カテゴリー: リバティ・メディア

  • F1声明 「さらにレースが延期になる可能性があることは認識している」

    F1声明 「さらにレースが延期になる可能性があることは認識している」

    F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーが、F1アゼルバイジャンGPの延期という最新の発表に続いてメッセージを発表。残りのレースにも延期の可能性があることを認めつつも、最も早い時期でのレース再開にむけて準備を進めていると述べた。

    F1は3月23日(月)、新型コロナウイルスの世界的な大流行を受け、第8戦アゼルバイジャンGPの延期を正式発表。2020年のF1世界選手権は少なくとも6月14日のF1カナダGPが最短の日付となった。

    これまで、F1はレースの延期の他に、8月に予定していたサマーブレイクおよびファクトリー閉鎖の3~4月への前倒し、また2021年に導入を予定していた技術規則の2022年への延期といった対策を施している。

    「過去1週間、F1、10のF1チーム、およびFIAが集まり、COVID-19のパンデミックに対する最初の対応の一環として、迅速かつ決定的な行動を取ってきた」とチェイス・キャリーは述べた。

    「現時点では、状況が改善される正確な時期は誰も特定できないが、状況は改善されるだろうし、そこが再びレースをする準備をするときだ。我々全員がファンに2020年のチャンピオンシップシーズンをもらたすことを約束する」

    「現在予定されているイベントにさらに延期の大きな可能性があることは認識しているが、それでも我々とパートナーは、この夏のどこかの時点で15-18戦の修正されたカレンダーでスタートできることを完全に期待している」

    「以前に発表したように、通常の夏休み期間中にレースするために、3月~4月に前倒しされる夏休みを利用し、レースの実際の順序とスケジュールの日付が元の2020年のカレンダーとは大幅に異なり、元の終了日である11月27~29日を超えることを予想している」

    「現在の状況は流動的であるため、より具体的なカレンダーを提供することはできないが、来月には各ホスト国の状況やそれらの国への旅行に関する問題について、より明確な洞察を得ることが期待される」

    「FIAの発表、2021年を通して技術規制を凍結するという原則的な合意、サマーブレイクがなく、ファクトリーのシャットダウンを3月/4月に前倒しすることの恩恵を受けて、今後スポーツは通常サマーブレイクのために設定されている期間にレースをして、今年の前半で失われたイベントを満たす予定だ」

    「この柔軟性は、スポーツを進化させ、実験し、新しいことを試す機会を提供する。これには、eスポーツプラットフォームの拡大、NetflixのDrive to Surviveなどの革新的なコンテンツの開発や、スポーツのスポンサーパートナー、放送パートナー、レースプロモーター、チーム、ファンに継続的な価値をもたらす我々の素晴らしいスポーツのエコシステなどの他の創造的なイニシアチブが含まれる」

    「主要な利害関係者と協力して、F1、チーム、およびFIAの間で、2020年シーズンを開始する最も早い機会にコースに戻ることを計画し、完全にコミットしている。我々の最優先事項は、ファン、我々が訪れるコミュニティ、F1ファミリーの人々の安全と健康であり、引き続き、保健当局や専門家からのアドバイスを受けていく」

    「我々全員がこれ乗り越え、この先により良い日々見られると確信している。そうすれば、あらゆるレベルでこのスポーツに投資したすべての人が報われるようになる」

  • F1:F1ドライバーが参戦する『F1 Esports Virtual Grand Prix』を開催

    F1:F1ドライバーが参戦する『F1 Esports Virtual Grand Prix』を開催

    F1は、新型コロナウイルスの世界的な流行によって2020年のF1世界選手権の開幕が遅れていることへの穴埋めとして、多くのF1ドライバーが参戦する新しい『F1 Esports Virtual Grand Prix』を開催することを発表した。

    F1は、新型コロナウイルスのパンデミックによって、オーストラリアGPからモナコGPまでの延期・中止が決定。現時点では最短でも6月7日の第8戦アゼルバイジャンGPがシーズン開幕のターゲットとなっている。

