カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGP談話「メカニックに恩返しできて嬉しい」

    角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGP談話「メカニックに恩返しできて嬉しい」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1 エミリア・ロマーニャGPの決勝レース後の談話を紹介。

    角田裕毅は、予選Q1での大クラッシュによりピットレーンスタートとなる厳しい展開を迎えた。だが、レースでは慎重かつ冷静にポジションを上げ、特に中盤以降はタイヤマネジメントと安定したペースで差を詰めていった。

    戦略面でもチームと連携し、終盤にはポイント圏内の集団に接近。最終的に角田裕毅は10位でフィニッシュし、困難な週末を価値ある1ポイント獲得で締めくくった。

    「予選でクラッシュしてしまって、メカニックの皆さんには本当にご迷惑をおかけてしまいました。でも、あれだけ大きなダメージだったにもかかわらず、一晩でマシンを完璧に仕上げてくれて、本当に感謝しています」と角田裕毅はレース後のインタビューで語った。

    「これだけの作業をしてくれたメカニックのみなさんのために、少しでも何かを返すことができてよかったです。作業量は本当にすごかったですし、それに見合う何かを渡せて満足しています」

    「でも、正直言うと予選でのクラッシュがずっと引っかかっていて、昨日の夜はほとんど眠れませんでした。もう前を向くしかないですけど、こうして結果として何かを返せたのはよかったと思っています」

    角田裕毅 レッドブル F1 エミリア・ロマーニャGP

    「だからこそ、決勝でポイントを獲れたのは少しでも恩返しになったんじゃないかなと思います。レースは簡単じゃなかったですけど、最後まで集中して、自分のやれることはやり切れたと思います」

    「走りのペースはすごくよかったです。特にFP2ではマックスにかなり近い位置にいて、FP3ではちゃんとしたラップができませんでしたが、予選に向けては自信もありました。でも期待しすぎてしまって、ヒーローになろうとしすぎました。それは必要なかったですね」

    また角田裕毅は、自身のアプローチにおいて「攻め」と「自制」のバランスを見直す必要があると認め、モナコGPに向けた反省としてこう語った。

    「もう少し冷静になって、自分の中でうまくバランスを取らないといけないなと思っています。次はもっといい走りができるように、ちゃんと考えて臨みたいです」

  • フェルスタッペン F1エミリア・ロマーニャGP「スタートとロングランに懸ける」

    フェルスタッペン F1エミリア・ロマーニャGP「スタートとロングランに懸ける」

    F1エミリア・ロマーニャGP予選で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは最終アタックで全力を尽くすも、わずか0.034秒届かず2番手に終わった。ミディアムタイヤで勝負に出たジョージ・ラッセルや、ポールポジションを獲得したオスカー・ピアストリが注目を集めるなか、フェルスタッペンは予選の難しさをタイヤのコンディションに集約して語った。

    「今日は全体的に良かった。ソフトタイヤ(C6)を生かすのが本当に難しくて、特に1周の中でどうタイヤを保つかが課題だった」とフェルスタッペンは振り返る。

    「セクター1はすごく良かった。でもそこから先は、タイヤがどんどん垂れていった。もっと速く走ろうとすればするほどタイヤが過熱してしまい、逆にバランスが崩れてアンダーステアになった」

    Q3の2回目のランではセクター1で最速を記録したが、その後のグリップ低下が響いてタイムを伸ばせず、「ラップをまとめるのに必死だった」と語った。

    フェルスタッペンはまた、ラッセルが使用したミディアムタイヤにも言及した。

    「正直、自分もFP3ではミディアムのほうが感触が良かった。でも予選でそれを選ぶ余裕はなかった。今週のC6はこのサーキットに合っていないと感じていたし、グリップがあるうちにタイムを出すしかなかった」

    マシンの仕上がり自体には手応えを感じているようで、「昨日の段階では厳しかったが、今日はクルマの状態がかなり良くなった。バランスも改善されて走らせやすくなった」と語った。

    マックス・フェルスタッペン F1 エミリア・ロマーニャGP

    ただし、週末を通じた課題は依然としてタイヤへの依存にあるとし、「今回のようにソフトが軟らかすぎると、僕たちのマシンはタイヤのオーバーヒートに悩まされやすい。そこは引き続き取り組むべき課題だ」と警戒感を示した。

