カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • レッドブルF1、2026年ラインナップは「メキシコGP後に決定」とマルコが明言

    レッドブルF1、2026年ラインナップは「メキシコGP後に決定」とマルコが明言

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコは、2026年のF1ドライバー体制をメキシコシティGP後に決定することを明らかにした。

    マックス・フェルスタッペンの残留はすでに確定しており、2028年末まで契約が続いている。一方で、彼のチームメイト、そして傘下チーム「レーシングブルズ」の2シートについては依然として不透明な状況が続いている。

    ハジャーは契約済みも配置未定 角田裕毅とローソンは正念場
    アイザック・ハジャーは2026年の契約を有しているものの、どのチームで走るかは未発表のままだ。ルーキーシーズンでオランダGP初表彰台を獲得するなど存在感を示しており、マルコは「アイザックは自分の立場を確立した。素晴らしい成果を挙げている」と評価している。

    一方、角田裕毅とリアム・ローソンにとっては、来季の去就がまだ決まっておらず、F1での将来を懸けた戦いが続いている。マルコはオースティンでのアメリカGPを前に、オーストリア紙『Kleine Zeitung』に対し「メキシコのあとで決定する」と明言した。

    角田裕毅について「注目度が上がった」も結果を要求
    ローラン・メキースがレッドブル体制下で指揮を執るようになって以降、角田裕毅への評価は高まり、アゼルバイジャンGPではチーム最高位の6位を記録した(ただしローソンは5位フィニッシュ)。マルコは「彼への注目が高まったことが成果につながっている。だが、まだ結果が必要だ」とコメントしている。

    リンドブラッド昇格の可能性も ダンの噂は否定
    さらにマルコは、F2ドライバーでジュニアプログラム所属のアービッド・リンドブラッドにも言及。「一般的に言えば、彼は準備ができている。ハジャーより若いが、年齢が影響することもある。だが、彼は我々の希望のひとりだ。今季中に彼もF1カーを走らせる」と語り、将来的な昇格の可能性を示唆した。

    一方で、最近噂された元マクラーレン・アカデミー所属のアイルランド人ドライバー、アレックス・ダンについては「彼は選択肢ではない」と明確に否定。リザーブ要員の可能性も排除した。

    レッドブル F1 角田裕毅

    レッドブルの“3段構え”決断フェーズへ
    今回のマルコの発言で、レッドブル・レーシングとレーシングブルズの両チームがメキシコGP後に一気に来季体制を確定させる見通しが強まった。フェルスタッペンの相棒を誰に据えるかは、2026年の新レギュレーション下での勢力図を左右する最重要決定になる。

    角田裕毅はチーム内での評価を高めつつも結果が要求され、リアム・ローソンはシンガポールGPでのクラッシュ続きが痛手となった。アイザック・ハジャーが昇格するか、アービッド・リンドブラッドが抜擢されるか——。

    メキシコ後、マルコが下す決断は、レッドブル・ファミリーの将来を大きく左右するものとなりそうだ。

    Source: RacingNews365

  • ピアストリのフェラーリF1移籍説は「レッドブルの策略の可能性」とモントーヤ

    ピアストリのフェラーリF1移籍説は「レッドブルの策略の可能性」とモントーヤ

    元マクラーレンF1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、オスカー・ピアストリのフェラーリ移籍の噂について「マクラーレンを動揺させるためのレッドブルの仕掛け」かもしれないと語った。

    最近、マクラーレンがピアストリよりもチームメイトのランド・ノリスに有利な判断を下しているという見方が広がり、現チャンピオンシップ首位のピアストリがフェラーリへ移籍する可能性があるという憶測が浮上した。

    モントーヤは、こうした噂の背後には意図的な“かく乱工作”があるかもしれないと指摘する。

    「これは誰かがマクラーレンをかき乱すために話を作り上げている可能性もある。結局のところ、注目を集めてマクラーレンに問題を引き起こすのにうってつけの方法だ」とモントーヤは語った。

    「それはちょうどトト(ヴォルフ)がマックス(フェルスタッペン)に対してやったことのようなものだ。実際にマックスを獲得できるチャンスがあったかどうかは分からないが、ヘッドラインを飾ることにはなった。ピアストリとフェラーリの話も、例えばレッドブルから出たものかもしれない。『マクラーレンを不安にさせよう』と考えた誰かが、こうしたリークを仕掛けてもおかしくない」とモントーヤは続けた。

