カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • デビッド・クルサード、今シーズン初ポイントを振り返る

    デビッド・クルサード、今シーズン初ポイントを振り返る

    カナダGPで今シーズンの初ポイントを表彰台で飾ったデビッド・クルサード。シーズン中のシート喪失まで囁かれたクルサードだが、この入賞により、レッドブルでの本来のパフォーマンスを証明したと語る。

    デビッド、モントリオールまでのシーズンに基づき、多くの人があなたは既に無価値とみなしていました。先週、あなたは復習し、批判者を黙らせましたね。どんな気分でしたか?
    素晴らしい気分だったよ。このスポーツに十分長くいるので、この結果ぐらい良いということはわかっている。もちろん6戦の結果はそれほど良くないようにみえるが、ペース不足や欲求不足というより、むしろ偶然だったいうことはわかっている。全く正反対だ。カナダでは、このような良いペースを発揮したし、わずかに運が味方した。ピットレーンで3台のマシンがクラッシュしなかったとしても、僕は7位だったと思う。もちろん、それは良いポジションではないけど、僕たちのチームがいる集団では力強い結果と言えるだろう。僕たちは2台のフェラーリ、2台のマクラーレン、2台のBMWが速いことはわかっているからね。通常は、トヨタやホンダ、ウィリアムズと7番手を争っている。だから、僕が達成したことは、数週間、人々を黙らせるさ!

    最初にあなたを祝福したのはハリウッドスターのマイケル・ダグラスでした。そして、あなたがレッドブルのオーナーのディートリッヒ・マテシッツと電話していたのは間違いないですね・・・
    マイケルのお祝いはお飾りさ。僕は長年彼を知っている。彼は本当にレースのファンなんだ。彼は有名人だけど、とても現実的な人だよ。そしてディートリッヒはもちろん表彰台という結果を喜んでいる。最終的に、それがレッドブルが望むことだからね。彼らは自動車メーカーチームとあそこで戦いたいんだ。

    BMWザウバーがレースに勝ち始めるだろうことは予想されていたことですが、レッドブルの表彰台はちょっとした驚きできた。レースで重要だった局面を要約できますか?
    僕はフルタンクでスタートした。だから1ストップ戦略をうまく機能させるという点で、問題は誰が最後にピットストップするかだった。僕たちは過去6、7年で16回セーフティカーが入ったのを知っていた。だから、セーフティカーが入るチャンスは大きかった。重要な問題は、それがピットストップの前に入るか、後に入るかということだった。今回、運は味方した。セーフティカーが入ったとき、僕は良い状況であることがわかった。ピットストップをしたトップ10のみんなが2ストップだとわかったからね。次の鍵となったのは、明らかにルーベンス(・バリチェロ)がピットに入ったのを観たときだ。彼がピットに入った時点で、良い結果になるとわかった。2ストッパーはセーフティカーに調子を狂わされていたし、後ろのマシンは、ルーベンスとトヨタだった。彼らは僕より1秒遅かった。僕の最速ラップはキミ(・ライコネン)からコンマ5秒離れていただけだったし、BMWとも非常に接近していた。だから、マシンのペースは良かった。でも、あのような日は、少しの運も必要なんだ!

    シーズンの初めにディートリッヒ・マテシッツが、レッドブルが2008年にコンストラクターズ・チャンピオンシップを4位で終えるといったことが引用されました。その時点でそれは笑いを生んでいました。しかし7レースを追え、あなたたちは4位にいます。それは続くのでしょうか?
    僕たちが、ホンダ、トヨタ、ウィリアムズ、もちろんルノーといったような安定したチームと競争していることが驚きだ。それは非常に楽観的な目標だけど、一方では現実的だ。僕たちが重要なチームになるには、毎年、前進しなければならないからね。僕が特に誇りに思うのは、僕がチームに加入したとき、チームを前へ進めるようということはチャレンジだった。適切な人々を見つけるというマテシッツの財政的な約束を信じていた。明らかにエイドリアン(・ニューウェイ)のような人がもたらしたものは助けになったし、我々はゆっくりと、しかし、確実に組織に会わないものを取り出した。そして、前進している。チームが堅実な基礎を組み立てて、それがマシンだけでなく、外側にも良い方向に影響していることには特に満足している。どれくらい4位でいられるかって?僕たちは1年を通して維持できない理由はないよ。7レースを終え、僕たちは、ルノー、トヨタ、ホンダ、ウィリアムズより多くのポイントを獲得している。集中しなければならないことは、両方のクルマがポイントを獲り続けることだ。

