カテゴリー: ピレリ

  • F1ブラジルGP 決勝 | 各ドライバーの持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    F1ブラジルGP 決勝 | 各ドライバーの持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    ピレリは、2019年 F1ブラジルGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

    ピレリは、インテルラゴスにC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)という最も硬いコンパウンドが選択している。

    予選Q3に進出したドライバーは、グリッド降格となるシャルル・ルクレールを除いて全員がソフトタイヤでQ2を突破。上位4列は全員がソフトタイヤでのスタートとなる。

    ピレリによるとF1ブラジルGPでの最速のタイヤ戦略はソフト-ハードとつなぐ1ストップ。26~29周目でのピットストップが予想されている。2番目に最速の戦略はソフト-ミディアムとつなぐ1ストップで、その場合は34~37周目でのピットストップを予想している。

    F1ブラジルGP 決勝 タイヤ戦略予想

    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング自動車レース責任者)
    「予想されていたように、今日はこの週末初めて30度を上回る路面温度となった。こ路面からより多くのグリップが得られることを意味している。明日も引き続き路面温度が上がると予想されており、戦略に多様性をもたらすことになるだろう。グリッド上のトップ3は異なるチームで構成されており、接戦が予想されるとともに、少しの変化が大きな違いをもたらすことになるだろう。グリッド上位のマシンは全てソフトタイヤでスタートし、少なくとも最初のスティントは平等な状態でのレースになる。そこで最もいい走りをしたものが大きなアドバンテージを得ることになる」

    F1ブラジルGP 決勝 各ドライバーの持ちタイヤ数

  • マクラーレン、18インチF1タイヤでの2日間のテストを完了

    マクラーレン、18インチF1タイヤでの2日間のテストを完了

    マクラーレンは、フランスのポール・リカールで2日間にわたって行われたピレリの2021年仕様の18インチF1タイヤのテストを完了した。

    現在、F1では13インチのタイヤが使用されているが、2021年のF1世界選手戦からはF1レギュレーション変更の一部として5インチアップされた18インチのF1タイヤが導入されることになっており、すでに新しいタイヤでの事前テストが開始されている。

    先月、ルノーのリザーブドライバーを務めるセルゲイ・シロトキンとのテストに続き、今週、マクラーレンのカルロス・サインツとランド・ノリスが18インチタイヤが装着されたマシンでのテストを行った。

    初日となった木曜日は気象条件が優れず、カルロス・サインツは39周の走行にとどまったが、2日目となった金曜日は太陽と温かいコンディションに恵まれ、ランド・ノリスが106周を走り込んだ。

    今年12月にはメルセデスがテストを実施し、2020年シーズンには25日間のピレリのテストデイを利用して全チームが18インチタイヤをテストする予定となっている。

    競争力面で優位性を得られないように各テストで収集されたデータはすべて全チームに共有される。

    また、F1での導入に先駆け、ジュニアカテゴリーのFIA-F2では2020年から18インチタイヤが導入される。

    ピレリは、2019年のテストデイの多くの2020年仕様のタイヤの仕上げに費やしてきたが、来季はそのコンパウンドを使用するかどうかには疑問が残っている。

    F1アメリカGPの2回のフリー走行では、2020年仕様のC4コンパウンドがテストされたが、ドライバーには不評であり、2019年仕様のタイヤを保持する可能性が示唆されている。

    しかし、ピレリはオースティンの金曜いは季節外れの寒さのなかで行われたとし、来月のアブダビでのプストシーズンテストではより代表的な条件でタイヤをテストできると期待している。

    マクラーレン 2021年 18インチF1タイヤ

  • 2019年 F1ブラジルGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年 F1ブラジルGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。

    インテルラゴスではC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)という最も硬いコンパウンドが選択された。レースではC1とC2のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C3は予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。

    3強チームではフェラーリとレッドブル・ホンダがハード×1、ミディアム×2、ソフト×10というまったく同じコンパウンド選択となった。ハース、レーシングポイント、ルノーのヒュルケンベルグも同じ選択をしている。

    一方、メルセデスはソフトを8セットに抑え、ミディアムを重視。ルイス・ハミルトンの4セットは全ドライバーのなかでも最多となる。

    2019年 F1 ブラジルグランプリ 各ドライバーのタイヤ選択

  • F1 | ドライバーからの不評を受けて2020年タイヤの導入は見送り?