    決勝に向けては、「まずはいいスタートを切ること。それから新しいセッティングがレースペースにどう影響するかを見てみたい。昨日のロングランはあまり良くなかったけど、今日はクルマのフィーリングが変わっているので期待したい」と前を向く。

    C6タイヤの採用については、「こういった高速コーナーの多いレイアウトでは、さすがに限界を超えている。次の週末(モナコ)ではまた違った傾向が見えるかもしれない」とも語った。

    また、予選中に起きた角田裕毅の激しいクラッシュについては、「最初に無線で無事だと聞いたけど、リプレイを見て『本当に大丈夫?』と思った。衝撃は相当だったけど、何より無事でよかった」と気遣いを見せた。

    厳しいタイヤマネジメントに追われたフェルスタッペンだったが、確実に2番手を確保。レースでの巻き返しに向けて、土曜の仕事は着実に果たしたと言える。

  • 角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGP決勝でピットレーンスタート決定

    角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGP決勝でピットレーンスタート決定

    角田裕毅は、2025年F1エミリア・ロマーニャGPの決勝をピットレーンからスタートする。レッドブル・レーシングが、予選での大クラッシュによるマシンの損傷によりスペアシャシーを組み上げる必要があったためだ。

    角田裕毅は、予選Q1序盤、セクター1終わりの高速シケイン「ヴィルヌーヴ」でRB21のコントロールを失い、イン側のウォールに激突。その衝撃でマシンは横転し、激しく転がった。

    幸いにも角田裕毅は自力で脱出し、メディカルセンターでの検査を受けたが、怪我はなかった。

    この事故によってRB21は深刻なダメージを負い、チームはサバイバルセル(クラッシュ時にドライバーを守るシャシーの中心部)を含むスペアシャシーを用いてマシンを再組立。FIAのテクニカルデリゲートであるヨー・バウアーは、以下のように説明している。

    「サバイバルセル交換後に22号車を再組立する過程で、レッドブル・レーシングは複数のコンポーネントに異なる仕様の部品を使用した。そのため、2025年F1スポーティングレギュレーション第40.9条a項に基づき、22号車はレースをピットレーンからスタートしなければならない」

    さらに、角田裕毅のマシンには新しいホンダ製パワーユニット(今季3基目)も投入され、多くのコンポーネントがパルクフェルメ下で交換された。特に「コントロール・エレクトロニクス」と「エナジーストア」は、年間使用上限を超過。ただし、ピットレーンスタートによりこれらのペナルティは実質的に吸収される形となる。

    この週末、角田裕毅のRB21にはマックス・フェルスタッペンと同仕様のフロアを含むアップグレードが投入されていたが、予選Q1での単独クラッシュによりすべてが水泡に帰す形となった。

    角田裕毅 F1 クラッシュクラッシュ後の角田裕毅のマシンの残骸

    クラッシュ後、角田裕毅は自らの判断について厳しく振り返っている。

    「正直、自分がすごく愚かだったと思っています。あのタイミングであれだけプッシュするのは、明らかにやりすぎでした」

    「クルマには大きな変更が入っていて、まだ十分に理解できていない部分が多かったんです。それなのに、あそこまで攻めてしまったのは本当に軽率でした」

    「正直なところ、あそこまでプッシュする必要はまったくなかったと思っています」

    一方、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは予選2番手を獲得しており、日曜の決勝ではポールポジションのオスカー・ピアストリと最前列に並び、勝利を狙う。
    角田裕毅 エミリア・ロマーニャGP F1

  • 角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGP「F1で5年目なのにやってはいけないミス」

    角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGP「F1で5年目なのにやってはいけないミス」

    角田裕毅は、F1エミリア・ロマーニャGP予選で喫した大クラッシュについて、「F1で5年目なのにやってはいけないミスだった」と悔しさをにじませた。

    レッドブル・レーシングに昇格して以降、角田裕毅にとって自身の立場を固めるうえでも重要な一戦だったが、予選Q1の序盤でマシンを大破させる結果となり、大きな痛手を負う形となった。

    予選Q1での1周目、角田裕毅はイモラ・サーキットのバリアンテ・ヴィルヌーブで縁石を乗りすぎ、マシンのコントロールを失ってバリアに激突。一時的に宙を舞って横転する衝撃的なクラッシュとなった。

