カテゴリー: F1マイアミGP

  • 2025年F1 マイアミGP スプリント:ハイライト動画

    2025年F1 マイアミGP スプリント:ハイライト動画

    2025年F1 マイアミGP スプリントのハイライト動画。マイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリントレースが行われる。

    5月3日に行われたF1マイアミGPのスプリントレースで、マクラーレンのランド・ノリスが優勝を果たした。レース終盤に導入されたセーフティカーが大きな影響を及ぼし、ピット作業を終えたノリスがチームメイトのオスカー・ピアストリの前でコースに復帰。昨年の初優勝を彷彿とさせる形での勝利となった。

    レースは悪天候により一時赤旗中断となり、18周の短縮スプリントとして再開。ドライバーズ選手権のリーダーであるピアストリは、ターン1でポールポジションのキミ・アントネッリを交わし、序盤のリードを築いた。

    ノリスはピアストリの背後で序盤を走行し、路面が乾き始めたタイミングで多くのドライバーと同様にインターミディエイトからスリックタイヤへの交換を選択。1周遅れでピットに入ったノリスは、フェルナンド・アロンソとリアム・ローソンの接触によるセーフティカー導入の直後にコースへ復帰した。

    このセーフティカーの影響で、減速を強いられたピアストリはノリスを追い越すことができず、そのままレースはセーフティカー先導のまま終了。ノリスがトップチェッカーを受けた。

    また、レース中にはマックス・フェルスタッペンとアントネッリのピットレーンでの接触も発生。フェルスタッペンにはアンセーフリリースの責任が問われ、10秒のタイムペナルティが科された。

    動画の公開は終了しました
  • F1マイアミGP 予選Q2:角田裕毅は9番手で通過 レーシングブルズ勢は敗退

    F1マイアミGP 予選Q2:角田裕毅は9番手で通過 レーシングブルズ勢は敗退

    2025年F1 マイアミGPの予選21が5月3日(土)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われた。レッドブルの角田裕毅は9番手で通過した。

    15分間のQ2セッションでは5台が脱落する。トップ通過委はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。レーシングブルズ勢は、アイザック・ハジャーが11番手、リアム・ローソンが15番手で敗退となった。

    2025年F1 マイアミGP 予選 Q2 順位・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分26秒269
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分26秒499
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分26秒575
    4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分26秒606
    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分26秒643
    6.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分26秒847
    7.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分26秒855
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分26秒948
    9.角田裕毅(レッドブル) – 1分26秒959
    10.エステバン・オコン(ハース) – 1分26秒967

    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分26秒987
    12.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分27秒006
    13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分27秒151
    14.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ) – 1分27秒186
    15.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分27秒363

    16.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    17.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    19.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    20.オリバー・ベアマン(ハース)

  • F1マイアミGP 予選Q1:角田裕毅は9番手で通過 レッドブル勢全4台が突破

    F1マイアミGP 予選Q1:角田裕毅は9番手で通過 レッドブル勢全4台が突破

    2025年F1 マイアミGPの予選Q1が5月3日(土)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われた。レッドブルの角田裕毅は9番手で通過した。

    スプリントの時間が延長になった影響で予選は15分遅れで開始。18分間のQ1セッションは気温29度、路面温度46度。このセッションでは5台が脱落する。全ドライバーがソフトタイヤでアタックを開始した。

    Q1トップタイムをマークしたのはマックス・フェルスタッペン。レッドブル勢は全4台がQ1を突破した。

    2025年F1 マイアミGP 予選 Q1 順位・ラップタイム

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分26秒870
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分26秒955
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分27秒006
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分27秒014
    5.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分27秒042
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分27秒077
    7.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分27秒098
    8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分27秒279
    9.角田裕毅(レッドブル) – 1分27秒298
    10.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分27秒301
    11.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分27秒343
    12.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分27秒417
    13.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ) – 1分27秒422
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分27秒444
    15.エステバン・オコン(ハース) – 1分27秒450

    16.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分27秒472
    17.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分27秒604
    18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分27秒710
    19.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分27秒830
    20.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分27秒999

  • 2025年F1 マイアミGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    2025年F1 マイアミGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    F1マイアミGPの金曜日、キミ・アントネッリがマイアミ・グランプリのスプリント予選で驚きのポールポジションを獲得し、マクラーレン勢を僅差で抑えるという見事なラップを披露した。

    スプリント週末らしく、フリー走行は1回のみだったため、今後数日間の展開を予測するのは難しいが、サンシャイン・ステートでの戦力図が徐々に見え始めている。

    アントネッリが主役に メルセデスがマクラーレンに大きな脅威
    アントネッリは、自身にとってもF1史上においても「史上最年少ポールシッター」となり、「夢のような気分」と語った。プレッシャーのかかる最終アタックで完璧な走りを見せる一方、ライバルのオスカー・ピアストリがロックアップしてしまったことで、スプリントのスタートポジション最上位を奪った。

    ちなみに、アントネッリは前回のスプリントでポールを獲得したルイス・ハミルトンの22歳年下であり、今回そのハミルトンに代わってメルセデスのシートに座っている。

    この日、シルバーアローは終日速さを見せており、直線速度ではライバル勢に対して約0.1秒のアドバンテージがある。アントネッリがスタートで先行できれば、その直線スピードで追いすがるマクラーレン勢を抑えきる可能性もある(F1.comのデータでは、ロングランペースはマクラーレンとほぼ互角と見られる)。

