カテゴリー: F1マイアミGP

  • F1マイアミGP 予選レポ:フェルスタッペンが“パパ初ポール” 角田裕毅10番手

    F1マイアミGP 予選レポ:フェルスタッペンが“パパ初ポール” 角田裕毅10番手

    2025年F1第6戦マイアミGPの公式予選が現地時間5月3日に行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが見事なパフォーマンスを披露し、“パパ初ポールポジション”を獲得した。角田裕毅は10番手だった。

    フェルスタッペンはQ3序盤のアタックで暫定トップに立つと、最終アタックではターン1でやや挙動を乱したものの、1分26秒204のタイムでライバル勢を抑え、首位を死守。

    2番手にはマクラーレンのランド・ノリスが入り、その差は0.060秒と僅差だった。ノリスは最終ラップで縁石に乗りすぎたことをチームに謝罪している。

    3番手にはメルセデスのルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリが続き、金曜日のスプリント予選でのポールに続いて、グランプリ予選で自己最高の結果を記録した。4番手には同じくマクラーレンのオスカー・ピアストリ、5番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。

    6番手にはウィリアムズのカルロス・サインツ、7番手にチームメイトのアレックス・アルボンが続き、フェラーリのシャルル・ルクレールはスプリント前のクラッシュから立て直して8番手を確保した。

    9番手にはハースのエステバン・オコンが入り、アメリカチームにとっては今季初のQ3進出となった。レッドブルの角田裕毅は10番手でトップ10を締めくくった。

    一方で、Q2ではフェラーリのルイス・ハミルトンがタイムを更新できずに12番手で敗退。レーシングブルズのアイザック・ハジャー(11番手)の後塵を拝する形となり、波乱の展開となった。

    13番手にはキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが入り、F1デビュー後自己最高の予選順位を記録。アルピーヌのジャック・ドゥーハンが14番手、レーシングブルズのリアム・ローソンが15番手となった。

    Q1ではキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが16番手で敗退。スプリントでのクラッシュから立て直しを図ったアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは17番手に沈んだ。

    18番手にはアルピーヌのピエール・ガスリーが入り、チームメイトのドゥーハンに予選で初めて敗れる結果に。最後列にはアストンマーティンのランス・ストロール(19番手)と、ハースのオリバー・ベアマン(20番手)が並んだ。

    マイアミGP F1アルボンはQ1の序盤にピットレーン違反で記録された。

    ■Q1:フェルスタッペンが主導権握るも、波乱含みの幕開け
    スプリント終了が遅れた影響で、予選Q1は現地時間16時15分に開始。スプリント中にクラッシュしたアロンソ(アストンマーティン)とルクレール(フェラーリ)もマシンの修復を間に合わせ、20台全車が出走可能となった。

    路面はドライコンディション。全車ソフトタイヤでコースインし、序盤はマクラーレンのオスカー・ピアストリが1分27秒307で先手を打つ。これはフェルスタッペンを0.3秒上回る好タイムだった。

    アルボン(ウィリアムズ)はピット出口でハジャーの前に割り込む動きを見せ、レース後に審議対象となる可能性が浮上。また、ハジャー、ラッセル、アントネッリ、ローソン、ストロールらは序盤にタイムを出さず、時間をかけてマシンを整えながら慎重な出走を選んだ。

    残り時間5分を切る頃から全体的にタイムが大きく更新され、メルセデスのルーキー、アントネッリが一時トップに立つも、フェルスタッペンが1分26秒台に突入して首位を奪還。これによりタイム合戦が加速した。

    ルイス・ハミルトンはアタック中にターンでロックアップを喫し、暫定15位に後退。一時は脱落の危機にあったが、終盤に8位まで浮上しQ2進出を果たした。一方、アロンソは14位に入った直後に他車の更新で17位へ転落し敗退。

    Q1のサプライズはキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト。終盤に堅実なラップをまとめて11位に入り、F1での予選自己最高パフォーマンスを見せた。