    さらに彼は、この“噂作戦”はピアストリ自身にも有利に働く可能性があると述べている。

    「もしオスカーが本当に優れたドライバーだと思うなら、他チームが彼を欲しがっていることを示すいい機会になる。つまり、オスカーの立場からすれば『自分を本当に必要とするならリスペクトしてほしい』というメッセージをマクラーレンに伝える手段にもなる」とモントーヤは締めくくった。

    GPBlog

  • マックス・フェルスタッペン F1アメリカGP展望「勢いを維持して上を目指す」

    マックス・フェルスタッペン F1アメリカGP展望「勢いを維持して上を目指す」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、今週末に開催される2025年F1アメリカGPに向けて意気込みを語った。

    前戦シンガポールで前向きな手応えを得たフェルスタッペンは、チームとともにさらなる上位フィニッシュを目指している。今週はファクトリーに戻り、シミュレーターで綿密な準備を行ってきたという。チーム全体でも改善点の分析を進め、速さと安定性の両立に向けて全力で作業が続けられている。

    サーキット・オブ・ジ・アメリカズでは、ストレートスピードとダウンフォースのバランスが鍵を握る。フェルスタッペンは「バンプが多い難しいコースだが、オースティンは楽しい街」と語り、スプリント週末の短い調整時間の中でも挑戦を楽しむ姿勢を見せた。

    「シンガポールでは前向きな一歩を踏み出せたし、ここ最近は良い流れが続いているので、この勢いを維持して今週末はもう少し上を目指したいと思っている」とフェルスタッペンはコメント。

    「今週はシミュレーターでの準備のためにファクトリーに戻っていたけど、チームも全力で取り組んでくれていて、どこを改善できるかを一緒に分析してきた」

    「このサーキットでは、ストレートスピードと高速コーナーでのダウンフォースとのバランスを取ることが重要なんだ。それに加えて、路面のバンプ(凸凹)が厄介な要素にもなる」

    「オースティンはクールな街で食べ物もおいしいから、いつも楽しい週末になるよ。今回はスプリント週末だから、調整の時間が少ない分、すぐに全体を把握する必要がある。とはいえ、それは全員にとって同じチャレンジだね」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 アメリカグランプリ

  • 角田裕毅 F1アメリカGP展望「チームとうまく噛み合い始めたと感じている」

    角田裕毅 F1アメリカGP展望「チームとうまく噛み合い始めたと感じている」

    角田裕毅が、今週末に開催されるF1アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)に向けて意気込みを語った。バクー以降で得た自信を胸に、スプリントフォーマットの週末で再び上位進出を狙う。

    過去にも好パフォーマンスを見せてきたオースティンでの戦いを前に、角田裕毅は「チームと自分のリズムが噛み合い始めている」と手応えを口にした。ここ数戦で示した安定感をさらに高め、週末全体を通して力強い走りを見せたい考えだ。

    金曜日から実質的な勝負が始まるスプリント週末に挑む角田裕毅は、「一つひとつの走行が重要になる」と語り、限られた時間の中でマシンを最大限に仕上げることに集中している。テキサス名物のバーベキューで英気を養いながらも、焦点はあくまで走行パフォーマンスにある。

    「今週のオースティンは本当に楽しみにしています。毎回すごく楽しい週末になりますし、コース外ではとても忙しいですが、それも含めて充実しています」と角田裕毅はコメント。

    「どこかのタイミングでテキサス名物のバーベキューを食べてリラックスしたいと思いますが、気持ちはしっかりと走行に向けて集中しています。この週末でできる限りの成果を出すつもりです」

    「スプリント週末には独特の難しさがありますし、金曜日の走行で行う作業が非常に重要になります」

    「バクー以降はマシンに対する自信が本当に高まり、チームと僕自身の間でうまく噛み合い始めたと感じています。リズムも良くなってきました」

    「シンガポールではまた別の戦いがありましたが、ここオースティンでは再び自分とマシンのポテンシャルをしっかり引き出せる状態に戻れることを願っています」

    角田裕毅 F1 アメリカGP

  • フェルスタッペンのチーフメカニックがアウディF1移籍 人材流出止まらず

    フェルスタッペンのチーフメカニックがアウディF1移籍 人材流出止まらず

    レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンのチーフメカニックを務めてきたマット・コーラーが、2025年末でチームを離れ、2026年からアウディF1へ加わることが明らかになった。フェルスタッペンの黄金期を支えたキーパーソンの移籍は、アウディの参戦準備が本格化している証でもある。