    幸いにも自力でマシンを降り、メディカルセンターでの診察でも問題はなかったが、RB21の四隅すべてが損傷するほどの大きな事故だった。

    「体は大丈夫です。ありがたいことに無事でした」と語った角田裕毅だったが、その直後には強い後悔を口にした。

    「でも同時に、あんな早い段階で、しかもまったく不要な状況で終わってしまったことが、本当に悔しいです」

    「本当に自分が愚かでした。必要以上に無理に攻めすぎてしまいました」

    「マシンに大きく変更を加えたのに、それをきちんと理解しないまま攻めてしまって…。あの段階であれだけプッシュする必要はまったくなかったと思っています」

    自らの判断ミスだったと繰り返す角田裕毅に、レッドブル・レーシングからのプレッシャーが影響したのではないかという問いも投げかけられたが、これについては明確に否定した。

    「チームは、できる限りプレッシャーを感じないようにサポートしてくれてます」

    「Q1を1セットのタイヤで通過しようとして、ちょっと“ヒーロー”になろうとしてしまったんですけど、それは不要なことでした」

    「まだRB21の反応を完全に理解できていなかったのに、高速も低速も含めて、その挙動を十分に把握しないまま攻めてしまって…。特に大きな変更を加えたあとは、段階的にビルドアップすべきでした」

    「ある程度いけると思っていたのは正直あって…。でも今思えばそれはただの過信でしたし、結局のところ経験不足が出たと思っています」

    「ただ、あのコーナーで起きたバランスの崩れには理由があって、自分でもそこは理解しています」

    角田裕毅 F1 エミリア・ロマーニャGP レッドブル

    さらに角田裕毅は、週末を通じてマシンバランスを掴み切れなかった難しさについても語った。日本GP後にレッドブル・レーシングへ移籍してきたばかりという背景もあり、RB21にはまだ適応途上にある。

    「週末を通してアップダウンが激しかったです。あるセッションでは感触がよかったのに、次のセッションでは急にペースが落ちたりして」

    「FP3も、正直なところ、自分でもどうしてああなったのか分かってません。もちろん全部をまとめきれなかったのはありますけど、それにしても全体的にペースが悪すぎました」

    「原因がはっきりしない中で大きく変えて臨んだ予選では、ターン1、ターン2、ターン3まではすごく感触がよくて、『これはいけるかも』と思った矢先にクラッシュしてしまいました」

    「クルマ自体は仕上がっていたと思うので、それを無駄にしてしまったのが本当に悔しいです。あんな愚かなミスで自分から壁に突っ込んでしまって…」

    「もうF1に入って5年目ですしね。Q1でクラッシュしたのは本当に久しぶりなんですけど、それにしても今日のような形で終わったのは、ちょっと受け入れがたいです」

    今季の角田裕毅は、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングから出場しており、これまでの4戦で6ポイントを獲得。予選では最高8番手、決勝でも目立った活躍は少なく、マイアミGPではスプリントと決勝を通してわずか2点を加算したにとどまっている。

    一方で、F1エミリア・ロマーニャGPの予選では、マックス・フェルスタッペンが2番手を獲得し、オスカー・ピアストリとジョージ・ラッセルに挟まれるかたちでマクラーレンとメルセデスを相手に上位争いを展開。角田裕毅とは対照的に、厳しい状況でも結果を残す姿が浮き彫りとなった。

    そして今回の角田裕毅のクラッシュは、かつてセルジオ・ペレスが陥っていた「必要のないQ1クラッシュ」を想起させる。焦りや無理な攻めが原因でクラッシュを招くという悪循環は、チーム内での信頼を損ねかねない。

    セルジオ・ペレスにはまだ“ピーク”と呼べる活躍があったが、角田裕毅は今のところ、目立った成果が練習走行に限られているのが実情だ。今後、実戦の中で何らかの結果を示さなければ、せっかくリアム・ローソンを2戦で降ろしてまで託されたこのチャンスは、“ポイント拾い要員”として消化されてしまう。それは、レッドブル・レーシングが角田裕毅に託した未来ではない。

  • 角田裕毅クラッシュでレッドブルF1に深刻な影響 マルコ「次はもう許されない」

    角田裕毅クラッシュでレッドブルF1に深刻な影響 マルコ「次はもう許されない」

    F1エミリア・ロマーニャGP予選Q1でクラッシュを喫した角田裕毅について、レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、「次はもう許されない」と厳しい姿勢を示し、モナコGPに向けて強い警鐘を鳴らした。