    最近、我々はタイトル候補といわれている予想外のドライバーのミスを見ています。プレッシャーが、その犠牲を生んでいるのでしょうか?
    キャリアをはじめたときのことを覚えている。人々は、「ウォー、君はとても落ち着いている」と言うことに慣れていた。現実は、何も知らないから、落ち着いていられるんだ。ルイス(・ハミルトン)について言えば、彼は素晴らしい才能がある。でも、彼を1シーズンでは評価できない。数シーズン見てみなければならないんだ。彼は最初の年に優勝していたとしても、彼のキャリアのすべてを語ることはできない。もっと見てなければならない。優勝を期待されないときの勝利と、勝つことを期待されてタイトルを獲ることには大きな違いがあるからね。今、彼は勝つことを期待されているし、スポットライトの下ではそれは避けられない。ミスをしたときは、人々はなぜ彼がそうなったかを質問し始める。プレッシャーが高まりはじめるんだ。

    モントリオールは、多くのなかでかなり難しいトラックだろ考えられます。だから、そこでうまくできたなら、今シーズン全ての場所でうまくできるのでしょうか?はっきりと異なるサーキットである次のマニクールをどのように予想しますか?
    マニクールは、そのロケーションのため、F1界が好む会場ではない。でも、僕はトラックを気に入っている。とてもチャレンジングだと思うし、非常にスムーズで、マシンには優れたエアロ効率が要求される。フェラーリが非常に強いと思う。もちろん、マクラーレンもね。僕たちが力強いパフォーマンスをみせられることを期待しているよ。

    おそらく2009年に集中するため、いくつかのチームで開発が若干止まっている印象があります。バルセロナテストはマシンをフランスGPに合わせます。RB4のために、どのような新しいパーツまたはエアロパーツがありますか?
    ボンダのように、多くのチームが既に来年に多くを向けている。トヨタは、最初のグランプリの前に前進したし、彼らはポジションを維持している。ウイリアムは進歩したと思う。そしてルノーも。特にスペインGPではね。レッドブルの場合は、安定して進歩していると思うし、それは励みになる。僕たちはできる限り長くこのマシンを開発するだろう。僕たちはコンストラクターズ・チャンピオンシップを4位で終えるのだからね!それがここでマシンバランスをテストをしている理由だ。僕は新しいウィングをテストした。僕たちはドライバビリティを改善し、ソフトウェアをチェックするためにルノーとエンジンの作業をする予定だ。

    2009年のマシンの状況はどうですか?現在のマシンの開発と同時に、来年の完全に新しいマシンを構築することは、かなりのチャレンジになるでしょう・・・
    このようなレギュレーションの重要な変更のときは、大きなチームはアドバンテージを得るだろう。それが現在のレギュレーションをアップデートなら、小さなチームにとってあまり挑戦となならないだろうけど、現在、僕たちはKERSを開発しなければならない。ローダウンフィースを開発しなければならない。そしれ、スリックタイヤによる影響を理解しなければならない。フェラーリやマクラーレンのようなチームはもっと早く多くの時間をつぎ込むことができるだろうけど、エイドリアンやジェフ(・ウィルス)やデザインチーム全体のスキルが、僕たちをあまり後ろに置かないことを願っている。

    あなたの自叙伝「It is what it is」で、あなたは初期に過食症にかかったことを明らかにしました。今シーズンのはじめ、すでにスレンダーなドライバーであるのに7キロ減量したロバート・クビサに学びました。特別にスリムなドライバーがマシンの重量配分において、エンジニアに多くの柔軟性を与えるというプレッシャーはありますか?
    ドライバーの体重は問題だ。僕はとても体重は重い。そして、僕はマーク(ウェバー)よりも軽い。したがって、僕はアドバンテージを失ってはいない。でも、60キロのチームメートがいるとしたら、彼は20キロ(のバラスト)をマシンで移動することができる。チームが20キロをまとめることは問題だけど、彼らがそれをまとめることができたら、アドバンレージになるかもしれない。今は、多くのチームは、タイヤのために、とても前寄りの重量配分で走行しているし、それは僕たちが抱える挑戦だ。前方に重量を寄せるには時間がかかる。でも、個人的にすぐに体重を絞ることは考えていないよ!