    アウディはすでにマッティア・ビノット率いる体制の下でフェラーリ出身エンジニアやオペレーション人材を次々と獲得しており、今回のコーラー加入で戦力強化にさらに弾みがつく。

    一方、レッドブルでは主要スタッフの流出が相次ぎ、王者チームの屋台骨に揺らぎも見え始めている。

    アウディがフェルスタッペン担当メカを引き抜き
    アウディF1は2026年の参戦に向けて、マックス・フェルスタッペンのチーフメカニックを務めていたマット・コーラーを獲得した。コーラーは2025年末にレッドブルを離れ、翌年からアウディの新体制に加わる。

    今回の移籍は、ザウバーを引き継ぐアウディにとってさらなるハイレベルな人材を確保する重要な一手だ。チームはここ数カ月でフェラーリ出身のエンジニア、ヴォルフ・ツィマーマンとラース・シュミットを招聘しており、両者は現在アウディの最高執行責任者兼テクニカルオフィサーを務めるマッティア・ビノットの下で再びタッグを組むことになる。

    フェルスタッペンの成功を支えた“職人”
    コーラーはジュニアチームのロダン・カーリンでキャリアをスタートさせ、2015年にレッドブルへ加入。ナンバー2メカニックとして経験を積み、2022年にはチーフメカニックに昇進した。その時期はちょうどフェルスタッペンが圧倒的な強さを誇示し、連続タイトルを獲得していた頃だ。

    パドック内では緻密な仕事ぶりで知られ、ガレージオペレーションやセットアップの実行、チーム全体の調整などにおいて中心的な役割を果たしてきた。2022年から2025年にかけてのレッドブルの支配的な成績を支えた重要人物のひとりとされている。

    アウディはこのコーラーの「完璧主義的な姿勢」が2026年の初年度からチームの即戦力になると期待しており、現時点で具体的な役職は明らかにされていないものの、レッドブル時代よりも上位のメカニカル部門またはオペレーション部門の責任者に就任する可能性が高いと見られている。

    レッドブルの人材流出が深刻化
    コーラーの移籍は、アウディが進める積極的な人材引き抜き戦略の一環でもある。レッドブルからは今季、チームマネージャーのジョナサン・ウィートリーやリー・スティーブンソンなど、複数のキーパーソンがすでにアウディ陣営へと移籍している。

    こうした動きは、フェルスタッペン時代の成功を支えた中核スタッフが次々とチームを離れるという、レッドブルにとって大きな課題を浮き彫りにしている。アウディの参戦準備が進むなかで、その影響力はF1パドック全体に確実に広がりつつある。

    分析:アウディの戦略は“人”から始まる
    アウディは2026年の新時代に向け、テクノロジーだけでなく「人材」こそが勝負の鍵と見ている。ビノットを中心とした技術陣に続き、現場の実務を担うメカニック層まで強化を進めており、短期間での戦力化を狙う構図だ。

    レッドブルからの流出は同チームの強さを脅かす要因にもなりうる。今後アウディがどこまで組織の成熟度を高め、F1初年度から競争力を発揮できるかが焦点となる。

    Source: motorsportweek.com

  • 角田裕毅、再びアメリカ入国審査で足止め 別室に短時間の拘束

    角田裕毅、再びアメリカ入国審査で足止め 別室に短時間の拘束

    角田裕毅が、今週末のF1アメリカGPに向けた入国時に再びビザ関連のトラブルに見舞われたと報じられたようだ。

    スロバキアのジャーナリスト、ステボ・アイセレ(Novasport)が伝えたところによると、角田裕毅はヨーロッパからの到着後、短時間ながら別室に拘束されたという。昨年ラスベガスの空港では、入国書類の不備を理由に、携帯電話も没収された状態で小さな部屋に2時間以上足止めされる事態が発生していた。

    今回もその「再現」となった。アイセレはSNS上で「F1ドライバーでも普通の服を着て、自分で荷物を持ち、時差ボケと戦いながらパスポートコントロールに並ばなければならない。今回は再び予期せぬトラブルに遭い、裕毅もストレスを感じていたようだ」と投稿した。

