カテゴリー: F1モナコGP

  • メルセデス 「ハミルトンにミディアムを履かせたのは間違った判断だった」

    メルセデス 「ハミルトンにミディアムを履かせたのは間違った判断だった」

    メルセデスのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンに第2スティントでミディアムタイヤを履かせたのは戦略ミスだったと認める。

    フェラーリのシャルル・ルクレールがクラッシュしてコース上にデブリを撒き散らしたことでセーフティカーが導入された。そのタイミングで上位勢はピットイン。メルセデス勢はミディアムタイヤを選択した一方で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はハードタイヤを選択した。

    メルセデスは、ハードタイヤのウォームアップを懸念していたが、ルイス・ハミルトンはミディアムタイヤでグレイニングにッ苦しみ、66周にわたってマックス・フェルスタッペンからプレッシャーを受けることになった。

    ミディアムタイヤという選択について質問されたトト・ヴォルフは「ジェームス(ボウルズ/ストラテジスト)と話し合ったところだ。明らかに間違った判断だった」とコメント。

    「ミディアムが最後まで仕事をしてくれると考えていたが、そうはならなかった。だが、ハミルトンが我々を救ってくれた。彼のドライビングが我々を救った。タイヤ選択については分析する必要がある」

    「15~16周目に交換して正しくマネジメントすればミディアムタイヤで最後まで走り切れると計算していた。レースをリードしているときにはそれがかなり適切な戦略だった」

    「走行距離を伸ばさなければならないようには見えなかった。だが、20周目に左フロントタイヤにグレイニングが発生しているのがわかった。そして、彼はグレイニングによって引き起こされるアンダーステアについて不満を言いはじめた。最後まで走り切るのが非常に難しくなることは明らかだった」

    「我々はあと40周走り続けられるかどうかをかなり議論した。だが、通常のサーキットであれば、あと20周の距離であることを思い出して少し落ち着くことができた」

    「とは言え、かなりの無理しなければいけないのは全員がわかっていた。残り20周の時点で彼のタイヤのゴムはほとんどなくなっていたし、低速でも酷いアンダーステアが出ていた。ヘアピンでマシンが曲がっていないのがわかったと思う」

  • ホンダ | F1 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    ホンダ | F1 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPは、ホンダのPU(パワーユニット)を搭載するマシンが4台入賞を果たす一方で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが終始トップ争いを演じながら、ピットストップ時の5秒加算ペナルティーにより表彰台を逃すなど、ポジティブ、ネガティブの両面があるレースになった。

    3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、2番手奪取に向けて好スタートを切り、オーバーテイクを仕掛けたが惜しくも成功には至らず、結果的には3番手のままレースを続ける形になった。他車のクラッシュにより9周目にセーフティカーが導入されると、上位を走るマシンが一斉にピットイン。3番手を走るフェルスタッペンも前後のマシンと同じタイミングでピットインする。タイヤ交換を終えて1つポジションを上げた2番手で復帰するが、タイヤ交換終了後の発進時、後方からライバルが走行してくるタイミングでの発車が危険ということで、5秒加算のペナルティーという裁定が下された。その後は2番手のポジションから終始トップを走るハミルトンにアタックを続けるが、結果的に2番手でフィニッシュ。3番手、4番手のマシンもフェルスタッペンから5秒以内のタイムでフィニッシュしたため、ペナルティー加算後は4位でレースを終えた。

    8番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、セーフティカー導入時にピットインしない戦略を選択。その後力強い走りを見せてポジションを5番手に上げる。レース終盤には後続との距離を離し、ニュータイヤに交換。5番手のポジションのまま復帰すると、そこからファステストラップを記録してレースを終えた。

    一方のトロロッソ・ホンダの2台も、セーフティカー導入時にガスリーと同じ戦略を取った。クビアトが7番グリッド、アルボンが10番グリッドからスタートし、すべてのマシンがピットストップを終えたレース後半にはそれぞれ7番手と8番手の位置で走行する。2台ともに6番手を走行する前のマシンに迫るが、オーバーテイクが極めて難しいモンテカルロ市街地コースではポジションを上げることは叶わず、そのまま7位と8位でレースをフィニッシュし、2台同時入賞を果たした。

