カテゴリー: F1モナコGP

  • アレクサンダー・アルボン、8位入賞 「チーム全体がいい仕事をした」

    アレクサンダー・アルボン、8位入賞 「チーム全体がいい仕事をした」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1モナコGPの決勝レースを8位でフィニッシュした。

    10番グリッドからスタートしたアレクサンダー・アルボンはセーフティカー導入時にピットインしない戦略を選択。すべてのマシンがピットストップを終えたレース後半には8番手の位置で走行。オーバーテイクが極めて難しいモンテカルロ市街地コースではポジションを上げることは叶わず、そのまま8位でレースをフィニッシュした。

    「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝している!」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていたけど、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できた。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものだ」

    「今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまった。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかった!」

    関連:【動画】 2019年 F1 モナコGP 決勝ハイライト

  • ルイス・ハミルトン 「ニキのスピリットで戦った。彼のために走った」

    ルイス・ハミルトン 「ニキのスピリットで戦った。彼のために走った」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1モナコGPで優勝。勝利を亡くなったニキ・ラウダに捧げた。

    ニキ・ラウダのデザインのヘルメットをかぶってポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンは、スタートでリードを守ってトップでレースを展開する。

    しかし、11周目のピットストップで選択したミディアムタイヤが機能せず、2番手のマックス・フェルスタッペンからチェッカーまでプレッシャーをかけられる展開。

    それでも首位を守ったルイス・ハミルトンは、今季4勝目、通算77勝目を挙げた。

    「今までで一番ハードなレースだった」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「それでも、ニキのスピリットで戦い続けた。チームにとってもここまでこれたのは彼のおかげだ。きっと上から見てくれていると思う」

    「集中力が途切れないように彼のために走った。それが今週の僕の目標だった。これをシーズン中も続けられることを願っている」

    タイヤに苦しんだルイス・ハミルトンは「2007年の上海以来のタイヤかもしれないね」とトップを走行しながらもタイヤが壊れてリタイアを喫したレースに言及。

    「数年前はここでリードしていてピットに入ってレースを失った経験があったので、今回はそれは絶対に避けなければならないと思っていた。本当にタイヤがなくなっていたし、クルマも厳しかった。最終的にはタイヤ選択は間違っていた。シケインでうまく機能しなかった」

    「でも、チームが本当に開幕から6戦でここまでこれたのは本当に凄いことだ。1位にさせてもらって感謝しているし、今後も頑張っていきたい」

    残り3周でマックス・フェルスタッペンとシケインで接触があったが「タイヤがない方が怖かったよ」と笑顔をみせた。

    関連:F1モナコGP 結果 | ルイス・ハミルトンがニキ・ラウダに捧げる勝利

  • F1モナコGP 結果 | ルイス・ハミルトンがニキ・ラウダに捧げる勝利

    F1モナコGP 結果 | ルイス・ハミルトンがニキ・ラウダに捧げる勝利

    2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPの決勝が5月26日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われ、ルイス・ハミルトンが優勝。2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続き、メルセデスの開幕戦からの1-2フィニッシュ記録は5戦で途絶えた。

    今月20日(月)、3度のF1ワールドチャンピオンであるニキ・ラウダが逝去。国歌斉唱前にはドライバーがニキ・ラウダのトレードマークだった赤いキャップをかぶり、ニキ・ラウダのヘルメットを囲んで1分間の黙祷を行った。

    各チームがマシンにニキ・ラウダへの追悼メッセージなどを掲載しており、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルはニキ・ラウダ仕様のヘルメットを着用してレースに挑んでいる。

    ピレリは、今回のF1モナコGPにC3(ハード/ホワイト)、C4(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という最も軟らかいレンジのコンパウンドを持ち込んでおり、決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用されなければならない。ニコ・ヒュルケンベルグ、ランド・ノリス、シャルル・ルクレール、セルジオ・ペレス、ランス・ストロール、ジョージ・ラッセル、ロバート・クビサがミディアムタイヤ、それ以外はソフトタイヤをスタートタイヤに選択した。

    日曜日のモナコは曇り空。天気予報の降水確率は20%だが、近郊のニースでは雨が降っており、レース中に90%降雨の可能性もあるという状況で現地時間15時10分、気温は22.5℃、路面温度は35℃のドライコンディションで78周のレースのスタートが切られた。