    Q1敗退者:
    16位:ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)
    17位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    18位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    19位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    20位:オリバー・ベアマン(ハース)

    マイアミグランプリ F1 マイアミGPベアマンは20位でセッションを終え、再びQ1敗退に直面した。

    ■Q2:ピアストリが光る一方、ハミルトン敗退の波乱
    Q2開始直後、フェルスタッペンが再び最初にコースインし、1分26秒643を記録。だがその直後、ピアストリが1分26秒269という圧巻のラップでトップに躍り出た。ノリスが2番手、アントネッリが3番手、フェルスタッペンが4番手という僅差の上位争いが展開された。

    その一方で、メルセデスのラッセルがまさかの下位に低迷。週末を通じてチームメイトのアントネッリに比べてマシンバランスに苦しんでいる様子で、「グリップが足りない」と無線で報告していた。

    脱落圏にはオコン、ドゥーハン、ローソン、ハジャーが並ぶ。ハジャーはアタックを途中で中断し、タイム計測ができない状況に。

    残り3分を切った頃から全車が最終アタックへ。Q1敗退が目前だったオコンは大きなスライドを乗り越えて9番手へジャンプアップ。代わってハミルトンが脱落圏に沈む。最終ラップでタイム更新を狙ったが0.1秒届かず、12番手でノックアウト。スプリントで表彰台を獲得した流れを維持できなかった。

    Q2敗退者:
    11位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    13位:ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)
    14位:ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    15位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)

    マイアミGP F1 マイアミグランプリハミルトンはQ3進出を逃したが、フェラーリのドライバーはマイアミのグリッドで12番手からスタートする予定だ。

    ■Q3:フェルスタッペン、圧巻の走りでポール確定
    10台によるQ3では、マクラーレン、レッドブル、メルセデス、ウィリアムズの2台ずつに加え、フェラーリのルクレールとハースのオコンが進出。オコンはハースで初のQ3進出となった。

    最初のアタックでは、ルクレールがアウトラップでミスを犯してタイム計測を断念。他の9台は順調に計測を終え、暫定トップはフェルスタッペンで1分26秒492。2番手ノリスとの差はわずか0.003秒、ピアストリが0.017秒差で3番手と、上位3台がコンマ02秒以内にひしめく接戦に。

    迎えた最終アタック。フェルスタッペンはターン1でわずかにスライドし、ミスに見えたが、、その後すべてのセクターでパープルを記録し、1分26秒204を叩き出してポールを確定。

    ノリスは縁石に乗りすぎてリズムを崩し、2番手止まり。ピアストリも改善できず、アントネッリが2台の間に割って入り、3番手に食い込んだ。

    ウィリアムズのカルロス・サインツが6番手、チームメイトのアルボンが7番手に入り、チームとして今季最高の予選パフォーマンスを見せた。ルクレールは8番手、オコンは9番手、角田裕毅は10番手でQ3を締めくくった。

    Q3結果(上位10位):
    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    3位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    4位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    5位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    6位:カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    7位:アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    8位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    9位:エステバン・オコン(ハース)
    10位:角田裕毅(レッドブル)

    2025年のF1世界選手権 マイアミGPフェルスタッペンは、マイアミグランプリのグリッドでノリスとアントネッリの前に並ぶことになる。

    マックス・フェルスタッペン
    「素晴らしい予選だった。マシンの回頭性が少し良くなっていて、Q1からQ3まで少しずつ限界を探ることができた。最後のラップのターン1では少しミスがあったけど、このサーキットではタイヤマネジメントが難しいからね。それでも結果には満足しているし、ポールを獲得できて嬉しいよ。」