    バーチャルレースは、延期されたすべてのグランプリに変わって開催され、今週末3月22日(日)にバーチャル・バーレーンGPで今週末からスタート。それ以降のレース週末には、延期された実世界のF1レースがバーチャルグランプリに置き換えられる。

    F1 Esports Virtual Grand Prixシリーズの最初のレースでは、現在のF1ドライバーがグリッド上に並ぶ予定。参加者の安全を確保するために、各ドライバーはリモートでレースに参加し、3月22日(日)の午後8時(GMT)からGfinity Esports Arena(または必要に応じてリモート)から生中継される。

    F1 Esports Virtual Grand Prixシリーズでは、コードマスターズが開発した公式ゲーム『F1 2019』が使用され、バーレーン・インターナショナル・サーキットを舞台とする最初のバーチャルGPは長さレースの50%の長さとなると28周で競われる。レースはF1公式YouTube、Twitch、Facebookの各チャンネル、およびF1.comで1時間30分間にわたって配信される。ドライバーの“最速ラップタイム”でグリッドの位置を決定される予選も行われる。

    ドライバーにはさまざまなゲームスキルレベルがあるため、ゲーム設定は、競争力のある楽しいレースを奨励するように構成される。これには、固定されたセットアップ、同等の車両性能、車両損傷の軽減、ゲームに慣れていない人のためのオプションとしてアンチロックブレーキとトラクションコントロールが含まれる。

    このシリーズは、世界が影響を受けたこの前例のないシナリオでファンにレーシングアクションをもたらすためのエンターテインメントのみを目的としており、ドライバーのための公式の世界選手権ポイントはない。

    レース以外の週末には、F1はオンライン展示会も開催し、世界中のファンにF1ドライバーと直接対戦する機会を与える。これらのイベントの詳細については、今後数週間のうちに公式のF1ソーシャルメディアチャンネルで公開される予定となっている。

    ジュリアン・タン(Head of Digital Business Initiatives and Esports)
    「我々は定期的な競技アクションが欠落しているファンを楽しませることを願って、これらの予測不可能な時代にF1 EsportsによるバーチャルGPの形でいくつかの光の救済をもたらすことができるように喜んでいる。世界のすべての主要なスポーツリーグが競うことができないなか、eスポーツの利点と展示されている驚くべきスキルを強調する絶好の機会だ」

    フランク・サニエ(コードマスターズ 最高経営責任者)
    「新しいF1 Esports Virtual Grand Prix Seriesに参加できることに興奮している。現在世界中でスポーツイベントが開催されているため、公式のF1ビデオゲームが、週末に延期されている間にオンラインでエキサイティングなラインナップを集め、空席を埋めることができるのは素晴らしいことだ。競争力があり、アクション満載で、関係者全員にとって非常に楽しいものになるだろう」

    ジョン・クラーク(Gfinity 最高経営責任者)
    「GfinityはF1 Esports Virtual Grand Prixシリーズの設計と提供に参加できたことを誇りに思っている。これは、世界中の多くのF1およびEsportsファンに刺激的な仮想レースをもたらす。仮想バーレーンGPは、F1ドライバーと特別ゲストセレブが真っ向から対決するレースのスリルとスピルをすべて備え、何百万人ものスポーツファンの顔に笑顔を取り戻すことを約束する」

  • F1:チームの承認なしに2020年のF1カレンダーを改訂できることで合意

    F1:チームの承認なしに2020年のF1カレンダーを改訂できることで合意

    F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは、2020年のF1カレンダーをチームの承認なしに改訂できることで合意に至ったことを明らかにした。

    F1は3月19日(木)にオランダGP、スペインGP、モナコGPの延期(その後モナコは中止を宣言)、また、2021年に導入を予定していた新しい技術規則を2022年まで1年延期することを発表した。