    アイセレによれば、角田裕毅は11時間のフライト後に「再び呼び止められた」とのことで、拘束時間の詳細は明らかにされていない。

    「食べ物と日本のアニメを愛する彼が、今回は無事に入国できることを願っている」とも付け加えた。

  • 「角田裕毅がレッドブルF1のシートを失うのは時間の問題」とサム・バード

    「角田裕毅がレッドブルF1のシートを失うのは時間の問題」とサム・バード

    レースドライバーであり解説者のサム・バードは、「角田裕毅がレッドブルF1のシートを失うのは時間の問題だ」と語った。

    バクーで自己最高の予選および決勝結果を記録しブレイクスルーを果たした角田裕毅だったが、シンガポールGPでは苦戦を強いられ、Q2敗退の末に12位でフィニッシュした。チームメイトのマックス・フェルスタッペン(2位)には周回遅れにされた。

    現在、角田裕毅の将来には不安の声が高まっており、2026年にはレーシングブルズの新人アイザック・ハジャーがレッドブルのシートを引き継ぐと広く見られている。また、同じくレッドブル・ジュニアのアービッド・リンドブラッドもレーシングブルズからのF1昇格が噂されており、角田はリアム・ローソンと1つしか残っていないシートを争う立場にあると考えられている。

    サム・バードはBBCのポッドキャスト『Chequered Flag』で次のように述べた。

    「彼はチームメイトにもトップ勢にも周回遅れにされた。彼がそのシートを空けるのは時間の問題だ。問題は“いつか”ではなく、“いつそうなるか”だ」

    「それが今シーズン中に起こるのか? アイザック・ハジャーのようなドライバーにチャンスを与えて『残り6戦でビッグチームを経験してみろ』と言うのかもしれない」

    「プレッシャーを感じる必要はない。エンジニアと関係を築き、チームのやり方を学び、将来フェルスタッペンのために作られるマシンをどう扱うかを学べばいい。レッドブルは彼のためにマシンを作るわけではない、マックス・フェルスタッペンのためにマシンを作るんだ。それに順応できるかどうかを見るんだよ」

    角田裕毅「目標は明確。やるべきことも分かっている」
    角田裕毅は、レッドブルでの自分の将来を守るために「何をすべきか分かっている」と強調した。

    「バクーのあと、ヘルムート(マルコ)さんやレッドブルの誰とも話していないけど、自分の中では目標は明確です。やるべきこともはっきりしています」と角田はシンガポールで語った。

    「少なくとも1レースでは、それを示すことができたと思います。バクーでは6位でしたしね」

    「後半戦に入ってからは、Q3進出も増えてきてポイントも取れている。方向性は間違っていないと思います。前半戦に比べて自分が成長していることを示せていると思います」

    さらに角田裕毅は、レッドブルの新チーム代表ローラン・メキースの助言が自分の進歩を支えていると明かした。

    「ローランは僕にいろんな面で助言をくれました。たとえば2戦前に試したセットアップは、レーシングブルズ時代にほぼ毎戦使っていたものなんです」

    「その時は、前のチームでは当たり前のことだと思っていて、すっかり忘れていたんです。でも今のチームではクルマのセットアップの考え方が全然違いました」

    「ローランがエンジニアに『裕毅はこういうやり方でパフォーマンスを引き出していた』と伝えてくれて、実際に試してみたら、今でもそれが効果的だった。クルマから得られるフィーリングが以前よりずっと自分に合っていると感じました。ローランのアイデアがなければ気づけなかったと思うし、本当に感謝しています」

    「人間関係の面でもすごく良好です。レーシングブルズ時代とまったく同じ雰囲気で、違うのはチームロゴだけです」

    角田裕毅は崖っぷちに立たされながらも自己成長を示す
    角田裕毅は結果面ではまだフェルスタッペンに大きく離されているが、自己分析と改善意識の高さは明確に見える。特にローラン・メキースのサポートによって、以前のレーシングブルズ時代の感覚を取り戻しつつあることはポジティブな兆候だ。

    ただし、サム・バードの指摘通り、レッドブル上層部は将来の布陣を見据え、ハジャーやローソンに機会を与える可能性を検討している。角田に残された時間は多くないが、彼自身も「目標は明確」と語っており、今後の数戦で強烈な印象を残せるかどうかが、キャリアの分岐点となるだろう。

