カテゴリー: リバティ・メディア

  • F1:夏休みを廃止して8月に2デー開催3連戦を検討…全17~18戦を視野

    F1:夏休みを廃止して8月に2デー開催3連戦を検討…全17~18戦を視野

    F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、新型コロナウイルスの発生で延期になったレースを夏休みの計画を廃止して8月に追加する可能性を検討していると語る。

    2020年のF1世界選手権の開幕は、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって最も早くて5月まで延期された。これにより、F1は2020年のF1世界選手権の大規模なスケジュール変更というタスクに直面している。

    開幕戦オーストラリアGPは、マクラーレンがチームスタッフに新型コロナウイルスに感染者が出たことから欠場を決断し、その後、レースの中止が決定した。続いて、第2戦バーレーンGP、第3戦ベトナムGPの延期も決定、すでに延期が発表されている第4戦中国GPと4月までレースはなくなった。さらに5月の第5戦オランダGPと第6戦スペインGPも状況を考えれば開催は不可能だと考えられている。

    現在、F1は5月26日に開催予定のF1モナコGPでシーズンを開始する予定ではるが、新型コロナウイルスの状況は“流動的”であり、進展によってそれも変更になる可能性があることを認めている。

    ロス・ブラウンは「我々は休みを取り、一時停止することになる。今年の初めにはレースはないので、今年後半にこれらのレースの再配置を検討していく」

    「8月の休憩を開放すれば、何週間かレースを開催できると思う。そして、今年の残りのシーズンにむけてかなりまともなカレンダーを構築できると思っている」

    「見た目は異なるが、それでもかなりの数のレースが維持され、エキサイティングなレースになるだろう。シーズンは遅れて始まることになるが、面白いものになると思っている」

    ロス・ブラウンは、新型コロナウイルスの危機によりってF1は“未踏の領域”にいることを認めつつも、「17〜18レース以上のチャンピオンシップを獲得できると楽観視している」と語る。

    「我々が話している1つのことは2日間の週末だ。したがって、2日間の週末を含むトリプルヘッダーがあれば、それはオプションになる」

    「我々はレースを圧縮できる思っている。だが、それはシーズンがいつ始まるかによって異なる」

  • F1ボス 「我々が金の亡者ならレース中止という決断はしなかった」

    F1ボス 「我々が金の亡者ならレース中止という決断はしなかった」

    F1のCEO兼会長のチェイス・キャリーは、新型コロナウイルスが蔓延しているにも関わらず、F1オーストラリアGPの開催を計画通りに進めようとしたスポーツの決定に対するルイス・ハミルトンの批判に反論した。

    F1サーカスは、新型コロナウイルスが世界的に大流行するなかでメルボルンに移動。だが、マクラーレンに感染者が出たことを受け、金曜日の1回目のプラクティスの数時間前にイベント全体の中止が決定した。

    木曜日の記者会見で、F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは新型コロナウイルスだ流行しているなかでF1がレースの準備を続けていることに“ショック”を受けたと述べ、F1は“金の亡者”だと批判した。

    レース中止が決定した後、チェイス・キャリーは「我々が金の亡者なら今日の決断を下すことはなかっただろう」とコメント。また、中止を決定するタイミングを擁護した。

    「振り返って考えれば、物事は異なって見える。変化し、進化していた状況があった」

    チェイス・キャリーは、メルボルンではF1チームがトラックに到着し始めた頃にはまだいくつかの“メジャーイベント”が開催されていたことを指摘する。

    「世界は異なる状況だった。我々は旅に出た。そして、状況は日々、何らかの形で刻々と変化していた。我々はそれを評価し続け、適切な判断を下した」

    「我々は適切なタイミングで適切な決断を下すために様々な情報を整理しようとしていた。我々はそれをしたと思っている」

    それでも、チェイス・キャリーは、新型コロナウイルスの脅威が“青天の霹靂”ではなかったと認める。

    「我々は先週までにこの問題について議論していたのは確かだ」とチェイス・キャリ-は語る。

    「私たちはここでの状況、彼らが開催していたイベント、感謝者の程度を知ってここに来るという決断を下した」

    「ヨーロッパの状況は、1週間前とは大きく異るものになった。しかし、それは我々が評価しなければならないことであることを認識していたのは確かだ」

    「1週間前は実質的にチームが移動を始めたときであり、その時点では我々はそれが正しい決定だと感じていた」

    「状況は多くの点で明らかに変化していたが、我々は常にこれらを議論し、どのように対処するかを考えて、多くの偶発事象を調べていた」

  • F1:ロス・ブラウン、オーストラリアGP中止の発表が遅れた背景を説明

    F1:ロス・ブラウン、オーストラリアGP中止の発表が遅れた背景を説明

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンが、F1オーストラリアGPを中止するという発表が遅れた理由を説明した。

