カテゴリー: リバティ・メディア

  • F1 「レースに観客を入れるかどうかの決断は急いでいない」

    F1 「レースに観客を入れるかどうかの決断は急いでいない」

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、グランプリに観客を入れる可能性について検討してはいるが、急いでそうすることはないと語る。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって2020年のF1世界選手権は開幕から10戦がキャンセル。F1は、7月のオーストリアGPで開幕するヨーロッパでの8ラウンドでシーズンの再スタートを切ることを決定したが、現時点では8戦はすべて無観客レースでの開催が予定されている。

    ロス・ブラウンは、安全な環境でのレースを開催することが最優先事項であると考えており、サーキットにファンを入れる計画については「急ぐつもりはない」と FIA eConference にコメント。

    「後半のヨーロッパのいくつかの楽観的だと思うが、むしろ、それを計画することはないと思う。フライアウェイレースにいくつきにはファンを入れることを期待し始めることができると思うが、完全にそれが保障されるわけではない」

    後のヨーロッパのレースのいくつかは楽観的だと思うが、むしろそれを計画するつもりはないと思う。フライアウェイレースに行くとき、ファンがいることを期待し始めることができると思う。しかし、それが完全に保証されるわけではない」と語った。

    「我々にとってファンは非常に重要だ。彼らは多くの雰囲気を加えてくれるので、我々は彼らに会いたいと思っている。少しずつそれを実現していきたいと考えている」

    それでも、ロス・ブラウンは観客が再び入場できる瞬間を待つよりも、観客なしでグランプリを開催してテレビで放送した方がよいと考えている。また、2020年シーズンはバーレーンとアブダビで終わる可能性が最も高いと付け加えた。

    「無観客がヨーロッパシーズンの大部分を占めることになる。もちろん、このパンデミックが進歩し、どうなっているかを理解するようになってくれば、調整することはできる。シーズン前半はヨーロッパベースだ」

    「まだかなり流動的だ。バーレーンとアブダビでフィニッシュすることは間違いないと思うが、その中間のスペースを埋めているところだ」

  • F1:マクラーレンのF1エンジン変更に伴い開発トークンシステムに柔軟性

    F1:マクラーレンのF1エンジン変更に伴い開発トークンシステムに柔軟性

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2022年に導入される新しい開発トークンシステムは、実装が遅れたために“柔軟性”が必要だったと述べた。

    F1はコストを抑えるために2020年シーズンの開幕戦から2021年の最終戦までF1マシンのいくつかの重要な要素の開発を凍結。他の要素は今年後半から凍結される。

    しかし、その凍結の期間中にF1エンジンをルノーからメルセデスに切り替える計画を立てていたマクラーレンは、2021年にむけていくつかの変更は避けられない状況となった。

    それを可能にし、他チームに“ジョーカー”として凍結された要素を変更する機会を与えるために、各F1チームにはFIA(国際自動車連盟)の同意を得て展開できる2つのトークンが与えられる。

    マクラーレンは、そのトークンを使用して、改訂されたエンジンの取り付けとそれに関連する変更の実施することが義務付けられる。

    「誰かに5年を与えて、このような状況になるだろうと告げる場合には、何をしていくかについてかなり具体的になれる」とロス・ブラウンコメント。

    「だが、数週間前に通知する場合は、どのように適用するかについて柔軟に対応する必要がある」

    「凍結の問題は、マクラーレンというエンジンを変更するチームがいたことだった。それを無視し、エンジンを変えることができないと言うことはできない」

    「それで、我々は彼らの変更を加える必要性に対応する公正なシステムを見つけなければならなかった。また、チームによっては2年間耐えるために必要のできない欠陥がマシンに出てくる可能性があることも認識している」

    「トークンシステムにより、彼らは少しの範囲で間違っていたものを正すことができる」

    ロス・ブラウンは、F1が結果として“良い妥協”を提供できるシステムとして1つの具体的な例を挙げた。

    「あるチームがマシンの冷却が間違っていたため、冷却システムを2年間使うことができないと言っていた。彼らに少しの余裕を与えることで、我々は良い妥協策を見つけたと思う」

