カテゴリー: リアム・ローソン

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1で直面 上位勢と同じバッテリー問題

    リアム・ローソン レーシングブルズF1で直面 上位勢と同じバッテリー問題

    リアム・ローソンは、2026年F1マシンで議論を呼んでいるバッテリー管理と予選アタックの両立について、レーシングブルズでもその影響が見え始めていると語った。

    これまでこの問題は主に上位チームで顕著とされてきたが、日本GPでアップグレードを投入したことで、レーシングブルズもマシンの速さが増すにつれて同じ課題に直面しつつあるという。

    速く走るほどバッテリーを消費する矛盾
    2026年F1では、予選でいかに全開で走るかと、バッテリーをどこまで温存するかのバランスが大きなテーマになっている。FIAはマイアミGPに向けて新たな変更を導入し、この問題の是正を目指している。

    ローソンは、レーシングブルズのマシンはトップチームほどダウンフォースが大きくないため、この問題は当初それほど大きくなかったと説明した。しかし、日本でアップグレードを投入したことで、1周の中でどれだけコーナーで攻めるか、どれだけバッテリーを使うかというバランスがより明確になってきたという。

    「ここで一番大きいのは、かなり大きな違いがあるということだ。コーナーで、スロットルを踏んでいるときに、どれだけパフォーマンスを引き出すかのバランスがある」とリアム・ローソンはRacingNews365を含むメディアに語った。

    「特に予選では、どれだけバッテリーを使うかとの兼ね合いになる。それが今年、僕たちドライバーにとって乗り越えるのが大きく難しい部分になっている」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    レーシングブルズにも見え始めた上位勢の課題
    ローソンによれば、コーナーでより速く走ればラップ全体が速くなるとは限らない。コーナーで攻めた結果、バッテリーを多く消費し、ストレートやラップ後半で失速する可能性があるためだ。

    「かなり頻繁に、コーナーでは速く走っているのに、ラップ全体では遅くなることがある。バッテリーを多く使ってしまうからで、そのバランスを見つけるのはかなり難しい」

    「僕たちのマシンでは、他のチーム、特にトップチームほど大きな話題ではないのは確かだ。でもトップチームは常にその部分でより苦しむことになる。彼らはより多くのダウンフォースを持っていて、少し速いからだ」

    「ただ、僕たちが速くなるにつれて、それをより感じるようになっているのは間違いない。個人的には、日本ではそれがより大きなテーマになり始めていたと思う」

    レーシングブルズにとって、この発見は単なる弱点ではなく、マシンが上位勢に近づく過程で避けて通れない課題でもある。日本GPでのアップグレードによって得られた速さは、同時に2026年F1特有のエネルギー管理問題をより鮮明に浮かび上がらせた。

  • リアム・ローソン 2026年F1は「セットアップよりエネルギー管理が重要」

    リアム・ローソン 2026年F1は「セットアップよりエネルギー管理が重要」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、2026年F1レギュレーション下では週末の準備において「マシンセットアップよりもエネルギー管理が重要になっている」と明かした。

    内燃機関と電動出力の比率が大きく変化した新世代パワーユニットにより、ドライバーのアプローチそのものが変わりつつある。ラップタイムの多くがエネルギーの使い方に左右される現在、従来の“限界まで攻める走り”は必ずしも最適解ではなくなっている。

    「セットアップ中心」から「エネルギー中心」への転換
    ローソンは日本GPで、現在のF1がこれまでとまったく異なる性質を持っていると説明した。

    「今のマシンはドライブの仕方がまったく違うし、各サーキットごとに適応するのも難しい」

    「以前は週末に入ると、ほとんどの時間をマシンのセットアップやバランスの最適化に費やしていた」

    「でも今は完全にエネルギー管理だ。そこにラップタイムが大きく隠れているから、どう管理して最大限引き出すかに多くの時間を使っている」

    この変化は、2026年のF1における最大のパラダイムシフトのひとつと言える。マシンの物理的なグリップや空力バランスよりも、「どこで使い、どこで回収するか」という戦略的要素が支配的になっている。

    “攻めすぎ”がタイムロスにつながる新時代
    従来のF1では、特に予選において限界まで攻めることがラップタイム向上の鍵だった。しかしローソンは、その常識が崩れていると語る。