  • レッドブル、デビッド・クルサードが3位表彰台

    レッドブル、デビッド・クルサードが3位表彰台

    レッドブルは、F1カナダGP決勝で、デビッド・クルサードが3位表彰台。マーク・ウェバーは12位で完走した。

    ここまでノーポイントだったデビッド・クルサードだが、波乱のレースで1ストップ戦略がうまくはまり、今季初ポイントを3位表彰台で成し遂げた。クルサードにとっては62回目の表彰台となる。

    一方、2ストップ戦略を選んだマーク・ウェバーは、クルサードとは対照的に戦略が機能せず、12位という結果に終わった。

    デビッド・クルサード (3位)
    「これまで、レースやファクトリーで懸命に努力を続けてきてくれたチームのために表彰台が達成できて本当に嬉しい。ここは予期せぬ結果が期待できるサーキットなので、長距離が走れるように燃料も多く入れていた。でも、ピットレーンであんなことが起きるとは思っていなかった。いずれにせよ戦略は成功だった。エンジニア、メカニック、そしてファクトリーのみんなの努力のおかげだ。ターン1とターン2ではクルマが1カ所に集中して、ぞっとするようなスタートだった。ぼくの目標は完走してポイントを獲得することだったので、62回目の表彰台を達成できたのは最高の結果だ。今シーズンすでにマークが獲得しているポイントにさらにポイントを加えることができ、コンストラクターズ・チャンピオンシップのチームのポジションをより強固なものにすることができた」

    マーク・ウェバー (12位)
    「デビッドは1ストップだったが、ぼくは2ストップ戦略だった。昨日の予選のアクシデントのせいでグリッド・ポジションもあまり良くなかったが、そこから順位を回復するのは難しかった。でも、デビッドの3位入賞でチームはポイントをたくさん手に入れることができたので、とても良い結果だった」

    クリスチャン・ホーナー
    「今日はチームにとって素晴らしい結果だった。シーズンのスタートから苦戦を強いられてきたデビッドのとっては、特に素晴らしい結果だ。彼はとても良いペースで辛抱強く戦い抜いた。戦略も完ぺきで、楽に3位を勝ち取ることができた。マークは、昨日のアクシデントに引き続き、彼にとっては最悪のタイミングでペースカー導入となった。前半はバリチェロと中嶋のせいで大きく妥協せざるを得ず、渋滞の中で本来のスピードが出せずに終わってしまったレースだった。しかし、チームとしては、ここモントリオールで表彰台を達成したことは、素晴らしい結果だと思う。」

    ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
    「チームにとっては本当に嬉しい結果だ。とても良い関係を築くことができたレッドブル・レーシングとともに、このような結果を達成することができたのは、我々としても非常に嬉しいことだ。デビッドも本当に良かったと思う。シーズン序盤は苦しい戦いとなったが、ようやく表彰台を手に入れることができた。今年最後の表彰台にならないことを祈ろう!ここは優れたエンジンが必要なコースだ。表彰台を達成したことは、エンジンの信頼性と性能の証明でもある」

  • レッドブル:F1 カナダGP予選 ウェバーQ3で走行できず

    レッドブル:F1 カナダGP予選 ウェバーQ3で走行できず

    レッドブルは、F1カナダGP予選で、マーク・ウェバーが10番手、デビッド・クルサードが13位だった。マーク・ウェバーはQ3に進出するタイムを出していたが、Q2の最後にクラッシュし、Q3に出走することができなかった。

    マーク・ウェバー (10位)
    「問題なく走っていたが、路面が破損していてレースラインにはアスファルトのカスがあった。第2セッションの最後にピットに戻る途中でコースから僅かに外れて路面のカスを踏んでしまい、ピットに戻ることができなかった。サーキット側が明日までに、この路面にどう対処するつもりかは知らないが、いずれにせよ、誰にとっても同じ条件だ。モトクロス・バイクが必要だね。F1カーにとっては現実的ではないコンディションだ。草の上を走るか、ヘアピンの内側を走るしかないね」