    今週を迎える前から、F1オーストラリアGPを進めることは疑問視され、F1が致命的なリスクを冒していると感じている人もいた。新型コロナウイルスがサーキットに侵入した場合、F1自体が危機に晒される可能性があるためだ。

    世界中であらゆる種類のビジネス、スポーツ組織、政府が抜本的な措置を講じていたが、F1は専門家チームとともにあらゆる予防策を講じていると主張し続けた。

    13日(木)の現地時間22時23分、マクラーレンは、チームメンバーが新型コロナウイルスの陽性であるとの検査結果が出たことを受け、F1オーストラリアGPから撤退すると発表した。

    F1、FIA、オーストラリア・グランプリ・コーポレーションがイベントがキャンセルされたことを発表したのは翌13日(金)の現地時間10時20分だった。

    その12時間でチームは会議を開催。最初はレースが開催すべきかどうかについて5対5で意見が分かれた。だが、ダイムラーが最終的にチームのプラグを抜いた。レーシング・ポイントは参戦を希望していたが、最終的に継続を希望するのはレッドブルとアルファタウリだけとなった。

    会議の結果が漏れ始めると、メディアはレースが中止になったと報じ始めた。Autosportは3時07分、ロイターは4時16分に中止を伝えた。

    それにも関わらず、F1とFIAは公式発表を行うまでにロイターの報道から6時間かかった。

    その時までに、多くのチームがすでに荷物を梱包し、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンは去り、ファンは入場を拒否されるためだけにトラックに到着していた。

    マクラーレンが撤退した後、中止を発表するのに12時間を要したことについて、F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは「チーム、医療当局、FIA、およびプロモーターとの協議が行われた」とF1公式ウェブサイトで語った。

    「私は一晩中起きていた。我々には多くの課題があった。チームを再び結集して会議を開かなければならなかった。すべて時間にかかる」

    「完全な独裁では決められない。我々が決定を下すことができないようにね。考慮すべき要因がたくさんある。ヨーロッパのタイムゾーンでヨーロッパにあるFIAと話しており、ジャン・トッドと話をしなければならなかった」

    「残念ながら、チェイスは不在であり、ベトナムとここを行き来していた。だから、かなりストレスの多い時間だった。重要なことであることを考えれば、12時間ですべてを処理したできたのは良かったと思っている」

    F1が最初にレース継続を進めた理由についてロス・ブラウンは「我々はレースに参加することに非常に熱心だった。非常に前向きなイベントだ。シーズンをキックスタートしたかった。我々はここで経済に大きな影響を与え、それは私たちの経済にも影響を与える」

    「F1は機能しなければならない。それを機能させなければならないので、状況全体を見て、進めることに決めたとき、さまざまなダイナミクスを調べた。おそらく誰もが驚いたのは、この問題の急速な拡大だ。ほぼ垂直になったイタリアの国のように間違いなく新しい症例だった。誰もそれを予想できなかった」

    「ここ数週間、マッティアア・ビノットと何度も話をした。彼の感触は、過去5~7日にイタリアで見たものから変わっていた。だから我々ちはこの船に乗って、楽観的であり、F1を開始し、困難な時期に少しの安心をもたらすことができた」

    「陽性反応な出て、そのために1つのチームがレースできなくなり、明らかに対処する必要がある問題があった」

    「我々は、1件、5件、10件の場合に何が起こるかを保健当局と計画していた。しかし、これらのケースで決してわからないことは、周りの人々との関係だ。1人の発症で14人が隔離されなければならず、それは事実上そのチーム(マクラーレン)を運用不能にした」

    「その1つのケースが、異なるプロファイル、異なる責任を持つ人物であった場合、チームにそれほど影響を与えなかった可能性がある。予測に永遠に費やすことができる特定のことがあり、何が起こるかわからない。実際にパドックで陽性だった人を見つけた。それは当局の功績だ。彼らは特定し、検査し、手順はうまくいった」

