カテゴリー: 日産

  • 高星明誠、フォーミュラEのルーキーテストに参加

    高星明誠、フォーミュラEのルーキーテストに参加

    日産自動車およびニスモは13日、日産/ニスモ契約ドライバーで2017年全日本F3選手権チャンピオンの高星明誠が14日にマラケシュ(モロッコ)で行われるFIAフォーミュラE選手権のルーキーテストに参加すると発表した。

    日産/ニスモは、2018年後半に開幕するシーズン5から、日系自動車メーカーとして初めて電気自動車フォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」に参戦する。

    今回、その準備を進めるにあたり、アライアンスパートナーのルノーとトップチームのe.damsの協力を得て、高星明誠がルーキーテストに参加する。

    高星明誠は、昨年の全日本F3選手権で20戦中7勝を挙げ、11回のファステストラップを刻むなど、目覚ましい活躍を見せた。また、2017年はSUPER GTのGT300クラスにNISSAN GT-R NISMO GT3で出場した。

    拡大を続けるフォーミュラEシリーズに参戦することで、日産は、クルマがエネルギーをどのように使い、どのように走り、そして社会とどのようにつながっていくのか、という3つの柱から成る同社の「ニッサン インテリジェント モビリティ」のメッセージを世界中に広めるためのグローバルプラットフォームを得ることになる。

    「フォーミュラEに乗るチャンスをくれた日産、ニスモ、ルノー e.damsチームに感謝します」と高星明誠はコメント。

    「ルーキーテストは今からとても楽しみですし、レーシングカーと電気自動車の組合せがどんなものなのか、とても興味があります。世界戦ということでドライバー、テクノロジーがとてもハイレベルなシリーズだと思うので、色々な事を感じて吸収してきたいと思います」

    高星明誠は2013年、全日本F3選手権にデビューし、1年目にしてナショナルクラスのチャンピオンとなった。日産車では、2015年にSUPER GT GT300クラスに参戦し、2016年にはブランパンGTシリーズに出場。ニュルブルクリンクで行われたレースでは表彰台を獲得するなど、ヨーロッパでのレースを経験した。

    また、同じ年、けがで欠場した千代勝正に代わってSUPER GT GT500クラスデビューを果たし、ベテランの本山哲とともに鈴鹿戦で表彰台に乗っている。

    「今回、テストの機会を提供してくれたルノーとe.damsチームに感謝します」とニスモ社長の片桐隆夫はコメント。

    「高星選手にとっては、初めて乗るレースカーで、さらに初めての環境でのドライビングとなり、チャレンジの多いテストになりますが、この経験は間違いなく高星選手の成長につながることと思います。ニスモドライバーの代表として力を発揮し、参戦に向けた準備やデータ収集に貢献してくれることを期待しています」

  • 日産 「LMP1で失敗した教訓をフォーミュラEに生かしていく」

    日産 「LMP1で失敗した教訓をフォーミュラEに生かしていく」

    日産は、過去にLMP1プロジェクトで失敗した教訓をフォーミュラEに生かしていくと語る。

    日産は、ルノーからエントリーを引き継いで2018/19シーズンからフォーミュラEに参戦。日系自動車メーカーとして初めてフォーミュラEに参戦する。

    日産は、2015年にFF駆動のNissan GT-R LM NISMOでFIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスに参戦。

    しかし、マシン開発が間に合わず、ル・マン24時間レースでようやくレースに参戦したものの、エネルギー回生システムに問題が発生して惨敗。たった一戦に参戦しただけで同シリーズから撤退している。

    日産のモータースポーツ部門であるNISMOのディレクターを務めるマイク・カルカモは、SUPER GT、LMP1、DPiといったあらゆるプログラムで培った知識をフォーミュラEに活用していくとし、他のモータースポーツカテゴリーで失敗した経験を生かし、フォーミュラEでは力強いスタートを切れると確信していると語る。

    「我々にはそれら全てのプログラムにエンジニアがあり、彼らの知識のすべてを活用することができる」とマイク・カルカモは Autosport にコメント。

    「LMP1では、技術、特定のテクノロジー、機能したものとそうでないもの、どのような分野を強化する必要があるかなどを学んだ。成功するためのベストプラクティス、組織のまとめ方、遠距離での働き方、良い仕事環境で人々を結びつける方法など多くのことを学んだ」