    デビッド・クルサード (13位)
    「路面が破損している。2年前と同じような状況だ。ターン7とヘアピンが驚くほど難しかった。第1セッションと第2セッションの間に路面の清掃作業が行われたが、路面がどんどん壊れていくので、線路の上を走っているみたいだった。あれほどの馬力のクルマだと、スリップしたりスライドしたり、驚くほど難しい。今日はトップ10入りできるスピードはあったと思うが、どちらのセッションも最終アタックで渋滞に阻まれた。第1セッションではボーデ、第2セッションではピケの後ろだった。トラブル続きで残念だったが、明日は13番手からのスタートだ。そこから力強いレースを戦いたいと思う」

    クリスチャン・ホーナー チーム代表
    「Q1も非常に良かったし、Q2の1回目のアタックも良かったので、今日は難しいコースコンディションに悩まされがマークにとっては悔しい予選になった。コースを外れて難を逃れたドライバーもいたが、彼は車体前部に大きな損傷を追い、Q3に出場することができなかった。デビッドは、午前中はクルマのバランスに満足していなかったが、第1セッションで大きく前進することができた。しかし、残念ながら今日はQ3進出に足りるだけのスピードがなかった。十分なパフォーマンスが発揮できず、10位と13位という結果だった」

    ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
    「少し残念な結果だった。マークはとても速かったが、第2セッション終盤のアクシデントで走行を継続できなくなった。Q3進出の資格はあったが、出走できなかったために10位と13位という結果だった。しかし、クルマもエンジンも良いパフォーマンスを発揮していたので、明日はおもしろいレースになるだろう。昨年もここでは数多くのアクシデントが発生しているので、いろんなことが起こる可能性がある」

  • レッドブル:F1 カナダGP初日 マーク・ウェバーが7番手

    レッドブル:F1 カナダGP初日 マーク・ウェバーが7番手

    レッドブルは、F1第7戦 カナダGPのフリー走行でマーク・ウェバーが7番手、デビッド・クルサードは12番手だった。

    マーク・ウェバー
    フリー走行1回目 7位 1分18秒712
    フリー走行2回目 7位 1分16秒604
    「妥当な1日だった。このサーキットはいつものようセットアップにとって、またブレーキ時に快適にために非常にチャレンジングだ。そのため、僕たちはそれらの作業を少し行ったんだ。最後の走行ではターン6で少しコースオフしてしまった。でもコースに戻れたから問題はなかった。そのことを除けば、今日は特に出来事はない1日だった。これから今日得られたデータを用いて、明日の準備をするつもりだ」

    デビッド・クルサード
    フリー走行1回目 8位 1分18秒712
    フリー走行2回目 12位 1分17秒334
    「より多くのダウンフォースに適応するという、普段通りのカナダのプラクティスデイだったよ。今朝はウェットでトラックコンディションは少しトリッキーな一日だったけど、僕たちはプログラムを実行した。今日はタイヤの全てを使うことができなかった。フリー走行2回目の終盤には時間がなくなってしまった。それでも作業を通して良いデータを得ることができたよ。明日どうなるか見てみるつもりだ」

  • セバスチャン・ブエミ:インタビュー

    セバスチャン・ブエミ:インタビュー

    セバスチャン・ブエミはレースの世界で今最も忙しいドライバーのひとりだ。週末によって、GP2アジアのドライバーだったり、レッドブル・レーシングのサード・ドライバーだったり、ヨーロッパでGP2に出場していたり、世界のどこかでレッドブルのショーカーを走らせていたりする。

    彼はカート選手からF1チームまで、わずか5年でたどり着いた。では、彼は自分をどのように考えているのだろう。

    レッドブル・レーシングのドライバー、それともトラスト・チーム・アーデンのGP2ドライバー?
    「GP2のレースがないときは、ぼくは100%レッドブル・レーシングだ。できるだけ理解したいので、フリー走行やミーティングなど全て出席する。でも、GP2がある時は、そちらの方が重要だ。GP2で良いパフォーマンスを見せなければF1には行けないからね。フリー走行も見に行くし、情報を得たりサーキットを理解するためにチームの無線も常に聞いているけど、いつもここにいるわけにはいかない。GP2のレースはF1の後か前にやるのでね。できるだけの努力はするが、GP2が優先になる」