    なお、ホンダF1エンジンを搭載するマシンの4台同時入賞は1987年のイギリスGP以来、4台揃っての8位以内でのフィニッシュは1991年のイギリスGP以来になる。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のレースでは、Aston Martin Red Bull Racing とRed Bull Toro Rosso Hondaのすべてのマシンが完走し、4台同時入賞を果たしたことはポジティブにとらえています。一方で、フェルスタッペン選手がピットアウト時に5秒加算のペナルティーを受けてしまったことは残念に思っています。4台入賞という今日の結果からも分かるように、週末を通して両チームともいいパフォーマンスを見せ、レースも上手くまとめることができました。次のカナダGPは今回とはまた異なるタイプのサーキットになります。引き続きPUの開発をプッシュしていきたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝しています!今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていましたが、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できました。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものです。今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまいました。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかったです!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分です。スタートではなす術がありませんでした。ガスリー選手がクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができませんでした。それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしいです。獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができました。みんなからの声援もすごかったです!モナコで7位という結果はすばらしいことです。この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実りました。これを毎週継続していく必要がありますし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずです。マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要です」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足しています。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがありました。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったですし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができました。今日はとてもうれしいですし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していきます」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「今日は全力を尽くしましたし、楽しいレースになりました。僕らはすごく競争力がありましたし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができました。ルイス(ハミルトン選手)と戦うのはとても大変ですが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けました。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていました。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったのですが、十分に近づくことができませんでした。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみました。やや接触してしまいましたが、ダメージがなくてよかったです。ピットストップでのペナルティーは不運でしたが、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思います。もちろん、表彰台に上りたかったのですが、レースは楽しめましたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものです。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれませんが、僕は全力を尽くしましたし、できることはすべてやりきったつもりです。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれましたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くしました」

  • トロロッソ・ホンダ、シーズン初のダブル入賞 「素晴らしい週末」

    トロロッソ・ホンダ、シーズン初のダブル入賞 「素晴らしい週末」

    スクーデリア・トロ・ロッソのF1チーム代表フランツ・トストとテクニカルディレクターのジョディ・エギントンが、F1モナコGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンが8位でフィニッシュ。今シーズン初めてダブル入賞を果たし、10ポイントを獲得した。

    「週末の初めからトロロッソはここモナコで力強いパフォーマンスを発揮していた。予選では8番手と10番手に入り、7位と8位でレースを終えた。このような重要で難しいレースをトップ10内でフィニッシュできたことにとても満足していると言わなければならない」とフランツ・トストはコメント。

    「レースのスタートはOKだったし、ドライバーは良いファーストラップを走った。その後、メインのゴールはタイヤをセーブし、オーバーシュートせず、グレイニングを発生させないことだった。ダニーとアレックスの二人ともがそれを非常にプロフェッショナルにこなした」

    「戦略が良かった。セーフティカーが導入されたときにステイアウトし、完璧なタイミングで両方のドライバーを呼び入れ、グロージャンを抑えることができた」

    「我々にとって重要な10ポイントであり、ドライバーとチームに競争力のある優れた週末を祝福したい。ホンダのエンジンを搭載した4台がトップ8でレースを終えるのを見ることができ本当に満足している。引き続きポイントを獲得できることを願ってカナダに備えよう」

    ジョディ・エギントンは「両方のドライバーが予選でトップ10入りしたポジティブな土曜日に続き、我々は今日仕事を終え、両方のドライバーが7位と8位でフィニッシュしてポイントを獲得することができた。素晴らしいことだ」とコメント。

    「裏で雨の脅威が迫っているなか、我々はできる限り多くの戦略オプションをオープンにしておくために第1スティントのタイヤをなんとか管理することを決定した。雨のリスクがあったが、到着することはなかった。だが、我々は準備していたし、すべてがうまくいった。ドライバーはタイヤをマネジネントして必要なときにプッシュするという素晴らしい仕事をしてくれた」

    「チームの運営側も今日は堅実なピットストップと優れたピットウォールコミニュケーションで良い仕事をした。我々はふさわしいポイントで報われた。シーズンは長いが、STR14は開発によく反応しているし、さらなるゲインを得られると確信している」