  • ルイス・ハミルトン F1マイアミGP予選Q2敗退「新品ソフトを使うべきだった」

    ルイス・ハミルトン F1マイアミGP予選Q2敗退「新品ソフトを使うべきだった」

    ルイス・ハミルトンは、F1マイアミGP予選でフェラーリが自分に新品ソフトタイヤを投入しなかった判断について悔しさをにじませた。この決断はチームメイトのシャルル・ルクレールがQ3進出を果たす一因となった一方で、ハミルトン自身はQ2敗退を喫し、フェラーリ加入後初めてQ3進出を逃す結果となった。

    ハミルトンのチームメイトであるルクレールは予選8番手でセッションを終え、SF-25の最大限の実力を示した。

    だが、ルクレールがQ3へ進んだのに対し、ハミルトンは反対側のガレージでそれを再現することができなかった。

    その数時間前、ハミルトンはウェットコンディションで優れた戦略判断を見せ、スプリントで3位表彰台を獲得していた。

    しかしその後の予選では、最初のアタックが十分ではなく、Q2突破に向けてラップが必要となった。

    ルクレールは新品ソフトタイヤでタイムを改善して突破したが、フェラーリはハミルトンに同じ対応を取らず、結果としてフェラーリ移籍後初めてQ3に進めなかった。

    リプレイでは、最終ラップのターン17でのロックアップがハミルトンのタイムに大きく響いた様子が映し出されていた。

    その後ハミルトンはメディアに対しペース不足を認めつつも、新品ソフトを使っていれば助けになったと主張した。

    「(走行ごとに)クルマのフィーリングが毎回違う」とハミルトンはメディアに語った。

    「ウィリアムズに予選で負けたし、彼らは素晴らしい仕事をしているけど、純粋なペースではそれが現状だ」

    「シャルルは運良く(Q2を)突破できた。彼は新品タイヤを履いていたと思う。それでなんとか突破した」

    「僕にはもう1セット新品タイヤが残っていた。使うべきだった」

    ハミルトンは、フェラーリが問題の解決に「取り組んでいる」と主張しつつも、明らかにチームには現時点で十分な速さが欠けていると考えている。

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ F1マイアミGP

    アップグレードが必要だと語るハミルトン
    チームと自分自身がマシン改善に向けて前進していると感じるか問われると、彼は次のように答えた。

    「そうだね。スプリントでは良かった」

    「でも言った通り、今の僕たちはその位置にいる。

    「アップグレードが必要だし、改善すべき点がたくさんある」

    今シーズン、スプリントがハミルトンにとって唯一の希望の光となっている。中国でフェラーリとして初勝利を挙げ、マイアミでもトップ3に入った。

    しかし、グランプリの予選や決勝ではうまくいかない状況が続いている。

    最近の成績について、問題は自分ではなくマシンにあると指摘されると、ハミルトンはここ数戦で自分は全力を尽くしていると主張した。

    「そうだね、自分の中ではそうは感じていない」

    「言った通り、僕はすべてを試しているし、僕たちみんなも全力を尽くしている」

    「今日はほんのわずかな差でQ2で落ちた」

    「もし新品タイヤで走っていたら、Q3には行けていたと思う」

    「でも結局のところ、8番手か9番手でシャルルと並んでいただけ。大きな違いにはならなかったかもしれない」

    「でも重要なのは、僕たちは取り組んでいるということ。そして今のところ、僕たちには大きくペースが足りていないということだ」

  • 2025年F1 マイアミGP 予選:ハイライト動画…角田裕毅は10番手

    2025年F1 マイアミGP 予選:ハイライト動画…角田裕毅は10番手

    2025年F1 マイアミGP 予選のハイライト動画。5月3日(土)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの公式予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が僅差の争いを制してポールポジションを獲得した。熾烈な戦いが繰り広げられた1時間のセッションで、フェルスタッペンはランド・ノリス(マクラーレン)とキミ・アントネッリ(メルセデス)をわずか0.065秒および0.067秒差で上回った。