  • F1バーレーンGP、2レース開催の場合はオーバルレイアウト採用の可能性

    F1バーレーンGP、2レース開催の場合はオーバルレイアウト採用の可能性

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、シーズン後半にF1バーレーンGPを2レース開催する場合は、バーレーン・インターナショナル・サーキットの異なるレイアウトでレースをする可能性があることを示した。

    F1バーレーンGPは3月に第2戦として開催される予定だったが、新型コロナウイルスによって延期。終盤にアブダビとペアで再びカレンダーに組み込まれると予想されている。

    F1は6月13日(金)にF1アゼルバイジャンGP、F1シンガポールGP、そして、F1日本GPというフライウェイレース3戦を中止にすることを決定。15~18戦のカレンダーを実現するために、バーレーンでは2つのイベントが開催されると考えられている。

    F1は2004年以来バーレーンを訪れており、大部分は5.412 kmの“グランプリ・サーキット”でレースをしている。だが、F1の60周年を祝った2010年は24のコーナーで構成される6.299kmの“エンデュランス・サーキット”が使用された。現在のターン4で左に曲がり、さらにコーナーのシーケンスを取り入れて、S字へのアプローチでグランプリトラックに再び合流するレイアウトは、ラップタイムはほぼ2分となった。

    さらにバーレーン・インターナショナル・サーキットにはFIAのグレード1ライセンスを満たした3つ目の“アウター・サーキット”が存在し、今年の2レース開催の1つの週末で使用する最も現実的なオプションに挙げられている。

    “アウター・サーキット”は、エンデュランス・サーキットのターン8とグランプリ・サーキットのターン13を繋げて長い中央セクターをバイパスし、11コーナーと4つの注目すべきブレーキポイントだけの“ほぼオーバル”なレイアウトとなる。3.543kmの全長はモナコのストリートトラックよりわずか数百メートル長いフォーミュラ1史上最短のサーキットの1つとなる。

    ロス・ブラウンは「バーレーンの素晴らしい魅力の1つは多くの構成があることだ。そのため、バーレーンに行き、そこで2つの異なるトラックでレースをする可能性がある」とF1公式ウェブサイトに語った。

    「かなりエキサイティングな素晴らしいほぼオーバルなトラックがある。すべてのレイアウトはFIAのグレード1ライセンスを有しており、ポケットにオプションとして入っている」

    「2つの構成を使用するには、作業員にとってかなりの作業が必要だ。たとえば、タイミングを2つのトラック用に設定する必要があるため、十分な注意が必要だ。そこが我々が考慮しなければならない部分だ」

    F1バーレーンGP 3つのレイアウト

  • F1、表彰台セレモニーも“新しい生活様式”での形式に変更

    F1、表彰台セレモニーも“新しい生活様式”での形式に変更

    新型コロナウイルスのパンデミックにもたらされたソーシャルディスタンスのルールにより、F1が再開した際には表彰台も新たなお祝いの仕方が登場することになるようだ。F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、レース後の表彰台セレメニーがグリッド上で行われる可能性に言及している。

    グランプリは観客を入れずにスタッフ数を制限した“クローズドイベント”され、従来のいくつかの手順は廃止または調整される。

    F1ドライバーは、レース前に国家斉唱のためにグリッドの前に並ぶことはなくなり、観客がいないため、ドライバーパレードも省略される。

    「手順の実装のために、我々は新型コロナウイルスの状況に安全かつ確実に対応する必要がある」とロス・ブラウンは F1.com に語った。

    「我々がこれまでに行ってきた慣行は実施することはできない。F1レースの特徴であった非常に密集したグリッドは起こり得ない」

    「したがって、チームが到着する時間からチームが去る時間までのすべての側面が検討されており、完全には確定されてはいないが、FIAと協力して改善に取り組んでいる」

    「表彰台の手順が今のように行われることはない。だがレース後にグリッドで何かを行うことを検討している。1つの選択肢は、トラックにマシンを並べて、ドライバーがマシンの前に立つことです。」