    これにより、2021年は空力開発は許可されるものの、マシンは本質的に変更されない。一方で予算制限を含めた財政規則は2021年から施行される。

    そして、もうひとつの重要な動きは、FOMがチームの承認なしに2020年のF1レーススケジュールを改訂できるようになったことだ。

    「この例外的な時期に、いくつかのレースの延期とF1サマーブレークを3月と4月に前倒しするという世界モータースポーツ評議会(WMSC)の全会一致の決定の後、我々とFIAはCOVID-19の状況が改善された場合、改訂されたスケジュールに対応するためのさらなる柔軟性の必要性についてチームと話し合った」

    「会議では、延期されたレースをできるだけ安全にスケジュールを変更する計画に対する完全なサポートがあった。F1とFIAは、修正された2020年カレンダーの最終決定に取り組んでいくが、会議で合意されたように、改訂されたカレンダーは正式な承認を必要としないため、影響を受けるレースプロモーターと改訂されたタイミングを合意し、適切なタイミングでレースを開始する準備ができる」

    「さらに、FIAによって発表されたように、2021年シーズンから施行される技術規則の実施は2022年まで延期されるという会議で全会一致で合意された」

    「これにより生じた現在の不安定な財政状況により、チームは2021年に2020年シャーシを使用し、さらなるコンポーネントの凍結の可能性については追って議論することに同意した。財政規制の導入は2021年に予定されている通りに実施される」

    「現在の世界的な状況が収まってすぐに2020年にレースを開始するために、すべての関係者による議論と完全に統一されたアプローチの共同性に非常に感謝している」

  • F1:ロス・ブラウン 「12台未満でも世界選手権レースは開催できる」

    F1:ロス・ブラウン 「12台未満でも世界選手権レースは開催できる」

    F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2020年にグリッドに12台未満のマシンしか並ばないという状況になっても、世界選手権としてレースは開催できると述べた。

    F1の競技規則では、イベントが“競技会は、参加車両が12台に満たない場合には中止することができる。”と規定しているが、中止しなければならないとは明言していない。

    ロス・ブラウンは、新型コロナウイルスといった前例のない状況ではFIA(国際自動車連盟)の裁量で例外を設けることができると指摘した。

    F1オーストラリアGPの開幕前にイタリアに厳しい入出国措置が取られた際、ロス・ブラウンは“1チームでも参加できない場合は世界選手権レースを開催しない”と述べていたが、現在では参加台数が大幅に少ない場合でもレースを開催する可能性にオープンになったようだ。

    「チャンピオンシップレースを開催するには12台以上の車両が必要ですが、実際にはFIAの裁量に任されている」とF1オーストラリアGPの中止後、ロス・ブラウンは Sky Sports に語った

    「異常な状況では、それ以下を許可することを選択できる。しかし、そこには12台の参加車両と書かれている」

    2005年のF1アメリカGPは、20台で予選が行われたにもかかわらず、決勝はわずか6台で競われた。

    F1は、サマーブレイクを8月から3月~4月に前倒しすることを決定。期間も2週間から21日に延長された。ロス・ブラウンは、F1が2020年に17~18戦を開催できると確信していると語る。

    F1世界選手権を成立させるためには少なくとも8つのグランプリを完了する必要があり、ロス・ブラウンはF1チームが再編成されたシーズンへのアプローチにおいて柔軟になることを望んでいると語る。

    「今年チームに必要なのは柔軟性だ」とロス・ブラウンは説明する。

    「我々は非常に珍しい状況にあり、チームに良い経済的機会を与えるシーズンがあることを確認する必要があるため、彼らは何らかの範囲を与える必要がある」

    「誰かが3連戦を望んではおらず、そうなれば我々はレースに参加できないため、チームを苦しめすぎないようにする必要がある。チームはそれらを受け入れることができるように柔軟になってくれる確信している」