    関連:【動画】 2019年 F1モナコGP 決勝ハイライト

  • セルジオ・ペレス 「危うくコースマーシャルを轢くところだった」

    セルジオ・ペレス 「危うくコースマーシャルを轢くところだった」

    セルジオ・ペレスは、F1モナコGPの決勝レースで危うくコースマーシャルを轢くところだったと語った。

    レース序盤、クラッシュしたシャルル・ルクレールがコース上にデブリを撒き散らしたことでセーフティカーが導入された。そのタイミングでセルジオ・ペレスはタイヤ交換のためにピットインしている。

    タイヤ交換を終えてピットを出てセルジオ・ペレスは、出口でデブリを清掃していたコースマーシャルと遭遇。なんとか回避行動をとったことで大事には至らなかったが、レース後に公開された動画から非常に危険な状況だったことが判明した。

    「このようなインシデントがあったので、今日の結果にはとにかくとてもハッピーだ。僕たちみんなが無事に家路について、家族のもとに帰れるんだからね。マーシャルたちの安全のためにも、二度と起きないことを願う!」とセルジオ・ペレスは投稿した。

    「セーフティカー中にマーシャルが突っ込んできかけたんだ。2人のマーシャルをもうちょっとで轢いてしまうところだった」

    「最悪だった。彼らは走って戻っていたんだけど、僕がピットから出てきていた。僕はブレーキをかけなければならなかったし、僕が避けることができて彼らはとてもラッキーだったと思う」

    「マーシャルたちはいつも本当に素晴らしい。もちろん安全は重要だけど、結局のところ、何よりも大事なのはマーシャルとドライバーの安全だからね」

  • セバスチャン・ベッテル、棚ぼた2位 「レッドブルの方が速かった」

    セバスチャン・ベッテル、棚ぼた2位 「レッドブルの方が速かった」

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリにとって難しい週末となったモナコでライバルのミスを最大限に活かして2位表彰台を拾えたことをうれしく思うと語る。

    4番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルだが、マックス・フェルスタッペンとバルテリ・ボッタスのピットレーンでの接触を活かして2位でフィンニッシュした。

    接触によってパンクしたバルテリ・ボッタスが2度目のピットレーンを強いられたことで3番手に浮上したセバスチャン・ベッテルは、マックス・フェルスタッペンの5秒加算ペナルティによって2位にした。

    「あまり期待していなかったのは確かだけど、レース展開で他のドライバーが犯したミスの恩恵を受けることができた」

    「ボッタスがピットレーンに押し込まれてパンクしたことで僕たちはポジションを得ることができいたし、マックスのペナルティがあったので彼らについていくことが重要だった」

    「アントニオ・ジョビナッツィが僕を行かせてくれたのかどうかはわからないけど、2~2.5秒失ってしまい、メルセデスが苦戦したことでレース全体で列になっていた」

    「そのあと突然3秒を失ったし、当然、フェルスタッペンの5秒以内に留まることが目標だった。でも、最後は問題なかった」

    フェラーリにとって今シーズンのベストリザルトとなる2位を獲得したが、シャルル・ルクレールが予選Q1での敗退の後、リタイアを喫したことで、フェラーリは完全に満足はしていないとセバスチャン・ベッテルは認める。

    「良い結果だけど、良い週末ではなかった。昨日はQ1で1台を失った。今日、シャルルに何が起こったのかはわからないけど、後方からのスタートは常に難しいものだ」

    「チームとして最も幸運なレースではなかった。ペースはなかったけど、僕たちは棚ぼたで2位になった。やれることはすべてやったけど、勝利を目指してプレッシャーをかけられるようなペースがなかったのは確かだ」

    「範囲内に留まろうとしていた。もっとプレッシャーをかけたかったけど、ルイスやマックスほど酷くはなかったにしろタイヤに苦しんでいた。僕のタイヤはとにかく熱が入らなかった」

    「ちょっとトリッキーだったけど、素晴らしい結果だ。僕たちにはやらなければならない作業がたくさんある。僕たちは彼らと比較して十分に速くない」

  • シャルル・ルクレール 「リスクを冒さなければならなかった」

    シャルル・ルクレール 「リスクを冒さなければならなかった」

    シャルル・ルクレールは、フェラーリの予選でのミスによって後方グリッドからスタートすることですでに妥協を強いられており、リスクを冒さなければならなかったと語る。

    フェラーリがカットオフタイムを読み間違ったことでQ1敗退を喫したシャルル・ルクレールは、15番グリッドからレースをスタート。序盤から強引にオーバーテイクを仕掛けて12番手まで順位を上げたが、ラソースでニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)に仕掛けた際にウォールに接触。

