ピエール・ガスリー F1イタリアGPで自身初ポールポジション!F1史上109人目

ピエール・ガスリー F1イタリアGPで自身初ポールポジション!F1史上109人目

ピエール・ガスリーが、2026年F1第13戦イタリアGPの予選で自身初となるポールポジションを獲得した。アルピーヌのガスリーはQ3で1分21秒786をマーク。ジョージ・ラッセル(メルセデス)を0.060秒差で退け、F1参戦9年目にして念願のポールポジションを手にした。

ガスリーはこれでF1史上109人目のポールシッターとなった。そして「109」という数字とモンツァには、不思議な縁がある。

2020年のイタリアGPでF1初優勝を飾った際も、ガスリーはF1史上109人目のグランプリウィナーだった。F1公式も当時、109人目のF1勝者になったことを記録している。

初勝利も初ポールもモンツァ そしてともに「F1史上109人目」
ガスリーにとってモンツァは、F1キャリアを語るうえで欠かすことのできない特別な場所となった。

2020年9月6日、当時アルファタウリ・ホンダをドライブしていたガスリーは10番グリッドからスタート。波乱のレースを生き残り、終盤にはカルロス・サインツJr.の猛追をしのいでF1初優勝を達成した。フランス人ドライバーとしては1996年モナコGPのオリビエ・パニス以来24年ぶりの勝利であり、ガスリーはF1史上109人目のウィナーとなった。

そして6年後、同じモンツァで今度はキャリア初のポールポジション。こちらもF1史上109人目という偶然が重なった。

初優勝=モンツァ、F1史上109人目のウィナー。
初ポール=モンツァ、F1史上109人目のポールシッター。

ガスリーにとって、これ以上ないほど象徴的な記録となった。

「9年間ずっと、このチャンスを追い求めてきた」
予選後、ガスリーは喜びを爆発させた。

「最高だった。みんな、ありがとう。信じられないような予選だった。Q1の最初のラップからマシンの感触がすごく良くて、セッションごとに少しずつ削っていこうとしていた」

Q1から速さは際立っていた。ガスリーは1分22秒612でトップ通過。Q2でも4番手につけ、アルピーヌの速さが一時的なものではないことを示すと、最後のQ3で決定的な一撃を放った。

「すごくいいラップだったと感じたし、本当にうれしい。もう9年だからね。ポールポジションを獲るチャンスをずっと追い求めてきた」

そしてガスリーは、自身のF1初勝利を挙げたモンツァで初ポールまで獲得したことに触れた。

「モンツァで初優勝して、そしてこのサーキットで初めてのポールポジションを獲ることができた。ここには何か特別なものがあると思う」

ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)

アルピーヌにとっても歴史的なポール
今回のポールポジションは、ガスリー個人だけでなくアルピーヌにとっても大きな意味を持つ。

チームの系譜をルノー時代まで遡れば、最後のポールポジションは2009年まで遡る。当時フェルナンド・アロンソがルノーでポールを獲得して以来となる快挙であり、現在のアルピーヌ体制では初のポールポジションとなった。

しかもガスリーにとって今週末は、決して順風満帆な状況で迎えたものではなかった。モナコGPで獲得していた表彰台をFIAの裁定によって失った直後のイタリアGP。それでもモンツァではQ1から速さを見せ続け、最後には誰よりも速いラップをまとめ上げた。

初優勝を挙げた場所で、6年後に初ポール。しかも、その両方で「F1史上109人目」という同じ数字が刻まれた。

ガスリーとモンツァの特別な物語に、新たな1ページが加わった。