カテゴリー: F1モナコGP

  • フェルスタッペンとボッタスのピットでの接触事故はハミルトンが誘発?

    フェルスタッペンとボッタスのピットでの接触事故はハミルトンが誘発?

    F1モナコGPでのピットレーンでのマックス・フェルスタッペンとバルテリ・ボッタスの接触事故を誘発したのはルイス・ハミルトンだった可能性がある。

    シャルル・ルクレールの接触事故をきっかけに導入されたセーフティカーでマックス・フェルスタッペンとバルテリ・ボッタスは同じタイミングでピットイン。作業を終えた二人はピットレーンで接触し、フェルスタッペンにはアンセーフリリースで5秒加算ペナルティが科せられた。

    マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを追いかける一方で、バルテリ・ボッタスは接触で右フロントタイヤがパンクしたことによって再度ピットインを強いられ、ハードタイヤに交換した。

    メルセデスは、ダブルピットストップを敢行していたが、バルテリ・ボッタスとマックス・フェルスタッペンのクラッシュはルイス・ハミルトンが誘発した可能性がある。

    メルセデスのストラテジストを務めるジェームス・ボウルズは「モアナコでセーフティカー中にピットストップできるのであれば、それは実際にこの上なく素晴らしいことだ」とコメント。

    「ダブルスタックのセーフティカーストップを行うときは、1台目がッピットレーンでサービスを受け、2台目がすぐにスロットに入れるように2台のクルマのギャップを空けることが重要だ。バルテリは完璧だった」

    「残念ながら、ルイスは離れる際にホイールガンのひとつを引っかけた。きとんとリセットするのに数秒かかり、コンマ数秒が犠牲になった。それだけではあるが、それだけあれば十分だ」

  • メルセデス 「レースがもう1周長ければハミルトンは負けていた」

    メルセデス 「レースがもう1周長ければハミルトンは負けていた」

    メルセデスF1チームのストラテジストを務めるジェームス・ボウルズは、F1モナコGP終盤のルイス・ハミルトンの右フロントタイヤを酷い状況だったとし、レースがもう1周長ければ負けていただろうと語る。

    F1モナコGPでメルセデスは10周目にセーフティカーが導入された際の1回目のピットストップでルイス・ハミルトンにミディアムコンパウンドを選択。ルイス・ハミルトンはライバルよりも耐久性の低いタイヤで67周のスティントを耐えなければならかった。

    レース後、メルセデスは戦略的に間違った判断だったことを認めている。

    ジェームス・ボウルズは、ルイス・ハミルトンがFP2で満足のいくロングランペースを発揮していたためミディアムコンパウンドを選択するという判断は正当なものであったとしつつも、もう1周長ければ、ルイス・ハミルトンは生き残っていなかっただろうと振り返る。

    「通常、モナコでは到達しようとしているスティントの長さに対応できる最も柔らかいゴムを望むものだ」とジェームス・ボウルズは説明する。

    「厳しくなることはわかっており、多くのマネジメントが必要になることもわかっていた。しかし、木曜日のデータに基づいてミディアムタイヤが機能すると信じていた」

    「ミディアムタイヤを装着した2つ目の理由はレース中に雨が降る可能性があったことだ。ほんの少しの雨は降ったが、我々はインターミディエイトで行くには不十分だが、ドライタイヤでは難しくなるようなもう少し強い雨が降ると予測していた」

    「ミディアムは、わずかに柔らかいコンパウンドであり、そのようなコンディションでわずかに広い適用範囲を提供していた可能性がある」

    レース終盤、ルイス・ハミルトンのリアタイヤとフロントタイヤの摩耗度は大きな違いが出ており、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンからのプレッシャーを受けるなかで、フロントタイヤの状況は悪化していった。

    「フロントタイヤは、通常の働きをしなくなっていた」とジェームス・ボウルズは認める。

    「残り20周の時点で、ルイスのフロントにはタイヤがほとんど残っていなかっし、本当に気にかけなければならなかった」

    「その後、彼は特にロウズでクルマを曲げるためにリアアクスルを使い始めた。リアも磨耗していったが、それでもフェルスタッペンを抑えるには十分に残っていた」

    「レース終了時にはタイヤ、特にフロントタイヤは限界に近づいていた。レースがもう1周あったら、トラブルに見舞われただろうと確信している」

    「木曜日に我々は宿題をこなしていた。FP2でミディアムタイヤを装着し、どれくらい磨耗するかを理解し、レースで何周走れるかの予測を立ていた」

    「その宿題から、しっかりとマネジメントすれば、決勝で予定しているスティントはこなせるという判断に至った。実際には、それは正しくなかったし、決勝レースを楽に進めることができなかった。左フロントタイヤは我々の想定よりもかなり早い時点で摩耗し始めていた」