    チームがメルボルンを離れる際、彼らがどこに向かっているのかは不明だ。通常の状況では、彼らはバーレーンに直行しただろう。だが、今回は異なる。。

    バーレーンGPは今や開催されないと広く予想されている。実際、ベトナム、ザントフォールト、バルセロナ、モナコも開催が疑われており、シーズンはバクーで始まると広く話されている。

    「人生でこのような状況を経験した人はいないと思う。金融危機などのドラマを経験してきたが、現時点ではその規模は膨大だ。現在の状況と、今週末から学んだことを検討している。いつ再開できるかを現実的に考えなければならない。それが現在取り組んでいることだ」

    「シーズンを再構築し、できるだけ多くの失われたレースに対応しようと考えている。今シーズンをどのように構築するかという点で、人々はある程度の寛容を示さなければならないと思う。チームは、それが必要であると認識する適切な場所にいると思う」

    F1とチームにとってレースが少ないということはお金が少なくなることを意味し、それは開発のためのお金が減り、2021年レギュレーションと予算上限の延期につながるかもしれない。

  • F1:浮き彫りになった現体制のリーダーシップの欠如

    F1:浮き彫りになった現体制のリーダーシップの欠如

    新型コロナウイルスの脅威に対する2020年のF1オーストラリアGPの中止を巡る12時間は、F1の現体制のリーダーシップの欠如を浮き彫りにし、恥ずべきイメージを世界中に発信した。

    世界中の多くのスポーツが新型コロナウイルスの影響を鑑みて速やかに中止・延期の決断を取っていく中、F1はマクラーレンのスタッフに感染者が出たにも関わらず、F1オーストラリアGPを強行しようとした。

    元ブリヂストンのトラック・エンジニアリング・オペレーションズ責任者を務めたキース・ファン・デ・グリントは、そもそもF1サーカスがオーストラリアに移動したことすら疑問視している。

    「F1がメルボルンに行くと言ったのはクレイジーだったと思う。まるでごく最近に組織化されたみたいだ。お金がリードしている。人々はそのために非常に遠くまで行く準備ができている」とキース・ファン・デ・グリントはコメント。

    キース・ファン・デ・グリントは、バーニー・エクレストンと前FIA会長のマックス・モズレーのリーダーシップの下ではここまで到達していなかったのではないかと考えている。

    「エクレストンとモズレーを称賛したくはない。だが、少なくとも彼らは必要に応じて行動することを恐れなかった」

    リーダーシップ、勇気、大胆さ。それは過去数週間、数日間でFIAとリバティ・メディアから痛いほど欠落していた。F1中国GPが早い段階で“延期”されたという事実は、新型コロナウイルスが中国に端を発していることを考えれば、それほど勇敢な決断ではなかった。

    だが、致命的な新型コロナウイルスが世界的に大流行しているにも関わらず、FIAとリバティ・メディアの両方がF1カレンダーに介入されることを拒んだことは恥ずべきことだと言える。いくつかのレースシリーズは、過去数週間、数日間でイベントを速やかにキャンセルした。だが、F1は、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが口を滑らせたように、それをインフルエンザの一種であるかのように扱った。

    F1オーストラリアGPの金曜日の朝でさえ、ビジョンとリーダーシップの欠片も見られなかった。マクラーレンがチームメンバーが新型コロナウイルスに感染したことで欠場を余儀なくされたにも関わらず、12時間が経っても開催を継続しようとした。そして、ジャン・トッドとチェイス・キャリーはその場にいなかった。

    ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、F1は醜態をさらしたと語る。

    「今、F1が発信しているイメージを恥ずかしく思う。我々はスポーツのイメージに注意を払う必要がある」とシリル・アビテブールはメルボルンで語った。

    「新型コロナウイルスは世界的な問題であり、我々はチーム、ファン、観客、スポンサー、そして、自分たち自身に注意を払う必要がある。それにスポーツのイメージも監視しなければならない。我々には模範的な機能がある。世界中で渡航が制限され、我々は世界中を歩きまわっている。もちろん、私だってすべてのレースを継続したいと思っている。ただし、それは良好な条件下でのみ可能になるはずだ」

    幸いなことにルイス・ハミルトンとキミ・ライコネンにはそのような心と常識がある。

    ルイス・ハミルトンは「僕たち全員がこの部屋にいることにショックを受けている」と木曜日の記者会見の場で語った。「金の亡者だ。死なずに週末を乗り切れることを願っている」