    「オーバードライブするのはかなり簡単だと思う」

    「去年のマシンなら予選で大きく攻めて、ダウンフォースでグリップを稼ぎながら限界を突いていくのが普通だった」

    「でも今年はそれをやりすぎるとエネルギーを使いすぎてしまい、結果的にミスになる」

    実際にローソンはメルボルン予選で、攻めすぎによるミスを繰り返し、最終的に“抑えたラップ”でようやくまとめることができたと振り返っている。

    「すべてのラップで攻めすぎてミスしていた。だから少し抑えて走ることで、ようやくラップをまとめられた」

    この証言は、「速く走る=攻める」という従来の価値観が、現在のF1では必ずしも成立しないことを示している。

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    エネルギー切れがそのまま敗北に直結
    さらにローソンは、エネルギー管理のミスがレース結果に直結する点も強調する。

    「間違えると影響は大きい。エネルギーを使いすぎると非常に厳しい結果になる」

    「ドライビング中は以前よりもずっと多くのことを考えなければならない」

    エネルギーを使い切った状態ではストレートでの最高速が大きく低下し、防御もオーバーテイクも困難になる。特に接近戦では、この差がそのままポジション喪失につながる。

    結果として、ドライバーは単なる操作技術だけでなく、「ラップ全体のエネルギー配分」という戦略的思考を常に求められることになった。

    2026年のF1は、従来の“グリップと攻め”の競技から、“管理と最適化”の競技へと性質を変えつつある。ローソンの言葉は、その変化が単なる技術的アップデートではなく、ドライビング哲学そのものの転換であることを示している。

  • フェルスタッペン離脱ならレッドブルF1後継はローソン 株主圧力で内部昇格へ

    フェルスタッペン離脱ならレッドブルF1後継はローソン 株主圧力で内部昇格へ

    レッドブルF1は、マックス・フェルスタッペンの去就を巡り、新たな局面を迎えている。株主からの圧力により、仮にエースが離脱した場合は外部補強ではなく内部昇格が優先される可能性が浮上し、その最有力候補としてリアム・ローソンの名前が急浮上している。

    フェルスタッペン自身が2026年F1レギュレーションへの不満から将来に疑問を投げかけている中で、チームの後継構想はすでに現実的な検討段階に入っている。

    レッドブル内部のドライバー育成方針と、現在の戦力バランスが交差することで、「ポスト・フェルスタッペン」の輪郭が見え始めている。

    フェルスタッペン離脱の現実味と契約条項
    フェルスタッペンは日本で、自身のF1キャリアについて「見極める必要がある」「続ける価値があるのか判断しなければならない」と語り、将来に対する迷いを示した。

    2028年まで契約を残しているものの、その契約には解除条項が存在する。夏休み時点でドライバーズランキング上位2位以内に入っていない場合、8月から10月にかけて発動可能とされており、状況次第では離脱が現実の選択肢となる。

    さらに、長年コンビを組んできたレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼが2028年までにマクラーレンへ移籍することも発表されており、これがフェルスタッペンの決断に影響を与える可能性も指摘されている。引退ではなく移籍というシナリオも、現実味を帯びてきている。

    株主の意向が示す“内部昇格”路線
    ニュージーランド・ヘラルドの報道によれば、チーム代表ローラン・メキースには、株主から「育成ドライバーの活用」を求める強い圧力がかかっているという。

    これはレッドブルが長年築いてきたジュニアプログラムの哲学と一致するものであり、仮にフェルスタッペンが離脱した場合でも、外部からトップドライバーを獲得するのではなく、自前のドライバーで穴を埋める方針が優先される可能性が高い。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    リアム・ローソンが最有力とされる理由
    その中で最も有力視されているのがリアム・ローソンだ。報道では、内部候補リストの「最初の名前になることは間違いない」とされている。

    ローソンは2026年シーズン序盤で安定したパフォーマンスを見せており、レーシングブルズでチームをリードする存在となっている。ランキングでもフェルスタッペンとわずか2ポイント差につけており、レッドブル・ファミリー内では実質的に2番手の実力を示している。

    一方で、アービッド・リンドブラッドやリザーブドライバーの角田裕毅にも昇格の可能性は残されているが、ルーキーであるリンドブラッドにはさらなる実績が求められている状況だ。

