カテゴリー: ル・マン24時間レース

  • トヨタ、7号車のトラブルの原因はタイヤ空気圧センサーの配線ミス

    トヨタ、7号車のトラブルの原因はタイヤ空気圧センサーの配線ミス

    トヨタは、2019年のル・マン24時間レースで7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が勝利を失ったトラブルの原因がタイヤ空気圧センダーの配線ミスだったことを明らかにした。

    ホセ・マリア・ロペスがドライバーを担当した残り1時間でタイヤにパンクが発生。本来は左リアタイヤにパンクが発生していたが、タイヤ空気圧センサーは右フロントタイヤの圧力が下がっていることを示していた。

    当初、トヨタはセンサーの問題だと述べていたが、実際にはクルマの各タイヤに設置されたセンサーの配線が間違っており、ピットにその情報が伝えられたことが原因だった。

    トヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは「アンテナの接続が間違っていたことが原因だった」と Autosport にコメント。

    「間違った方法で配線されていた。センサーの問題ではなかった。すべてのミスと同じように深刻なミスだった」

    当時、7号車は2番手を走行していた中嶋一貴が運転する8号車に2分以上のリードを築いていた。パンクはラップの後半で発生したため、センダーが表示していた右フロントタイヤを交換したホセ・マリア・ロペスはリードを保ったままコースに復帰することができたが、実際にパンクしていたのは左リアタイヤだったため、システムは再び右フロントタイヤのパンクを表示し続けた。

    パスカル・バセロナは、トヨタはミシュランのエンジニアにクルマから外した右フロントタイヤの空力圧をチェックするよう依頼したが、正常だった。

    翌周に再びホセ・マリア・ロペスがピットインした際、チームは4本すべてのタイヤを交換したことで問題は収まった。だが、パンクした左リアタイヤ8.48マイルのサーキットでスロー走行を強いられたことで、1回目のピットアウト後の周回に6分近くかかり、ロペスは8号車の1分後ろでコースに復帰することになった。

    パスカル・バセロンは、1回目のピットストップで間違ったタイヤが交換されたことが明らかになった際のホセ・マリア・ロペスの冷静さを称賛した。

    「このようなことが起こった場合、通常、ドライバーは頭に血が上って速く走りすぎ、タイヤが剥離し、マシンの損傷を与えるといったことが起こる」

    「我々にはタイヤ空気圧の範囲にそった制限速度があり、ホセ・マリアはそれを完全に尊重した。チームとドライバーは大きなドラマに見舞われているなかで多くの成熟度を示してくれた」

    レース後、ホセ・マリア・ロペスは、2回目のピットストップまでの周回でクルマの中で泣いていたことを認めている。

  • レッドブル・レーシング、アストンとのル・マン24時間でのタッグを否定

    レッドブル・レーシング、アストンとのル・マン24時間でのタッグを否定

    レッドブル・レーシングは、将来、FIA 世界耐久選手権(WEC)に関与するかどうかを言うには“時期尚早”だと語る。

    先週、ル・マン24時間レースを含めたWECの2021年の新レギュレーションが発表。現在トップクラスとなっているLMP1カーは市販車ベースの“ハイパーカー”に置き換わることになる。

    すでにレッドブル・レーシングのパートナーであるアストンマーティンは、同社のハイパーカー『ヴァルキリー』での参戦を発表。同車はレッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイの手で設計されたマシンだ。

    これにより、アストンマーティンの最高峰クラスへの挑戦はレッドブル・レーシングが母体になるのではないかと期待にも似た憶測が広まった。

    しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今のところはレッドブル・レーシングの関与については否定している。

    「それは時期尚早だ」とヘルムート・マルコは Salzburger Nachrichten に語った。

    ル・マン24時間レースを2連覇し、今期のWECタイトルを獲得したフェルナンド・アロンソは、2021年のハイパーカー規則を歓迎している。

    「ハイパーカー、新しいレギュレーションのアイデアを気に入っているし、アストンマーティンとトヨタもコミットした。今後数週間でもっと多くのブランドが参戦を表明することを期待している」