    もちろん簡単ではないが、ハミルトンが中国でポールからスプリント勝利を挙げたように、「先頭+クリアエア」がいかに重要かは証明されている。アントネッリもその再現を狙っている。

    2025年F1 マイアミGP レースシミュレーションラップ

    マクラーレンは依然として強力な存在
    今季、マクラーレンはシーズン序盤から支配的な力を見せており、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリが5戦中4勝を挙げている。

    マイアミでの唯一のフリー走行では、ピアストリがトップタイムを記録して好調を示した(ノリスを含む数名のドライバーは、オリバー・ベアマンのクラッシュによる赤旗の影響でソフトタイヤでの予選シミュレーションを完了できなかったため、タイムシートはやや実態を反映していない)。

    ピアストリはスプリント予選でポールを狙える位置にいたが、最終コーナーで小さなロックアップを喫し、僅差で2番手に。ノリスも近年で最もクリーンな予選を見せ、3番手に続いた。

    マクラーレンはコーナーでメルセデスに対して優位だが、直線で遅れを取っており、総合的にはやや劣勢にある。それでも、どちらかのドライバーが好スタートを切れば、首位に浮上する可能性は十分あり、そうなれば勝利のペースを持っていると見られている。

    2025年F1 マイアミGP 予選シミュレーションラップ

    レッドブル、浮き沈みの中で戦列に加わる
    マックス・フェルスタッペンは、木曜のメディア対応を欠席して新生児の娘リリーと過ごした後、金曜にマイアミ・パドック入り。レッドブルが持ち込んだ新しいフロアをテストしつつ、本格始動した。

    しかし、マイアミの低速コーナー群はレッドブルにとって苦手領域であり、フェルスタッペンは「かなりのグリップ不足」に苦しんだと述べた。それでもP4を獲得したのは上々の結果であり、ソフトタイヤで2回のアタックができたことも好材料となった。

    一方のチームメイト角田裕毅は運に見放された。スプリント予選のQ1では、ピットレーンから出てきたマシンと遭遇して1回目のアタックを中断。さらに、誤ったタイミングの指示で2回目のアタックに間に合わず、タイムを出せないまま終えた。

    それでも、レースペースに関してはマクラーレンやメルセデスに対して約0.1秒の差にとどまっており、スプリントで大きく巻き返すのは難しいかもしれないが、土曜の予選で良い位置を取れれば、日曜の決勝で挽回する可能性は残されている。

    2025年F1 マイアミGP  レースペースラップ

    フェラーリ、決定力に欠ける
    スプリント予選後、シャルル・ルクレールは「これが我々の現状のベースラインのようだ」と語り、6番手という結果について「改善の余地はあまりなかった」と諦め気味だった。

    チームメイトのルイス・ハミルトンも満足してはいないものの、「理想にはまだ届いていないが、SQ1ではマシンがより一体感を持って感じられた」と前向きな兆しを口にしていた。

    データによれば、フェラーリは中速コーナーでは2番手のパフォーマンスを示していたが、低速および直線では0.2秒ほど劣っており、総合的には4番手の位置。サウジアラビアでの好調を引き継ぐウィリアムズに対しても、0.2秒強のアドバンテージしかなかった。

    スプリントで順位を大きく上げるのは難しいが、各チームともにこのセッションを通じて決勝レースに向けたデータ収集を行い、予選と本戦に向けてマシンを最適化するチャンスとするだろう。

  • F1マイアミGP スプリント:ランド・ノリス優勝 角田裕毅は6位に昇格

    F1マイアミGP スプリント:ランド・ノリス優勝 角田裕毅は6位に昇格

    2025年F1 マイアミGP スプリントの結果。5月3日(土)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリントレースが行われ、角田裕毅(レッドブル)は上位3名のペナルティの結果、6位入賞。

    土曜日のマイアミは雨。レコノサンスラップでは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュを喫して欠場決定。現地時間12時、気温24度、路面温度30度のウェットコンディションでセーフティカー先導でフォーメーションラップが行われた。

    しかし、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースアウトし、セーフティカーの後ろのキミ・アントネッリ(メルセデス)も視界不良を訴えるコンディションであり、レースコントロールは赤旗中断の判断を下した。

    現地時間12時28分からスタート手順は再開。1回目のスタートではエクストリームウェットだったカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)もインターに履き替え、全19台がセーフティカー先導で走行。2周を終えてグリッドスタートが判断され、セッティングを変えてピットレーンスタートとなっていた角田裕毅(レッドブル)も最後尾19番グリッドに変更され、全19台がインターミディエイトタイヤでグリッドに着いた。

    18周のレースは3周目から再開。ポールポジションのキミ・アントネッリ(メルセデス)は蹴り出しが鈍り、イン側のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に並ばれて1コーナーでコースアウト。4番手まで順位を落とした。