    F1は、オーストラリア、バーレーン、中国、ベトナムの最初の4つのイベントが中止され、5月上旬のオランダとスペインのグランプリにも大きな疑問が残るっている。F1は5月24日にモナコGPで2020年シーズンが始まることを望んでいる。

  • F1特集:リーマンショック以上の経済危機で危惧されるF1チームの撤退

    F1特集:リーマンショック以上の経済危機で危惧されるF1チームの撤退

    新型コロナウイルスの世界的な大流行により、世界同時株安が発生。“コロナショック”の経済への影響は“リーマンショク並みかそれ以上”の可能性があるとの見解もあり、F1チームの撤退という可能性も決して除外できない。

    F1は、新型コロナウイルスの流行によって開幕戦オーストラリアGPの中止を決定。バーレーン、ベトナム、中国と開幕4戦の延期が決定し、オランダ、スペイン、モナコもそれに続くと考えられている。

    F1は急遽8月に計画していた“サマーブレイク”を3月~4月に前倒しし、ファクトリーを閉鎖する期間を2週間から21日に延長。シーズン後半のレース日程の再編成とともに、F1チームへのコスト削減に尽力している。

    ここで思い出されるのがリーマンショックが発生した2008年だ。自動車メーカーの経営が悪化し、ホンダやBMWが相次いでF1から撤退。その他メーカーもモータースポーツ活動を縮小した。

    現在、世界各国では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために非常事態制限が相次いで発令され、海外への入出国の禁止する“鎖国状態”となっている。米国市場では3月9日に米国で史上初の取引一時停止措置である「サーキットブレーカー」が発動された。

    また、公共施設や飲食店の閉鎖、大規模イベントの自粛など、国民の消費活動にも大きな影響を与えている。さらには世界最大のビッグイベントといっても過言ではない東京五輪の開催さえも世界中が延期・中止の可能性が報じられている。

    金融崩壊が経済に影響を与えたリーマンショックとは異なり、経済が金融に影響を与えている点で、今回のコロナショックはリーマンショックよりも自体は深刻かもしれない。当然、国民の活動・消費がストップすることは、自動車メーカーや関連サプライヤーにも大きな影響を与える。新型コロナウイルスの被害が深刻なイタリアを拠点とするフェラーリは、F1ファクトリーだけでなく、市販車の生産ラインをすでに停止している。

    F1は昨年から自動車メーカーの撤退が囁かれている。メルセデスは、親会社であるダイムラーのコスト削減施策の一環としてF1へのワークスチームとしての参戦を取りやめ、エンジンサプライヤーとしての活動に切り替えると報じられた。メルセデスおよびダイムラーはその噂を否定したが、過去数週間でダイムラーは、F1オーストラリアGPの中止、フェラーリとFIA(国際自動車連盟)によるエンジン不正行為疑惑への抗議からの撤退などに介入。メルセデスのモータースポーツ活動に対して絶対的な影響力を持っていることを示した。

    また、ルノーもF1撤退が噂されている。カルロス・ゴーンの汚職スキャンダル、2019年シーズンの期待外れな成績、2020年限りでのエンジンカスタマーがいなくなる状況など逆風が吹いており、ルノーの15%の株式を方有するフランス政府は、最近、同社のCEOにクロチルド・デルボスを任命。彼女はF1プログラムの存在に大きく反対していることで知られている。ルノーF1チームは、撤退の可能性を完全には否定しておらず、グループ・ルノーの決定にすべてがかかっている。

    ホンダは、2021年までレッドブルとのF1エンジン供給契約を延長しているが、それ以降についてはコミットしておらず、自動車業界の動向を見守る必要があると繰り返している。ただ、契約があるからといってF1から撤退することはないとは断言できない。現に2008年はすでに次期への開発をほぼ完了した状態で撤退しており、チームを引き継いだロス・ブラウン率いるブラウンGPはホンダが発明した“ダブルディフューザー”を武器に2009年にドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権でダブルタイトルを獲得している。