    リアタイヤをパンクさせてマシンのボディワークを大きく損傷させたシャルル・ルクレールは、数周後にマシンが“運転不能”となってレースをリタイアした。

    フェラーリ加入後、初めてのリタイアとなったシャルル・ルクレールは、後方グリッドからのスタートですでにレースは妥協を強いられており、リスキーなオーバーテイクを仕掛けるしかなかったと語る。

    「とても難しかった。レース前に言ったようにい多くのリスクを冒さなければならなかった」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「最初は楽しかったけど、残念ながら、それは災害で終わった。でも、15番手からスタートするときのモナコの問題は僕たちにペースがないことだった。今日は挽回するのは難しかった」

    シャルル・ルクレールは、パンクしたタイヤでフロアとリアウイングにダメージを負ったことで“ダウンフォースの80%”を失っていたと見積もっている。

    「フロアの大部分を失った。エンジニアはそれを見ていなかったと思う。右側にダメージを負っていたけど、彼らは左側を見ていたからね。左側はそれほどダメージを負っていなかったけど、右側は完全になくなっていた」

    「もちろん、僕は諦めたりはしないけど、今回続行するのは現実的ではなかった。75%くらい失っていたと思うからね。通常、あまり頻繁には聞かない数字かもしれないけど、クルマのフォースの80%くらいだし、運転は不可能だった」

    シャルル・ルクレールはドライバーズ選手権で5位に留まっているが、4位のマックス・フェルスタッペンとの差は21ポイントに広がった。

  • バルテリ・ボッタス 「3位で終えられたのは少しラッキーだった」

    バルテリ・ボッタス 「3位で終えられたのは少しラッキーだった」

    バルテリ・ボッタスは、マックス・フェルスタッペンとのピットレーンでの接触によってもっと多くを失うと考えていたので、3位表彰台で終われたことは“不運だったけど、ちょっと幸運でもあった”と感じいている。

    レース序盤にチームメイトの後ろの2番手を走行していたバルテエリ・ボッタスだったが、セーフティカー中のピットインでマックス・フェルスタッペンに前に出られた。

    マックス・フェルスタッペンがピットからリリースされた後、二人は一瞬サイド・バイ・サイドになり、バルテリ・ボッタスはウオールに押し込まれてタイヤをパンクさせた。

    次のラップでピットインを余儀なくされたバルテリ・ボッタスだったが、マックス・フェルスタッペに5秒加算ペナルティが科せられたことで3位でレースをフィニッシュした。

    「あれはこのレースを本当に難しくした」とバルテリ・ボッタスは語る。

    「ストップが遅かった理由はわからない。そのあと、マックスがピットレーンで僕と並んだ。彼はそれまで後ろにいたけど、ピットレーンでは彼がわずかに前にいた。僕たちはサイド・バイ・サイドになったけど、彼は右側に居続けたので、僕たちは接触した。スペースがなかったので僕はウオールにも接触してしまい、それによってパンクしてしまった」

    「再びピットインしてフィールドの後方に下がるだろうと思ったけど、セブにポジションを奪われただけで済んだ。だから、不運だったけど、ちょっとラッキーでもあった」

    「もっと悪い結果だった可能性もあるし、それでも重要なポイントだ。でも、スターティングポジションから後退して落胆している」

    マックス・フェルスタッペンに対する5秒加算ペナルティは正当な裁定だと感じたかと質問されたバルテリ・ボッタスは「僕が失ったものを取り戻せるわけではないので難しい」とコメント。

    「僕が取り戻すことができた唯一のものはマックスが受けたペナルティによる彼のポジションだ。でも、セバスチャンに対して失ったポジションを取り戻す方法はなかった」

    「彼は彼のペナルティを受けたと思うし、そこはOKだ。それ以上のことを話しても意味はない」

    バルテリ・ボッタスは、オープングラップのターン1でマックス・フェルスタッペンとサイド・バイ・サイドになった際、フェルスタッペンが自分にヒットしてくると思っていたと語る。

    「マックスはイン側から明らかに素晴らしいスタートを切っていたし、ターン1でそこにいた。でも、アウトサイドに留まっていれば、もっとスピードを維持できるので問題はないことはわかっていた」とバルテリ・ボッタスは語る。