    オープニングラップは大きな混乱もなく消化。ポールポジションのルイス・ハミルトンがホールショットを奪い、ファステストラップを連発しながら2番手のバルテリ・ボッタスとのギャップを広げていく。トップ10内ではダニエル・リカルド、ピエール・ガスリー、カルロス・サインツが一つずつ順位をあげている。

    予選でQ1敗退を喫したシャルル・ルクレールは後方から果敢にオーバーテイクを重ねてポジションアップを狙っていくが、10周目にラスカスでニコ・ヒュルケンベルグと接触して右リアタイヤをパンクさせ、最後尾まで順位を落とす。

    シャルル・ルクレールがデブリを撒き散らしたことで11周目にセーフティカーが導入。ここで先頭のルイス・ハミルトンと上位5台を含めた約半数のドライバーがピットイン。メルセデスのダブルピットストップに乗じてマックス・フェルスタッペンがバルテリ・ボッタスを抜いて2番手に浮上。メルセデスの2台はミディアム、フェルスタッペンとベッテルはハードに交換する。

    翌周、バルテリ・ボッタスはセーフティカー中のギャップを利用して再びピットイン。6戦連続の1-2フィニッシュよりもリスク分散を選び、フェルスタッペンとベッテルに合わせてハードタイヤに交換してベッテルの後ろの4番手でコースに復帰する。後にパンクしていたことが判明する。

    14周目にレースは再開。ピットストップを行わなかったピエール・ガスリーが5番手を走行する。後方ではラスカスでロバート・クビサがアントニオ・ジョビナッツィが接触されてコースを塞ぎ5台が渋滞するが、なんとか全車がコーナーを抜ける。クビサとジョビナッツィは審議対象となる。

    マックス・フェルスタッペンとバルテリ・ボッタスの二人がアンセーフリリースの可能性があるとして審議対象となる。

    18周目、シャルル・ルクレールがピットにマシンを入れてレースをリタイア。予選でのチームを失態を含め、残念な母国レースとなった。ルクレールは今シーズン初のリタイアとなった。

    マックス・フェルスタッペンに5秒ペナルティが科せられる。トップを走るルイス・ハミルトンがミディアムタイヤに苦しんでいることで後続との差が縮まっており、厳しい状況に陥る。アントニオ・ジョビナッツィには10秒ペナルティが科せられる。

    28周目に5番手を走行していたピエール・ガスリーがミディアムタイヤに交換。9番手でコースに復帰するがトップ4以降でタイヤを交換したドライバーのなかではトップだ。ここでカルロス・サインツが軽い雨を無線で報告する。

    33周目に5番手に浮上していたダニール・クビアトがミディアムタイヤに交換。カルロス・サインツの後ろの9番手でコースに復帰する。2番手のマックス・フェルスタッペンはタイヤに苦しむルイス・ハミルトンの0.6秒後方で隙を伺うがなかなか抜くチャンスは訪れない。

    41周目、5番手に浮上していたアレクサンダー・アルボンがミディアムに交換してクビアトの後ろの9番手でコースに復帰する。

    51周目、ようやくロマン・グロージャンがピットイン。これで全車がタイヤ交換を終える。

    63周目、後方との差が30秒以上空いてフリーストップだった5番手のピエール・ガスリーがファステストラップ狙いでソフトタイヤに交換する。残り5周で1分14秒279のファステストラップを記録する。

    残り2周、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンに仕掛けるが失敗。軽く接触したが両者とも走行を続ける。

    そして、ルイス・ハミルトンがトップでチェッカー。今季4勝目、通算77勝目を挙げ、勝利をニキ・ラウダに捧げた。2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。

    2位でチェッカーを受けたマックス・フェルスタッペンは4位に降格した。5位にはピエール・ガスーが続き、レッドブル加入後のベストリザルトを記録。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンが8位に入り、今シーズン初めてホンダエンジンの4台全車が入賞を果たした。