    フェルナンド・アロンソは、今年でトヨタとWECから離れることが決定しているが、将来的に同シリーズに返ってくる意向があると語る。

    「そうだね、ハイパーカーで2021年、2022年、もしくは2023年になると思う。すでにWECから離れることが最終的なさよならではないと言っているし、戻ってくるつもりだ。でも、2年後になるのか3年後になるのか、もしくは5年後になるのかはわからない」

    マクラーレンも同社のハイパーカーでル・マン24時間レースに参戦する可能性があるが、CEOを務めるザク・ブラウンは、今年のインディ500での失敗を踏まえ、慎重に進めていかなければならないと語る。

    「そのための良いプロダクトがあるか、F1に影響しないかどうか、当社にとって良いビジネスモデルであるどうかを分析する必要がある」とザク・ブラウンは Auto Motor und Sport にコメント。

    「それらの質問に対する答えがイエスであると楽観的に捉えている。我々はインディ500で酷い経験をしたばかりだが、インディにも同じことが言える」

  • トヨタ 豊田章男社長 「一貴のチームメイトを想う気持ちに感動した」

    トヨタ 豊田章男社長 「一貴のチームメイトを想う気持ちに感動した」

    トヨタ自動車の豊田章男社長が、ル・マン24時間レース後の中嶋一貴の涙についてコメントした。

    今年のレースでは大部分でトヨタの7号車がリード。しかし、残り1時間のところで7号車のタイヤが2度もパンクするというトラブルが発生。2分以上のリードを失い、中嶋一貴がドライブする8号車が優勝することになった。

    だが、チェッカー後のパルクフェリペで小林可夢偉と抱き合った中嶋一貴の目には涙が溢れ出した。2016年に残り3分で勝利を失った中嶋一貴には思うところがあったのかもしれない。

    豊田章男社長は「一貴、ゴール後に涙しながらコメントをする君の姿を見ました。チームメイトを想う君の気持ちに感動した。あらいがとう」とコメント。

    「WECのチームは本当に良いチームになってくれたなと思ったよ。可夢偉君には、また悔し想いをさせてしまった。自分のことのように悔しい・・・」

    「一貴、可夢偉、2人の気持ちをしっかり受け止めて、もっと強いチーム、もっといいクルマを目指すことを誓う」

    「セブ、フェルナンド、一貴、マイク、ホセ、可夢偉、6人は本当に素晴らしいチームだったと思う。みんな、2年連続のワンツーフィニッシュをありがとう!」

    関連:中嶋一貴、ル・マン2連覇も複雑な涙 「7号車のレースだった…」

  • 【動画】 2019年 ル・マン24時間レース 決勝ハイライト

    【動画】 2019年 ル・マン24時間レース 決勝ハイライト

    FIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズンを締めくくる第8戦『第87回 ル・マン24時間レース』が6月15日・16日にフランスのサルト・サーキットで行われた。

    総合優勝はトヨタ TS050 HYBRID 8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ)。残り1時間でトップに立って中嶋一貴が駆る8号車は、ル・マン24時間レースを2連覇するとともに、WEC 2018-2019年スーパーシーズンのドライバーズチャンピオンを獲得した。

    2位には、トヨタ TS050 HYBRID 7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が続き、1-2フィニッシュを達成。TOYOTA GAZOO Racingは2014年以来となる、マニュファクチャラーとドライバーの両タイトルを獲得した。

    LMP2クラスは、シグナテック・アルピーヌ36号車が優勝。クラスチャンピオンに輝いた。

    LM-GTE Proクラスは、AFコルセ51号車ッフェラーリが優勝。2位はポルシェ91号車、3位にはポルシェ93号車が入り、チャンピオンはポルイェ92号車が獲得した。

    LM-GTE Amクラスはのポルシェが争っていたが、KEATING MOTORSPORTS 85号車 フォードGTがクラス優勝。TEAM PROJECT 1 56号車 ポルシェがクラスチャンピオンを獲得した。