    残り6周で角田裕毅がミディアムタイヤに交換して自己ベストをマークすると、ソフトを選択したルイス・ハミルトン(フェラーリ)をはじめ、数台がそれに続いた。

    キミ・アントネッリがピットに入ろうとするなかで、レッドブルはマックス・フェルスタッペンをリリース。2台は軽く接触したが、アントネッリは大きな事故を避けてピットをスルー。後にフェルスタッペンには10秒ペナルティが科された。

    残り4周でフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がリアム・ローソン(レーシングブルズ)と接触してクラッシュ。セーフティカーが導入され、ステイアウトしていたランド・ノリス(マクラーレン)がタイミングよくタイヤを交換してトップをキープ。全車ドライタイヤへの交換が完了した。ローソンは審議対象となっている。

    レースはセーフティカー先導のまま終了。優勝はランド・ノリス、2位にオスカー・ピアストリが続きマクラーレンがワンツー。3位のルイス・ハミルトンは4ポジションアップ。

    それ以降はまだ暫定順位。4位のアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)はセーフティカー中の車間距離違反、前述の7位のローソン、8位のオリバー・ベアマン(ハース)はアンセーフリリース(ちなみにニコ・ヒュルケンベルグも同じ件)の疑いで審議対象となっている。

    角田裕毅はドライタイヤへの交換が功を奏して最後尾から11ポジションアップの暫定9位だが、上記の審議対象者の結果によってはポイントの可能性がある。(スプリントは8位までポイント付与)

    F1マイアミGP予選は、この後5時(現地時間16時)から行われる。

    2025年のF1世界選手権 マイアミGP

    2025年F1 マイアミGP スプリント 順位・結果

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    ※4.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    6.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    ※7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    ※8.オリバー・ベアマン(ハース)
    9.角田裕毅(レッドブル)
    10.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    14.エステバン・オコン(ハース)
    15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    16.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    17.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DNF.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    DNS.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    ※審議対象

    ※追記
    レース後、4位のアレクサンダー・アルボン、7位のリアム・ローソン、8位のオリバー・ベアマンにそれぞれ5秒ペナルティが科され、アルボンは11位、ローソンは13位、ベアマンは12位に降格。角田裕毅、キミ・アントネッリ、ピエール・ガスリーが入賞となった。

    2025年F1 マイアミGP スプリント 結果(改訂版)

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    6.角田裕毅(レッドブル)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    10.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    12.エステバン・オコン(ハース)
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    14.オリバー・ベアマン(ハース)
    15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    16.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    17.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DNF.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    DNS.シャルル・ルクレール(フェラーリ)

  • 角田裕毅は暫定9位…F1マイアミGP スプリント:結果・タイムシート

    角田裕毅は暫定9位…F1マイアミGP スプリント:結果・タイムシート

    2025年F1 マイアミGP スプリントの結果・タイムシート。5月3日(土)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリントレースが行われた。

    優勝はランド・ノリス(マクラーレン)、2位にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。レッドブルの角田裕毅は暫定9位。

    ※4位でフィニッシュしたアレクサンダー・アルボンがセーフティカー中の車間距離違反、7位でフィニッシュしたリアム・ローソン(レーシング)がフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)との接触原因、8位でフィニッシュしたオリバー・ベアマン(ハース)がアンセーフリリースの疑いで審議対象となっている。

    2025年F1 マイアミGP スプリント 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン     ↑ 2 1
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 0.672 0.672 - 0 1
    3 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1.073 0.401 ↑ 4 1
    4 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 2.522 1.449 ↑ 4 1
    5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 3.127 0.605 - 0 1
    6 18 ランス・ストロール アストンマーティン 3.412 0.285 ↑ 10 1
    7 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 4.024 0.612 ↑ 7 1
    8 87 オリバー・ベアマン ハース 4.218 0.194 ↑ 11 1
    9 22 角田裕毅 レッドブル 5.153 0.935 ↑ 11 1
    10 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 5.635 0.482 ↓ 9 2
    11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 5.973 0.338 ↑ 2 1
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 6.153 0.180 ↓ 1 1
    13 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 7.502 1.349 ↓ 4 1
    14 31 エステバン・オコン ハース 8.998 1.496 ↓ 2 1
    15 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 9.675 0.677 ↑ 3 1
    16 7 ジャック・ドゥーハン アルピーヌ 9.909 0.234 ↑ 1 1
    17 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 12.059 2.150 ↑ 13 1
    DNF 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン     ↑ 8 1
    DNF 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ     ↑ 4 2
    DNS 16 シャルル・ルクレール フェラーリ     ↑ 1  
  • シャルル・ルクレール レコノサンスラップで事故りF1マイアミGPスプリント欠場

    シャルル・ルクレール レコノサンスラップで事故りF1マイアミGPスプリント欠場

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、F1マイアミGPスプリントのためのレコノサンスラップでクラッシュを喫し、レース欠場が決まった。

    土曜日のマイアミ・インターナショナル・オートドロームには雨が降り注ぎ、路面は完全にウェットのなかでレコノサンスラップが行われた。

    シャルル・ルクレールは、アクアプレーニングを起こしてウォールにクラッシュ。左側のホイールが前後とも割れるなどマシンは大きく損傷。スプリントは欠場となった。ダメージがギアボックスまで及んでいる場合は予選までの修復も大変な作業となる。