    「最後は限界に達していた。ハードタイヤを装着することが正解だったことっ疑いの余地はない。そうすれば問題に対する抵抗力が増していたはずだ。ハードを履かせていたら、ルイスははるかに楽なレースができていただろう」

  • トロロッソ・ホンダ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、ダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンが8位でレースを終えた

    フランツ・トスト(チーム代表)
    「週末の初めからトロロッソはここモナコで力強いパフォーマンスを発揮していた。予選では8番手と10番手に入り、7位と8位でレースを終えた。このような重要で難しいレースをトップ10内でフィニッシュできたことにとても満足していると言わなければならない」

    「レースのスタートはOKだったし、ドライバーは良いファーストラップを走った。その後、メインのゴールはタイヤをセーブし、オーバーシュートせず、グレイニングを発生させないことだった。ダニーとアレックスの二人ともがそれを非常にプロフェッショナルにこなした。戦略が良かった。セーフティカーが導入されたときにステイアウトし、完璧なタイミングで両方のドライバーを呼び入れ、グロージャンを抑えることができた。我々にとって重要な10ポイントであり、ドライバーとチームに競争力のある優れた週末を祝福したい。ホンダのエンジンを搭載した4台がトップ8でレースを終えるのを見ることができ本当に満足している。引き続きポイントを獲得できることを願ってカナダに備えよう」

    ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)
    「両方のドライバーが予選でトップ10入りしたポジティブな土曜日に続き、我々は今日仕事を終え、両方のドライバーが7位と8位でフィニッシュしてポイントを獲得することができた。素晴らしいことだ。裏で雨の脅威が迫っているなか、我々はできる限り多くの戦略オプションをオープンにしておくために第1スティントのタイヤをなんとか管理することを決定した。雨のリスクがあったが、到着することはなかった。だが、我々は準備していたし、すべてがうまくいった。ドライバーはタイヤをマネジネントして必要なときにプッシュするという素晴らしい仕事をしてくれた。チームの運営側も今日は堅実なピットストップと優れたピットウォールコミニュケーションで良い仕事をした。我々はふさわしいポイントで報われた。シーズンは長いが、STR14は開発によく反応しているし、さらなるゲインを得られると確信している」

    ダニール・クビアト(7位)
    「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分だ。スタートではなす術がなかかった。ガスリーがクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができなかかった。それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしい。獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができた。みんなからの声援もすごかった! モナコで7位という結果はすばらしいことだ。この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実った。これを毎週継続していく必要があるし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずだ。マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要だ」

    アレクサンダー・アルボン(8位)
    「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝している! 今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていたけど、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できた。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものだ。今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまった。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかった!」

  • レッドブル・ホンダ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが5位でレースを終えた

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「今日のマックスの走りは見事だった。グリッドポジションを離れた彼はターン1でボッタスを抜きかけたが、十分に並ぶことはできなかった。メカニックはピットストップで素晴らしい仕事をしてマックスはボッタスの前でボックスを離れた。ルールに従っていたし、問題なかった」

    「残念ながら、全てがあまりにタイトで結果としてメルセデスがバリアに接触し、スチュワードはマックスに5秒ペナルティを科した。マックスは残りのレースをライオンのように走り、ルイスを追い抜くためにあらゆることを試みた。我々の方がタイヤ戦略が良かったが、仕掛けるためにシケインで近づけたのは実際に1周だけだった。2番手でフィニッシュしたが、トップ4は非常に接近していたので、彼は表彰台を逃すことになった。あのような走りをしたマックスが今日を4位で終えたのは厳しいが、彼はチェッカーフラッグまで諦めなかった。ピエールは昨日のペナルティによる8番手スタートから本当に素晴らしい挽回をみせた。彼は落ち着いていたし、トラックがクリアになったときは速さを見せて、順位を上げていった。2回目のピットストップのおかげで彼はチームにとって重要なエクストラポイントのためにファステストラップを叩き出し、そして、5位まで順位を上げることができた。彼とチームによる素晴らしい仕事、そして、4台のホンダのF1エンジンを搭載したマシンがトップ8に入ったホンダを祝福したい」