    レースに出場しない週末はどうだろう。退屈しないのだろうか?
    「ドライバーにとって、レースを観戦するだけというのはつらいことだ。でも、退屈ではない。コースや運転のコツなど、将来的に使える何かしらを学べるからね。シェイクダウンや空力テストや通常のテスト期間にクルマはたくさん運転するから、とても良い経験になっている。でも今はGP2に集中してシーズンの最後までプッシュして行かなければならない」

    チームから指名された時は驚いた?
    「驚いたけど、予期していたことだ。昨年のサードドライバーのミハエル・アメルミュラーがレッドブルを辞めることは知っていたので。次はぼくの順番だったし、テストで良いパフォーマンスが発揮できたのも助けになった。でも、サードドライバーはサードドライバーでしかない。レースには出場できないのだから、GP2で良い成績を残して、F1が戦えるだけの実力があるところをチームに見せたい」

    最終的な目標は?
    「できるだけ早くF1ドライバーになりたい。そして、レース優勝を果たして、それから世界チャンピオンになりたい。でも、一歩一歩やっていかなければ夢は果たせない。第1の目標はGP2で良い結果を出すこと。次のステップはF1進出、その次・・・目標を設定したら、まずは、それを達成する努力をしなければね。ぼくは、父に何事もステップ・バイ・ステップだと教えられてきたし、ぼくもそれが正しい方法だと思う。父がいなかったら、ぼくは何も達成できなかったと思う。彼はぼくを本当に応援してくれている一番の理解者なんだ」

    レーサーになろうと思ったのも父親の影響?
    「4歳のクリスマスに父がカートをプレゼントしてくれたんだ。彼は自分のガレージを持つメカニックだ。たぶん、何を買えばいいか分からなくて、カートを買ったんだと思う。それから、たまに一緒にカートに乗りに出かけたりして、その回数がどんどん増えていって、運転もうまくなって、レースに出場するようになり、他のクラスに出場して優勝してと、一歩一歩進んできたんだ。カートでは、よく優勝した。ほとんど毎回優勝していた。2004年にフォーミュラBMWを始めた。1年目は、2年目のセバスチャン・ベッテルの後ろでシーズンを終えたが、初年度としては良い成績だった。それを見ていたDr.ヘルムート・マルコ(レッドブルのモータースポーツ・コンサルタント)が、声をかけてくれたんだ。ミーティングをやって、2005年のレッドブル・ジュニアチームの契約にサインした。1年目の2004年は自分でレースに出場したが、フォーミュラBMW2年目はレッドブルからレースに出場した。17歳でF3に移って、昨年、もう1年F3に出場して、ヨーロッパ選手権を2位で終えた。昨年はGP2のレースにも何回か出場している。そして、今年はGP2世界シリーズに出場している」

    それ以来、ずっとDr.マルコと一緒に仕事をしてきたのですか?
    「今のぼくにとっては、彼が一番重要な存在だ。彼がぼくのボスだから、何をいつ運転するかなど、彼が全てを決める。でも、感謝しているんだ。不調な時も彼がいたから助かった。彼は本当にプロフェッショナルなので、ぼくにとってはありがたい存在だ。ぼくがF1に行くだけの実力があることを彼に証明しようと努力しているけど、今のところ心配はない。彼も状況は分かっているので、常に親身に関わってくれている。今後のことも分かっているので、ぼくの将来に関しては年末に決めることになるだろう」

  • マーク・ウェバー、「ポイントを獲り続けたい」

    マーク・ウェバー、「ポイントを獲り続けたい」

    マーク・ウェバーは、これまで5戦連続で入賞し、ヘイキ・コバライネンと並ぶ15ポイントを獲得している。RB4で信頼性の問題を克服したレッドブル。ウェバーがこれまでのレースと今後についてインタビューに答えた。

    マーク、モナコでは4位で5ポイントを獲得しましたね。次はどうですか?モントリオールでは表彰台でしょうか?去年はグリッド6番からのスタートでしたね。トラックはあなたに合っているようです・・・
    モントリオールは素晴らしいサーキットだし、ポイント・フィニッシュを続けたい。僕たちにとってそれが最も重要なことだ。4位になったモナコのように、クレイジーなレースにならないと表彰台は信じられないほど難しい。でも予選をうまく行い、好調なレースを継続しなければならない。うまくいけばポイントが獲得できるだろう。現時点ではマシンとチームは調子がいいし、発展し続けなければならない。