    F1 | ドライバーからの不評を受けて2020年タイヤの導入は見送り?

    F1アメリカGPでテストされたピレリの2020年F1タイヤは、ドライバーからの不評を受けて導入が見送られる可能性がある。

    F1アメリカGPの金曜フリー走行ではすべてのドライバーにピレリの2020年F1タイヤのプロトタイプが供給された。低い気温と汚れた路面でのレストではあったが、大部分のドライバーがグリップ不足を報告している。

    タイヤが改善されているかどうかについて懸念が持ち上がるなか、土曜日の朝、F1のチェイス・キャリー代表とチーム代表とで議論が行われた。

    議論の結果、金曜日の走行で収集されたデータをさらに調査する必要があるということでコンセンサスが取られてが、結果がポジティブではなかった場合、実績のある2019年タイヤを継続することが決定される可能性がある。

    12月3~4日にアブダビでF1ポストシーズンテストで再び新しいタイヤがテストされる予定ではあるが、決定はその前に下される可能性がある。

    オースティンでは、主要チームの代表は、2020年のコンパウンドが焦点を当てた分野で利益をもたらしていないとして、2019年版を継続することが良いという意見で一致している。

    「金曜日の挙動は、バルセロナでテストしたときの挙動とはかなり異なっていたと思う」とフェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットはコメント。

    「我々がテストした新しいタイヤは、速くなったわけではなく、劣化が改善されたわけではなかった。だが、動作範囲とオーバーテイクという観点ではより良い挙動を示している」

    「我々たちが支持しないのはターゲットとしていたものと一致ていないからだ。これまでのドライバーの感覚とフィードバックはポジティブではなかった」

    レッドブルのクリスチャンホーナーは、次のように付け加えた。

    「今週末、タイヤはポジティブな一歩ではなかった。ピットレーンの全員がそれに一致していたが、データを調べてその理由を理解するのに数日かかることに同意した」

    「提案されたものがより良くなければ、我々は現在ものに固執することになると思う」

    レーシングポイントのオトマー・サフナウアーは、2020年仕様のF1タイヤが廃棄されることは避けられないと考えている。

    「それが最も可能性の高い結果だと思う」とオトマー・サフナウアーはコメント。

    「2020年の構造は、彼らが伝えようとしていることを伝えなかった。そして、それがもたらすことができる価値よりもリスクが高いので、戻るしか選択肢がないと思う」

    「ドライバーに聞いてみてほしい。彼らは計画していたものにはなっていなかったと追っている」

    ピレリのF1責任者であるマリオ・イゾラは、オースティンは代表的なテストではなく、12月のアブダビでさらに学べることになると主張する。

    「コースは非常に気温が低かったし、マシンは現在のタイヤに合うように設計されており、長距離走行はなかった。新しいタイヤは主にオーバーテイクを軽減するように設計されている。 5周ではチェックできないものだ」とマリオ・イゾラは語った。

    「アブダビでの2日間で、より代表的なテストが行​​われると確信している。マシンをセットアップし、新しいプロファイルをチェックする時間がある。来季はいくつかダウンフォースが失われる」

    今年のタイヤに戻す可能性についてマリオ・イゾラは「2019年のタイヤはシーズン序盤に批判されてきたので少し奇妙だ。我々は新しいものを開発するために多大な努力を払っている」

    「そして、開発中に私たちは良い結果を得た。2019年に戻して、新しいタイヤがネガティブな方法で評価された場合、その理由を理解する必要がある」

    「1年間テストをすることはできません。テストのたびに相関する特定の結果を得れ、突然、まったく異なる結果になることもある」

    「そうでなければ、それは終わりのない物語であり、我々が進歩することはない」

  • 2019年 F1 アメリカGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 アメリカGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    メルセデスのバルテリ・ボッタスが2ストップ戦略でアメリカグランプリを制した。また、1ストップ戦略を採ったチームメイトのルイス・ハミルトンは2位でフィニッシュし、自身6度目のドライバーズタイトルを獲得した。