    過去の挫折と再評価される適応力
    ローソンにとって今回のシナリオは「再挑戦」という側面も持つ。彼は2025年にトップチームへ昇格したものの、わずか2戦で降格という厳しい経験を味わっている。

    当時はRB21への適応に苦しみ、結果を残せなかったことが評価を落とす要因となった。しかしその後、安定した環境で再び結果を積み重ねたことで、評価は回復している。

    ただし、現在のRB22も依然として扱いが難しいマシンであることは変わらない。フェルスタッペン自身が「運転できない」と表現したほど、ターンインでの強いアンダーステアと加速時のオーバーステアという深刻なバランス問題を抱えている。

    アイザック・ハジャーも鈴鹿でこのシャシーを「コーナーでひどい」と評しており、仮にローソンが昇格したとしても、同じ課題に直面することになる。

    フェルスタッペンの去就は依然として不透明だが、少なくともレッドブル内部では「誰が後継か」という議論はすでに具体化している。ローソンの名前が最前線にある現状は、チームの哲学と現在のパフォーマンス評価が一致した結果と言える。

  • F1予選はなぜ全開で走れない? ローソンが語るスーパーフォーミュラとの差

    F1予選はなぜ全開で走れない? ローソンが語るスーパーフォーミュラとの差

    FIAが2026年F1日本GPに向けて実施した予選ルール変更は、期待された効果を発揮しなかった可能性が高い。リアム・ローソンは「違いを感じなかった」と語り、現行F1の予選が抱える構造的な問題を示唆した。

    今回の変更では、予選時に使用可能なエネルギー量が9MJから8MJへ削減された。リフト&コーストやスーパークリッピングを抑え、よりフルプッシュに近いアタックを可能にする狙いだったが、鈴鹿ではその理想とは異なる現実が浮き彫りとなった。

    FIAの調整でも変わらなかった予選の実態
    鈴鹿では特に130R進入でスーパークリッピングが目立ち、ドライバーは依然としてエネルギーマネジメントを強いられた。FIAが目指した「全開で攻める予選」は実現せず、ラップの質を左右するのは依然としてバッテリーの使い方だった。

    ローソンは今回の変更について、次のように語っている。

    「現状ではすべてのサーキットが本当に大きく異なっているから、判断は難しい」

    「僕は以前の設定で走ったことがないので比較はできない。でも、違いは感じなかった」

    なぜスーパーフォーミュラは“全開で走れる”のか
    今回の日本GPでは、スーパーフォーミュラとの比較も多く語られた。パワーではF1に及ばないものの、コーナリングスピードの高さとドライビングの自由度が際立つカテゴリーとして知られている。

    ローソンも鈴鹿におけるスーパーフォーミュラについて高く評価している。

    「このコースでのマシンは特別だ。とても楽しいクルマだし、F1と比べるとパワーは低いけど、コーナースピードは非常に高い」

    「僕が最後にスーパーフォーミュラを走ったのもこのトラックだったけど、本当に楽しかった。やっぱり素晴らしいサーキットだ」

    F1が“全開で走れない”構造的な課題
    今回のルール変更が示したのは、単純な数値調整では解決できない問題の存在だ。エネルギー使用量の制限は維持されたままであり、結果としてドライバーは依然としてバッテリー残量を意識した走行を余儀なくされている。

    その結果、スーパークリッピングは解消されず、予選においても「どこで使い、どこで抑えるか」というマネジメントが主導する構図が続いている。ローソンの「違いを感じなかった」という言葉は、この構造そのものに変化がなかったことを示している。

    FIAは今月予定されている会合でさらなる対策を議論する見通しだが、今回の結果は、現行レギュレーションの根本に踏み込まなければ問題は解決しない可能性を示している。予選のあり方そのものが、改めて問われている。

    RacingNews365

  • リアム・ローソン アウディF1移籍構想が消滅か ウィートリー離脱で後ろ盾失う

    リアム・ローソン アウディF1移籍構想が消滅か ウィートリー離脱で後ろ盾失う

    リアム・ローソンのキャリアにおいて、有力な“逃げ道”と見られていたアウディF1ルートが閉ざされる可能性が浮上している。ジョナサン・ウィートリーの離脱によって、その構想自体が消滅したと報じられている。

    背景にあるのは、ウィートリー自身がローソン獲得を主導していたという事実だ。レッドブル内での立場が不安定だった時期、ローソンにとってアウディは現実的な選択肢となり得たが、その前提が崩れた形だ。