    キミ・ライコネンは「ここにいることが僕たちにとって正しい選択かどうかはわからないけど、たぶん正しいことではない」と付け加えた。

    F1は沈黙を貫いて金曜日にフリー走行を強行しようとしたが、最終的にメルセデスのプレスリリースによってそれは打ち砕かれた。

    キース・ファン・デ・グリントは「金がルールだ。特にディートリッヒ・マテシッツやローレンス・ストロールのような億万長者のボスにとってはね」と最後まで出走を望んでいたレッドブルとレーシング・ポイントのオーナーに言及した。

  • F1:バーレーンGPとベトナムGPの延期を発表

    F1:バーレーンGPとベトナムGPの延期を発表

    F1は、新型コロナウイルスの世界的な広がりを受け、第2戦F1バーレーンGPと第3戦ベトナムGPを延期することを発表した。

    F1バーレーンGPは、サキールのバーレーンインターナショナルサーキットで3月20〜22日、F1ベトナムGPは最近完成したハノイ・サーキットで4月3〜5日に初開催される予定だった。

    このニュースは、今週末のシーズン開幕戦オーストラリアGPの中止と、4月17〜19日に開催される中国グランプリの延期に続くものとなる。

    F1とFIAは、バーレーンとベトナムのレースプロモーターと緊密に協力して状況を監視し、両方のレースの潜在的な代替日を調査すると述べている。

    また、2020年のF1世界選手権は5月末にヨーロッパでスタートしすると予想しているが、これは定期的に見直されると述べた。

    声明
    COVID-19の継続的な世界的広がりを考慮し、FIA、バーレーン・インターナショナル・サーキット、バーレーン・モーターフェデレーション、ハノイ人民委員会、ベトナム社会主義共和国政府、ベトナム自動車協会、プロモーター、ベトナム・グランプリ・コーポレーションは、3月20日|22日および4月3日~4月5日に開催される両レースを延期することをすべての関係者によって決定した。

    今週のオーストラリアGPの中止、世界中のCOVID-19の状況の継続的かつ流動的な性質を鑑みて、F1、FIAおよびプロモーターは、旅行スタッフ、チャンピオンシップの参加者、そして、我々の主な懸念であるファンの健康と安全を確保するためにこれらの決定を下した。。

    F1とFIAは、バーレーンとベトナムのレースプロモーターと地元の保健当局と緊密に協力して状況を監視し、状況が改善していくはずである年内に各グランプリの潜在的な代替日の実現性を調査するために適切な時間をかけていく。その結果、F1とFIAは5月末にヨーロッパでチャンピオンシップを開始する予定だが、最近ヨーロッパでCOVID-19のケースが急増していることを考えると、これは定期的に見直される。

    チェイス・キャリー (F1会長兼CEO)
    「COVID-19に関する世界的な状況は流動的で予測が非常に難しく、その権利は状況を評価し、適切な決定を下すのに時間がかかりる。F1に関わるすべての人とファンの安全を確保するために、我々はこの決定をFIAとプロモーターで行っている。バーレーンGPは我々のスケジュールの中でエキサイティングなレースであり、できるだけ早くそこに戻ることを楽しみにしている。また、ベトナムの初開催レース、そして、世界で最もエキサイティングな都市の1つにF1のスペクタクルをもたらすことを楽しみにしている」

    ジャン・トッド(FIA会長)
    「F1とともに、バーレーン・モーターフェデレーション、ベトナム・モータースポーツ協会、ローカルプロモーターにとって、オーストラリアGPと同様にバーレーンとベトナムグランプリの両方を延期することが、現在入手可能なすべての情報を与えられた唯一の決定だ。 我々は、世界保健機関(WHO)と政府からの意見とアドバイスを引き続き頼り、この予測不可能な期間を通じて、ファン、競合他社、およびモータースポーツコミュニティ全体を保護するために彼らと協力していく」

  • F1オーストラリアGP中止:“金の亡者”のイメージと地に落ちた名誉

    F1オーストラリアGP中止:“金の亡者”のイメージと地に落ちた名誉

    F1オーストラリアGP中止の決断の遅れにより、世界最高峰のモータースポーツとしてのF1世界選手権の名誉は地に落ちた。

    新型コロナウイルスが急速に拡大するなか、アメリカではNBAの中止、カナダではフィギュアスケートの世界選手権の中止など、大規模な大会が速やかに対応を決断した。

    モータースポーツ界でも、MotoGP、フォーミュラE、WEC(世界耐久選手権)、インディカー、IMSA、NASCARなどのメジャーイベントが中止や延期、無観客レースを決断している。