    モナコではラッキーでしたが、あなたは冷静さを保ち、ミスをしませんでした・・・
    あのようなレースでは、あまり多くのリスクを冒さないのがベストだし、僕はまさにそうだった。他の多くのドライバーがミスをした。でも、それもグランプリの一部だ。僕は多くの不運を経験したから、少しばかり幸運に恵まれて満足している。キミ(・ライコネン)がスーティルにぶつかっても気にしない。僕も以前そのような状況があったからね。だから、誰かの不運のおかげで僕のポイントが増えても全く気にならない。

    レッドブルの15ポイントはあなたが獲得ました。これには驚いていますか?
    そうだね。デビッド(・クルサード)がうまくいったレースはほとんんどなかったけど、すぐに変わるだろう。今週末に彼が立ち直って、チームのためにもポイントにチャレンジできるようになってほしい。驚いている理由は、デビッドがそうできるとみんながわかっているからだ。僕らはふたりともネルソン(・ピケ)とグロックの低迷につけこみたいね。中嶋はウィリアムズで素晴らしい仕事をしているので、フェルナンド(・アロンソ)とニコ(・ロズベルグ)を上回るためには、2台のマシンが必要だ。

    15ポイントは、ヘイキ・コバライネンと同じです。これはあなたがフェラーリ、マクラーレン、BMWザウバーの「ビッグ3」を除く「ベスト・オブ・ザ・レスト」であるということでしょうか?
    ああ、その通りだ。それにはとても満足しているし、この状態を維持したい。フェルナンドとは接戦だし、ウィリアムズも同じように非常に速さがあるから、達成できたら本当に報われるだろう。シーズンはこれからまだ長いし、6戦を終えてヘイキと同点、ニック・ハイドフェルドから5ポイント下というのはやりがいがある。僕にとってはかなりいいスタートだし、継続したいね。それが全てだ。全てのレースでもポイントが獲得できるわけではない。そんなことは起こらないだろう。でも、手に入れられるときはいつでもポイントを獲り続けたい。

    RB4は今シーズンこれまで3回しかリタイヤしていません。昨年のあなたを悩ませた信頼性の問題は解決されたようですね・・・
    信頼性の解決は大きい。テストでもレース週末でも勢いを与えてくれる。残念ながらバルセロナでは多くの走行時間失ったし、デビッドはモナコで少し走行時間を失った。3回のリタイヤの正確な原因はわからないけど、技術的な問題ではないと思う。デビッドと僕自身のドライバー・ミスが原因だ。

    ポール・リカールでのテストで、トラックがモントリオール用シミュレーションに設定されたとき、セバスチャン・ブエミが走行しました。彼は十分なフィードバックをもたらしましたか?
    おそらく、そうではなかった。もちろん、もっと多くのデータがほしかったけど、最終日は雨でみんなが妨げられたので条件は同じだ。モントリオールでの挑戦には、かなり良いアイデアがある。誰もがブレーキに厳しく、縁石を使う必要があって、セーフティカーが影響することを知っている。だから僕たちの運がよくて、セーフティカーによる問題がなく、よいレースをすれば、何ポイントか獲得できるだろう。

    RB4は予想よりかなりよさそうですが・・・
    冬の間にしたことが鍵だね。マシンの設計方法において良い技術的な決断して、信頼性に焦点を置いたんだ。この結果はクリスチャン(・ホーナー)をはじめとするみんなの努力の成果だ。その努力や決断からいくらかの見返りがあったことは素晴らしいが、できるだけ早くマシンのパフォーマンスを上げるよう、開発しなければならない。しかしこれは全チームが直面している問題だ。マシンはよいベースがあるので、開発を続ける必要がある。

    契約更改の交渉を行なっていると言っていましたね。ポジティブな結果が出る自信がありますか?
    僕はここで進歩しているので残留したい。レッドブルで走ることが気に入っているし、ディートリッヒ(・マテシッツ)の運営方法も大いに尊敬している。当然、結果を出せばファクトリーの雰囲気もよくなる。将来もチームの一員でいたいね。一緒に続けることができればよいと思う。