    Q3最初のランで暫定トップに立ったフェルスタッペンは、最終アタックでもターン1で軽くオーバーステアを見せながらも、さらにタイムを更新。コンマ数秒を争う白熱の予選で、今季3回目のポールポジションを手にした。

    4番手にはマクラーレンのオスカー・ピアストリが続き、5番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。注目を集めたのはウィリアムズ勢の快進撃で、カルロス・サインツとアレックス・アルボンがそれぞれ6番手、7番手から決勝をスタートする。

    8番手にはフェラーリのシャルル・ルクレール、9番手にはアルピーヌのエステバン・オコン、10番手にはレッドブルの角田裕毅が続いた。

    一方、最大の波乱はルイス・ハミルトンのQ2敗退だった。今シーズンここまですべての予選でQ3進出を果たしてきたハミルトンだったが、マイアミではその連続記録が途絶える結果となった。

    動画の公開は終了しました
  • キャデラックF1 “大々的なお披露目”期待も…ほんの一瞬の“チラ見せ”

    キャデラックF1 “大々的なお披露目”期待も…ほんの一瞬の“チラ見せ”

    F1ファンが密かに、しかし確かに期待を寄せていたキャデラックのF1マシン。その“お披露目”が、2025年マイアミGPの華やかなイベントで行われた。が、いざフタを開けてみれば……これは“リビール”というより、“ティーザー”の延長戦といった印象が正直なところだ。

    場所は、アメリカ・マイアミ。まさにキャデラックの参戦を祝うにはうってつけの舞台。豪華ゲストが集い、MCにはあのテリー・クルーズ。演出も照明も演出もばっちりだった。

    だが、肝心の中身はというと、ほんの一瞬チラリと映るマシンのリバリーと、チームカラーらしき“インペリアルブルー×ホワイト”のイメージスケッチ。それに加えて、レーシングスーツの袖元が少しだけ……そんな具合だ。

    「ついに来たか!」と身を乗り出したファンにとっては、期待に胸を膨らませたその分、肩透かし感は否めなかっただろう。

    もちろん、キャデラックのF1参戦が長い交渉の末にようやく正式承認に至ったことは大きなニュースだ。アンドレッティ・グローバルとの提携、FIAとFOMの審査、パワーユニットにフェラーリを選択……ひとつひとつの決断の重みは決して小さくない。GMのマーク・ルイス社長も、「F1という世界的な舞台でGMの技術力を見せられることに興奮している」と力を込めた。

    キャデラック F1キャデラックF1チームのロゴがお披露目された。

    だが、ファンにとってそれはもう知っている情報。むしろこのイベントでは“新しい何か”を、できれば“全体像”を見せてほしかった。特に近年のF1では、新規参戦やカラーリング発表の場はファンとの結びつきを強める大事な機会になっているだけに、今回の“もったいぶり”にはやや拍子抜けの印象が残る。

    とはいえ、2026年のグリッドに名を連ねる新興勢力として、キャデラックがどのようなパフォーマンスを見せてくるのか――その期待は変わらない。次こそは“チラ見せ”ではなく、“本物”を。そして、目で見て心躍るようなマシンの姿を届けてほしい。

  • キミ・アントネッリ F1マイアミGP予選3番手「いい形で立て直せた」

    キミ・アントネッリ F1マイアミGP予選3番手「いい形で立て直せた」

    F1マイアミGPのスプリントで思わぬ不運に見舞われたメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは、日曜の決勝での巻き返しに全力を注ぐ構えだ。

    金曜のスプリント予選で自身初のポールポジションを獲得したアントネッリは、土曜のスプリントでスタート直後にマクラーレンのオスカー・ピアストリと接近戦を展開し、ターン1でワイドに膨らんで4番手までポジションを落とした。