    F1も4月に開催予定あったF1中国GPを延期、第2戦バーレーンGPを無観客で行うことを決定するなど相応の対応を見せていたが、開幕戦オーストラリアGPについては強行の姿勢を崩さなかった。

    しかし、開幕前日となる3月12日(木)、マクラーレンのF1チームスタッフに新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことでマクラーレンはF1オーストラリアGPからの欠場を決断。現地時間午後10時頃ろに声明を発表した。

    すぐさまF1も声明を発表。“ファンやF1関係者の健康と安全が最優先”として調整に入ると述べた。だが、この段階で中止を発表するべきだったかもしれない。外部にいる誰もレースの中止が唯一の選択肢だと考えていた。

    その後、何があったのか。F1上層部、FIA、レース主催者とF1チームとの会議がメルボルン市内のホテルで行われた。財政的責任を含む法的問題をめぐる複雑な争いが遅れの背後にあったが、チームは夜通しの会議でレースをするかどうかについて意見が割れた。

    当初、メルセデス、ウィリアムズ、レーシング・ポイント、レッドブル、アルファタウリはレースを開催することに投票。フェラーリ、アルファロメオ、ルノー、そして、すでに欠場を発表したマクラーレンは反対。ウィリアムズとハースの2つのチームは棄権。F1のマネージングディレクターでありロス・ブラウンは、金曜日は通常通りに走り、その日の終わりに様子を見ることを好んだ。

    2時間の交渉といくつかの非常に感情的なやり取りの後、保健当局やFIAからの異議なしで継続するように設定された。

    しかし、メルセデスの親会社であるダイムラーが、メルセデスおよびカスタマーチームのレーシング・ポイントに投票を変更するよう指示した。

    最終的にFIAとリバティ・メディアの沈黙、そしてオーストラリアGP主催者がレースを無観客で開催できるという希望はメルセデスによって打ち砕かれた。現ワールドチャンピオンはメディアに、レースのキャンセルを要求したことを発表した。

    だが、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがメルボルンを空港に向けて出発した後でも、レッドブルは依然としてレースを望んでいた。

    「多くのチームが考えを変え、レースをすることは望まなかった。プロモーターに選択の余地がなく、レースをキャンセルしなければならなかった」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    プロモーターであるオーストラリア・グランプリ・コーポレーションには、金曜日の午前9時まで決定は通知されなかったという。そして、最終的に中止が発表されたのは現地時間午前10時すぎ。マクラーレンの発表から12時間が経過していた。その間、チームやメディアは何をすべきかまったく見えない状態だった。そして、最も大切にするべきファンは、サーキットの会場時刻になっても中に入ることを許可されず、アルバート・パークの外で列をなしていた。

    バーニー・エクレストンは、中止の発表の遅れは、FIA、リバティ・メディア、ビクトリア州政府が金融負債について議論していたためだと考えている。

    「問題は彼らがあまりに長く何もしなかったことだ。最終的に常に誰が正式にキャンセルをしたかにかかっている。誰もが財政的にも責任を負わなければならない。どうやら誰もそれを望んでいなかったようだ」

    リバティ・メディアはグランプリの主催者から5500万ドルを支払われているので、明らかにそれを保持する方法を見つけたがった。そして、その状況は、ビクトリア州がレースの費用を負担しているという事実によってさらに複雑になった。この決断の遅れによって、F1ファンは大きな怒りを覚え、“金の亡者”としてのイメージが改めて浮き彫りになった。

    来週末に予定されている次戦バーレーンGPも中止になる可能性が高い。マクラーレンの14名のスタッフがメルボルンで隔離されているのは1つの理由にすぎない。そして、第3戦ベトナムGPもハノイで多くの新型コロナウイルス感染者が出ており、F1のCEOを務めるチェイス・キャリーが現地を訪れて緊急会議を開き、延期することが決定されたと報じられている。

    ベトナムの次に予定されているレースはザントフォールトだが、オランダ政府は木曜日に100人以上が参加するスポーツイベントが禁止されると発表している。

    「我々はオランダ政府の措置に留意した」とオランダGPの広報担当者は述べた。「我々はこれらの措置を非常に真剣に受け止めている。当局と毎日連絡を取り合っており、Covid-19に関する進展について毎日情報を提供していまる」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士を含むインサイダーは、6月のアゼルバイジャンGPまで開催は延期されると考えている。