    フェラーリは、シャルル・ルクレールをインターミディエイトタイヤでコースに出しており、ルイス・ハミルトンはこの軽率なチョイスに不満を述べていた。

  • 角田裕毅 F1マイアミGPスプリントをピットレーンスタート

    角田裕毅 F1マイアミGPスプリントをピットレーンスタート

    角田裕毅(レッドブル)は、F1マイアミGPのスプリントをピットレーンからスタートする。

    マイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われたF1マイアミGPスプリント予選は、角田裕毅にとって大きな失望に終わった。ここまでのスプリント予選では2度にわたってSQ3進出を果たしていた角田だが、今回はSQ1敗退という結果となった。

    18番手に終わった角田裕毅だったが、レッドブルはRB21のセットアップを変更し、ピットレーンからスプリントに出走する決断を下した。

    この判断は、18番手というポジションからのスタートでは上位進出の可能性が低いことに起因する。レッドブルは角田を“テスト要員”として起用し、スプリント終了後にパルクフェルメ規定が解除されるタイミングを活用して、別のセットアップの有効性を確認しようとしているのだ。

    一方、予選後の角田裕毅は、チーム内のコミュニケーションに不満を示した。SQ1終盤、最後のアタックに入る直前でチェッカーフラッグにかかってしまい、再アタックが叶わなかった。「前を走る車の影響もあったけど、自分に何ができたのか分からない。チームとのコミュニケーションもよくなかった。まともに予選ができなかった」と語り、悔しさを滲ませた。

    なお、角田裕毅のピットスタートにより、彼の後方で予選を終えたガブリエル・ボルトレトとオリバー・ベアマンが、それぞれ18番手、19番手へとグリッドが繰り上がっている。

    2025年F1 マイアミGP スプリント スターティンググリッド

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    7.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    9.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    10.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    12.エステバン・オコン(ハース)
    13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    15.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    17.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    18.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    19.オリバー・ベアマン(ハース)

    PITLANE.角田裕毅(レッドブル)

  • F1マイアミGP:チーム代表記者会見 – レッドブル、メルセデス、アルピーヌ

    F1マイアミGP:チーム代表記者会見 – レッドブル、メルセデス、アルピーヌ

    2025年F1 マイアミGPのチーム代表記者会見。5月2日(金)のマイアミグランプリのスプリント予選前に実施された。

    参加したチーム代表は
    ■ トト・ヴォルフ(メルセデス)
    ■ オリバー・オークス(アルピーヌ)
    ■ クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング)

    Q:トト、君から始めよう。ジョージ・ラッセルが昨日、「5戦で3回の表彰台は、チームの予想を超えている」と言っていた。君もそう思うか?

    トト・ヴォルフ(以下TW): ああ、おそらくそうだ。なぜなら、我々はパフォーマンスに波があったし、あるレースではフェラーリがこちらに迫ってきた。ジョージは素晴らしく守ってくれた。だから全体的に接戦ではあるけど、正直なところ満足はしていない。マクラーレンはタイヤマネジメントが非常にうまいし、結局は三つ巴の戦いになっている。あるレースでは成功して、別のレースではうまくいかない。その原因を突き止めようとしている段階で、まだ追いかける側だ。

    Q:W16にはどれだけのポテンシャルがある?このチャンピオンシップ争いに加われると思うか?

    TW: このマシンはかなり扱いやすくなっている。たとえばフラップを増やせば、マシンは期待通りの反応を返してくる。以前のマシンはそうじゃなかった。予測可能性が高まっている。ただし根本的な問題はタイヤの温度を適正ウィンドウに保つこと。これをしっかり達成する手段は、まだ見つかっていない。

    Q:今後もこのマシンを深く開発していくのか、それともすでに2026年に向けてリソースを移行しているのか?

    TW: すべてのチームが自分たちの「秘密」を抱えている。しかも状況は常に動いている。我々は空力部門の一部や設計部門の大きなグループを、すでに来年のクルマに集中させている。開発初期はダウンフォースの伸びが大きいが、いずれそれも鈍化する。リソースの移行を1.5ヶ月早く始めたチームがあれば、来年はそれが大きな武器になる。

    Q:F1史上最も成功したドライバー(ルイス・ハミルトン)がチームを離れた。現在のチーム内のダイナミクスはどうか?ジョージとキミ(アントネッリ)はその穴をどう埋めている?

    TW: まず最初に言っておくが、ルイスとは今でも良好な関係だ。今でも彼と一緒に旅行するし、よく会っている。昨年、まるで12年連続で親友と休暇を過ごすような関係で、そろそろ違うことをやってもいい頃だという空気があった。ルイスにとってはリフレッシュや再出発が必要だった。フェラーリは象徴的なチームだし、彼にとって魅力的な条件もあったのだろう。一方で、我々にはキミがすでに準備できていた。今年起用しなければ来年だっただろう。今から彼を起用することで、レギュレーション変更前に経験を積ませることができる。たとえばこのマイアミのような未経験のコースもあるが、それを今のうちに学ばせるのは正しい判断だったと思っている。

    Q:今年のガレージの雰囲気はどう変わった?