    Source: BBC Chequered Flag Podcast

  • レッドブルF1技術責任者が語る2026年マシンの進捗「PUは非常に有望」

    レッドブルF1技術責任者が語る2026年マシンの進捗「PUは非常に有望」

    レッドブル・レーシングは、2026年から始まる新レギュレーション時代に向けて着々と準備を進めている。

    技術責任者のピエール・ワシェは、初の自社製パワーユニットを搭載する次期マシンについて「非常に有望」と語り、開発の進捗に自信をのぞかせた。空力規定の大幅な変更という未知の挑戦に直面しながらも、レッドブルは新時代のスタートを確実に捉えようとしている。

    ピエール・ワシェ「パワーユニットは非常に有望」
    レッドブルは2026年から施行される新レギュレーションの初年度を強い形で迎えることを目指している。

    空力規定の大幅な変更に加え、パワーユニット(PU)も刷新されるこの新時代に向けて、同チームは初めて自社製のエンジンを搭載することになる。

    ピエール・ワシェ技術責任者は、RacingNews365のインタビューで次期マシンとPU開発の進捗状況を明かした。

    「パワーユニットに関してはまだ断言できないが、非常に、非常に有望な状況だ」とワシェは語る。

    「ただしマシンの方は空力の新レギュレーションがあるため、まだ不確実な部分が多い。各チームがどう解釈してくるか分からないからね。通常は他チームのマシンを見て多くを学ぶものだが、我々が良い方向性を見つけられることを願っている」

    現在レッドブルは3か月後に予定される初走行に向けて準備を進めており、PUについては順調に開発が進む一方で、シャシー面では未知の部分も多いようだ。

    レッドブル F1 フォード

    2025年後半の巻き返しと、その経験がもたらす意味
    2025年シーズン、レッドブルは序盤に苦戦したものの、イタリアGPとアゼルバイジャンGPで勝利を挙げ、シンガポールGPでもマックス・フェルスタッペンが2位を獲得。

    タイトル争いでは首位と66ポイント差ながら、戦闘力を取り戻しつつある。

    ワシェはこの巻き返しが翌シーズンにも重要な意味を持つと強調する。

    「今年理解できたことは、来年にも非常に重要だ。たとえレギュレーションが変わっても、クルマの特性やドライバーが求めるもの、そして(角田)裕毅が必要とする要素は変わらない。同じ課題を別の方法で解決するだけだ」

    2026年マシンと現行車の関連性は限定的
    ただしワシェは、2025年型マシンの開発成果が2026年車に直接つながるわけではないと釘を刺す。

    「関連している可能性もあるが、基本的には別物だ。次の開発段階から削ぎ落とした要素が、今のマシンに多少影響する程度だ」と説明する。

    「現在のマシンと少し先に投入されるものは、かなり前から開発されている。昨日今日作ったものではない」

    分析:レッドブルが直面する“二重の挑戦”
    今回の発言から見えてくるのは、レッドブルがPU開発と空力再構築という2つの大きな挑戦を同時に進めている現実だ。

    特に2026年仕様PUは初の完全自社製であり、成功すればホンダ時代以来の技術的独立を意味する。

    一方で、空力面では“他チームの発想を見て学ぶ”というワシェの言葉からも、現段階でまだ模索段階にあることがうかがえる。

    フェルスタッペンの速さと角田裕毅の順応力を軸に、レッドブルがこの移行期をどう乗り切るか。

    2026年開幕までの3か月は、チームにとってこれまで以上に重要な時間となるだろう。

  • アイザック・ハジャー 2026年レッドブル系F1参戦確定「プレッシャーが減った」

    アイザック・ハジャー 2026年レッドブル系F1参戦確定「プレッシャーが減った」

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、2026年にレッドブル・グループ内のF1チームで走ることが確定した後、精神的に余裕を感じていると語った。

    9月中旬、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコが、レッドブル・ファミリーに所属する2人のドライバーが2026年シーズンの契約を結んだことを明かした。

    マックス・フェルスタッペンが2028年まで契約を延長しているのは既知だが、マルコは「ハジャーも来季はレッドブル・グループ内で走る」と明言。ただし、そのシートがレッドブル本隊なのか、もしくはレーシングブルズに残留するのかは明かさなかった。