    マイク・カルカモは、日産はパワートレインを開発するためにEV部門の知識を生かしていくと述べた。

    「我々は第2世代のリーフを発表したところだ。我々はかなりの年月を電気自動車の研究開発に費やしてきた」とマイク・カルカモはコメント。

    「レース側だけでなく、先進のR&Dセンターで働いている人々も活用していく。我々はこの取り組みに適用できる多くのリソースを有している」

    しかし、日産が新しいデザインを開発し、ホモロゲートするためには時間が必要であり、デビューイヤーとなる2018/19シーズンはルノーが開発したパワートレインを使用すると考えられている。

    関連:日産、フォーミュラEへの参戦を発表

  • 日産、新たなスポーティーサブブランド「AUTECH」を投入

    日産、新たなスポーティーサブブランド「AUTECH」を投入

    日産自動車は24日(金)、NISMOロードカーのラインナップを拡充するとともに、新たにプレミアムスポーティーブランド「AUTECH」を日本国内に投入すると発表した。

    今後は、既にブランド展開しているピュアスポーツブランド「NISMO」と2本柱でスポーティーサブブランドを展開していく。

    「NISMO」と「AUTECH」は、スポーティーパフォーマンスと言う共通土台を持ちつつ、「NISMO」は日産のモータースポーツ活動をそのDNAとしてピュアスポーツを志向するブランドとして、一方「AUTECH」は走りの性能を「NISMO」と共有しながら、カスタムカーづくりで蓄積してきた職人のこだわりを注入したプレミアムスポーティー志向のブランドとなる。

    「NISMO」については、本年4月、「NISMO」ロードカーを、各市場のコアとなる新たなセグメントにバリエーションを広げていくことを発表した。

    日本市場では、既に、「NISSAN GT-R NISMO」、「フェアレディZ NISMO」、「ジューク NISMO」、「ノート NISMO」、「マーチ NISMO」の5車種を展開していたが、今月21日には6車種目となる「セレナNISMO」を発売。これは、「NISMO」ロードカーをスポーツカーやハッチバック市場に加え、日本市場のコアであるMPVというライフステージカー市場にも拡大し、幅広いお客さまの期待に応えてゆくものとなる。

    一方、今回新たに投入する「AUTECH」ブランドは、走りのパフォーマンスを追求しながら、より上質で快適なスポーティーモデルを志向する日本のお客さまのニーズに応えるために、プレミアムスポーティーブランドとして投入するものとなる。なお、将来的には、オーテックが培ってきた匠の技を活用して内装アイテムの選択肢を増やすことにより、プレミアムスポーティーを志向するお客さまのご要望に応えていくことも計画している。

    「AUTECH」は、今回初披露する「セレナAUTECH」を皮切りに、「NISMO」同様、日産のラインナップを基にブランド展開していく。

    また、本年4月に発表した、日産のパフォーマンスモデルを末永くご愛顧いただくためのサポートプログラム、「NISMOヘリテージ」も、本日24日より開始する。

    「NISMOヘリテージ」は、日産自動車、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル、オーテックジャパン(ニスモ・カーズ事業部)の3社がサプライヤーの協力のもと、製造廃止となった部品の再供給を検討し、お客さまが日産のパフォーマンスカーを少しでも長く乗り続けて頂けるようサポートする活動。この活動の第一弾として、まずは日本国内でR32型スカイラインGT-R用パーツを「NISMOヘリテージパーツ」として、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル㈱より発売する。

    オーテックジャパンとニスモの社長兼最高経営責任者を兼務する片桐隆夫は「日産は、『NISMO』、『AUTECH』の2つのサブ・ブランドにより、お客さまにより日産車を楽しんで頂ける、幅広いプログラムを展開して参ります」と語った。

  • 日産、フォーミュラEへの参戦を発表

    日産、フォーミュラEへの参戦を発表

    日産は、2018年より日系自動車メーカーとして初めて電気自動車フォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」に参戦することを発表した。

    拡大を続けるフォーミュラEシリーズに参戦することで、日産は、クルマがエネルギーをどのように使い、どのように走り、そして社会とどのようにつながっていくのか、という3つの柱から成る同社の「ニッサン インテリジェント モビリティ」のメッセージを世界中に広めるためのグローバルプラットフォームを得ることになる。