    チェッカー後、ヨットからはニキ・ラウダを追悼する汽笛が鳴り響いた。

    2019年 第6戦 F1モナコGP 決勝 結果/順位

    順位 No ドライバー チーム GAP
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス  
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 2.602
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 3.162
    4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 5.537
    5 10 ピエール・ガスリー レッドブル 9.946
    6 55 カルロス・サインツ マクラーレン 53.454
    7 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 55.200
    8 23 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ 1:00.894
    9 8 ロマン・グロージャン ハース 1:01.034
    10 3 ダニエル・リカルド ルノー 1:06.801
    11 4 ランド・ノリス マクラーレン 1 LAP
    12 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1 LAP
    13 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1 LAP
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1 LAP
    15 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1 LAP
    16 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1 LAP
    17 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1 LAP
    18 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1 LAP
    19 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 2 LAP
      16 シャルル・ルクレール フェラーリ OUT
  • 【速報】 F1モナコGP 決勝 結果/順位 … ホンダ勢の4台全車が入賞

    【速報】 F1モナコGP 決勝 結果/順位 … ホンダ勢の4台全車が入賞

    2019年 F1モナコGPの決勝レースが5月26日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで今季4勝目を挙げた。2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続き、メルセデスの開幕戦からの1-2フィニッシュ記録は5戦で途絶えた。

    ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが5位。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンが8位でフィニッシュして、今シーズン初めて4台全車が入賞を果たした。

    セーフティカー中のピットストップで2番手に浮上して以降、66周にわたってトップから1秒以内を走行して2位でチェッカーを受けたマックス・フェルスタッペンだったが、ピットインでのアンセーフリリースに5秒ペナルティを科せられて4位に降格した。

    ファステストラップはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが記録(1分14秒279)。ガスリーは残り15周でファステストラップ狙いでソフトタイヤに交換した。

    2019年 F1モナコGP 決勝 結果/順位
    1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    3.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    5.ピエール・ガスリー(レッドブル)
    6.カルロス・サインツ(マクラーレン)
    7.ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
    8.アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
    9.ロマン・グロージャン(ハース)
    10.ダニエル・リカルド(ルノー)
    11.ランド・ノリス(マクラーレン)
    12.ケビン・マグヌッセン(ハース)
    13.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
    15.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    16.ランス・ストロール(レーシングポイント)
    17.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    18.ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
    19.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    RT.シャルル・ルクレール(フェラーリ)

  • 【動画】 F1モナコGP | ニキ・ラウダに敬意を表して1分間の黙祷

    【動画】 F1モナコGP | ニキ・ラウダに敬意を表して1分間の黙祷

    F1モナコGPの決勝レース前にニキ・ラウダに敬意を表して1分間の黙祷が行われた。

    今月20日(月)、3度のF1ワールドチャンピオンであるニキ・ラウダが逝去。国歌斉唱前にはドライバーがニキ・ラウダのトレードマークだった赤いキャップをかぶり、ニキ・ラウダのヘルメットを囲んで1分間の黙祷が行われた。

    各チームがマシンにニキ・ラウダへの追悼メッセージなどを掲載しており、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルはニキ・ラウダ仕様のヘルメットを着用してレースに挑んでいる。

    ニキ・ラウダは、1976年にレース中の事故で大やけどを負いながら6週間後に“奇跡の復活”を遂げ、“不死鳥”と呼ばれた。

    1975年にフェラーリで初のF1ワールドチャンピオンを獲得したニキ・ラウダは、1976年にニュルブルクリンクで開催されたドイツGPでのクラッシュでマシンが炎上。頭部に大火傷を負い、FRP製のボディーワークが燃えて発生した有毒ガスを吸い込んだため、肺に深刻なダメージを受け、生死の境をさ迷った。

    しかし、事故発生から6週間後のF1イタリアGPで奇跡のレース復帰を果たし、4位入賞を果たした。後に「恐怖心を消し去ってレースをできるようにするため、早めに出場することが最良と考えた」と語っている。

    その年はジェームス・ハントと1ポイント差でタイトルを逃したものの、翌1977年に2度目のタイトルを獲得。1984年にはマクラーレンで3度目のF1ワールドチャンピオンを獲得。通算25勝、54回の表彰台、24回のポールポジションとファステストラップという戦歴を残した。

  • 2019年 F1モナコGP 決勝 | スターティンググリッド

    2019年 F1モナコGP 決勝 | スターティンググリッド

    FIA(国際自動車連盟)は、2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPの決勝スターティンググリッドを発表した。