    一方で、アービッド・リンドブラッドがレーシングブルズのシートを得るとの噂もあり、リアム・ローソンか角田裕毅のどちらかが2026年に外れる可能性も取り沙汰されている。

    ハジャーは鮮烈なデビューシーズンを経て、自身の将来が確定したことで安心感を得たという。

    「いい立場にいるとは思うけど、これまで僕のキャリアでは常に最終戦まで全力で追いかけ、上のカテゴリーに上がるために証明し続けてきた」とハジャーはMotorsport Weekなどの取材に語った。

    ただし、これまでのキャリアではプレッシャーこそが自身の力を引き出してきたとし、今シーズンのように“安心した状態”で走ることには新しい適応が必要だったと明かした。

    「新しい状況だけど、プレッシャーは少し減った」と彼は続けた。「でも僕はいつもプレッシャーを楽しむタイプなんだ。プレッシャーの中でこそ最高の走りができると思っている」

    アイザック・ハジャー レッドブル F2角田裕毅はレッドブルのシートを巡り、アイザック・ハジャーと争う立場にある

    印象的なルーキーシーズン
    2025年シーズンはルーキー勢にとって明暗が分かれる年となった。マシンの実力を上回る走りを見せた者もいれば、苦戦した者もいる。

    その中でハジャーは開幕から印象的な走りを続け、チームメイトを上回る成績を残し、ザントフォールトでは初表彰台を獲得してみせた。

    来季のシートが確定しているとはいえ、レーシングブルズのドライバーである彼は残りのレースでも攻めの姿勢を崩すつもりはないという。

    「残りの数戦をどう戦うか見ていてほしい。でも僕はこれからも全力でプッシュして、リスクを取っていくつもりだ」と締めくくった。

  • 角田裕毅、レッドブルF1が投稿した“危険すぎるアイスバス”映像にSNS騒然

    角田裕毅、レッドブルF1が投稿した“危険すぎるアイスバス”映像にSNS騒然

    F1シンガポールGP後、レッドブルが公開した角田裕毅の「アイスバス映像」がSNSで大きな話題を呼んでいる。過酷な暑さの中で行われたこのレースは、FIAが史上初めて「ヒートハザード(熱危険)」警告を発令したグランプリとなり、ドライバーはクーリングベストの着用が認められていた。

    このレース後、レッドブルは角田裕毅のクールダウンの様子をTikTokで投稿したが、その内容にファンが騒然とした。

    動画には、角田裕毅が電気ボックスのすぐ隣で氷水に浸かる姿が映っており、ボックスには大きく「DANGER(危険)」の警告表示。ファンの間では「レッドブルは高電圧の横で選手を氷水に浸けるチームなのか」といった投稿が拡散された。

    コメント欄にはユーモラスな反応も多く、「レッドブルは職場安全管理者を雇う気はないのか、応募したい」「4か国語で警告が書かれていても足りない」「あれはマックス・フェルスタッペンじゃなくて、“マックス・ボルテージ(最大電圧)”だ」などの声が寄せられた。

    また、「彼らは“正しく導電(conduct)”したいようだ」と、角田裕毅の今季の成績と掛けた巧みなコメントも登場。角田裕毅は今季、レッドブル昇格後に苦戦しており、16戦を終えてわずか18ポイント。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが236ポイントを獲得しているのと対照的だ。

    それでも近戦では予選・決勝ともにフェルスタッペンとの差を詰める兆しを見せており、契約更新への望みをつなぐ。今回のアイスバス映像は“危険なジョーク”として笑いを誘ったが、角田裕毅にとって真に必要なのは、次戦での確実なポイント獲得だろう。

    ユーモアの裏に見える角田裕毅の置かれた現実
    一見コミカルな“ネタ投稿”である今回の映像だが、角田裕毅の現状を象徴する一幕でもある。レッドブル昇格後、角田裕毅のパフォーマンスは依然として問われており、2026年の契約更新は不透明だ。チームがSNSで角田裕毅を頻繁にフィーチャーする背景には、彼の人気とキャラクター性を積極的に打ち出す狙いもあるとみられる。

    過酷な気候の中で戦うドライバーの現実と、SNS時代のチームプロモーションの境界線。その“危ういバランス”が、今回の動画に象徴されている。

    @redbullracing

    You can never be too careful ? #f1 #yukitsunoda #funny

    ♬ original sound – Brody Wellmaker