    例年同様、広範囲に渡る戦略がサーキット・オブ・ジ・アメリカズで展開され、レース終盤にはトップ3間で緊迫した戦略的な闘いが見られた。

    ■キーポイント
    ・ポールポジションからスタートしたボッタスは、2回目のピットストップ後、ハミルトンを追うかたちとなった。その後、ボッタスはフレッシュなタイヤのアドバンテージを活かし、レース終盤トップに立った。

    ・ハミルトンは、トップ10グリッドでミディアムタイヤを装着してスタートしたドライバー中のひとりだった。ライバルたちよりも長いオープニングスティントを走行したハミルトンは、ハードへ交換する1ストップ戦略を採った。この戦略には、完璧なタイヤマネジメントが必要だった。

    ・レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ボッタスと同様のミディアム~ハード~ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略を採ったが、ハミルトンを抜くことはできず、3位でフィニッシュした。

    ・フェラーリのシャルル・ルクレールは、3種類のコンパウンドを使用した2ストップ戦略で4位フィニッシュした。ルクレールは、ソフトタイヤを使用したファイナルスティントでファステストラップポイントを獲得した。

    ・レッドブルのアレクサンダー・アルボンが5位を獲得した。接触によってオープニングラップでのピットストップを余儀なくされたアルボンは、ただひとりの3ストッパーとなった。

    ・トップ6で5種類の異なる戦略が使用され、アメリカグランプリにおける戦略の多様性が強調された。

    ・昨日同様の温暖なコンディションがタイヤ動作に影響を及ぼし、硬めのコンパウンドが好まれる傾向となった。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ハード C2:鍵を握るレースタイヤとなり、アルボン以外の全ドライバーがハードを使用した。1ストッパーで優勝を狙ったハミルトンは、ハードタイヤによるファイナルスティントで32周を走行した。

    ・ミディアム C3:4名を除く全ドライバーがミディアムを使用した。また、トップ5グリッドのドライバーがミディアムでスタートした。

    ・ソフト C4:ファステストラップを記録した4位のルクレールを含め、多くのドライバーが燃料の軽いファイナルスティントでソフトを使用した。

    2019 F1 アメリカグランプリ2019年 F1 <br />
アメリカグランプリ
    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
    「1ストッパーで優勝を狙ったハミルトンと、フレッシュなタイヤで後を追うドライバーたちとの緊迫した闘いがレース終盤に見られました。ハミルトンは優勝できませんでしたが、戦略の重要性を示す見応えある闘いでした。スリリングなレースを経て、6度目のドライバーズタイトルを獲得したルイスを讃えたいと思います。また、ハミルトンと異なる戦略でレースを制したバルテリも祝福します。気温が低かった金曜日よりも温暖なコンディションとなったことで、硬めのコンパウンドを使用した1ストップもしくは2ストップの判断が難しくなったと思います。実際、表彰台中の2名が2ストッパーでした。上位から下位まで、終始広範囲に渡る戦略が見られました。これは、我々がまさに求めていたレースです」

  • F1アメリカGP 決勝 | 各ドライバーの持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    F1アメリカGP 決勝 | 各ドライバーの持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    ピレリは、2019年 F1アメリカGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

    ピレリは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでのレースのコンパウンドとしてC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドを選択している。

    上位3列では6番グリッドのアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)を除く5名がミディアムタイヤでスタート。フリー走行でグレニングが多く見られたソフトタイヤで予選Q3に進出した他のドライバーは、タイヤを自由に選択できる11番手以降がおそらく硬い方のタイヤを選択することから苦戦を強いられることが予想される。