    2019 Le Mans 24H – HIGHLIGHTS from 12AM – 1PM (GMT)

  • トヨタ、ル・マン24時間レース2連覇!8号車がドライバーズタイトル獲得

    トヨタ、ル・マン24時間レース2連覇!8号車がドライバーズタイトル獲得

    FIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズンを締めくくる、第8戦ル・マン24時間レースが行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車が昨年に続き2連勝。中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名はWECのシリーズチャンピオンも獲得。中嶋一貴は日本人として初めて、サーキットレースでのFIA世界チャンピオンに輝いた。

    レースの大半で首位を走行する速さを見せた小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの7号車は、首位を独走していた残り1時間、突然のタイヤパンクで緊急ピットイン。8号車の先行を許すこととなってしまったが、2位でチェッカーを受け、TOYOTA GAZOO Racingは2年連続の1-2フィニッシュを飾った。

    6月16日(日)午後3時、25万人もの観客が見守る前で、長い24時間レースを締めくくるチェッカーフラッグが振られ、8号車がトップでこれを受けた。続いて7号車が2位でフィニッシュラインを通過。2年連続のTOYOTA GAZOO Racingの1-2フィニッシュとなったが、これは、終盤、最後の1時間でのドラマティックな展開の末の結果だった。

    レースが残り1時間となった367周目、2位の8号車に2分以上の大差をつけて首位を独走していたロペスがドライブする7号車が、タイヤのパンクを感知し、7号車は緊急ピットイン。タイヤを交換した。しかし、コースへ復帰したロペスは車両の異常を感じ、スローダウン。再度ピットへ戻らざるを得なくなり、追い上げていた中嶋一貴がドライブする8号車の逆転を許すこととなってしまった。

    レースは小林可夢偉がマークした予選最速タイムによってポールポジションからスタートした7号車を、8号車が追い、24時間という長いレースを通して、2台の1000馬力を誇るTS050 HYBRIDによる白熱した接近戦が繰り広げられた。

    終盤戦に入ると7号車が8号車との差を広げ始め、残り1時間、あとは7号車の初優勝へ向け走り切るだけと誰もが思い始めていた矢先の、信じられないようなアクシデントだった。

    残り1時間、逆に8号車に1分ほど先行されることとなってしまった7号車だったが、ホセ・マリア・ロペスは諦めることなく、逆転を目指して猛烈なアタックを続け、8号車との差をじりじりと詰めていった。しかし、その追い上げも僅か17秒及ばず2位でチェッカーを受けることとなった。

    これで8号車は昨年の第2戦に続きル・マン24時間レース2連勝。8号車の3名のドライバー、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソはWEC 2018-2019年スーパーシーズンのドライバーズチャンピオンを獲得。中嶋一貴は日本人として初めて、サーキットレースでのFIA世界チャンピオンに輝いた。TOYOTA GAZOO Racingは2014年以来となる、マニュファクチャラーとドライバーの両タイトルを獲得した。

    TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
    決勝結果: 2位(トップと16秒972差), 385周、ピットストップ37回、グリッド:1番手、ファステストラップ:3分17秒297

    TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソ):
    決勝結果: 1位, 385周、ピットストップ34回、グリッド:2番手、ファステストラップ:3分18秒397

