カテゴリー: リアム・ローソン

  • リアム・ローソン F1開幕戦で原因不明のスタート失速「パワーが消えた」

    リアム・ローソン F1開幕戦で原因不明のスタート失速「パワーが消えた」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1オーストラリアGP決勝のスタート直後に大きな事故寸前の状況に見舞われた。グリッド8番手からスタートしたものの、発進直後にマシンがほとんど動かず、後続車に追突されかねない危険な場面となった。

    結果的にローソンは13位でレースを終えたが、スタート時のトラブルに加えてレース中も問題を抱え続けたことで、苦しいレースとなった。本人も原因を把握できていないと明かしている。

    「正直に言って、何が起きたのか分からない」とローソンは語った。

    「スタートしたけど動かなくて、完全にパワーを失った。それで5秒くらい戻ってこなかったんだ。だからかなりフラストレーションがたまる状況だった」

    スタート直後、ローソンのマシンはほぼ停止状態となり、後方から接近していたフランコ・コラピントが危うく追突しかける場面もあった。アルピーヌのコラピントは素早い反応で衝突を回避し、大事故は回避された。

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソンはその後もトラブルに苦しみながらレースを続けることになった。

    「予選はとても良かった。2台ともいい位置につけていたし、レースペースも悪くなかったと思う」

    「ただ、レースではずっと問題と戦っていた。エネルギーを管理しながら走る必要があったんだ」

    「スタートのあとも含めて、レース全体で問題を抱えていた。だからクリーンな一日ではなかったし、残念だ」

    メルボルンでは複数のドライバーがスタート時のトラブルを報告しており、バッテリーのチャージ不足による加速不良が広く発生していたとされる。しかしローソンは、自身のケースはそれとは異なり、完全にパワーが失われた状態だったと説明している。

    「とにかくパワーがなかった。スタートして、そのまま全部のパワーを失った。そこで止まってしまって、戻ってこなかった」

    「数秒後にようやく戻ってきて、そのあとホイールスピンした。でも何が起きたのか分からない。テストでは一度も起きていなかった」

  • リアム・ローソンとセルジオ・ペレス F1オーストラリアGPで因縁再燃

    リアム・ローソンとセルジオ・ペレス F1オーストラリアGPで因縁再燃

    2026年F1開幕戦オーストラリアGPで、リアム・ローソン(レーシングブルズ)とセルジオ・ペレス(キャデラックF1)の長年の因縁が再び表面化した。

    両者はレース序盤、アルバート・パークのターン3で接触寸前のバトルを繰り広げ、その後ローソンがターン11でペレスをオーバーテイク。無線でも互いに強い反応を見せ、2024年から続くライバル関係が改めて注目される形となった。

    2024年の確執が再び表面化
    今回のバトルの背景には、2024年にさかのぼる因縁がある。

    当時レーシングブルズに所属していたリアム・ローソンは、レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスの後任候補として名前が挙がっていた。