    ペナルティでグリッドが降格するドライバーは2名。ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)とアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)がそれぞれ予選で他車の走行を妨害したことによるペナルティで3グリッド降格する。

    ピエール・ガスリーは5番グリッドから8番グリッド、アントニオ・ジョビナッツィは15番グリッドから18番グリッドへと変更になる。

    ポールポジションはメルセデスのルイス・ハミルトン、フロントロー2番グリッドにはチームメイトのバルテリ・ボッタスが並ぶ。

    2列目にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3列目にはケビン・マグヌッセン(ハース)とダニエル・リカルド(ルノー)が並ぶ。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが4列目7番グリッド、アレクサンダー・アルボンが5列目10番グリッドからスタートする。

    2019年 第6戦 F1モナコGP 暫定スターティンググリッド

    グリッド No ドライバー チーム 予選
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1(-)
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 2(-)
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 3(-)
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 4(-)
    5 20 ケビン・マグヌッセン ハース 6(↑1)
    6 3 ダニエル・リカルド ルノー 7(↑1)
    7 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 8(↑1)
    8 10 ピエール・ガスリー レッドブル 5(↓3)
    9 55 カルロス・サインツ マクラーレン 9(-)
    10 23 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ 10(-)
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 11(-)
    12 4 ランド・ノリス マクラーレン 12(-)
    13 8 ロマン・グロージャン ハース 13(-)
    14 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 14(-)
    15 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 16(↑1)
    16 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 17(↑1)
    17 18 ランス・ストロール レーシングポイント 18(↑1)
    18 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 15(↓3)
    19 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 19(-)
    20 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ 20(-)

    関連:2019年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ルイス・ハミルトン、F1モナコGPでニキ・ラウダ追悼ヘルメットを着用

    ルイス・ハミルトン、F1モナコGPでニキ・ラウダ追悼ヘルメットを着用

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1モナコGPの決勝レースにニキ・ラウダへのオーマージュを捧げたヘルメットを用意した。

    F1モナコGPを控えた今週5月20日(月)、ルイス・ハミルトンをメルセデス移籍への導いた恩師である3度のF1ワールドチャンピオンのニキ・ラウダが70歳でこの世を去った。

    ニキ・ラウダは、ルイス・ハミルトンのマクラーレンからメルセデスへの移籍を橋渡しをした恩師。F1モナコGPの予選でルイス・ハミルトンは気迫の走りを見せてチームメイトのバルテリ・ボッタスを破って今季2度目のポールポジションを獲得。その結果をニキ・ラウダに捧げた。

    決勝にむけてルイス・ハミルトンはニキ・ラウダ仕様の特別なヘルメットを用意。今回のF1モナコGPではセバスチャン・ベッテルもニキ・ラウダ仕様のヘルメットをかぶっているが、ベッテルのものはフェラーリ時代、ハミルトンのものはマクラーレン時代に着用していたデザインがモチーフとなっている。

    ニキ・ラウダは3度のタイトルのうち、1975年と1977年の2回をフェラーリ所属時、1984年のタイトルをマクラーレン所属時に獲得している。

    関連:セバスチャン・ベッテル、F1モナコGPでニキ・ラウダ追悼ヘルメット

  • ロマン・グロージャン 「ガスリーのせいではなくレッドブルの責任」

    ロマン・グロージャン 「ガスリーのせいではなくレッドブルの責任」

    ハースF1チームのロマン・グロージャンは、F1モナコGPの予選Q2でピエール・ガスリーにアタックを妨害されたが、ガスリーの過失ではなく、悪いのはレッドブルだと感じていると語る。

    ロマン・グロージャンは、アタック中にセクター1で低速で走行していたピエール・ガスリーにつっかえてしまったことでタイムを更新できず、13番手で予選を終えることになった。

    予選後、スチュワードはピエール・ガスリーに3グリッド降格ペナルティを科したが、ロマン・グロージャンはドライバーの過失というよりもレッドブルのコミュニケーション不足にインシデントの責任があると考えていると述べた。

    「最終的にトラフィックによってQ3進出のチャンスを阻まれた」とロマン・グロージャンはコメント。

    「ピエールと衝突しそうだったのは明らかだけど、彼のせいではないと思っている。このミラーでは何も見えないし、僕たちは無線に頼っている。彼は無線でレッドブルから警告されていなかったんだと思う」