    ホンダは、世界がパンデミックに苦しんでいる間、レースをキャンセルし続けることが“唯一の論理的な前進”であると述べた。

    「レースをできないことは非常に残念ですが、また皆さまの前で安全にレースができる状況に少しでも早く回復することを願っています」と本田技研工業のブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英は語った。

    ホンダF1のパートナーであるレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、「延期についての会話は避けられない」と語る。

    「プロモーターの発言を確認する必要がある。ヨーロッパのレースについては、我々よりも詳しい情報が必要だ」

    クリスチャン・ホーナーが言及する“プロモーター”はF1の商業権保有者であるリバティ・メディアだ。F1のCEOであるチェイス・キャリーは、金曜日の朝にアルバート・パークの閉門ゲートの外で説明を強いられた。不在のFIA会長ジャン・トッドだけでなく、チェイス・キャリーは、レースを中止するという決定が内部で行われた後もサーキットに入るために並んだの怒りに買った。

    「これから、我々は全員が安全に家に帰ることを確認しなければならない。来週バーレーンに行くことなど問題外だと思う」とクリスチャン・ホーナーは語った。

  • バーニー・エクレストン、F1オーストラリアGP中止の対応の遅さを批判

    バーニー・エクレストン、F1オーストラリアGP中止の対応の遅さを批判

    元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、F1は新型コロナウイルス危機に対応するのに時間をかけすぎていると批判する。

    3月13日(金)、モータースポーツの最高峰であるF1によって世界に提示されたイメージは無秩序に崩れ落ちた。マクラーレンのチームメンバーが新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た後、ほとんどの内部関係者はF1オーストラリアGPを中止することが唯一の解決策だと考えていた。

    しかし、その後、F1の悪名高い内部論争が始まった。内部ではすでに決定がなされていたものの、発表がなされていない状況だったと報じられており、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは午前6時のフライトでメルボルンから帰路につき、観客の列はアルバート・パークの外に放置された。

    F1の対応について質問されたバーニー・エクレストンは「問題は彼らがあまりに長く何もしなかったことだ」と Auto Bild にコメント。

    バーニー・エクレストンは、キャンセルの発表の遅れは、FIA、リバティ・メディア。ビクトリア州政府が金融負債について議論していたためだと考えている。

    「最終的に常に誰が正式にキャンセルをしたかにかかっている。誰もが財政的にも責任を負わなければならない」

    「どうやら誰もそれを望んでいなかったようだ」

  • F1:チェイス・キャリー 「F1オーストラリアGPの中止は正しい判断」

    F1:チェイス・キャリー 「F1オーストラリアGPの中止は正しい判断」

    F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは、F1オーストラリアGPを中止にするという決断を擁護。その決定は最初のフリープラクティス開始の数時間前に発表された。

    新型コロナウイルスが世界的に流行するなか、ルイス・ハミルトンなどからの強い批判にも関わらず、F1はシーズン開幕戦を予定通り開催しようとしていた。

    しかし、マクラーレンのチームメンバーの1人が新型コロナウイルス感染したことで、マクラーレンは欠場を発表。そのニュースから約12時間後にF1オーストラリアGPの中止が発表された。

    「影響を受けた個人に我々の考えを加えたい」と、チェイス・キャリーはレースがキャンセルされた後に開催された記者会見で語った。

    「ファンに代わって失望を表明したい。これは我々が常に楽しみにしているレースだ。ここのファンは素晴らしい。申し訳なく思っているが、非常に流動的な状況だった」

    レースが中止が発表されるまで、一部のファンは午前中にサーキットに到着したが、ゲートは指定された開場時間になってもまだ閉まっており、サーキットに入場できななかった。

    「我々は正しい決定を下したと思う」とチェイス・キャリーは続ける。

    「パートナーとうまくやり取りした。開催できないことに我々全員が失望していると思う。だが、今は困難な時期であり、我々たちは下さなければならない決定を下したと思っている」

    チャイス・キャリーは、カレンダーの他のレースについて議論を行ったが、新型コロナウイルスによってもたらされる脅威の性質が急速に変化するため、それらのイベントがいつ進行するかを決定する時期を予測することは困難だと語る。

    「私はベトナムから来たばかりであり、今後のレースについてパートナーと話し合っています。しかし、この時点で我々が本当にやりたいことは、ここで問題に対処し、適切に対処することだ」