    ソーシャルディスタンスルールにより、F1ドライバーは通常のようにトロフィーを手渡されることはない。だが、主催者は解決策を検討しているとロス・ブラウンは語る。

    「トロフィーを贈呈するために誰かがすぐ近くにいくことはできないので、トロフィーを贈呈することはできない。だが、どうにかするつもりだ」

    「我々は計画と手順を立てている。テレビでどのように提示できるかを検討している」

    「健康と安全性を損なうことなく、我々が関与できる方法はたくさんある。

    「我々はそれを魅力的でエキサイティングなプロダクトにできると100%確信している」

    「これは新しい基準だ。どのくらい続きくのか? 我々にはわからないが、これが今年の残りのシーズンの新しい基準になることは間違いない」

    F1は、7月3~5日にオーストリアGPで再開。これまで序盤8戦のスケジュールが発表されている。残念ながら、日本GPの中止が決定したが、15~18戦のレースが行われると予想されている。

  • F1 「2026年のルール変更まで新規エンジンメーカーの参入はない」

    F1 「2026年のルール変更まで新規エンジンメーカーの参入はない」

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2026年にルールが変更されるまで、新たなパワーユニットメーカーがF1に参入することはないと認め、新しいフォーマットの選択肢についてはオープンだと付け加えた。

    フォルクスワーゲン/アウディはかなり前にF1への参入を検討外にしており、現時点で潜在的な新規参入者に名乗りをあげているメーカーはいない。

    ロス・ブロウンは、2025年まで継続される現在のレギュレーションの下では状況は変わらないと認める。

    しかし、2026年に新しいパワーユニット仕様にリセットされることにより、フェラーリ、メルセデス、ホンダ、ルノー以外のサプライヤーが長期的なF1参戦の計画を立て始めることが期待されている。

    「新しいエンジンを作らなければならないと思うようになるまでそれほど遠くない」とロス・ブラウンは語る。

    「というのも、新しいエンジンは18か月以内に設計を開始する必要があるからだ」

    「そのため、FIAとメーカーは、次のパワートレインがどのようになるかを検討している。それは、新しいメーカーを参入させるチャンスだと思っている。我々はそのための設計仕様を見つける必要がある」

    「その期間に関連するパワートレインをどのように感じるかに目を向けている。誰も現在のエンジンに投資するつもりはない。その時点で終わることになるからだ。スピードを上げるのは非常に大きな投資だ」

    新しい規制を完全に定義する緊急性はないが、F1とFIAの両方の専門家はすでにアイデアの評価を始めている。

    「我々はそれについて議論していた」とロス・ブラウンは語る。

    「パット・シモンズ、ニック・ヘイズ、ジル・シモン、ファブリス・ロム、ニコラス・トンバジスといった我々全員が、パワートレインが将来どのように見えるべきかについて取り組んでいる」

    「我々が何が目的であるかを把握している。関連性、経済性、そして、良いレーシングエンジンでなければならない。達成したいことは把握しているが、それがどのようなものになるかはまだ定義していない」

    「我々は未来へのソリューションに代替アプローチがあると信じ続けている。1つのソリューションがあるとは思っていない。非常に関連性の高いスペースを占めることができると信じている」

    「持続可能な燃料は我々にとって重要なことだ。なぜなら、どのようなエンジンであれ、それが主要な部分になるからだ」

    「我々は一部のパートナーと協力して、F1に持続可能な燃料を導入するための戦略に取り組んでいる。そこが将来の大きな要素になる。しかし、現時点では、エンジンの外観については考えていない」

    現在のレギュレーションの改正になるのか、もしくはより根本的な変化になるのかと質問されたロス・ブラウンは「今のところ、同様のテクノロジーが維持されると感じている」とコメント。

    「いくつかの急進的なエンジンが出てきてはいるが、それらが18か月でコミットできるほど十分に確立されるとは考えていない」

  • F1:ロス・ブラウン、予選レース案を潰したメルセデスF1に苦言

    F1:ロス・ブラウン、予選レース案を潰したメルセデスF1に苦言

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、同サーキットのひとつの週末にリバースグリッド方式の予選レース開催するというF1の計画を阻止してメルセデスに“少し不満を感じている”と苦言を呈した。

    新型コロナウイルスの大きな影響を受けた2020年のF1世界選手権はレッドブル・リンクでのダブルヘッダーレースという例外的なスケジュールでシーズンをスタートする。

    F1は、2週目のレースが1週目のレースの繰り返しになることを回避するために、2週目にチャンピオンシップの順位に基づいたリバースグリッド公式の30分の予選レースを実施して決勝のグリッドを決定するというアイデアを議論した。

