カテゴリー: メルセデスF1

  • ルイス・ハミルトン 「フェルスタッペンとのバトルはより慎重にいく」

    ルイス・ハミルトン 「フェルスタッペンとのバトルはより慎重にいく」

    ルイス・ハミルトンは、2021年のF1タイトルを決定する最後の2戦で、ライバルのマックス・フェルスタッペンとホイール・トゥ・ホイールのバトルをする際は「これまで以上に慎重にいく」と語る。

    これまで、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは激戦を振り広げており、その差はわずか8ポイントしか離れていないが、最近のレースでは追う側のハミルトンのマシンに明らかにアドバンテージがある。

    二人は、コース上で何度も衝突しており、ルイス・ハミルトンは最終決戦におけるマックス・フェルスタッペンとの接近戦について警戒している。

    「かなり慎重にいく必要がある。これまで以上に慎重になっている」と7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンはAuto Motor und Sportに語った。

    「どんなことが起こる可能性があるかを想定しておく必要がある。衝突を避けるために、できることは何でもする準備ができている必要がある。たとえ、それがコースを外れることを意味するとしてもね」

    「自分のポジションを守るのに頑固すぎるとクラッシュしてしまうだろう。ブラジルでは、確実に衝突を避けるようにした」

    F1ブラジルGPでのマックス・フェルスタッペンのターン4での防御は、F1カタールGPでメルセデスF1によって再審請求したが、スチュワードによって棄却された。そのため、ルイス・ハミルトンはコース上に留まるかどうかは自分次第だと語る。

    「僕はいつもそのような状況で非常に適切な対応をしてきたと思っている」とルイス・ハミルトンは語る。

    「もちろん、常に完璧にできるとは限らないし、彼はあのような運転をする初めての敵ではない」

    「僕は少し年を重ねているので、他のドライバーのキャラクターと彼らの個人的な背景を詳しく見るようにしている。どのように成長するかは、自分たちの行動も影響を及ぼす。僕はそれを理解しようとしている」
    「戦いを避けることが、そこまで重要だったし、成功するとは感じていない。僕はそれがたどる必要のある道である場合があることを知っているだけだ」

    「賢い人でなければなららないし、利己的になってシーズン終了時にチーム全体のボーナスの支払いを犠牲にする可能性があることをするのではなく、それがポイントを失うことを意味することもある」

    しかし、36歳のルイス・ハミルトンは、少なくともオフトラックではマックス・フェルスタッペンとの戦いがクリーンで敵意のない状態に保たれていることに安心していると語る。

    「もちろん、「彼がどう思っているかは分からない。本当の色を見せないドライバーと競争してきたけど、それがここに当てはまるかどうかは分からない」

    「でも、僕は36歳だ。長い間ここにいる。でも、いいところもあれば悪いところもあるドライバーと対峙するのは初めてではない。今ではそれに対処するための準備ははるかに整っていると感じている」

    「僕は彼が物凄く速いドライバーであることを知っている、そして、彼はより成熟するにつれて、ますます速くなるだろう。それについては疑いの余地はない」

    「24~25歳のときの自分を振り返れば、マシンに乗っているときはスピードがあったけど、突然脚光を浴びて、マシンの外でたくさんの経験をした」

    「当時は自分には何もできなかった。だから、他の誰かに対してそうするつもりはない」

  • ルイス・ハミルトン、新型コロナ対策を怠らず「F1タイトル争いに関わる」

    ルイス・ハミルトン、新型コロナ対策を怠らず「F1タイトル争いに関わる」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、一部のアスリートが新型コロナウイルス感染を考慮しなくなっていることを“奇妙”だと語る。

    新型コロナウイルスのパンデミックが発生して20カ月が経過し、今や世界中で集団予防接種が行われており、F1では新型コロナウイルスによる制限がようやく緩和され始めている。

    しかし、昨年の新型コロナウイルスに感染してF1サヒールGPの欠場を余儀なくされたルイス・ハミルトンは、ウイルスを「絶えず恐れている」なかで、2021年のF1タイトルを争っていると語る。

    「まだ家に一人でいるけど、前年の経験のおかげで、今ではもう少しうまく管理できるようになっている」とルイス・ハミルトンはAuto Motor und Sportに語った。