    その年のメキシコGPでは両者が接触し、ローソンがコックピットからペレスに向けて手振りをしたことが問題となり、後に謝罪する事態となった。

    その後、ローソンは2025年にレッドブル・レーシングのシートを得たものの、わずか2戦でレーシングブルズへ降格。

    一方のペレスはF1を離れていたが、2026年にキャデラックF1から復帰し、開幕戦で再びローソンと直接対決することになった。

    ターン3で接触寸前のバトル
    レース中、2人は中団後方でポジション争いを展開した。

    ターン3ではペレスのディフェンスによりローソンがコース外に押し出される形となり、接触寸前の場面もあった。

    しかしその後のターン11でローソンが強引なオーバーテイクを決め、前に出ることに成功した。

    その直後、ローソンは無線で次のように吐き捨てた。

    「アイツは本当に最悪だ」

    一方のペレスは、やや困惑した様子で無線に応じた。

    「はは、あの男はどうしたんだ?」

    リアム・ローソンとセルジオ・ペレス

    ローソン「まだ根に持っている」
    レース後、ローソンはペレスのディフェンスが過去の確執に関係しているとの見方を示した。

    「2年経っても、彼はまだ引きずっているみたいだ」

    「まるでワールドチャンピオン争いみたいに戦ってきた。でも僕たちはP16争いをしていただけだった」

    「正直あまり気にしていない。あの時点で僕のレースはもう終わっていたからね」

    さらに今回のバトルについて、違反行為ではないとの認識も示している。

    「違法なことは何もなかった。ただアグレッシブだっただけだ」

    ペレスは冷静「ただのレースだった」
    一方、ペレスは今回の出来事を大きな問題とは捉えていない様子だった。

    「楽しいレースだったよ」

    「僕のマシンはかなり遅かった。だからただレースをしていただけだ」

    レース結果はローソンが13位、ペレスは16位。ペレスはトップから3周遅れでのフィニッシュとなった。

    ローソンはスタートで大きく順位を落としたことが、この結果につながったと説明している。

    「パワーがなかった。スタートしてすぐに完全にパワーを失った」

    「しばらくして戻ったけど、そのあとホイールスピンしてしまった。テストではそんなことは起きていなかった。何が起きたのか分からない」

  • リアム・ローソン 2026年F1最大の課題「バッテリー管理は最も繊細」

    リアム・ローソン 2026年F1最大の課題「バッテリー管理は最も繊細」

    リアム・ローソンは、2026年F1シーズン開幕を前に、新時代マシンで直面している最大の課題について語った。50%電動化と100%持続可能燃料の導入により、ドライバーにはこれまで以上に繊細なエネルギーマネジメントが求められている。

    レッドブル・レーシングでシーズンを開始した昨年とは異なり、今季はレーシングブルズでフル参戦2年目を迎えるローソン。だが、新レギュレーション下での挑戦は、経験値だけでは補いきれない領域に踏み込んでいる。

    「バッテリー管理は、理解するうえで間違いなく最も難しい部分だ」とリアム・ローソンは語った。

    「昨年とはまったく違うし、はるかに敏感だ。特に予選ラップに向けてバッテリーをどう準備するか、そして長いスティントでどう管理するかが重要になる」

    「それに加えて、マシンの空力は大きく減少している。より運転が難しくなり、全体的に許容範囲も狭くなっている」

    2026年は内燃エンジンと電力の出力比率が50対50へと移行。これにより、エネルギー回収と放出のタイミングがラップパフォーマンスを左右する重要要素となった。バーレーンでのプレシーズンテストでは、多くのドライバーがグランプリ全体の展開だけでなく、1周の予選アタックすら読みづらいと懸念を示していた。

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソン自身は、完全に未知の状態でテストに臨んだわけではないと明かす。

    「新しいレギュレーションについては昨年の早い段階から把握していて、すぐに準備を始めた」とローソンは述べた。

    「だから初めて新車に乗ったときも、何を期待すべきか、2025年型と2026年型の主な違いについては理解していた」

    「驚きではなかった部分もあるが、実際にクルマに乗ると最適化の方法をまだ学んでいる段階だ」

    開幕戦オーストラリアGPを前に、勢力図の予測は極めて困難だという。

    「自分たちの本当のペースがまだはっきりしていないので、現時点でどこにいるのかを言うのは難しい」とローソンは語った。

    「もちろん目標はポイントを獲得することだが、個人的には常に最大限を引き出すことに集中している。マシンに乗るたびに、可能な限り最高のパフォーマンスを発揮したい」

    エネルギー管理、空力低減、そしてセッティング自由度の拡大。2026年F1は、ドライバーの適応力が例年以上に問われるシーズンとなる。ローソンにとっても、それは極めて“センシティブ”な戦いの始まりを意味している。