    事態はさらに悪化し、乾きつつある路面への対応としてピットインした際、レッドブルがマックス・フェルスタッペンをアントネッリの進路に危険なタイミングで送り出したことで、アントネッリはピットに入れずにコースをもう一周せざるを得なかった。このタイムロスにより、フィニッシュ時点ではポイント圏外に沈んだが、レース後の他車へのペナルティにより7位に繰り上がり、2ポイントを獲得した。

    予選では、アントネッリが再び存在感を示した。ポールポジションは逃したものの、首位フェルスタッペンとの差はわずか0.067秒。ピアストリにもコンマ0.002秒及ばず、惜しくも3番手に留まったが、ルーキーとして堂々たる走りを見せた。

    「今日はいい形で立て直すことができた」とアントネッリは語る。「セッション中は少し苦労した。雨でラバーが流されて路面が昨日とまったく違っていたので、適応に時間がかかった。でも、最後のアタックはうまくまとめられたので満足している」

    「ターン1ではちょっと欲を出しすぎて軽くロックアップしてしまったが、それでも後半はしっかりと持ち直せた。明日の決勝が楽しみだ」

    決勝に向けては、マクラーレンの強さを認めつつも、チャンスを狙っている。

    「マクラーレンは本当に速いと思う。少しペースに差があるかもしれないが、マックスやマクラーレンと戦えることを願っている。何が起きても対応できるように準備しておくつもりだ」

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 マイアミGPアントネッリの予選ラップタイムはノリスよりわずか0.002秒遅かった。

    今回のマイアミGPでは、アントネッリがチームメイトのジョージ・ラッセルを予選で初めて上回った。ラッセルは週末を通してマシンのフィーリングに苦しみ、予選では5番手にとどまった。

    「今週末は自分でもよくわからない状態が続いている」とラッセルは述べた。「FP1ではマシンの感触が良かったのに、スプリント予選も今日の予選も、まったくフィーリングが掴めなかった」

    「正直、いい状態ではなかったが、それでもP5なら受け入れられる。もっと下位に沈んでいてもおかしくなかった。明日は流れが変わってくれることを期待している。長いレースになるし、天気も不安定だから波乱があるかもしれない。今日のように展開次第でどう転ぶかわからない」

    マイアミGP決勝は現地日曜に開催される。アントネッリは3番手グリッドから、自身初の表彰台を視野に入れて臨む。

  • ランド・ノリス F1マイアミGP予選で“新米パパ”フェルスタッペンに惜敗

    ランド・ノリス F1マイアミGP予選で“新米パパ”フェルスタッペンに惜敗

    2025年F1第6戦マイアミGPの公式予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが再びポールポジションを獲得。マクラーレン勢がQ1・Q2でワン・ツーを決めた中で、最後に逆転を許したランド・ノリスは「マックスはマックスの走りをした」と、その実力を素直に認めた。

    マクラーレンは週末を通じて好調を維持し、予選Q1とQ2ではオスカー・ピアストリとノリスがトップ2を独占。

    予選最終セッションでも有力候補と見られていたが、フェルスタッペンが0.065秒差でノリスを抑え、今季3度目のポールポジションを獲得した。

    「マックス、おめでとう。特に父親になったばかりなのにね。少しはペースが落ちるかと思ったけど、全然そんなことなかった」とノリスは冗談交じりにコメント。

    「今日の自分の走りには満足している。クルマとの関係、自分自身の成長にも手応えがある。マックスがまた“マックスらしい”ラップを決めたから、文句はないよ。明日が楽しみだ」と前向きに語った。

    ただし、ノリス自身も最後のアタックで完璧な走りができなかったと認めている。ターン17でブレーキングをロックアップしており、そのミスがタイムに影響したという。

    「そう、ターン17でミスをした。『ああしていれば』『こうしていれば』という話になってしまうけど、自分が決めきれなかっただけ。クルマのペースはあったし、フィーリングも良かった。最近数戦よりも確実に良くなってる」と語るノリス。