    「でも、絶え間ない恐怖の中で生きている」

    すでに新型コロナウイルスから完全に回復しているルイス・ハミルトンだが、今シーズン前半は「今まで経験した中で最も過酷なものの1つ」になったと語る。

    そして、ルイス・ハミルトンは、新型コロナウイルスに感染してチャンピオンシップ争いが終わることに恐怖を感じていると語る。

    「周りの人は一日の仕事を逃しても問題はないのかもしれない。でも、それは僕たちドライバーにとって決定的なものになる可能性がある」とルイス・ハミルトンは語る。

    「他のアスリートたちは、感染についてとてもリラックスしていて、気にしていないように思える。僕にはそれが奇妙に感じる」

    ルイス・ハミルトンは、「人との付き合いにおける孤立と不安が大きな違いを生む」と考える一方で、新型コロナウイルス自体について引き続き心配していることを認める。

    「昨年はシーズンが短かくなり、わずか6か月だったけど、今はほぼ1年全体になっている」とルイス・ハミルトンは語った。

    「一部の地域ではルールが多少緩和されており、不注意やトラブルに巻き込まれやすくなっている。そのため、常に心の奥底で意識している必要がある」

    「僕の社会的接触への対処方法は、以前とは大きく異なっている。今はすべての人から距離を置き、人々が周りにいるときは常に息を止めている」

  • メルセデスF1 「カタールではフェルスタッペンの戦略をコピーした」

    メルセデスF1 「カタールではフェルスタッペンの戦略をコピーした」

    メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショヴリンは、F1カタールGPのルイス・ハミルトンのピット戦略はマックス・フェルスタッペンの“コピー”だったと認める。

    ルイス・ハミルトンがスタートからレースをリードし、マックス・フェルスタッペンが2番手まで追い上げてきたレースで、メルセデスがフェルスタペッペンが前に出るためのチャンスはピットストップでアンダーカットを仕掛けることであることを分かっていた。

    メルセデスF1は、ルイス・ハミルトンをすぐにピットに入れてカバーすることでマックス・フェルスタッペンのアンダーカットを回避した。アンドリュー・ショブリンは、現在のチャンピンシップの状況ではそれを完全にノーマルなことだと語る。

    それが唯一の答えだったかと質問されたアンドリュー・ショブリンは「そのとおりだ」とメルセデスF1のデブリーフ動画で語った。

    「チャンピオンシップバトルを展開しているときはかなりノーマルなことだ。レースをコントロールしているなら、前を走り、ギャップを築いたルイスは、アンダーカットのリスクを非常にはっきりと認識していた」

    「マックスより先にフィニッシュしたい場合にできる最善策は、1~2周後に彼が行ったことをコピーすることだ」

    「トラックの完全に異なるパートにいること、または完全に異なる戦略にいることは望ましくない。なぜなら、不運なセーフティカーが入った場合、またはタイヤデグラーデーションが期待どおりに展開しない場合、そのアドバンテージを失う可能性があるからだ」

    「マックスがリードしていた他のレースを見れば、彼らは非常に似たようなことをしていたと思う」

    マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンを捕えることができなかったかもしれないが、終了間際にピットストップを行ってファステストラップを記録して追加の1ポイントを獲得した。

    アンドリュー・ショブリンは、メルセデスF1がルイス・ハミルトンでファステストラップを試みなかった理由を説明した。

    「レッドブルは、アウトラップとフライングラップだけができるように意図的にストップのタイミングを合わせたので、いずれにしろ、以前のスティントで保持していたファステストラップを獲得することができた」とアンドリュー・ショブリンは語った。

    「ルイスの場合、マックスがピットインした後にピットインしていてら、アウトラップしかできなかただろう。当然、それはファステストラップにはカウントされない」

    「しあがって、最後から2番目のラップにそれを残しておくのはごく普通のことだ。なぜなら、ストップすれば、レースリーダーのためのィンドウが開くからだ。最後から2番目のラップにそれを行えば、実際にラップタイムを設定をする機会がないということになる」

  • 「ボッタスに本気でハミルトンをサポートする気はない」と元F1ドライバー

    「ボッタスに本気でハミルトンをサポートする気はない」と元F1ドライバー

    バルテリ・ボッタスは、チームメイトのルイス・ハミルトンをサポートするために「自ら望んで本気でそのような立場にいようとすることは決してない」と元F1ドライバーで解説者に転向したティモ・グロックは語る。