    TW: 変わったとは思わない。ルイスは家族の一員だった。彼は何を求めているかを理解していて、エンジニアやメカニックもそれを理解していた。お互いに長年の信頼関係があったから、日によって調子の波があっても対応できた。今の関係性はまた別の形だ。ジョージはシニアドライバーとして大きく存在感を増している。キミは“弟”のような存在で、2人はうまくやっている。それは非常に嬉しいことだ。キミはプレッシャーを感じないタイプで、着実に成長している。一方のジョージは、ラップタイムやレースにおいて信頼できる存在だ。チームの士気は高い。

    Q:ジョージが“成長した”というのは具体的にどういう点か?

    TW: これは本当に明確だ。7度の世界王者がチームを離れたことで、かつてルイスの陰にいたジョージが、今やマシンの開発方向を導く立場にある。「ジョージ、このクルマに速さはあるか?」と聞けば、彼の答えに頼ることができる。それこそが重要なことなんだ。

    Q:その成長が続けば、ジョージと再契約するか?

    TW: この質問が来ることはわかっていた。ジョージはずっとメルセデスファミリーの一員だ。今のチームが良い流れにあるなら、それを壊す理由は見当たらない。

    Q:オリバー、チームにとってはややフラストレーションの溜まるスタートになっているようだが、これまでのところポイント獲得は1回のみ。このマシンにどれくらいのポテンシャルがあると見ている?

    オリバー・オークス(以下OO): 「フラストレーション」という言葉がまさに的確だと思う。オーストラリアではちょっと運に見放された感じがあった。バーレーンでは本来のポテンシャルを見せられたから、あれが我々の立ち位置をよく示していた。ただ、今シーズンはトラックごとのパフォーマンスの振れ幅が大きい。チャンスを活かす必要があるが、それがまだうまく噛み合っていない。でも、前向きに取り組んでいる。

    Q:なぜ「噛み合わない」状況になっている?

    OO: それが簡単にわかれば苦労しない。たとえばオーストラリアでは天候やセーフティカーの影響があったし、中国は我々にとって難しい週末だった。あのコースはクルマに合っていなかった。今のミッドフィールドは本当に接戦で、今年はずっとそうなると思う。クルマには確実にパフォーマンスがあるから、それを安定して出せるようにしていく。

    Q:昨年チームに加わったときに「レーシングスピリットを取り戻す」と言っていた。それは実現できたか?

    OO: かなり前進はできていると思う。当時この言葉を使ったのは、チームの状況や報道の内容を見てのことだった。今ではチームとしてまとまりがあるし、昨年後半には良い結果も出せた。トラックサイドでも良い仕事ができている。でも、もちろんそれで満足してはいない。もっと上位で戦いたい。

    Q:トトが語ったように、ジョージが一段と成長したとのことだが、ピエールにも同じような進化が見られるか?

    OO: ああ、彼は経験豊富なドライバーとして、実質的にチームのリーダー的存在だ。昨年から素晴らしい走りを見せていたし、今年もその調子を維持している。新しいクルマでは、彼が快適に感じるバランスを見つけることが重要になる。週末によってフィーリングに差はあるが、彼はチームにとって非常に有益な存在で、我々を前進させてくれている。

    Q:ジャック・ドゥーハンについて。先週アルゼンチンで「イモラではフランコ・コラピントが代わりに出場する」という話が出たが、どう受け止めた?

    OO: その話が出るのは分かっていたよ。私も他の人と同じようにそれを見た。どうやらアルゼンチンのスポンサーがオフカメラでフランコに関する希望的観測を述べたようだ。日曜に彼を乗せたいと思う人はアルゼンチンには多いだろうね。でも、我々はかなりオープンにやっていて、そういった声は「雑音」に過ぎない。ジャックには良い仕事を続けてもらう必要がある。ただ、こういった憶測が出るのは自然なことでもある。

    Q:イモラでジャックがドライブするのか、明言できる?

    OO: 現時点では、ジャックとピエールが我々のドライバーだと明確にしている。もちろん評価は常に行っているが、現段階ではその予定に変わりはない。

    Q:クリスチャン、角田裕毅のTPCテスト(旧型マシンでのプライベート走行)について聞きたい。彼は天候に悩まされたと言っていたが、彼とチームは何を学んだ?

    クリスチャン・ホーナー(以下CH): あれは角田裕毅が我々のエンジニアリングチームとより多くの時間を過ごす良い機会だった。彼はこれまでレッドブル・レーシングでの走行経験が限られていたから、数年前のマシンを使って走行することで、チームのプロセスや雰囲気に慣れることができた。朝は雨が降っていたが、何周かは走れて有意義だったよ。

    Q:データを見て、角田裕毅はマックスと比べてどこが足りない?

    CH: 特定のポイントで「ここが欠けている」とは言いにくい。大抵はラップ全体にわたる小さな積み重ねだ。彼はまだ自分の居場所を探っている段階だけど、経験もあり、良いフィードバックもしている。チームにはとてもポジティブなエネルギーを持ち込んでくれていて、本当にユニークなキャラクターだ。速さもある。自信をつければ、もっと上位に来ると思っている。

    Q:ジョージ・ラッセルやピエール・ガスリーがステップアップしたように見えるが、マックス・フェルスタッペンもさらに進化したと思うか?彼の今年の働きについてどう評価する?