    「同じことがバーレーンでランド・ノリスにも起こった。もちろん、僕は不満だし、ピエールにペナルティが科せられて、彼のせいではなかったとしても、僕の予選は変わらない」

    「自分の場所からスタートするし、明日のためには良いことではない。モナコは予選が鍵だし、それほど多くのことは期待できない」

    ハースF1チームのプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、ロマン・グロージャンはラップを邪魔されることがなければ“楽に”Q3に進出できていたと考えている。

    「ロマンはガスリーに妨げられた。間違ったタイミング、間違った場所での間違った瞬間だった。それによって彼はQ3から弾き出されたが、あれがなければ、彼は楽にQ3に進めていただろう」

    「全体的にみて、今日は怒りよりも満足の方が大きい。ガスリーのペナルティによってケビンは明日5番手からスタートするし、我々はとにかくクリーンなレースをして、スペインでの合計ポイントを土台にして出来る限り多くのポイントを獲得する必要がある」

    関連:【動画】 ピエール・ガスリー、3グリッド降格ペナルティ / F1モナコGP

  • F1 モナコGP 予選 | トップ10ドライバーコメント

    F1 モナコGP 予選 | トップ10ドライバーコメント

    2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPの予選が5月25日(土)にモンテカルロ市街地コースで行われた。

    ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。チームメイトとのバトルとなったQ3の最終アラックでバルテリ・ボッタスを気迫の走りで0.086秒上回り、今シーズン2度目、通算85回目のポールポジションを獲得。恩師である故ニキ・ラウダに捧げるポールポジションとなった。

    2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季5度目のフロントローを独占。ニキ・ラウダへのオマージュとしてヘイローのカラーを赤に変えたメルセデスが、前人未到の6戦連続1-2フィニッシュ達成に向けて完璧なスターティンググリッドを獲得した。

    1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「絶対に忘れないであろう最高のポールポジションのひとつだ。もちろん、僕は長年にわたって多くの成功を収めてきたけど、これほど意味のある成功は思い出せない。チーム全体にとっても個人的にも本当に難しい一週間だったし、このような難しいサーキットでチームとして上を向いて、一体となって開発を前に進めて、強くなって、週末の内外でパフォーマンスを改善させることができたのは驚くべきことだ。みんなのことは本当に誇りに思っている。でも、今週末は僕たちの上には少し雲が覆っていたし、ニキのためにお互いに沈んだ気分を持ち上げようとしていた。過去にここで大きな成功を収めたことはなかったし、完璧なラップをしたことは一度もないトラックだった。今日はそれに一番近かったと思う。これはニキのためのものだ」

    2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「今日は間違いなくポールを獲れる速さがあったと思う。Q3の最初のアタックは速かったけど、コンマ2~3秒はまだポケットにあった。最後のアウトラップでトラフィックに遭遇しまい、2回目の走行で十分にタイヤが暖まらなかった。アタックラップに入るとすぐにタイヤがグリップしていないのを感じたし、ラップ中に画面でルイスがポールを獲ったのを見た。個人的にはフラストレーションを感じているけど、チームにとっては今回も最高の結果だ。明日は長いレースになるし、何が起こってもおかしくない。モナコではターン1までの距離がとても短いので、あそこで何かするのはトリッキーだと思うけど、プッシュし続けてチャンスが来るのを待つつもりだ」

    3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「エキサイティングな予選だったし、3番グリッドは今の僕たちの力を最大限に出し切った上でのリザルトだった。チーム全員が非常に頑張って仕事をしてくれていたので、この結果を喜んでくれていたらと思うし、特にメカニックはすばらしい仕事をしてくれた。もちろん、レーシングドライバーとしてはポールポジションをとりたいところだけど、現実をしっかり見なくてはならない。Q2ではトップタイムになれてよかったけど、メルセデス勢にはまだ余裕があると分かっていた。Q3ではタイヤを温めきれず、タイムロスをしてしまった。ただ、どちらにせよフロントローに並ぶには実力が足りていなかったと思う。全体的にマシンの調子はいいし、さらなる改善のためにプッシュし続けていく。このコースでオーバーテイクをするのは難しいので、レースで順位を上げることは非常に困難だろう。でも、メルセデス勢の近くにとどまっていられれば、戦略次第でチャンスがあると思う。レースでどんな展開になろうと、最高の結果を得るために一生懸命努力する」