    「裕毅に何もなかったのは本当に良かった。ただ、我々にとっては大きな打撃だ」とマルコはドイツ『Sky』に語った。

    「今後は1レースで3レース分のリソースを費やすことになる。モナコは絶対にミスが許されない場所だし、スペアパーツの状況はすでに深刻だ」

    角田はQ1セッション中、ヴィルヌーブシケインで縁石に乗り上げてバランスを崩し、バリアに激突。激しい衝撃でマシンは横転する大クラッシュとなったが、ドライバーに大きな怪我はなく、すぐに自力でコクピットから脱出した。

    だがその影響は小さくなく、母体チームであるレッドブルにも波及している。スペアパーツの在庫がひっ迫するなか、連戦となるモナコGPへの準備に支障をきたす可能性もある。

    角田裕毅 レッドブル F1

    一方で、予選2番手となったマックス・フェルスタッペンは「この前のレースはあまり戦いにならなかったけど、今回はもう少しペースを見つけて、マシンのバランスやタイヤのマネジメントがうまくいくといいね」と前向きに語った。

    マルコもフェルスタッペンの勝利の可能性には期待を寄せつつも、「明日はタイヤの摩耗が大きな問題になるとは思っていない。スタートや戦略で何か得られるかどうかを見極めたい。というのも、オーバーテイクは非常に難しいからだ」と述べ、戦略的な展開を見据えている。

  • 角田裕毅のクラッシュをレッドブルF1代表は咎めず「クルマは直せる」

    角田裕毅のクラッシュをレッドブルF1代表は咎めず「クルマは直せる」

    F1エミリア・ロマーニャGPの予選で、レッドブル・レーシングのガレージは明暗が分かれる展開となった。Q1序盤、角田裕毅がバリアに激しくクラッシュ。マシンが横転するほどの衝撃的なアクシデントだったが、幸いにも角田に怪我はなく、自力でマシンから脱出した。

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、「最も大事なのは裕毅が無事だったということだ」と語り、「クルマは直せるが、今夜はメカニックにとって大きな作業になる」とコメント。

    角田裕毅が縁石に乗りすぎたことでマシンのコントロールを失ったと見ており、復旧に向けた準備を急ぐ構えだ。

    マックス・フェルスタッペンも「まず何よりも、裕毅が無事でいてくれたことが一番良かった」と述べ、チームメイトを気遣った。

    一方で、フェルスタッペン自身は予選で好調な走りを披露し、マクラーレン勢に肉薄する走りでフロントロウ2番手を確保。ポールポジションにはわずか0.034秒届かなかったものの、金曜の苦戦から一転して、着実な改善を果たした。

    「今日は総じて良い結果だった。昨日から大きく改善できて、マシンのバランスも良かった。夜の作業でポジティブな変化を加えることができたし、マシンが生き生きと走ってくれた。ただ、タイヤが少し柔らかすぎてオーバーヒート気味だったのが惜しかった。それでも、フロントロウからのスタートは良い位置。決勝ではマクラーレンのロングランペースが脅威だが、自分たちの仕事に集中して最大限を引き出していく」とフェルスタッペンは振り返った。

    角田裕毅 レッドブル F1 エミリア・ロマーニャGP

    角田裕毅は、FP3から予選にかけてマシンに大幅な変更を加えていたことを明かし、「身体は大丈夫ですし、気分も問題ありません。FP3から予選にかけて結構大きくセットアップを変えたんですけど、自分がそれをちょっと攻めすぎてしまって。縁石に乗りすぎて、マシンを失ってしまいました」と語った。

    「本当に悔しいですし、あんなミスでメカニックの皆さんにあれだけの作業をさせてしまうのは、自分でも情けないと思っています。マシンの感触は良かったので、余計に残念です。原因ははっきり分かっているので、チームには心から申し訳ない気持ちです。マシンの状態をこれから確認して、なんとか明日のレースに向けて準備を整えたいと思います」