    F1撤退の危機にあるのは自動車メーカーだけではない。今回の新型コロナウイルスによって延期されるレースが中止になった場合、F1は収益面で大きな損害を負うことになる。F1オーストラリアGPの主催者は開催料が3500万ドル(約38億円)であることを明かしており、仮に現状で延期が決定している4戦を開催できなければ、それだけで150億円の損失となる。さらにレース延期の影響によってフォーミュラワン・グループの株価は大暴落している。

    小規模なプライベートチームは、F1収入からの分配金が予算の半分を占めるなど、賞金を頼りに活動している。だが、F1の収益が減少すれば、各チームに分配される賞金の額も減ることになり、小規模チームは大きな打撃を受けることになる。ちなみに2019年の各チームへの集金は3億3500万ドル(約356億3500万円)だった。

    また、昨今ではスポンサー獲得も厳しい状況となっているなか、スポンサー企業にも経済的な影響がでれば、契約を解消する可能性も除外できない。そうなった場合、小規模チームの存続は困難になる。ザウバーのタイトルスポンサーとして活動するアルファロメオも昨年から撤退が囁かれてきた企業のひとつだ。

    ハースF1チームは、今季の成績が振るわない場合はF1からの撤退を検討すると開幕前に述べている。それに賞金の減額が加われば、新型コロナウイルスをF1撤退の理由として正当化できるだろう。

    ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは「2500万ドル以上をグランプリが支払っている場合、我々はお金を失うことになる。それ以上の損失は、レースをしないことによる節約によって相殺されてしまう」と語る。

    レーシング・ポイントF1チームの代表オトマー・サフナウアーは「我々はポットが小さくなると想定している」と語る。

    ウィリアムズF1チームの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、F1オーストラリアGPの中止は「それは我々にとって得られるお金がより少なくなることを意味することになるでしょう。キャンセルされたレースの保険については、F1マネジメントに確認する必要があります」とコメント。

    「また、レースのキャンセルが賞金プールの観点から我々にどのように影響するかを検討する必要があります。減少した場合、それに対処することは困難です。それが起こらないことを願っています」

    クレア・ウィリアムズは、キャンセルされたレースが実際にウィリアムズにとって高価な交通費を節約できるのではないかとの見方を否定した。

    「しかし、我々はまだ給料を支払う必要があります。一部のコストは減少しますが、ほとんどのチームにとって、給与コストは我々の毎月の支出の最も大きな部分です」と語った。

    F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは「チームはレースからの資金で生き残ってきた。これは将来のチーム予算に影響を与え、会社としての経済に影響を与えることになるだろう。失うレース分、インパクトがある。だが、我々は適度にコストを削減することになれており、スポーツには回復力がある。我々はシーズンを再構築するための計画がある。できるだけ多くの失われたレースに対応しようと努めている」と述べた。

    また、チームだけでなく、グランプリの主催者側にもレースの中止・延期の打撃は大きい。1年かけて準備してきたレースがなくなれば、大きな負債を負うことになる。特に常設サーキットではなく、公道を絡めて会場を用意しているレースは大打撃だ。初開催が予定されていたベトナムは早くも今季は開催されないとの噂もある。そのため、レース開催から撤退するグランプリも出てくるかもしれない。

    F1オーストラリアGPの主催者は「オーストラリアはリバティ・メディアに約3,500万ドルを支払っている。中止になった場合、大金を失うことになる。また、これはチームの利益の一部でもある」とコメント。

    「インフラを永遠に置いておくことはできない。まずはそれらを解体し、その後、レースを後日開催できるかどうかを検討していく」

    F1は、2021年に大幅なレギュレーション変更を予定している。2020年と2021年の開発を同時並行で行うため、今年は過去最大のコストがかかるシーズンになると言われてきた。だが、新型コロナウイルスによるレースの延期により、評価に時間をかけたいフェラーリ以外の9チームは新しいF1レギュレーションの導入を2022年に延期することに合意していると報じられている。