    ニュージーランド・ヘラルドによると、ウィートリーはレッドブル時代からローソンの才能を高く評価しており、アウディ加入に際しても獲得に関心を示していた。

    ウィートリー主導だった移籍構想
    ローソンは2019年にレッドブルの育成プログラムに加入して以降、その成長をウィートリーが継続的に見てきたドライバーのひとりだった。

    2024年にアウディ加入が発表された際、ウィートリーはローソンの起用を視野に入れていたとされる。当時、レッドブル内でシートが保証されていなければ、ローソンがチームを離れる可能性もあった。

    しかし、ローソンは2024年終盤にダニエル・リカルドの後任としてレーシングブルズに昇格。その後レッドブル本隊へとステップアップしたことで、この構想は実現しなかった。

    アウディ F1

    離脱で消えた“安全網”
    今回の報道を伝えたF1 Oversteerは、ウィートリーの離脱によってアウディ側がローソン獲得に消極的になる可能性を指摘している。

    これは、ローソンにとっての“代替ルート”が失われることを意味する。

    さらに、将来的にアストンマーティンに空席が生じた場合、そのシートはホンダと関係の深い角田裕毅に傾く可能性が高いとも見られている。

    レッドブル内評価がすべてを決める
    現状、ローソンのキャリアはレッドブル内での評価に大きく依存している。

    特に、アイザック・ハジャーやアービッド・リンドブラッドとの比較は今後の重要な判断材料となる。レーシングブルズでのパフォーマンスが、そのままトップチーム昇格の可否に直結する構図だ。

    また、マックス・フェルスタッペンの将来が不透明なこともあり、仮に離脱が現実となれば内部昇格の圧力が一気に高まる可能性もある。

    一方で、その機会を逃した場合、外部移籍の選択肢は限られることになる。

    リアム・ローソンにとって、外部の“逃げ道”が消えつつある今、レッドブル内で結果を示すことがこれまで以上に重要な意味を持ち始めている。

    Source: F1 Oversteer

  • リアム・ローソン F1日本GP「鈴鹿でのエネルギーの使いどころに苦戦」

    リアム・ローソン F1日本GP「鈴鹿でのエネルギーの使いどころに苦戦」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2026年F1日本GPで14番グリッドから9位まで順位を上げてポイントを獲得したが、レース中はエネルギー運用に大きな難しさがあったことを明かした。

    今季ここまでの各戦と同様に、日本GPでもオーバーテイク直後のストレートで抜き返される場面が多く見られた。エネルギー残量の差によって直線スピードに大きな違いが生じるため、ドライバーたちはこの状況を“人工的”あるいは“ヨーヨーのようだ”と表現している。

    ローソンもまた、どのタイミングでエネルギーを使うかという判断が極めて重要であり、同時に難しい課題だったと振り返った。

    レース後、リアム・ローソンは鈴鹿での戦いを振り返った。

    ローソン「どこでエネルギーを使うかは極めて難しかった」
    「極めて難しかった」とリアム・ローソンは語った。

    「実際、レースのスタートではガブリエル・ボルトレトに本当に予想外の形で抜かれてしまって、かなり焦っていた」

    「でも次のストレートに入ったら、今度は僕の方がより多くのエネルギーを持っていて、一気に抜き返した。だから、レースはだいたいそういう展開になる」

    「エステバン・オコンがエネルギーを使って僕を抜いたとしても、僕はまた抜き返せるはずだと分かっていた。たぶん彼もそれを分かっていたと思う。だから僕たちはずっと持続可能な形で走り続けていて、それが逆に面白さにもつながっていた」

  • リアム・ローソン F1日本GP9位「セーフティカーに助けられた」

    リアム・ローソン F1日本GP9位「セーフティカーに助けられた」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2026年F1日本GPで9位入賞を果たしたが、「セーフティカーに助けられた」と率直に認め、マシンの速さ不足にも言及した。

    予選で抱えていたバランスの問題を修正して臨んだ決勝だったが、純粋なペースでは苦しい状況だったことを自ら明かしつつ、それでも結果を持ち帰った。

    レース後のインタビューでローソンは次のように語った。

    「スタート位置や、昨日の予選で抱えていたバランスの問題を考えれば、マシンをうまく修正して強いレースができたと思う」

    「間違いなく簡単なレースではなかったし、今日はセーフティカーにかなり助けられた。良い結果だし、このポイントは受け取って、ここからさらに改善していきたい」

    リアム・ローソン F1 日本GP ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    さらにローソンは、現状のパフォーマンスについても率直な見解を示した。