    このクラッシュにより、角田裕毅は最後尾、あるいはピットレーンスタートとなる見込みだが、マシンの修復状況次第では追い上げの可能性も残されている。

    レッドブル・レーシングにとっては、1台はフロントロウ、もう1台は最後方という両極端な予選結果となったが、決勝では両者の巻き返しに注目が集まる。

  • レッドブルF1 角田裕毅の容体を報告「メディカルセンターで検査後に退院」

    レッドブルF1 角田裕毅の容体を報告「メディカルセンターで検査後に退院」

    F1エミリア・ロマーニャGP予選の冒頭、角田裕毅が激しいクラッシュに見舞われた件について、レッドブル・レーシングが容体を報告した。

    予選Q1の最初のアタックラップで、角田裕毅はヴィルヌーブシケインでマシンのコントロールを失い、バリアに激しく衝突。RB21はその衝撃で複数回宙を舞い、キャッチフェンスにも接触する激しいクラッシュとなった。

    マシンは最終的にグラベル上で正位置のまま停止し、角田裕毅は自力でマシンを離れた。その後ただちにメディカルセンターへ搬送されたが、レッドブル・レーシングによれば、予防的な検査を受けた後、無事に退院したという。

    レッドブル・レーシングはX(旧Twitter)で「幸いなことに、角田はメディカルセンターでの検査を受け、すでに退院しています」と報告した。

    このQ1では、角田裕毅のほかにもアルピーヌF1のフランコ・コラピントが終盤にクラッシュ。ターン4でコースアウトし、赤旗中断の原因となった。

    アルピーヌによれば、コラピントもまたメディカルセンターでの予防的な検査を受け、問題がなかったため退院が許可された。

    「Q1終盤のインシデントを受けて、フランコは所定の手続きによりメディカルセンターでの検査を受けました。問題はなく、退院が許可されました」とチームは声明を発表している。

  • フェルスタッペン F1エミリア・ロマーニャGP「C6を生かすのが難しかった」

    フェルスタッペン F1エミリア・ロマーニャGP「C6を生かすのが難しかった」

    マックス・フェルスタッペンは、エミリア・ロマーニャGPの予選において、ソフトタイヤを「生かし続ける」のが難しかったと認めている。レッドブルのフェルスタッペンは、ポールポジションにわずかに届かず、マクラーレンのオスカー・ピアストリに0.03秒差で敗れた。

    この日のイモラ・サーキットは波乱の連続で、赤旗も出るなど混乱の多いセッションとなった。ドライバーたちは、ピレリが投入した新コンパウンド「C6」タイヤから最大限の性能を引き出そうと苦戦していた。

    実際、最終プラクティスでは多くのドライバーがミディアム(C5)タイヤの方が速く、予選でもメルセデスのジョージ・ラッセルがC5で3番手に食い込み、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールも同じくC5を使ってそれぞれ5番手、8番手に入った。

    Q3終盤、フェルスタッペンはピアストリに0.03秒差で敗れる結果に終わった。

    セッションを振り返ってどうだったか尋ねられたフェルスタッペンは、次のように語った。

    「全体的にはすごく順調だったと思うけど、この最もソフトなコンパウンドは、1周の中で“生かし続ける”のが本当に難しいんだ。セクター1は良かったけど、そこからタイヤのパフォーマンスが落ちていった。ほんのわずかな差だけどね」

    「おもしろいのは、ジョージがミディアムでタイムを出していたこと。つまり、このトラックに対してはソフトすぎたのかもしれない。少なくとも僕たちにとっては、そこから最大限を引き出すのが難しかった。僕自身、ミディアムの方が感触は良かったよ」

    「でも、レースは明日だし、ポイントを獲るのは明日だからね。だからそこに集中する必要がある。とはいえ、今日の内容自体はとても良かったと思ってる」

    マックス・フェルスタッペン エミリア・ロマーニャGP F1ピアストリにわずか0.03秒届かず、Q3を終えたフェルスタッペン

    「マクラーレンとの勝負になるか」という問いに対しては、次のように答えた。

    「どうなるか見てみよう。前回のマイアミでは、実質的にバトルにはなってなかった。でも、今回はもう少しペースを上げて、マシンを安定させて、タイヤをうまくマネージできることを願ってる」