    CH: マックスはもうずっと高いレベルで走っている。2020年、2021年の時点ですでにそうだった。今年も、そのパフォーマンスの高さには驚かされることがある。たとえばサウジでは、1コーナーでの接触は不運だったけど、レースペースには希望があった。ミディアムでもハードでもマクラーレンより明らかに速かった。今季で初めて、レースで彼らより上だったと思う。

    Q:10年近く一緒にやってきた中で、まだマックスに驚かされることはある?

    CH: あるよ。彼は本当に、マシンの性能を限界まで引き出す術を持っている。Q3の最後のアタックみたいな、本当にプレッシャーがかかる場面で、彼は常に期待以上の結果を出す。そういう状況を楽しんでいて、信じられないパフォーマンスを見せてくれる。ああいうゾーンにいる時の彼は、本当に偉大なドライバーたちと同じ領域にいる。

    Q:娘のリリィが生まれたことは、彼の走りに影響すると思うか?

    CH: いや、まったくないと思う。彼は落ち着いているし、既にステップドーター(ケリーの娘)もいる。家族との時間を楽しむタイプだが、レースとなればビジネスモードに切り替わる。もちろん誇りに思っているだろうし、彼とケリーにとって大きな出来事だ。でも、マシンの中では今まで通りだ。

    2025年のF1世界選手権 マイアミグランプリ

    フロアからの質問

    Q:トトへの質問だが、クリスチャンとオリバーにも聞きたい。昨日ルイスとジョージがGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)がFIAに正式に認められていないことについて語っていた。チーム代表、そしてWMSC(世界モータースポーツ評議会)の一員として、GPDAに正式な地位を与える道はあると思うか?

    TW: F1に関わってきた中で、GPDAの活動が活発な時期もあれば、そうでない時期もあった。今は、理知的で建設的な声がドライバー側から出ていると感じている。形式上は認められていなくても、実質的には重要なステークホルダーだと考えているし、我々チームは彼らの意見に注意を払っている。

    CH: ドライバーの意見は重要だと思っている。個人的には、彼らがF1の議論の場に正式に加わってもいいと思う。常に独特な視点を持っているからね。

    Q:クリスチャンとトトに。新しく父親になったマックスへのアドバイスがあれば聞かせてほしい。

    CH: 彼はきっと良い父親になるよ。夜中のオムツ替えにも参加しないといけないしね(笑)。家族が増えるっていうのは本当に素晴らしいことだ。生活は大きく変わると思う。ただ、その娘のDNAはすごいよね。フェルスタッペンとピケの血を引いてるんだから。競走馬だったらとんでもない価値がある(笑)。まあ、彼の人生にはこれから別の意味での挑戦が待っている。

    TW: 人によって感じ方は違うけど、私は「人はDNAで生まれてくる」と思っているタイプだ。子育ては大変だけど、マックスはすでにステップドーターともうまくやっているし、きっと良い父親になると思ってる。

    Q:クリスチャンに質問だが他の二人にも聞きたい。2026年のエンジンレギュレーションで「リフト・アンド・コースト」が多くなりすぎるのではという懸念があるが、その点についてどう考えている?

    CH: 来年のレギュレーションはすでに確定しているし、すべてのメーカーがそれに基づいて開発を進めている。懸念されているのは、エネルギー回収量が非常に多くなってしまい、それによって走行中のリフト・アンド・コーストが増える可能性があること。しかも2026年のクルマは、基本的に常時DRSが開いている状態になる。つまり追い抜きが難しくなる可能性もある。FIAが再度その課題に目を向けているので、ソフトウェア的な調整でレースの質を上げる選択肢はあると思う。

    TW: 新レギュレーションに近づくにつれて、どのチームも自チームの利益を最優先に行動するようになる。それは当然のことだ。我々としては、まだその影響がどう出るか分からない。たとえばバクーやモンツァで回収が追いつかなくなるかもしれないし、ならないかもしれない。今はまだ仮定の話で動くべきではないと思う。ハードウェアを捨ててまで変える必要はないし、調整の幅はある。何より、我々はレースが面白くあるべきだと思っている。

    Q:トトとクリスチャンに質問。F1コミッションでは、来年導入される合成燃料(サステナブル燃料)のコストが議論されたようだが、これは2027年以降の課題として対応すべきか?

    CH: これはあるパワーユニットメーカー(PUM)が提起した話だった。個人的には我々にとってそれほど大きな問題ではない。新しい燃料には開発コストがかかるのは当然だ。ただし、将来的には一定の価格帯を設けるような規制があってもいいかもしれない。燃料はラップタイムに直結する要素のひとつだから、燃料会社が競争に熱心になるのは当然だと思う。

    TW: 問題なのは、サプライチェーン全体とエネルギー供給が「グリーン」である必要があるということ。そのために求められる材料や精製プロセスが非常に高価になっている。当初の見込みよりもコストがかなり高い。我々としては、リッターあたりの価格を抑えるために調整できる規則があるかどうかを評価している。パートナーであるペトロナスとは技術面でも強く協力しているので、サステナブルな道筋を探っていきたい。

    Q:トトに質問。ルイスのフェラーリでのスタートは、彼が望んだような形ではなかったようだ。「苦しい」と本人も話していた。そのことに驚いたか?それとも、彼の“魔法”はまだ残っていると思うか?