    マックス・フェルスタッペン(4位)
    「今日は全力を尽くしたし、楽しいレースになった。僕らはすごく競争力があったし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができた。ルイス(ハミルトン)と戦うのはとても大変だが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けた。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていた。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったけど、十分に近づくことができなかった。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみた。やや接触してしまったけど、ダメージがなくてよかった。ピットストップでのペナルティーは不運だったけど、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思う。もちろん、表彰台に上りたかったけど、レースは楽しめたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものだ。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれないけど、僕は全力を尽くしたし、できることはすべてやりきったつもりだ。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くした」

    ピエール・ガスリー(5位)
    「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足している。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがあった。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができた。今日はとてもうれしいし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していく」

  • メルセデスAMG F1 | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    メルセデスAMG F1 | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    メルセデスAMG F1は、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、ルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタスが3位でレースを終えた

    トト・ヴォルフ(チーム代表)
    「この結果には多くの意味がある。我々の元から旅立ってしまったワールドチャンピオンのためのワールドチャンピオンによるドライブだった。これ以上にドラマチックなレースはあり得なかったし、終わってくれてほっとしている」

    「ルイスの仕事は驚異的であり、マックスとの非常に激しいレースだった。後から考えれば、ルイスのタイヤ選択は間違いだったとわかる。ピットストップではハードを選ぶべきだった。だが、このようなことは起こるものであり、あの時はミディアムが正しいだと考えていた。違いを見せ、レースを管理したのはドライバーだ。バルテリはピットストップで後退し、ピットレーンでフェルスタッペンと接触してやや厳しい時間を過ごしたが、それでも素晴らしい仕事をしてくれた。今は反撃を誓っていることだろう。本当にハードに戦っての勝利だった。カナダに向けて出発するまでの今後数日間、我々にはウィーンでニキの葬儀に出席するという辛い時間が待っている」

    アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア)
    「今回のレースはニキのためにも勝ちたかったが、モナコで優勝というのは言うがやすしだ。レース序盤は若干ながら雨の可能性があったが、実際に本降りになることはなかったので、中団グループとのギャップを築けるように予定していたよりも若干ハードにプッシュできた。セーフティカーが望んでいたよりも早くに導入され、後から考えればハードタイヤを装着すべきが、リスタート時のウオームアップに懸念があったのでミディアムを採用した。たが、それがルイスにとって状況を難しくしたことは間違いなく、我々が下した判断と当時の情報を見直していく。今日のルイスは勝つためにかなり懸命にプッシュしなければならなかったが、最後まで本当にうまく走りきってくれたことをうれしく思う。バルテリのレースもセーフティカー導入時に妥協を強いられた。我々はレッドブルのリリースが問題なかったと思うが、マックスはバルテリをウオールに押し込まずにスペースを与える余裕があった。接触で右フロントのホイールリムが破損し、パンクを引き起こしたため、ピットに入れて新しいタイヤを装着しなければならなくなった。それ以降、彼のチャンスは限られてしまい、マシンは優れたペースを発揮していたにもかかわらず、単純にここでは追い抜きができず、バルテリはベッテルの後方で身動きがとれずフラストレーションの溜まるレースとなった。マックスにタイムペナルティが科されたことで、バルテリが表彰台に復帰できたことはいくらか慰めになる。ルイスはよくやった。今日の彼には必要以上に難しいレースを戦わせることになってしまったが、今、我々の思いはニキ、そして彼の家族とともにある。この数年を通して彼はこのチームにとって非常に大きな存在になっており、彼の知恵や率直な意見からどれほどの利点を得られたことか。彼の代わりなど存在しない。そういう人だ。彼ならきっと100%を尽くしてハードにレースすることを望むだろうし、これからも私たちはそうしていく」

    ルイス・ハミルトン(優勝)
    「今日は僕のキャリアで最も困難なレースのひとつだった。本当に激しかった。残り20周で最後まで走り切れないのではないかと思っていた。クラッシュしそうだったし、クルマとかなり格闘していた。タイヤがまったく残っていなかったし、コース上にクルマを留めているものかなり大変だった。『ニキだったらどうするだろう?』と考えていた。持っている全てを出し切って最善を尽くした。ミスをしないようにとにかく集中していた。今日、彼は見てくれていたと思うし、彼が傍にいてくれたから何とかなったと思う。今日、僕は彼のヘルメットをかぶっていたので、彼をがっかりさせたくなかった。彼は僕の心の中にいたし、今週末は彼のために結果を出してやると思っていた。絶対にプレッシャーに押しつぶされたくなかった。今日の勝利はニキに捧げる」