    F1だけでなく、モータースポーツ界、自動車業界全体が“コロナショック”を切り抜けてられることを願うばかりだ。

  • F1:2020年のF1カレンダー変更についてチーム代表がビデオ会議

    F1:2020年のF1カレンダー変更についてチーム代表がビデオ会議

    F1上層部は、3月19日(木)にF1チームとビデオ会議を行い、2020年のF1世界選手権の日程変更について話し合う。変更には全10チームの承認が必要となる。

    F1レギュレーションでは、毎年1月1日までにF1カレンダーを承認する必要があり、変更がある場合はチームの全員一致の承認が必要となる。つまり、2020年のF1世界選手権を進めていくためには、F1は共通点を足並みをそろえる必要がある。

    マクラーレンのF1チームメンバーが新型コロナウイルスに感染したため、F1はシーズン開幕戦のF1オーストラリアGPをキャンセルした。翌日、F1は第2戦バーレーンGPと第3戦バーレーンGPの延期を発表。すでに第4戦中国GPは延期が決定している。今後、第5戦オランダGPと第6戦スペインGPが延期になると予想されている。

    第7戦モナコGPは2020年シーズンの最初のレースになる可能性があるが、6月の第8戦アゼルバイジャンGPになるとの報道もある。

    Gazzetta dello Sport によると、リバティ・メシアは木曜日に新たなF1カレンダーを議論するためにF1チーム代表者と“ビデオ会議”を行うという。

    「提案されるのは、モンテカルロ(5月24日)から開始するか、遅くともバクー(6月7日)から開始するかだ」と同誌は報道。

    「9月6日のモンツァからブラジルまでのスケジュールはほとんど変更されないだろう」

    「チームは、スパに入る1週間前の8月23日に最も人気のあるオランダに入るのために、夏休みを短縮するか、もしくはキャンセルするかについて話し合うが、懸念事項は、ザントフォールトとスパをわずか7日間の間隔で実施した場合、両方の観客数が損なわれる可能性があることだ」

    「代替案は8月16日に開催することだが、この時点ではハンガリーから2週間しかない」

    「ブラジル(11月15日)の後は、中国(11月22日または29日)、バーレーン(11月29日または12月6日)、アブダビ(12月13日)と非常に忙しいカレンダーになるだろう。今年デビューするはずだったベトナムは、エントリーを1年延期するだろう」

    しかし、Gazzetta dello Sport がモナコGPがスタートになると予想する一方で、Auto Motor und Sport はアゼルバイジャンGPになると考えている。

    同誌は「6月7日のバクーまでシーズンが始まらないレースカレンダーがあります。したがって、チームとファンは182日間で18レースに直面することになる」と報道。

    「今週の終わりまでに、(チェイス)キャリー、(ロス)ブラウン、チーム代表者は、残りのシーズンの戦闘計画を支持したいと考えている。だが、新しいカレンダーは、予測不可能な状況を考えると暫定的な性格を持つだけになるだろう」

    「ヨーロッパの新型コロナウイルスの流動的な状況を考えれば、オランダ、スペイン、モナコでのレースが計画通りに進むという希望はほとんどない」

    「F1はすでに6月7日のアゼルバイジャンでのシーズンスタートに向けて精力的に準備を進めている。その後、最初の検討の後、多くの2連戦といわゆる“トリプルヘッダー”を伴うストレスの多いプログラムが計画されている」

    「すべてがうまくいけば、182日間で18レースが行われる可能性はある」

    F1:2020年のF1カレンダー変更についてチーム代表がビデオ会議<br />

  • F1の株価が大暴落…2016年以降で最低の評価額

    F1の株価が大暴落…2016年以降で最低の評価額

    フォーミュラワン・グループの株価(FWONK)が、新型コロナウイルスが2016年以降の最低評価額まで下落している。

    多くの議論の後、F1、FIA、およびレース主催者は、金曜日のフリー走行1回目の開始まで2時間を切った時点でようやくF1オーストラリアGPの中止を決定。マクラーレンのF1チームメンバーが新型コロナウイルスに感染したことが発表されたにも関わらず、決定には12時間かかった。