    TW: ああ、たしか上海のスプリントだったと思うけど、あの時は完全に支配していたよね。彼は間違いなくまだ“魔法”を持っていると思っている。一戦でマジックを見せて、次のレースではそれが消えるなんてことはない。彼がすべての要素をうまく噛み合わせて、自分に合った状態になれば、間違いなく再び輝ける。ただ、ある程度の困難があるのも驚きではない。12年間同じやり方でチームと過ごしてきたわけだし、今はフェラーリという新しい環境で、チームメイト(ルクレール)も長年そこにいて、非常に優れたドライバーだ。そう考えれば、これは自然な成長プロセスだと思っている。

    Q:トトに質問。メルセデスは10年近く支配してきたが、今でもトップ争いに加わっている。それを実現できた要因は何だったと思うか?

    TW: “トップにいるか?”と聞かれると、正直わからない。常に自分たちで基準を設定しているし、どこまでが満足できるレベルなのかは内部で判断する。確かに2014年以降、我々は他を圧倒する時代があったが、今はクリスチャンとレッドブルが新レギュレーション下で支配している。だが、少しずつ追いつきつつある。昨年は4勝できたし、特にラスベガスでは支配的だった。今年は勝てるクルマとドライバーを持っているチームの一つに入っていると思う。
    結局のところ、チームとは何か?会社とは何か?それは「人」だと思っている。チームに属する全員が一丸となって最高の仕事をしようとしている。我々の強みは、プレッシャーがある中でも、それを前向きに使える環境をつくれていることだと思う。

    自分自身もその一部として貢献したいし、貢献できなかった時には「なぜ貢献できなかったのか」と振り返る。リーダーという立場にいる者は、常に自分に問いかけなければならない。「自分はどんな価値を加えられるか?どうすれば競合を上回れるか?」と。

    Q:クリスチャン、トト、オリバーにも。2026年に導入される最低重量の件だが、複数のチームが「現実的に到達不可能な重さだ」と話している。これはファンに“軽量化”をアピールするために無理に設定された数字ではないか?実際、PUと車重の組み合わせは、来年の最大のパフォーマンス要因になると思うか?

    CH: トトとはこの件で昔から意見が分かれてるんだよ。

    TW: そう、数年に渡ってね(笑)。

    CH: 新しい見た目は気に入ってるよ。

    OO: だから私は中立の立場でいく(笑)。

    CH: そうそう。で、重量に関しては「数字が適当に決まった」と思ってる。エンジンは重くなってるのに、車重は軽くしようとしてる。各チームにとってものすごく大きな課題になるよ。軽量化には莫大なコストがかかる。先週は「スチール製のスキッドブロックを導入するか」という案が出たが、それなら最低重量を5kg増やしたほうが良いかもしれない。
    でも、現実はこうだし、全員にとって同じ条件だ。どこに重さを割くか、どこを削るかはチームの選択になる。重さはフリーラップタイムだからね。10kgで0.35秒縮まるとも言われてるし。

    TW: チームとしての選択だよね。重さにどれだけラップタイムの価値を見出すか。バラストで調整するか、軽くする代わりに他の性能を犠牲にするか。軽量化は確かに難しい。なぜ軽量化を進めるのかというと、クルマをより“俊敏”にするためだ。その方向性は間違ってないと思う。だからこそ、今の最初のステップが大変なのは仕方ない。だが、ルールは全員に平等だ。

    OO: うん、私は真ん中の立場で満足してるよ(笑)。

    Q:クリスチャンに質問。最近のレッドブルはジェッダ、マイアミと立て続けにアップデートを導入している。イモラでは大きなアップグレードがあるという噂もあるが、事実か?そして、今後導入されるフロントウィングの新レギュレーション(スペイン以降)が、チームの選手権争いに大きく影響すると思うか?

    CH: まず、イモラでの“ビッグアップデート”なんて話はどこから出たのかわからないけど、そんな予定はないよ。今のレギュレーションでは、どのチームも「小さな積み重ね」を重ねるしかない。スペイン以降の変更(フロントウィングの補強)についても、どのチームにどんな影響があるかは誰にもわからない。

    今年はパフォーマンスに満足できないレースもあったけど、それでも結果は出してきた。マクラーレン以外で唯一勝っているのは我々だし、ポールも何回か取っている。まだチャンピオンシップは12ポイント差だし、道のりは長い。去年の教訓があるからこそ、状況は一瞬で変わる可能性があると理解している。

    このタイトル争いは完全なマラソンだ。上位6チームすべてが、今後の流れ次第で争いに加われる可能性があると思っている。

    Q:クリスチャンとトトに。マックスに娘が生まれたことで、将来的に「もうひとりのモナコ出身F1ドライバー」が誕生する可能性も出てきた。しかも、女性ドライバーとして。どう思う?