  • 角田裕毅 レッドブルF1昇格の真実 ローソン降格は誰の決断だったのか

    角田裕毅 レッドブルF1昇格の真実 ローソン降格は誰の決断だったのか

    2026年シーズン序盤、レッドブルF1を揺るがした電撃人事。リアム・ローソンがわずか2戦でシートを失い、その後任として角田裕毅が起用された。この決断は誰が下したのか――当時チーム代表だったクリスチャン・ホーナーが、ついに舞台裏を明かした。

    Netflix『Drive to Survive』最新シーズンで語られた証言は、レッドブル内部の力学を浮き彫りにしている。

    ローソンはシーズン開幕時にセルジオ・ペレスの後任としてレッドブルのシートを獲得したが、日本グランプリを前にレーシングブルズへ戻されることになった。パドックには衝撃が走り、ファンや専門家の間でも議論が巻き起こった。

    ホーナーは番組内で、その決断について明確に否定している。

    「それは私の選択ではなかった。私は常にヤングドライバープログラムからドライバーを起用するよう強く求められていた。ヘルムートがその中心人物だった」

    この発言により、実質的な主導権がヘルムート・マルコにあったことが示唆された。長年レッドブルを率いてきたホーナーであっても、すべてを決定できる立場ではなかったという現実が浮かび上がる。

    この人事は、結果的にホーナー自身の退任へとつながる流れの一部でもあった。20年間チームを率いたホーナーは、その歩みを次のように振り返っている。

    「現実として、私にとってこの20年間は、良い日も悪い日も含めて壮大な旅だった」

    角田裕毅 レッドブル F1

    フェルスタッペンの支え ローソンが語る素顔
    一方で、チーム内部のドライバー関係は対照的な側面を見せている。降格という厳しい現実を経験したローソンだが、マックス・フェルスタッペンに対しては感謝の言葉を口にしている。

    ポッドキャストでローソンは語った。

    「彼は本当にナイスな人だ。去年レッドブルでいろいろなことが起きた中でも、彼は僕にとても良くしてくれた」

    さらに、加入当初からフェルスタッペンは積極的にサポートしてくれたという。

    「チームに入る前から、そして加入してからも、彼はすごく親切だった。どんな質問にも本当に助けになってくれたし、喜んでサポートしてくれた。その後も本当に良くしてくれた」

    その気遣いはサーキット外にも及んだ。

    「彼は本当に、本当に良くしてくれた。彼はよく自宅に飛行機で帰るんだけど、僕が去年モナコに引っ越したばかりだと言うと、『必要なら一緒に来ればいい』って言ってくれたんだ。本当に優しい人だよ」

    角田裕毅の昇格という表舞台の出来事の裏には、レッドブルF1内部の複雑な意思決定構造が存在していた。ボードルームでは力学が動き、ガレージでは支え合いがあった。今回明かされた証言は、その両面を浮き彫りにしている。

  • レッドブルF1 ローソン電撃降格の真相 ホーナー「私の選択ではなかった」

    レッドブルF1 ローソン電撃降格の真相 ホーナー「私の選択ではなかった」

    2025年F1シーズン開幕直後、わずか2戦でリアム・ローソンをレッドブルのシートから外すという衝撃の決断が下された。その背景について、元レッドブル代表クリスチャン・ホーナーが新たな証言を明かした。

    ホーナーは、自身の解任後に収録されたドキュメンタリー番組内で、ローソン降格は自身の判断ではなかったと主張。長年チームを率いてきた指揮官が、人事の実権を巡る内部事情を語っている。

    ローソンは2025年開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPでQ1敗退を喫し、ポイントも獲得できなかった。その結果、日本GPを前に角田裕毅と交代。チームは当時「24歳の彼に対するケアの義務」と説明し、自信を喪失していたことを理由に挙げた。

    しかし、ローソン自身はその見方を一貫して否定してきた。冷酷とも受け取られた決断は、ホーナー体制下の厳しい競争文化の象徴とも言われていたが、本人はこれを否定する。

    「それは私の選択ではなかった」とホーナーは語った。

    ホーナーは2025年イギリスGP後に代表職を解任され、約20年にわたる体制に終止符を打った。番組内で彼は、若手育成プログラム出身ドライバーの起用を常に強く求められていたと明かしている。