    その後、F1はバーレーンGP、ベトナムGPの延期を発表。すでに中国GPは延期が決定しており、オランダGP、スペインGP、モナコGPも開催が疑問視されている。

    株式市場全体は、原油価格の下落の影響を大きく受けており、2008年の金融危機以来見られなかった大幅な下落につながっているが、どのレースが開催されるかの不確実性が高まるなか、フォーミュラワン・グループの評価額は大幅に下落している。

    マクラーレンがF1オーストラリアGPからの撤退を発表してからの数時間で10億ドル(約1000億円)以上急落。2020年1月の時点では45.65ドルだった株価は、3月16日に20.51ドルまで下落。これは2016年6月の18.09ドルに次ぐ最低額だ。

    新型コロナウイルスの状況は絶えず進化しており、どのレースが計画通りに開催されるかだけでなく、シーズン全体が疑問視されている。

    Liberty Media Formula One Series C

  • F1チーム、サマーブレイクの前倒しに合意との報道に激怒?

    F1チーム、サマーブレイクの前倒しに合意との報道に激怒?

    F1チームは、8月のレース日程を確保するためにサマーブレイクを前倒しするとの報道に激怒していると伝えられている。

    F1は新型コロナウイルスの影響によって開幕から4戦の延期が決定。F1ボスは、新型コロナウイルスで延期となったグランプリを何とか年内の押し込もうとしている。

    F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは”8月の休暇を解放”することにオープンであり、トリプルヘッダーでレースを開催できるように“2デー開催”も検討していると述べていた。

    だが、新型コロナウイルスの感染は拡大しており、世界中で外出禁止令が出されており、F1はチームに夏休みを4月に前倒しすることを検討していると報じられた。

    サマーブレイクに関して、F1チームは6週間のうち3週間ですべてのファクトリーを閉鎖する必要がある。しかし、一部チームはそのアイデアにまったく満足していないという。

    BBC 5 Live F1 のジェニー・ガウは「「複数の情報源によると、今後6週間(3月23日から4月末まで)にF1の夏休みが行われるそうだ」と報道。

    「チームはその期間内に3週間を選択してシャットダウンできる。新型コロナウイルスが解決したときにレースを詰め込むことができる」

    「これについて非常に怒っているレースチームメンバーもいる」

    「レースチームが今後6週間で休みが突然導入されることに怒っているのはなぜか?

    「レースチームに注目すれば、彼は確実に休憩をとることができる。しかし、多くは家族から離れた隔離場所におり、これからシャッットダウンになると、家族とのの時間がなくなることを意味する」

    F1のルイルでは、世界選手権では最低8レースを開催する必要があると規定されている。

    メルボルンに旅行したフェラーリのFチームメンバーは、フェラーリが「個人的な状況によって家に帰れなかった人にホテルを提供してくれている」と BBC に語った。

    フェラーリはすでに新型コロナウイルスの被害が深刻化しているイタリア北部にあるマラネロのファクトリーの閉鎖を発表している

    一方、ウィリアムズの広報担当者はレースチームのメンバーは少なくとも3月30日までグローブのファクトリーに立ち入り禁止になっていると語った。

    チームには、すべてのスタッフの健康を確保するために、保健師がついている。「保健師は、各医療機関と政府からのすべてのアドバイスに注意を払い、関係者の安全のためにこのすべてに従うことを保証している」と広報担当は語った。

  • F1:夏のシャットダウン期間を前倒して8月の日程を確保へ

    F1:夏のシャットダウン期間を前倒して8月の日程を確保へ

    F1は、2020年のF1世界選手権のスケジュールに柔軟性をもたせ、コストを削減するために夏の強制的なファクトリーのシャットダウン期間を前倒しする準備を進めており、F1チームもそれに賛同していると報じられている。