    友山茂樹 GAZOO Racingカンパニープレジデント:
    7回目を迎えた伝統のル・マン24時間レースにて、2年連続の優勝を1-2フィニッシュで飾ることができました。ずっと、応援頂いたファンの皆さま、また、ご支援頂いた関係企業の皆さま、そして、最後まで心ひとつに戦ったチーム全員に心より感謝申し上げます。『ル・マンに勝つにはクルマが速いだけではダメで、クルマもチームも、もっと強くならないといけない』と、昨年の優勝に満足することなく、改善を積み重ねてきたことが連覇に繋がったのではないかと思います表彰台から見た、溢れんばかりのTOYOTA GAZOO Racingの旗、そして、空高く上がった2本の日の丸を仰いで、深く感動致しました。ル・マンの歴史に新たな軌跡を刻むことができ、たいへん嬉しく思います。しかし、喜んでばかりはいられません。終始レースをリードしていた7号車に、残り1時間のところでパンクが発生、そこにタイヤセンサーのトラブルも重なり、大きなタイムロスに繋がりました。『まだまだクルマもオペレーションも改善が足りない!』と、ル・マンの女神が言っているのだと思います。来年のル・マン、そしてその後に始まるハイパーカークラスに向けて、TOYOTA GAZOO Racingは、昨日よりも今日、今日よりも明日。という、ベターベターの精神で挑戦し続けます。これからも引き続き、ファンの皆様からの暖かい応援をいただければ幸いです。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    ル・マン24時間レースの連覇を達成できましたが、優勝に十分値する活躍をしたマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスには大変申し訳ないことをしました。そのため気持ちは複雑です。近日中に今回起きたことの真の要因を突き止め再発防止を図ります。しかしながら我々が示すことが出来た総合的なパフォーマンス、最後の1時間を含めた戦うチームスピリットについては誇りに思います。またWECワールドチャンピオン、及び2回目のル・マン制覇を果たしたセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソを祝福します。TOYOTA GAZOO Racing にとって、歴史的なWECスーパーシーズンの最後に相応しい成果で、来年のタイトル防衛に向けての弾みとなります。

    小林可夢偉(7号車):
    ル・マンで勝つことがどんなに難しく厳しいかを見せつけられました、これまで4回チャレンジしましたが、来年こそは実現できるように頑張り続けます。全力を尽くして決して諦めないことです。勝利を目指して本当に努力しました。23時間まではとても上手くいっていましたが、結果は厳しいものでした。8号車と今日の結果を目指して来た方々にはお祝いを申し上げます。24時間レースは完走も簡単ではありません。素晴らしい仕事でした。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    ずっと目指してきたものが最後の最後に不運なパンクで水泡に帰し、とても受け入れがたい結果になってしまいました。これがル・マンなんでしょうか。チームの全員、とりわけ7号車のクルー達は素晴らしい仕事をしてくれました。終始トップを走ることが出来る車両に仕上げてくれたことがその証です。今日は8号車の優勝とチャンピオン獲得に祝福を送ります。彼らは強敵であり、それが我々の喜びでもあります。我々はもっと強くなって戻ってきます。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    ル・マンを目指して頑張った8号車のスタッフには優勝とチャンピオン獲得のお祝いをお伝えします。ル・マンは厳しく残酷なレースの歴史でもあります。残念ながら我々は今日、それを見せつけられることになってしまいました。チームメイトのマイクと可夢偉の素晴らしいレースを誇りに思います。素晴らしいレース内容でした。もっと強くなって必ずル・マンに戻ってきます。

    中嶋一貴(8号車):
    今年、ル・マンの勝利は実力と言うよりも運によって決まったと思っています。とても厳しいレースで、7号車に起きたことはとても信じられません。我々は2016年のル・マンでよく似た状況に遭遇しただけに、チームメイトの彼らがどんな気持ちなのかよく分かります。我々がル・マンで勝利を上げられたこと、そして世界チャンピオンになれたのは、チームメイトである7号車と互いにしのぎを削ってきたおかげですし、彼らとスーパーシーズンの長きにわたって切磋琢磨して来たことを本当に誇りに思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    我々にとっては、世界チャンピオンがかかっているという意味で重要なレースでした。レースのスタート時は7号車について行こうと思っていましたが、僅か5周したところでそれは無理だと分かりました。我々は諦めずに力強く戦い続けましたが、最後まで7号車の方が速かったことは誰の目にも明らかでした。我々は2位でフィニッシュしても満足出来たと思いますが、7号車に起こってしまったことは本当に残酷です。彼らは本当に素晴らしいレースをしました。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    2度目のル・マンで勝利を上げられて最高の気分ですが、この勝利は全く予測していませんでした。今回、我々は7号車に対して勝てる速さは持っていませんでした。今日の結果は運が大きく影響しましたし、それはモータースポーツの一面でもあります。私は彼らチームメイトをチームメイト以上の、友達と感じています。彼らは勝利にふさわしかったですが、勝利の女神は我々を選びました。我々の目標は世界チャンピオン獲得であり、それを達成出来たことを本当に誇りに思います。