    「まだ全てを完璧にはまとめられていないけど、それが今の現実。マックスがポール、自分は2番手。ターン1で何ができるか、楽しみだね」と決勝への意気込みを見せた。

    日曜日の決勝では、再びフェルスタッペンとマクラーレン勢の激しいバトルが予想される。

  • リアム・ローソン F1マイアミGPスプリントの8位剥奪に「納得していない」

    リアム・ローソン F1マイアミGPスプリントの8位剥奪に「納得していない」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、マイアミグランプリのF1スプリントで今季初のポイント獲得を目前にしていたが、レース後の裁定により順位を落とし、悔しい結果となった。

    スプリントレースで8位でチェッカーを受けたローソンは、本来であれば1ポイントを獲得するはずだった。しかし、レース中のターン12でフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をコンクリートバリアに押しやる形となった接触が審議対象となり、スチュワードは彼に5秒加算のタイムペナルティを科した。

    この裁定によりローソンは最終結果で13位に後退し、ポイント圏外に落ちた。

    さらにグランプリ本戦のグリッドも15番手と振るわず、チームは予選中のバッテリートラブルが影響したことを明かしている。チームメイトのアイザック・ハジャーが11番手と健闘した中での結果となった。

    「ポイントを取れていれば、それに越したことはなかった。でも、もうどうにもならない」とローソンはメディアに対して語った。

    「(ペナルティが妥当だったかは)僕の判断じゃない。納得しているわけじゃないけど、決めるのは僕じゃないからね」

    予選中の技術的トラブルについても、ローソンは不満をあらわにした。

    「走行中にパワーが落ちていくのを感じた。ずっと対処しながら走っていたけど、何が問題なのかはまだ分かっていない。せっかくマシンのバランスは良くなっていたのに、残念だ」

    とはいえ、スプリントで見せた好走には一定の手応えを感じており、「スプリントでは力強い走りができた。またチャレンジするよ」と前を向いた。

    マイアミGP F1 リアム・ローソン
  • F1マイアミGP スプリントレポ:ランド・ノリス劇的勝利でマクラーレンがワンツー

    F1マイアミGP スプリントレポ:ランド・ノリス劇的勝利でマクラーレンがワンツー

    2025年F1第6戦マイアミGPのスプリントレースが現地5月3日(土)に開催され、マクラーレンのランド・ノリスが優勝を飾った。レースは天候、戦略、そして接触による混乱が交錯する波乱の展開となり、セーフティカー導入直前のピットインという絶妙なタイミングを掴んだノリスが、同僚のオスカー・ピアストリを抑えて今季2勝目(※スプリント含む)を挙げた。また、レース後に3名にペナルティが科され、角田裕毅が6位に昇格した。

    ■出走前から波乱、ルクレールがグリッドへ向かう途中でクラッシュ
    レースは開始前から波乱の様相を呈していた。スプリント直前にマイアミ・インターナショナル・オートドロームを豪雨が襲い、急激に変化した路面コンディションに対応しきれなかったフェラーリのシャルル・ルクレールが、グリッドへ向かう途中のアウトラップ中にコントロールを失いバリアにクラッシュ。マシンに大きなダメージを負い、スプリント出走を断念せざるを得なかった。

    このクラッシュにより、視界不良が懸念されるなかでフォーメーションラップが開始されたが、すぐに赤旗が提示され、全車がピットレーンに戻される事態となった。

    ■アントネッリ、史上最年少ポール獲得も、スタートで順位を落とす
    このスプリントのグリッドは、前日金曜日に実施されたスプリント予選で決定された。その最終セッションであるSQ3では、18歳のメルセデスドライバー、キミ・アントネッリが驚異的なラップを披露し、F1史上最年少となるポールポジション獲得を達成。ピアストリ、ノリスのマクラーレン勢を退け、頭角を現した。

    一方、角田裕毅はSQ1敗退で18番手に終わり、さらにサスペンションのセットアップ変更がパルクフェルメ規定違反と判断され、スプリントをピットレーンからのスタートとなった。