    「正直なところ、僕たちはまだそれほど速くはないと思う。それでも3回ポイントフィニッシュできているのは大きい」

    「もし本当に速いクルマを手に入れられれば、もっと良い位置に行けるはずだし、今やっている判断を続けていけばかなり楽しみな状況になると思う」

    結果だけを見ればポイント獲得だが、その裏側には運と課題の両方があったことをローソン自身が認めた形となった。

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1で復活「昨年からの180度転換」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1で復活「昨年からの180度転換」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1シーズンの開幕2戦で着実なパフォーマンスを見せ、昨年の苦境からの大きな巻き返しを印象づけている。

    2025年はレッドブル昇格後わずか2戦でシートを失う厳しい展開となったが、今季は開幕戦オーストラリアGPこそ13位に終わったものの、中国GPでは7位入賞。再び存在感を示す結果となった。

    ローソンは昨年を振り返りつつ、現在の状況について安堵の思いを語った。

    「いい流れだと思う」

    「メルボルンではかなり速かったけど、中国では間違いなく速くはなかった。それでも平均的なペースの週末から良い結果を拾えた」

    「今後スピードを見つけることができれば、僕たちはかなり良いポジションにいられると思う」

    中国GPでは予選14番手からのスタートながら、レースでの戦略と安定した走りにより7位までポジションを上げた。マクラーレン勢のリタイアやマックス・フェルスタッペンの途中棄権といった展開もあったが、そのチャンスを確実に活かした形だ。

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソンは、結果の裏にあるチームの総合力の重要性を強調する。

    「レースウィークエンドでは、たとえクルマが速くてもやるべきことはたくさんある。戦略面やレースペース、タイヤをうまく管理することも含めて、レースを通して良いクルマである必要がある」

    「僕たちの持っていたスピードを考えれば、パッケージは最大限に引き出せた。これは良い結果だし、チームの努力に大きな称賛を送りたい」

    「この結果はみんなのモチベーションになるはずだ。なぜなら、ペースさえ見つかれば、さらに良い位置に行けると分かっているからだ」

    昨年の不安定な立場から一転し、確かな評価を取り戻しつつあるローソン。レーシングブルズとともに、さらなる飛躍に向けた土台を築き始めている。

  • リアム・ローソン F1中国GPで無線「Guys…」の真意 リンドブラッド接近で説明

    リアム・ローソン F1中国GPで無線「Guys…」の真意 リンドブラッド接近で説明

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1中国GP決勝の序盤にチームメイトのアービッド・リンドブラッドと交錯しかけた場面について、レース中の無線で発した短いメッセージの意図を明かした。

    リンドブラッドがオーバーテイクを失敗した直後、ローソンは無線で「Guys…」とだけ伝えていたが、これはチームに順位維持を求めたものではなく、自身のピットインを促すためだったという。ローソンはその後7位でフィニッシュし、スプリントに続く入賞を持ち帰った。

    レース序盤、ローソンの後方を走っていたアービッド・リンドブラッドは、よりハード寄りのタイヤで長く走る戦略を採っており、ミディアムタイヤのローソンよりもスティントを引っ張る状況にあった。

    ローソンがペースを落とし始めると、リンドブラッドはヘアピンでオーバーテイクを試みたが、ロックアップしてオーバーラン。これによりローソンがポジションを取り返した。

    その直後、ローソンはチーム無線で「Guys…」とだけ伝え、リンドブラッドが正式に前へ出た直後のラップでピットインした。

    ローソンはこの無線について、リンドブラッドを自分の後ろに留めるようチームに求めたのではないかと問われると、次のように説明した。

    「いや、僕はピットに入りたかったんだ」とローソンは、レーシングニュース365を含むメディアに語った。

    「彼の後ろには何台も連なっていたし、もし彼に抜かれたら、僕はそのまま2台か3台にもやられていた可能性が高かった」

    「だから、あまり多くのタイムを失わないようにしたかったんだ。結果的に、セーフティカーの直前に僕たちはピットに入ったし、それはおそらくもっと落ち着いた展開だった」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソンはその後、ハードタイヤでレース終盤まで走り切り、スプリントと同じ7位でフィニッシュした。