    「力強い加速や高い操縦性など電気自動車ならではの運転する楽しさを究極の形で伝えるため、日産は世界初のEVレースであるフォーミュラE選手権に参戦します。長いモータースポーツの歴史を持つ日産が日系自動車メーカーとして初めて、同選手権に参加することは、『ニッサン インテリジェント モビリティ』を次世代のレースファンに伝えるグローバルプラットフォームを得たということです。」と、日産のグローバルマーケティング&セールス、ゼロエミッションビークル、バッテリービジネス、MC-Japan/A&O (日本・アジア・オセアニア事業)担当副社長のダニエレ・スキラッチは述べた。

    日産は、先月、新型「日産リーフ」を発表し、量産ゼロ・エミッション車におけるトップブランドの地位をさらに強固にした。同車は、5ドア100%電気自動車の第2世代として、運転支援機能を含む革新技術を搭載している。

    新型「日産リーフ」の初代モデルは、手頃な価格のゼロ・エミッションモビリティの草分けとして2010年に発売されまた。同車は、グローバルで累計28万台以上を販売し、世界で最も売れている電気自動車となっている。排出ガスを一切出さない「日産リーフ」の累計走行距離は35億キロを超えている。

    スキラッチは「日産のDNAには、電動モビリティの技術革新における豊富な経験だけでなく、モータースポーツにおける長い成功の歴史があります。この2つの重要な要素を持つフォーミュラEに参戦することは、当社にとって自然なことです。」と付け加えた。

    2014年に開幕したFIAフォーミュラE選手権は、さまざまなチームやメーカーが世界各地の大都市に設置されたストーリトサーキットで、100%電動パワートレインの性能を競い合うグローバルレース。

    「日産の選手権への参加は、フォーミュラEにとって記念すべきことです。なぜならば、フォーミュラEは新しいメンバーを得ると同時に、日系メーカーの初参戦により、電動化がグローバルな流れであることを証明するからです。日本は最新技術開発の最前線であると共に、フォーミュラEのファンがたくさんいます。持続可能なモビリティへの変化は、進行中であり、これからも続くでしょう。私は、日産ロゴを付けたマシンを第5シーズンから見ることを楽しみにしています。」とフォーミュラEの創設者兼CEOのアレハンドロ・アガグは語った。

    日産は、アライアンスパートナーのルノーと共に、今までの経験や開発されたものを活用しながら、競争力を高めるために、ルノー、三菱自動車と協力し、シナジーの最大化を目指す。

    日産は、新たなシャシーとバッテリーが導入される予定の2018年末に開幕する第5シーズンより参戦する。

    第4シーズンは今年12月から来年7月まで、香港、ベルリン、パリ、ニューヨーク、モントリオールなど世界各地の主要都市で開催される。

    日産のフォーミュラE参戦に関する詳細は、第5シーズンの開幕が近づき次第、発表となる

  • 日産 GT-R NISMO GT3エボルーションモデル開発車がVLN第7戦に参戦

    日産 GT-R NISMO GT3エボルーションモデル開発車がVLN第7戦に参戦

    ニスモは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されるVLN第7戦に、開発中のNissan GT-R NISMO GT3エボルーションモデルでテスト参戦すると発表した。

    FIA GT3規定のNissan GT-R NISMO GT3エボルーションモデル開発車は、4月のシェイクダウン以降国内で走行テストを重ねてきたが、今回更なる開発と実戦データ収集を目的としてVLNにテスト参戦する。

    開発中の車両での出場となるため、クラスは「SP-X」(改造車クラス)からのエントリーとなり、ドライバーには、開発ドライバーであるミハエル・クルム(ドイツ)と、昨年Nissan GT-R NISMO GT3でニュル24時間レースに参戦したトム・コロネル(オランダ)を起用する。

    石川裕造(ニスモ開発担当常務執行役員)

    「今回は開発プログラムを一歩進め、レースコンディションでのデータ収集を目的としてVLNにテスト参戦します。ニュルという車両への負荷の大きいサーキットでの貴重な技術データに加え、GT-Rを熟知したクルムと、ニュルでのレース経験豊富なコロネルの二人からのフィードバックで、クルマをさらに改良して、多くのお客様に選んでいただけるGT-Rに仕上げて行きたいと思います」