    「私は常にヤングドライバープログラムから選ぶよう強く求められていた」とホーナーは述べた。

    さらに、その方針を主導していた人物としてヘルムート・マルコの存在を示唆した。

    「ヘルムートが大きな推進役だった」

    マルコは約20年にわたりレッドブルの育成部門を統括し、18人ものドライバーをF1へ送り出してきた。だが、チームはマックス・フェルスタッペンを中心に構築されており、その特異なマシン特性に適応できず、ピエール・ガスリーやアレクサンダー・アルボンらは苦戦を強いられた。

    例外はセルジオ・ペレスだった。経験豊富なペレスは4年間フェルスタッペンのチームメイトを務めたが、その後ローソンと交代する形でシートを失っている。

    ホーナーの証言は、レッドブルF1の人事決定が単純なパフォーマンス評価だけではなく、育成方針や内部権力構造と密接に結びついていた可能性を示唆している。わずか2戦での降格という“非情な決断”の裏側には、チーム内の力学が複雑に絡み合っていたようだ。

  • リアム・ローソン レッドブルF1マシン苦戦の真相「フロントが強すぎる」は誤解

    リアム・ローソン レッドブルF1マシン苦戦の真相「フロントが強すぎる」は誤解

    マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルに昇格したリアム・ローソンは、わずか3戦でシートを失った。その背景について「マシンがフロント過多で乗りづらいからだ」という見方が広がっていたが、本人はその解釈は誤解だと語っている。

    2026年F1シーズン、ローソンはレーシングブルズで再出発を切るが、ポッドキャスト番組で当時の苦闘の実態を明かした。

    「フロントが強すぎる」だけではなかった本当の難しさ
    「十分に理解する時間がなかった」とリアム・ローソンは語った。

    「当時のVCARBとはまったく違っていた。でも、みんな“フロントが強すぎるから乗れない”と思っているんじゃないか。でも実際はそうじゃない。少なくとも僕が乗っていた時点では違った」

    「例えばマックスを見れば分かる。シーズン終盤にかけて多くを見つけていたし、僕がいた頃よりずっと速くなっていた。マクラーレン勢はすでに先に行っていたし、僕たちは彼らと戦えていなかった。いや、少なくとも僕は戦えていなかった」

    ローソンは、自身がむしろフロントの強いマシンを好むタイプだと明かし、「単純にフロントが強すぎるから」という説明は的外れだと否定する。

    「コーナー全体を通したバランスが良くなかった。特にシーズン序盤はそうだった。でも“フロントが強すぎる”という話だけではない」

    「ターンインの瞬間は確かにとても敏感だった。でも問題は“感覚”なんだ。F1マシンを走らせるときは、とにかくコミットメントがすべてになる」

    「300キロ以上で全開のままコーナーに飛び込む。中国のターン1なんてまさにそうだ。少しでも100%の自信がなければ、大きなロスになる」

    「コンマ1秒じゃない。0.5秒単位で失うことになる。だから、そのレベルの安心感が必要なんだ」

    リアム・ローソン レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンに合わせた開発と後任ハジャーの課題
    レッドブルではこれまでにもセルジオ・ペレス、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーらが同様の苦境を味わってきた。チームは「特定のドライバー専用に設計しているわけではない」と主張するが、フェルスタッペンの強みを最大化する方向で開発が進められているのは事実だ。

    2026年F1マシンについてフェルスタッペン自身もレギュレーションには不満を示しているが、すでに新しいドライビングテクニックを磨き上げつつある。

    その隣で戦うことになるアイザック・ハジャーにとって、課題はさらに難しくなる。ローソンはわずか2戦で判断されたが、ハジャーがより長い猶予を与えられるかどうかが、今季のレッドブルの重要な焦点となる。