    過去4戦では、タイトルを争うマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが勝利を交換しながら1-2でフィニッシュしている。この4戦の間、チームメイトはドライバーズチャンピオンシップに1ポイントずつ影響を与えた。

    バルテリ・ボッタスは、F1メキシコGPでファステストラップを獲得してマックス・フェルスタッペンから1ポイントを奪った。一方、セルジオ・ペレスはF1ブラジルGPでルイス・ハミルトンからファステストラップを奪っている。

    前戦F1カタールGPでは、勝利とファステストラップの追加ポイントは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間で争われ、ハミルトンがトップでチェッカーを受け、フェルスタッペンが2位とファステストラップを記録した。

    マックス・フェルスタッペンは、ファステストラップを記録するために終了間際にピットストップを行い、その日のルイス・ハミルトンのゲインを7ポイントから6ポイントに減らした。その結果、残り8戦でフェルスタッペンのリードは8ポイントとなっている。

    一方、バルテリ・ボッタスは、グリッドペナルティから挽回しようとしたが、パンクによってリタイアに終わっている。ティモ・グロックは再びボッタスのF1カタールGPでの走りを嘆いている。

    「彼はルイス・ハミルトンをサポートするために彼が本当に前進したいと思っていることを皆が気付くような立場には決していない」とティモ・グロックはSky Germanyに語った。

    「彼はリスクを冒すことなくレースをドライブしており、常にトト・ヴォルフのモチベーションが必要だ」

    「ルイスとマックスは自分たちでチャンピオンシップを決めると思う」

    別の元F1ドライバーのフェリ・ペマッサは、バルテリ・ボッタスがベストを尽くしていないという見解に同意するが、その責任はメルセデスにあると感じている。

    「チームが彼に少し背を向けたのではないかと思う」とフェリペ・マッサはまもなく元メルセデスドライバーとなるバルテリ・ボッタスについてGazzetta dello Sportに語った。ボッタスは来季のアルファロメオF1移籍がすでに決定している。

    それがドライバーに影響を与えるかどうかを質問されたフェリペ・マッサは「ドライバーのマインド次第だと語った。

    「僕はフェラーリで最後のラップまでベストを尽くした」

    「バルテリは真面目なプロであり、彼も勝とうとしていると確信している。また、彼は将来のためにそれを必要としている」

  • メルセデスF1のルイス・ハミルトン 「W12はモンスター級のディーバ」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトン 「W12はモンスター級のディーバ」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2021年F1マシンであるW12はセットアップを完璧に仕上げるための気難しさという点で「モンスター級のディーバ」だと語る。

    メルセデスF1は、残り2戦でF1タイトルをかけてレッドブル・ホンダと激戦を繰り広げているが、今シーズンはプレシーズンテストから劣勢に立たされた。

    2021年のF1レギュレーションは、フロアの面積を削減する新しい空力レギュレーションが導入され、それはローレーキ哲学を採用してきたメルセデスのF1マシンのバランスを狂わせた。

    ルイス・ハミルトンは、自分が望んだすべてポテンシャルを発揮するという点で今季マシンのW12はかなり大変だったと語る。そして、それはメルセデスF1のチーム代表がオリジナルの“ディーバ(歌姫)”と称した2017年マシンよりもさらに上を行く気難しさだったと語る。

    今年の進歩についてルイス・ハミルトンは「これまで以上に熱心に取り組んできたと思う」と語った。

    「全体的に自分のコミットメントとパフォーマンスに非常に満足している。でも、今年はマシンのセットアップは非常に困難だった」。

    「去年だったのかそれ以前だったかは思い出せないけど、トトはそれをディーバだと言っていたと思う。でも、このマシンはモンスター級のディーバだ」

    「それに加えて、プラクティス時間が減ったことですが、正しいウィンドウにマシンを入れるのが難しくなった。正しいウィンドウにマシンが入らなければ、ポテンシャルは制限されてしまう。セットアップが適切な場所にないために能力を最大限に発揮することができなかった。適切な場所に入れるのは非常に困難だった」

    「ブラジルでは自分が望む場所に正確にマシンを手に入れることができた。文字通り、的を射抜くことができたような感じだった」

    ルイス・ハミルトンは、ダウンフォースの削減によってもたらされた課題に対応するメルセデスF1の能力は、限られた変更しかできないホモロゲーション要件によっても妨げられたと語る。