    バルテリ・ボッタス(3位)
    「僕のレースはピットで決まった。僕たちはセーフティカー中でダブルピットストップを敢行した。ルイスが先でそのあと僕だった。ベッテルとフェルスタッペンも入ってきて、僕がピットを離れたときにマックスも同時にリリースされて、サイド・バイ・サイドになった。僕たちは接触して、行き場がなくて僕はウォールにヒットして、右フロントがパンクしてしまった。それで翌周にもう一度ピットストップしなければならなかった。その時点で自分はフィールドの最後尾になってしまうと思ったけど、1つポジションを失っただけだったので、不運だったけど、同時にラッキーだったと思う。予選よりも低いポジションでレースをフィニッシュするのはいつだってがっかりするものだ。でも、僕のペースは週末を通して本当に良かったし、それでも自分とチームのために貴重なポイントを獲得することができいた。朝に最初に考えたことのひとつは、ニキのためにいい走りをしたいということだった。彼のために勝ちたかった。残念ながら、僕ではないけど、ルイスが勝ったし、ニキは今誇りに思っていると確信している」

  • フェラーリ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    フェラーリ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    フェラーリは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、セバスチャン・ベッテルが2位、シャルル・ルクレールがリタイアでレースを終えた

    マッティア・ビノット(チーム代表)
    「4番手スタートだったことを考えれば、オーバーテイクが非常に難しいことで知られるトラックでのセブの2位が良い結果であるのは間違いない。今日はレースを通して良いペースを発揮し、楽なタスクではなかったタイヤのマネジメントも素晴らしかった」

    「シャルルは、昨日の予選で起きた出来事によりレースに妥協を強いられたため、ポジションを上げるにはバトルするしかないと分かっており、強力なスタートを決めた。素晴らしい出だしだったが、アグレッシブになることは常にリスクを伴う。いくつか素晴らしい追い抜きを決めたが、最後の1回はおそらく少しハードに行き過ぎてしまったのだろう。だが、あれは正しい姿勢だったと言える。彼は絶対にあきらめたり降参したりしないことを示した。今回は運が混在したレースだったし、今の我々はすでにカナダの準備を進めている」

    セバスチャン・ベッテル(2位)
    「今日はタフなレースだったけど、最終的に2位は素晴らしい結果だし、モナコような象徴的なトラックで表彰台を獲得できてチームのためにうれしく思う。今日は他のドライバーのミスからも恩恵を受けたけど、それもゲームの一部だ。タイヤに苦しんでいるルイスを追いかけていて、マックスが彼をとても近くまで追い上げて、彼らが接触したのを見たとき、一瞬、“勝てるかもしれない!”と思ってしまったよ。僕たちにやるべき仕事がたくさんあることはわかってるし、今日はハッピーだけど、完全にハッピーというわけではない」

    シャルル・ルクレール(リタイア)
    「僕たちにパフォーマンスはあったので、結果に繋がらなかったのは残念だ。15番手スタートだったので、ポジションを上げるために戦うためには違うことをやって多くのリスクを冒さなければならないことはわかっていたので、全力を尽くした。レースの序盤は楽しかったし、とても順調だった。9周目にニコをオーバーテイクするときにリアをウオールにこすって接触してしまい、リアタイヤとフロアを傷つけてしまった。新しいタイヤでレースを続けようとしたけど、事故の後はかなりのダウンフォースを失っていたのでリタイアせざるを得なかった。全体的には難しい週末だったけど、すでにカナダでの次レースに完全に集中しているし、挽回できるように全力を尽くす」

  • マクラーレン | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    マクラーレン | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    マクラーレンは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、カルロス・サインツが6位、ランド・ノリスが11位でレースを終えた

    アンドレアス・サイドル(マネージングディレクター)
    「クリーンでレースをうまく実行してくれたチームに感謝したい。この結果は我々のコンストラクターズ4位を強化するものであり、現場とファクトリーの全員によるハードワークによって良い報酬だ」