    新型コロナウイルスの世界的な流行により、開幕4戦は延期され、オランダ、スペインもレース延期を示唆。シーズンの開幕は早くとも5月24日まで開催されない可能性が高い。

    RACER は、前例のない状況に対処するために、F1チームは強制的なシャットダウン期間(通常は8月の3週間の間に2週間を取得)を数か月はやめて3月23日から開始することに同意していると報道。

    多くのレースチームメンバーは、オーストラリアから帰国してから2週間の自己隔離期間の最初の週に入っており、シャットダウン期間はさらに3週間に延長され、4月末まで拡張されることになる。これによりF1チームが諸経費を削減するのにも役立ちつ。

    シャットダウンを移動することにより、必要に応じて8月全体でレースのスケジュールを変更できるようになり、ブロックされていた3つの週末が開かることになる。

    このような変更を進めるには、10チームのうち7チームの同意が必要だが、10チーム全てが計画に賛同していることと理解されている。

    F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、8月に2デー開催3連戦を検討していることを明らかにしている。

    ロス・ブラウンは「我々は休みを取り、一時停止することになる。今年の初めにはレースはないので、今年後半にこれらのレースの再配置を検討していく」とコメント。

    「8月の休憩を開放すれば、何週間かレースを開催できると思う。そして、今年の残りのシーズンにむけてかなりまともなカレンダーを構築できると思っている。見た目は異なるが、それでもかなりの数のレースが維持され、エキサイティングなレースになるだろう。シーズンは遅れて始まることになるが、面白いものになると思っている」

    「17〜18レース以上のチャンピオンシップを獲得できると楽観視している。我々が話している1つのことは2日間の週末だ。したがって、2日間の週末を含むトリプルヘッダーがあれば、それはオプションになる。我々はレースを圧縮できる思っている。だが、それはシーズンがいつ始まるかによって異なる」

  • F1がファンにメッセージ 「安全になり次第、2020年シーズンを再開する」

    F1がファンにメッセージ 「安全になり次第、2020年シーズンを再開する」

    F1のCEOを務めるチェイス・キャリーが、新型コロナウイルスの世界的な影響とF1への影響についてF1ファンに手紙を書いた。

    新型コロナウイルスの危機的な状況はF1にも影響を与えており、F1は先週末に開幕戦オーストラリアGPの中止を決断。第2戦バーレーンGP、第3戦ベトナムGP、第4戦中国GPも延期を決定し、続くオランダ、スペイン、モナコも開催が疑問視されており、2020年のF1世界選手権がいつ開幕するかは不透明な状況となっている。

    そのような状況を受け、チェイス・キャリは、F1ファンにむけて手紙を書いてメッセージを伝えた。

    親愛なるF1ファンへ

    我々は、新型コロナウイルスのパンデミックに対処しており、先週の考えと展望を提供したかった。

    何よりもまず、我々の優先事項は、F1のファン、チーム、および組織の健康と安全、そしてより広い社会だ。

    オーストラリアでのキャンセルと他のレースの延期の影響を受けたファンに謝罪する。これらの決定は、進化する状況のなか、F1、FIA、およびローカルプロモーターによって行われているが、それらは正しい、必要な決定であると考えている。また、F1ファミリーの人々を含め、すでに影響を受けている人々にも考えを広げたいと考えている。

    我々は、今後、2020年のF1がどうなるかを誰もが知りたいと思っていることを認識している。状況の流動性を考えれば、今日、具体的な答えを提供することはできない。ただし、安全になり次第、2020年のチャンピオンシップシーズンを開始する予定だ。今後数か月でどのように前進するかを評価できるよう、我々は毎日専門家や公的機関と関わっている。我々はFormula1.comでできるだけ早く最新情報と詳細を提供し続けていく。

    我々はみなさんのサポートと理解に感謝し、みなさんとご家族の幸せを祈っている。