    「当然、今後数日間で今後のイベントに対処する予定だ。本当に予測するのはかなり難しい状況だ。誰もが“流動的”という言葉を使用しているが、これは明らかに流動的な状況だ」

    「今日の状況は2日前とは異なり、4日前とも異なる。ですから、急速に変化していることを知ったときに、そのようなをすることは困難だ」

  • F1:新型コロナウイルス感染防止のために空港やサーキットで検疫を実施

    F1:新型コロナウイルス感染防止のために空港やサーキットで検疫を実施

    F1は、新型コロナウイルスの感染からコミュニティを保護するために公的保健当局と協議して“科学的アプローチ”を取っていると述べた。

    F1世界選手権に関連する世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するメディアとファンの待望のアップデートで発表。「F1ファン、家族、より広いコミュニティの健康と安全」が最も重要であると主張した。

    F1はまた、混乱と観戦を最小限に抑えるために、スポーツとプロモーターが今後のレースで保護対策を実施することを強調。

    「ウイルスの流動性により、F1は状況に対する科学的アプローチを取り続け、公的保健当局からの毎日のアドバイスおよび各ホストプロモーターが制定するかもしれないアドバイスまたは措置に基づいて行動している」とF1は公式ウェブサイトで述べた。

    「F1自体は、イングランド公衆衛生局からのアドバイスに基づいて、必須ではない旅行をを一時呈することを含む多数の措置を実施している。今後、専門家チームが、空港、トランジットポイント、サーキットに配置され、疑わしいケースの診断、管理、抽出に重点をおいて人々の保護していく。疑わしいケースに対応するため、プロモーターは特注の検疫ポイントを設置する」

    またF1は、3月22日の無観客でレースを開始するF1バーレーンGPの主催者が、「入場および専門医療施設でのスクリーニング手順を実施し、サーキットでの衛生を強化する」ことを確認した。

    だが、新たな症例が発生したばかりのベトナムの現在の状況に関する最新情報を提供していない。しかし、「スポーツ内外のすべての人々の保護を確保するために、プロモーター、政府機関、および保健専門家との絶え間ない対話を続けている」と繰り返した。

  • F1、新型コロナウイルス危機に「観客と競技者のために正しい決断を下す」

    F1、新型コロナウイルス危機に「観客と競技者のために正しい決断を下す」

    F1チームは、いまだ不確実性が支配するムードのなかで2020年の開幕戦に備えている。

    新型コロナウイルス危機の中ですでにF1中国GPは延期されている。メルボルンでのシーズン開幕戦は今のところ安全だと思われているが、バーレーンとベトナムについての強い疑念が続いている。

    フェラーリ、アルファタウリ・ホンダ、ピレリのスタッフ、そして、程度は低いもののハースとアルファロメオのスタッフは14日間の検疫措置の見通しに直面するなど、イタリアを拠点とするF1の派遣団は最も影響を受ける。

    「それは大きな不利益になるだろう」とアルファタウリ・ホンダのF1チーム代表フランツ・トストはRMC Sport に語る。

    F1スポーツティングディレクターであるロス・ブラウンは、フェラーリやアルファ・タウリのようなチームがレースできない場合、世界選手権を先には先に進めないと断言している。

    フェラーリとピレリは、フィオラノで3月5日に予定されていた2021年仕様の18インチタイヤのテストを中止することを決定している。

    フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは「我々はピレリの問題も理解する必要がある」と語り、F1の公式タイヤサプライヤーあるピレリで働くスタッフは新型コロナウイルスの影響を受けているイタリア北部から来ているという事実に言及する。

    ウィリアムズのF1副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「世界的なスポーツとして、我々はは非常に深刻な状況にあります」と語る。

    「我々には最新のイベントに迅速に対応するための多くの責任があります。F1の誰もが情熱を持っており、レースをやりたいと思っていますが、重要なのは人々を安全に保つ必要があるということです」

    これまで、F1のCEOであるチェイス・キャリーは危機に勇敢に立ち向かってきたが、彼でさえ今後何が起こるかはわからないと認める。

    「状況は常に変化している」とチェイス・キャリーは語る。

    「あまり先の未来を見据えるのは本当に難しい。急速に変化している。我々は計画したレースを進めることができるよう準備を続けているが、観客と競技者の誰にとっても正しい決断を下さなければならない」