    WEC 第8戦 ル・マン24時間 最終結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 トップとの差
    1 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    385
    2 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    385 16.972
    3 11 ヴィタリー・ペトロフ
    ミカエル・アレシン
    ストフェル・バンドーン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    379 6 Laps
    4 1 ニール・ジャニ
    アンドレ・ロッテラー
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    376 9 Laps
    5 3 トーマス・ローラン
    ナタナエル・ベルトン
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    370 15 Laps
    17 ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    セルゲイ・シロトキン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    163 リタイア
    4 トム・ディルマン
    オリバー・ウェッブ
    パオロ・ルバーティ
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ギブソン
    163 リタイア
    10 ヘンリク・ヘドマン
    ベン・ハンリー
    レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ
    ドラゴンスピード/
    BRエンジニアリングBR1・ギブソン
    76 リタイア
  • トヨタ、ル・マン残り1時間の葛藤 「順位の入れ替えも検討した」

    トヨタ、ル・マン残り1時間の葛藤 「順位の入れ替えも検討した」

    トヨタは、ル・マン24時間レースでパンクによって7号車がリードを失った残り1時間で順位を入れ替えることも検討していたと明かした。

    今年のル・マン24時間レースでは、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスがドラブする7号車が、もう一台の8号車の対して終始レースをリードする展開となった。

    しかし、ホセ・マリア・ロペスにドライバーを交代していた残り1時間でパンクが発生。センサーの問題が発生しており、右リアタイヤを交換しなければならないときに誤って右リアタイヤを交換してしまう。

    それによってもう1度ピットインしなければならず、8号車にリードを許すことになった。

    トヨタのチームディレクターを務めるロブ・ルーペンは、残りのレースで順位を入れ替えることも検討したと明かす。

    「だが、それは正しくいことではなかっただろう」とロブ・ルーペンは Autosport にコメント。

    「我々はドライバーとそれについて話し合った。そして我々は正しいことをしたと思う。ルマンは再びその勝者を選ぶ。」

    トヨタは2年連続でル・マン24時間レースに勝利したが、その結末によって複雑な感情が残っているとロブ・ルーペンは語る。

    「非常に難しかった」とロブ・ルーペンは語る。「本当は退屈なものにしたかったが、それは起こらなかった」

    「そこまで2台のうちで最速だったのは7号車だった。彼ら全員は非常に懸命に働いた。最後にパンクという状況に陥り、チームがそれにうまく対応しなかったことは非常に痛い」

    ホセ・マリア・ロペスが最初にピットインしたときに4本すべてを交換しないという決断についてロブ・ルーペンは「シンプルな疑問は『安全のためになぜ4本すべてを交換しないのか?』だった」とコメント。

    「我々はそれをしなかった。それはすべてゲームの中にあり、それから決断をしなければならない。

    「センサーに何が起こったのかはわからない。我々は今、それについてあまり考えていないと思う」

    「7号車の人々はそれに関して多くの問題を抱えていると思う。だが、我々はまずそれを受け入れなければならない」

  • 小林可夢偉 「ル・マンで勝つことがどんなに厳しいかを見せつけられた」

    小林可夢偉 「ル・マンで勝つことがどんなに厳しいかを見せつけられた」

    小林可夢偉は、4回目のル・マン24時間レースへの挑戦でも勝利を掴むことができなかった。

    ポールポジションを獲得し、レースでも終始チームメイトの8号車を上回るペースを見せていた小林可夢偉だが、残り1時間で勝利の女神は7号車に微笑んだ。

    「ル・マンで勝つことがどんなに難しく厳しいかを見せつけられました」と小林可夢偉は語る。

    「これまで4回チャレンジしましたが、来年こそは実現できるように頑張り続けます。全力を尽くして決して諦めないことです。勝利を目指して本当に努力しました。23時間まではとても上手くいっていましたが、結果は厳しいものでした」