  • リアム・ローソン レッドブルF1エンジン“1秒差”説を一蹴「そんなに速くない」

    リアム・ローソン レッドブルF1エンジン“1秒差”説を一蹴「そんなに速くない」

    2026年F1プレシーズンテストのバーレーンで、レッドブル陣営の新パワーユニットを巡る“1秒差”発言が波紋を広げている。メルセデスのトト・ヴォルフが「最大で1秒のアドバンテージがある」と示唆したことに対し、レーシングブルズのリアム・ローソンも笑い飛ばす形で応じた。

    今季からレッドブルはフォードと提携し、自社開発のパワーユニットを投入。バルセロナでのシェイクダウンを経て、バーレーンテストでも注目を集めているが、その評価を巡っては駆け引きも始まっている。

    「1秒もみんなより速いって? それ誰が言ったの?」

    ヴォルフの名前を聞かされたローソンは笑いながらこう返した。

    「なんてことだよ」

    もっとも、ローソンは新パワーユニットの初期段階での働きそのものを否定しているわけではない。

    「メルボルンに行けば分かると思う」

    「正直に言って、今のところパワーユニットはとても、とても順調に動いている。それは良いことだ」

    リアム・ローソン レッドブル F1

    ただしテスト特有の不確定要素にも言及し、現時点での数値比較には慎重な姿勢を示した。

    「でもパフォーマンスの数値という点では、他のチームが何をしているのか全く分からないから、とても判断が難しい」

    さらにローソンは、ポテンシャルには自信を示しつつも、誇張された優位性には距離を置く。

    「パフォーマンスの観点では、明らかに堅実だと僕たちは思っている。でも、みんなより1秒速いとは言わない」

    「でも、すぐに分かるよ。今のところはすべて順調だ」

  • リアム・ローソンが語る2026年F1の難しさ「予選でもマネジメントが必要」

    リアム・ローソンが語る2026年F1の難しさ「予選でもマネジメントが必要」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、2026年F1バーレーンテスト2日目を担当し、サヒールで周回を重ねた。いくつかの小さなトラブルに見舞われながらも、走行自体には前向きな手応えを示している。

    この日はプログラムを完全に消化することはできなかったものの、ローソンは明日もアービッド・リンドブラッドとマシンをシェアし、3日間のテストを締めくくる予定だ。

    「悪くなかった。いくつか小さな問題があって走行が止まったけど、走れた周回は楽しかった。明日はもっと長くクルマに乗ることになるし、まだ始まったばかりだ」とローソンは語った。

    「すべてが新しいから、できるだけ早く学んでいるところだ。こうした問題で止まってもフラストレーションを感じるべきじゃないし、クルマを適切なウインドウに入れることが重要だ。まだ明日もあるし、来週はパフォーマンスをテストすることになる」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    新世代マシンのドライビングについて問われると、ローソンは理解すべき点が非常に多いと認めた。

    「ドライビングスタイルは違うし、ステアリングを握りながらより多くのことを意識しなければならない。予選でも、サーキットによってはより多くのマネジメントが必要になるだろう。新しいことばかりで、まだ完全には把握できていない。来週はそのための時間にもなる」

    現時点での勢力図については慎重な姿勢を崩さない。

    「とても難しい。他のチームが何をしているのか分からないからね。自分たちがどれだけ進歩できるかを見ることになる」

  • リアム・ローソン、2026年F1マシンは別物「まだ頭が追いついていない」

    リアム・ローソン、2026年F1マシンは別物「まだ頭が追いついていない」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、バルセロナで行われた2026年F1シェイクダウンテストを終え、新レギュレーション下でのマシン理解とチームの前進に手応えを示す一方、勢力図については「しばらく分からないままだ」と語った。

    レーシングブルズはバルセロナで3日間の走行を完了し、ローソンは延べ150周以上を担当。新パワーユニットと大幅に変化したマシン特性の中で、信頼性とデータ収集を最優先にプログラムを進めた。