    ■混迷のコンディション下でスタート、ピアストリがトップ奪取
    天候はその後回復し、インターミディエイト(浅溝)タイヤでの再スタートが決定。セーフティカー先導によるフォーメーションラップを経て、15周での再開となった。

    スタートでは、アントネッリが蹴り出しに失敗。ターン1でインを突いたピアストリがトップに立ち、ノリスとフェルスタッペンにも先行を許して4位に転落。アントネッリは無線で「押し出された」と報告したが、この一件は審議対象とされず、不問とされた。

    序盤はピアストリが1.7秒のリードを築き、ノリスがこれを追う。後方では、ハミルトンがアルボンを、ラッセルがアントネッリに迫り、各所で接戦が展開された。

    角田裕毅 F1 マイアミGP

    ■角田裕毅が最初のギャンブル、スリックへの交換がレースを分ける
    11周目、角田が最初にインターミディエイトから中古ミディアムに交換し、スリック勢の先陣を切る。これにハミルトン(ソフト)、ストロール、サインツ(ともにミディアム)が続いた。ピアストリとノリスはコース上に留まったが、タイヤのグリップが急激に落ちる中で判断が分かれた。

    続いてフェルスタッペンとアントネッリが同時にピットインするが、ここで事件が発生。レッドブルがフェルスタッペンを送り出した瞬間、アントネッリが自らのピットボックスに進入しようとしたところと重なり、両者が接触。レッドブルRB21のフロントウイングが破損し、アントネッリはピット作業を受けられず、そのまま通過を強いられた。

    この行為は「アンセーフリリース(危険なリリース)」と判断され、フェルスタッペンには10秒のタイムペナルティが下された。

    ■勝負の分かれ目――セーフティカー出動直前の“神タイミング”
    14周目、ピアストリがピットインしてミディアムへ交換。これによりノリスが暫定首位に浮上する。翌15周目、アロンソがクラッシュし、セーフティカーが導入されたタイミングで、ノリスが即座にピットイン。まさに完璧なタイミングでのピットストップとなり、首位のままコースへ復帰した。

    これにより、ノリスは実質的にトップを確定。レースはセーフティカー先導のままゴールを迎え、ノリスがスプリント初勝利を収めた。

    ■レース後の審議で順位変動、角田裕毅は6位に浮上
    チェッカー後、アルボン(ウィリアムズ)はセーフティカー下の最低タイム違反、ローソン(レーシングブルズ)はアロンソとの接触、ベアマン(ハース)はピットでのアンセーフリリースがそれぞれ認定され、いずれも5秒加算ペナルティを受けた。

    これにより、当初9位だった角田が6位に繰り上がり、貴重なスプリントポイントを獲得。アントネッリも7位に復帰し、2戦連続でポイントを得る結果となった。

    ■ランド・ノリスのコメント(レース後)
    「マイアミでは運が良いみたいだね。今日もいいペースだったし、難しい判断が多いレースだったけど、今回はセーフティカーのタイミングが完璧にハマった。去年も同じような展開で勝てたけど、今年もまたうまくいった。正直、こういう展開は日曜の決勝で来てほしかったけど(笑)、でもチームの皆の努力に感謝しているよ。素晴らしい仕事だった」

    2025年のF1世界選手権 マイアミGP

    ■正式スプリント順位(修正後)
    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    6.角田裕毅(レッドブル)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    10.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    12.エステバン・オコン(ハース)
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    14.オリバー・ベアマン(ハース)
    15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    16.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    17.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DNF.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    DNS.シャルル・ルクレール(フェラーリ)

  • ルクレール F1スプリント前のクラッシュは「完全にコントロールを失っていた」

    ルクレール F1スプリント前のクラッシュは「完全にコントロールを失っていた」

    フェラーリのシャルル・ルクレールは、マイアミ・グランプリのスプリントレース直前に発生したクラッシュについて、「完全にコントロールを失っていた」と語り、自らのミスを認めた。