  • 日産、新型リーフを発表 … 航続距離400kmに

    日産、新型リーフを発表 … 航続距離400kmに

    日産は6日(水)、同社の進化したゼロ・エミッション車、新型「日産リーフ」を初公開した。発売は10月2日。価格は315万円(税込)から。

    新型「日産リーフ」は、ゼロ・エミッションである事に加え、電動パワートレインならではのパワフルな加速、そして低重心を活かした軽快なハンドリングを実現し、さらに進化した自動運転技術を始めとする先進技術を合わせ持つ、「技術の日産」の粋を結集したクルマ。

    日産の社長兼CEOの西川廣人は、「新型『日産リーフ』は、当社の将来の成長に向けた重要なブランド戦略である『ニッサン インテリジェント モビリティ』をけん引するクルマです。新型『日産リーフ』は、航続距離を延長し、最新の自動運転技術を活用した『プロパイロット パーキング』や『e-Pedal』を搭載しており、世界が本格的なEVの時代へ動き出した今、日産のゼロ・エミッションのリーダーシップをより強固なものに進化させ、今後の日産のコアとなる実力を持ったクルマです」と述べた。

    新型リーフ

    最先端のe-パワートレイン
    新型「日産リーフ」は、400km(JC08モード)の航続距離を実現し、今まで以上に安心して長距離ドライブを楽しむことが可能となった。また、最大出力110kW、最大トルク320Nmを発生する新型e-パワートレインを採用し、お客さまよりご好評いただいている「日産リーフ」が持つ電気自動車ならではの加速性能を更に向上させ、よりエキサイティングなドライビングプレジャーを実現した。

    進化した自動運転技術
    新型「日産リーフ」は、高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」の採用に加え、パーキングにおいて、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する「プロパイロット パーキング」を搭載、車庫入れ、縦列駐車を、大変簡単な操作で安全に行う事を可能とした。

    ドライバーの運転時の負担を軽減するe-Pedal
    「e-Pedal」はアクセルペダルの操作だけで発進、加速、減速、停止までをコントロールすることができる。アクセルペダルから足を離すと、回生ブレーキと通常のブレーキ双方を自動的に制御し、クルマを減速、停車させることができ、坂道においても停止を保持することができる。「e-Pedal」の採用により、ドライバーは電気自動車ならではの運転フィーリングをより楽しむことができる。

    エクステリアデザイン: テクノロジー感にあふれるスリークなシルエット
    新型「日産リーフ」は低重心でスリークなプロポーション、そしてシャープでダイナミックなデザインを採用している。優れたエアロダイナミクスとともに、スリークなシルエットとクールで先進的な表現が、EVらしい爽快な走りを予感させます。フロントには、日産のデザインランゲージであるブーメラン型のランプシグニチャーや、Vモーショングリルを採用している。また、深みのあるクリアーブルーのフラッシュサーフェイスグリルや、リアバンパーのブルーモールディングなど、日産の電気自動車であることを表現した特徴を際立たせている。

    Nissan LEAF

    インテリアデザイン: クリーンでくつろぎとハイテク感を備えたプレミアムな空間
    一新した新型「日産リーフ」のキャビンには、優れた空間性と機能性を両立させた、日産ブランドモデル共通のインテリアデザインテーマである「グライディング・ウイング」を採用し、上質感とハイテク感のある空間に仕上げている。くつろぎ感と質感にこだわった素材の組み合わせに、細部にわたってクオリティの高い仕上がりを追求することで、ドライビングのクオリティ向上にあわせたモダンなプレミアム感あふれるインテリアを実現している。

    シートやダッシュボード、ステアリングホイールなどには、日産の電気自動車であることを表現した、力強いブルーのステッチが施され、メーター内には7インチのフルカラー(TFT)ディスプレイを装備している。ディスプレイは画面レイアウトを刷新し、セーフティ・シールドの作動状況やモーターの出力や回生状況を表示するパワーゲージやオーディオやナビゲーションシステムの情報などの主要機能を分かりやすく表示する。また、ナビゲーションシステムには、「Apple CarPlay」が搭載されている。