    「カルロスは1周目にひとつポジションを上げ、戦略チームの正しい判断によってセーフティカー中にステイアウトし、また2つポジションを上げることができた。それに加え、フィールド全体で最速のピットレーンタイム、クビアトの前に留まるためにカルロスが生み出した強力な走りとマネイジング、それら全ての組み合わせにより、彼は相応しい6位を獲得した。ランドは序盤に2つポジションを失った。したがって、彼ッはミディアムコンパウンドを管理し、第1スティントを長くするという戦略を採った。それは彼のレースに妥協を強いたが、カルロスのレースを助けた。ランドが彼のモナコGPデビューを1つのポジションで逃した後、カナダで2台揃ってポイントを獲得するために全員がカナダに向けて本当に集中している」

    カルロス・サインツ(6位)
    「イエス! 今日の6位はとても良い結果だし、3戦連続でポイントフィニッシュだ。素晴らしい1周目だったし、ターン3でトロロッソの2台を抜くことができた。間違いなく、僕のベストオーバーテイクのひとつだ。その後、セーフティカー中に良い判断でピットインして、堅実なラップで6位を獲得することができた。メカニックがまた速いピットストップをしてくれたし、素晴らしいラップでクビアトのストップから守ることができた。そこからはタイヤを管理して、完走することが重要だった。僕たちにそれほど適していないトラックでまた重要なポイントを獲得することができた。僕たちは改善するためにプッシュし続ける必要があるけど、今日はチーム全員におめでとうと言いたい」

    ランド・ノリス(11位)
    「長いレースだったし、これ以上のことはできなかった。序盤に2台に抜かれてしまった。でも、二人ともパンクをしたのであまり影響はなかった。そのあとはかなりストレートなレースだった。レース中盤はタイヤをマネジメントしなければならなかった。それは僕のペースを制限して、実際にカルロスを助けた。最終的にチームにとって良い結果だったし、それはポジティブなことだ。僕にとっては素晴らしいものではなかったかもしれないし、1ポイントは獲れたかもしれない。それでも満足している」

  • ルノーF1チーム | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    ルノーF1チーム | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    ルノーF1チームは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、ダニエル・リカルドが10位、ニコ・ヒュルケンベルグが14位でレースを終えた

    シリル・アビテブール(マネージングディレクター)
    「昨日の良い予選の後、仕事の大部分が完了したと思っていた。残念ながら、一日で唯一の最も重要な決断はセーフティカー中にダニエルをストップさせたことだった。間違った方向に転んでしまったし、マクラーレンにノリスとサインツとのスマートなチーム戦略を実行する機会を与えてしまった」

    「小さなポジティブな点はポイントに戻れたことだが、もっと大きなポジティブな点は、昨日のショートランだけでなく、今日のロングランでもクルマがポテンシャルを示したことだ。パッケージの競争力を改善させるためにチームとドライバーがやってきたハードワークに報いる機会を逃したのは明らかだ」

    ダニエル・リカルド(10位)
    「正直、とてもフラストレーションを感じいるレースだった。素晴らしいスタートを切って、力強いターン1でケビン(マグヌッセン)をにいて5位に浮上することができた。そのあとセーフティカー中にピットインしたけど、そこで逃した。僕たちはすべてのカードを手に持っていたので、間違いなくもっと良い素晴らしい結果を獲得できたはずだ。いくつかポイントを逃してしまったし、クルマは常にスピードを使うことができなかったけど、とても良かった。何が起こったのか調べて、今後のレースにむけて対処していきたい」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(14位)
    「今日は何も思い通りには進まなかった。それなりのスタートが切れたし、ラインをクリーンに維持していた。その後、シャルル(ルクレール)にタイヤを切られてパンクしてしまった。幸いにも僕はウオールにヒットしなかったけど、セーフティカーが入って全員が僕に対してゲインを得たし、その後トレインの後ろに復帰してしまい、そこから挽回するのは難しかった。今日の結果は現時点のルノーの競争力を反映しておらず、受け入れがたい。最後、クリーンなトラックではとても良いペースを示していた。クルマには結果が示すよりも多くのパフォーマンスとポテンシャルがあった。でも、時にそれがレースであり、カナダではチャンスを最大限に生かす必要がある」

  • 2019年 F1 モナコGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 モナコGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    優勝したルイス・ハミルトンは、「これまでで最もハードなレースだった」とコメント。ソフトでスタートしたハミルトンは、セーフティーカー導入周回中の11周目にミディアムへ交換する1ストップ戦略をとった。その後、78周のフィニッシュまで、より耐久性の高いハードタイヤで走行するライバルに猛追されながら、終始ミディアムでのペースコントロールを余儀なくされた。