    だが、唯一メルセデスF1だけが、そのアイデアに反対した。グランプリ週末に変更を加えるF1のルール変更は全会一致の支持が必要であるため、予選レースの実施は見送られることになった。

    「今シーズンは同じトラックで第2の週末としていくつかのグランプリを開催する必要があるので、第2レースのための完璧なアイデアになると思った」とロス・ブラウンは Racer に語った。

    「オーストリア、シルバーストン、そしてシーズン後半にもそうなった場合に我々は同じことをすることができた」

    「だが、メルセデスのせいでできなかった。会議でトト(ヴォルフ)はかなり率直だった。『我々は最も競争力のあるポジションにいる。我々は7回目の世界選手権を追いかけている。なぜ私は持っているその機会をあきらめる? この提案は私をはるかに困難な立場に置くことになる』とね」

    「私はそれを理解し、それを尊重した。私は彼がもっと大きな見方をしてくれればいいと思ったが、彼はそうしなかった。その後に出てきたものがすべて霞んでしまったように思う」

    ロス・ブラウンは、かなり苛立たしいことだとが、そこはF1として変化が必要な部分だと語る。

    「少しイライラしている」とロス・ブラウンはに語った。「だが、それは将来的に変化する必要があるF1の一面だと思っている」

    「競技者による満場一致の決定は常に困難だったと思う。我々は競技者の意見が必要だと思っている。我々は耳を傾け、このようなアイデアに賛成する大多数の競技者を持つ必要がある」

    「そして、もしあなたが大多数を納得させることができないなら、それに失敗ということだ」

    「だが、圧倒的多数が望み、F1が望み、FIAが望んでいるものを止める人が1~2人いるとしたら、それはイライラすることだ」

    ロス・ブラウンは、レッドブル・リンクで2連勝しているレッドブル・ホンダは、リバースグリッドのアイデアに最も賛同していたと語る。

    「私にとって興味深いことに、過去2年間でオーストリアで最強だった人々、つまりレッドブルはこのアイデアの最大の支持者でした」とロス・ブラウンは付け加えた。

    「彼らはそれをする準備ができていた」

    ロス・ブラウンは、現在では、オーストリア、そして、同じように2レースを開催するシルバーストンでは、天候やカオスに賭けるしかなくなったと語る。

    「我々は同じトラックで連続した週末にレースをする機会、2回、もしかしたら3回あるという非常に珍しい状況にいる」

    「トラックを逆にすることはない。多くの人々が、なぜそれができないのかと尋ねてきたが、安全基準とトラックの構成方法が原因だ」

    「バリアは、ぶつかったときに一方向に軽く当たってそれるように設計されている。逆からぶつかれば、自分自身に大きなダメージを与える」

    「だから、残念ながらトラックを逆にするのは現実的ではない」

    「私たちは幸運に恵まれるかもしれない。オーストリアでは天気が変わる可能性がある。シーズン最初の2戦であり、かなり混乱したレースになる可能性がある。我々は幸運かもしれない」

  • F1:マクラーレンとウィリアムズの財政危機は自業自得?

    F1:マクラーレンとウィリアムズの財政危機は自業自得?

    F1のマネージングディレクターを務めるロク・ブラウンは、ウィリアムズやマクラーレンといったチームが消滅することはF1にとって大打撃であるが、シリーズとしてやれることはやっており、財政危機に陥っているのはパフォーマンスを含めたチーム側に責任があると語る。

    先週、ウィリアムズF1チームは、タイトルスポンサーのROKiTとの契約解消を発表するとともに、チームの支配権を含めた売却の道を模索していることを明らかにした。

    また、マクラーレンも新型コロナウイルス危機によってグループ全体で大幅な人員削減などのコスト削減策を実施しており、CEOを務めるザク・ブラウンは、危機を乗り越えるためにはF1に大幅な改革が必要だとして予算上限の引き下げを求めていた。

    F1は2021年に導入する予算上限を1億4500万ドルまで引き下げるとともに、次世代マシンの導入を2022年まで延期。シャシーやエンジンの開発を制限するなど、コスト削減策を講じている。

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、レギュレーション変更によってウィリアムズを含めたすべてのチームが将来にコミットできる環境が整ったと自信をみせている。ちょうど2021年は新しいコンコルド協定を結ぶタイミングとなる。