    フェルスタッペンは、ドライバーズランキングでピアストリに32ポイント差をつけられており、チームとしてもマクラーレンに対して141ポイント差で追う立場にある。

    なお、チームメイトの角田裕毅は、予選Q1で大クラッシュを喫して赤旗の原因となり、マシンに深刻なダメージを負ったため、日曜の決勝は最後尾からのスタートとなる。

  • 角田裕毅 レッドブルF1にQ1でのクラッシュを謝罪「本当に馬鹿げたミス」

    角田裕毅 レッドブルF1にQ1でのクラッシュを謝罪「本当に馬鹿げたミス」

    角田裕毅は、F1エミリア・ロマーニャGPの予選で「不必要で愚かなクラッシュ」を喫したことについてレッドブルF1に謝罪し、決勝レースでは最後尾からのスタートを強いられることになった。

    イモラ・サーキットで行われた予選Q1、角田裕毅はRB21のコントロールを失い、イン側のウォールに激しく衝突。セッション途中でストップを余儀なくされた。

    角田裕毅は予選終了前にメディカルセンターでの念のための検査を受け、問題なしと判断されて解放された。

    レッドブル・レーシングのマシンで起きたこのアクシデントについて、角田裕毅は「自分の責任だ」と認めた。

    「はい、本当に馬鹿でした……あんなふうにプッシュしてしまって」と角田裕毅は語った。

    「今回、マシンには多くの変更を加えていたんです。なので、自分でもまだ完全に理解できていない状態であそこまで攻めるのは、正直無謀でした」

    「序盤であそこまでプッシュする必要はまったくなかったと思います。本当に不必要なミスでした」

    角田裕毅 レッドブル F1 エミリア・ロマーニャGP

    今回の事故は、フリー走行3回目(FP3)で十分な走行ができなかったことも背景にある。セッション中にバランスを見失い、適切なデータを得られないまま予選に臨んでいた。

    「FP3は正直言って“P-どこ”って感じで、何もつかめなかったです。でも、ターン2と3まではすごくいい感触だったんですよ」

    クラッシュの直後、まず感じたのは「とても恥ずかしくて、がっかりして、イライラする気持ち」だったという。

    今回のアクシデントは、角田裕毅にとって2021年イモラ以来、4年ぶりとなるQ1クラッシュだった。

    「正直、ちょっと“ヒーローになろう”としすぎました。1セットのタイヤでQ1を突破しようと無理をしてしまって……あれは必要な判断じゃなかったと思います」

    「プレッシャーは感じていません。レッドブル・レーシングのチームは、なるべく自分がプレッシャーを感じないようにサポートしてくれていて、それは本当に感謝しています」

    「ただ、マシンに大きな変更を加えた状態で、その挙動が高速・中速・低速の各コーナーでどうなるかっていうのは、走ってみないと分からない部分もあるんです。そういうときは段階を踏んで慣れていく必要があるのに、今回はそれをしなかった」

    「自分としては“いける”という自信はあったんですけど、正直に言うと、まあ言い訳になるんですけど……経験不足というか、変更を加えたあとのマシンの反応が想定外でした」

    「でも、どうしてああいうコーナリングになってしまったかの理由は、今は分かっています」

    クラッシュによる損傷は深刻で、RB21はパルクフェルメ規定を超える修復が必要になる可能性が高い。角田裕毅はピットレーンスタートとなる見通しで、モナコGPを控えたこのタイミングでのミスは、本人にとっても精神的に痛い。

    「まだチームのみんなとは話せていないんですけど、今の自分にできるのは謝ることだけです」

    「メカニックの方たちには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。明日までにクルマが直っていることを祈っていますが……あれはチームにとっても不必要な出来事でした」

    一方、レッドブル・レーシングのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンは、予選2番手を獲得。マクラーレンのオスカー・ピアストリに続き、決勝ではフロントローからのスタートとなる。

  • 角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGPの予選Q1で大クラッシュでマシン大破

    角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGPの予選Q1で大クラッシュでマシン大破

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1 エミリア・ロマーニャGPの予選Q1で大クラッシュを喫してタイムを記録することなく敗退した。

    開始から5分が経過した頃、角田裕毅はターン5でスナップを起こしてコースアウト。後ろからタイヤバリアに衝突し、マシンは浮き上がって一回転して逆さまに落下する大クラッシュだった。

    マシンは大破したが、角田裕毅は自らマシンを降りて無事をアピール。セッションは赤旗中断となった。

    角田裕毅 エミリア・ロマーニャGP F1エミリア・ロマーニャGP F1 角田裕毅