    「僕たちはこのダウンフォースをすべて失うことになることを分かっていた。そして、どれだけのダウンフォースを失ったかを見れば、マシンの全体的な特性が変化するくらいだった」とルイス・ハミルトンは説明した。

    「僕たちが長年取り組んできたのは、昨年のようにマシンをそのスイートスポットに入れることだった。実際にツールをまったく変更できないときに、元に戻したり、そのツールでいじりまわすのは悪夢だった」

    「少ないダウンフォースで機能する賢い方法を見つけようとすることが全てだった。これまで以上にそれを難しくしている多くの要素があった」

    「セットアップが最も難しいマシンだったし、多くのシムテストを行った。でも、シムを走らせても、シム上で本来あるべき正しい場所に入らなかった。グリップレベルが正しくないのか、風の効果が正しくないのか、サーマルデグラデーションが間違った設定になっているのか分からないけど、偽の数値が出てくることがあった」

    「受け取るデータと決定には細心の注意を払わなければんらない。ジェットコースターに乗っているような感じだった」

  • アストンマーティンF1、メルセデスからチーフエアロダイナミストを引き抜き

    アストンマーティンF1、メルセデスからチーフエアロダイナミストを引き抜き

    アストンマーティンF1は、メルセデスF1のチーフエアロダイナミストであるエリック・ブランディンを獲得したことを発表した。

    エリック・ブランディンはまだブラックリーもメルセデスF1のファクトリーで働いており、ガーデニング休暇が終わる2022年10月までアストンマーティンF1に加わることはないと考えられている。

    アストンマーティンF1が、パワーユニットとギアボックスのサプライヤーであるメルセデスF1からのキープレーヤーをヘッドハンティングしたことは驚きをもって受け止められている。

    アストンマーティンF1のスポークスマンは「エリック・ブランディンが来年アストンマーティン・コグニザントF1チームで働き始めることは確かです。彼の正確な開始日はまだ確認されていません」と語った。

    「メルセデスAMGF1チームから我々のチームへの移行は友好的なものになるでしょう」

    エリック・ブランディンが、アストンマーティンF1でどのような役職でどのような役割を果たすかはまだ発表されていない。

    フランス出身のエリック・ブランディンは、1998年にイタリアの風洞関連のフォンドメタル・テクノロジーズでキャリアをスタートさせた後、2002年ニエアロダイナミストとしてジャガー・レーシングに移籍。その後、レッドブル・レーシングへと移行したミルトンキーンズのチームに留まり、2009年末に去るまで空力チームのリーダーを務めた。

    2010年1月からフェラーリで空力チームを率いたエリック・ブランディンは、2011年5月にメルセデスに移籍してプリンシパルエアロダイナミストになり、2017年にチーフエアロダイナミストに昇進した。メルセデスは2014年から7回連続でコンストラクターズチャンピオンシップを獲得しており、今年も5ポイントのリードを築いて首位に立っている。

    レッドブル時代には、来シーズンからアストンマーティンF1のテクニカルディレクターを務めるダン・ファローズと仕事をしていた経験がある。

    アストンマーティンF1は、タイトル獲得を目指してチームを再構築している。ダン・ファローズに加えて、アルファロメオでF1チーフデザイナーを務めていたルカ・フルバットをエンジニアリングディレクター、レッドブルのテクニカルオペレーション責任者を務めたアンドリュー・アレッシィを引き抜いている。

    アストンマーティンF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、チームがチャンピオン獲得に挑戦する準備を進めるなかでさらなる採用を行っていることを明らかにしていた。

    「採用のペースは落ちていない」とオトマー・サフナウアーは語った。

    「だが、彼らがシニアではない限り、我々は全員を発表することはない。今年は150人以上を採用しており、今後も採用していく」

    「4年後に世界選手権に勝ちたいのなら、トップチームと同じようなヒューマンリソース、インフラストラクチャ、ファクトリー、風洞が必要だ。我々はその軌道に乗っている」

    オトマー・サフナウアーは、ルカ・フルバットがまもなく業務を開始することを明らかにした。

    「彼は発表されたが、皆さんと同じように通知期間がある。したがって、ルカは数週間以内に仕事を開始できるようになるだろう」

  • 【動画】 メルセデスF1の疑惑の“ミニDRS”リアウイング

    【動画】 メルセデスF1の疑惑の“ミニDRS”リアウイング

    レッドブルF1が指摘したメルセデスF1の“ミニDRS”リアウイングを捕らえた動画が拡散している。

    このF1ブラジルGPの映像では、マシンが加速してウイングに空気圧がかかると、リアウイングの下側のメインブレートが曲がって、上部のメインプレートとの間に隙間が大きくなっていることが確認できる。