    ■キーポイント
    ・ フェラーリのシャルル・ルクレールは、後方のスタートからの追い上げを計り、ライバルのマシンに接触した。この影響によるデブリを取り除くために、11周目にセーフティカーが導入された。上位勢の多くが、このセーフティカー導入周回中にピットストップをおこなった。

    ・ トップ走行中のハミルトンは、ミディアムタイヤへ交換した。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、同じタイミングでハードタイヤへ交換するピットストップで2位へ浮上したが、アンセーフリリースによる5秒加算ペナルティーを科された。

    ・ 3位を獲得したメルセデスのバルテリ・ボッタスは、1回目のピットストップ時のフェルスタッペンとの接触によるホイールダメージにより、セーフティカー導入周回中に2回目のピットストップを強いられた。

    ・ ハミルトンは、フェルスタッペンに猛追されながら、ミディアムタイヤのライフを最大限にすべく、ペースをマネージメントした。

    ・ レッドブルのピエール・ガスリーは、5位のままポジションをおとすことなく、終盤にソフトタイヤへ交換し、ファステストラップポイントを獲得した。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ ハードC3: ハードは、ハミルトンを除く表彰台ドライバーに使用され、性能と耐久性の良好なバランスを示し、長い第2スティントの最適な選択となった。

    ・ ミディアムC4: ハミルトンがレースの大半で使用したミディアムは、フロントにグレイニングが発生しつつも、ライバルの追い上げを抑えるリアの強力なトラクションを維持していた。

    ・ ソフトC5: 大半のドライバーがソフトタイヤでスタートした。なかでも、ハースのロマン・グロージャンは、ソフトでのオープニングスティントで50周を走行した。

    マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
    「不安定な天候状態の下、レースの大半でハミルトンとフェルスタッペンとの争いが展開されるなど、スリリングなグランプリがみられました。ハミルトンとフェルスタッペンは僅差であったため、終盤の残り数周の時点では接触も発生してしまいました。ハミルトンは、セーフティカー導入周回中にミディアムへ交換するピットストップをおこない、ライバルたちよりも柔らかいこのコンパウンドを非常に効果的にマネージメントし、レースの残り66周を走行してフィニッシュしました。この点が、レースの決定的なポイントとなりました。フェラーリは、ベッテルにハードタイヤを装着させる戦略で表彰台を獲得しました。優勝へ導いたハミルトンのタイヤ管理能力を、ニキ・ラウダも誇りに思っていることでしょう」

    Formula1 Monaco Grand PrixF1 モナコグランプリ

  • ハースF1チーム | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    ハースF1チーム | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    ハースF1チームは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、ロマン・グロージャンが9位、ケビン・マグヌッセンが12位でレースを終えた

    ギュンター・シュタイナー(チームプリンシパル)
    「我々にとってチャレンジングなレースだった。ほぼ全てがうまくいかなかったし、我々にとって悪い方向に進んだ。だが、それがモナコであり、ここでは1ポイントしか獲得できないような状況だったと思う。起こったことをすべて述べるつもりはないが、それについて本にできるかもしれない」

    「当然、満足はしていないが、多くの人々は1ポイント獲得できただけでも満足だっただろう。だが、我々はそれについてかなり不満に思っている。不満に思っていないのは我々のパフォーマンス、チーム、ドライバーについてだ。今日の状況は望んでいたものではなかったが、クルマは示していたよりも速かったことはわかっている。それは楽しみにできる良いことであり、我々は埋め合わせられると確信している。いずれ不運でない日が来てほしいと願いつつ、ラッキーであることは望んでいない。ただ、不運でないことを願うだけだ」

    ロマン・グロージャン(9位)
    「期待していたよりも良い結果だ。それは確かだ。良いレースだった。僕たちは異なる戦略を試した。僕たちの前にいたトロロッソのアルボンが少し長くステイアウトして、クリアするまでにタイヤは使い古されていた。ベストを尽くして頑張った。カルロスの前で終えられなかったのは残念だ。レースのその時点では僕の方がはるかにペースがあったと思うからね。最後にペナルティを科せられた。映像を見てみるつもりだ。接近していたし、まだ僕のホイールの一部がラインに触れていたと思うけど、ペナルティを科せられてしまった。とにかく、昨日が今日の多くのポイントを犠牲にした」

    ケビン・マグヌッセン(12位)
    「何が起こったのかあまりわからない。今日は望んでいたようなレースではなかった。今週末、僕たちは協力してとても良い仕事だった。レースまでは完璧な週末だった。本当に残念だが、何が間違っていたのか、何が起こったのか見ていくつもりだ」