄でした」

    歴代F1マシンも集結
    グッドウッドではRB17だけでなく、2013年にセバスチャン・ベッテルを4年連続ワールドチャンピオンへ導いたRB9もデモランを実施した。

    また、RB1のデビューカラー、RB11のカモフラージュテストカラー、RB14のスペシャルカラー、RB21日本GP仕様、さらに2026年グロスカラーをまとったRB19など、レッドブルの歴代人気カラーリングも展示され、多くのファンを魅了した。

    角田裕毅 レッドブル