    映像はDRSオープン時だが、クローズ時にも下側のエンドプレートが同じ動きをして“ミニDRS”の効果を得ているとされている。


    レッドブルF1はメルセデスのこのリアウイングが直線スピードが向上した理由だと考えており、クリスチャン・ホーナーがF1ブラジルGPの翼端板についた“スコアマーク(擦り傷)”に注目し、抗議すると脅迫している。

    FIAは、F1カタールGPでリアウイングに新しい負荷テストを導入することでレッドブルF1からの疑惑に対応した。

    クリスチャン・ホーナーは「彼ら(FIA)がここで事実調査ミッションを導入したことを本当に嬉しく思う。予選後、彼らはウイングをテストする予定だ。リアウイングにプルダウンテストが行われ、効果的にリアウイングに一定量の負荷が追加される」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「20キロ以上になると思う。おそらくあなたはもっと閉じると思う。ウイングを分割するとおそらく70/80キロの速度になり、段階的に増加する」

    新しい負荷テストはカタールで計画通りに進められ、リアウィングのメインブレードの2か所でそれぞれがそれぞれ35キログラムに引き上げられた。

    だが、メルセデスF1は、マシンの何の問題もなく新しい負荷テストを通過したと語る。

    「ウイングは堅固だった。100キロの負荷を掛けることができただろう。レッドブルは次回105キログラムを要求するだろう」

    レッドブルは、メルセデスが土曜日にリアウィングを交換したため、テストに合格したと主張し、その結果、W12は直線的に遅くなったと述べている。だが、メルセデスの情報筋は、その主張を完全に否定し、「交換はされていない」と主張している。

  • メルセデスF1 「ハミルトンの優位性は予選シミュレーションでも予想外」

    メルセデスF1 「ハミルトンの優位性は予選シミュレーションでも予想外」

    メルセデスF1は、ロサイル・インターナショナル・サーキットでダブルタイトル8連覇に向けたトリプルヘッダーのなかで“最も懸念していた”サーキットだったと語る。

    メルセデスとレッドブル・ホンダは2021年シーズンを通して激しいバトルを繰り広げてきたが、メルセデスF1は過去2戦で優位に立ったように見える。

    ルイス・ハミルトンの2連勝により、マックス・フェルスタッペンとの差は8ポイントに縮まったが、その一方で、コンストラクターズタイトルに関して、バルテリ・ボッタスのパンクリタイアによってメルセデスのアドバンテージは5ポイントとなった。

    メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショヴリンは、チームはルイス・ハミルトンの予選で0.455秒のアドバンテージに驚いたことを認める。

    「ここは上手くいくとは思っていたが、我々は3戦のなかで最も懸念を抱いてやってきたトラックだった」とアンドリュー・ショブリンは説明する。

    「土曜日の朝から、ルイスはすべてをコントロールしているように見えたが、マージンが0.1秒、0.2秒になるかどうかを予測することは非常に困難だった。それでもかなりハンサムなマージンだがね」

    「あのような差になるとは思っていなかった。だが、すべてが最終ランによるものだ。ターン1は良かったし、そこからはちょっとした流れだったと彼は言っている」

    「だが、現在彼は本当にゾーンに入っている。我々はあらゆるシミュレーションを行うことができるが、彼がマックスよりもはるかに前にいた説明するものは何もない。基本的には彼が本当に深く掘り下げて、必要なことを実行しただけだ」

  • メルセデスF1 「サウジアラビアではハミルトンに強力なエンジンを搭載」

    メルセデスF1 「サウジアラビアではハミルトンに強力なエンジンを搭載」

    メルセデスF1は、次戦F1サウジアラビアGPでルイス・ハミルトンにW12にプールにあるより強力なエンジンを搭載することを明らかにした。

    ルイス・ハミルトンは、F1ブラジルGPで新品エンジンを投入。スプリント予選を最後尾から5位まで上昇した後、決勝は10番グリッドからマックス・フェルスタッペンを破って勝利を収めた。