    4番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「チーム全員にとって難しい一日だった。FP3でバリアに突っ込んでしまったけど、彼らはクルマを直して予選に出してくれるという素晴らしい仕事をしてくれた。残念ながらQ1ではタイヤをきちんと機能させるのに苦労し、追加のセットを使わざるを得なくなった。何とかQ1は通過できたけど、シャルルは十分に15番手いられるだろうと思ったけど通過できなかった。残念ながらモナコではこういうことは起きるものだ。マージンがなければリスクを取らなければならないけど、それが常に思い通りにいくとは限らない。予選では自分たちが望んでいたほど競争力がなかったけど、レースはまた別だし、モナコでは何が起きてもおかしくない」

    5番手:ピエール・ガスリー(レッドブル)
    「5番手に入れて、かなりいい予選だったと思う。あと0.1秒で4番手のセバスチャン(ベッテル)を超えられたけど、すべてのセクターをうまくまとめることができず、予選のラップにはあまり満足していない。パフォーマンスがよくなっているように見えますし、まだまだ上を目指せると思う。エンジニアと協力して、限界まで攻められるマシンのバランスを見つけられるよう努力している。明日は雨が降る可能性があるけど、本当に降るならば降ってくれてもいいかなと思っている。ここで雨が降れば面白い展開になるだろう。ロングランではかなりいいペースなのですが、このサーキットで順位を上げる最大のチャンスはスタートだと思うので、そこで上位に上がれればと考えている」

    6番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「本当に良いセッションだった。本当に優れたマシンだったし、プッシュすることができ、快適だった。セッション中にウオールにキスしてしまい、フロントウイングを損傷させてQ2ではみんなに多くのストレスを与えてしまったけど、彼らは素晴らしい仕事で巻き返し、修復し、もう一度僕をコースに送り出してくれた。良いラップでQ3に進めめたし、Q3でも良いラップを走れた。このトラックで予選がどれだけ重要かは分かっているし、再びミッドフィールドの先頭の6番手につけられたことは、ポールポジションのようなものだ。かなり満足している。チーム全体の完璧な仕事だった。僕だけだけではなく、チームの努力だ」

    7番手:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「最終リザルトには満足している。木曜日にスタートした場所を考えればなおさらね。僕たちはFP3の後でさえいくつか勇敢な変更を加えたけど、それがうまくいったし、追加の頑張りが成果を挙げた。今日、チームは力強い回復を果たしたし、僕たちはそれに満足していいと思う。Q1からQ3までずっと良いリズムを掴んでいたし、ここでの予選でそれはとても重要なのでかなり大きかった。明日はいくつかの変数が面白くしてくれるだろうし、雨で目覚めたとしてもがっかりはしないだろう! でも、ウエットでもドライでも準備はできている」

    8番手:ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
    「今日の予選にはとても満足している。僕とエンジニア達との間で、すばらしいチームワークを発揮できた結果だと思う。木曜日のフリー走行で感触がよくなかった部分をチームがしっかり分析し、僕がいいパフォーマンスを発揮できるよう、求めていた通りのセットアップにしてくれた。3戦連続でQ3進出となったので、自分のパフォーマンスに満足している。明日も予選の結果を活かして、ポイントを獲得できたらと思う」

    9番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「Q3に戻ることができたし、今回の予選にはとても満足している! FP1では全く走れず、FP3では正しいセットアップを得られずに苦しんでいたので、9番手という結果はこの週末の流れを本当にうまく好転させることができた。なんとか良いラップをまとめることができたし、最後まで順調に改善して、最後の1分11秒4は今日の最大限だったと思う。ここの市街地コースで予選を走るはいつも楽しいけど、まだ仕事は終わっていない。予選でいい分析とガレージから完璧な指示をしてくれたチームに感謝したい」

    10番手:アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
    「初めてのQ3進出はうれしいけど、木曜のフリー走行のようにいいリズムで走ることができず、簡単ではなかった。タイヤをうまく温められず、セッションの大部分で後方にいた。セクター3で遅れてしまったことでタイヤが冷えてしまい、1コーナーの飛び込みに自信がなかった。でも、モナコで10番手というのはいい結果につながると思うので、満足している」