  • デビッド・クルサード、F1シート喪失の危機

    デビッド・クルサード、F1シート喪失の危機

    デビッド・クルサードは、レッドブルのF1シートから追われるのではないかと噂が広まっている。

    今シーズン、デビッド・クルサードはまだノーポイントに終わっている。クルサード自信も「6レースを終えて1ポイントも稼げず、さらにたくさんのアクシデントでマシンにダメージが発生したことは本当に残念だ」とモナコGP決勝後にコメントしている。

    デビッド・クルサードのマネージャーを務める元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、「不運なことに、現時点ではクルサードに悪い運が集中している」とコメントし、クルサードが巻き返すためには、良い結果を重ねなければならないとしている。

    デビッド・クルサードの後任には、現在トロ・ロッソから参戦し、レッドブル社と直接契約を結んでいるセバスチャン・ベッテルが有力視されている。

    しかし、トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーは、「セバスチャン(・ベッテル)がレッドブルにステップアップするのは、現段階ではまだ早いと思う。」とコメントしている。

  • レッドブル、ウェバーが4位入賞で5戦連続ポイント

    レッドブル、ウェバーが4位入賞で5戦連続ポイント

    レッドブル、F1 モナコGPで、マーク・ウェバーが4位、デビッド・クルサードはリタイアだった。

    マーク・ウェバーは、波乱のレースのなか、堅実なレース運びで、彼の今季最高位となる4位入賞を果たした。ウェバーはこれで5戦連続でのポイント獲得。チームに5ポイントをもたらし、レッドブルはコンストラクターズでウィリアムズと並ぶ15ポイントとなった。

    デビッド・クルサードは、レース序盤にクラッシュしリタイアとなった。

    マーク・ウェバー (4位)
    「良かったよ。たくさんのポイントが獲得できたので最高だ。レースとしては世界一エキサイティングなレースではなかったが、序盤のウェットコンディションは本当に難しく、カジノではアクアプレーニング現象が起こっていた。激しく雨が降った数周はインターミディエイトのタイヤでは明らかに無理があったが、その後、コースが乾き始めたのでタイヤ交換を考えなければならなかった。あと5周ぐらい遅くドライタイヤに交換するのが理想的だったので、もう少し燃料があれば良かったね。でも、サーキットでもミルトンキーンズのファクトリーでも、チームは本当にすばらしい仕事をしてくれた。力強いリザルトを手に入れることができて最高だよ」

    デイビッド・クルサード (リタイア)
    「モナコは序盤に細心の注意が必要なレースだが、シフトダウンが難しかったために、カジノのエントリーで失敗してしまった。何度も軌道修正したが、結局はコースアウトした。セバスチャン(ボーデ)にも同じようなことが起きたようだ。ぼくと同じ場所でクラッシュしそうになっていた。トラブルさえ避けられればポイント獲得の可能性も高かったので、今回のレースには本当にがっかりしている。しかし、予選のアクシデントの後、メカニックたちがクルマを完全に修理してくれたのは素晴らしかったし、マークが4位でポイントを獲得したこともとても嬉しかった」

    クリスチャン・ホーナー
    「今日はマークが最高のレースを見せた。2時間の長丁場のレースでミスを犯さなかった数少ないドライバーのひとりだ。残念ながらスリックタイヤへの交換が5,6周早すぎたために、我々よりも長く走れたライコネンとスーティルに抜かれてしまった。しかし、マークは全てをうまく乗り切り、キミのアクシデントのおかげもあって4位という素晴らしいポジションでフィニッシュすることができた。マークにとってもチームにとっても最高の結果だ。デイビッドは今週末はスタートからついていなかったが、レースも不運な結果となった。今週末は何もかもうまく行かなかったが、カナダでは復活してくれるだろう」

    ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
    「この結果にはとても満足している。チームにとってはとても良い結果だった。デイビッドは残念だったが、コースから外れない方が難しいようなスタートだった。エンジン面では、エンジンにとても難しいコースであると同時にパワーを抑えるための新しいレギュレーションがあったので、パワーを出すよりもパワーを抑える戦いだったと言えるだろう。ルノーエンジンのドライバビリティが悪くはないことを証明できたと思う。順調だ」