    「僕たちはとにかく学び続けている。確実に大きな前進はしているけど、同じことは他のチームもやっている。」

    「クルマは本当に大きく変わった。でも月曜日と比べれば、今はずっと良い状態にある。それが一番大事なことだ。」

    ローソンは、3日間の走行を通じてチームが着実に前進したと評価しつつも、新世代F1マシンの理解にはまだ時間が必要だと強調した。

    「走行距離という意味では、信頼性の面でかなり良いテストができた。そこは一つクリアできた部分だと思う。」

    「でも期待値という点では、本当に分からない。他のチームがどこにいるのか、誰も分かっていない。」

    2026年F1では、パワーユニット、エネルギーマネジメント、空力特性などが大きく変化し、DRSも廃止された。ローソンは、こうした変化がドライバーに求める役割を大きく変えていると感じている。

    「正直に言って、まだ完全には頭の中で整理できていない。これから数週間、数か月かけて学んでいくことになる。」

    「でも、ドライバーが違いを生み出せる余地が増えたと感じている。それはポジティブなことだと思う。」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    また、新マシンは従来よりダウンフォースが少なく、バッテリー満充電時のパワーも非常に大きい一方、その使い方はまったく新しいものだという。

    「ダウンフォースは以前より少ないから、クルマはかなり動く。バッテリーがフルのときは大きなパワーがあるけど、そのマネジメントは完全に新しい。」

    「いろいろなことを試しながら、新しいパワーユニットで走行距離を積み重ねている段階だ。」

    バルセロナは低温コンディションだったが、次回テストは2月中旬のバーレーンで行われる。路面特性もタイヤへの要求も大きく異なるサーキットであり、ローソンはそこで初めて見えてくるものがあると考えている。

    「次はまったく違うコースに行くことになる。バーレーンではまた状況が変わるはずだ。」

    「全体像が見えてくるのは、まだ先になると思う。でも僕たちは自分たちの仕事に集中して、クルマを理解し、改善し続けるだけだ。」

    レーシングブルズは、バルセロナでのシェイクダウンを通じて確かな土台を築きつつある。だが、2026年F1の本当の序列が明らかになるまでには、まだ時間が必要になりそうだ。

  • リアム・ローソン、2026年F1に意気込み「これまで以上のモチベーション」

    リアム・ローソン、2026年F1に意気込み「これまで以上のモチベーション」

    リアム・ローソンは、デトロイトで行われたビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズの2026年シーズン発表イベントに出席し、新時代を迎えるF1シーズンに向けた意気込みを語った。

    歴史的建造物ミシガン・セントラル駅を舞台に披露された2026年リバリーは、フォードとのパートナーシップを象徴する場ともなった。

    ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズは、2025年シーズンにファンから高い支持を集めたオールホワイトのカラーリングを継続しつつ、2026年仕様ではマシンの随所にブルーのアクセントを追加。フォードとの協業をさりげなく示すデザインが採用された。

    ローソンは、この場所で新リバリーが発表されたことの意味を強調している。

    「ここデトロイトで2026年リバリーを発表できたことは、特別な意味がある。この場所が持つ革新の歴史は、チームが未来に向けて築こうとしているものと重なっている」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    2026年シーズンからは、レッドブル・フォード・パワートレインズによる新たなパワーユニット時代が始まる。ローソンは、チームを取り巻く環境そのものが大きな刺激になっていると語った。

    「フォードとレッドブルのパートナーシップ、チームのエネルギー、そしてこれから先にある野心的な目標。そのすべてが、今このチームの一員であることを本当にエキサイティングなものにしている」

    技術規則が大きく刷新される2026年F1シーズンは、多くのチームにとって未知の挑戦となる。その中でローソンは、強い覚悟と前向きな姿勢を示した。

    「今はこれまで以上にモチベーションを感じている。このビジョンを現実の結果につなげるために、全力で前に進んでいきたい」

    新時代F1の幕開けを前に、リアム・ローソンはビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズとともに、新たなシーズンへ向けた準備を進めていく。