    先週末のF1カタールGPで圧倒的な速さでポール・トゥ・ウィンを飾ったルイス・ハミルトンだったが、W12にそのエンジンは搭載されていなかった。

    「サウジアラビアのトラックを見ると、我々に合っていると思う。ルイスにとっては、より強力なエンジンをマシンに搭載できるので、彼に有益なブーストを与えることができる」とメルセデスF1のトラックサイドのエンジニアリングディレクターを務めるアンドリューショヴリンは語った

    「我々がレースをしているエンジンは2つあり、カタールではサーキットの性質上、マシンでは2つのうちでパワーが劣っている方を搭載した。現状、その点で良いポジションにいる」

    それにもかかわらず、アンドリュー・ショブリンは、2021年のタイトル争いの特性上、メルセデスF1が次のラウンドに向かけて過度な自信を持つことはできないと強調した。

    「コースはクルマに合っているはずだが、オースティンではそれなりのセットアップをまとめてレッドブルと戦うことができたはずだと思っていたが、彼らは少し優位に立っていた」とアンドリュー・ショブリンは語った。

    「だから、我々はレースに向けて有利に進むと考えることには常に慎重だ」

    「しかし、我々が分かっていることは、セットアップ、タイヤを正しくまとめることだ。良い状態でそこに到着し、あらゆる機会を確実にとらえるために、それらがどのように機能しているかを正しく理解することが我々が忙しく行っていることだ」

  • バルテリ・ボッタス 「ハミルトンとはマシンのスペックが違った」

    バルテリ・ボッタス 「ハミルトンとはマシンのスペックが違った」

    メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、F1カタールGPでは走らせていたマシンは、チームメイトでチャンピオンを争うルイス・ハミルトンと同じスペックではなかったと明かした。

    2022年にジョージ・ラッセルの加入によってメルセデスF1を追われ、アルファロメオF1に移籍することが決定しているバルテリ・ボッタスの最近のパフォーマンスには批判が高まっている。

    元F1ドライバーのティモ・グロックは「彼からはルイス・ハミルトンをサポートしたいという印象をまったく受けない」とSky Deutschlandに語った。

    「最近のレースで彼はわずかなリスクさえも冒そうとしていない。トト・ヴォルフは常に無線で彼をやる気にさせる必要がある」
    「ルイスとマックスは自分たちでこの世界選手権を決めると思う」

    もう一人の元F1ドライバーであるギド・ヴァン・デル・ガルデも同意する。

    「ボッタスはまた軟弱なレースだった」とギド・ヴァン・デル・ガルデはZiggo Sportに語った。

    「見ていて『なにやってんだ! 少しはブレーキを遅らせろ!』と思ってしまった。ターン2では人々に追い抜かせていただけだった」

    「彼は弱虫のようにそれらのコーナーを回っている」

    バルテリ・ボッタスのパフォーマンスについて質問されたメルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは「先頭にいるときに彼が撃退できるのは分かっている。スピードはそこにある」と認める。

    「今後のレースで彼を完全に信じているし、我々が良いマシンを持ていることを願っている。そして、バルテリが再び先頭にいすることを期待している。我々にはバルテリが必要だ」

    だが、バルテリ・ボッタス自身は、F1カタールGPでのパフォーマンスについて、目に見える以上のことがあったと主張する。

    「理由を見つけたけど、詳細を述べることはできない」とバルテリ・ボッタスはIlta Sanomatに語った。

    「しかし、僕のマシンもはや以前とはまったく同じではないし、ルイスとも同じではなかった」

    「マシンは少しばかり違いがあった」

    だが、ラルフ・シューマッハは、バルテリ・ボッタスのサポートがなくても、ルイス・ハミルトンはマックス・フェルスタッペンを倒してタイトルを獲得する可能性が高いと考えている。

    「マックスはすべてを与え、彼がどれほど優れているかを示しているが、通常の状況では彼にはチャンスはない」とラルフ・シューマッハは語った。

    また、ラルフ・シューマッハは、マックス・フェルスタッペンからポイントリードを奪うためにメルセデスは不正行為をする必要すらないと語る。

    「メルセデスは十分に速く、不正を働く必要がないことをここで再び示した」とラルフ・シューマッハは語った。

    「どのチームも故意にルールに違反しているとは思わない。そんなことをしても、非常にグレーゾーンに入って、何かがうまくいかない可能性が常にある」