    「コーナーの真ん中で彼がヒットしてくると思った瞬間があったけど、彼はそうしなかったし、それには満足している。やるべきことをやった」

  • レッドブル代表 「マックスはチェッカーフラッグまで諦めなかった」

    レッドブル代表 「マックスはチェッカーフラッグまで諦めなかった」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1モナコGPの決勝レースを振り返った。

    クリスチャン・ホーナーは、最後まで戦って4位入賞を果たしたしたマックス・フェルスタッペン、ファステストラップを記録して5位でフィニッシュしたピエール・ガスリー、そして、4台全車がポイントを獲得したホンダのF1エンジンを称賛した。

    「今日のマックスの走りは見事だった。グリッドポジションを離れた彼はターン1でボッタスを抜きかけたが、十分に並ぶことはできなかった」とクリスチャン・ホーナーは振り返る。

    「メカニックはピットストップで素晴らしい仕事をしてマックスはボッタスの前でボックスを離れた。ルールに従っていたし、問題なかった。残念ながら、全てがあまりにタイトで結果としてメルセデスがバリアに接触し、スチュワードはマックスに5秒ペナルティを科した」

    「マックスは残りのレースをライオンのように走り、ルイスを追い抜くためにあらゆることを試みた。我々の方がタイヤ戦略が良かったが、仕掛けるためにシケインで近づけたのは実際に1周だけだった。2番手でフィニッシュしたが、トップ4は非常に接近していたので、彼は表彰台を逃すことになった。あのような走りをしたマックスが今日を4位で終えたのは厳しいが、彼はチェッカーフラッグまで諦めなかった」

    「ピエールは昨日のペナルティによる8番手スタートから本当に素晴らしい挽回をみせた。彼は落ち着いていたし、トラックがクリアになったときは速さを見せて、順位を上げていった。2回目のピットストップのおかげで彼はチームにとって重要なエクストラポイントのためにファステストラップを叩き出し、そして、5位まで順位を上げることができた。彼とチームによる素晴らしい仕事、そして、4台のホンダのF1エンジンを搭載したマシンがトップ8に入ったホンダを祝福したい」

    関連:F1モナコGP 結果 | ルイス・ハミルトンがニキ・ラウダに捧げる勝利

  • ピエール・ガスリー、5位入賞 「優れた戦略とすばらしいマシンがあった」

    ピエール・ガスリー、5位入賞 「優れた戦略とすばらしいマシンがあった」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1モナコGPの決勝レースを5位でフィニッシュした。

    8番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、セーフティカー導入時にピットインしない戦略を選択。その後力強い走りを見せてポジションを5番手に上げる。レース終盤には後続との距離を離し、ニュータイヤに交換。5番手のポジションのまま復帰すると、そこからファステストラップを記録してレースを終えた。

    「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足している」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがあった。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができた」

    「今日はとてもうれしいし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していく」

    関連:【動画】 2019年 F1 モナコGP 決勝ハイライト

  • ホンダF1、32年ぶりの4台同時入賞 「ポジティブな結果」

    ホンダF1、32年ぶりの4台同時入賞 「ポジティブな結果」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1モナコGPの決勝レースを振り返った。

    F1モナコGPでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが5位。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンが8位に入り、ホンダのF1エンジンを搭載するマシンが4台揃って入賞。

    ホンダのF1エンジンが4台揃って入賞を果たしたのは、ウィリアムズ(ナイジェル・マンセル/ネルソン・ピケ)とロータス(アイルトン・セナ/中嶋悟)にエンジンを供給していた1987年のF1イギリスGP以来、32年ぶりとなる。

    「今日のレースでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングとレッドブル・トロロッソ・ホンダのすべてのマシンが乾燥し、4台同時入賞を果たしたことはポジティブにとらえています」

    「一方で、フェルスタッペン選手がピットアウト時に5秒加算ペナルティを受けてしまったことは残念に思っています」

    「4台入賞という今日の結果からも分るように、週末を通して両チームともいいパフォーマンスを見せ、レースも上手くまとめることができました。次のカナダGPは今回とはまた異なるタイプのサーキットになります。引き続きPUの開発をプッシュしていきたいと思います」

    関連:F1モナコGP 結果 | ルイス・ハミルトンがニキ・ラウダに捧げる勝利