    現地時間土曜正午に予定されていたスプリントレースの直前、雨が降り始めたマイアミ・ガーデンズのサーキットで、ルクレールはグリッドへ向かう途中にスピン。背後のストレートでアクアプレーニングを起こし、ウォールに激突。マシンに致命的なダメージを負い、レースを前に戦線離脱する結果となった。

    この日、6番グリッドからスタートするはずだったルクレールは、無線で「完全にアクアプレーニングだった」と報告しながらチームに謝罪。チームメイトのルイス・ハミルトンも、フェラーリが2台をインターミディエイトタイヤで送り出した判断について無線で不満を漏らしていた。

    ルクレールはクラッシュに「原因はさまざま考えられるけど、最終的にステアリングを握っていたのは僕だ」と語った。

    「ミスだし、大きなミスだ。グリッドに向かうラップで起きてしまったのは、決して望んだことではない」

    「背後のストレートでは完全にコントロールを失っていた。アクセルを踏み切ってもいなかったのに。ひどいアクアプレーニングで、ステアリングにも何にも反応してくれなかった。
    でも、だからといってやってしまったことが正当化されるわけではない」

    その後に予定されていたグランプリ本戦の予選への出走について問われるたルクレールは「かなり自信はある」と語った。

    「どのくらいのダメージかは正確には分からないけど、かなり激しい衝突だった。あの場所はコース外に逃げ場がなくて、壁がすぐあるからね。だから衝撃も大きかった。様子を見よう」

    スクーデリア・フェラーリは、シャルル・ルクレールのマシンの修復を間に合わせたが、予選で8番手に沈んだ。

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  • F1マイアミGP:BLACKPINKのロゼがスプリントでチェッカーフラッグを担当

    F1マイアミGP:BLACKPINKのロゼがスプリントでチェッカーフラッグを担当

    F1マイアミGPのスプリントレースで、世界的K-POPグループBLACKPINKのロゼがチェッカーフラッグを振る大役を務めた。

    現地はセレブリティが集うことで知られる週末とあって、NFLのスター選手パトリック・マホームズや伝説的QBトム・ブレイディ、さらにはアーティストのダディー・ヤンキーなど豪華ゲストが勢ぞろい。しかし注目を集めたのは、オーバーサイズの黒、白、紺色のレザーのレーサージャケットとショートパンツの装いで登場したロゼだった。

    BLACKPINKのメンバーがこの役目を担うのは2年連続で、昨年のマイアミGPではメンバーのリサがチェッカーフラッグを振っていた。

    リサは当時、Instagramにて「F1で旗を振れるなんて光栄」と投稿し、レッドブル・レーシングのチームと交流する写真を公開していた。

    ロゼにとって今回の参加は絶好のタイミングでもあった。彼女は、ブレッド・ピット主演のF1映画の公式サウンドトラックにも参加しており、新曲「Messy」がEd SheeranやTATE、Roddy Ricchらとともに全17曲のアルバムに収録されている。

    BLACKPINK ロゼ F1 マイアミGP

    ■ファンの反応:「女王のように旗を振るロゼ」
    SNSではBLINK(BLACKPINKファン)やF1ファンから多数のコメントが寄せられ、ロゼの登場と衣装に「可愛くて完璧」との声が殺到。

    さらに、昨年リサがチェッカーフラッグを振った際にランド・ノリスが初優勝を果たしていたことから、「BLACKPINKメンバーが旗を振るとノリスが勝つ」という“ジンクス”にも注目が集まった。

    あるファンは「女王のように旗を振るロゼ」と投稿し、また別のファンは「K-POPとF1の組み合わせなんて想像もしなかった」と驚きを語った。

    ロゼは今後、ハリウッドでの音楽活動にも本格進出する予定で、今回のF1での登場はその第一歩ともいえる注目イベントとなった。