    「我々が実施したことがなければ、さらに心配な状況だったと思う。だが、かなり安定している」とロス・ブラウンはコメント。

    「ウィリアムズの状況は対処する必要があるが、ウィリアムズの買収をかなり真剣に考えている人々がおり、それは真剣に検討することができるまともなビジネスが背景にあることを示していると思う」

    ロス・ブラウンは、自身がF1でのキャリアを開始したウィリアムズF1に愛着はあるものの、組織として変化していく必要があると強調する。

    「素晴らしい遺産を持ったチームであり、もちろん、彼らには愛着がある。だが、F1はかなり残忍なものであることは現実であり、トラックで2週間ごと、今後数か月は毎週のように評価されていくことになる」

    「隠れることができる場所はない。正直に言えば、ここ数年のように最下位でフィニッシュしていれば、このような結果になってしまうものだ。そして、残念ながら、彼らはその点に達してしまった」

    「誰がそこに行ったとしても、彼らがパフォーマンスを発揮できなかった根本的な理由、それが単なる財務上のことなのか、それとも彼らが構造の問題なのか、あるいは彼らが取ったアプローチであるのかを見極める必要がある。正直、私にはわからない」

    「だが、それを理解する必要がある。単なる財政的であり、追加の財政的支援があれば、彼らはより競争力を持つことができるかもしれない。そこに行って何が起こっているのかを理解しようとする人が必要だ」

    ウィリアムズに加え、マクラーレンというF1での名門チームが財政難に陥っていることはF1にとって見栄えのいいことではないとロス・ブラウンは認める。

    「見栄えのいいことではないが、我々は適切に行えるようにできることはすべてやってきた。彼らは再び軌道に戻す必要がある」とロス・ブラウンは語る。

    「どちらのチームもパフォーマンスが悪かった。マクラーレンがチャンピオンシップで優勝しており、それでも今の状況にいるとしたら、それはF1に問題があると言えるだろう」

    「だが、実際にはマクラーレンはここ数年かなり成績が悪かった。F1とは残忍なものだ」

    「F1に無料の乗り物はない。そのレベルで数年間パフォーマンスを行えば、結果として支払いが発生し、スポンサーを失い、以前の賞金を手に入れることができないという負のスパイラルに陥る」

    「素晴らしかったチームがストップすることになるのであれば、ここで何が悪いのかを調べなければならないだろう。だが、実際には、数年間パフォーマンスが低下している2チームだ」

  • 2020年のF1世界選手権:ヨーロッパだけで完結も可能?

    2020年のF1世界選手権:ヨーロッパだけで完結も可能?

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、今週公表された序盤8戦のヨーロッパカレンダーだけでも、正式な世界選手権として成立させることができると語る。

    F1が世界選手権として分類されるためには、FIA(国際自動車連盟)の国際モータースポーツ競技規則で規定されているように3つの大陸を訪問する必要がある。

    2.4.3.B.I 「カップ、トロフィー、チャレンジ、またはシリーズのカレンダーに含まれるイベントは同一シーズン中に、3つ以上の異なる大陸を開催場所としなければならない」

    しかし、ロス・ブラウンは、新型コロナウイルスの世界的な大流行という前例のない状況においては必ずしもその要件を満たす必要はないと語る。

    「理論的には、8つのヨーロッパのレースで世界選手権は成立する」とロス・ブラウンは語った。

    まだ9月6日のF1イタリアGP以降のレースは予定されておらず、F1チームは、現時点でヨーロッパ外で開催される可能性が高いイベントは年末のバーレーンとアブダビのみであることを伝えられている。

    ロス・ブラウンは、絶え間なく変化する状況の中でフライアウェイレースをスケジューリングするのは容易ではないことを認める。

    「それは挑戦だと終える。だがヨーロッパのシーズンをまとめることも挑戦だったと思う」とロス・ブラウンは語る。

    「2~3週間前、1か月前は不可能のように見えましたが、今ではまともなカレンダーを作成することができている。この状況は、ほぼ毎日変化していると思う。概して、状況は良くなっているが、最悪の状況にある国もある。だから、我々は彼らがどれだけ早く回復することができるかを見極めるために彼らに時間を与える必要がある。メキシコはまだ競争をすることを望んでいるが、現在パンデミックの危機に瀕している」