    このニュージーランド人ドライバーは、この結果はポジティブな驚きだったと認めており、週末を通してマシンの競争力には自信を持てていなかったと明かした。

    「今週末の僕たちの速さを考えれば、これはすごくすごくポジティブな結果だ」とローソンは語った。

    「特にスプリント予選と土曜の予選のあとでは、僕たちが2回ポイントを持ち帰るなんてまったく予想していなかった。だから、本当にうれしい」

    「メルボルンでは僕たちはかなり速かったけど、今週末は間違いなく速くなかった」

    「ペース面ではかなり平凡な週末から、僕たちは素晴らしい結果を拾い上げた。だから今後、ひとたび速さを見つけることができれば、僕たちはすごくいい位置に行けると思う」

  • リアム・ローソン F1中国GPで評価急騰 ファン「過小評価されていた」

    リアム・ローソン F1中国GPで評価急騰 ファン「過小評価されていた」

    レーシングブルズのリアム・ローソンが、2026年F1第2戦中国GPで存在感を示した。チームメイトのアービッド・リンドブラッドがデビュー戦で注目を集めた一方、上海ではローソンが週末を通して安定した走りを披露し、ファンから高い評価を受けている。

    ローソンは予選でリンドブラッドを上回り、スプリントと決勝の両方で7位フィニッシュ。週末を通して合計12ポイントを獲得し、特にタイヤマネジメント能力の高さがファンの間で話題となった。

    ファンが再評価したローソンのタイヤマネジメント
    SNSではローソンの走りを称賛する声が相次いだ。

    「彼はタイヤマネジメントの面で過小評価されているドライバーだと思う」

    「去年もレースペースはハジャーより良かった。ただ予選での一貫性が少し足りなかっただけだ」

    「タイヤを管理して結果を引き出す能力がある」

    「レースで結果を拾うのが本当に上手いドライバーだ」

    「オーストリア2025、バクー2025、ブラジル2025でも同じことをやっていた」

    「この分野ではずっと過小評価されていた」

    ニュージーランド流のレースマネジメント
    中には、ニュージーランド出身ドライバーの特徴に言及するコメントもあった。

    「タイヤを守りながら結果を出すタイプ。スコット・ディクソンを思い出す」

    「ニュージーランドのドライバーはこういうレースの作り方が上手い」

    また、今回の週末の走りそのものを評価する声も多かった。

    「ハードタイヤでのスタートは大きな賭けだった」

    「セーフティカー中にステイアウトした判断も良かった」

    「本当にいい仕事をした週末だった」

    「こういう結果を見ると応援したくなる」

    「彼の失敗を期待している人が多い中で結果を出しているのがいい」

    リンドブラッドとのチーム内バトルにも注目
    一方で、レーシングブルズ内部の戦いにも注目が集まっている。リンドブラッドはスプリントで1周目にスピンしてリタイアし、決勝でも戦略の影響でトップ10入りを逃した。

    そのため、今後のチーム内バトルについても様々な声が上がっている。

    「このままだとレッドブルとレーシングブルズが同じポジションで戦うかもしれない」

    「ローソンとリンドブラッドはシーズン中に何度も接触することになるだろう」

    「かなり激しいチームメイト争いになりそうだ」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソン「正直ここまでの結果は期待していなかった」
    週末を振り返ったローソン自身も、今回の結果には満足していると語った。

    「今日の結果には本当に満足している。正直、ここまでの結果はあまり期待していなかったけど、終盤のペースは強かった」

    「セーフティカーのタイミングが悪くて、その時はレースが終わったと思った。でも結果的にはとても楽しいレースになったし、いくつかオーバーテイクも決めることができた」

    「7位でフィニッシュできたのは最高だ。戦略面でもチームが完璧な仕事をしてくれた。週末を通してすべてがうまくいった」

    「次のレースやその先に向けて、もう少しスピードを見つけたい。もっと上位で戦えるように努力していく」

    今回の中国GPではタイヤ摩耗に苦しむドライバーも多かったが、ローソンはその状況を逆に武器に変えた。接戦が続くミッドフィールド争いの中で、このタイヤマネジメント能力は今後のシーズンでも大きな強みになる可能性がある。