    尚、電気自動車に更なるドライビングの楽しさを求めるお客さまに向けて、バッテリー容量とモーター出力を更に向上させたハイパフォーマンスモデルの発売を2018年に予定している。

    今回の新型「日産リーフ」は、まず日本で10月2日に発売。米国およびカナダ、また欧州では2018年1月よりデリバリーを開始する予定となっている。

  • 【SUPER GT】 NISMO:第4戦 SUGO 予選レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第4戦 SUGO 予選レポート

    2017年のSUPER GT第4戦がスポーツランドSUGOで開催。7月22日に行われた公式予選で、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選14位となった。

    「真夏の3連戦」とも呼ばれる第4~6戦は、東北・スポーツランドSUGOからスタート。約1か月前にここで行われた公式テストでは、セッショントップタイムをマークするなどGT-R勢が好調な姿を見せていた。今回のレースは後半戦に向けて巻き返しを図るための重要な一戦となる。#23 GT-Rは性能向上を図った今季2基目のエンジンを搭載して臨んだ。

    週末の天気予報はあまり良くないものの、予選日の午前中は夏の日差しに包まれ、公式練習が始まった午前9時の時点で、気温は30℃超え。湿度も60%を指していた。しかし、予選直前の併催レースが終わるころになると、一気に雲が暗くなり、ぱらぱらと小さな雨粒が見えるようになった。予選はウェット宣言が出されてスタートしたが、それ以上に雨脚が強まることはなく、GT500のセッションが始まるころには、まだ分厚い雲は残っていたものの、コース上はドライコンディションでセッションがスタートした。

    Q1を担当するクインタレッリは、残り時間が7分を切ったところでコースイン。計測3周目に1分12秒436を記録して、暫定でQ2進出圏内の7番手に滑り込んだ。しかし、クインタレッリよりあとでコントロールラインを通過したマシンがタイムを上回り、#23 GT-Rの順位は後退。クインタレッリは再度アタックするが、1分12秒915と自己ベストタイム更新はならず、最終的に14位となった。

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)
    「午前中からタイヤのグリップで少し苦労しました。予選に向けてセットアップも詰めていって、路面コンディションが良くなった分タイムは上がりましたが、まだまだ思った通りの走りにはなりませんでした。ロングランのことを考えて選んだタイヤですから、今日はあまり良くなかったけれど、明日の決勝ではいい走りができると思います。14位からのスタートですが、毎年SUGOのレースは荒れますから、どんな状況になってもみんなで力を合わせて、少しでも多くのポイントを獲りたいです」

    松田次生 (#23 ドライバー)
    「テストの時期と比べて暑いコンディションになりましたが、そのあたりの想定は悪くなかったと思います。決勝に向けて持つタイヤを選んだということもありますが、一発のタイムに対して苦しめられた部分がありますね。レースは長いので、じっくりと戦っていきます。ポイントをしっかりと獲って、次のレースに活かしたいと思います」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)
    「もう少しいいポジションに行けるのではと考えていましたが、少し力が足りませんでした。テストの段階である程度速さはありましたが、レースに対しての安定性も上げたいと考えて、そちらの方向に振ったタイヤを持ち込みました。それが、一発の速さという点で力が及びませんでした。本当は前のポジションからレースをしたかったですが、明日も後方からしぶとく諦めずに、一つでも前を目指します。気持ちを切り替えて、自分たちのレースをしっかりとやることに集中したいと思います」

    GT300クラス 公式予選
    #3 B-MAX NDDP GT-Rは予選5位
    約2か月のインターバルを挟んでの開催となったSUPER GT第4戦。今回#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、22kgのハンディウェイトを搭載しての参戦となった。

    午前中は夏らしい晴れ模様となったが、午後になるとサーキット周辺は黒い雲に覆われ、雷鳴も響き雨粒も落ちて来た。しかしコースを濡らすまでには至らず、気温28℃、路面温度36℃というコンディションで、午後2時10分にGT300クラスの公式予選Q1が始まった。

    開始4分で星野がコースインした直後、3コーナーでコースアウトしてストップした車両があり、セッションは赤旗が掲出されて中断。6分後に残り10分で再開された。星野は4周目に1分19秒700をマークして12位につけると、翌周には1分19秒595へタイムを縮め11位となり、上位14台が進出できるQ2への出走を決めた。