    「追加の時間をかけて、難しい決断を下さなければならなくなる前に、物事を進化させて、我々がどこにいるかを見ていきたいと思っている」

    「様々なオプションがある。我々はまともなシーズンをまとめることができると思っている。正直、それがどのような形になるかを言うことはできないが、良いシーズンにするための十分なレースがあると思っている」

    重要なトピックの1つは、観客からの収入がなくても都市や国を宣伝できることで、レースを主催する開催権料を会場が支払うかどうかにある。

    しかし、ロス・ブラウンは、彼が最も確信をもっているレースについてのコメントを避けた。

    「正直に言えば、たとえある日に自信を持っていたとしても、それは次の日には変化する。多くのことが起こっている。したがって、それについて推測したくはない」とロス・ブラウンは語る。

    「検討する必要のある事柄にはさまざまな種類があり、財務面もその一部だ。F1に対して全体的な効果であり、我々やチームが競争に参加するためにどれだけの費用がかかるかというミクロ効果の両方だと言っておこう。我々はそれらの判断を下さなければならない。それが現在我々が直面していることだ」

    「一部の人々は、今年の残りの期間を締め切り、2021年から再開することを提唱している。私はそれは悪いことだと思っている。F1は、我々がしていることよりもはるかに悪い場所に進むと思っているし、さもなければ、我々は自分たちがしていることをしてはいないだろう。とにかく我々はこれらすべての要素のバランスをとっている。」

    ロス・ブラウンは、9月以降のフライアウェイの手配が依然として優先事項でだと付け加えたが、イモラやホッケンハイムなどの新しい会場、2020年にすでに開催されたサーキットへの再訪問など、ヨーロッパでのさらなるレースが可能であることを認めた。

    「それらはオプションだが、現在我々が追求しているオプションではない」とロス・ブラウンは語る。

    「我々はただ何ができるかチェックしているだけだ。賢明な集団がそうであるように、我々はフライアウェイで何ができるか、ヨーロッパ内で何ができるかを見ている」

    「したがって、選択肢はあるし、そのような選択肢があることを幸運に思っている。現時点ではプランAを追求している」

  • F1:日本GPを含めた残りのカレンダーの確定は「急いでいない」

    F1:日本GPを含めた残りのカレンダーの確定は「急いでいない」

    F1は、ヨーロッパラウンドを終えた後の2020年のF1世界選手権の完全なカレンダーを確定させることを急いではいない。

    今週、F1は7月5日にオーストラリアでスタートし、9月6日にイタリアGPで終わるヨーロッパラウンドの序盤8戦のスケジュールを発表した。オーストリアとシルバーストンでは2連戦、ハンガリーGP、スペインGP、ベルギーGP、イタリアGPと3連戦+2連戦の10週間で8戦を開催する過密スケジュールとなる。

    F1の最高経営責任者であるチェイス・キャリーは、以前、ヨーロッパラウンドの後にアジアへと渡り、アメリカ、中東でシーズンを終える15~18戦のカレンダー構想を語っていた。

    メキシコは当初の日程である10月30日に開催することになると表明しているが、チェイス・キャリーは現時点では様々なレース主催者と話をしているところだと語り、まだ次のレグを確定する最終期限を決めていないとしている。

    「我々は未知の海域にいる」とチェイス・キャリーはF1公式ウェブサイトに語った。

    「引き続き、かなり短い時間枠を超えて可視性が欠如しているのは確かだ。我々はすべてのプロモーターと一緒に取り組んでおり、彼ら全員と活発に話し合っている。全てのプロモーターが同じ可視性を持つことに苦労している」

    「今は期限を設けていない。状況の流動性により、最終期限を設けることは圧力を生み出してしまう。それは状況に対して適切かつ現実的ではないかもしれない。そのため、我々は目標を考えている」

    「我々の目標は、6月の終わりまでにカレンダーの残りの部分が完了しない場合でもそれに対応することだ。我々は自分たちが試してみたいことが何かをわかっている」

    「いくつかがうまくいかない場合には他の選択肢がある。カレンダーにはまだ実現しないかもしれないレースがあると思っている。我々には選択肢があると思っている」

    「我々は正しいことを行いたいと思っているが、このような時期では安全が優先事項であり、どのようなことが必要か、どのような問題に対処しなければならないかを理解した方法で決定したいと思っている。適切な方法で決定を下すためにも、決断を急ぐことなく対処する必要がある」