    CH: もちろん可能性はあるし、なぜ女性じゃいけないんだ?さっきも話したけど、あの子の血統は本当にすごい。契約オプションを取りたがる人が山ほど出てくると思う(笑)。

    TW: 私にはカートをやってる8歳の娘がいるけど、マックスも「その感情のローラーコースターは避けたい」って言ってた。でも、F1にはもっと女性が必要だと思ってる。妻のスージーやF1アカデミーの取り組みも含めて、それは間違いなく正しい方向に進んでいる。そしてあの女の子が“ピケ=フェルスタッペン”を名乗ったら…それはマーケティング的にもすごいことになるよ。

  • 2025年F1 マイアミGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 マイアミGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。5月2日(金)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリント予選が行われた。

    メルセデスのキミ・アントネッリが劇的なラストアタックを決め、ポールポジションを獲得。F1史上最年少でグリッドの最前列からスタートするドライバーとなった。

    18歳のアントネッリは、波乱含みの予選セッションを通して安定した速さを披露。最終的には1分26秒482のタイムで、僅差でマクラーレン勢のオスカー・ピアストリとランド・ノリスをそれぞれ0.045秒、0.100秒差で退けてみせた。

    1番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「まさか自分がポールを取れるなんて思ってなかったよ!初めてのポールポジションは本当に最高の気分だ。フィニッシュラインを越えた時、自分でもいいラップだったと思ったし、3つのセクターすべてをうまくまとめることができたことには満足している。もちろん、あと少しタイムを稼げる場所はあったかもしれないけどね。この瞬間を楽しみつつ、すぐに明日に集中するよ。スプリントで勝つことができたら、今日を再現する形になるからね」

    2番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「まずまず満足している。ベストなラップだったとは言えないけどね。最後のコーナーでロックアップしてしまって、たぶんそれでポールを逃したと思う。キミ、初ポールおめでとう。P2は悪くない結果だし、まだマシンにはもう少し引き出せるポテンシャルがあると思っている。明日は1つポジションを上げられるよう前向きな気持ちで臨むよ」

    3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「接戦だったスプリント予選で、まずまずの結果だね。メルセデスにわずかにやられたけど、キミのポールはおめでとうって感じ。自分にももう少しタイムを出せる余地はあったと思うけど、P3には満足してるし、明日レースをするのが楽しみだよ」

    4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「Q3ではいいラップができたし、タイヤの状態も悪くなかったんだけど、FP1の時点からずっとアンダーステアに悩まされていた。低速コーナーが多いこのコースでは、それが大きなタイムロスになる。第1セクターのような高速コーナーでは競争力があるんだけど、低速になるとグリップ不足が響いてくる。P4は悪くないけど、理想ではないね。今の状況を考えれば現実的な結果だと思う。ロングランのデータが少ないから、スプリントがどうなるかは読みにくいけど、車のバランスやフィーリングからすると、暑さの中で厳しいレースになるかもしれない。それでもベストは尽くすよ」

    5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「まずはキミに心からおめでとうを言いたい。彼が初めてのポールポジションを取ったことを本当に嬉しく思っている。FP1の最初の周から彼はとても速くて、それはとても印象的だった。彼にとってもチーム全体にとっても素晴らしい結果だし、明日のスプリントでも好結果に繋がることを願っている。自分自身としては、今日はあまりマシンにしっくり来る感覚がなかった。少し苦しんでいて、ペースもほんの少し足りていなかった。SQ3では終盤の混戦に巻き込まれたくなかったし、イエローフラッグのリスクも避けたかったから、早めにアタックすることを選んだ。でもP5というのは正直良い結果ではないし、明日の本予選で改善する必要がある。スプリント週末は難しいけど、今日はあまり良くなかった分、明日はいい日になるように全力を尽くすよ」

    マイアミグランプリ F1 マイアミGP

    6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「この順位には満足していない。今日はあまり改善の余地がなくて、これが今の僕たちのベースラインだと思う。明日のスプリントではスタートを決めて、そこから状況をうまく作っていきたい。今のところ簡単な週末ではないし、取り組むべき課題はたくさんある。」

    7番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「まだ理想の位置には届いていないけど、特にSQ1ではクルマのフィーリングが良くて、一体感があったことはポジティブな材料だ。やるべきことはまだあるけど、今あるパッケージで最大限を引き出すこと、そこからさらに前に進むことに集中している。」

    8番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「金曜日は終了。全体的には非常にポジティブな1日だった。FP1の最初のラップからクルマの感触はとても良くて、その状態をうまく維持できた。満足してるけど、他のチームが午後にかけて少しパフォーマンスを上げてきた印象がある。僕たちは最初から最適化できていた分、SQ3では少し後れを取った。でもミッドフィールド最上位に立てたし、ポイント獲得のチャンスがあるポジションだから悪くない。明日の本予選に向けてまだやるべきことはあるけど、良いスタートを切れている」

    9番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今日はすごく緊張したスプリント予選だった。SQ1の最初のランでは最後のコーナーでミスをしてしまって、それでプレッシャーがかかった。でもSQ2では満足できるラップができて、SQ3に進むことができた。時間がギリギリで、シャルル(ルクレール)のすぐ後ろでのラップスタートになってしまったのは理想的ではなかったけど、全力で行くしかなかった。明日はスタートが非常に重要になるから、しっかり決めて、ポイント争いに加わりたい」

    10番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「この順位で予選を終えられたのはちょっと驚きだ。クルマはまだバランスが安定せず、一貫性も欠けているけど、全体としては良い1日だった。今シーズン初めてSQ3に進出できたのも収穫だ。この勢いを保ちたい。明日はポイントが入るのは8位以内だけど、全力で挑むよ」