    Q2は午後3時01分から12分間で行われたが、高星がコースインした直後に、SPコーナーイン側でクラッシュした車両があり、再び赤旗中断。午後3時15分に残り7分で再開となった。このセッションで高星は4周目に1分18秒942のタイムを記録して4位につけた。その後、1台が高星のタイムを上回り、5位で予選は終了。決勝にむけて良いポジションを獲得することに成功した。

    星野一樹 (#3 ドライバー)
    「練習走行からクルマの調子は良く、自信を持って予選に臨みました。赤旗中断や雨などで混乱もありましたが、何とかQ2の高星につなげることができ、全体的に良かったと思います。決勝は雨の予報なので、ウェット路面になると苦戦するかもしれませんが、粘り強く走れば何とかポイントを追加できると思います」

    高星明誠 (#3 ドライバー)
    「朝の走行は2番手といい感触でしたから上位を狙っていましたが、予選になると気温も下がってアンダー(ステア)っぽい状態になってしまい残念でした。それでも何とかまとめて5番手につけることができました。18秒台は出したいと思って走りましたが、完璧ではありませんでした。決勝はドライコンディションが希望ですが、ウェット路面で厳しくなっても精一杯走ります」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)
    「Q1はどのチームもエースドライバーをつぎ込んでいて、なかなか厳しいものになっています。朝の公式練習では星野が(1分)19秒台を出していたので、先(Q1)に行かせました。私たちが予想していた辺りの、11位でQ1を無事突破でき、Q2では高星が18秒台に入れて5番手となりましたが、上出来でしょう。久しぶりに思いどおりの予選になりました」

  • 日産、フォーミュラEに参戦との報道

    日産、フォーミュラEに参戦との報道

    日産が、ルノーに代わってフォーミュラEに参戦すると報じられている。

    世界最大規模の自動車連合であるルノー・日産アライアンスを形成する日産とルノーは、両者にとって最良なモータースポーツプログラムの運営について議論していると Autosport が報道。

    ルノーは、2015/16シーズンにフォーミュラEに参戦することに加え、2016年にロータスのエントリーを買い直してF1にワークス参戦している。

    F1チームの再建は、エンストンでの大規模な雇用とヴィリーのエンジンプログラムへの投資が必要となり、F1プログラム全体に1.5億ユーロ(約187億円)を投入。そのうち8000万ユーロ(約100億円)を自社で負担しているとされている。加えて、フォーミュラEには1000万ユーロ(約12億円)を投じている。

    一方、日産は2015年にLMP1プロジェクトを終了して以降、フラッグシップとなるモータースポーツプログラムを模索しているという。

    日産は、世界で最大規模の電気自動車の販売台数を誇っており、ルノー・日産アライアンスとして、フォーミュラEにルノーとして参戦するよりも、日産のブランドで参戦するほうが理想的なオプションだと考えている。

    日産がフォーミュラE参戦が実現すれば、フォーミュラEに参戦する初の日本の自動車メーカーとなるが、日産の広報担当は「憶測にはコメントしません」と述べている。

    関連:日産、フォーミュラEへの参戦を発表

  • 【SUPER GT】 NISMO:第3戦 オートポリス 予選レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第3戦 オートポリス 予選レポート

    2017年のSUPER GT第3戦がオートポリスで開催。5月20日に行われた公式予選で、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選11位となった。

    昨年、熊本地震の影響を受け開催中止となったオートポリスに、2年ぶりにSUPER GTが戻ってきた。ここはGT-Rが得意と言われるコースで、特にNISMOは2015年、この大会で優勝しシリーズタイトル獲得を引き寄せるなど、チームとしても相性が良い。中盤戦以降に向けてはずみをつけるため、好成績を目指して準備を進めてきた。

    GT500クラス 公式予選

    MOTUL AUTECH GT-R、予選結果は11位
    週末のオートポリスは終始快晴の予報で、ピット設営日から強い陽射しが降り注ぎ、予選日も午前9時の時点で気温は20℃を超えていた。午後2時からの公式予選Q1も、気温26℃、路面温度43℃というコンディションでスタートした。Q1を担当した松田は残り時間が7分を指したところでコースイン。タイヤを十分に温めたのち、タイムアタックに入っていった。計測2周目で1分36秒296をマークしさらにペースを上げていたが、このアタックのタイミングで他のマシンがクラッシュを喫したため、追い越しや減速を指示される黄旗が提示されてしまう。松田は仕切り直して最後のアタックに向かっていったが、タイム更新は叶わず11位となった。