    関連:2019年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェラーリ、ルクレールの予選Q1敗退の失態について言い訳会見

    フェラーリ、ルクレールの予選Q1敗退の失態について言い訳会見

    フェラーリは、F1モナコGPの予選後に予定外の記者会見を開催。チーム代表のマッティア・ビノットがシャルル・ルクレールの衝撃的なQ1敗退を招いた失態について説明したが、結局はカットオフタイムの計算ミスという単純なものだった。

    シャルル・ルクレールは、予選Q1の一回目の走行で1分12秒149を記録。フェラーリはQ2進出に十分なタイムだと考え、セッション後半に新品タイヤでの2回目の走行に送り出さずにルクレールをピットレーンに残した。

    だが、ストリートサーキットの路面は急激に進化しており、シャルル・ルクレールはずるずると16番手に後退してQ1でノックアウト。タイミングモニターでそれを見ていることしかできなかったルクレールはチームへの不満と不信感を露わにしてフェラーリに説明を求めていた。

    チームメイトのセバスチャン・ベッテルは1回目のアタックでミスをしたことで2回目の走行を行ってQ1をトップタイムで通過。最終的に4番グリッドを獲得している。

    フェラーリは土曜日の夜に予定外の記者会見を開き、マッティア・ビノットがメディアに何が起こったのかを説明した。

    「我々にとって良い一日ではなかったのは確かだ。今日起こったことは我々の判断ミスによるものだ。それ以上のことはない」とマッティア・ビノットはコメント。

    「我々がカットオフタイムと呼んでいるものを誤った判断、間違った評価したことによるものだった。カットオフタイムは我々が次のセッションに十分だと考えているしきい値であり、カットオフタイムはコース上で確認していること、全ての競争相手、全てのドライバーのリアルタイムのセクターに基づいて計算されている」

    「カットオフタイムが計算されているとき、通常、我々はそこにマージンを追加する。マージンは許容誤差、不確実性、またはセッション間で起こり得るいかなることに対しても十分な余裕を持っている」

    「今日起こったことは、我々が適用したマージンが、ごくわずかであるが十分ではなかったためであるのは確かだ。そこには2つの理由がある。1つ目はQ1の終了までに路面が非常に大きくかつ重要な改善をしていたことだ。2つ目はおそらく我々のマージンがモナコを運転することに対するドライバーの自信による変動を十分に考慮しなかったことだ」

    「今後、モナコではそのマージンを増やす必要があることは間違いない。マージンを適用するためにカットオフタイムを計算するだけでは不十分だ。だが、モナコで今日学んだ教訓はマージンを単純に大きくする必要があるとことだ」

    マッティア・ビノットは、コンストラクターズ選手権でのメルセデスとの差を埋め合わせるために多くのリスクを冒す必要があり、フェラーリは余分なタイヤセットをセーフすることを望んでいたと述べた。

    「我々はチャンピオンシップでポイントをキャッチアップする必要のある状況に直面している。我々はライバルと比較してキャッチアップする必要があり、キャッチアップが必要な場合はリスクを冒す必要もある」とマッティア・ビノットはコメント。

    「今日、シャルルとセブが揃ってQ3でメインのライバルにどうにか挑戦できるよう、Q2とQ3で可能な限り良いパフォーマンスを発揮するためにある程度のリスクを冒さなければならなかったのは確かだ」

    「だが、そこについて見れば、Q2に進出することの意味合いの方が、予選の最終パートであるQ3で彼らに挑戦するよりもさらに大きことであるのは疑いのないことだ」

    マッティア・ビノットは、フェラーリがセバスチャン・ベッテルがQ1を突破することに気をとられていたとの見方を否定。各ドライバーには進捗状況に応じて個別のストラテジストとエンジニアがついているとし、チームは関与した人員の変更を検討する必要はないと強調した。

    「我々には適切な人員がいると思っている。適切な手順を踏んだと思っているが、我々はツールを改善する必要がある」とマッティア・ビノットは説明。

    「そして、我々は少なくともこれまでやってきたことを調査し、今後、異なる方法を行う可能性についてオープンだ。それが今後のレースから我々が対処していくことだ。それについては間違いない」

    関連:シャルル・ルクレール、Q1敗退でフェラーリに不満爆発「説明してほしい」