    ピレリによるとF1アメリカGPでの最速のタイヤ戦略はソフト-ミディアムとつなぐ1ストップ。20~25周目でのピットストップが予想されている。2番目に最速の戦略はソフト-ハードとつなぐ1ストップで、その場合は24~27周目でのピットストップを予想している。
    F1アメリカGP 決勝 タイヤ戦略予想
    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレシング責任者)
    「グランプリは今日より3時間早く始められるため、珍しく予選のコンディションとレースのコンディションが同じではなかった。今日の暖かいコンディションの方がタイヤレンジには合っていたようで、その結果としてトラックの最速タイムが更新されている。ラバーが乗ることによって、大きな路面の進化も見られた。戦術バトルはすでに始まっており、メルセデス、フェラーリとレッドブルのマックス・フェルスタッペンは速い方のソフトではなく、ミディアムタイヤでレースをスタートすることを選んだ。これにより、明日の最初の数ラップは面白くなるだろう。理論上、最速のレース戦略はソフトとミディアムを使う1ストップだが、違いはそれごど大きくない。最後に、今日はここアメリカでマリオ・アンドレッティ氏にポール賞のプレゼンテーターを務めてもらえて大変光栄だった。彼は我々のスポーツの真のレジェンドだ」

    F1アメリカGP 決勝 各ドライバーの持ちタイヤ数

  • ピレリの2020年F1タイヤの第一印象はドライバーたちに不評

    ピレリの2020年F1タイヤの第一印象はドライバーたちに不評

    F1アメリカGP初日のフリー走行でピレリの2020年F1タイヤを始めてテストしたドライバーたちは、あまりいい印象を抱いていないようだ。

    ピレリは、F1アメリカGPの初日に2020年仕様のF1タイヤのプロトタイプを全チームに配分。2回のプラクティスで各チームが来季用のタイヤをテストした。しかし、ソフトタイヤに相当するプロトタイプでドライバーがリアの挙動を乱しているシーンが多くみられた。

    マクラーレンのカルロス・サインツは「僕の第一印象はとても悪い」とコメント。

    ルイス・ハミルトンは「何も言わない方がいいかもしれない。もしくは言ったら後悔するかもしれない」と付け加えた。

    しかし、ピレリのF1責任者であるマリオ・イゾラは、2020年にむけた行った変更を擁護している。

    「新しいタイヤはグリップがやや劣る兆候を目にしたが、スティントはより安定している」とマリオ・イゾラはコメント。

    「ドライバーは常に最大限のグリップを求める。彼らがあまり熱心ではないことは理解できる」

    金曜日のオースティンは、10度の切る低い気温でセッションがスタートしており、タイヤをテストするには理想的なコンディションではなかった。

    「今週末はこれまでのところ非常に気温が低く、多くの人々にとってかなりの驚きだった」とマリオ・イゾラはコメント。

    「当然、それがタイヤパフォーマンスにも影響している。もう少し適した天気でドライバーたちに2020年タイヤを初めて味わってもらう機会を与えたかったので残念だが、天気に関して我々にできることはない」

    「ポジティブな点を話せば、これだけ極端なコンディションにもかかわらず、2020年タイヤに関しても現行タイヤに関しても、軽いグレイニングが発生したケースは少なく、チームは新品およびユーズドの2020年タイヤについて有益な情報を得られているし、既存タイヤとのバック・トゥ・バックに取り組んでいるところもあった」

    「2020年タイヤを2019年型マシンに装着しているため、このタイヤのスペックを最適化するものではなく、今回のデータの関連性は妥協を強いられることにはなるが、少なくともチームにはアブダビが舞台となる今年の最終テストにむけて、いくらか情報を集めてもらえているはずだ」

  • 2019年 F1アメリカGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年 F1アメリカGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGPの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。

    サーキット・オブ・ジ・アメリカズでは、メキシコと同じC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドが選択された。レースではC2とC3のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C4は予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。

    3強チームはほぼ同じ配分。レッドブル・ホンダのハード×2、ミディアム×4、ソフト×8を基準にすると、メルセデスはチームメイトで間でハードとミディアムを1セットずつ多く、フェラーリはハードとソフトを1セットずつ多く選択している。

    他チームもほぼ同じような選択をするなか、唯一ルノーだけがソフトを10セット選択している。

    2019 F1アメリカグランプリ2019 F1 USGP

  • 2019年 F1 メキシコGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 メキシコGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第18戦 メキシコGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    メルセデスのルイス・ハミルトンがメキシコグランプリを制しました。3番グリッドからスタートしたハミルトンは、ミディアムからハードへ交換する1ストップ戦略を採った。トップ3が採用したこの戦略は、エルマノス・ロドリゲス・サーキットの厳しいコンディションにおいて、可能ではあるものの難しいと予測されていた。昨日までよりも高くなった気温がグレイニングの抑制につながり、この1ストップ戦略実行に寄与した。