    最も気になるF1日本GPは以前にリークされた暫定カレンダーでも当初の予定通り10月11日に組み込まれている。まだ4か月の期間があるが、先日MotoGPは10月18日にツインインクもてぎで開催予定だった日本GPの中止を決定している。

  • F1:2020年のリバースグリッド方式の予選レースの導入は廃案

    F1:2020年のリバースグリッド方式の予選レースの導入は廃案

    F1の最高経営責任者であるチェイス・キャリアは、リバースグリッド方式の予選レースを実験するという計画はF1チームから全会一致の支持を得られなかったため断念したと語った。

    先週、F1上層部はダブルヘッダーで開催されるオーストリアとイギリスの片方の週末で予選に代わってチャンピオンシップの順位に基づいたリバースグリッドで30分の予選レースを開催して決勝のグリッドを決めるフォーマットを提案した。

    しかし、その斬新なアイデアにはメルセデスとレーシング・ポイントが反対したことで廃案となった。

    チェイス・キャリーは、F1に“ギミック”を導入することは避けたいと考えているが、今後も新しいコンセプトを試すことにオープンなままだと語る。

    「過去数年間、我々はスポーツに敬意を表し、スポーツの素晴らしさを尊重しつつ、ファンのためのエクスペリエンスを向上させる変更を加えるための方法論を議論してきた」とチェイス・キャリーはF1公式サイトでコメント。

    「新型コロナウイルスの影響でダブルヘッダーで開催されるレースについていくつかのことを話し合ってきた。この時点で公表されているものにリバースグリッドがあるが、全てのチームが満足しているわけではなく、短いタイムフレームで変更を加えるには全員一致の支持が必要だ」

    「我々はシーズン中にほぼリアルタイムで変化しており、引き続きアイデアを検討している。それらがギミックではないことを確実にしたいと思っている」

    「素晴らしい歴史、素晴らしいヒーロー、素晴らしいスター、信じられないほど才能のあるドライバーや人材のいる素晴らしいスポーツだ。そのため我々はすべてのことを尊重したいと思っているが、それは我々がいくつかの変更を加えるための方法論を考えないことを意味するわけではない」

    チェイス・キャリーは、新型コロナウイルスの影響で従来とは異なる短縮されたF1シーズンとなることが、スポーツに実験の機会を与えていると認める。

    「今シーズンがユニークであることで、ある程度、レースに何かを追加することが実際に可能だと考えない限りはトライしようとは思わないことを試す機会が少し増えている」とチェイス・キャリーは語る。

    「我々は常に自分自身に挑戦し、スポーツをより良いものにするために他にできることがあるかどうかを検討していきたいと思っている」

    メルセデスの広報担当は、リバースグリッド方式の予選レース案について「我々は好意的ではありません」と語った。

    「我々はこのスポーツは現在の形でエキサイティングなレースを提供できると信じています」

    10週間で8戦という前例のない過密スケジュールで行われる2020年シーズン序盤は、事故によってパーツが破損すれば、いくつかのチームでスペアパーツ不足の問題が出てくる可能性がある。速いマシンが遅いマシンを追い抜いていかなければならないリバースグリッドはマシンがダメージを負う可能性が高く、スキルではなく、運によって結果がゆがめられる可能性がある。

    レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2020年シーズンは新しいフォーマットを試すまたとない機会だと語っていた。

    しかし、メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、このアイデアを支持しないことを強調し、リバースグリッドレースはレースの質の向上には成功しないと主張している。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンも、メルセデスの立場を“理解した”と語る。

    「行ってみれば、彼らはおそらく失うものが最も多い」とザク・ブラウンは語る。

    「彼らはまだグリッド上で最高のマシンを持っているので、おそらくポールポジションにいることは間違いない。だから、おそらくそのポールポジションを危険に晒すことになるというのが彼らの観点だと理解している」

    「確かにそれはスポーツにいくつかのリスクと興奮を追加するので、個人的には実験のファンに言っていいだろう。進めることになるかもしれないし、実際にはかなり良いアイデアだ。将来に実現されるか見てみよう」