    松田次生 (#23 ドライバー)
    「午前中は、路面温度が高く思ったよりグリップが低い状態から始まりました。そこからアジャストして予選に臨みましたが、アタックラップで少しリヤがスライドしてしまってタイムロスしてしまいました。ただ、それがなかったとしてもQ1突破はギリギリどうだったかなぁ…という感じだっただろうと思います。明日は11番手から着実に順位を上げて、なるべくたくさんのポイントを獲りたいです」

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)
    「朝の公式練習では、まだ路面も出来上がっていなかったしセットも完ぺきではない中で、クルマのフィーリングはそれほど悪くはなかったと思います。もちろん、Q1突破は簡単ではないと思っていましたが、予想よりもタイムが出なかったなと感じました。ここはタイヤに厳しいサーキットなので、明日はまず、いつも通りの走りを見せてポイントを獲れるようにしたいです。強いレースをしたいと思います」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)
    「事前テストの感触は良かったですが、他のクルマの状況を考えると厳しいところにいるだろうというのは分かっていました。ここはセットアップの違いで大きく差が出るサーキットなのですが、その点で今日はうまくまとめられませんでした。ただ、46号車がウェイト差を考慮したとしてもそれ以上のタイムを出しているので、セットアップでこれだけ挽回できるということが見えたので、参考にしながら明日のレースで上に行けるきっかけをつかみたいです」

    GT300クラス 公式予選

    B-MAX NDDP GT-Rは予選17位
    今回#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、18kgのハンディウェイトを搭載しての参戦となった。オートポリスは朝から好天に恵まれ、真夏のような陽射しのなかで走行が始まった。午前中に行われた公式練習では、久々のGT走行で路面状況も悪く、コースアウトやクラッシュで2度も赤旗が掲出されるなど荒れたセッションになったが、ここで#3 GT-Rは10位につけ、まずまずの順位での滑り出しとなった。

    午後1時30分には気温は26℃まで上昇。湿度が低くさわやかな風は通っているものの、陽射しの強さから路面温度も41℃まで上がっていた。公式予選Q1が始まると30台の車両が次々にコースインしていったが、開始4分で1台の車両がクラッシュして赤旗が掲出されセッションは中断。車両の回収が済んだ10分後にセッションは再開された。ステアリングを握った星野は、1分46秒166をマークするが17位にとどまった。そして次のラップでは1分46秒142へタイムアップを果たすが、順位に変動はなくそのまま予選終了となった。

    星野一樹 (#3 ドライバー)
    「(Q2に残れるボーダーラインまで)あと0.2秒届きませんでした。遅い車両に引っかかったというのもありますが、クリアラップが取れたとしても残れたかどうか。僕の力不足でした。僕たちはいつも決勝のペースはいいので、明日は精一杯頑張って何とか10位以内でゴールしたいと思います」

    高星明誠 (#3 ドライバー)
    「明日はひたすら追い上げるだけです。路面温度がどれだけ高くなるか分かりませんが、全力を尽くしてポイントを獲りにいきます」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)
    「僕の経験からすると、このコースはミッドシップとマザーシャシーといったバランスの良い車両と相性がいい。そして現在のBoP(性能調整)では、GT-Rには苦しい状況です。抜きにくいコースだけに大きく順位を上げることは難しいでしょうが、明日は何とかポイントを獲りたいですね」

  • 日産、新型リーフの画像をTwitterで公開

    日産、新型リーフの画像をTwitterで公開

    日産は、新型リーフの画像をTwitterで先行公開した。

    日産 リーフは、2010年に発売された5ドアハッチバック型の電気自動車(EV)。走行中のCO2排出ゼロ、ガソリンをまったく使ず、100%電気で動く。

    日産は19日(金)、同社の公式Twitterで新型リーフの画像を公開。2017年に新型リーフが発表されることを明らかにした。

    投稿ではヘッドライトの画像に『想像を超える新型「日産リーフ 」、今年デビュー!』とのテキストを添えられた。