    ■キーポイント
    ・ハミルトンは、早めにミディアムからハードへ交換したドライバー中のひとりだった。その後、ハミルトンは、48周のファイナルスティントで完璧にタイヤをマネージメントして優勝した。

    ・ハミルトンの他にハードタイヤでロングスティントを走行したドライバー中のひとりは、ルノーのダニエル・リカルドだった。ただひとりハードタイヤでスタートしたリカルドは、50周のオープニングスティント後、ミディアムへ交換して8位入賞を果たした。

    ・レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ミディアムでスタート後、序盤の接触によるパンクを受けてハードへ交換し、66周のファイナルスティントを走行した。一時は最下位まで順位を落としたフェルスタッペンは、6位でフィニッシュした。

    ・2ストッパー中の最上位ドライバーは、4位を獲得したフェラーリのシャルル・ルクレールだった。ルクレールは、理論的に最速と予測されていたミディアム~ミディアム~ハードと繋ぐ戦略を実行した。

    ・最終的に、ソフトタイヤでスタートしたドライバーを含む7名が2ストップ戦略を採った。

    ・雨に見舞われた昨日までよりも高い気温下でレースが行われました。最高路面温度は49度に達した。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ハード C2:鍵を握るレースタイヤとなり、多くのドライバーがハードタイヤでロングスティントを走行した。ハードタイヤは、デグラデーションも小さく、今日のコンディションに適していた。

    ・ミディアム C3:5名を除く全ドライバーがミディアムタイヤでスタートした。

    ・ソフト C4:スタートタイヤとして使用義務のあるトップ10グリッド中の4名のドライバーのみが、レースでソフトタイヤを使用した。

    マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
    「ライバルたちの戦略への対応を含め、多様な戦略が展開されました。昨日までよりも気温が高く雨の心配も無くなったことで、スライドやグレイニングが抑止され、1ストッパーが実現可能となりました。ハードタイヤが重要な役割を演じ、いくつかの非常に長いスティントが見られました。なかでもルイス・ハミルトンは、フロントロウからのスタートでなかったにも関わらず、オーバーテイクが難しいサーキットで、ハードタイヤを最大限に活用して優勝を果たしました」

    2019 F1 メキシコグランプリ2019年 F1メキシコグランプリ 決勝

  • F1メキシコGP 決勝 | 各ドライバーの持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    F1メキシコGP 決勝 | 各ドライバーの持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    ピレリは、2019年 F1メキシコGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

    ピレリは、エルマノス・ロドリゲス・サーキットでのレースのコンパウンドとしてC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドを選択している。

    3強チームが占める上位3列のドライバーは全員ミディアムタイヤでスタート。一方、フリー走行でグレニングが多く見られたソフトタイヤで予選Q3に進出した他のドライバーは、タイヤを自由に選択できる11番手以降がおそらく硬い方のタイヤを選択することから苦戦を強いられることが予想される。

    ピレリによるとF1メキシコGPでの最速のタイヤ戦略はミディアム-ミディアム-ハードとつなぐ2ストップ。ミディアムは20~23周目でのピットストップが予想されている。

    F1メキシコGP 決勝 タイヤ戦略予想F1メキシコGP 決勝 各ドライバーの持ちタイヤ数

    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
    「週末を通して路面コンディションが非常に難しく、路面温度の低さによってマシンがかなりスライドしていた。昨夜も雨が降り、路面がリセットされてしまったFP3はほぼインターミディエイトでの走行だった。結果として、予選中に路面の進化が激しく、各セッションの終了間際にファステストラップが更新されている。このような状況において、トップ3チームがより長く一貫したオープニングスティントを可能とするミディアムタイヤでのレーススタートを選んだことに驚きはない。だが、複雑なドライビングコンディションや、昨年よりも1ステップ硬くなったタイヤ配分にもかかわらず、Q3でフェルスタッペンが刻んだ最後のラップタイムは、昨年に更新されたコースレコードを0.001秒上回っており、このサーキットのマージンがいかに接近しているかを示していると言える」