  • レッドブル:モナコGP予選 クルサードが大クラッシュ

    レッドブル:モナコGP予選 クルサードが大クラッシュ

    レッドブルはF1 モナコGPで、マーク・ウェバーが9番手、デビッド・クルサードが10番手だった。

    Q2の最後のセッションで、デビッド・クルサードが大クラッシュ。トンネル出口のヌーベルシケインの手前のブレーキングで、突然マシンが右を向き、壁に衝突。エスケープゾーンに突っ込んでいった。クルサードに怪我はなかった。

    このクラッシュにより、イエローフラッグが降られ、後続車のタイムアタックを妨げることになってしまった。Q3に進出したが、マシンの損傷により走行を行うことはできず、10番手で予選を終えた。

    マーク・ウェバー (9位)
    「問題もなくクリアな走行が行えた。かなりタイヤがロックアップしていたが、他と比べて特に悪いセクションというのもなかったので、明日の様子を見るしかない。78周の長いレースだし、天気も不安定だ。ポイント獲得が期待できる」

    デビッド・クルサード (10位)
    「アクシデントが起きたときは時速185kmぐらい出していたので、かなりの勢いで壁に衝突した。ブレーキを踏んだらクルマが回転したんだ。路面が盛り上がった部分だったのでリヤ・アクスルがロックした可能性もあるが、普通ならそういう場合はブレーキを少しリリースしてやればいい。クルマをチェックしてリヤに何か問題があるのか確認する。かなりのスピードで回転したからね。エンジンブレーキも何もないから、あそこでブレーキを踏むとリヤが軽くなるのは普通だが、それは意識して運転しているので、あんなに激しいアクシデントになったことに驚いている。クルマが戻ってきたらデータを見れば原因が分かるだろう」

    クリスチャン・ホーナー
    「ひどいアクシデントだったが、デイビッドが無傷だったことが一番重要だ。クルマのダメージも比較的少なかった。今週末はデイビッドにとっては難しい状況が続いている。木曜日にはエンジンスロットルのトラブルがあったし、今朝はギヤボックスの油圧の問題があった。そして、予選ではQ2であの大きなアクシデントだ。それでもグリッド10番手なんだから、ポジティブな結果だと言える。デイビッドも明日の決勝レースは大丈夫だろう。マークは楽に最初の2回の予選セッションを通過している。明日がどんな天気になるかは分からないが、かなり良いポジションだ」

    ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
    「幸いアクシデントの後もデイビッドは大丈夫だったし、Q3まで進出することができた。このコースでのクルマのパフォーマンスはとても良い。このコースでは頻繁にエンジン回転数が高くなるが、新ルールでドライバー補助システムが使えないので、エンジンにとってはとても難しいレースになった。いかにエンジンの回転数を抑えて、クルマを地面にとどめておくかが問題だ」

  • レッドブル:モナコGP初日 クルサードにマシントラブル

    レッドブル:モナコGP初日 クルサードにマシントラブル

    レッドブルは、F1第6戦 モナコGPのフリー走行でマーク・ウェバーは13番手、デビッド・クルサードが14番手だった。

    フリー走行1回目で、デビッド・クルサードのマシンはスロットルの問題によりコース上でストップ。このトラブルにより、クルサードは1回目のセッションをわずか3周で終えた。

    マーク・ウェバー
    フリー走行1回目 9位 1分17秒798
    フリー走行2回目 13位 1分17秒094
    「すべてのプログラムを完了したけど、まだいくつかやることはあるし、ドライでの予選、ドライでのレースになると思っている。現時点でマシンはトラックにあまりあっていないけど、それを解決するために何をすればいいかはわかっているよ。」

    デビッド・クルサード
    フリー走行1回目 20位
    フリー走行2回目 14位 1分17秒131
    「今朝はスロットルのアクチュエータに問題があり走行時間をロスしてしまった。走行時間を失うのは決していいことではない。特にここモナコではね。午後はもっと多くのラップを稼いでスピードに乗るために、プログラムを調整しなければならなかった。うまくリカバーできたと思うけど、モナコでコースを一番良く分かるのは日曜日の午後に行われる78周のレース時なんだ。だからいいスタートではないけれど、残りの週末に向けていい状態だと思っている」