    「8号車と今日の結果を目指して来た方々にはお祝いを申し上げます。24時間レースは完走も簡単ではありません。素晴らしい仕事でした」

  • フェルナンド・アロンソ 「今日の結果は運が大きく影響した」

    フェルナンド・アロンソ 「今日の結果は運が大きく影響した」

    フェルナンド・アロンソは、2度目のル・マン24時間レースを達成したが、勝利できるとはまったく予測していなかったと語る。

    今年のル・マン24時間レースは、トヨタの2台が終始レースをリード。しかし、終盤に入ると7号車が8号車とのギャップを広げていた。だが、誰も7号車の初優勝を確信した残り1時間、タイヤのパンクとマシンへの異常によってスローダウン。8号車がトップに浮上して優勝することになった。

    「2度目のル・マンで勝利を上げられて最高の気分だけど、この勝利は全く予測していなかった」とフェルナンド・アロンソは語る。

    「今回、僕たちは7号車に対して勝てる速さは持っていなかった。今日の結果は運が大きく影響しましたし、それはモータースポーツの一面でもある」

    「僕は彼らチームメイトをチームメイト以上の友達と感じている。彼らは勝利にふさわしかったけど、勝利の女神は僕たちを選んだ」

    今年でトヨタチームを離れるフェルナンド・アロンソは、ドライバーズタイトルを獲得してWECを後にする。

    「我々の目標は世界チャンピオン獲得であり、それを達成出来たことを本当に誇りに思う」

  • 中嶋一貴、ル・マン2連覇も複雑な涙 「7号車のレースだった…」

    中嶋一貴、ル・マン2連覇も複雑な涙 「7号車のレースだった…」

    2年連続でトップでル・マン24時間レースのチェッカーを受けた中嶋一貴だったが、その目には喜びとは異なる複雑な涙が浮かんでいた。

    今年のレースでは大部分でトヨタの7号車がリード。しかし、残り1時間のところで7号車のタイヤが2度もパンクするというトラブルが発生。2分以上のリードを失い、中嶋一貴がドライブする8号車がトップに躍り出た。

    7号車をドライブするホセ・マリア・ロペスは必死で遅れを取り戻そうとするが届かず。トヨタ8号車がル・マン2連覇を達成するとともに、WECワールドチャンピオンに輝いた。

    だが、チェッカー後のパルクフェリペで小林可夢偉と抱き合った中嶋一貴の目には涙が溢れ出した。2016年に残り3分で勝利を失った中嶋一貴には思うところがあったのかもしれない。

    「チャンピオンを獲るために頑張ってきたので、最後まで走り切れたことが何よりだと思いますが、でも、7号車のレースだったと思うので・・・何も言えないです」と中嶋一貴はコメント。

    「いいレースは見せられたのかなと思いますけど、相変わらずル・マンって酷なレースだなと改めて思いました。けど、少しでも24時間長いレース楽しんでいただけたら何よりだと思いますし、来年以降もこうやっていいレースを見せれるように頑張っていくので、また是非応援してもらえたらなと思います」

  • 【速報】 ル・マン24時間レース 結果:トヨタ8号車が優勝!7号車が2位

    【速報】 ル・マン24時間レース 結果:トヨタ8号車が優勝!7号車が2位

    2019年のル・マン24時間レースが6月15日・16日に行われ、トヨタ TS050 HYBRID 8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ)が優勝。7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が2位に続き、トヨタが1-2フィニッシュでFIA 世界耐久選手権(WEC) 2018-2019年スーパーシーズンを締めくくった。

    ほぼノートラブルで1-2体制で走行していたトヨタだったが、残り1時間のところでトラブルが発生。

    トップを走行していた7号車のタイヤが立て続けにパンクするトラブルが発生。2分のアドバンテージを失い、8号車に首位の座を明け渡すことになった。

    トップでチェッカーを受けたのは中嶋一貴がドライブするトヨタ8号車。トヨタ8号車は昨年に続きル・マン24時間レースを連覇。ドライバーズタイトルを獲得し、今季限りでチームを離れることが決定している元F1ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソがWECタイトルを手にした。中嶋一貴は日本人として初めてのワールドタイトルとなる。

    大部分でトップを走行していた7号車にとっては悔しい2位表彰台となった。3位にはSMPレーシングの11号車(ヴィタリー・ペトロフ/ミカエル・アレシン/ストフェル・バンドーン)が続いた。

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